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    【保存版】タイヤ交換時期の目安は?寿命を延ばす6つのコツも紹介

    タイヤは定期的に交換する必要がありますが、いつ交換すべきか迷ってしまうものでもあります。
    「3万キロ走ったら交換」「4〜5年で交換」と言われることもありますが、必ずしも走行距離や使用年数だけでは判断できません。
    では、何を基準に判断したら良いのでしょうか?

    この記事では、タイヤ交換時期のわかりやすい判断方法を3つご紹介。タイヤの寿命を延ばすために普段からできることについても解説します。

    タイヤの交換時期を判断する3つの方法

    タイヤチェック

    まずは、タイヤを交換すべきか判断する際に役立つ3つのチェックポイントについて解説します。

    ①「スリップサイン」をチェックする

    スリップサインとは、タイヤの摩耗の進行具合を示すサインのこと。具体的には、タイヤの溝の底にある盛り上がった部分を指します。タイヤの表面がすり減り、残り溝が1.6mm以下になると目視で確認できるようになります。

    タイヤのスリップサイン

    スリップサインは一本のタイヤに複数箇所(4~9ヶ所)設けられています。タイヤ側面の「▲」の目印の延長線上にスリップサインがあるので、ご自身の車で確認してみましょう。

    どこか一ヶ所でもスリップサインが見えていれば、タイヤがスリップしやすい状態と判断できます。
    道路運送車両法の保安基準で、タイヤの溝は「いずれの部分においても1.6mm以上」と定められています。スリップサインが見えていれば「整備不良」となり、車検は通りません。

    走行中にスリップする危険性も高まるため、スリップサインが見えていたらすぐに交換する必要があります。

    タイヤスリップサイン例

    一方で、タイヤの溝が1.6mm以上あっても安全とは言い切れません。制動距離(ブレーキをかけてから完全に停止するまでの距離)が長くなる、残り溝4mm以下での交換をおすすめします。

    ②スタッドレスタイヤは「プラットホーム」も確認する

    スタッドレスタイヤにはスリップサインと同様、スタッドレス性能の限界を示す「プラットホーム」というサインがあります。プラットホームが見える状態になった場合、そのタイヤはスタッドレスタイヤとしての機能を果たさなくなったことを示します。

    スタッドレスタイヤのプラットホーム

    プラットホームはあくまで「冬用のタイヤ」としては使えないことを示すもの。プラットホームが見えている状態でも、スリップサインが出ていなければ夏用タイヤとして履き続けることはできます。

    しかし、これまで冬用タイヤとして利用してきた場合には、プラットホームが出た段階で新しいスタッドレスタイヤへの交換が必要です。

    ③ゴムの劣化もタイヤの交換時期サイン

    製造から年数が経過したタイヤは、ゴムが経年劣化して固くなってしまいます。溝の摩耗に関わらず、見た目ではわからない劣化が進んでいる可能性があるのです。

    製造されてから5年以上経っているものはタイヤ販売店で点検し、引き続き使えるかどうか確認してください。もし製造から10年以上経っている場合は、走行距離にかかわらず交換するのが良いでしょう。

    製造年を確認したい場合は、タイヤの側面にある4桁の数字を確認してください。最初の2桁が製造週、つぎの2桁が製造年を表しています。

    タイヤの製造年月日

    上の画像には「3021」という記載があります。このタイヤは、2021年の第30週(7月中旬~下旬ごろ)に製造されたものだとわかります。

    製造年以外にも、タイヤを見て以下のような状態が見つかれば交換が必要です。ご自身の車で確かめてみましょう。

    偏摩耗(ある部分だけが異常に摩耗している状態) 偏摩耗
    側面に目立つひび割れ(クラック)や切り傷がある 側面に目立つひび割れ(クラック)
    側面の一部がぷくっと膨れている 側面の一部がぷくっと膨れている
    タイヤに針やガラスなどの異物が刺さっている タイヤに針やガラスなどの異物が刺さっている

    【注意】タイヤ交換を怠るとこんなに危険!

    ここまで、タイヤの交換時期を判断する3つのポイントをご紹介しました。あなたの車のタイヤはどんな状態でしたか?

    タイヤ交換は費用も時間もかかるものですが、だからといってタイヤ交換を怠るのは非常に危険です。
    タイヤ交換をしないとどんなことになってしまうのか、具体例を2つご紹介します。

    走行性能が変わって事故の危険性が高まる

    本来交換が必要なタイヤのまま走行していると、事故の危険性が高まります。
    例えば、溝がすり減ったままのタイヤをつけて走行すると、タイヤのグリップ力が落ちてスリップしやすくなります。濡れた道路ですべりやすくなったり、ブレーキが効きづらくなったりするため、交通事故が起きる可能性が高まるでしょう。
    特に危険なのは、濡れた路面を高速で走っているときに起こりやすい「ハイドロプレーニング現象」です。溝が減っていると、それだけ排水力が落ちてしまいます。結果、路面とタイヤの間に水が入り込みやすくなり、タイヤが浮いてしまってハンドルやブレーキが利かなくなってしまうのです。

    また、スタッドレスの性能が落ちたタイヤを交換しないまま走行することも危険です。氷上でブレーキが効かなくなったり、雪道でスリップしたりする危険性が高まってしまいます。

    タイヤバーストの可能性も‥

    スリップサインが見えていたり、タイヤ側面にひび割れ(クラック)が出ていたりする状態で車の使用を続けていると、走行中にタイヤが破裂する「タイヤバースト」現象を引き起こす可能性があります。

    もしタイヤバーストが起きると、ハンドルが取られるなどして、車のコントロールが効かなくなってしまいます。周囲を巻き込んだ大事故につながる可能性もあり、非常に危険です。

    こうした痛ましい事故を未然に防ぐために、交換が必要なタイヤはすぐに交換するようにしましょう。

    タイヤの寿命を延ばすための6個のポイント

    大きな出費となるタイヤ交換は、できるだけ回数を減らしたいもの……。
    そこで、タイヤの寿命を延ばすために普段からできる6つのポイントを解説します。

    ①乗車前の日常点検を怠らない

    乗車前の日常点検

    普段から、ドライブ前にタイヤを目視で確認し、異常がないかチェックしましょう。
    以下の3点が確認のポイントです。

    ● タイヤに異物が刺さっていないか
    ● 側面にひび割れはできていないか
    ● スリップサインやプラットホーム(スタッドレスタイヤのみ)は出ていないか

    ②タイヤの空気圧を定期的に点検する

    タイヤの空気圧を定期的に点検

    タイヤの空気は自然に抜けていくものです。何もしていなくても、1カ月でおよそ5%程度が抜けていくとされています。

    適正空気圧より低い空気圧で走行していると、ハンドルがとられたり、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなったりします。また、パンクの原因となり、重大な事故につながってしまう可能性もあります。

    そのため、タイヤの空気圧を定期的に点検することが大切です。ガソリンスタンドで給油の際に点検をお願いしたり、カー用品店で点検してもらうことができます。
    点検する際は、それぞれの車種によって定められた「指定空気圧」の数値と照らし合わせましょう。

    指定空気圧は車両のマニュアルや給油口の裏側、運転席のドア付近に貼られたステッカーで確認できます。指定空気圧より低い場合は空気を補充しておきましょう。

    常に適正空気圧を保てば、タイヤの偏摩耗を防ぐことにもつながります。少なくとも、月に一度は空気圧の点検を心がけるようにしましょう。

    ③過剰な洗車やタイヤつや出し剤・ワックスのつけ過ぎは避ける

    タイヤワックス

    愛車は常にカッコよく、キレイであってほしいものですよね。
    しかし、洗車をやり過ぎたり、つや出し剤・ワックスを使い過ぎたりすると、タイヤのゴムが疲労し、劣化が進んでしまいます。ひび割れが起こりやすくなってしまうため、使い過ぎには気をつけましょう。

    ④装着していないタイヤの保管方法にも注意する

    装着していないタイヤの保管

    装着していないタイヤをどこに保管するかで、そのタイヤの劣化度合いは大きく変化します。直射日光や雨・水、油類、熱源の近く、電気火花の出る装置の近くにはできるだけ置かないようにしましょう。屋外でタイヤを保管する場合は、市販のタイヤカバーを使っても良いでしょう。

    ホイールに組まれた状態の乗用車・小型トラック用タイヤは、空気圧を半分程度にまで下げて平積みしておきましょう。ホイールから外してタイヤを単体で保管する場合は、タイヤが潰れないよう縦にして保管してください。

    ⑤定期的にタイヤローテーションを行う

    普通に運転していても、タイヤは装着位置によって偏った摩耗(偏摩耗)をしてしまいます。偏摩耗を放置してしまうと、タイヤの寿命が縮まるだけでなく、騒音や振動の原因になってしまいます。

    偏摩耗をなくすためには、定期的なタイヤローテーションが不可欠です。

    タイヤローテーションとは、車のタイヤの位置を入れ替えること。タイヤの位置を入れ替え、表面の摩耗を均一にすることで、タイヤを長持ちさせられます。

    タイヤローテーション

    車種やタイヤの種類によって異なりますが、タイヤの順列の入れ替えはほとんどの場合、ローテーションがほぼ決まっています。

    例えばFF車の場合、前輪はそのまま後輪へ、後輪は左右を入れ替えて前輪に移動させます。FR車の場合は、後輪はそのまま前輪へ、前輪は左右を入れ替えて後輪に移動させます。

