最終更新日 2024年8月2日
2013年9月から2020年1月まで製造・販売されていた、
GK型のフィット。
同世代に販売されていた、トヨタヴィッツ、日産ノート等と
よく比較されることも多々ありますが、
通常のガソリンモデルに比べ、ハイブリッドモデル等を含め、様々なグレード・オプションが豊富に用意されていて、
現在でも中古車人気が高い一台となっております。
また、GKフィットは社外アフターパーツが多いことも
特徴として挙げられます。
社外アフターパーツで人気のあるものは、
社外アルミホイール・車高調やダウンサス・社外マフラーなど、
様々挙げられます。
今回は、当店でお取り付けさせていただいた、
TEINの車高調とFUJITSUBOのマフラーについて、
実際の取付の様子と一緒にご説明させていただきます!
- TEIN・STREET BASIS Z(ストリートベイシス ゼット)
- ┗① シールド構造
- ┗②ねじ式車高調整
- ┗③ 複筒式
- ┗④ サビ対策
- ┗⑤アフターサポート
- FUJITSUBO・「A-S」(エー・エス)
- ┗純正と比較
- 取付中の様子
- ┗TEIN STREET BASIS Z お取り付け
- ┗FUJITSUBO A-S お取り付け
- 取付後のお車の状態
- まとめ
TEIN・STREET BASIS Z(ストリートベイシス ゼット)
今回お取り付けさせていただいた
TEINの車高調についてご説明させていただきます。
① シールド構造
TEINさんのSTREET BASIS Zをはじめとした
STREETシリーズは、新たな製造方式である
「シールド構造」という製造方式を取っています。
コチラの方式は、製造を自動組み立て式及び、
非分解式にすることで、従来までの分解式と比べ、
はるかに高速で安定した生産性を実現することに成功しました。
これらにより、これまで以上の品質を確保しながら、
大幅なコストダウンを実現し、
車高調ながらお求めやすい価格を実現されています!
②ねじ式車高調整
今回の車高調は、ねじ式の車高調整方式を採用しています。
こちらの特徴はロアスプリングシートを上下に移動させることで車高を調整することが可能となっており、
シンプルな構造なため、非常に扱いやすいことが挙げられます。
ねじ式の車高調整方式を取っている車高調の特徴として、
車高調のスプリング自体の長さを変えて、車高を調整するため、有効ストローク量が減少するため、車高を落とせば落とすほど、路面からの衝撃を正常に吸収できない可能性があったり、
乗り心地が悪化してしまったりといったことが、
起こりうる可能性として挙げられますが、
後述する③複筒式の部分でも解説致しますが、
TEINさんは乗り心地にも配慮しているメーカーになりますので安心してこちらの商品をお選びいただけます!
また、前述の懸念点に関しましては、メーカーの推奨するローダウン量を超えてローダウンを設定した場合に起こりうる事例ですので、基準の範囲内の車高セッティングに関しては、
杞憂であると考えてよいと思います。
③ 複筒式
車高調の基本的な構造方式の中には、
今回の複筒式と単筒式の二つがございます。
それら二つそれぞれに特徴がございますが、
今回はSTREET BASIS Zに採用されている複筒式について、
その特徴をご説明させていただきます。
複筒式を採用している車高調の特徴としては、
単筒式を採用している車高調に比べ、
有効ストローク量を確保しやすく、反発力が少ないため、
快適な乗り心地を確保することができます。
スムーズな動きをするストロークと、
有効ストローク量を確保することで、路面の凹凸や段差等に
柔軟に対応することができ、低速域ではしなやかな乗り心地、
高速域では安定感のある走りを実現しています。
STREET BASIS Zはこの方式を取ることで、
ねじ式車高調整方式でも快適な乗り心地を実現されています。
④ サビ対策
TEINさんといえば、印象的なグリーンのカラーが特徴とも言えます。
このカラーは「テイングリーン」と呼ばれる粉体塗装を採用しています。粉体塗装は優れた塗膜強度および耐久性をもち、有機溶剤を使用しない低公害な塗装技術です。こちらは、特許を取得している技術で、より高い耐久性、耐食性を実現しています。
⑤アフターサポート
また、安心の保証制度として、TEINさんの場合は、3年6万キロ保証という固着を含む保証制度が、メーカー保証でついてきますので、アフターサポートがあるという点でも、安心して購入することができます!
FUJITSUBO・「A-S」(エー・エス)
今回は、FUJITSUBOさんの「A-S」(エー・エス)という
マフラーを装着していただきました!
こちらは一般道での実用性を重視して開発・設計されたマフラーで、装着後の出力特性やエキゾーストサウンド等の快適性を軸に、ストレスフリーな走りを実現したマフラーです。
GK3のフィットに適合する品番の商品の場合、片側2本出し、リアピースのみ交換のタイプのマフラーになります。
純正と比較
では、フィットにこちらのマフラーを装着した場合、
純正状態と比べて、どのような変化があるのか
純正データと比較しながら見ていきたいと思います!
※藤壺技研工業株式会社 発表値より抜粋
装着前と比較すると、最高出力が上昇し、アイドリング・近接排気音量が増加していることが分かります。
純正状態と比べて、最高出力が上昇すると、エンジンの出力が増加しますので、馬力アップが見込めます。
また、FUJITSUBOマフラーの特徴として、騒音規制への対策は積極的に行っていますが、低音域でのノイズが上手く除去されており、不快に感じてしまうような雑音が少なく、上質な低音をベースに作られた排気音は、聴いていて心地よいサウンドが響くという特徴があります。
FUJITSUBOさんのマフラーは、長年に渡る緻密な開発・設計を元にした、サウンドと出力設計のバランスが取れたマフラーであり、私共も非常にオススメのマフラーです!!
