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    ジムニー・ジムニーシエラのインチアップを徹底解説!人気のタイヤ・ホイールやリフトアップもご紹介

    ジムニーカスタムの定番である「インチアップ」「リフトアップ」を行い、タイヤサイズを変えれば、ジムニーの見た目を劇的に変えることが可能です。

    ただし、挑戦したい気持ちがあっても、専門的な知識も多く、手が出せないユーザーは多いのではないでしょうか。

    実際、間違った知識で誤ったタイヤサイズを装着すれば、見た目の低下だけでなく、走行へ支障が出るケースもあります。

    そこで今回は、ジムニーの「インチアップ」「リフトアップ」について深掘りし、車高を上げた際のタイヤサイズについても詳しく解説していきます。

    ジムニーのインチアップとは

    ジムニーのインチアップとは

    ジムニーの王道カスタム「インチアップ」について、基本要素から解説していきます。

    リフトアップとの違いは?ノーマル車高でインチアップできる?

    インチアップとは、純正よりも大径のホイールを装着し、それに合わせてタイヤの扁平率を下げることで、タイヤ外径を維持しながらホイールサイズを大きくするカスタム手法です。

    一方、リフトアップは車体そのものを持ち上げる改造を指します。

    ジムニーの場合、純正タイヤサイズが小さいため、ノーマル車高での大幅なインチアップは物理的に困難です。
    フェンダー内に収まるタイヤサイズには限界があり、特に2インチアップ以上を行う場合は、リフトアップまたはフェンダー加工が必要になることがほとんどです。

    ノーマル車高で可能なタイヤのインチアップは、基本的に1インチアップまでが現実的です。
    それ以上のサイズアップを希望する場合は、車高調整やサスペンション交換による車高上げ(リフトアップ)が前提となります。

    なぜジムニーのインチアップが人気なのか

    ジムニーはカスタム車として人気が高いこともあり、インチアップで好みの車体に仕上げることが王道のカスタムとなっております。

    具体的にジムニーのインチアップが人気な理由を見ていくと、まずは見た目の向上が挙げられます。純正の小径タイヤでは物足りない迫力を、大径ホイールで補うことができ、よりアグレッシブで存在感のある外観を実現できます。

    さらに、選択できるタイヤの幅が拡大する点も大きなメリットです。
    純正サイズでは選択肢が限られるタイヤも、インチアップにより豊富なバリエーションから選択できるようになります。

    特に、高性能なオフロードタイヤやオンロードタイヤを装着することで、用途に応じた性能向上が期待できます。

    ただし、乗り心地の硬化や燃費の悪化、タイヤ・ホイール費用の増加などデメリットもあるため、総合的な判断が必要といえますね。

    ジムニー・ジムニーシエラの純正タイヤ・ホイールサイズ早見表

    ジムニー・ジムニーシエラの純正タイヤ・ホイールサイズ早見表

    今回は現行型であるジムニー(JB64)とジムニーシエラ(JB74)にフォーカスした早見表をお届けします。

    ジムニー(JB64)純正タイヤ・ホイールサイズ

    年式 グレード 型式 純正タイヤサイズ 純正ホイールサイズ
    2024〜 XC(4WD) JB64W 175/80R16 91S 16×5.5J +22
    XG(4WD)
    XL(4WD)
    2022〜 XC(4WD)
    XG(4WD)
    XL(4WD)
    2021〜 XC(4WD)
    XG(4WD)
    XL(4WD)
    2018〜 XC(4WD)
    XG(4WD)
    XL(4WD)

    現行型であるJB64型は、どの年式でもタイヤ・ホイールサイズは同じになっております。

    ホイールサイズについては、「PCD139.7」「5穴」も覚えておきましょう。
    尚、「PCD139.7」「5穴」はジムニー専用サイズといっても過言ではなく、他車ではほとんど採用されておりません。
    したがって、社外アルミホイールの選択肢は、他車より少ないのもジムニーの特徴です。