    タイヤ交換をお店に依頼すれば、ローテーションした状態で交換をしてもらえますが、念のためローテーションの希望も伝えておくと安心です。

    タイヤ交換のタイミング以外でも、走行距離5,000キロを目安にして、定期的にタイヤローテーションを行いましょう。

    ⑥ホイールアライメントを調整する

    ホイールのアライメントを調整

    車は乗り続けていると、経年劣化によりタイヤ・ホイールの取付角度(ホイールアライメント)にズレが生じます。

    ズレを放置しておくと、偏摩耗になってタイヤの寿命が短くなったり、タイヤの低燃費性能が損なわれたりしてしまいます。また、ハンドルが片方に流れてしまう原因にもなります。

    数年に一度、タイヤやホイールを交換したタイミングで、タイヤ販売店や整備店に調整を依頼しましょう。

    まとめ

    この記事では、タイヤの交換時期を見極める3つのポイントと、普段から取り組むこともできるタイヤの寿命を延ばす6つのコツをご紹介しました。
    適切なタイミングでタイヤ交換をして、愛車を安全・快適に乗り続けてくださいね。

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    columns スタッドレスタイヤ タイヤの基礎知識

    スタッドレスタイヤの履きつぶしは危険?車検はOKでも夏の履きっぱなしはNG!

    タイヤ交換が面倒で、スタッドレスタイヤの履きつぶしをしていませんか。

    「冬用として使えなくなったスタッドレスは夏用として使ってもいい」といった情報もありますが、安全性を考慮するのであれば、履きつぶしはNGと考えるべきです。

    今回は、なぜスタッドレスタイヤの履きつぶしがダメなのか、具体的な理由と共に分かりやすく解説していきます。

    間違った知識で車に乗ってしまうと大きな事故につながる可能性もありますので、ぜひチェックしてみてください。

    スタッドレスタイヤの履きつぶしとは

    スタッドレスタイヤの履きつぶしとは

    スタッドレスタイヤの履きつぶしとは、冬用として使えなくなったスタッドレスタイヤを、そのまま夏用タイヤとして履き続ける行為です。

    実は、「冬用」として使えなくなっただけのスタッドレスタイヤは、夏用として使うこと自体は違反になりません。

    なかなか詳しく知らない方も多いと思いますので、まずは基本的なことについて解説していきます。

    なぜスタッドレスタイヤの履きつぶしをしてしまうのか

    そもそも、なぜ履きつぶしをしてしまうのでしょうか。

    多くの場合、下記を理由にしているケースがほとんどです。

    ● 交換する夏タイヤも寿命を迎えているので、購入を先送りしたい
    ● 夏用タイヤが寿命で車検が取れないため、そのまま履いている
    ● タイヤ交換が面倒、交換工賃がもったいない

    特に、夏用タイヤが寿命を迎えていることで、履きつぶしを行うケースが多いといえます。

    たしかに最近はタイヤの価格も上がっているため、気持ちは分からなくはないのですが、危険度が増加することを考えれば避けるべきです。

    スタッドレスタイヤの履きつぶしは法律違反?車検は?

    スタッドレスタイヤの履きつぶしは、現状、道路交通法に定めがなく、法律違反にはなりません。
    したがって車検においても、履きつぶしをしているスタッドレスタイヤのままでも問題にはなりません。(残り溝(スリップサイン)が車検基準値以上は大前提になります。)

    タイヤの危険性を考えれば履きつぶしは避けるべきですが、法律的にはOKとなっているため、どうしても一定数の人が履きつぶしをしている状況です。

    スタッドレスタイヤの履きつぶしが危険な4つの理由

    スタッドレスタイヤの履きつぶしが危険な4つの理由

    では、具体的に履きつぶしが危険とされる理由はなんでしょうか。

    主に4つの危険があるとされています。

    1. ドライ・ウェット路面における制動力が下がる
    2. 安定性・操作性の低下
    3. 劣化・摩耗の進行スピードが早い
    4. 燃費性能の悪化

    1. ドライ・ウェット路面における制動力が下がる

    スタッドレスは氷上・雪上で最大限の効果を高めるために、地面に密着しやすい柔らかいゴムが使用されています。

    通常、ゴムは気温が低下すると硬くなってしまう性質があります。

    ドライ・ウェット路面では、タイヤにある程度の硬さがなければグリップ力が発揮できないので、制動力が下がる形です。

    制動力が下がれば、自動車がブレーキを踏んでから止まるまでの距離は伸びてしまうので、危険が増してしまいます。

    また、スタッドレスは細かい溝が無数に入っていることで、雪や氷とタイヤの間に発生する水分を排出する構造です。

    この構造は冬道では良い効果を生み出すものの、雨水量が多い時期など多量の水を排出するには不向きな構造で、むしろ水分を溜め込む可能性があります。

    いわゆるハイドロプレーニング現象(タイヤと路面の間に水膜が発生し、ハンドル操作が効かなくなる現象)を起こす要因になるため、スタッドレスの履きつぶしは避けるべきです。

    私も過去、梅雨時期にスタッドレス走行した経験はありますが、夏タイヤと同じ感覚で運転すると「止まるまでの距離が遅い」「雨でハンドルが横に取られる」等を経験しております。

    2. 安定性・操作性の低下

    スタッドレスは剛性が低く、路面に密着しやすい特性があることで、夏タイヤよりも安定性に欠ける傾向があります。

    合わせて、柔らかいゴムで設計されていることもあり、走行している時にタイヤがたわみやすく、安定性や操作性が夏用タイヤよりも劣るのがデメリットです。

    柔らかい分、硬い夏タイヤよりも凹凸などの衝撃を吸収しやすいというメリットもありますが、安定性や操作性が低いと事故につながる可能性は高くなるので、スタッドレスの履きつぶしは避けるべきでしょう。

    感覚的には、走行時に夏タイヤよりも「車体がぐらつく」「ハンドル操作をしてから車の動作まで若干のラグがある」といった現象を感じることになります。

    3. 劣化・摩耗の進行スピードが早い

    スタッドレスは、冬の気温が低い時期を想定して作られています。したがって、気温が高い時期・路面の温度が高い状況で使用すると、タイヤの摩耗・劣化スピードが非常に早く進みます。

    もし、冬のシーズンを終えた時点で劣化が進んでいるタイヤをそのまま使用していると、気づかない内に使用限度を超えていたという事態にもなりかねません。

    特に近年は、異常に暑い日が続く傾向もあり、タイヤに大きなダメージを与え、バースト(破裂)につながるケースも多発していますので注意が必要です。

    「昔はスタッドレスを一年中使っていても大丈夫だった」と考える方もいますが、気候がここ数年で大きく変わっていますので、その点も忘れないようにしてください。

    4. 燃費性能の悪化

    スタッドレスは柔軟性があるので、その分夏タイヤよりも転がり抵抗が多いとされています。
    したがって燃料の消費は多く、夏タイヤ装着時よりも燃費性能は悪化する形です。

    安全面に直結するわけではありませんが、これだけガソリンが高くなりつつある状況を考えれば無視できない問題だと思います。

    スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイント

    スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイント

    スタッドレスの履きつぶしをしないためにも、寿命を見極める明確なポイントをここで理解しておきましょう。

    車に詳しくない方であれば、よく分からない領域だと思いますので、プロがしっかりと解説させていただきます。

    1. プラットホームの露出(残り溝50%未満)
    2. スリップサインの露出(残り溝1.6mm未満)
    3. ひび割れ(硬化度合い)
    4. 製造年数

    1. プラットホームの露出(残り溝50%未満)

    プラットホームとは、スタッドレスだけに記されている目印で、残り溝が50%未満になった時点で露出するように作られています。

    これは、スタッドレスが冬用タイヤとして性能を発揮できる限界を超えたサインになるため、プラットホームが露出した時点で、氷上や雪上では使用できない形です。

    一見、溝が残っているように見えるので、「まだまだ使える」と考える方もいますが、溝が50%未満で冬道の走行することは、夏用タイヤで走っているのと変わらないことになります。
    非常に危険ですので、寿命と捉えて必ず買い替えをしてください。

    2. スリップサインの露出(残り溝1.6mm未満)

    スリップサインとは、残り溝が1.6mmになった時点で露出する目印になります。
    これはタイヤとしての寿命を超えているサインで、即交換が必須の状態です。

    タイヤとして使える状態ではないため、危険性は最高レベルになっていると考えてください。
    道路交通法でも、「残り溝1.6mm未満は使用禁止」と定められていますので、スリップサインが露出しているタイヤを使用すれば、法律違反になります。

    スリップサインは、先ほど解説したプラットホームよりも奥に設置された目印なので、プラットホームが露出した時点で交換したユーザーであれば、さほど気にする必要はないでしょう。

