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ダンロップ【シンクロウェザー】は何が画期的なのか?特徴やメリット・デメリットを徹底解説

発表当時からタイヤ業界で注目を集めているダンロップの【シンクロウェザー】。オールシーズンタイヤの概念を大きく変えたこのタイヤは、一体何が画期的なのでしょうか?

今回は、シンクロウェザーの特徴やメリット・デメリットを徹底解説し、その魅力に迫りたいと思います。

シンクロウェザーとは?

シンクロウェザーとは?

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シンクロウェザーは、ダンロップが開発した画期的なオールシーズンタイヤです。

従来のオールシーズンタイヤが、夏タイヤと冬タイヤの中間的な性能を持つのに対し、シンクロウェザーは路面状況に合わせてタイヤ自身が最適な性能に変化するという点が最大の特徴です。

シンクロウェザーとは?

シンクロウェザーの画期的な技術「アクティブトレッド」

シンクロウェザーの画期的な技術「アクティブトレッド」

シンクロウェザーの革新的な性能を支えているのが、「アクティブトレッド」と呼ばれる技術です。この技術により、タイヤの表面にあるゴムの性質が、水や温度に反応して変化します。

水スイッチ 水に触れるとゴムが柔らかくなり、ウェット路面でのグリップ力が向上
温度スイッチ 低温下ではゴムが硬くなりすぎず、雪上や氷上でもグリップ力を維持

これらのスイッチが働き、路面状況に応じてタイヤが最適な状態に変化することで、高いグリップ力と安定性を確保しています。

シンクロウェザーの特徴

シンクロウェザーの特徴

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シンクロウェザーの最大の特徴は、路面状態に合わせてタイヤが自ら適した性能に変化するという点です。路面状態にあわせて、どのようにシンクロするのか。4パターンで見ていきましょう。

  1. 晴(ドライ性能)
  2. 雨(ウェット性能)
  3. 雪(スノウ性能)
  4. 氷(アイス性能)

1. 晴れ(ドライ性能)の特徴

路面状況が晴れの場合、サマータイヤ同等以上の「静粛性能」と「ライフ性能」を実現します。

低ノイズデザイン

シンクロウェザーの特徴・晴れ

ドライ路面では、新パターン/プロファイルでノイズが低減され、夏タイヤ同等の静粛性を実現します。

パターン剛性最適化

シンクロウェザーの特徴・晴れ

ドライ路面では、サイプ配置の最適化でショルダーの剛性を確保。夏タイヤ同等のロングライフ性能です。

2. 雨(ウェット性能)の特徴

路面状況が雨の場合、路面の変化に合わせてゴムの性質の切り替えを行い、高い排水性の確保で高い密着性能を発揮します。

【水スイッチ】天候による路面の変化に合わせてゴムの性質を切り替える

シンクロウェザーの特徴・雨

ウェット路面では、水スイッチがオンになり、ウェット路面にグリップするゴムへ。水に触れた時だけゴムが柔らかくなることで、濡れた路面にもしっかりと密着します。

高い排水性を確保

シンクロウェザーの特徴・雨

ウェット路面では、V字溝設計+周方向溝で、高い排水性を確保します。

3. 雪(スノウ性能)の特徴

路面状況が雪の場合、SNOW方向性パターンで排雪性を確保します。

SNOW方向性パターンで排雪性を確保

シンクロウェザーの特徴・雪

スノウ路面では、V字溝設計+周方向溝で、排雪性を確保します。

4. 氷(アイス性能)の特徴

路面状況が氷の場合、路面の変化に合わせてゴムの性質を切り替えを行い、サイピング増加でアイス性能に必要なエッジ成分を確保します。

【温度スイッチ】温度スイッチ搭載ポリマーで低温でも柔軟性を維持

【温度スイッチ】温度スイッチ搭載ポリマーで低温でも柔軟性を維持

シンクロウェザーは温度スイッチ搭載ポリマーが使用されています。このことで低温でも柔らかさを維持することができ、凍った路面でもしっかりと密着します。

サイピング増加

シンクロウェザーの特徴・氷

アイス路面では、ICE性能に必要なエッジ成分を確保します。

【総合比較】サマータイヤ/スタッドレタイヤとの性能比較

ダンロップ公式より公開されている比較グラフは以下の通りです。シンクロウェザーは夏タイヤ・冬タイヤのいいとこ取りだと言えるでしょう。

サマータイヤ/スタッドレタイヤとの性能比較

シンクロウェザーのメリット

シンクロウェザーのメリット

画期的なオールシーズンタイヤであるシンクロウェザー。そのメリットを見ていきましょう。

● オールシーズン対応でタイヤ交換の手間が省ける
● 新技術による高い安全性
● 環境に優しい
● コスト削減になる

【メリット.1】オールシーズン対応でタイヤ交換の手間が省ける

なんといっても最大のメリットは、夏タイヤと冬タイヤの交換が不要だということでしょう。季節の変わり目にタイヤ交換をする必要がなく、手間と時間が大幅に削減でき、保管場所の確保も不要です。

また、タイヤ交換の回数が減ることで、廃タイヤの発生量を減らし、環境への負荷も低減できます。

【メリット.2】新技術による高い安全性

シンクロウェザーは、ドライ路面・ウェット路面・雪上・氷上など、さまざまな路面状況で高いグリップ力を発揮し、安定した走行をサポートします。

従来のオールシーズンタイヤでは少し心配だった方は、あらゆる路面に対応する「アクティブトレッド技術」搭載のシンクロウェザーをを試してみる価値はあるでしょう。

シンクロウェザーのデメリット

シンクロウェザーのデメリット

シンクロウェザーは画期的なオールシーズンタイヤですが、万能ではありません。メリットと同様に、デメリットも確認しておきましょう。

● 価格がやや高め
● 極寒地や積雪量が多い地域では対応できない
● 猛暑では、夏タイヤに比べると性能が落ちる
● サイズ展開が限定
● 画期的なタイヤであるため走行実績データが少ない