    ジムニーシエラ(JB74)純正タイヤ・ホイールサイズ

    年式 グレード 型式 純正タイヤサイズ 純正ホイールサイズ
    2024〜 JC(4WD) JB74W 195/80R15 96S 15×5.5J +5
    JL(4WD)
    2022〜 JC(4WD)
    JL(4WD)
    2021〜 JC(4WD)
    JL(4WD)
    2018〜 JC(4WD)
    JL(4WD)

    ジムニー同様、ジムニーシエラ現行型は年式関係なく同じタイヤ・ホイールサイズです。

    ホイールサイズに関しても、「PCD139.7」「5穴」となっています。

    注意すべきは、ジムニーは16インチに対してジムニーシエラは15インチで、インチ数は小さくなっていますので、勘違いしないようにしてください。

    ジムニーのタイヤをインチアップするならリフトアップ(車高上げ)が必要

    ジムニーのタイヤをインチアップするならリフトアップ(車高上げ)が必要

    ジムニーで大幅なインチアップを行う場合、多くのケースでリフトアップが必要になります。
    理由としては、フェンダー内スペースの問題があります。

    ジムニーの純正フェンダーは、純正タイヤサイズに最適化されており、大径タイヤを装着するとフェンダー内での干渉が発生しやすくなります。
    特に、ステアリングを切った際の前輪の動きや、サスペンション作動時の上下動において、タイヤがフェンダー内部品と接触するリスクが高まります。

    また、サスペンション動作の確保も重要な要素です。
    ノーマル車高のままインチアップすると、サスペンションが十分に作動する前にタイヤがフェンダーに当たってしまい、本来の懸架性能を発揮できなくなる場合があります。

    リフトアップの種類としては、「スプリング交換による方法」「車高調キット使用による方法」「専用ブロック(スペーサー)使用による方法」などがあります。
    それぞれ費用や性能、乗り心地への影響が異なるため、用途と予算に応じた選択が必要です。

    専門的な知識が必要になる部分ですので、気になる方はタイヤワールド館ベストにぜひご相談ください!

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    ジムニー・ジムニーシエラの車高に合わせたインチアップサイズはいくつ?

    ジムニー・ジムニーシエラの車高に合わせたインチアップサイズはいくつ?

    ここでは、リフトアップによるタイヤサイズを確認していきましょう。

    リフトアップによる1インチアップ、2インチアップ、3インチアップにおいて、それぞれで装着できるタイヤサイズをリストアップします。

    【1インチアップ】タイヤサイズ

    1インチアップによるタイヤサイズは、ジムニー(JB64)の場合「185/85R16」、ジムニーシエラ(JB74)の場合「215/80R15」がおすすめサイズです。

    車種 1インチアップおすすめサイズ 外径差
    ジムニー(JB64) 185/85R16
    (外径721mm)
    +34mm
    ジムニーシエラ(JB74) 215/80R15
    (外径725mm)
    +32mm

    ※ジムニー(JB64)の純正タイヤサイズ(175/80R16)の外径は約686mm、ジムニーシエラ(JB74)の純正タイヤサイズ(195/80R15)の外径は約693mmです。

    数字だけ見るとそこまで見た目に変化がないように感じますが、実際に装着してみると外観は劇的に変わります!

    一回り大きくなるタイヤサイズでは、ノーマル車高でも装着可能な場合が多いですが、タイヤ銘柄やトレッドパターンによっては、1インチアップ程度の軽微なリフトアップを推奨し
    ています。

    1インチアップのメリットは、大幅な改造を必要とせず、比較的純正に近い乗り心地を維持できることです。
    また、タイヤの選択肢も豊富で、オンロード重視からオフロード重視まで、様々な用途に対応したタイヤを選択できます。

    費用面でも、ホイール・タイヤともに手頃な価格帯の商品が多く、初めてのインチアップとしては最適な選択肢と言えるでしょう。

    【2インチアップ】タイヤサイズ

    2インチアップになると、より迫力のある外観と性能向上が期待できますが、同時により専門的な知識と準備が必要になります。

    ジムニー(JB64)の場合「195R16」「225/70R16」「235/70R16」、ジムニーシエラ(JB74)の場合「225/70R16」等がおすすめサイズです。