    もし、あまり気にせずタイヤを使用している方であれば、すぐにチェックして、自分のタイヤがどの状態にあるのかチェックしてください。

    3. ひび割れ(硬化度合い)

    ひび割れは、スタッドレス・夏タイヤどちらにも関係するチェックポイントで、目視で分かるようなヒビ割れが入っていれば、危険性を考慮して交換が必要です。
    ヒビ割れは誰でも簡単に確認できる部分になるので、必ずチェックしておきましょう。

    少量のヒビ割れだけであればまだ焦る必要はありませんが、全体に無数のヒビ割れ、長い線のヒビ割れなどは寿命と考えてください。

    ヒビ割れが起きる要因としては、タイヤのゴムは劣化が進むと硬化していく特徴があり、硬化が進んでいるとタイヤにヒビが入っていきます。
    つまり、「劣化したタイヤ」という証明でもあるので、使用は中止すべきです。

    ヒビが入っていると、走行時にバースト(破裂)が起きる可能性が高いといえます。

    4. 製造年数

    タイヤの製造年数は、スタッドレスの場合「3年〜4年」を目安に交換していくのがベストです。

    ほとんどのメーカーは、3年〜4年、長くても5年で交換するのを推奨していますので、溝の残り具合は関係なく、年数で寿命を見極めるのが安心でしょう。

    製造年数の調べ方は、タイヤのサイドウォール(側面)をチェックします。

    メーカーによって若干表記は異なるものの、大抵「4桁の数字」が記載されていますので、そちらを見れば見分けが可能です。

    数字の見方としては、「0120」とあった場合、最初の2桁「01」が製造週、後の2桁「20」が製造年となります。
    つまり、「01=1週目」「20=2020年」であり、2020年の1週目に製造されたと判断できる形です。

    尚、数字は表側に書いてあることが多いものの、たまに裏側のみに表記されているケースもあり、その場合は車体からタイヤ+ホイールを取り外す必要があるでしょう。

    スタッドレスタイヤの履きつぶしが起こした事故事例

    スタッドレスタイヤの履きつぶしが起こした事故事例

    スタッドレスタイヤの履きつぶしがいかに危険か分かるように、事故事例や実験データについても目を通しておきましょう。

    事例

    2023年に北海道広尾郡大樹町で軽乗用車と乗用車が衝突し、7人死傷、内4人が亡くなった悲惨な事故がありました。

    こちらは夏時期だったにも関わらず、軽自動車側がスタッドレスを装着していたことがわかっており、履きつぶしによる影響が運転に影響していた可能性が指摘されています。

    軽自動車はセンターラインを飛び越え、反対車線に飛び出してたことで事故になっており、かなりのスピードで走行した結果、操作性や安定性を失ってしまっていたようです。

    スピードの出しすぎはもちろんのこと、スタッドレスの履きつぶしによる危険も問題視された事故でした。

    危険性が証明されるデータもJRFが立証済み

    2015年にJRFが、「タイヤの種類や状態、路面状況で制動距離がどのように変化するのか」といった危険性を検証するテストを実施しています。

    テスト内容としては、夏タイヤ・スタッドレスの両方で異なる路面状況を走行し、ブレーキ操作を行った後の制動距離をテストした形です。

    テスト結果は以下の内容になりました。

    直線ブレーキテスト(ドライ)

    タイヤの溝 時速60km(m) 時速100km(m)
    タイヤの溝 平均 平均
    夏用タイヤ(10分山) 17.0 47.5
    夏用タイヤ(5分山) 16.3 44.1
    夏用タイヤ(2分山) 15.8 42.6
    スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 18.8 51.1

    直線ブレーキテスト(ウェット)

    タイヤの溝 時速60km(m) 時速100km(m)
    タイヤの溝 平均 平均
    夏用タイヤ(10分山) 16.7 47.6
    夏用タイヤ(5分山) 16.7 50.8
    夏用タイヤ(2分山) 18.0 70.5
    スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 20.3 72.2

    旋回ブレーキテスト(ドライ)

    タイヤの溝 時速60km(m)
    制動距離(m) 円中心からの距離
    平均 平均(前輪) 平均(後輪)
    夏用タイヤ(10分山) 19.2 1.4 1.2
    夏用タイヤ(5分山) 18.4 2.0 1.6
    夏用タイヤ(2分山) 18.6 2.2 1.9
    スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 20.8 2.5 2.0

    旋回ブレーキテスト(ウェット)

    タイヤの溝 時速60km(m)
    制動距離(m) 円中心からの距離
    平均 平均(前輪) 平均(後輪)
    夏用タイヤ(10分山) 19.4 1.3 1.1
    夏用タイヤ(5分山) 19.5 2.2 1.9
    夏用タイヤ(2分山) 20.6 2.6 2.2
    スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 26.7 4.8 4.1

    ※JRF摩耗タイヤの検証(JRFユーザーテスト)

    テスト結果を見ても分かる通り、スタッドレスタイヤでドライ・ウェット路面を走行した時の制動距離は明らかに伸びているのが分かると思います。

    テストで使用しているスタッドレスタイヤは、プラットホームが出現している(冬用タイヤとして使えない)ものになるため、履きつぶしの危険性が十分に分かる結果といえます。

    スタッドレスタイヤの交換が面倒ならオールシーズンタイヤもおすすめ

    スタッドレスタイヤの交換が面倒ならオールシーズンタイヤもおすすめ

    スタッドレスタイヤの履きつぶしをしてしまう方の中には、「毎シーズンにスタッドレスタイヤに交換するのが面倒」と感じているケースも多いと思います。

    そんな方にはおすすめなのが、各メーカーからでているオールシーズンタイヤがおすすめです。
    通年で履けるタイヤ構造になっており、ドライ・ウェット路面、氷上・雪上などオールラウンドに対応できる性能が搭載されています。

    近年はタイヤ性能も格段に進化しており、オールシーズンタイヤの万能性には驚きを隠せません。
    「本当に冬道が走行できる?」と疑問の声もありますが、都市部等における積雪量であれば、なんら問題なく、安全走行が可能です。

    ただし、積雪量の多い地域やアイスバーン(路面凍結)を走行する環境では、安全面を最大限に確保するためにも、スタッドレスタイヤは必要とお考えください。

    おすすめのオールシーズンタイヤも2つ載せておきますので、気になる方はチェックしてください。

    ● ダンロップ:シンクロウェザー
    ● ダンロップ:オールシーズンマックス AS1
    ● トーヨータイヤ:セルシアス

    ダンロップ:シンクロウェザー

    シンクロウェザー

    ダンロップ公式サイトへ

    メーカー ダンロップ
    商品名 シンクロウェザー
    サイズ 15〜19インチ
    価格 ¥21,450円〜
    特徴 ・路面状況に合わせてタイヤ自身が最適な性能に変化す画期的なオールシーズンタイヤ
    ・「水スイッチ」水に触れるとゴムが柔らかくなり、ウェット路面でのグリップ力が向上
    ・「温度スイッチ」低温下ではゴムが硬くなりすぎず、雪上や氷上でもグリップ力を維持
    購入ページ 詳しくはこちら

    ダンロップ:オールシーズンマックス AS1

    オールシーズンマックス AS1

    ダンロップ公式サイトへ

    メーカー ダンロップ
    商品名 ALL SEASON MAXX AS1
    サイズ 13〜20インチ
    価格 ¥9,500円〜
    特徴 ・雪上ブレーキ性能、静粛性能、ウェット性能、ロングライフ性能の4つを高次元で実現している
    ・排水性が高い構造で、スタッドレスが苦手とするウェット路面にも強い
    購入ページ 詳しくはこちら

    トーヨータイヤ:セルシアス

    セルシアス

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    メーカー トーヨータイヤ
    商品名 CELSIUS(セルシアス)
    サイズ 14〜18インチ
    価格 ¥10,100円〜
    特徴 ・スノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する非対称パターンを採用
    購入ページ 詳しくはこちら

    寿命がきたら専門店で交換!タイヤならタイヤワールド館ベストへおまかせ

    寿命がきたら専門店で交換!タイヤならタイヤワールド館ベストへおまかせ

    今回は、スタッドレスタイヤの履きつぶしについて解説してきました。
    一見、冬用タイヤとして使えなくなったスタッドレスタイヤは、夏用として使えると考えがちですが、ドライ・ウェット路面に必要な性能が備わっていないため、使用するのは止めてください。

    東北エリアにお住まいであれば、タイヤワールド館ベストにぜひお越しください。お車に最適なタイヤを予算内で、しっかりとお探しいたします。
    タイヤの専門スタッフが常駐しているため、不明点はなんでも相談が可能です。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    また、オンラインショップも展開しているため、全国どこからでもタイヤの購入が可能です。
    全国の約4,000の店舗と連携しているので、購入だけでなく、自宅近くの整備工場等を予約・取付までネット上で手配できます。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    オンラインショップでは、タイヤ購入から取付までにかかる「トータル金額」を確認できますので、非常に分かりやすく比較できるのもポイントです。