価格は、従来のオールシーズンタイヤと比較してやや高めです。また、サイズ展開も限定的で、 すべての車種、サイズに対応しているわけではありません。

【デメリット】猛暑&極寒といった極端な気候条件下での性能は専用タイヤよりも劣る

シンクロウェザーはスタッドレスタイヤではなく、あくまでオールシーズンタイヤなので、専用のスタッドレスタイヤに比べると、グリップ力や制動距離で劣る場合があります。

極寒地や積雪地域にお住まいの方は、冬はやはりスタッドレスタイヤを装着しましょう。

また、猛暑地でも、夏タイヤに比べるとグリップ力や燃費性能で劣る可能性があることも、注意しておきましょう。

シンクロウェザーがおすすめの人・不向きな人

シンクロウェザーはどんな人におすすめ?

シンクロウェザーはとても画期的なタイヤですが、すべての人に最適というわけではありません。ここではシンクロウェザーがおすすめの人・不向きな人を解説してきます。

シンクロウェザーが不向きな人

シンクロウェザーが不向きな人

シンクロウェザーはあくまでサマータイヤをベースにしたオールシーズンタイヤであるため、雪が多く降る地域に住んでいる場合は、従来どおりスタッドレスタイヤに交換する必要があるでしょう。
以下に当てはまる方は、別のタイヤをお選びすることをおすすめします。

● 極寒地や積雪量が多い地域に住んでいる人
● スポーツ走行を楽しむ人
● コストを極限まで抑えたい人
● タイヤの性能にこだわりたい人

シンクロウェザーが不向きな人①極寒地や積雪量が多い地域に住んでいる人

シンクロウェザーはオールシーズンタイヤのため、氷上でのグリップ力や深い雪上での走破性は、専用のスタッドレスタイヤに劣ります。とくに、凍結路面や新雪が積もった路面では、スタッドレスタイヤの方が圧倒的に安全です。

シンクロウェザーが不向きな人②スポーツ走行を楽しむ人

スポーツ走行では、高いグリップ力が求められます。シンクロウェザーは、オールシーズンでの安定性を重視した設計のため、スポーツカーなどで求められる高いグリップ力や操縦安定性を実現するためには、専用の高性能タイヤを選ぶ方が適しています。

また、スポーツ走行ではタイヤの摩耗が激しくなり、寿命が短くなる可能性があります。シンクロウェザーは、長寿命を重視した設計になっているため、スポーツ走行には不向きです。

シンクロウェザーが不向きな人③コストを極限まで抑えたい人

シンクロウェザーは、従来のオールシーズンタイヤと比較して高価な製品です。また、夏タイヤや冬タイヤと比べて交換頻度が低いですが、それでも摩耗によって交換が必要になるので、コスト重視の方は別のタイヤを選択したほうがよいでしょう。

シンクロウェザーが不向きな人④タイヤの性能にこだわりたい人

夏タイヤはドライ路面でのグリップ力に優れ、冬タイヤは雪上でのグリップ力に優れています。タイヤの性能にこだわる方は、季節ごとに最適なタイヤを選ぶことで、より高い性能を発揮できます。

とくに夏タイヤでは、「静寂性重視」「走行性能重視」「燃費性能重視」など、タイヤの種類が豊富です。タイヤの性能にこだわりたい方は、それぞれの目的に特化したタイヤを選ぶのがおすすめです。

シンクロウェザーがおすすめな人

シンクロウェザーがおすすめな人

シンクロウェザーは、雪の降らない地域に住んでいて、「シンクロウェザーが不向きな人 」に当てはまらない人におすすめできます。

とくに、

● タイヤ交換の手間を省きたい人
● オールシーズンを通して安定した性能を求める人

にはぜひ検討してもらいたいタイヤです。

シンクロウェザーに関するよくある質問

シンクロウェザーに関するよくある質問

  1. シンクロウェザーはどのくらいの期間使える?寿命は?
  2. シンクロウェザーはどんな車に合うの?
  3. シンクロウェザーはスタッドレスタイヤの代わりになる?
  4. シンクロウェザーはどこで買えるの?

1. シンクロウェザーはどのくらいの期間使える?寿命は?

タイヤの寿命は、走行条件や運転の仕方によって異なりますが、一般的なオールシーズンタイヤと同様の寿命が期待できます。

ダンロップ公式サイトでも、「夏タイヤ同等のロングライフ」と謳っています。

2. シンクロウェザーはどんな車に合うの?

シンクロウェザーは、乗用車からSUVまで、幅広い車種に装着可能です。現在の展開サイズは以下の通りです。

インチ タイヤサイズ
19インチ 195/50R19 88H 225/55R19 103V XL 235/55R19 105H XL
18インチ 225/40R18 92V XL 245/40R18 97V XL 215/45R18 89W
225/45R18 95V XL 235/45R18 98V XL 215/50R18 92V
225/50R18 99V XL 235/50R18 101V XL 225/55R18 102V XL
235/55R18 104V XL 225/60R18 104V XL 235/60R18 107V XL
17インチ 205/45R17 88V XL 215/45R17 91W XL 225/45R17 94V XL
215/50R17 95V XL 225/50R17 98V XL 205/55R17 95V XL
215/55R17 94V 225/55R17 101V XL 195/60R17 90H
215/60R17 96H 225/60R17 99V 225/65R17 106H XL
16インチ 195/55R16 91H XL 205/55R16 94H XL 195/60R16 89H
205/60R16 96H XL 215/60R16 95H 195/65R16 92H
205/65R16 95H
15インチ 165/55R15 75H 165/60R15 77H 185/60R15 84H
175/65R15 88H XL 185/65R15 92H XL 195/65R15 91H

各サイズの詳しいラベリング等は公式サイトにありますので、参考にしてみてください。

3. シンクロウェザーはスタッドレスタイヤの代わりになる?

