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    タイヤの基礎知識 スタッドレスタイヤ 多賀城店

    ライフスタイル別!プロが提案するスタッドレスタイヤの選び方

    最終更新日 2024年12月6日

    冬のドライビングにおける安全性は、適切なスタッドレスタイヤ選びから始まります。様々な性能があり自身に合うスタッドレスタイヤはどのようなタイヤなのか?

    また雪が降ってからでは『予約が取れない』『雪が降っていて、夏タイヤでは走行できない』なんてことも。

    今回はスタッドレスタイヤの選び方についてご紹介します!

    スタッドレスタイヤ選びの基本

    選び方

    スタッドレスタイヤとは

    みなさんご存じだとは思うのですが、スタッドレスタイヤは金属のピンを使用せずに、メーカー独自の溝パターンと特殊なゴムコンパウンドで雪道や凍結路面に対応するタイヤになります。

    性能評価のポイント

    ■グリップ力

    タイヤと路面の接着性能を示し、雪や氷の上での車両の安定性を決定づけます。良好なグリップ力は、制動距離の短縮や急カーブでの安定走行を可能にします。トレッドパターンとゴムの柔軟性が鍵となります。

    ■耐摩耗性

    タイヤが長期間にわたって性能を維持できる能力です。良質なスタッドレスタイヤは、厳しい冬の路面状況でも摩耗が少なく、経済的に長く使用できます。ゴムの硬度と化学組成が耐摩耗性を左右します。

    ■ウェット/ドライ路面性能

    ウェット/ドライ路面性能
    雨や湿った路面、乾燥路面での走行性能を指します。水はけ性能の高いトレッドパターンと、様々な路面条件に対応できるゴムコンパウンドが重要です。安定した走行と制動力を確保します。

    ■氷上性能

    氷上性能
    最も厳しい路面条件での走行能力を示します。氷結した路面での制動力、方向安定性、滑走抵抗を評価します。特殊なゴム配合と精密に設計されたトレッドパターンが性能を決定します。

    ライフスタイル別タイヤ選び

    おすすめスタッドレス

    高速道路走行が多い・長距離を乗る方へ

    ■ダンロップ WM03

    ウィンターマックス03

    ダンロップ公式サイトへ

    『凍った路面でもしっかり止まりたい』
    『大雪の道でもより安心して出かけたい』

    そんなお客様にオススメです!氷上性能特化型のタイヤになっていて効きが最後まで続くので、冬に安心のタイヤです!乾燥した路面もフニャとした感じもなく乗り心地もとても快適です。

    もちがよく減りにくいタイヤがいいですよね!

    ウィンタースポーツでよく山に行く方へ

    ■ブリヂストン VRX3

    ブリザックVRX3

    ブリヂストン公式サイトへ

    VRX3は従来のVRXシリーズの総合的な性能をそのままに

    性能 特徴
    ライフ性能 長く使えて経済的
    ICE性能 氷の路面でしっかり止まる・曲がる
    効き持ち 優れた効きが長持ち

    3つの性能が従来の商品に比べてはるかに超えるものになりました!「冬にウィンタースポーツでよく山へ行く」こういったお客様は雪道、凍った道にも効くタイヤが良いですよね!

    実際に北海道に住んでいる方はブリヂストンを選ぶ方がとても多いんです!雪道に絶大な信頼があるのが分かります。

    通勤・お買い物・街乗りがメインの方へ

    ■ダンロップ WM02

    ウィンターマックス02

    ダンロップ公式サイトへ

    WM02はトータルバランス型スタッドレスタイヤでトータルバランス型スタッドレスとは凍結、雪上、ウエット、ドライなど様々な路面での走行性やライフ性能含む経済性において高いレベルでバランスの取れたスタッドレスタイヤの事です!

    現在、現行モデルでWM03がでており旧型のモデルになり、お財布にも優しく、効き長持ちするタイヤをお探しのお客様にオススメです!

