カテゴリー
泉八乙女 足回り

ブレーキ音の原因はブレーキパッドの減り?そのサインをプロが指南!

最終更新日 2024年2月13日

ブレーキを踏むと変な音がする。そんな時はブレーキの異常や交換時期を疑いましょう!ブレーキ音の異変を放置してしまうと効きにくいやほかのパーツまで交換することになってしまい余計に出費がかさんでしまいます。
今回は、ブレーキの異音から考えられる原因と交換までの費用、交換にかかる時間まで広く解説していきますので、参考にしてみてください!

車のブレーキを踏むと音が鳴る原因は?

音が鳴ったらまずブレーキパッドを確認しましょう!

ブレーキを踏んで異音がしたら、まずはブレーキパッドを確認しましょう!異音が鳴った時の原因の殆どがブレーキパッドの摩耗や不具合によるものです。ブレーキパッドは残量が減り、交換時期が近付くとブレーキを踏んだ時に音が鳴るように設計されています。

異音が鳴っている場合は、ブレーキパッドの交換時期の可能性もあります。

ブレーキを踏んで異音がしたら、一度自分でブレーキパッドの残量を確認するか、近くのカー用品店や点検を行っているお店でブレーキパッドを確認をしてください!

ブレーキパッドの残量がない状態で走ると起きること

ブレーキが効きにくい

ブレーキパッドの残量が少ないまま走ると、ブレーキが効きにくくなります。

ブレーキパッドは新品時で約10ミリありますが、おおよ10,000キロ走行で1ミリ減ると言われています。2~3ミリが交換の目安とされているので、長く走っていてブレーキが利きづらくなってきた場合は、残量の低下が考えられます。

キー・ゴロゴロなどの異音がする

ブレーキから『キィー』という音や『ゴォー』といった異音がする場合、異常が発生している可能性があります。
『キィー』という高い音の場合は、ブレーキパッドの消耗・減りが疑われます。『ゴォー』といった音なら、ブレーキディスクが錆びている可能性があります。長く車に乗っていなかった時に発生しやすいのがディスク側の錆です。久しぶりに車を動かして突然音が鳴り始めたときは錆の可能性があります。少しでも異常を感じたら、すぐに点検をしましょう!

ローター側も削れてしまい使用不可になる

ブレーキパッドが少ない場合、ディスクローター側にも傷がついてしまうことがあります。
『ゴォー』という大きな音がした場合、ディスクローター側に傷がついていることが考えられます。浅い傷なら研磨で対処できますが、傷が深いと使用できないため交換になります。走行中に大きな『ゴォー』という音がしたら、必ずカー用品店や整備工場、ディーラーなどで点検をしてください。お店によっては研磨作業に対応していない場合もあるので、事前に下調べをしてから行くか、問い合わせをしてから向かうとスムーズに受付が進みます。

ブレーキパッドの交換費用と交換時間の目安

交換費用

ブレーキパッドの交換費用は3,465円〜のご案内になります。この金額にブレーキパッドの商品代が加算されますので、選ぶ商品によって合計金額が変わってきます。

交換時間

作業自体は1時間程で終了しますが、車の種類や状況によって時間が前後する可能性があります。
事前に作業予定店舗の状況や作業予約をしておくと予定が立てやすいです。

ブレーキパッドに関するよくある質問

キーと鳴ったり、鳴らなかったりするのはなぜでしょうか?

踏み始めだけ音がする場合などは、交換時期が近づいているサインの可能性が高いです。音が鳴ったまま放置したり使用を続けたりせずに、一度点検やブレーキの確認を作業対応の店舗ですることをオススメします。

ブレーキパッド交換時に使用するグリスの代用品はありますか?

少量しか使わないグリスですが、代用品は推奨されていません。
調べると代用品に使えそうなものが出てくると思いますが、推奨されていないものが多いため、代用品を買わずに正規のものを使用してください。

3.7mmで交換した方が良いと言われたのですが交換目安が2~3mmだったので悩んでいます。

できれば使用限度ギリギリまで使用したいところですが、ギリギリを狙うためにはこまめにブレーキパッドを確認する必要があります。
交換目安の厚さを目視で確認するのは難しいため、専門の整備士や作業員に確認してもらうのが安心です。こまめに点検に行くのなら、安全のためにも早めの交換をオススメいたします。

ブレーキパッドは純正のものを使用した方が良いのでしょうか?

純正しか使用できない車種もありますが、そうでない場合は必ずしも純正が良いというわけではありません。
自分の車の使い方によって社外のブレーキパッドを選ぶ場合もあります。社外品の方が純正より値段が安い場合が多いので、自分の使い方に合わせて社外品を検討してみるのもいいかもしれません。

ブレーキパッドが1か所だけ減りが早い理由

ほとんどのブレーキがブレーキパッドを挟むような形でキャリパーが装着されています。そのキャリパーがブレーキパッドを挟んでブレーキがかかる仕組みになります。片側だけ減っている時は、そのキャリパー部分がうまく動かずに引っかかってしまうことで1か所だけ減りが早くなってしまうことがあります。

まとめ

ブレーキの故障や不具合は事故に直結しやすいです。少しでも違和感を感じたり、今回紹介したような違和感があれば、必ず行きつけの整備工場や設備のあるお店で点検をしてください。タイヤワールド館ベストではブレーキディスクの簡易点検も行なっておりますので、気になる方は是非お越しください。もしも残量が少なかったり、異常があった場合はその場でご説明と商品の相談をさせていただきます。ブレーキの点検をして、安心安全なカーライフを過ごしましょう!

作成者: 佐々木 健人

趣味:ドライブ旅行
モットー:一期一会
特技:スノーボード
物腰柔らかな接客で安心して買い物が出来ると定評あり。