極寒地や積雪量の多い地域など、厳しい冬の条件下では、スタッドレスタイヤの方が安全です。

繰り返しになりますが、シンクロウェザーはあくまでサマータイヤをベースにしたオールシーズンタイヤであるため、スタッドレスタイヤの代わりになるものではありません。

積雪量は少ないが夏タイヤでは心配‥という関東・北関東エリアのお客さまにご検討いただきたいタイヤです。

4. シンクロウェザーはどこで買えるの?

シンクロウェザーはどこで買えるの?

シンクロウェザーの販売にはメーカーの講習を受ける必要があり、現状すべてのタイヤ取り扱い店で購入することができる、というわけではありません。

当店では宮城県内の直営店舗・オンラインショップスタッフ含め講習を受講済なので、取り扱いがございます。
店頭では入荷サイズが限られておりますので、一部お取り寄せになる可能性がありますので、ご興味のある方は一度ご相談ください。

画期的なオールシーズンタイヤ【シンクロウェザー】が2024年10月にダンロップより発売!

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シンクロウェザーはタイヤワールド館ベストにおまかせ

シンクロウェザーはタイヤワールド館ベストにおまかせ

シンクロウェザーは、従来のオールシーズンタイヤの概念を覆す画期的な製品です。高い技術力と革新的な発想によって生まれたシンクロウェザーは、最新技術を体感したい高感度なドライバーにとてもおすすめです。

また、ダンロップの講習を受けていないと販売できないということもあり、すべてのお店で購入できるわけではありません。

オンラインショップで取り扱いがあるお店はまだ多くはありませんので、ご興味のある方はぜひタイヤワールド館ベストの特設サイトをご覧ください!

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columns スタッドレスタイヤ タイヤ知識

スタッドレスはアイスバーンに効かない?特徴や対処法、おすすめのタイヤも紹介

冬のドライブでもっとも怖いのは「アイスバーン」によるスリップではないでしょうか。

特に雪が多い地域では、毎年のようにアイスバーンによる事故が発生しています。だからこそ、多くの人が「スタッドレスタイヤを履いているから大丈夫」と思いがちですが、実はアイスバーンはスタッドレスタイヤでも滑ることがあります。

この事実を知らないと、思わぬ事故につながる可能性があるため、正しい対処法を理解することが大切です。

この記事では、まずアイスバーンとはどのような状態かを詳しく説明し、スタッドレスタイヤの効果や限界について触れながら滑りやすい状況での具体的な対策もご紹介します。

さらに、アイスバーンに強いおすすめのスタッドレスタイヤもピックアップしているのでこれから冬を迎える前にスタッドレスタイヤを選びたい方も必見です。

アイスバーンとは?

アイスバーンとは?

冬の路面で多くのドライバーが最も警戒する「アイスバーン」。これは雪道の中でも特に危険度が高く、注意が必要な路面状態です。

安全運転のために、まずはアイスバーンがどのようなものかを理解していきましょう。

路面上の水分が凍結した状態

アイスバーンとは路面上の水分が凍結して氷の層を作り、その上を車が走行する状態を指します。

日中に融けた雪や雨が夜間の気温低下によって凍りつき、ツルツルとした氷の路面が形成されます。

見た目は普通の道路と大差ないことも多く、気づかずに走行してしまうこともあります。

凍った路面は乾いたアスファルトと比べて摩擦が大幅に低下するため、タイヤがしっかりと路面を捉えることが難しくなり、スリップ事故の原因になりやすいです。

路面がツルツルして滑りやすい

アイスバーンの最大の特徴は、滑りやすさです。氷が張った路面はタイヤとの摩擦がほぼなく、スタッドレスタイヤを装着していても十分なグリップ力を発揮するのが難しくなります。

特にスピードを出しすぎたり、急ブレーキや急ハンドルといった操作を行うと、簡単に車がコントロールを失い、事故を引き起こしてしまう危険があります。

さらに見た目では路面の状況が分かりにくいため、突然アイスバーンに差しかかることもあり、とても危険です。

アイスバーンには3種類ある

アイスバーンには大きく分けて3種類あります。

● ミラーバーン
● ブラックアイスバーン
● 圧雪アイスバーン

ミラーバーン

1つ目はミラーバーンと呼ばれるもので、氷が鏡のようにツルツルと光り輝いている状態です。このタイプは最も滑りやすい特徴があります。

ブラックアイスバーン

2つ目はブラックアイスバーンです。これは一見すると濡れたアスファルトのように見えるため、ドライバーがアイスバーンに気づかないこともあります。見た目の違いがほとんどなく、突然滑り出すため特に注意が必要です。

圧雪アイスバーン

3つ目は圧雪アイスバーンです。このタイプは雪が踏み固められ、表面が凍結している状態になります。シャーベット状のため滑りやすさはやや抑えられていますが、油断するとスリップしてしまいます。

スタッドレスはアイスバーンに効かないって本当?

スタッドレスはアイスバーンに効かないって本当?

スタッドレスタイヤは雪道や凍結路での走行に適したタイヤですが、アイスバーンのような滑りやすい路面では効果が薄いとも言われているのをご存じですか?