    スタッドレスタイヤは寿命がきたら、即交換がおすすめです。ぜひ楽しいドライブを楽しんでくださいね。

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    columns SUV タイヤ交換 ミニバン

    19インチ以上の大口径タイヤ・低扁平タイヤもお任せ!タイヤワールド館ベストのタイヤ組み替え

    自動車に装着する為には、ホイールを内側の空間に組み込む必要があります。
    さらに、実際に使用する前に、各部のバランスを取り、必要ならばアライメント調整(車の車輪の向き、角度、方向などをきちんと揃える事)なども行われます。
    タイヤを自動車に装着して、使用できる状態にするにはプロの技術が必要なのです。
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    〇タイヤ
    NT555 G2 245/35R21 96Y

    オフィシャルサイト商品ページ
    https://tireworldkan.com/tire/item/15601538

    〇ホイール
    WORK ZEAST ST2(BRU)
    構造:2ピース

     

    【大口径組み替え】対応店舗はこちら

    19インチ以上のタイヤの組み替え希望の場合は、タイヤワールド館各店舗までお問い合わせください。
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    ※オフィシャルサイトの取付受付は18インチまでとなります。

    ◆◇対応店舗一覧◇◆
    https://tireworldkan.com/shop.html

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    columns スタッドレスタイヤ タイヤの基礎知識 タイヤ交換

    スリップサインの見方がわからない!タイヤの交換時期・何キロ走れるのか解説


    「スリップサインの見方は?」
    「他にタイヤの交換時期を判断する方法は?」

    ディーラーや給油時に「スリップサインが出ているからタイヤ交換した方がいい」と言われたことがありませんか?

    タイヤ交換時期の目安のひとつとして、スリップサインがあります。スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、タイヤの摩耗状態を知らせてくれるサインです。

    タイヤが摩耗し残りの溝が1,6mmをすぎると、トレッド面とゴムが盛り上がった部分が同じ高さになります。スリップサインが出た状態で走行すると、タイヤが滑ったり道路交通法違反になったりするため、早急に交換しましょう。

    本記事では、スリップサイン以外で寿命を判断できる方法や、タイヤを長持ちさせる方法を紹介しています。

    正確なタイヤの交換時期を把握し、安全な車で家族との快適なドライブを楽しみましょう。

    スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

    スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

    スリップサインはタイヤの摩耗状態を示すサインです。スリップサインが現れたら早急にタイヤを交換しましょう。

    スリップサインが現れたタイヤで走行するのは危険です。タイヤの溝が浅くなると、排水能力が低くなるため、路面との間に水の膜が発生しタイヤが浮いてしまいます。これがハイドロプレーニング現象です。

    ハイドロプレーニング現象が起こると、ブレーキやハンドルの操作が効かなくなり、車が制御不能になります。

    スリップサインが現れたタイヤは、車をしっかり制御できる状態ではありません。そのため、スリップサインが見える前にタイヤを交換するのが理想です。

    スリップサインの見方

    スリップサインの見方

    引用:ブリヂストン

    スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、トレッド全周の4〜9カ所に設置されています。タイヤ側面の三角マークの延長線上にあるため、すぐに見つけられるでしょう。

    タイヤが摩耗し溝の深さが1.6mmをすぎると、盛り上がった部分がトレッド面と同じ高さになり、スリップサインが現れます。

    スリップサインは1箇所でも見えたらすぐに交換しましょう。

    スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

    スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

    タイヤ交換時期の目安はスリップサインだけではありません。他にも寿命を判断する方法が3つあるので紹介します。

    ● 約4〜5年使用したか
    ● 約32,000キロ走行したか
    ● ひび割れや損傷がないか

    上記のうち、ひとつでもあてはまるならタイヤの点検をおすすめします。適切なタイヤ交換時期を把握し、安全なタイヤで走行しましょう。

    約4〜5年使用したか

    タイヤのゴムは、車に乗っていなくても常に外的要因に晒されているので劣化していきます。そのため、走行距離が少ない場合でも、4〜5年が経過したタイヤは点検を受けましょう。

    また、タイヤの側面には製造年が記載されています。ただ、製造番号はタイヤ片側のみに刻印されているため、車に装着した状態では外側から確認できない場合もあるかもしれません。

    製造番号は、下4桁の数字で製造年週を表しており、最初の2桁の数字は週(1週)を、最後の2桁の数字は年を意味します。

    wm03イメージ

    例:製造番号の見方

    3021 2021年の第30週

    メーカーで販売しているタイヤは製造から3年以内の商品です。適正に保管されたタイヤは、製造から3年経過しても新品同様の性能を発揮できるため、安心して購入できます。

    さらに、日本自動車タイヤ協会からは使用開始から約4〜5年を目安に専門店での点検を受けることが推奨されています。

    使用開始後 5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します。


    引用:一般社団法人日本自動車タイヤ教会

    安全に走行するためにも、使用開始から4〜5年経過したタイヤは専門店で点検してもらいましょう。

    約32,000キロ走行したか

    一般的なタイヤのゴムは、約5,000キロ走行すると1mm摩耗します。

    新品のタイヤの溝は約8mmなので、約32,000キロ走行するとタイヤの溝は1,6mmになる計算です。そのため、新品タイヤを購入後、走行距離が約32,000キロに達するころにはスリップサインが現れるでしょう。

    しかし、あくまでも目安に過ぎず、路面や荷物の積載状況によっても摩耗スピードは変わります。タイヤの摩耗状態は走行距離だけでなく、日々の点検もしておきましょう。

    ひび割れや損傷がないか

    タイヤはゴム製品なので、経年劣化により表面にひび割れや細かい亀裂が入ります。ひび割れはトレッド面やタイヤの側面に現れ、状態によってはパンクする恐れがあるので専門店で点検してもらいましょう。

    タイヤのひび割れは、空気圧不足や車をあまり使用しないことが原因です。空気圧が不足しているとタイヤに過度な負担がかかり、異常に発熱してしまうためひび割れが起こります。

    タイヤには紫外線から劣化を防ぐため、劣化防止剤という成分が含まれています。車を動かせばタイヤから少しずつ滲み出るようになっているため、劣化を防止するには定期的にドライブするといいでしょう。

    車を放置すると劣化防止剤は出ないので、ひび割れが進行しやすくなります。

    大きいひび割れや損傷はパンクの恐れがあります。今のタイヤにひび割れがある場合は、タイヤ専門店で点検してもらいましょう。

    スリップサインが出たタイヤは危険

    スリップサインが出たタイヤは危険

    スリップサインが現れたタイヤで走行し続けるのは危険です。違反になるほか、ブレーキが効きにくくなるなど命にかかわる場合もあります。主なリスクは以下の通りです。

    ● 雨天時に滑りやすくなる
    ● 保安基準不適合になり車検に通らない
    ● 道路運送車両法違反になる

    スリップサインが現れたタイヤで走り続けるメリットはないので、早急に交換しましょう。

    雨天時に滑りやすくなる

    スリップサインが出たタイヤは雨天時に滑りやすくなり、性能が発揮できません。

    タイヤの溝が浅くなると排水性能が衰えます。そうすると、路面とタイヤの間に水の膜ができてしまい、ハンドル操作やブレーキが効かなくなります。(ハイドロプレーニング現象)

    また「タイヤの摩耗のせいでブレーキが効きにくくなった」とは考えないでしょう。しかし、新しいタイヤに替えると「ブレーキがよく効くようになった」と錯覚するほど違いが現れます。

    スリップサインが現れたタイヤは雨天時だけでなく、晴天時もブレーキが効きにくくなります。

    保安基準不適合になり車検に通らない

    グリップ性能が確保できていないタイヤは車検に通りません。

    道路運送車両の保安基準の細目を定める告示でも、スリップサインが出たタイヤは保安基準を満たしていないと定義されています。

    タイヤの接地部の全幅(中略)にわたり滑り止めのために施されて いる凹部(中略)のいずれの部分においても1.6mm(中略)以上の深さを有すること。


    引用:道路運送車両法

    ブレーキが効きにくく、しっかり止まれない車が車検に通るはずがありません。スリップサインが出たタイヤは「車検に通らないほど危険なタイヤ」なので早急に交換しましょう。

    道路運送車両法違反になる

    スリップサインが出たままのタイヤで走っていると違反になります。

    道路運送車両法では下記のように定められています。

    次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。(中略)第六十二条(整備不良車両の運転の禁止)の規定に違反して車両等(軽車両を除く。)を運転させ、又は運転したとき。


    引用:e-GOV法令検索

    もし、タイヤ交換に行く途中、警察に捕まっても違反となり切符を切られてしまうのでタイヤはスリップサインが出る前に交換しましょう。

    タイヤを長持ちさせる方法

    タイヤを長持ちさせる方法

    タイヤを長持ちさせるためには定期的に点検するといいでしょう。主に以下の3つを実践してみてください。

    ● 日常的に目視する
    ● 空気圧をこまめに点検する
    ● タイヤローテーションをする

    タイヤを点検する癖がつけば、常にタイヤを適正な状態に保てるので、使用できる期間が長くなります。また、異変にすぐ気づけるため、危険なタイヤを使い続けるリスクも減ります。