    車種 2インチアップおすすめサイズ 外径差
    ジムニー(JB64) 195R16
    (外径720mm)
    225/70R16
    (外径721mm)
    235/70R16
    (外径735mm)
    +35〜50mm
    ジムニーシエラ(JB74) 225/70R16
    (外径722mm)
    +29mm

    ※ジムニー(JB64)の純正タイヤサイズ(175/80R16)の外径は約686mm、ジムニーシエラ(JB74)の純正タイヤサイズ(195/80R15)の外径は約693mmです。

    2インチアップのメリットは、見た目の大幅な向上と、ハンドリング性能の明確な改善です。
    特に、オンロード走行時の安定性とコーナリング性能が向上、ブレーキング性能も向上する傾向にあります。

    一方、デメリットとしては、乗り心地の硬化、燃費の悪化、タイヤ・ホイール重量の増加による加速性能の低下などが挙げられます。

    【3インチアップ】タイヤサイズ

    3インチアップは、ジムニーのインチアップとしては最も大胆な部類に入り、大幅な外観変更と性能特性の変化をもたらします。

    ジムニー(JB64)の場合「245/75R16」「245/75R16」、ジムニーシエラ(JB74)の場合「225/75R16」「235/70R16」がおすすめです。

    車種 3インチアップおすすめサイズ 外径差
    ジムニー(JB64) 225/75R16
    (外径744mm)
    245/75R16
    (外径774mm)
    +58〜88mm
    ジムニーシエラ(JB74) 225/75R16
    (外径750mm)
    +57mm

    ※ジムニー(JB64)の純正タイヤサイズ(175/80R16)の外径は約686mm、ジムニーシエラ(JB74)の純正タイヤサイズ(195/80R15)の外径は約693mmです。

    3インチアップのメリットは、圧倒的な存在感と、オンロード性能の大幅な向上です。
    特に高速道路での安定性や、ワインディングロードでのハンドリング性能は大きく改善されます。
    また、大径ホイールによりブレーキディスクの大径化も可能になり、制動性能の向上も期待できます。

    しかし、燃費の低下、タイヤ・ホイールの高額化、パーツ重量増加による各部への負担増加などが挙げられます。

    ここまで紹介したタイヤサイズは一例です。
    リフトアップによって、17インチ・18インチを取り入れることも考えられます。

    リフトアップ・タイヤサイズの大径化は専門知識が必要な箇所も多いので、カーショップ等の専門店へ相談してみてください!

    インチアップサイズによる違いと特徴

    インチアップサイズによる違いと特徴

    インチアップによる性能や特性の違いを詳しく分析します。

    1インチアップの特徴

    1インチアップは、純正からの変化が穏やかで、バランスの取れた改善効果が得られます。見た目の向上は適度で、派手すぎない大人の改造といえるでしょう。

    乗り心地の悪化も最小限に抑えられ、日常使いにおいて大きな支障はありません。
    燃費への影響も軽微で、経済性を重視するユーザーにも適しています。

    純正とほぼ同等を維持できるため、ジムニー本来の性能を損なうことがありません。

    2インチアップの特徴

    2インチアップになると、外観の変化が明確になり、より迫力感溢れる印象を与えます。

    2インチ車高を上げると、悪路走破性はより向上するため、アクティブなアウトドアを楽しめるようになると言えます。

    ただし、燃費への影響も現れ始め、タイヤ・ホイールの価格も上昇します。
    各パーツの改造費用も相応に高くなってくるため、コストはある程度覚悟しておく必要があるでしょう。

    3インチアップの特徴

    3インチアップは、ジムニーの性格を大きく変える改造といえます。外観は完全に変貌し、存在感のある迫力あるスタイルを実現できます。
    大径タイヤにも果敢に挑戦できるので、他車と大きな差別化になることは間違いなしです!