では、本当にスタッドレスタイヤはアイスバーンには効かないのでしょうか?ここでは、スタッドレスタイヤがアイスバーンでどの程度効果を発揮するかを解説します。

一定の効果はあるが完全に滑らないわけではない

まず前提として、スタッドレスタイヤはアイスバーンに対して一定の効果は発揮します。

通常のタイヤに比べ、スタッドレスタイヤはゴムが柔らかく、低温でも硬くならずに路面を捉えやすいのが特徴です。

また、トレッドパターン(タイヤの溝)にも特別な設計が施されており、氷の上でもグリップ力を保つようになっています。

しかしそれでもアイスバーンのような極端に滑りやすい状況では、完全に滑らないわけではありません。

スタッドレスタイヤが持つ限界を理解し、過信せず慎重な運転を心がける必要があります。

スピードを出しすぎると滑る可能性がある

スタッドレスタイヤは、あくまでも滑りやすい路面でも通常のタイヤよりは安全に走行できるものです。

スピードを出しすぎると、どんなに優れたスタッドレスタイヤでもアイスバーンの上では滑りやすくなります。

アイスバーンではタイヤのグリップ力が低下し、急な動作にタイヤが追いつかず、車が制御を失うリスクが高まります。

スタッドレスを装着しているからといって安心せず、特にスピードには十分に注意を払いましょう。

スタッドレスが摩耗しているとより滑りやすい

スタッドレスタイヤの性能は、タイヤが新品の状態であれば最大限に発揮されますが、使用を重ねてゴムが摩耗してくると性能が低下します。

特にトレッドパターンがすり減ると、アイスバーンでのグリップ力が著しく低くなり、滑りやすくなるので注意しましょう。

摩耗が進んだタイヤは見た目ではまだ使えそうに見えても、実際には性能が大きく劣化していることが多いため適切なタイミングでの交換が必要です。

目安として、スタッドレスタイヤの溝が50%以下になるとアイスバーンでの安全性が大幅に低下するので、早めの交換を心がけましょう。

スタッドレスがアイスバーンで滑るときの対処法

スタッドレスがアイスバーンで滑るときの対処法

スタッドレスタイヤを装着していても、アイスバーンで完全に滑らないわけではありません。

特に運転中に予期せぬスリップが起こった場合、冷静に適切な対処をすることが事故を防ぐ鍵になります。ここでは、アイスバーンで滑ったときに取るべき対処法について説明します。

● スピードを出さずに慎重に走る
● チェーンを併用する
● 滑っても慌ててハンドルやペダルで立て直そうとしない

スピードを出さずに慎重に走る

最も重要な対処法は、そもそも滑らないためにスピードを抑えて慎重に走ることです。

アイスバーンでは路面のグリップ力が極端に低下するため、普段の感覚で走ると危険です。

特にカーブや下り坂では、スピードが出すぎているといざというときにブレーキを踏んでも止まりきれず、滑ってしまうことがあります。

アイスバーンでは常に低速で運転し、急な動作を避けることが重要です。

チェーンを併用する

アイスバーンでのグリップ力をさらに高める手段として、タイヤチェーンを併用することが有効です。
スタッドレスタイヤだけでは心許ない場合、チェーンを使うことで路面への食いつきが向上し、滑りにくくなります。

特に急な坂道や凍結がひどい場所では、チェーンが非常に有効です。ただし、チェーンの装着には時間と手間がかかるため、あらかじめ装着する場所やタイミングを考えておくようにしましょう。

また、チェーンは速度を出しすぎると切れたり劣化が進むため、装着時は特に低速で走行する必要があります。

滑っても慌ててハンドルやペダルで立て直そうとしない

もしアイスバーンで滑ってしまった場合、最も大切なのは慌てずに冷静に対処することです。

滑り始めた瞬間、反射的にハンドルを急に切ったりブレーキやアクセルを強く踏んで立て直そうとしたりするのは逆効果です。

急な操作はさらに車を不安定にし、制御が効かなくなる原因となります。滑ったときには、まず足をペダルから軽く離し、ハンドルはまっすぐに保つように心がけましょう。

滑りが収まるまで、ゆっくりとした操作で車を安定させることが大切です。特に、ブレーキは慎重に踏み込み、急激な減速を避けるようにしましょう。

アイスバーンに強いスタッドレスタイヤ3選

アイスバーンに強いスタッドレスタイヤ3選

ここからは、アイスバーンに強いスタッドレスタイヤを3つ厳選してご紹介します。冬場に滑りにくいタイヤをお探しの方は確認してみてください。

  1. ヨコハマタイヤ|アイスガード7 IG70
  2. ブリヂストン|BLIZZAK (ブリザック) VRX3
  3. ミシュラン|X-ICE SNOW

1. ヨコハマタイヤ|アイスガード7(IG70)

アイスガード7

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ヨコハマタイヤの「アイスガード7 IG70」は、氷上性能を大幅に向上させたスタッドレスタイヤです。

前モデルと比べて氷上性能が15%アップし、凍結路面でも優れたグリップ力を発揮します。

特に、進化した非対称パターンと「クワトロピラミッドディンプルサイプ」により、タイヤの接地性とブロック剛性が強化されています。

さらに、新開発のプレミアム吸水ゴムが路面の水膜を吸収し、氷上での密着性を高めます。

アイスガード7は経年劣化が少なく、長期間にわたって安定した性能を維持できるのも特徴です。

2. ブリヂストン|BLIZZAK (ブリザック) VRX3

ブリザックVRX3

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ブリヂストンの「BLIZZAK VRX3」は、氷上性能に優れた高性能スタッドレスタイヤです。