    日常的に目視する

    タイヤの外傷をチェックするため、日常的に目視しましょう。車を使う前にタイヤを見ておけば、ひび割れや外傷が増えたときすぐに気づけるからです。

    たとえば「出先でパンクしてしまい、タイヤを見ると釘が刺さっていた」としましょう。実は「出発前からタイヤに釘が刺さっていて、目視していれば事前にお店で点検してもらえた」こともありえます。

    日常的にタイヤを目視する癖をつければ、未然にトラブルを防止できます。

    空気圧をこまめに点検する

    空気圧はタイヤの乗り心地や燃費、寿命にも影響します。タイヤのトレッド面が均等に地面に設置するためにも、空気圧は重要です。

    たとえば、適正な空気圧を下回った状態で走行していると、タイヤのショルダー部が摩耗しやすくなります。逆に、空気圧が適正より高い状態だとトレッド面のセンター部だけが摩耗してしまいます。

    空気圧を適正に保っておかないと、空気圧はガソリンスタンドで見てもらえるので、給油と同時に見てもらうのがおすすめです。

    タイヤローテーションをする

    前後左右でタイヤを入れ替えて使えば(タイヤローテーション)、タイヤの偏摩耗を防止できます。

    タイヤはハンドル操作や駆動輪の違いにより、前後左右で溝の減り方が違います。前後左右のタイヤを入れ替え、すべてのタイヤの溝を均等にするのがタイヤローテーションの目的です。

    「リアタイヤの溝はあるのにフロントタイヤの溝は減っている」といったときに、タイヤをローテーションすればまた使用できるようになります。

    駆動輪の違いによってローテーションの仕方が変わるため、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

    スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

    スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

    スタッドレスタイヤとサマータイヤでは寿命が違います。サマータイヤは新品時、タイヤの溝が8mmに対してスタッドレスタイヤは10mmです。

    当然スタッドレスタイヤのほうが長く使えると思いがちですが、実はサマータイヤのほうが長持ちします。

    どれくらい寿命が違うのか以下の表を参考にしてください。

    タイヤ種別 推奨使用期間 走行距離
    サマータイヤ 約4年 約32,000キロ
    スタッドレスタイヤ 約4年 約10,000キロ

    使用期間は同じですが、走行距離が短いのはスタッドレスタイヤです。

    スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べてゴムが柔らかく、低い気温でもしなやかさを損なわないのが特徴です。そのため、走行するときに設置面が増え、サマータイヤに比べるとタイヤの摩耗が早くなります。

    スタッドレスタイヤは気温が高くなってくるとゴムが柔らかくなり過ぎてしまい、性能が低下します。逆に、サマータイヤは気温が低くなると性能が落ちるので、サマータイヤ・スタッドレスタイヤの交換時期は以下を参考にしてください。

    交換するタイヤ 交換時期
    サマータイヤ→スタッドレスタイヤ 早い地域:10月中旬〜下旬
    遅い地域:12月初旬〜下旬
    スタッドレスタイヤ→サマータイヤ 3月〜4月中旬くらいまで

    あくまで参考程度の表なので、住んでいる地域や雪の降るタイミングでタイヤを交換しましょう。

    スタッドレスタイヤとサマータイヤは用途が違うので、それぞれの特徴を理解し、うまく使い分けてください。

    スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

    スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

    スリップサインが見えたタイヤは危険を伴い、車検にも通りません。また、道路車両法違反になり、整備不良として切符を切られます。

    スリップサインが現れたタイヤはメリットがないので早急に交換しましょう。

    また、タイヤを長持ちさせるためには以下の方法を試すのがおすすめです。

    ● 日常的に目視する
    ● 空気圧をこまめに点検する
    ● タイヤローテーションをする

    タイヤを点検する癖をつければ、異変にもすぐ気づけるようになるので家族の安全にもつながるでしょう。

    タイヤワールド館ベストでは全国に4,000店以上の提携店舗があり、当社のオンラインショップで購入したタイヤを作業店舗へ直送できます。さらにWeb限定のクーポンや、タイヤのレビューをしていただいた方にはアマゾンギフトコードをプレゼントしています。

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    ベストのタイヤ交換

    BESTのタイヤ交換について

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    columns スタッドレスタイヤ タイヤの基礎知識

    スタッドレスタイヤの選び方!性能とチェックすべきポイントを解説

    こんにちは!タイヤワールド館ベストです。寒い日が続き、本格的な冬もすぐそこですね‥
    さて、お客様の中には、スタッドレスタイヤを購入する際に、

    「何に気をつけて比較し、選択すればよいのかわからない‥」

    と口にされる方も多いです。自分に合ったタイヤの選び方として、多くの場合、この3つを中心に検討するのではないでしょうか。

    1. 住んでいる地域は、どの性能が最も重要なのか
    2. 快適性やロングライフ性能に対してどこまで求めるのか
    3. 金額との折り合いがつくかどうか

    そこで今回は、各メーカーがポイントとして押し出している項目をリストアップしましたので、購入の際の参考にして頂ければと思います。

    スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

    スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

    スタッドレスを購入する際に見るぺき性能は以下の7つです。

    1. 氷上性能
    2. 雪上性能
    3. ウェット性能
    4. ドライ性能
    5. 静粛性能
    6. 快適性能
    7. ロングライフ性能
    項目 性能 内容
    走行性能 氷上性能 アイスバーンなどの、凍った路面での性能
    雪上性能 雪の上での性能
    ウェット性能 解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能
    ドライ性能 雪が降っていない乾燥路での性能
    快適/コスト 静粛性能 タイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能
    快適性能 ふらつき防止などの乗り心地に関する性能
    ロングライフ性能 タイヤの寿命に関する性能

    上の4つは、いわゆる「走行性能」走る時の性能です。これらは発進性能、ブレーキ性能、コーナリングの性能をチェックしてください。

    下の3つは快適さやコスト面の性能です。スタッドレスタイヤはタイヤがやわらかいため、ロードノイズが大きいと言われるので、静寂性を重視される方も多い印象です。

    それではそれぞれ詳しくみていきましょう。

    ポイント1.氷上性能

    ポイント1.氷上性能

    氷上性能は、アイスバーンなどの、凍った路面での性能を指します。スタッドレスタイヤで求められる、一番の性能はこれではないでしょうか。

    タイヤが氷上で止まる仕組みは、まずは氷の表面にある水分を取り除き、氷面に密着して止める、というものが一般的です。
    この除水にブリヂストン、ヨコハマタイヤ、トーヨータイヤは「吸水」、ダンロップは「撥水」を取り入れています。
    密着方法としては、サイプ(タイヤ表面にある細かい溝の事)のパターンやゴムに特殊材料を混ぜるなどして、密着性能を向上させています。
    トーヨータイヤでは鬼クルミの殻を混合し氷上を引搔いて止め、ダンロップでは液状ファルネセンゴムでブレーキ性能を上げています。

    ポイント2.雪上性能

    ポイント2.雪上性能

    雪上性能は、雪の上での性能を指します。

    雪上ではタイヤを横切る太くて深いサイプが効きます。豪雪地帯に居住の方はこの性能が特に重要です。

    ポイント3.ウェット性能

    ポイント3.ウェット性能

    ウェット性能は、解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能を指します。

    冬と言っても、雨は降るし、雪が積もってもすぐ溶けて濡れた路面が多い‥という地域にお住みの方は、この性能をチェックしてください。

    雪が降らないからといって、夏タイヤのままでは冬はゴムが硬化して大変危険です。一般的に、7度以下ならスタッドレスの方が良いと言われているので、お住まいの地域の冬場の気温に合わせて準備してください。

    スタッドレスまではいらないかな、という方には「オールシーズンタイヤ」もおすすめです。

    普段は普通のノーマルタイヤのように使えて、路面が凍結さえしていなければ雪道も走れるオールシーズンタイヤは、年に数回しか雪が降らない地域にぴったりのタイヤです。

    詳しくは以下の記事もご覧ください。

    ポイント4.ドライ性能

    ポイント4.ドライ性能

    ドライ性能は、雪が降っていない乾燥路での性能を指します。

    スタッドレスタイヤは、冬でも硬化しにくい、柔らかいゴムを採用しています。
    したがって、どうしても夏タイヤに比べて剛性とグリップ性が劣ります。

    各メーカーはブロックを支える構造や、タイヤのサイド部分に特殊な加工をして剛性を高めたりという工夫をしていますので、どのような方法が採られているのかチェックしてみましょう。

    ここまでが、スタッドレスタイヤに求められる最低限の機能面のポイントでしたです。

    ポイント5.静粛性能

    ポイント5.静粛性能

    静粛性能はタイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能を指します。

    スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べてサイプ深く、ノイズが出やすくなってしまします。
    “静かさ“も重視する方は静寂性もぜひチェックしてください。

    ポイント6.快適性能

    ポイント6.快適性能

    快適性能は、ふらつき防止などの乗り心地に関する性能を指します。

    タイヤのサイド形状を工夫したり、剛性を高めたりと、各メーカー工夫を凝らしています。特にハイト系のミニバンやSUVでは、専用のスタッドレスタイヤが販売されています。

