• カテゴリー
    多賀城店 ドライブレコーダー

    ドライブレコーダー(ドラレコ)は必要?メリットや選び方・おすすめを解説

    最終更新日 2024年4月11日

    近年、交通事故やあおり運転が問題となっています。
    こうした状況下で、ドライブレコーダーは重要な役割を果たします。

    ドライブレコーダーは、事故発生時の状況を記録したり、あおり運転の証拠として役立てたりすることができます。また、駐車中のいたずらや当て逃げなどの対策にも有効です。

    本記事ではドライブレコーダーの必要性と選び方について詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!

    ドライブレコーダーとは?

    ドライブレコーダーとは?

    ドライブレコーダーとは車載型の映像記録装置のことです。

    英語では「ダッシュカム」と呼ばれ、日本ではしばしば「ドラレコ」と略されます。主に自動車事故発生時の状況記録などの目的で設置されています。

    運転安全指導を役立てる利用方法もあり、後付けされる機種が主流です。

    ドライブレコーダーは必要性?

    ドライブレコーダーは必要性?

    ドライブレコーダーは、交通事故や犯罪の証拠として役立ち、駐車時の監視機能も備えているため、取り付けておくと安心でしょう。

    また、ある調査では、ドライブレコーダーをつけている人は約7割という結果が出ていました。

    ライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」を運営するパーク24(東京都品川区)は、「ドライブレコーダー」に関するアンケート調査を実施した。クルマ所有者のうち、ドライブレコーダーを付けている人は66%と、2019年調査時から26ポイント増加。「付けていないが、設置を検討中」(16%)、「付けていない」(19%)人は2割以下だった。


    引用:ITmediaビジネス

    ドライブレコーダーには、大きく以下の3つのメリットがあります。

    1. 事故発生時の状況を記録する
    2. あおり運転の証拠として役立てる
    3. 駐車中のいたずらや当て逃げなどの対策を行う

    詳しく見ていきましょう。

    1.事故発生時の状況を記録

    1.事故発生時の状況を記録

    事故原因の究明

    事故発生時に何が起こったのか、客観的な証拠として映像が役立ちます。事故原因の究明に役立つだけでなく、責任の所在を明確にすることで、後の示談交渉や裁判にも有利に働きます。

    過失割合の判断

    事故発生時の状況を記録することで、誰がどの程度過失があるのか、客観的な判断材料となります。過失割合が明確になることで、保険金支払い額や損害賠償額の算定にも影響します。

    警察や保険会社への提出資料

    事故発生後に警察や保険会社に状況説明をする際、ドライブレコーダーの映像は客観的な証拠として非常に有効です。事故処理をスムーズに進めるために役立ちます。

    2.あおり運転の証拠として役立てることができる

    2.あおり運転の証拠として役立てることができる

    近年、社会問題となっているあおり運転。ドライブレコーダーの映像は、あおり運転の被害を受けた場合、以下のメリットがあります。

    証拠として提出できる

    あおり運転の被害を受けた場合、ドライブレコーダーの映像は警察への証拠として提出できます。あおり運転の厳罰化により、映像は犯人逮捕や厳正な処罰に繋がる可能性があります。

    抑止力になる

    ドライブレコーダーが搭載されている車には、あおり運転をするドライバーが近寄りにくいという抑止効果があります。自分の身を守るためにも、ドライブレコーダーの設置が有効です。