    タイヤ選びのチェックリスト

    チェックリスト

    車種との適合性

    車種との適合性はとても重要で、お客様の車両に最適なタイヤサイズと性能特性を慎重に選ぶ必要があります。スポーツカー、SUV、セダンなど、車両によって求められるタイヤの特性が異なるため、メーカー推奨のサイズや耐荷重を確認することが大切です。


    車両の重量や走行特性に合わせたタイヤを選ぶことで、安全性と走行性能を最大限に引き出すことができます。

    また専用タイヤなどもあり、SUV専用タイヤ、ミニバン専用タイヤなどがあります。それぞれの車の特性に合わせて開発されています。

    走行環境の特性

    走行環境の特性も重要な選択基準となります。積雪の多い地域では雪道性能に優れたタイヤが、都市部では路面状況に適した耐摩耗性のあるタイヤが求められます。

    山間部では急な坂道や凍結路面に強いタイヤ、高速道路中心の走行では高速走行時の安定性が重視されます。地域の気候や降雪量、主な走行ルートを考慮して最適なタイヤを選択することが賢明です。

    予算

    予算の観点からは、高性能タイヤと経済性のバランスを考える必要があります。単に安価なタイヤを選ぶのではなく、4本セットの総予算と、タイヤの耐用年数を考慮したトータルコストを計算することが重要です。

    中~高価格帯のタイヤの中から、最適な性能と経済性を兼ね備えた製品を選ぶことをお勧めします。

    タイヤ交換のタイミング

    タイヤ交換のタイミングは安全走行に直結する重要な要素です。一般的に、トレッド溝の深さが1.6mm以下になった場合や、使用年数が3〜5年を経過した場合に交換を検討する必要があります。

    亀裂や不均一な摩耗、走行距離(概ね3万〜5万km)なども交換の目安となります。シーズン前の綿密な点検は、安全なドライビングを確保する上で欠かせません

    メンテナンスと保管のコツ

    コツ

    適切な保管と定期的なメンテナンスで、タイヤの寿命と性能を最大限に引き出しましょう。

    直射日光を避けた保管

    射日光を避けた保管は、タイヤの劣化を防ぐ上で最も基本的かつ重要な対策です。紫外線は、タイヤゴムの分子構造を破壊し、亀裂や劣化を加速させます。


    理想的な保管場所は、温度と湿度が一定で、直射日光の当たらない屋内の場所、例えば物置やガレージの陰の部分です。保管する際は、タイヤを立てかけたり、重いものを上に置いたりせず、できれば専用のタイヤラックを使用することをお勧めします。

    定期的な空気圧チェック

    定期的な空気圧チェックも、タイヤの寿命と車両の安全走行に大きな影響を与えます。適切な空気圧は、タイヤの接地面積を最適化し、燃費向上、耐摩耗性の維持、そして何より安全な走行に貢献します。

    空気圧は気温の変化や使用頻度によって変動するため、少なくとも月に1回、できれば2~3週間に1回のチェックが推奨されます。メーカー指定の適正空気圧を守り、必要に応じて調整することが重要です。

    タイヤローテーションの実施

    タイヤローテーションの実施は、タイヤの均等な摩耗を促進し、タイヤの寿命を大幅に延ばす効果があります。車両の駆動輪、荷重、走行条件によってタイヤの摩耗具合は異なります。前輪と後輪、左右のタイヤを定期的に位置交換することで、タイヤの偏摩耗を防ぎ、より長く均一な性能を維持できます。

    一般的に、5,000〜8,000キロメートル走行するごと、または6か月に1回のローテーションが推奨されます。

    まとめ

    まとめ

    オーナー様のライフスタイルを加味しスタッドレスタイヤを選ぶことで、快適で安心安全なカーライフを送ることができます。タイヤの事でお悩みの方はぜひタイヤワールド館ベストにご相談下さいね!

    作成者: 遠藤(多賀城店店長)

    趣味:お客様の車をドレスアップすること
    モットー:全てのお客様から喜びの声を沢山頂けるよう接客を行うこと
    特技:タイヤ・ホイールのインチアップ・マッチング・インセット計算
    20年以上のキャリアを持ち多くの顧客から絶大な信頼を得ている。