最終更新日 2025年7月31日
つい先日発売された新型N-BOX!広い室内はそのままで、すっきりと上品なデザインになりましたよね。今回は軽自動車界の絶対的王者、N-BOXのおすすめスタッドレスタイヤをご紹介したいと思います!
- 【車種・インチ別】N-BOXのタイヤ・ホイールサイズ早見表
- ┗【JF1/JF2】初代 N-BOX(2011年〜2017年)
- ┗【JF3/JF4】2代目 N-BOX(2017年〜2023年)
- ┗【JF5/JF6】新型 N-BOX(2023年〜)
- N-BOXはナットに注意
- タイヤ交換の時期はいつ?
- N-BOX・軽自動車<155/65R14>のおすすめスタッドレス
- ┗ 性能重視|ブリジストン:VRX3
- ┗ コスパ重視|トーヨー:オブザーブGIZ2
- ┗ バランス重視|ダンロップ:ウィンターマックス02
- ┗ プレミアム|グッドイヤー:ICE NAVI8
- ┗ 氷上性能|ヨコハマ:アイスガード7
- ┗ ハイト系専用|トーヨー:ウィンタートランパスTX
- N-BOXのインチアップサイズについて
- まとめ
【車種・インチ別】N-BOXのタイヤ・ホイールサイズ早見表
N-BOXは2022年も20万4734台で軽自動車販売台数第1位!8年連続1位となった、大人気のホンダの軽自動車です。ちなみに2位はダイハツ「タント」で12万3198台、3位はスズキ「スペーシア」で11万0697台です。大きく引き離し、圧倒的強さがわかりますね。
N-BOXだけでなく、N-ONE、N-WGN、N-VANのホンダの軽自動車Nシリーズはどれも街中でよく見かけますよね!そんなN-BOXの型式は初代・2代目・新型の3種類です。
タイヤサイズは初代N-BOXだけ13インチ設定があり、それ以降は14・15インチ設定です。
基本的にはベーシックグレードが155/65R14、上位グレードが165/55R15となっています。
【JF1/JF2】初代 N-BOX(2011年〜2017年)

初代N-BOXの純正サイズは13インチ〜15インチの3サイズです。
●14インチ:155/65R14
●15インチ:165/55R15
それぞれのタイヤ・ホイールの詳細サイズを見ていきましょう。
13インチのタイヤ・ホイールサイズ
| タイヤサイズ | 145/80R13 |
| ホイールサイズ | 13×4.00B |
| PCD | 100 |
| ホール数 | 4穴 |
| インセット | 35 |
14インチのタイヤ・ホイールサイズ
| タイヤサイズ | 155/65R14 |
| ホイールサイズ | 14×4.5J |
| PCD | 100 |
| インセット | 40 |
15インチのタイヤ・ホイールサイズ
| タイヤサイズ | 165/55R15 |
| ホイールサイズ | 15×4.5J |
| PCD | 100 |
| インセット | 45 |
【JF3/JF4】2代目 N-BOX(2017年〜2023年)

2代目では、13インチの純正設定がなくなりました。14・15インチのサイズは初代と同じです。
●15インチ:165/55R15
14インチのタイヤ・ホイールサイズ
| タイヤサイズ | 155/65R14 |
| ホイールサイズ | 14×4.5J |
| PCD | 100 |
| インセット | 40 |
15インチのタイヤ・ホイールサイズ
| タイヤサイズ | 165/55R15 |
| ホイールサイズ | 15×4.5J |
| PCD | 100 |
| インセット | 45 |
【JF5/JF6】新型 N-BOX(2023年〜)

新型はN-BOXカスタムのターボが15インチ、それ以外のグレードは14インチとなっています。
グレードと詳細なタイヤサイズは以下のとおりです。
| タイプ | 駆動 | 型式 | タイヤサイズ |
|---|---|---|---|
| N-BOX | FF | 6BA-JF5 | 155/65R14 |
| 4WD | 6BA-JF6 | 155/65R14 | |
| N-BOXスロープ | FF | 6BA-JF5 | 155/65R14 |
| 4WD | 6BA-JF6 | 155/65R14 | |
| N-BOXカスタム | FF | 6BA-JF5 | 155/65R14 |
| 4WD | 6BA-JF6 | 155/65R14 | |
| N-BOXカスタムターボ | FF | 6BA-JF5 | 165/55R15 |
| 4WD | 6BA-JF6 | 165/55R15 | |
| N-BOXカスタムスロープ | FF | 6BA-JF5 | 155/65R14 |
| 4WD | 6BA-JF6 | 155/65R14 |
N-BOXはナットに注意

