みなさんこんにちは!!ベスト多賀城店です。
本日は車検を通す際のインチアップの注意点と車検に通らない場合の対応方法についてご紹介致します。
✿インチアップによる車検への影響✿
自分の愛車をインチアップしたいと思われたことはありませんか??インチアップを行うことで見た目がかっこよくなり愛車のドレスアップに繋がります。
しかし、標準タイヤサイズのロードインデックスを下回るタイヤを選んだりなど誤ったインチアップは大きな事故につながったり、車検が通らなかったりと、リスクが伴うことも御座います。
そこで、今回はインチアップの注意点を紹介していきます。
✿車検に通るインチアップはこれに気をつけろ✿
車検に通す為にタイヤをインチアップする際の注意点は主に4つあります。
・荷重が下がらないようにすること
・外径は変わらないようにすること
・スピードメーター表示に注意すること
・車体に干渉しないようにすること
また、正しい空気圧で使用することがポイントになります。
✿タイヤの負荷能力を不足✿
タイヤ1本で支えることのできる最大負荷能力を示す指数(ロードインデックス)が不足していると、道路運送車両の保安基準を満たさないことになり車検には通りません。
また、車両の軸重(それぞれの車軸にかかる重さ)に対して、負荷能力が不足するタイヤを装着すると、タイヤの損傷にもつながってしまいます。
インチアップを行う際は純正タイヤのロードインデックスを下回ってはいけません。
ロードインデックスはタイヤの側面にタイヤサイズと共に刻印されています。
また、空気圧の低下もロードインデックス不足の原因に繋がります。
ドアを開けた際にタイヤ適正空気圧のステッカー記載も御座いますのでインチアップを検討する際は一度確認してみてください。
✿外径の違いから生じるスピードメーター速度表示差✿
車検にはスピードメーターが正確に働いているかを測る検査があります。
この検査は、車を実際に走行させ、メーターが時速40kmを示した時に、実際にどのくらいの速度が出ているのかを計測するものです。
ピッタリ時速40kmでないとならないわけではなく、時速31kmから時速42kmの間に入っていれば問題ありません。
しかし、タイヤの直径が現在よりも小さくなるとスピードメーターの表示速度に対して実際の走行速度は小さくなり、タイヤの直径が大きくなるとスピードメーターの速度表示速度に対して実際の走行速度は大きくなります。
タイヤ・ホイールを交換する場合には、純正サイズに近しいタイヤ直径のものを選ぶと安心です。
✿車体への干渉✿
タイヤをインチアップしてかっこよく魅せる為に、車高を下げると、フェンダー(走行時に跳ね上がる泥や石、水などをよける出っ張った箇所)のギリギリの位置にホイールを履くツライチと呼ばれる状態になります。
フェンダーには補強の役割を持つ爪と呼ばれる部分がありますが、ツライチにするとフェンダーとタイヤの間に隙間がなってしまったり被る可能性があるため、この爪にタイヤが干渉して異音を発生させてしまうのです。
フェンダー爪にタイヤが当たる場合は車検にも通らない原因にもなります。
また、パンクやバーストを起こす危険性もあるので注意が必要です。
その場合の対策として、爪にタイヤが当たらないよう、フェンダーの内側に爪を折り、フェンダーとタイヤの隙間を広げるといったことが挙げられます。
特に何もしていないのにフェンダーにタイヤが当たる場合は、スペーサーの装着の有無を確認してみてください。
足回りは走行に重要な部位でもありますので、点検も含めて作業はぜひ当店におまかせください!!!
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趣味:お客様の車をドレスアップすること
モットー:全てのお客様から喜びの声を沢山頂けるよう接客を行うこと
特技:タイヤ・ホイールのインチアップ・マッチング・インセット計算
20年以上のキャリアを持ち多くの顧客から絶大な信頼を得ている。