ミシュラン大人気プライマシーシリーズ、新商品であるプライマシー4プラスが発売されて間もなく気になっている方は多いのではないでしょうか。
「ミシュランタイヤって最近スゴイ良いタイヤってよく聞くけど何がいいのかいまいち分からない」「プライマシー4と新しく出たプライマシー4プラス実際何が変わったの?」
などの疑問にお答えするべく、今回はわたしたちタイヤ専門店としてPRIMACY 4+(プライマシー フォー プラス)の魅力をお伝えします!
- ミシュランのプライマシーシリーズの特徴
- プライマシー4とプライマシー4+の違いは?
- その他のプライマシーシリーズ一覧
- ┗E·PRIMACY
- ┗PRIMACY SUV+
- ┗PRIMACY4
- プライマシー4+はミニバンに装着しても問題ない?
- プライマシー4プラスの金額相場は?他メーカーとのコストの差はどのくらい?
- まとめ
ミシュランのプライマシーシリーズの特徴
ミシュランタイヤのプライマシーシリーズは、ミシュランタイヤの中でもっとも品質を体感できるプレミアムコンフォートタイヤであると定評があります。
その中で特に人気のあったプライマシー4の最新型が、プライマシー4+です。
走り始めから使用限度に達するまで、安全性と路面でのコントロール性能を確保し、最大限のドライビング体験を実感できるタイヤです。
また、E·PRIMACY(イー・プライマシー)はミシュラン初のエコデザインタイヤです。低燃費性能を備えており、エネルギーのロスを抑えることで燃費を向上させることができます。
現在、プライマシーシリーズの展開は以下の4つです。
● E·PRIMACY
● PRIMACY SUV+
● PRIMACY 4
お使いの車に最適なプライマシーを選びましょう。
プライマシー4とプライマシー4+の違いは?
プライマシー4は、以下の点で定評がありました。
● ハンドリング性能に評価がある
● 静粛性が実感できる
● 操縦安定性が抜群である
● ウェットブレーキ性能が従来品より向上している
プライマシー4+では、これに加えてさらに3つの点が向上しました。
- ウェットブレーキ性能が長く続く
- 高速走行時の安定したハンドリング性能
- 静粛性・快適性をそのままに安定性・操縦安定性を向上
ウェットブレーキ性能とは、その名の通り、雨の日の濡れた路面などで「ギュ」とブレーキを踏んだ時にタイヤがきちんと路面をつかみ、止まる性能のことです。
今までは、年月が経つにつれ起こる経年劣化や走行による摩耗により性能が低下していくのが普通でした。しかし、プライマシー4プラスは「高い安全性を、より長い期間確保できる」という報告があります。
つまり、ミシュランのプライマシー4+は、履き替え時まで長く続く安全性能を備えつつ長期間の使用でも変わらない、プレミアムタイヤでありながらも環境とお財布に優しい低燃費タイヤなのです。
さらに詳しく説明していきますね。
プライマシー4+の特徴1.安心感が長く続くウェットブレーキ性能
エバーグリップ・テクノロジーといって、タイヤの摩耗が進んだ頃に出てくる部分にウェット性能の高い素材(コンパウンド)を使用しているため、濡れた路面状況で必要なグリップ性能が時間が経っても維持します。
車線変更時や高速走行時の雨のスリップって本当に怖いですよね。それが軽減されるのは非常に嬉しいポイントです!
