「ミニバンのタイヤの特徴を知りたい。」「自分の自動車に合ったミニバンのタイヤを教えてほしい。」
ミニバンを運転されていて、次はどのタイヤに履き替えようか悩んでいる方も多いですよね。本記事では、ミニバンタイヤの特徴や評判を紹介しています。
コストパフォーマンス重視や耐久性重視など、あなたの条件に合ったミニバンのタイヤを見つけることができますよ。
ミニバンのタイヤをお探しの方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
- ミニバンタイヤの特徴
- ┗燃費改善
- ┗ロードノイズ低減
- ┗偏摩耗軽減
- ┗走行中のふらつき軽減
- ミニバンタイヤの性能別のオススメ一覧
- ┗【燃費性】エナセーブ RV505
- ┗【燃費性】ヨコハマ BluEarth RV03
- ┗【燃費性】グッドイヤー EfficientGrip ECO EG02
- ┗【静寂性】ブリヂストン REGNO GRV2
- ┗【静寂性】ダンロップ VEURO VE304
- ┗【静寂性】ヨコハマ ADVAN dB V553
- ┗【スタッドレス】ブリヂストン BLIZZAK VRX3
- ┗【スタッドレス】ダンロップ ウィンターマックス03
- ┗【スタッドレス】トーヨー ウィンタートランパスTX
- ミニバンタイヤの交換時期の目安
- ミニバンタイヤのメンテナンス方法
- ┗シーズンごとにタイヤの位置をローテーションする
- ┗タイヤの溝と摩耗状態をチェックする
- ┗タイヤの空気圧を定期的に確認する
- ミニバンタイヤはタイヤワールド館ベストへ
ミニバンタイヤの特徴
ミニバンは広々とした室内空間があるので、多くの人数で乗車する機会がある方に最適です。家族旅行の際などの長距離ドライブでもストレスが少なく、快適な乗り心地を提供してくれます。
さまざまなシート調整ができて、キャンプのテントなどの大きな荷物も簡単に積むことが可能です。ミニバンは実用性と快適性を兼ね備えた選択肢として大人数のファミリー層に人気がある車種になっています。
そんなミニバンタイヤの特徴には以下のようなものがあります。
● ロードノイズ低減
● 偏摩耗軽減
● 走行中のふらつき軽減
これからそれぞれの特徴について説明します。
燃費改善
ミニバンタイヤは転がり抵抗が少なく、走行時のタイヤ摩擦を軽減することで燃費のいい走りが可能です。また、空気圧が適切に維持されればエンジンの負担が減り、経済的な運転をおこなえます。
高品質なタイヤは耐久性がよく定期的なメンテナンスを継続していけば、持続的に燃費のいい走りができるでしょう。
ロードノイズ低減
ミニバンタイヤは特殊なトレッドパターンとゴム配合が採用されていて、走行時の騒音を効果的に抑えられます。防音性能が高いので長時間のドライブでも静かな室内環境を維持することが可能です。
また、タイヤのバランスが優れており、振動を最小限に抑える設計となっているため、快適な乗り心地を実現します。これにより家族全員がリラックスして移動できる環境が整えられますよ。

偏摩耗軽減
ミニバンタイヤは均等な摩耗となるようなトレッドデザインが採用されていることが多いです。これによりタイヤの寿命が延びて交換頻度が減少するでしょう。
さらに、サイドウォールの強化によって路面からの衝撃を吸収して偏摩耗を防止します。
実際にあったお客様からの相談
2年前に新車で購入したヴォクシーに乗っているお客様。まだ2シーズンしか履いていない夏タイヤの溝がないので見てくださいとのこと。タイヤの寿命は乗り方にもよりますがだいたい4~5年程。
シーズンごとにバランスの再調整・空気圧チェックもしていたからどうしてだろう?