    さらに、車高は相当上がり走破性が格段に向上するので、悪路を攻めたいユーザーであれば満足度は高いでしょう。

    ただし、3インチリフトアップになると駆動系の角度も大きく変わることもあり、補正パーツも多く必要で改造費用も高くなるのでご注意ください。

    オンロードでは車両重心が高くなるので、高速走行時や突風時にあ守られやすくなるといったデメリットがあります。

    ジムニーに合わせるべきおすすめタイヤ4選

    ジムニーに合わせるべきおすすめタイヤ

    ジムニーに合わせるタイヤとしておすすめのタイヤを4つご紹介します!

    1. トーヨータイヤ:オープンカントリーM/T
    2. ダンロップ:グラントレック MT2
    3. ブリヂストン:デューラーM/T 674
    4. BFクッドリッヂ:オールテレーンT/A KO3

    オンラインサイトでは、サイズ間違いによる購入の返品はできかねますので、サイズに不安な方は、ご購入の前にご相談くださいね。

    1.トーヨータイヤ:オープンカントリーM/T

    オープンカントリーM/T

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    知っている方も多く、定番人気と言われているのが、トーヨータイヤのオープンカントリーR/Tです。

    デザインはジムニーらしいオフロード感を演出し、悪路にも対応できる性能とオンロードを快適に走行できる性能の両方を併せ持つため、見た目と使い勝手の良さで高い支持を獲得しています。

    ホワイトレター設定もあり、足回りを洒落た雰囲気に仕上げるタイヤとして、一般的なタイヤにはない特徴も魅力です。

    さらにジムニーの1インチアップ程度に最適な大きいタイヤサイズが揃っているので、手軽にインチアップしやすいタイヤといえます。

    価格はデザインや機能性の割に、お手頃で手が出しやすいタイヤですよ。

    2.ダンロップ:グラントレック MT2

    グラントレックMT2

    ダンロップ公式サイトへ

    ダンロップのグラントレックMT2は、4WD・SUV向けのマッドテレーンタイヤで、特にジムニーなどののオフロード走行を重視するユーザーに人気があります。

    ナローとワイドの2種類のトレッドパターンがあり、ナローはブロック間隔が広く、泥や岩場での排土性とグリップ力に優れています。ワイドはオンロード性能も考慮され、日常使いにも適しています。

    グリップ力が高い反面、耐摩耗性はやや劣りますが、オフロード性能を最優先するユーザーに高い支持を受けています。ダートからマットまでオフロードを楽しむ方へ、タイヤです。

    3.ブリヂストン:デューラーM/T 674

    デューラーM/T 674

    ブリヂストン公式サイトへ

    ブリヂストンのデューラー M/T 674は、ハードなマッドステージを走破する本格オフロードタイヤです。3D形状パタンの採用により、泥濘地での高いトラクションとハンドリング性能を実現し、耐久性にも優れています。

    また、オンロードでの静粛性と乗り心地にも配慮されており、日常使いにも適しています。力強い外観を演出するサイドデザインも特徴です。

    4.BFグッドリッチ:オールテレーンT/A KO3

    オールテレーンT/A KO3

    BFグッドリッチ公式サイトへ

    BFグッドリッチのオールテレーンT/A KO3は、四駆タイヤ・ホワイトレターの元祖と呼ばれるタイヤで、昔から根強いファンも多いブランドタイヤです。

    サイズラインナップが多く、ノーマル車両からリフトアップ車両まで、ユーザーが求める理想の大きさが揃っています。
    オフロード感満載のタイヤで、ここまでサイズ展開があるタイヤは他にもないため、とことんこだわりたい派ユーザーであれば、こちらのタイヤ一択です。

    オールテレーンタイヤとなり全路面に適合するので、平日は街乗り、休日はアクティブにアウトドアへ出かけるといったシーンに最適です。
    さらに、オールテレーンタイヤでありながら、見た目はマッドタイヤ(オフロードタイヤ)さながらのデザインになっているのも魅力でしょう。