    3.駐車中のいたずらや当て逃げなどの対策

    3.駐車中のいたずらや当て逃げなどの対策

    駐車中のいたずらや当て逃げなどの被害を受けた場合、ドライブレコーダーの映像は犯人の特定に役立つ可能性があります。

    犯人の特定

    映像に犯人の姿や車体情報などが記録されていれば、犯人の特定に繋がる可能性があります。被害届提出や損害賠償請求などの手続きに役立ちます。

    いたずらや当て逃げの防止

    駐車中の車にドライブレコーダーが設置されていることが分かれば、いたずらや当て逃げをする犯人が躊躇する可能性があります。被害を未然に防ぐ効果が期待できます。

    ドライブレコーダーの選び方6つのポイント

    ドライブレコーダーの選び方6つのポイント

    ドライブレコーダーを選ぶ際には、以下の4つのポイントをチェックしましょう。

    ● 画質
    ● カメラ数
    ● 機能
    ● 価格
    ● 取り付け方法
    ● モニターの有無

    詳しく説明します。

    1.画質:相手の車のナンバーを読み取れることが大事

    画質は、ナンバープレートなどの文字を鮮明に記録できることが重要です。

    画質のよさは、主に「解像度」と「画素数」で決まります。
    相手の車のナンバープレートを確実に読み取るためには、画素数は「200万画素」以上、画質はフルHD(1920×1080)の製品を選びましょう。

    フルHD(1920×1080) ナンバープレートの文字や人物の顔などを比較的鮮明に記録できる
    WQHD(2560×1440) フルHDよりも高画質で、より鮮明な映像を記録できる
    4K(3840×2160) 最高画質で、ナンバープレートの文字はもちろん、道路標識などの細かい部分まで鮮明に記録できる

    画質だけでなく、フレームレートも重要です。フレームレートとは、1秒間に記録される画像の枚数のことで、フレームレートが高いほど映像が滑らかに記録されます。30fps以上あれば問題ありませんが、より滑らかな映像を求める場合は60fps以上のものを選びましょう。

    また、夜間の撮影性能も考慮する必要があります。夜間は光量が少なく、映像が暗くなったりノイズが入ったりしやすくなります。夜間でも鮮明な映像を記録したい場合は、HDR(ハイダイナミックレンジ)やナイトビジョンなどの機能を搭載しているものを選びましょう。

    最低でもフルHD(1920×1080)以上の画質
    フレームレート:30fps以上
    夜間撮影性能:HDRやナイトビジョン機

    以上のようなことを満たす商品が個人的にはおすすめです。

    2. カメラ数:前後2カメラタイプがおすすめ

    カメラ数は、前方だけでなく後方も撮影できる前後2カメラタイプがおすすめです。

    タイプ 内容 効果
    前方カメラ 前方走行中の状況を記録 事故発生時の状況を記録するのに役立つ
    後方カメラ 後方走行中の状況を記録 追突事故や車線変更時のトラブルを記録するのに役立つ

    さらに、車内を撮影できるカメラを搭載しているモデルもあります。車内トラブルやあおり運転の被害を受けた場合に役立ちます。

    前後2カメラタイプがおすすめ
    車内カメラ:車内トラブルやあおり運転対策

    以上のようなことを満たす商品が個人的にはおすすめです。

    3. 機能:駐車監視機能とHDR機能は必要

    ドライブレコーダーには、以下のさまざまな機能が搭載されています。

    機能 内容 効果
    駐車監視機能 駐車中に衝撃を感知すると自動的に録画を開始する機能 駐車中のいたずらや当て逃げなどの被害を防ぐのに役立つ
    安全運転支援機能 車線逸脱警報や前方衝突警報などの機能 安全運転を意識した運転習慣を身につけるのに役立つ
    GPS機能 録画映像に位置情報を記録できる
    音声認識機能 音声で操作できる
    HDR機能 明暗差が大きい場所でも鮮明な映像を記録できる
    夜間撮影機能 夜間でも明るく鮮明な映像を記録できる

    駐車監視機能(パーキングモード)とは

    駐車監視機能(パーキングモード)とは

    画像参考:コムテック

    ショッピングモールなどの駐車場で、車から離れている間に当て逃げされたり、敷地外駐車場など人目のつかない場所で、いつの間にかイタズラされていたり‥車のトラブルは運転中だけではなく、駐車中にも発生します。

    駐車監視機能(パーキングモード)に対応したドライブレコーダーなら、運転中の「もしも」を記録するだけでなく、車のエンジンを切っても録画を続け、駐車中も愛車を監視することができます。