    ミニバン・SUV専用:トーヨータイヤ ウィンタートランパスTX

    SUV専用:ダンロップ ウィンターマックスSJ8+

    乗り心地を求める方は、この項目に言及しているタイヤの購入を検討してみるのがおすすめです。

    ポイント7.ロングライフ性能

    ポイント7.ロングライフ性能

    ロングライフ性能はタイヤの寿命に関する性能を指します。

    各メーカー、この項目についてはしのぎを削っています。1世代前と最新タイヤとでの各社のロングライフ性能に関する表記は以下の通りです。

    ブリヂストン-VRX2
    :従来比22%向上
    ダンロップ-WINTERMAXX02
    :4年つかえるロングライフ
    トーヨータイヤ-OBSERVE GARIT GIZ
    :転がり抵抗係数が夏タイヤTEO plusより優位
    ヨコハマタイヤ-ice GUARD6
    :約4年後でも高レベルを維持

    ブリヂストン-VRX3
    :摩耗ライフ17%向上
    ダンロップ-ウィンターマックス3
    :摩耗後氷上ブレーキ性能36%UP
    トーヨータイヤ-オブザーブ・ギズツー
    :「持続性密着ゲル」がアイス性能低下を抑制し永く効果を発揮
    ヨコハマタイヤ-アイスガード7
    :従来品と同様に約4年後も摩擦力の低下は少ない

    まとめ

    さて、ここまで購入の際のポイントを見てきましたが、購入前には必ずタイヤサイズのチェックが必要です。タイヤのサイズは、タイヤ本体の側面を見るor運転席のドア開けた内側に記載してあります。

    タイヤ本体の側面を見る

    運転席のドア開けた内側

    タイヤサイズの確認方法はこちら

    タイヤの交換ならタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    これらのポイントを確認しながら、ご自分にぴったりのスタッドレスタイヤを探してみてくださいね。

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    columns スタッドレスタイヤ タイヤの基礎知識

    スタッドレスの早め装着5つのメリット

    豪雪地帯のみなさん、そろそろスタッドレスタイヤについて考え始める時期ではないでしょうか。
    今年は少し早めに装着の準備をはじめませんか??

    スタッドレスの早め装着は良いこと尽くめ♪

    ・予想外の雪でも安心して運転できる。
    ・混雑しない時期にタイヤ交換できるので、待ち時間が少ない

    新品購入の場合は、さらにこんなメリットも!
    ・早めに交換することで、スタッドレスタイヤの慣らし走行が出来き、雪が降る頃にタイヤの性能を充分発揮することができる。
    ・自分の車に合うタイヤが在庫不足という心配がない
    ・早期割引などをしている場合が多いので、お得に購入することができる。

    <<当店の早期割引ページはこちら>>

    いいことばかり!!
    でも、そんなこと言っても、早くタイヤが減ってしまって、寿命が短くなるのでは‥?

    スタッドレスタイヤの減りについて

    スタッドレスタイヤは溝の深さタイヤのゴムの硬さによって寿命が決まり、このゴムの硬さの方の寿命が約2~3年と言われています。

    これに対して、スタッドレスの溝の減りは3000kmで約1mmと言われています。

    ざっくり計算となりますが、一般的に年間走行距離は約8000kmくらいなので、ひと月で650kmくらい。1ヶ月で約0.2mm減る計算となるので、10月中旬~4月中旬の6ヶ月間履くとすると1シーズン約1.2mm4年で約4.8mm。
    (スタッドレスの溝の深さは新品で約10mmで、半分の5mmの深さになると寿命です)*個人差があります
    溝の減りについては、4年間は大丈夫という計算になります♪

    <<*参考 タイヤの交換時期の確認方法はこちら>>

    超重要!雪が降らなくてもスタッドレスは必要!!
    雪も年に数回だから、「その日に車に乗らなきゃ大丈夫」、「費用もかかるしもったいない」という声も時々聞かれますが‥
    低温では夏用タイヤはゴムが硬くなり、本来の性能が発揮されないです!!
    スタッドレスタイヤは、冬の低い気温でも路面に密着する性能を維持するように、柔らかいゴムを使用しています。
    一般的に、7度以下ならスタッドレスの方が良いと言われています。
    主な都市の昨年11月の平均気温がこちら。(黄色が7℃以下、オレンジが±2℃以内)

    東北地方は11月には7℃を下回り始めるので、今年は早めに履きかえ準備に取り掛かりましょう♪

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    columns タイヤの基礎知識

    スタッドレスタイヤお手軽残溝チェック方法

    こんにちはタイヤワールド館BESTです。以前にスタッドレスタイヤの値上げ(不本意ではありますが…)のお話をさせていただきました。今年の冬に向けてスタッドレスの準備を考えているお客様へ「お手軽な残溝チェック方法」をご紹介したと思います。残溝を測るには専用の器具も出ておりますが、今回は身近にある”100円玉”を使用します。

    1、お持ちのスタッドレスタイヤを準備します。

    2、溝に”100円玉”の数字の1が下になるように差し込みます。

    こんな感じです。

    3、1の数字は”100円玉”の淵から5ミリのところにあります。1の数字が見えているようですと、スタッドレスタイヤの交換時期に近付いています。
    (スタッドレスタイヤの新品時の残溝は約8~10ミリのため5ミリだと、残溝は半分ということです)

    スタッドレスタイヤは残溝が50%のところにプラットフォームという交換の目安をお知らせるサインがあります。
    プラットフォーム
    ※ 溝と溝をつなぐように見えている部分がプラットフォームです。

    このプラットフォームが露出していると、スタッドレスタイヤの性能が低下してるので、交換をおすすめします。

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    columns タイヤの基礎知識 タイヤ交換

    スタッドレスタイヤの選び方を紹介|あまり雪が降らない地域のおすすめは?

    「スタッドレスタイヤは何を基準に選べばいいの?」
    「夏タイヤとの違いは何?」

    はじめてスタッドレスタイヤを購入するときに、何を基準に選べばいいかわからないのではありませんか?雪が降らない地域では、今まで購入したことがない方もいるかもしれません。

    スタッドレスタイヤを選ぶ際は、住んでいる地域の降雪量やタイヤの性能を基準にするのがおすすめです。

    当記事では、スタッドレスタイヤの選び方の基準やスタッドレスタイヤと夏タイヤの違いから、あまり雪が降らない地域のおすすめスタッドレスタイヤまで紹介しています。

    スタッドレスタイヤについての理解を深め、雪道でも安全なドライブを楽しみましょう。

    スタッドレスタイヤの選び方の基準

    スタッドレスタイヤの選び方の基準

    スタッドレスタイヤは以下の基準で選ぶといいでしょう。

    ● 製造年数で選ぶ(できるだけ最新モデル)
    ● 純正のサイズを選ぶ
    ● 住んでいる地域の降雪量で選ぶ
    ● できるだけ国産タイヤを選ぶ
    ● タイヤ・ホイールセットを選ぶ

    スタッドレスタイヤの製造年数が古い場合や、地域の降雪量とタイヤのスペックが一致していないと、本来の性能を発揮できません。そのため、スタッドレスタイヤを購入する際には、上記の基準を参考にしてください。

    製造年数で選ぶ(できるだけ最新モデル)

    スタッドレスタイヤはなるべく製造年数が浅いものを選ぶのがおすすめです。タイヤはゴムでできているため、走行する際の摩耗だけでなく、年数が経つと劣化や硬化していきます。

    ゴムの劣化は走行性能や安全性に影響するため、できるだけ製造年数が浅いタイヤを選びましょう。

    「どうやって製造年数が浅いタイヤを探せばいいの?」という方は、最新モデルを選ぶのがおすすめです。最新モデルなら製造年数が新しい場合がほとんどなので、古いタイヤが届く可能性が低くなります。

    また、店頭でスタッドレスタイヤを購入する場合は、店員に確認してもらうのもひとつの方法です。製造年数はタイヤの側面にも記載してあるので、自分でも確認できます。

    純正のサイズを選ぶ

    スタッドレスタイヤは純正と同じサイズを選びましょう。タイヤサイズは車種ごとに異なり、以下の方法で調べられます。

    ● タイヤの側面
    ● 運転席のドアを開けた内側のシール
    ● 取扱説明書

    現在の車を中古で購入し、純正のタイヤを装着していない場合はドア内側のラベルでタイヤサイズを確認しましょう。運転席のドアを開けた内側に、タイヤサイズと空気圧が記入されたラベルが貼ってあり「175/65/R14」のような表記があります。車種によってはスライドドアを開けたところや、ドアの付け根付近にラベルが貼られているケースもあるでしょう。

    タイヤサイズと空気圧が記入されたラベル

    一方で、タイヤはサイズが大きくなるほど価格が上がっていくので、費用を抑えるためにホイールを小さくする場合があります。しかし、サイズを小さくしすぎるとホイールがブレーキに干渉し、取り付けられない可能性がでてきます。

    費用を抑えるためにホイールサイズを小さくしたい場合は、整備士や専門店で相談してからにしましょう。

    住んでいる地域の降雪量で選ぶ

    スタッドレスタイヤは各々で性能が異なり、氷上性能や雪上性能などさまざまな特徴があります。そのため、地域ごとの積雪の仕方や路面状況に応じてタイヤを選ぶといいでしょう。

