最終更新日 2024年8月2日
タイヤ交換の際に『トルクレンチ』という言葉を耳にしたことはありませんか?
『トルクレンチ』は安全にお車を乗っていただくために大切な作業になってきます。
本日はトルクレンチについて詳しくご紹介していきますね!
- トルクレンチで最後締めるのは必ず必要なのか?
- 全車種同じトルクをかけて大丈夫なのか?
- トルクをかけすぎた場合と弱すぎた場合の危険性
- ┗強くかけすぎた時(オーバートルク)
- ┗弱くかけ過ぎた場合
- ベストではお客様と確認しながらトルクチェックを行います!
- まとめ
トルクレンチで最後締めるのは必ず必要なのか?
『トルクレンチ』とは所定のトルクでねじを締め付けるための
作業用工具と、締め付けられたねじのトルクを測定するための測定用工具に使用されるレンチ状の形をしたものの総称です。
『トルクレンチは、
タイヤ交換時に欠かすことのできないもので、適正トルクでの調整を可能とする工具です。
タイヤのパンクなどでスペアタイヤへ交換作業をするとき、
トランクにトルクレンチがあれば作業の正確性と、安全性は格段にアップするでしょう。
タイヤ及びホイールは、車の安全にかかわる重要なパーツなので
最後にトルクレンチをかける事が大切です!
全車種同じトルクをかけて大丈夫なのか?
全車種同じトルク出かけてはいけません!
車種やメーカーによってそれぞれ指定された適正トルクがありますが、一般的には
▸普通車の場合は10~12Kg(約100~120N・m)、
▸軽自動車の場合は8~10Kg(約80~100N・m)
とされていることがほとんどです。
直接、カーディーラーやカーショップに問い合わせる事をおすすめします。
トルクをかけすぎた場合と弱すぎた場合の危険性
間違った締め方をしてしまうと、
ナットが折れたり破損したりと命に関わる重大な事故が起きてしまう原因となります。
車やホイールの指定のトルクを必要以上に超えて締め付けると、ナットやボルトに力がかかりすぎて折れてしまうことがあります。
強くかけすぎた時(オーバートルク)
▸規定を超えるトルク値で部品を締め付けることを
「オーバートルク」といいます。
オーバートルクになった場合、例えばナット部分が破損したリ、ネジ山がつぶれたり、ボルト部分が伸びてきってしまうことがあります。
弱くかけ過ぎた場合
▸トルクレンチを弱くかけてしまうとねじが緩み地震・風などによる振動によって、時間をかけて少しずつ回るためねじが抜けやすくうなり。非常に危険です。
定期的に点検をおすすめ致します。
ベストではお客様と確認しながらトルクチェックを行います!
ベストではお客様と一緒に納車の際に立会いでトルクレンチの確認をしております。お客様に立ち合いをしていただくことで安心・安全にお客様にお車を乗っていただけます!
また200㎞程走行したら再度トルクレンチの締め付けをおすすめしていたので、ぜひお近くのタイヤワールド館ベストまで!
まとめ
本日はトルクレンチについてご紹介させていただきました。
お客様自身でタイヤ交換をしている方もいらっしゃると思います。トルクレンチを忘れてしまうと走行した際にタイヤが外れてしまったりと非常に危険です。トルクレンチ締め付け確認・無料点検など行っているのでお近くのベストまでお問い合わせください!皆様のご来店スタッフ一同心よりお待ちしております!
タイヤワールド館ベスト栗生店 店長
趣味:車を整備する事。
特技:手指の関節をポキポキ鳴らせる事。
モットー:お客様から感謝される接客を心がける事。