N-BOXの純正ホイールのナット取り付け座面は球面です。純正ホイールを使用し、スタッドレスタイヤをお考えであれば問題ありませんが、純正以外のホイールでスタッドレスタイヤの購入を検討中の方はホイールを取り付けるナットも一緒にご購入することをオススメします。
| N-BOXのナットサイズ | |
|---|---|
| ハブボルト径 | M12 |
| ねじピッチ | 1.5P |
| 先端サイズ | 19HEX |
一台分は4×4の16個必要になります。さらに軽自動車では、通常サイズのナットでは、ホイールからナットの先端が吐出してしまうので、ショートタイプの社外ナットにする必要があります。
ホンダ車のほとんどの純正ナットは「球面」であるのに対して、アフターホイールは「60度のテーパー座」であることがほとんどです。(トヨタ・日産・スバル・マツダ・スズキなど他のメーカーのほとんどが「60度テーパー座」です。)
怖いのが、間違ったナットでも付いてしまうことです。
しかし、ナットとホイールの接地面積が少ないためすぐに緩んでしまったり、タイヤが外れる危険性があります。必ず、ホイールの形状に合ったナットを使用しましょう。
スタッドレスのタイヤ交換の時期はいつ?
スタッドレスタイヤが本来の性能を発揮するには、慣らし運転が必要です。製造過程でできるタイヤ表面の薄皮が剥けることが大切なのです。
また、ノーマルタイヤは寒くなるとゴムが固くなってしまいます。スタッドレスタイヤのゴムは寒くても柔らかさを保つことがききるので、一般的に7度以下ならスタッドレスタイヤの方が良いと言われています。
初雪予報が出てからは取り付け予約もいっぱいで、人気サイズに関しては品薄状態になることの予想されます。急な雪でも万全な状態で運転するために、雪が降る初日に合わせて1ヶ月前にスタッドレスに交換することをおすすめします
ちなみに、全国の雪の初日と終日は以下の通りです。

| 都道府県 | 初日 | 終日 |
|---|---|---|
| 札幌 | 11/1 | 4/19 |
| 福島県 | 11/19 | 4/5 |
| 東京都 | 1/3 | 3/9 |
| 新潟県 | 11/26 | 4/1 |
| 大阪府 | 12/26 | 3/8 |
| 広島県 | 12/13 | 3/10 |
| 福岡県 | 12/18 | 3/2 |
N-BOX・軽自動車(155/65R14)のおすすめスタッドレス
それではさっそくN-BOXにおすすめのスタッドレスを紹介していきたいと思います。今回は軽自動車の基本サイズである155/65R14を念頭に性能・コスパ・乗り心地の3つの観点からご紹介していきます!
- 性能重視|ブリジストン:VRX3
- コスパ重視|トーヨー:オブザーブGIZ2
- バランス重視|ダンロップ:ウィンターマックス02
- プレミアム|グッドイヤー:ICE NAVI8
- 氷上性能| ヨコハマ:アイスガード7
- ハイト系専用|トーヨー:ウィンタートランパスTX
性能重視|ブリジストン:VRX3

昨年発売されたばかりのブリザックシリーズ最新作です。
ブリザックシリーズといえば、北海道/北東北主要5都市での装着率20年連続NO1という実績ですね。

従来の高い総合性能はそのままに、氷上性能、ロングライフ性能、効き持ち性能の3つが向上しました。
ブレーキ性能もコーナリング性能も、デモ映像を見るとかなりしっかり止まっています。

コンパウンドは「フレキシブル発泡ゴム」で吸水性を向上、さらに、ゴム部分に分子量の多い、「ロングステイブルポリマー」を配合しているため、やわらかさ維持のためオイルが抜けにくく、やわらかさを維持できるので、性能が落ちにくいです。


値が張るのが難点ですが、それも納得の性能なので、ご予算内の方にはぜひおすすめです。
コスパ重視|トーヨー:オブザーブGIZ2

新コンパウンド「吸着クルミゴム」はスタッドレスに必要な「吸水効果」、「密着効果」、「ひっかき効果」の三大機能を発揮。

1 吸水効果:NEO吸水カーボニックセル
水膜を瞬時に吸水・除去する「NEO吸水カーボニックセル」を配合。素材そのものに親水性があるので、水分をよりスムーズに吸収します。
2 密着効果:持続性密着ゲル
コンパウンドをやわらかく保ち、路面への密着性をさらに高め、鬼クルミ殻のひっかき効果も高めます。
3 ひっかき効果:鬼クルミ殻
20年以上培ってきた独自の技術である鬼クルミ殻を配合。
アイス路面をしっかりと捉えます。