    ● 凍結路が多い地域
    ● 積雪が多い地域
    ● 年に数回降る程度の地域

    地域の特徴に合わせたスタッドレスタイヤを選ぶことで、より安全に車の運転を楽しめます。

    凍結路が多い地域

    凍結路が多い地域は氷上性能を重視しましょう。氷上性能とは、氷の上で滑らないようにするための性能のことです。以下のような場所は路面が凍結しやすい傾向にあるので、丁寧な運転を心がけましょう。

    ● 橋の上
    ● トンネルの出入り口
    ● 山間部などの日陰になっている場所

    あまり雪が降らない地域でも、気温が低いと路面が凍結している恐れがあります。上記のような場所では、スピードを落としつつ車間距離を保ち、万が一に備えましょう。

    積雪が多い地域

    積雪が多い地域は雪上性能を重視するといいでしょう。雪上性能とは、雪道やシャーベット状の道路で走るための性能のことです。

    雪上ではタイヤの空回り(スタック)やスリップしやすいため、雪をしっかり掴んでグリップしてくれる性能が重要です。そのため、雪上性能に優れたタイヤは、ゴムの素材やトレッド面の模様が独特なものが多い傾向にあります。

    雪上性能が高いタイヤは、水はけや雪はけに長けているため、積雪が多い地域では雪上性能を重視しましょう。

    年に数回降る程度の地域

    あまり雪が降らない地域は、ドライ性能やウェット性能が高いタイヤがいいでしょう。降雪量が少ない地域に住んでいる方は、スタッドレスタイヤは必要ないと思いがちです。しかし、気温が低いだけでも路面は凍結し、夏タイヤのままだとスリップする危険性もあります。

    そのため、年に数回しか雪が降らなくてもスタッドレスタイヤは装着したほうがいいでしょう。スタッドレスタイヤを履く場合は乾いた路面の走行が増えるため、ドライ性能やウェット性能、耐摩耗性能を重視するのがおすすめです。

    できるだけ国産タイヤを選ぶ

    昨今、性能が高く価格が安いアジアンタイヤが人気です。しかし、スタッドレスタイヤは国産タイヤを選んでおくと安心です。韓国や台湾のタイヤメーカーのメインターゲットは北米で、日本での走行は考えられていないからです。

    北米はアイスバーン発生前に除雪・融雪をおこなうため、北米向けのスタッドレスタイヤは「耐摩耗性」「乾燥路安定性」を重視しています。日本とは路面状況が違うので、求める性能も異なります。

    国産メーカーは日本がメインターゲットなので、日本の路面状況に特化したタイヤが製造可能です。アジアンタイヤは夏タイヤだけにしておき、スタッドレスタイヤは国産を選びましょう。

    タイヤ・ホイールセットを選ぶ

    タイヤ・ホイールをセットで購入しておけば、タイヤの組み替え工賃が発生しないので、工賃を節約できます。

    ホイールもセットで購入すると価格が高くなると思われますが、実は大きく変わりません。むしろ、割安になるホイールセットもあります。

    タイヤの組み替え工賃と、タイヤ・ホイールを同時に交換する際の工賃は以下の通りです。

    作業項目 工賃(年2回)
    タイヤの組み替え工賃 約8,000円〜12,000円
    タイヤ・ホイールを同時に組み替える際の工賃 約6,000円〜12,000円

    ※タイヤ4本の場合

    タイヤのみを購入し、ひとつのホイールでタイヤを組み替えていると、両方の工賃が発生します。タイヤ・ホイールをセットで購入すれば、ホイールごと組み替える工賃のみなので、節約に繋がります。

    スタッドレスタイヤと夏タイヤの違い

    スタッドレスタイヤと夏タイヤの違い

    スタッドレスタイヤと夏タイヤはゴムの柔らかさや、トレッド面の切り込みが違います。気温が低くてもゴムが硬くならず、雪の上でもしっかりと止まってくれます。あまり雪が降らない地域では、スタッドレスタイヤを装着していない方も多いでしょう。

    そこで「スタッドレスタイヤは本当に必要なのか」「夏でも使えるのか」を解説します。

    スタッドレスタイヤを夏に使うとさまざまなデメリットがあります。冬が終わり次第できるだけ早く夏タイヤに戻すのがおすすめです。

    スタッドレスタイヤの必要性

    スタッドレスタイヤは夏タイヤと異なるトレッド面で、積雪路や凍結路でもしっかり食いついて走る・止まる・曲がるをサポートしてくれます。

    一方で、各都道府県の公安委員会では道路交通法第71条に基づき、積雪・凍結した路面では「滑り止め措置」を行うようルールを定めています。「滑り止め措置」をせずに走行した場合は反則金が課されますが、交通違反点数の減点はありません。

    スタッドレスタイヤの装着は、冬の道を安全に走行するためにルールで定められているほど重要です。

    スタッドレスタイヤは夏に使うとどうなる?

    スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べてゴムが柔らかいため、夏に使うと溝がすり減りやすく、冬に比べて摩耗が早くなります。乾燥した路面の走行に向いていないため、制動距離が長くなったり雨天時に滑りやすくなったりします。

    スタッドレスタイヤを夏まで装着し続けてもメリットはひとつもないため、雪が降る時期を過ぎたらできるだけ早く交換しましょう。

    スタッドレスタイヤの保管方法

    スタッドレスタイヤの保管方法

    タイヤは紫外線や熱に弱いため、室内で保管するのがいいでしょう。正しい場所で保管されたタイヤはひび割れや劣化が少なく、寿命が伸びる傾向にあります。

    狭い自宅だと、タイヤを保管する場所がないという方も多いのではないでしょうか。保管場所が自宅にない場合は、タイヤの預かりサービスやレンタルスペースを利用すれば、適切な場所で保管できます。

    保管方法以外の長持ちさせる方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    スタッドレスタイヤへ履き替えるタイミング

    スタッドレスタイヤへ履き替えるタイミング

    夏タイヤからスタッドレスタイヤへ履き替えるタイミングは、初雪の1ヶ月前が目安です。

    交換直後に雪道や凍結路で使用した場合、スタッドレスタイヤの本来の性能を発揮できません。初雪の1ヶ月前にスタッドレスタイヤへ交換することで、タイヤが路面の環境に慣れるので本来の性能が発揮できます。

    全国の雪の降り始めと終わりは以下の通りです。あくまでも目安ではありますが、ぜひ参考にしてください。

    都道府県 初日 終日
    札幌 11/1 4/19
    福島県 11/19 4/5
    東京都 1/3 3/9
    新潟県 11/26 4/1
    大阪府 12/26 3/8
    広島県 12/13 3/10
    福岡県 12/18 3/2

    出典:気象庁過去のデータ検索

    雪道を万全な状態で走行するには、雪が降り始める1ヶ月前に交換するのがおすすめです。上記の表を参考に、スタッドレスタイヤへ交換するタイミングを確認しておきましょう。

    万が一に備えてタイヤチェーンも併用しよう

    万が一に備えてタイヤチェーンも併用しよう

    「スタッドレスタイヤに変えたからタイヤチェーンは必要ない」と思われている方もいるかもしれません。しかし、状況によってはスタッドレスタイヤとタイヤチェーンの両方が必要になる場合もあります。

    たとえば、高速道路や急勾配の山道では「チェーン規制」が発令されることがあります。チェーン規制の区間はタイヤチェーンの装着が義務付けられており、スタッドレスタイヤを履いていても通れません。

    冬用タイヤ規制 スタッドレスタイヤまたはチェーンが必要
    チェーン規制 スタッドレスタイヤであってもチェーンが必要

    タイヤチェーンはタイヤに巻きつけて使用します。金属タイプと非金属タイプがあり、性能や価格もさまざまです。スタッドレスタイヤより雪道に強く、凍結路や坂道などで役に立ちます。

    チェーン規制がでていない日でも、万が一に備えて車にタイヤチェーンを積んでおくといいでしょう。

    おすすめのスタッドレスタイヤ

    おすすめのスタッドレスタイヤ

    国産のおすすめのスタッドレスタイヤを紹介します。

    1. ブリヂストン BLIZZAK(ブリザック)VRX3
    2. ダンロップ WINTER MAXX03(ウィンターマックス)WM03
    3. ヨコハマタイヤ iceGUARD(アイスガード)IG70

    スタッドレスタイヤをどれにすればいいかわからない場合は、上記の商品にするといいでしょう。国産メーカーの代表的なシリーズなので、どれも高性能な商品ばかりです。

    ブリヂストン BLIZZAK (ブリザック)VRX3

    ブリヂストン BLIZZAK (ブリザック)VRX3

    出典:ブリヂストン公式

    ブリザックは北海道・北関東の主要5都市で装着率No.1を誇るスタッドレスタイヤです。高い氷上性能と雪上性能が特徴で、凍結路や雪道でもしっかりとグリップしてくれます。