特に、前モデルであるVRX2と比べて氷上ブレーキ性能が20%向上しており、凍結路面での安全性を大幅に高めています。

これは、新開発の「フレキシブル発泡ゴム」と改良されたタイヤパターンによるものです。

さらに、ゴムの劣化を抑える新素材の採用により、長期間にわたって高い性能を維持できるのも特徴です。

耐摩耗性にも優れ、タイヤの摩耗ライフが17%向上しており、経済性も抜群。

氷上だけでなく、雪上、ドライ、ウェットといった幅広い路面状況に対応できるため、冬のドライブで安心して使用できる信頼性の高いタイヤです。

3. ミシュラン|X-ICE SNOW

X-ICE SNOW

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ミシュランの「X-ICE SNOW」は、氷上性能と雪上性能を高次元で両立させた革新的なスタッドレスタイヤです。

前モデル「X-ICE 3+」に比べて、氷上ブレーキング性能が9%向上し、新開発の「EverWinterGrip」コンパウンドにより、氷上グリップ力がさらに強化されています。

加えて、雪上でのブレーキング性能も4%向上し、一体感のある走りとステアリング応答性が高められています。

さらに溝のデザインが最適化され、ハイドロプレーニングやシャーベット雪にも優れた対応力を発揮するのが特徴です。

新しいコンパウンドにより、タイヤの摩耗後でも高い性能が長く維持されます。

アイスや雪上はもちろん、ドライやウェット路面でも安定したグリップ力と静粛性を提供する、高性能なスタッドレスタイヤとして評価されています。

アイスバーンを走行する際の注意点

アイスバーンを走行する際の注意点

アイスバーンでの運転は非常に危険を伴いますが、いくつかの基本的な注意点を守ることで、事故のリスクを大幅に減らすことができます。

ここでは、アイスバーンを安全に走行するための重要なポイントを3つご紹介します。

  1. 「急」がつく操作をしない
  2. 十分な車間距離をとって走行する
  3. 事前に路面状況を確認しておく

1. 「急」がつく操作をしない

アイスバーンで最も危険なのは、「急ハンドル」「急ブレーキ」「急加速」など、急がつく操作です。

アイスバーンは非常に滑りやすく、突然の動作に対してタイヤが路面をしっかりと捉えられなくなります。

急にハンドルを切ったり、ブレーキを強く踏み込むと、車がコントロールを失いスリップしてしまう可能性が高くなります。

そのため、走行中はすべての操作をゆっくり、滑らかに行うことが重要です。

特にカーブでは、あらかじめスピードを十分に落とし、ハンドル操作もゆるやかに行うことで、安定した走行を心がけましょう。

2. 十分な車間距離をとって走行する

アイスバーンでは、通常の道路以上に十分な車間距離をとることが不可欠です。

凍結した路面ではタイヤの制動距離が大幅に伸びるため、前の車が急に減速したり止まったりした場合、近すぎるとブレーキをかけても間に合わず、衝突してしまうリスクが高くなります。

通常時の2〜3倍の車間距離を確保することで、いざというときに安全に停止するための余裕が生まれます。

また前方の車の動きを常に注視し、先を見据えた運転を心がけることで、いざというときに安定した走行が可能になります。

3. 事前に路面状況を確認しておく

アイスバーンに直面しないための最善策は、事前に路面状況を確認することです。

特に冬場は天気予報や交通情報をチェックして、凍結が予想される道路や、すでに危険が報告されているエリアを避けるようにしましょう。

また、目的地までの道中で凍結が予想される時間帯(早朝や夕方以降)には特に注意が必要です。

さらに車を走らせる前に道路の温度や表面の状態を目視で確認し、危険そうな場合は無理をせず、時間をずらしたり別のルートを選ぶといった柔軟な対応が求められます。

アイスバーンに強いスタッドレスはタイヤワールド館ベストへ

アイスバーンに強いスタッドレスはタイヤワールド館ベストへ

今回は、アイスバーンにスタッドレスは効かないのかということや、アイスバーンを走行する際の注意点について詳しく解説しました。

アイスバーンに強いスタッドレスタイヤはありますが、過信して通常走行してしまうと滑ってしまうので注意してください。

タイヤワールド館ベストでは、スタッドレスに効果があるタイヤをたくさんご用意しております。店舗一覧からお近くの店舗を探してお越しくださいね。

タイヤワールド館ベスト店舗一覧

また近くに店舗がない方は、タイヤワールド館ベストのオンラインショップをチェックしてみてはいかがでしょうか?冬が来る前に、スタッドレスタイヤを準備しておいてくださいね。

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columns SUV サマータイヤ タイヤ知識 輸入車(外車)

レクサスRXのタイヤの強みとは?サイズや価格、購入方法などをわかりやすく解説

レクサスRXのタイヤについて、以下のような疑問を持っていませんか。

● レクサスRXのタイヤサイズは?
● レクサスRXのタイヤの強みは?
● 価格はいくら?安く買う方法はある?