    価格は少し高くなってしまいますが、満足度は確実に高いタイヤですので、奮発する価値は大いにありますよ。

    ジムニーにおすすめホイール3選

    ジムニーにおすすめホイール3選

    ジムニーは専用ホイールも多く、カスタムしがいがあります!ここではその中でもおすすめのホイールを3つご紹介します。

    1. オフパフォーマーRT5N+II
    2. ナイトロパワー クロスクロウ
    3. ブラッドレイV

    1. 4×4エンジニアリングサービス オフパフォーマーRT5N+II

    4×4エンジニアリングサービス オフパフォーマーRT5N+

    公式サイトへ

    オフパフォーマーRT5N+は、直線を基調とした星形5本スポークが、シャープで力強い印象を与えます。 鋳造ワンピース構造で、高い強度を軽さを両立。

    カラーは渋めのガンメタと上品なホワイトをタインナップしています。
    カラー:ナチュラルホワイト/ダークガンメタ

    2. MID ナイトロパワー クロスクロウ

    MID ナイトロパワー クロスクロウ

    公式サイトへ

    ナイトロパワーのクロスクロウは、スポークのディテールが連続性をもってリムフランジへと広がり、鋭く立ち上がっていくデザインは、まさに獲物をつかんで離さない。

    さらにドム幅のなかに、クロスクロウならではのディープなシルエットをしっかりと確保。

    また、このデザインバランスはそのままに、5穴私用のSUVに照準を絞った5スポークバージョン、4穴私用の8本スポークモデル、軽スタイル用も用意しています。

    3. 4×4エンジニアリングサービス ブラッドレーV

    4×4エンジニアリングサービス ブラッドレー

    公式サイトへ

    ブラッドレーは、ホイールのビードシート部の表面に細かい凹凸上の加工を施す「ローレット加工」。瞬間的に大きな回転トルクがかかった際、ビードの滑り(タイヤの空転)を防ぎます。カラー8展開有ります!

    ジムニーのカスタム画像をさらに見てみたいという方は、ぜひベスト写真館を覗いてみてください。

    ジムニーの装着画像へ

    また、ホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、こちらもぜひお試しください。

    あなたのマイカーに似合うホイールを探そう!ホイールシュミレータ

    マイカーホイールシュミレータ

    インチアップの注意点と車検基準

    インチアップの注意点と車検基準

    インチアップに関わり、注意する点と車検基準も解説します。

    インチアップの注意点

    インチアップを行う際の重要な注意点を詳しく解説します。

    注意点 内容
    タイヤ外径の維持 インチアップの基本原則は、タイヤ外径を純正とほぼ同等に保つことです。外径が大きく変わると、スピードメーターの誤差、車高の変化、ギア比の変化などが生じ、車両の基本性能に影響を与えます。一般的に、純正外径の±3%以内に収めることが推奨されています。
    荷重指数(ロードインデックス)の確保 タイヤの荷重指数は、そのタイヤが安全に支えることができる最大荷重を示しています。インチアップ時には、純正タイヤ以上の荷重指数を持つタイヤを選択する必要があります。荷重指数が不足すると、タイヤの性能低下や破損のリスクが高まります。
    フェンダーからのはみ出し禁止 道路運送車両法により、タイヤがフェンダーからはみ出すことは禁止されています。インチアップによりタイヤ幅が広くなる場合、フェンダー内に収まることを確認する必要があります。

    車検通過の基準

    車検においてインチアップ車両が適合する必要がある基準を説明します。

    まずは、外観検査基準において、タイヤ・ホイールがフェンダー内に収まっていること、車体からの突出がないこと、鋭利な部分がないことなどが検査されます。
    また、ホイールナットやボルトが適切に締め付けられていることも確認されます。

    寸法・重量基準としては、車両の全長、全幅、全高が基準値内に収まっていることが必要です。
    特に、大径タイヤにより全高が変化する場合があるため、注意が必要です。