    ロングライフ性能、静粛性も兼ね備えたモデルとして人気です。

    ダンロップ WINTER MAXX03 (ウィンターマックス) WM03

    ウィンターマックス03

    ダンロップ公式サイトへ

    ウィンターマックスは低温化での氷上性能とロングライフ性能が特徴です。WM03に採用されているナノ凸凹ゴムは、水膜を瞬時に除去してタイヤと氷の表面を瞬間密着させてくれます。そのため、氷上で滑りにくく、安全に走行できるでしょう。

    前モデルのWM02なら価格も安いので、あまり雪が降らない地域でもおすすめです。

    ヨコハマタイヤ iceGUARD(アイスガード) IG70

    ヨコハマタイヤ iceGUARD(アイスガード) IG70

    出典:ヨコハマ公式

    アイスガードは氷上と雪上の走行性能に優れています。IN側に幅広リブ、センター部には縦長のベルトブロックを配置することで、氷上でしっかり接地し、走行をサポートします。角度が異なる複数の横溝により、雪上でもグリップ力を発揮してくれるでしょう。

    さらにヨコハマタイヤは高品質な素材と製造技術を使用した、長い寿命が強みのひとつ。そのため、高性能のタイヤを長く使いたい方におすすめです。

    タイヤワールド館ベストならWeb注文&交換予約が可能

    タイヤワールド館ベストならWeb注文&交換予約が可能

    タイヤワールド館ベストなら、オンラインでスタッドレスタイヤが注文可能かつ、交換予約もできます。全国に約4,000の提携店舗があり、車整備のプロが作業します。

    タイヤ・ホイールのセット販売もあり、セットで購入しておけば作業が少なくなるので、毎年の工賃を抑えられるでしょう。購入したタイヤは作業予約をしたお店に直送されるので、タイヤの受け取りやお店に持ち込む手間もありません。

    スタッドレスタイヤは、実店舗で購入するよりオンラインで購入したほうが安く買える傾向にあります。自分の車のタイヤサイズで価格はいくらになるのか、一度検索してみてください。車種別検索もできるので、サイズがわからなくても検索できます。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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    スタッドレスタイヤは性能と地域の降雪量で選ぼう

    スタッドレスタイヤは性能と地域の降雪量で選ぼう

    スタッドレスタイヤは、できるだけ国産かつ住んでいる地域の路面状況と性能の特徴が一致しているタイヤを選びましょう。

    ● 凍結路が多い地域は氷上性能
    ● 積雪が多い地域は雪上性能
    ● あまり雪が降らない地域はウェット・ドライ性能

    地域の路面状況に合わせたタイヤを選べば、悪路でも安定した走行ができるでしょう。

    どのスタッドレスタイヤにすればいいか悩んでいる方は、以下の商品がおすすめです。

    ● ブリヂストン BLIZZAK(ブリザック)VRX3
    ● ダンロップ WINTER MAXX03(ウィンターマックス)WM03
    ● ヨコハマタイヤ iceGUARD(アイスガード)IG70

    どれも国産で高い性能を誇っており、信頼性があるスタッドレスタイヤです。

    雪が降る前の秋ごろからスタッドレスタイヤの準備をしておき、万全の状態で冬の道をドライブしましょう。

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    columns タイヤの基礎知識 軽自動車

    軽自動車用タイヤ比較とおすすめ

    皆さん、こんにちはタイヤワールド館ベストです。
    今回は、軽自動車用のタイヤについてお話ししたいと思います。
    軽自動車によく使われているサイズですが、平成20年ごろまでは155/65R13が主流でした。
    車のグレードが良いと165/55R14がついてくるものが多かったです。
    平成20年以降は145/80R13と155/65R14が主流になりました。
    グレードが良いものは165/55R15と15インチが標準で付いてきます。
    これは車の低燃費化が進みタイヤの直径を大きくして走行距離を伸ばしたいのと、
    タイヤの幅を狭くすることで、路面からの抵抗を減らし、結果燃費が良くなるようにしているものと思います。

    軽自動車用タイヤサイズ別パターン設定表

    DUNLOP/ダンロップ
    エナセーブ EC203 エナセーブ RV504 ルマン4 LM704 エナセーブプレミアム
    155/65R13
    165/55R14
    145/80R13
    155/65R14
    165/55R15
    TOYO TIRE/トーヨータイヤ
    トランパスLuK ナノエナジー3 テオプラス DRB
    155/65R13
    165/55R14
    145/80R13
    155/65R14
    165/55R15
    BRIDGESTONE/ブリヂストン
    プレイズPX-C エコピアEX20C エコピアEX20CタイプH ネクストリー
    155/65R13
    165/55R14
    145/80R13
    155/65R14
    165/55R15
    YOKOHAMA TIRE/ヨコハマタイヤ
    レグノGRレジェーラ ブルーアースAE-01 エコスES31 ブルーアースRV-02
    155/65R13
    165/55R14
    145/80R13
    155/65R14
    165/55R15

    軽自動車用タイヤを比較するにあたって、もう1つ重要なポイントがあります。
    それは、軽自動車のタイプです。大きく分けると、アルト・ワゴンR・ミラ・ムーブ・Nワン・Nワゴンの様な
    普通の大きさの車とスペーシア・タント・ウェイク・N−BOX・デイズルークス等の背の高いミニバンタイプの車です。
    特にミニバンタイプの軽自動車は、基本的に純正タイヤサイズは155/65R14の物が多いのですが、
    グレードが低い車やインチダウンしている車は145/80R13を履いています。
    最近ネット上の書き込みを見ると、タントやN−BOXで145/80R13を履いていると、タイヤの寿命が極端に
    短いと言っている方を多く見ます。これはあまり車の乗り方には左右されず起こっているようです。
    解決策として155/70R13や165/70R13にサイズ変更を検討している方やアドバイスされている方を見受けますが、
    ぜひ155/65R14にしてみてください。問題が解決されるはずです。
    では、サイズ別のタイヤ比較とオススメをしていきたいと思います。

    155/65R13

    こちらのサイズラインナップですが大きく分けると3タイプに分けることが出来ます。

    スタンダードタイヤ
    テオプラス・ネクストリー・エコスES31

    エコタイヤ
    エナセーブEC203・ナノエナジー3・ブルーアースAE-01

    ミニバン用タイヤ
    エナセーブRV504・トランパスLuk

    の3タイプです。
    スタンダードタイヤはお財布に優しい価格重視のタイヤ。
    エコタイヤは低燃費性能が優れているタイヤ。
    ミニバンタイヤは背の高い車でもふらつきの少ないタイヤです。
    タイヤサイズが155/65R13ですと、もともとタイヤ1本の単価があまり高くありませんし、
    背の高い車も少ないのでエコタイヤがオススメです。

    165/55R14

    155/65R13と大きく違う点は、ルマン4(LM704)とレグノGRレジェーラが追加になります。
    165/55R14も155/65R13のインチアップサイズですので、背の高い車も少ないので基本的には
    エコタイヤがオススメですが、乗り心地、静かさを重視するならば、
    ルマン4(LM704)とレグノGRレジェーラもエコタイヤよりはお値段が高くなりますが、視野に入れてみてください。
    特に新発売のレグノGRレジェーラはさすがブリヂストンの商品です。
    お客様から高い評価を受けているようです。

    145/80R13

    こちらのサイズは、スタンダードタイヤ3種類エコタイヤ4種類と5サイズの中で1番種類が少ないサイズになります。
    こちらのサイズもタイヤ1本の単価があまり高くありませんので基本的にはエコタイヤがオススメですが、
    上記にも書きましたが、背の高いミニバンタイプの車は155/65R14にサイズ変更することをオススメいたします。

    155/65R14

    このサイズが1番バリエーションが豊富です。

    スタンダードタイヤ
    テオプラス・ネクストリー・エコスES31

    エコタイヤ
    エナセーブEC203・ナノエナジー3・ブルーアースAE-01・プレイズPX-C・エコピアEX20C

    ミニバン用タイヤ
    エナセーブRV504・トランパスLuk・エコピアEX20C タイプH・ブルーアースRV-02

    の他に、ハイブリット用のエコタイヤ、エナセーブプレミアムと乗り心地・静粛性に特化した
    ルマン4(LM704)とレグノGRレジェーラが追加になります。
    オススメは、アルト・ワゴンR・ミライース・ムーブなどの燃費が30Km以上のスペックを持つお車ならば、
    エナセーブプレミアムスペーシア・タント・ウェイク・N−BOX・デイズルークス等の背の高いミニバンタイプ
    の車であれば、ミニバン用タイヤがオススメです。165/55R15も基本的には155/65R15と一緒になります。

    まとめ
    ・軽自動車全般的には1本の単価があまり高くありませんので基本的にはエコタイヤがオススメです。
    ・背の高いミニバンタイプの車であれば、ミニバン用タイヤがオススメです。
    ・背の高いミニバンタイプの車は145/80R13はオススメではありません。
    ・燃費が30Km以上のスペックを持つお車ならば、エナセーブプレミアムがオススメです。(155/65R14限定)
    ・乗り心地、静かさを重視するならば、ルマン4(LM704)とレグノGRレジェーラがオススメです。