最終更新日 2024年7月17日
走行しているときに、ゴォーというような音が聞こえる、なんとなく車内がうるさいような気がする。それ、実はロードノイズ・パターンノイズと呼ばれるものかもしれません。同じノイズですが、それぞれ原因や音の種類が違うのです。今回は、この二つのノイズについて解説していきます!まずはそれぞれの音の特徴についてです!
- 走行中の騒音は2種類!それぞれどんな音や特徴があるのか
- ┗ロードノイズの特徴
- ┗パターンノイズの特徴
- ロードノイズ・パターンノイズは何が原因で起きるのか
- ┗ロードノイズの発生源
- ┗パターンノイズの発生源
- ノイズを解消するためにどんなタイヤを選んだら良いのか?
- ベストがおすすめするタイヤはこれ!
- ┗BRIDGESTONE REGUNOシリーズ/ブリヂストン レグノシリーズ
- ┗DUNLOP VEURO VE304/ダンロップ ビューロ VE304
- ┗YOKOHAMA ADVANdb v552/ヨコハマ アドバンデシベル v552
- ┗MICHELIN PRIMACY4+/ミシュラン プライマシー4+
- ┗TOYO TIRES PROXES comfortⅡs/トーヨータイヤ プロクセスコンフォートツーエス
- まとめ
走行中の騒音は2種類!それぞれどんな音や特徴があるのか
ロードノイズの特徴
ロードノイズとは、走行中に鳴る「ゴォー」「ガー」という低い音域の音になります。
低い周波数の音の為、私たちの耳に入りやすいノイズでもあります。
パターンノイズの特徴
パターンノイズは、ロードノイズと違い「ヒュルヒュル」「シャー」といった高い音域の音になります。
また、速度によって聞こえ方が変わるのも特徴の一つです。
ロードノイズ・パターンノイズは何が原因で起きるのか
ロードノイズの発生源
ロードノイズ発生の大きな原因はタイヤになります。
ロードノイズは、路面の細かい凹凸とタイヤが接触することで発生する振動が主な原因となっています。一見きれいに見える舗装道路を走っていても、路面の細かい凹凸によって発生します。
このノイズは、50~500Hzの周波数で耳に入りやすい為、私たちが不快なノイズとして認識しやすい音になります。
ほかにも、タイヤの扁平率が薄いものでは、タイヤ内部の空洞が狭くなるため大きいロードノイズが発生しやすいです。
パターンノイズの発生源
パターンノイズの大きな原因は、タイヤのトレッドパターンだと言われています。
トレッドパターンは、タイヤの溝ともいわれます。ロードノイズはタイヤの溝に含まれる空気が走行中に圧縮され、タイヤが地面から離れた瞬間に膨張することで発生します。
そのため、ロードノイズと違い、路面状況ではなく走行速度によって音の大きさや周波数が変わってくるノイズになります。
ノイズを解消するためにどんなタイヤを選んだら良いのか?
この不快なノイズを解消するためのタイヤ選びのポイントが3つあります。
①扁平の高いタイヤを選ぶこと
扁平が薄い分地面からのノイズが車内に伝わりやすいため、静粛性を求めるうえでは向いていないと言えます。
②コンフォート系のタイヤを選ぶこと
コンフォートタイヤは、高級車に使われることも多いため、乗り心地や静粛性に力を入れている商品が多いからです。
③柔らかめのゴムが使用されているタイヤを選ぶこと
柔らかいと地面に密着する力が高いため路面の凹凸をうまく吸収して、ロードノイズを軽減してくれる可能性が高いためです。
では、実際にどのようなタイヤがラインナップされているのか、おすすめのタイヤを紹介していきます。
ベストがおすすめするタイヤはこれ!
BRIDGESTONE REGUNOシリーズ/ブリヂストン レグノシリーズ
REGUNO Leggera/レグノ レジェーラ
REGUNO GRXⅡ/レグノ GRX2
REGUNO GRVⅡ/レグノ GRV2
BRIDGESTONEの中でも高い静粛性と最上級の乗り心地を誇る、プレミアムコンフォートタイヤです。タイヤ自体の柔らかさに加え、軽自動車用、ミニバン用と幅広い車種の専用タイヤもあることから人気のシリーズです。
DUNLOP VEURO VE304/ダンロップ ビューロ VE304
DUNLOPのプレミアムコンフォートタイヤとなっており、中に吸音スポンジと呼ばれるダンロップ独自の技術が搭載されたタイヤです。
高い静粛性、高次元の操縦応答性からくる高速道路での安定性、高い耐摩耗性と多くを兼ね備えていることから、最上級の車内空間を追求する方たちに人気の商品です。
YOKOHAMA ADVANdb v552/ヨコハマ アドバンデシベル v552
ゴムの厚みをサイズごとに最適化することで、ゴムの振動をコントロールし、人間の耳に残る100~160Hzの周波数域のノイズを低減してくれるよう設計されています。
パターンブロックの大きさを限界まで小さくすることで、贅沢なまでの静かさを実現させています。
MICHELIN PRIMACY4+/ミシュラン プライマシー4+
MICHELINのPRIMACY4+は、安心感の長く続くウェットブレーキ性能、どこまでも走りたくなる高速走行時の安定性、同乗者との会話が弾む静粛性を兼ね備えたMICHELINの誇るプレミアムコンフォートタイヤです。
接地面における接地部分と溝部分の比率を常に一定になるように設計されているため、タイヤパターンから発する音圧が一定になり、優れた静粛性を実現させています。
TOYO TIRES PROXES comfortⅡs/トーヨー プロクセスコンフォートツーエス
上質なクルージングを追求し、環境性能にも着目したプレミアムコンフォートタイヤです。
非対称ブロックピッチ配列によりノイズの低減を図っているため、上質な乗り心地と高い操作性を両立させた商品です。
まとめ
静粛性に優れたタイヤは多くあります。しかし、一概に静粛性といっても、それぞれの商品にはほかにも特徴があります。
今回紹介したタイヤの詳しい情報や、自分の車に向いているかを知りたいと思いましたら、どうぞタイヤワールド館ベストにお越しくださいませ。
お客様のご要望に沿ったタイヤや、お車に合ったタイヤをご提案させていただきます。
趣味:ドライブ旅行
モットー:一期一会
特技:スノーボード
物腰柔らかな接客で安心して買い物が出来ると定評あり。