レクサスRXのタイヤを探している方で、同じサイズでほかにおすすめのタイヤを知りたいかもしれません。

本記事では、サイズや価格などレクサスRXのタイヤの概要をはじめ、タイヤの強みやお得に購入する方法などを紹介します。

レクサスRXのタイヤについて知りたい方、購入を検討中の方はぜひお役立てください。

レクサスRXのタイヤの概要

レクサスRXのタイヤの概要

レクサスRXのタイヤについて、以下3つの項目別に解説します。

● サイズについて
● 製造メーカーについて
● 価格について

まずはタイヤの概要を把握した上で、タイヤを購入するか検討しましょう。

サイズについて

レクサスRXのタイヤは、すべてのグレードにおいて「235/50R21 101」のタイヤサイズが採用されています。

なおホイールに関しても、21×8.0Jアルミホイールが採用されており、マットブラックやダークメタリックなどのカラー塗装が特徴的。

SUV車のレクサスRXは、21インチと大型サイズのタイヤを装着するため、SUV車に乗っている方ならレクサスRXのタイヤも装着可能でしょう。

製造メーカーについて

レクサスRXのタイヤは、DUNLOP(ダンロップ)の「SP SPORT MAXX 060+」が採用されています。

SP SPORT MAXX 060+

ダンロップ公式サイトへ

ダンロップはもともとイギリス発祥のタイヤブランドですが、日本では住友ゴムのタイヤブランドとして販売されています。

ダンロップのタイヤの特徴は、以下のとおりです。

● 低燃費の走行性能の維持を実現
● さまざまなシーンに合ったタイヤを販売
● タイヤ販売の実績が豊富な住友ゴムが製造

日本でダンロップを扱う住友ゴムは、100年以上のタイヤ製造と販売の実績があり、ダンロップのタイヤなら…というブランド力があります。

価格について

レクサスRXのタイヤの価格は、購入する店舗によって異なりますが、ネットショップではおよそ以下の相場です。

サイト 価格
Aサイト 49,900円/1本
Bサイト 59,400円/1本
Cサイト 66,900円/1本

レクサスRXのタイヤである「SP SPORT MAXX 060+」は、タイヤワールド館ベストでも取り扱っています。価格は1本73,600円です。

ネットのほうが値段は安いものの、購入後にわざわざタイヤ交換を業者に依頼する手間が生じます。

タイヤワールド館ベストでご購入いただければ、タイヤ交換の依頼やアフターフォローなどの対応も、スムーズに対応可能です。

レクサスRXのタイヤの強み

レクサスRXのタイヤの強み

レクサスRXのタイヤである「SP SPORT MAXX 060+」には、以下の強みがあります。

  1. 水によるスリップをしにくい
  2. 高速走行でも安定して走れる
  3. コーナリング時のグリップが安定している
  4. 独自の黒色で高級感を演出している
  5. トレッド面の耐久に優れている

それぞれ具体的な内容を確認しましょう。

1.水によるスリップをしにくい

「SP SPORT MAXX 060+」には幅の広い溝が縦に入れられており、その溝が水はけを促すことでタイヤのウェット性能を高めてくれます。

ウェット性能とは、濡れた状態の路面を走行する際にタイヤがしっかりと路面をとらえ、安定した走行が可能になる性能のことです。

ウェット性能が低いタイヤの場合、濡れた路面を走行するとタイヤの摩擦抵抗が小さくなり、路面をとらえるグリップ力が低下する恐れがあります。

2.高速走行でも安定して走れる

「SP SPORT MAXX 060+」は、前回バージョンの「SP SPORT MAXX 050+」と比べて、路面に接地する面積が14%もアップしています。

接地面積が増加したことにより安定した走行が可能になり、高速走行でもブレが少なく安定した運転につながるでしょう。

タイヤの接地面の増加によるメリットやデメリットについては、以下の記事を参考にしてください。

3.コーナリング時のグリップが安定している

「SP SPORT MAXX 060+」は、タイヤ外側のブロックを大きくすることで高い剛性を実現。カーブを運転する際も高いグリップ力で路面をとらえ、安定した走行が可能です。

カーブでのグリップ力向上は、スリップやスピンなどの予防につながり、重大な事故を未然に防ぐ効果も期待できます。

レクサスRXのような大型SUVを運転する際は、カーブでの車体を安定させるためにも「SP SPORT MAXX 060+」のようなタイヤ外側の剛性が高いタイヤを選ぶのがおすすめです。

4.独自の黒色で高級感を演出している

「SP SPORT MAXX 060+」はデザイン面でも、ほかのタイヤより優れています。ほとんどのタイヤは黒で、デザイン面で差が出にくいように感じるかもしれません。

しかし「SP SPORT MAXX 060+」では、高級感を演出するために独自の黒色デザイン技術である「Nano Black」が採用されています。

高級感を演出するために独自の黒色デザイン技術である「Nano Black」

サイドウォールとブランド名の部分を、繊細な凹凸形状にすることで光の反射を抑え、高級車に合う上質な黒色を創り出しています。

5.トレッド面の耐久に優れている

タイヤゴムの素材においても、ほかのタイヤと差別化を図っているのが「SP SPORT MAXX 060+」の特徴です。

具体的には、防弾チョッキにも使われる素材である「アラミドをより合わせた高剛性バンド」が採用されており、トレッド面の剛性を向上を実現しています。

タイヤの剛性は、車の走行性能を最大限に発揮するためにも重要な要素です。愛車のパフォーマンスを最大化したい方は「SP SPORT MAXX 060+」を試してみるのもいいでしょう。

レクサスRXのタイヤを購入する方法

レクサスRXのタイヤを購入する方法

レクサスRXのタイヤを購入する方法は、以下の2つです。

  1. ネットショップで購入する
  2. カー用品店やタイヤ専門店で購入する

それぞれの購入方法のメリットやデメリットを確認しましょう。

ネットショップで購入する

レクサスRXのタイヤは、ネットショップで購入できます。

ネットショップでタイヤを購入する際は、以下のメリットとデメリットがあります。

ネットショップでタイヤを購入するメリット ・豊富な種類から選べる
・口コミやレビューを確認できる
・時間や場所関係なく手軽に購入できる
ネットショップでタイヤを購入するデメリット ・購入前に実物を見れない
・ショップの信頼性がわかりにくい
・一旦自宅で保管しなければいけない

