スタッドレスタイヤってたくさん種類があるけれど、ダンロップタイヤのウィンターマックスって実際どのくらい雪道に優れているの?
そんなハテナを抱えている方へ!今回はダンロップタイヤのウィンターマックス『WM03』のこんなところが凄い✧をご紹介します!
ダンロップってどんなメーカー?
ダンロップは世界初の「空気入りタイヤ」を生みだしたイギリスの企業です。たくさんの実験や調査を行いながらタイヤを開発し1909年に日本国内でも生産拠点となりました。そののち住友ゴム工業に吸収され、日本ダンロップは住友ゴム工業の一ブランドになっています。
タイヤの品質、ロングライフ性能・低燃費性能に大きな評判があり、日本はもちろん世界中で人気を誇っているタイヤメーカーです。
ファルケンとの関係
住友ゴムでは、ダンロップとは別に、「FALKEN(ファルケン)」ブランドのタイヤも販売しています。ファルケンは、1983年に誕生したオーツ(大津)タイヤのブランドでしたが、2003年に住友ゴム工業がオーツタイヤを買収し、現在は住友ゴムのグローバルブランドとして、欧米を中心に販売されています。日本ではダンロップ、欧米ではファルケン、というわけですね。
ウィンターマックス3の特徴
『MAXX (マックス) 止まる 』
『ナノ凹凸ゴム」による超速密着』
氷の上で止まるには水膜の除去と確実な密着力が必要です。
水膜とは凍った雪道(氷)の表面が温度差で溶けて水が張っている状態のことです。この水膜が原因でスリップしてしまいます。
したがって、水膜を取り除くことで密着度があがります。
その能力をWM03に新しい概念としてさまざまな技術が導入されています。そのポイントとなるのがダンロップの新技術、「ナノ凹凸ゴム」構造です。
ウィンターマックス3・ポイントまとめ
除水をすみやかに行い、さらに超速な密着力を発揮。
●柔軟なゴムによる 「密着面の最大化」
柔軟性質がいいゴムを採用し「密着面」の極大化を実現。
●突起を再現する 「高い性能持続力」
凹凸を再び作り出す「MAXXグリップトリガー」を採用。
ウインターマックス03の実際の氷上性能
ウィンターマックスシリーズはWM01→WM02→WM03と歴史があり、性能が進化し続けています。最新であるウィンターマックス03の優良性能の内容は大きく分けて2つです。
②「密着面」の最大化
①「水膜」の除去スピードアップ
ウィンターマックス3で採用された凹凸構造の突起部分(凹凸)が、いちはやく水膜に到達することで連続除水を可能にしました。
そのため、密着までにかかる時間から実際に密着するまでの時間を大幅に短縮することができるので、走行中はもちろん、ブレーキを踏んだ時も、コーナーを曲がった時も安心です。
タイヤの除水は、スポンジが水を吸う原理と同じと考えて頂くと分かりやすいかもしれません。
〈 無数の凹凸構造 〉
〈 スタッドレスタイヤ 比較 結果 〉
②「密着面」の最大化
ウィンターマックス03は地面に接地する密着面が広くとれるようになり、雪道(氷)の表面との密着力が大きくなる為従来品とは異なり、氷上性能がアップしています。
また、スタッドレスタイヤの弱点として氷点下など気温差によるタイヤのゴムの硬化(劣化)ですが、ゴムと軟化剤の成分、どちらも備え持っている 『液状ファルネセンゴム』によって低温下、寒い日が続く中でもゴムの柔らかさが持続します。
したがって、グワッと氷路面をつかむ現象を活かした〈 止まる・曲がる 〉に最強な性能を確保しています。
〈 従来スタッドレスタイヤ 密着面の違い 〉
密着面が広いことによって、道路と密着することが可能になります。その為、グリップ(タイヤと路面の擦れ合い)が効くようになるのです!
〈 ウィンターマックス02との違い 〉氷上ブレーキ性能 比較
〈 ウィンターマックス02との違い 〉氷上コーナリング性能向上 比較
タイヤの寿命はどれくらい?
賢明なみなさんは、「ナノ凹凸ゴムを備えていたとしても結局はタイヤだし、柔らかいゴム質を使っているなら摩耗が悪化して消費が早くなるんじゃない?」
という疑問を持たれたことでしょう。
しかし、心配はご無用です。
ロングライフ性能・低燃費性能に大きな評判があるダンロップタイヤです。
同じタイヤでも日々研究を積み重ねて進化し続けているダンロップタイヤでは、成果を出しています✧
心配である摩耗(タイヤのすり減り・消耗)。
WM03は摩耗しても新たな凹凸が生まれてきます!
詳しい構造は、以下をご覧ください。
ウィンターマックス03は滑る?
ウィンターマックス03は、「氷上性能特化型」と謳っているだけあり、坂道でのブレーキ・発進、減速感も感じやすいと評判です。
ただし、滑りにくい特性を持つとはいえ、ウィンターマックス03でも全ての滑りを完全に防ぐことはできません。滑りの程度は、タイヤの状態、道路の凍結具合、運転者の運転スキルなどによって異なります。
ウィンターマックスを使用していても、極端な道路状況や高速道路での急カーブなどでは滑りやすくなる可能性があります。
滑りやすい状況ではスピードを抑え、運転操作に注意を払うことが必要です。
結論:時間が経っても雪道(氷)の上でも性能が低下しにくい
まとめ
いかがでしたでしょうか。ウィンターマックス03履きたくなりましたか!?
スタッドレスタイヤは初雪が降る約1ヶ月前、早めの履き替えが以下の理由でおすすめです。
◎早めの交換なら待ち時間もなく、在庫切れの心配もなし
◎慣らし走行のおかげで性能が抜群に効いている為、本降りの雪に恐れる事なし
「でもせっかく新品で買ったのに、雪が降っていない道での運転はタイヤがもったいない?」
スタッドレスタイヤはおおよそ3,000㎞に1㎜の消耗です。新品タイヤで走行したとして、「溝が減る、もったいない」ということはありません。
「そろそろ時期かな?」と思ったらダンロップ公式サイトで見れる交換時期カレンダーで初雪予報をチェックしましょう。
今年のスタッドレスタイヤはウィンターマックス03で!
お見積り・ご相談はぜひタイヤワールド館ベストへ!
みなさまのご来店お待ちしております。
趣味:ドライブ旅行
モットー:一期一会
特技:スノーボード
物腰柔らかな接客で安心して買い物が出来ると定評あり。