    タイプ 説明
    常時録画
    (駐車中を常に記録)
    衝撃や動体検知に関係なく駐車中の映像を記録し続けます。常時映像を記録し続けるので、撮り逃しの心配を軽減できます。
    Gセンサー記録
    (衝撃を検知して記録)
    当て逃げなど、駐車中の車に衝撃が加わった場合、の前後の映像を保存します。
    動体検知
    (動きを検知して記録)
    人や車などの動きを検知して記録を開始します。映像に動きが一定時間なかった場合は自動で終了します。

    不要な記録を防ぐので、SDカードの消耗を軽減し、何かあったときも映像の確認が容易です。

    上記のことから、駐車監視さらに夜間撮影機能は個人的には必要だな、と思います。機能が豊富についていればその分お値段も高くなります。自分に必要な機能を搭載しているものを選びましょう。

    4. 価格:基本的な機能のみを備えたモデルは数千円〜

    ドライブレコーダーの金額は、機能や性能によって異なります。一般的に、基本的な機能のみを備えたモデルは数千円から数万円程度で購入できますが、高性能で多機能なモデルは数万円から数十万円以上になることもあります。

    予算と相談しながら、必要な機能を搭載しているものを選びましょう。

    5. 取り付け方法:配線がスッキリ車内配線タイプor手軽なソケットタイプ

    ドライブレコーダーの取り付け方法は、シガーソケットから電源を取るタイプと車内に配線するタイプの2種類あります。

    タイプ メリット デメリット
    シガーソケットから電源を取るタイプ 手軽に設置できる ケーブルが目立つ、電源供給が不安定になる可能性がある
    車内に配線するタイプ ケーブルが目立たない、安定した電源供給が可能 取り付けに時間がかかる、専門知識が必要になる場合がある

    手軽に設置したいという場合は、シガーソケットから電源を取るタイプを、ケーブルが目立たない、安定した電源供給が欲しいという場合は、車内に配線するタイプがおすすめです。

    6. モニターの有無:映像をすぐに確認したい場合はモニター有りを

    ドライブレコーダーには、モニター付きとモニター無しのモデルがあります。モニター付きのモデルであれば、録画映像をすぐに確認することができます。

    タイプ モニター付き モニター無し
    メリット 録画映像をすぐに確認できる 価格が安い
    デメリット 価格が高くなる、画面が大きいため視界を遮る可能性がある 録画映像を確認するには、パソコンやスマートフォンが必要

    録画映像をすぐに確認したい、安全運転をサポートする機能が欲しいという場合は、モニター付きを、価格を抑えたい、視界を遮りたくないという場合は、モニター無しがおすすめです。

    SDカードの容量

    ドライブレコーダーで録画できる時間は、SDカードの容量によって異なります。長時間録画したい場合は、大容量のSDカードが必要です。どの容量のSDカードを購入するべきか、以下を参考に選んでみてくださいね。

    容量 録画可能時間
    32GB 約2時間30分
    64GB 約5時間30分
    128GB 約11時間
    256GB 約22時間

    おすすめのドライブレコーダー3選

    おすすめのドライブレコーダー3選

    機能面や選び方をみてきましたが、ここからはおすすめのドライブレコーダーを3つご紹介したいと思います。

    ● コムテック ZDR016
    ● セルスターAR-33
    ● アメックスA05W

    コンパクトボディが魅力!コムテック「ZDR016」

    コムテック ZDR016

    公式サイトへ

    コムテック「ZDR016」は、2017年に発売されてから高い人気を誇っている2カメラドライブレコーダー「ZDR-015」の後継機種になります。

    ZDR016は、ZDR-015と比べてフロントカメラ、リアカメラともにボディを小型化することで、すっきりとした視界を確保することができます。

    画質はZDR-015と同様に、前後ともフルHDの200万画素のカメラを備えており、高画質での撮影が可能です。

    コムテックZDR016特徴

    また、ZDR016では新たに、駐車監視モードのときだけでなく、通常の録画時にも1秒間に1枚の静止画を連続で記録する「タイムラプス撮影」に対応することで、長時間の撮影が可能となっています。