プライマシー4+の特徴2.どこまでも走りたくなる 高速走行時の安定性
プライマシー4+には、スタビリ・グリップ・サイプという構造が採用されています。これは、路面と接触するブロック部分に刻まれる溝の中を凸凹形状にすることで、隣同士のブロックが支え合い倒れ込まないつくりのことです。
そのブロックたちの剛性を高めることで高速走行時のハンドリング性能がより安定します。
長距離走行でも疲れにくいタイヤというのは、かなり嬉しいポイントだと思います。運転手も同乗者も大満足の乗り心地です。
プライマシー4+の特徴3.同乗者との会話も弾む 優れた静粛性
プライマシー4+は、路面と接地する面と溝部分が常に均一、一定になるように設計をされています。そのため発生するノイズが一定になり、タイヤから車内に伝わる音を抑制します。
上質な乗り心地を求める方に、ワンランク上の上質な乗り心地をぜひ体感して頂きたいです。
その他のプライマシーシリーズ一覧
ここからは、プライマシー4+以外の3つのタイヤについて特徴を解説していきます。
● PRIMACY SUV+
● PRIMACY 4
E·PRIMACY
E・プライマシーは、ミシュラン史上最高の低燃費性能を誇るプレミアムコンフォートタイヤです。
低燃費性能を測る「転がり抵抗性能」はプライマシー4と比較して約18.4%低減し、「AAA」を23サイズで達成しています。
また、プライマシーシリーズの特徴である優れた静粛性と摩耗による急激な排水性能の低下を抑制。安心感が長く続くエコタイヤです。
PRIMACY SUV+
プライマシーSUV+は、快適性と高速安定性を両立したプレミアムコンフォートSUVタイヤです。
● 快適なドライブを演出する 優れた静粛性
● SUVを支える 高速安定性とハンドリング性能
このようにプライマシーシリーズの特徴もしっかり感じることができるので、SUVユーザーの方は検討してみてくださいね。
PRIMACY 4
プライマシー4は、濡れた路面にも強い、プライマシー4+の前型タイヤです。プライマシー3と比較して、履き替え時のウェットブレーキング性能が約13.3%アップ。履き始めから、履き替えの時まで安心感が長く続きます。
プレミアムコンフォートタイヤらしい、静粛性・快適性で、87サイズが低車外音タイヤに該当(2024年2月現在)しています。
低燃費ラベリングもA/a取得7サイズ、A/b取得4サイズ、と人にも環境にも優しいタイヤです。
プライマシー4+はミニバンに装着しても問題ない?
プライマシー4+は、ミシュランタイヤの技術が組み合わされた、完成度の高いタイヤです。欧州やアメリカの長距離走行や高速走行などに適したタイヤとなっており、他のタイヤメーカーのつくりと違い、剛性にとても優れています。
そのため、ミニバンに起こりやすいタイヤの外肩が極端に減りやすい片減りや、車の重心が高いため運転中のふらつきなどの心配がありません。(ミニバンは車内の広い空間を維持するため背が高く、重心が高い構造上の特徴があります)
この理由から、『ミニバン専用』ではなくても、ミシュランタイヤの装着をおすすめすることもあります。
タイヤメーカーの多くは
「ハイトワゴン専用タイヤ」「バン専用タイヤ」「SUV専用タイヤ」など車のカテゴリー別に商品展開をしていますが、ミシュランタイヤにはミニバン専用のタイヤはありません。
これは、ミシュランタイヤの開発が、『“ミシュラントータルパフォーマンス”‥どんな車に履いても高い性能を発揮できるタイヤを提供する』という筋道の元、開発に挑んでいることが理由のようです。
もともと信頼性のあるタイヤメーカーでしたが更に信頼が深まりますね。
プライマシー4プラスの金額相場は?他メーカーとのコストの差はどのくらい?
「そんなに性能が良いタイヤならやっぱり高いよね?」「日本でいう外車が高いのと同じで、輸入タイヤは国産タイヤより高いのかな?」「ミシュランって名前からして高そう」などと思う方もいるかもしれません。
主なプライマシーの金額は以下の通りです。
タイヤモデル | 価格相場 | 最新の価格 |
---|---|---|
PRIMACY4プラス | 20,200円〜41,600円 | 詳細へ |
E·PRIMACY | 12,400円〜38,800円 | 詳細へ |
PRIMACY SUV+ | 18,700円〜50,900円 | 詳細へ |
※執筆時点での価格です。最新の価格はリンク先のページでご確認ください。
単純にタイヤの金額を開発・生産国やメーカー別と比較するとなると、ピンからキリまであるので正直お伝えするのは難しいのですが、国産タイヤメーカーと比べて安くも高くもだいたい¥2,000~¥30,000の差はあるかと思います。
これは、どこで買うか、どう買うか、どの性能を重視してどのタイヤを選ぶかによって変わります。我々のようなアドバイザーと相談して、ぜひ愛車にぴったりなプライマシータイヤをゲットしてくださいね。
まとめ
ミシュランタイヤの魅力は、世界トップクラスの開発力・耐久性と長持ちの実現です。
そんなミシュランから出た今回のプライマシーシリーズの新商品プライマシー4プラスはプレミアムコンフォートタイヤに求められる性能を確実に向上させています。
ぜひ装着し、ミシュランタイヤの素晴らしさはもちろん、安心安全快適さを実感してください!
趣味:ドライブ旅行
モットー:一期一会
特技:スノーボード
物腰柔らかな接客で安心して買い物が出来ると定評あり。