ネットショップでは、さまざまなショップから豊富な種類で選べたり、実店舗よりもお得に購入できたりする反面、実物を見れないことや自宅に保管する必要がある等の注意点を理解しておきましょう。

タイヤ専門店で購入する

レクサスRXのタイヤは、実店舗であるカー用品店やタイヤ専門店で購入することも可能です。

実店舗でタイヤを購入するメリットとデメリットは、以下のとおりです。

タイヤ専門店でタイヤを購入するメリット ・実物を手にとって確認できる
・専門家にタイヤについて相談できる
・タイヤ交換の依頼までスムーズにできる
タイヤ専門店でタイヤを購入するデメリット ・店舗に行く必要がある
・ネットショップに比べると種類が乏しい

大きなデメリットは、店舗に行かなければいけないことですから、近くにタイヤ専門店がある場合は利用することをおすすめします。

タイヤワールド館ベストは、東北地方をメインに展開しているタイヤ専門店です。近くにお住まいの方で、レクサスRXのタイヤ購入やタイヤに関する相談がある方は、お気軽にお問い合わせください。

タイヤワールド館ベスト店舗一覧

純正タイヤと市販のタイヤはどちらがいい?

純正タイヤと市販のタイヤはどちらがいい?

純正タイヤと市販のタイヤはどちらがいいのでしょうか。以下2つの視点から、それぞれの特徴を解説します。

● 純正タイヤのメリットとデメリット
● 市販タイヤのメリットとデメリット

純正タイヤか市販のタイヤで購入を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

純正タイヤのメリットとデメリット

まずはレクサスRXのタイヤのような、純正タイヤのメリットとデメリットを確認しましょう。

なお純正のタイヤは「OEタイヤ」とも言われ、レクサスRXのタイヤのように新車出荷時に装着されるタイヤを指します。

純正タイヤのメリット ・初期装備される車の特性を活かしてくれる
・基本的な性能レベルが高めに設計されている
・市販タイヤに比べると耐久性が高い
純正タイヤのデメリット ・市販タイヤに比べると高価なものが多い
・購入できる場所が限られている

レクサスRXに装着されている「SP SPORT MAXX 060+」は、市販タイヤとしても購入可能です。

しかしレクサスRXに装着されているOEタイヤは、市販タイヤよりも装着する車に合わせて作られています。そのため、レクサスRXの性能をより引き出してくれるのがメリットです。

市販タイヤのメリットとデメリット

続いては、市販タイヤのメリットとデメリットを確認しましょう。

市販タイヤはReplaceを略して「REPタイヤ」とも言われ、タイヤメーカーそれぞれの特化した性能を持つタイヤのことです。

市販タイヤのメリット ・目的に応じて選べる
・純正タイヤに比べて安いものが多い
・純正タイヤに比べてどこでも購入しやすい
市販タイヤのデメリット ・純正タイヤに比べて耐久性が低い
・種類による性能の差が大きい

市販タイヤは身近なカー用品店やタイヤ専門店で購入しやすいことや、純正タイヤよりも安いものが多いなどの魅力があります。一方性能の総合力では、純正タイヤに劣る可能性があるでしょう。

レクサスRXの純正タイヤ以外におすすめのタイヤ

レクサスRXの純正タイヤ以外におすすめのタイヤ

レクサスRXの純正タイヤ以外におすすめのタイヤは、以下の3つです。

● ブリヂストン「アレンザ 001」
● ヨコハマタイヤ「ジオランダー CV G058」
● トーヨータイヤ「プロクセススポーツ SUV」

それぞれのタイヤの基本情報やメリットなどを紹介するので、購入時の参考にしてください。

ブリヂストン「アレンザ 001」

アレンザ001

ブリヂストン公式サイトへ

ブリヂストンのアレンザ001は、プレミアムSUV向けに開発された高性能タイヤで、優れた運動性能と低燃費性能を両立しています。

タイヤの概要は、以下のとおりです。

項目 内容
サイズ 20インチ
価格(タイヤワールド館ベスト) 47,600円/1本
強み ・ドライ・ウェットの両方で高いパフォーマンスを発揮
・ナノプロ・テック™技術でライフ性能を犠牲にすることなく燃費効率が向上
・ULTIMAT EYE®技術によって雨天時でも安全に走行できる
URL タイヤ詳細へ

ヨコハマタイヤ「ジオランダー CV G058」

ジオランダー

ヨコハマ公式サイトへ

ヨコハマタイヤの「ジオランダー CV G058」は、クロスオーバーSUV向けのグランドツーリングタイヤです。

タイヤの概要は、以下のとおりです。

項目 内容
サイズ 20インチ
価格(タイヤワールド館ベスト) 37,300円/1本
強み ・ロングドライブに適した高い耐摩耗性
・高配合したシリカが高いウェット性能を実現
・ロードノイズ低減による騒音率の軽減
URL タイヤ詳細へ

タイヤワールド館ベストでも、ヨコハマタイヤ「ジオランダー CV G058」を扱っているので、ぜひチェックしてください。

トーヨータイヤ「プロクセススポーツ SUV」

プロクセス スポーツ SUV

トーヨータイヤ公式サイトへ

トーヨータイヤ「プロクセススポーツ SUV」は、ウェット性能に秀でたプレミアムスポーツSUV専用のタイヤです。

項目 内容
サイズ 20インチ
価格(タイヤワールド館ベスト) 28,000円/1本
強み ・手が届きやすい魅力的な価格設定
・「Nano Balance Technology」により高いタイヤ性能を実現
・接地圧の均一化による高いブレーキ性能
URL タイヤ詳細へ