「持続性密着ゲル」配合のコンパウンドは、経年変化による氷上での摩擦力低下を抑制、アイス性能をより永く保ちます。
コスパ重視の方にはこちらをおすすめいたします!
バランス重視|ダンロップ:ウィンターマックス02

ダンロップのウィンターマックス2は、ウィンターマックス3の前型であり、トータルバランスに優れたスタッドレスタイヤです。
凍結路面から雪上、ウエット路面、ドライ路面まで、あらゆる路面条件でバランスの取れた性能を発揮します。
ゴムのコンパウンドは、「液状ファルネセンゴム」と「超密着ナノフィットゴム」という特殊なゴム材料です。これらの材料の特性によって安定した氷上性能を実現します。また、通常のスタッドレスタイヤよりも耐久性に優れており、長期にわたり高いパフォーマンスを維持できます。
また、ゴムと軟化剤の2面性をもち低温下での密着とゴムの柔らかさ維持に効果を発揮する「液状ファルネセンゴム」は株式会社クラレがウィンターマックス2用に専用設計した新素材です。こちらは現行のウィンターマックス3でも使用されていますね。
最新型のウィンターマックス3には手が届かないけど、ウィンターマックスシリーズを履いてみたい!という方におすすめです。
プレミアムモデル|グッドイヤー:ICE NAVI 8(アイスナビ エイト)

グッドイヤーのICE NAVI 8は、氷上・雪上性能に加え、ドライ性能や耐摩耗性など全体的なバランスに優れたプレミアムスタッドレスタイヤです。
吸水、密着、引っかきの3つの要素を組み合わせた「トリプルトレッドテクノロジー」により、滑りやすいアイスバーンでもしっかりとグリップ。さらに、摩耗に強いコンパウンドが採用されており、性能の持続性にも優れているため、長期間にわたって安心して使用できます。
都市部での通勤や長距離走行が多いユーザーにも適しており、スタッドレスタイヤに高い信頼性と経済性を求める方におすすめの1本です。
氷上性能特化モデル|ヨコハマタイヤ:アイスガード7

ヨコハマのアイスガード7は、シリーズ史上最高の氷上性能を実現したモデルで、凍結路に強く、冬の過酷な環境下でも安心して走行できる高性能スタッドレスタイヤです。
新開発の「ウルトラ吸水ゴム」が氷上の水膜をすばやく除去し、タイヤが路面にしっかり密着することで、抜群の制動力を発揮します。また、サイプやトレッドパターンにも工夫が施されており、グリップ力だけでなく静粛性や転がり抵抗の低減にも配慮されています。
氷に対する強さと「効きもち・長もち」の両立を求める方にぴったりの1本です。
ハイト系専用モデル|トーヨー:ウィンタートランパス TX

トーヨーのウィンタートランパス TXは、ミニバンやSUV、軽ハイトワゴンといった重心が高く車重もあるハイト系車種のために専用設計されたスタッドレスタイヤです。
タイヤの剛性を高めることで、高速走行時やカーブでのふらつきを抑え、安定したハンドリングを実現しています。また、トレッドパターンとコンパウンドにはアイスバーンやシャーベット路での除水・密着性能を高める工夫が施されており、滑りやすい冬道でも安心して走行できます。
家族を乗せて走るミニバンユーザーや、背の高い車の安定性に不安を感じる方にとって、心強い選択肢となるでしょう。
N-BOXのインチアップサイズについて
以下の13~15インチは純正サイズとして使用されています。
また、それ以上の16インチだと
165/50R16
での取付になります。

憧れのBBSホイールも、軽自動車サイズがバッチリあります!
※カラーにご注意ください!
まとめ
今回は大人気N-BOXのスタッドレスについて、性能、コスパ、乗り心地の3つの観点から、おすすめタイヤをご紹介しました!
N-BOXのカスタム画像をさらに見てみたいという方は、ぜひベスト写真館を覗いてみてください。
N-BOXの装着画像へ

また、ホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、こちらもぜひお試しください。
今年買い換えの方のご参考になればと思います。

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