取付中の様子
それでは、なぜ今回の車高調とマフラーをお選びいただいたのか、実際の装着中の様子を見ながら、
ご説明させていただきたいと思います!
TEIN STREET BASIS Z お取り付け
まずは、車高調装着前の車高の状態をご覧ください!
車高はノーマルですので、タイヤとフェンダーまでの隙間ができているのが分かると思います。
こちらに車高調を組んでいきたいと思います!
今回組み込んだ車高調の現物がコチラになります。
今回は、車高は落としたいけれど乗り心地も捨てたくない…というお客様のご要望にお応えいたしまして、
乗り心地が他社製品に比べて柔らかめのTEINさんの車高調を選んでいただきました。
こちらの車高調は、セットの中にアッパーマウントは付属されておりませんので、純正のアッパーマウントを流用して、車両に取付するタイプの車高調となっております。
また、車高調整方法はねじ式を採用しておりますが、快適な乗り心地を実現させているモデルとなっています。
取付方法としては、まず、純正のショックアブゾーバー、スプリング等のパーツを一度取り外します。
その後、純正のショックアブゾーバーからアッパーマウントを取り外し、今回の車高調に組み込みます。
そして、組み上げた車高調を車両に装着します!!
完成!!!
FUJITSUBO A-S お取り付け
次はマフラーのお取り付けの様子について、実際の取付の様子も交えながら、ご説明させていただきたいと思います!
純正マフラー装着状態での車両の状態はこちらです!
今回は、リアピースのみ交換のタイプとなります!
交換方法としては、まずは純正マフラーを取り外し、
今回のマフラーを装着します!
取り外した純正マフラーになります。
マフラーの交換と同時に、サイレンサー本体を車体に吊り下げて固定するゴム製の「マフラーハンガー」
や「マフラー吊りゴム」などと呼ばれるパーツの交換もお勧めいたします!
社外品のパーツにおいては、吊り下げる高さを調整可能なタイプや、アイドリング時の振動を抑えてくれるタイプの商品も存在しますので、振動等を減らして快適性を重視したい方や、高さを調整して見た目を重視したい方などに、オススメの商品となっております。
今回、他にも様々選択肢がある中で、こちらのマフラーをお選びいただいたのは、
純正のマフラーサウンドと比べて低音が響くようになることと、音量自体は純正マフラー+αくらいの
音量であることから、こちらのマフラーをお選びいただきました。
取付後のお車の状態
■車高調と取付後
横から・・良い下がり具合!
メーカーの推奨値通りの純正比約4センチダウンで仕上げさせて頂きました。
タイヤとフェンダーとの隙間が目に見えて少なくなり、
ENKEIさんのPF01のホイールと相まって
スポーツライクな見た目になりまして
カッコ良く仕上がっております!!
■マフラー取付後
雰囲気がガラっとかわりましたね!
とても素敵です!
マフラーに関しましても、純正状態では車体下を覗かないと見えませんでしたが、二本出しのマフラーに交換したことで存在感が増し、コチラもスポーツ感を演出することに一役買っていて、
とてもスタイリッシュに仕上がっております!!
補足として、車高調を新しく交換した際には、
一緒にアライメント調整を行うことを推奨しております。
アライメントとは大まかに説明しますと、
自動車のタイヤの向きのことを指します。
ハンドルが正位置にあれば、タイヤは左右ともまっすぐ前を向いているように感じますが、サスペンションを交換するなどして車高を変更した際には、タイヤの角度が左右均等でない場合が多くありますので、自動車のパーツにかかる負担を減らすため、タイヤの偏摩耗を抑えるためにも、車高調・ダウンサス等のサスペンションを交換した際には、一緒にアライメントの測定・調整を行うことを、強くお勧めいたします。
まとめ
いかがでしたか。
今回はGK3フィットにTEIN・車高調とFUJITSUBO・マフラーをお取り付けさせていただいた作業内容をご紹介致しました。
フィットは数あるコンパクトカーの中でも非常に高い人気を博しており、街中を走っていても様々なカスタムをしたフィットとすれ違うことが多くあると思います。
「自分だけの愛車に仕上げたい」
「あまりほかの人と被らせたくない」など、
愛車のドレスアップをご検討されている場合は、
タイヤ・ホイール以外にも車高調やマフラーを交換してみるのもよいと思います!
マフラーが社外品になると、車を後ろから見た際の迫力が倍増すること間違いナシです!!!
タイヤ・ホイール以外にも車高調やマフラーなどの
トータルドレスアップをお考えの方は、
是非当店までご気軽にご相談ください!
専門知識を持ったスタッフが、
お客様のカスタムプランに合わせて、
最適な商品をご提案いたします!
ご来店お持ちしております!!(*‘ω‘ *)
タイヤワールド館ベスト西多賀店 店長
趣味:サッカー・ゴルフ・スポーツ観戦
モットー:親切・丁寧・心のこもったサービスメニューを提供致します。
特技:お客様の車をドレスアップ・カスタムすること!
ご来店お待ちしております!