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アライメント タイヤ知識 泉八乙女

タイヤの片減り・左右で減り方が違う【アライメント】ずれているかもしれません!

最終更新日 2022年10月22日

「タイヤの外側だけ溝がない!?」
「片方のタイヤがツルツル!?」
これってどういうこと?片減りって何!?
疑問がある方へ今回はタイヤの片減りについてお話しします。

タイヤの減り方がおかしい・・考えられる原因は?

上げればいくつも原因はありますが、
今回取り上げたいのは車の骨盤のズレです。
車の骨盤とはホイールの整列させるサスペンションや
ステアリングのシステムを構成するそれぞれの部品たちのことで、
それらを正常にするのがアライメント調整です。
足回りを取り付けたり、取り外したりする際に
アライメント調整を行わず放置していると、片減りの原因になります。

また、足回りに何も変化を着けていない車でも
走行中の段差の乗り降りや、縁石の乗り上げ・接触、
駐車時の輪留めに強くあたる、など車の足回りに強い衝撃を
与え続けると徐々に歪んでいきアライメントが狂っていく…
するとタイヤが変な減り方をする。に繋がります。

片べりしている時の足回りに起きている状態

アライメントがズレている可能性があります。
アライメントとは
「トー角」「キャンバー角」「キャスター角」などの
4つの車の軸が正しい角度を保つことで、
車が真っ直ぐ走行ができるというものです。

車を上から見た時にタイヤが進行方向に対し
内側に傾けられた状態をトーイン、
反対に、外側に傾けられた状態をトーアウトと言います。

内側が摩耗している場合はトーアウトが過多に、
逆に、外側が摩耗している場合はトーインが過多になっていると
言われます。

またタイヤの空気圧が抜けた状態で運転すると、
タイヤ両サイドが極端に減るので確認してみましょう。

左右で片減りの仕方が違う時に起きている足回りの状態

どちらかのタイヤが著しく減っている原因として

「前にどちらかのフロントタイヤを縁石にぶつけたことがあるな・・・」

など、事故すれば必ずと言っていいほど有り得ることで
何らかの衝撃が加わると足回りが狂い、
タイヤの減りにも支障をきたします。
やはりアライメントのずれを確認しましょう。
運転の仕方や癖でもアライメントは徐々にズレていきます。
アライメントを調整しても改善されない場合は車本体、
フレームの歪みを疑いましょう。

調整箇所と調整方法

タイヤの片減りを防ぐには、
アライメントを適正値に調整することです。
上記ご説明した通り
単純に前輪内側が減っている場合はトーインに、
外側が減っている場合はトーアウトへ調整する必要があります。

車体に感じる振動がいつもより大きい場合や、
乗り心地に違和感がある場合は、そのまま放置せず、
すぐに確認を取るようにしましょう。
お車とタイヤを長持ちさせるポイントです。

まとめ

外減りを放置していると4本のタイヤのバランスに影響し
正常なバランス状態で走行した場合と比べ、
タイヤの寿命が短くなってしまいます。

タイヤの片減りを放置してしまうのは大変危険な行為です。
タイヤが路面と接触する部分のゴム層の面(トレッド)が
無くなってしまい、最悪の場合タイヤの破裂に繋がる恐れがあります。

また、摩耗により乗り心地に影響したり、
騒音などの問題が発生したりします。
さらにその振動が激しくなると、
ハンドルをとられて事故を起こす可能性もあります。
タイヤの片減りはどの車に乗っていても起こるので対策が必要です。

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泉八乙女店
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作成者: 佐々木 健人

趣味:ドライブ旅行
モットー:一期一会
特技:スノーボード
物腰柔らかな接客で安心して買い物が出来ると定評あり。