問題解決すべく早速お客様のタイヤを一緒に確認しに行きました。
お客様と一緒にタイヤを確認してみた所、道路に接地する部分は溝があるのに外側だけが溝がなくツルツル。【片減り】の状態でした。
ミニバンは重量が重く重心も高いので車線変更の時やカーブを曲がる時にものすごい遠心力がタイヤのサイド部分に加わり方減りに繋がって行きます。
装着していたタイヤは普通乗用車用タイヤだったので、ミニバン専用タイヤをご紹介させて頂きました。
走行中のふらつき軽減
ミニバンタイヤは高い安定性を実現する設計が特徴です。精密なバランス調整によって走行中のふらつきを抑えてスムーズなドライブを提供します。
優れたグリップ力が路面との接地性を高め、安定した操縦性をサポートするでしょう。これにより家族全員が快適かつ安全に移動できる環境が整いますよ。
ミニバンタイヤの性能別のオススメ一覧
ミニバンタイヤのオススメを【燃費性能】【静粛性】【スタッドレス】のジャンルに分けてご紹介していきます。
【燃費性】ヨコハマ BluEarth RV03
【燃費性】グッドイヤー EfficientGrip ECO EG02
【静寂性】ブリヂストン REGNO GRV2
【静寂性】ダンロップ VEURO VE304
【静寂性】ヨコハマ ADVAN dB V553
【スタッドレス】ブリヂストン BLIZZAK VRX3
【スタッドレス】ダンロップ ウィンターマックス03
【スタッドレス】トーヨー ウィンタートランパスTX
それぞれの性能別のオススメタイヤを解説し、以下の代表サイズの相場をあわせて紹介します。
タイヤサイズ | 対応車種 | 備考 |
---|---|---|
195/65R15 | トヨタ/ノア、ホンダ/ステップワゴンなど | ミドルクラスミニバンで一般的なサイズ |
205/60R16 | 日産/セレナ、マツダ/ビアンテなど | |
215/60R17 | トヨタ/アルファード、ホンダ/オデッセイなど | 大型ミニバンで使用されるサイズ |
【燃費性】エナセーブ RV505
ダンロップのエナセーブ RV505は、ミニバン専用の低燃費タイヤです。新開発の「FUNBARI TECHNOLOGY(ふんばりテクノロジー)」を採用し、ミニバン特有のふらつきを抑制。これにより、耐ふらつき性能が19%、耐偏摩耗性能が53%向上しています。
また、非対称パターンのトレッドデザインや高剛性のサイド部材を採用することで、安定した走行と優れた耐久性を実現しています。
サイズ | 単品価格 | ホイールセット価格 |
---|---|---|
195/65R15 | 13,200円 | 75,200円〜 |
205/60R16 XL | 16,000円 | 83,100円〜 |
215/60R17 | 18,800円 | 99,500円〜 |
【燃費性】ヨコハマ BluEarth RV03
ヨコハマ BluEarth RV03は燃費性能に優れたタイヤで、転がり抵抗性能は「A」を獲得しており、低転がり抵抗設計となっています。最新のA.R.T. Mixingというゴムコンパウンドによりエネルギー効率が向上し、長距離走行でも経済的なドライブも可能です。
また、パワーインサイドショルダーによって耐久性が高く摩耗が少ないため、交換頻度を抑えることができます。さらに、優れたグリップ力と安定したハンドリングを実現し、安全性も確保されています。環境にも配慮した設計で、エコドライブをサポートする理想的な選択です。
サイズ | 単品価格 | ホイールセット価格 |
---|---|---|
195/65R15 | 16,800円 | 75,300円〜 |
205/60R16 XL | 12,500円 | 83,500円〜 |
215/60R17 | 23,700円 | 100,900円〜 |
【燃費性】グッドイヤー EfficientGrip ECO EG02
グッドイヤー EfficientGrip ECO EG02は、低転がり抵抗技術を採用し燃費性能を大幅に向上させます。最新の微細化したシリカにより摩擦を最小限に抑え、エネルギー効率を高めます。また、5リブから4リブに変更したことで耐久性が優れて長寿命を実現しました。
さらにクールクッションプロファイルによって優れたグリップ力で安全性を確保し、快適なドライブをサポートします。環境に配慮した設計がされており、エコドライブを推進するミニバンに最適な選択肢です。