    性能基準としては、スピードメーターの誤差が法定範囲内(実速度に対して+15%〜-10%)であることが必要です。
    タイヤ外径の変化により誤差が生じる場合、メーター補正が必要になることがあります。

    これらの基準を満たすためには、専門知識を持つショップでの作業と、事前の入念な検討が重要です。

    ジムニーリフトアップについて

    ジムニーリフトアップについて

    ジムニーユーザーであれば、リフトアップに挑戦したい方は多いと思います。
    最近のトレンドと費用についてもチェックしていきましょう。

    トレンドである「ちょい上げ」がおすすめ

    最近のジムニーカスタムトレンドにおいて、「ちょい上げ」と呼ばれる軽微なリフトアップが人気を集めています。
    これは、1〜2インチ(25〜50mm)程度の穏やかなリフトアップを指し、見た目の向上と実用性のバランスを重視したカスタム手法です。

    ちょい上げの最大のメリットは、ジムニー本来の性能を大きく損なうことなく、外観の向上と軽度の性能向上を実現できることです。

    最低地上高の向上により、目線が高くなり運転がしやすいので安定性が向上、軽微なオフロード走行での余裕も生まれます。
    また、大幅な改造と比較して費用も抑えられ、車検対応も容易です。

    さらに、ちょい上げにより1〜2インチアップのタイヤが装着可能になり、選択肢が大幅に拡大します。

    乗り心地についても、ちょい上げであれば、乗り心地の悪化は最小限に抑えられます。
    適切なサスペンション選択により、純正に近い快適性を維持しながら、見た目の向上を図ることができます。

    一昔前であれば、ジムニーはコアなファンが愛用する車でしたが、現行型になってからは若者、女性からも人気が高くなっているため、手軽にできるカスタムが主流になりつつあります。

    リフトアップにかかる費用もチェック

    リフトアップにかかる費用は、手法や程度により大きく異なります。

    スプリング交換は、最も一般的で経済的な方法で、費用は部品代と工賃を合わせて5〜15万円程度です。

    1〜3インチのリフトアップが可能で、多くのメーカーからキットが発売されています。
    ただし、乗り心地の調整には限界があり、大幅なリフトアップでは乗り心地が硬くなる傾向があります。

    車高調キットによる方法では、減衰力調整機能付きの車高調キットを使用する方法で、費用は15〜40万円程度です。
    また、車高の微調整も可能で、より細かなカスタムが実現できます。

    エアサスペンションを利用する場合は、最も高価になり、費用は50〜100万円以上になります。
    車高の任意調整が可能で、オンロード走行時は車高を下げ、オフロード走行時は車高を上げるといった使い分けができます。
    ただし、システムが複雑で、メンテナンス費用も高くなります。

    その他の費用として、リフトアップに伴い、ショックアブソーバー、ブレーキホース、プロペラシャフトなどの交換や調整が必要になる場合があり、追加費用が発生することがあります。

    また、車検取得時は、アライメント調整や光軸調整なども必要になるため、総額ではある程度のコストがかかることは覚悟しておきましょう。

    項目 費用目安
    スプリング交換 5〜15万円程度
    車高調キット 15〜40万円程度
    エアサスペンション 50〜100万円以上
    その他の費用として、リフトアップに伴い、ショックアブソーバー、ブレーキホース、プロペラシャフトなどの交換や調整が必要になる場合があり

    ジムニーのインチアップでお困りならタイヤワールド館ベストにおまかせ

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    ジムニーのインチアップは車両特性の理解、適切なサイズ選択、リフトアップとの組み合わせ、車検対応など、多くの専門知識と経験が必要なカスタムです。

    弊社タイヤワールド館ベストでは、ジムニーのカスタムも対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
    お客様の希望に合わせて、ベストなプランを提案させていただきます。

    また、タイヤやホイールをお探しであれば、オンラインショップもご利用ください。
    オフロード向けタイヤも豊富に在庫を揃えていますので、お探しの商品が必ず見つかるはずです。

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