    レーザー受信機能!セルスターAR-33

    レーザー受信機能!セルスターAR-33

    公式サイトへ

    セルスターAR-33は、レーザー受信機能、レーザー式オービスに対応しています。

    セルスターAR-33特徴

    フレネルレンズとフィルターの利点を組み合わせたセルスター独自のフレデリックスレンズ(特許出願中)が搭載されています。それにより広く(60°)遠く(約2倍の直線探知性能)誤警報を抑え、レーザー波を受信することが可能になりました。

    社用車にもおすすめ!アメックスA05W

    レーザー受信機能!セルスターAR-33

    公式サイトへ

    アメックスA05Wは、前後映像はもちろん、車両後方または車内映像の同時録画が可能です。

    リアカメラは本体とセパレート式で取り付け場所は自由自在、オプション交換コネクタを利用することで、既存のバックカメラや防水カメラを接続可能です。

    走行映像やデータ再生、設定情報の変更は全てタッチパネルで操作可能。大きな画面で走行映像(フロント+リア)を映すことができるのでとても便利です。

    夜間走行も鮮明に録画でき、赤外線使用の内向きカメラをオプションで設定もできます。

    タクシー、バス、トラックなど業務用途にも対応できることもおすすめポイントです。

    セルスターAR-33特徴

    フレネルレンズとフィルターの利点を組み合わせたセルスター独自のフレデリックスレンズ(特許出願中)が搭載されています。それにより広く(60°)遠く(約2倍の直線探知性能)誤警報を抑え、レーザー波を受信することが可能になりました。

    ドライブレコーダーの取り付け方法・費用

    ドライブレコーダーの取り付け方法・費用

    シガーソケット対応ドライブレコーダーは、手軽に装着できることが特徴なのでご自身で取り付けが可能だと思います。

    一方、車内配線タイプは確実な取り付けのためにも、プロに依頼することをおすすめします。プロによるドライブレコーダーの取り付け費用は、5,000円~10,000円程度が一般的です。車種や取り付け方法によって費用が変わるため、事前に見積もりを取ることをおすすめします。

    ドライブレコーダーが取り付け可能なお店・施設は以下の通りです。

    ● カー用品店
    ● カーディーラー
    ● 電装店
    ● 整備工場

    ドライブレコーダーの設置は、配線が複雑で難しく感じる場合が多いです。また、ドライブレコーダーの取り付けは、車種によって難易度が異なり、一部の車種では、取り付けに専用工具が必要になる場合があります。

    費用はかかりますが、確実な取り付けのためにも、配線タイプはプロに依頼することをおすすめします。

    タイヤワールド館ベストでは取付予約を受け付けています

    タイヤワールド館ベストでは取付予約を受け付けています

    タイヤワールド館ベストでは、商品の特徴・仕様・お車への装着イメージ・取り付け作業時間・取り付け作業日のご希望・お値段、すべてご相談承ります。

    通常のお取り付け工賃は¥6,930(税込)/1カメラです。(お持ち込みのドライブレコーダーの場合は別途料金発生いたしますので取り付け希望店へ直接ご確認ください。)

    作業当日、代車を無料で貸し出ししておりますので、ご安心ください。(※車種は選べません)
    納車時、ご希望であれば使い方の説明も行っておりますのでお気軽にお申し付けくださいね。

    まとめ

    ドライブレコーダーの最大のメリットといえば、事故に遭ったときの決定的証拠になる点でだと思います。

    自転車などと接触事故を起こしてしまったとき、通常はほぼ100%車側の過失になりますが、相手の自転車側の急な飛び出しや危険運転の映像がドライブレコーダーに残っていれば、自分の過失率を下げられる可能性があります。

    「あおり運転」の話題でも一躍脚光を浴びたドライブレコーダー。価格が手頃になり、機能も充実してきているので、安全運転のために、ドライブレコーダーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

    作成者: 遠藤 大

    趣味:お客様の車をドレスアップすること
    モットー:全てのお客様から喜びの声を沢山頂けるよう接客を行うこと
    特技:タイヤ・ホイールのインチアップ・マッチング・インセット計算
    20年以上のキャリアを持ち多くの顧客から絶大な信頼を得ている。