サイズ | 単品価格 | ホイールセット価格 |
---|---|---|
195/65R15 | 13,280円 | 85,700円〜 |
205/60R16 | 16,300円 | 94,700円〜 |
215/60R17 | – | – |
【静寂性】ブリヂストン REGNO GRV2
ブリヂストン REGNO GRV2は静寂性が追求されたタイヤです。特殊なラウンドスロットというトレッドパターンとゴム配合により、走行時のロードノイズを効果的に低減して快適な室内環境を実現します。
また、トレッドパターンの精密なバランス調整によって、振動を最小限に抑えられるので、滑らかなドライブを実現することができます。耐久性にも優れていているので、長期間にわたって静かな走行性能を維持できますよ。家族全員がリラックスできる静音性を求めている方には最適な選択肢です。
サイズ | 単品価格 | ホイールセット価格 |
---|---|---|
195/65R15 | 21,900円 | 112,200円〜 |
205/60R16 | 26,800円 | 136,200円〜 |
215/60R17 | 30,300円 | 152,400円〜 |
【静寂性】ダンロップ VEURO VE304
ダンロップ VEURO VE304は、優れた静寂性を実現するタイヤです。独自のトレッドパターンと高度なゴム配合により、走行中の騒音を効果的に抑制します。さらに、バランスの取れた設計が振動を最小限にし、滑らかな乗り心地を提供してくれるでしょう。
耐久性にも優れており、長期間にわたって静かな走行環境を維持することが可能です。環境に配慮した素材を使用しているので、地球に優しいドライブをおこなえますよ。家族全員が快適に過ごせる静音性能が魅力的な選択です。
サイズ | 単品価格 | ホイールセット価格 |
---|---|---|
195/65R15 | 16,400円 | 89,200円〜 |
205/60R16 | 19,900円 | 105,100円〜 |
215/60R17 | 22,900円 | 120,000円〜 |
【静寂性】ヨコハマ ADVAN dB V553
ヨコハマ ADVAN dB V553は幅広サイレントベルトによって卓越した静寂性を誇るタイヤです。最新の吸音技術を採用しているので走行時の騒音を効果的に低減します。また、パーマネント・サイレントショルダーという特殊なトレッドパターンによって、振動を最小限に抑えられて滑らかな乗り心地を提供します。
小粒径シリカによって耐久性にも優れており、長期間にわたって静かな走行環境を維持できますよ。さらに、優れたグリップ力で安全性も確保されているため快適かつ安心なドライブをサポートします。家族全員がリラックスできる静音性能が魅力の一台です。
サイズ | 単品価格 | ホイールセット価格 |
---|---|---|
195/65R15 | 21,100円 | 110,600円〜 |
205/60R16 | 24,400円 | 123,900円〜 |
215/60R17 | – | – |
※上記リンクは>ヨコハマ ADVAN dB V552となります。
【スタッドレス】ブリヂストン BLIZZAK VRX3
ブリヂストン BLIZZAK VRX3はスタッドレスタイヤとして卓越した性能を誇ります。北海道・北東北主要5都市のブリザック装着率は47.0%と、支持されています。
新開発のフレキシブル発泡ゴムで前作VRX2と比べて、「氷上ブレーキ性能20%向上」「摩耗ライフ17%向上」「効き持ち向上」とその性能は安心安全です。
サイズ | 単品価格 | ホイールセット価格 |
---|---|---|
195/65R15 | 17,790円 | 113,500円〜 |
205/60R16 XL | 25,000円 | 151,600円〜 |
215/60R17 | 26,990円 | 164,200円〜 |
【スタッドレス】ダンロップ ウィンターマックス03
ダンロップのWINTER MAXX WM03は、氷上性能に特化したスタッドレスタイヤです。独自の「ナノ凹凸ゴム」を採用し、氷上でのグリップ力が向上。
また、摩耗しても新たな凹凸構造が生まれる設計により、長期間にわたり安定した性能を維持します。ミニバンはもちろん、セダン、SUVなど幅広い車種に適合しています。
サイズ | 単品価格 | ホイールセット価格 |
---|---|---|
195/65R15 | 19,300円 | 100,200円〜 |
205/60R16 XL | 27,000円 | 135,000円〜 |
215/60R17 | 28,800円 | 147,600円〜 |
【スタッドレス】トーヨー ウィンタートランパスTX
トーヨー ウィンタートランパスTXは、冬季の厳しい路面に最適なスタッドレスタイヤです。トリプルトレッド構造という特殊なゴムコンパウンドによって低温下でも柔軟性を保ち、雪や氷上でも高いグリップ力を発揮します。
独自のトレッドパターンが優れた排雪性を提供してくれスリップを防止することが可能です。また、高密度サイプ技術により水や雪を迅速に排出して安定した走行をサポートします。スーパーハイターンアップ構造によって耐久性が優れていて、長期間にわたり信頼性の高い性能を維持できますよ。ミニバンの安全な冬ドライブを支える理想的な選択です。
サイズ | 単品価格 | ホイールセット価格 |
---|---|---|
195/65R15 | 16,900円 | 90,300円〜 |
205/60R16 | – | – |
215/60R17 | 20,400円 | 109,900円〜 |
ミニバンタイヤの交換時期の目安
ミニバンタイヤの交換時期は使用状況や走行距離により異なりますが、一般的には5万~8万キロメートルが目安と言われています。
また、タイヤの溝が1.6ミリ未満になった場合や、ひび割れ、異常な摩耗が見られる場合は早急な交換が必要です。
定期的に点検をおこない、安全性を確保することが重要です。季節の変わり目や長距離走行後にも状態を確認して最適なタイミングで交換することで、燃費向上や安全な走行を維持できます。
ミニバンタイヤのメンテナンス方法
ミニバンタイヤの寿命を延ばし、性能を維持するためのメンテナンス方法を3つのポイントに絞って説明します。
● タイヤの溝と摩耗状態をチェックする
● タイヤの空気圧を定期的に確認する
1つずつ詳しくチェックしていきましょう。
シーズンごとにタイヤの位置をローテーションする
タイヤローテーションはタイヤの摩耗を均一に保つために前後または左右のタイヤ位置を定期的に入れ替える作業のことをいいます。
タイヤローテーションによってタイヤの摩耗が均一化するので、安定したハンドリングやブレーキ操作をおこなうことが可能です。また、全体の摩耗が均等であれば4本のタイヤを同時に交換できるのでコスト削減につながります。
タイヤローテーションの頻度としては走行距離が5,000~10,000kmごとか、半年に一度くらいがいいでしょう。
タイヤの溝と摩耗状態をチェックする
タイヤの溝の深さと摩耗状態を定期的にチェックすることで、ミニバンタイヤの性能を最大限に引き出しながら安全にドライブすることが可能です。
スタッドレスタイヤは溝の深さが4mm以下になると性能が大幅に低下するので、定期的にチェックしましょう。
溝の深さを点検するプラットホームは、タイヤサイド4カ所 の接地面に存在します。 また溝に100円玉を差し込んで1の字が見えたら残り半分(ほぼ5mm)以下ということになるので、1の数字が見えたらタイヤを交換するようにするといいですね。
タイヤの空気圧を定期的に確認する
タイヤの空気圧を維持することは安全に運転するために重要です。また、適切な空気圧を維持することでタイヤの寿命が大幅に延びるだけではなく、車両性能や燃費も改善されます。
おおよそ月に1回程度か長距離運転をする前後にタイヤチェックを実施しましょう。特に気温が大きく変化する季節の変わり目は空気圧が変動しやすいので、こまめな確認が重要です。
ミニバンタイヤはタイヤワールド館ベストへおまかせ
ミニバンタイヤは車種や運転する環境によって適切なモデルが異なります。愛車に合った適切なミニバンタイヤを選びましょう。
タイヤワールド館ベストのオンラインショップでは車種を入力するだけで、あなたの愛車にぴったりのミニバンタイヤを簡単に見つけることができるので非常に便利です。
ミニバンタイヤをお探しの際は、タイヤワールド館ベストをぜひチェックしてみてください。