タイヤワールド館ベストでも、トーヨータイヤ「プロクセススポーツ SUV」を扱っているので、ぜひチェックしてください。

レクサスRXのタイヤをおしゃれにカスタマイズしよう

レクサスRXのタイヤをおしゃれにカスタマイズしよう

レクサスRXのタイヤとして使用されている「SP SPORT MAXX 060+」は、ウェット性能やグリップ力など性能面の高さが魅力的なタイヤです。さらに「Nano Black」により、見た目の高級感もあわせ持っています。

レクサスRXのタイヤの購入を検討中の方は、ぜひご自分の愛車に装着し、おしゃれと性能面の向上を叶えてくれるカスタマイズを試してみてください。

タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。

タイヤ交換をはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

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全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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columns SUV サマータイヤ スポーツカー タイヤ知識 輸入車(外車)

【メーカー・車種別】高級車におすすめのプレミアムタイヤをプロが厳選

高級車に合わせるタイヤは、高性能のプレミアムタイヤを選ぶのがおすすめです。

タイヤの性能次第では、車体のパフォーマンスを下げる可能性もあります。
せっかく高級車に乗るのであれば、ぜひタイヤ選びにもこだわるようにしてください。

今回は各メーカーの代表的な高級車をピックアップし、プロが厳選したおすすめのタイヤを紹介していきます。
さらに、高級車のタイヤ選びに必要な要素など、専門店ならではの情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。

高級車に最適なタイヤとは?選び方のポイント

高級車に最適なタイヤとは?選び方のポイント

高級車は単にデザイン性が優れているだけでなく、車体の性能も当然高い車になります。
したがって、選ぶタイヤの性能にもこだわる必要があり、適したタイヤでなければ、車体の走行性等を下げる要因になるでしょう。

価格が高くても、高性能のタイヤを選ぶ必要性について確認していきます。

タイヤの重要性について

タイヤは車と地面が唯一接地する部分であり、走る・曲がる・止まるに大きく影響を及ぼす場所になるため、タイヤの性能が車体に大きな影響を及ぼすことになります。

特に、高級車は車体が大きく重量がある車、ハイパワーのエンジンを積んだ車など、一般的な乗用車とは異なる特徴を持っているケースが多いので、高級車に合わせた性能を持っているタイヤが必要です。

反対に、ミスマッチしているタイヤを選んでしまえば、本来車体が持っているパフォーマンスが発揮できない、むしろ新車時よりも走行性が低下するといった現象を起こすことになります。

結果的に安全性の低下にも繋がっていくので、タイヤ選びの重要性は理解しておきましょう。

プレミアムタイヤは車の性能を最大限高める

では、高級車にはどんなタイヤが良いかとなると、各メーカーから出ている「プレミアムタイヤ」に位置付けされているモデルを選ぶのがおすすめです。

プレミアムタイヤは、メーカー内において最高級のグレードとして販売され、独自の技術やノウハウを余すことなく導入されています。
したがって、それぞれのタイヤが持つ運動性能や静粛性、快適性等が高次元で体験できるのが魅力です。

高性能であるため、高級車が持つパワーや重量にも問題なく耐えられるタイヤであると同時に、より性能を引き出すモデルも多いといえます。

せっかく高級車に乗っているのであれば、一般的な車では体験できない走りを堪能するほうが満足度は高いので、プレミアムタイヤを基準に選んでいきましょう。

タイヤ選びで押さえるべき3つの要素

タイヤ選びで押さえるべき3つの要素

タイヤを選んでいく中で、必ずチェックしておくべき3つの要素も解説しておきます。

● 性能
● 価格
● 種類(特殊性能)

最終的には、解説する4つの要素のバランスを見て決める必要がありますが、それぞれ見ておくべき部分を理解しておいてください。

性能

タイヤのチェックしておくべき性能は、以下の項目になります。

性能 特徴
ドライ性能 乾いた路面の「止まる」「曲がる」等の性能
ウェット性能 濡れた路面の「止まる」「曲がる」等の性能
低燃費性能 タイヤの転がりやすさ(燃料消費)
ライフ性能 使用限度まで使える距離をながくする性能
静粛性 走行時に発生する音を抑える性能
快適性(乗り心地) 衝撃による振動や揺れを抑える性能
安定性 道路状況によるふらつきの抑えや高速走行時に車体を安定する性能

これら7つの性能はタイヤ毎に異なり、複数の性能に特化しているタイヤ、全体的に優れたバランスになっているタイヤなど、特徴が異なります。

車をどんなシーンで利用するのか、どんな走りを体験したいのか、車体に求められる性能は何かなど、重視する性能は環境や状況によって変わるため、ご自身がタイヤに求めるレベルとマッチするかを各性能でチェックしてください。

価格

タイヤはグレードによって発揮できる性能が大きく変わるため、高級車に合わせるタイヤとしては安価なモデルを避けるのがおすすめです。

新車時も高価格帯のタイヤを採用しているケースが多いので、交換時に安価なモデルに変えてしまうと、走行性や快適性の低下を引き起こすことが考えられます。

ちなみに、高級車に推奨しているプレミアムタイヤは、17インチクラスで1本40,000円前後が目安になりますので、一般的なタイヤと比較すれば高価格帯です。

価格の高さだけでタイヤを選ぶ必要はありませんが、高級車に合わせるタイヤは一定数以上の価格になることは覚えておきましょう。

種類(特殊性能)

タイヤには種類があり、それぞれ特化した性能や特徴を持っているため、種類毎にどんな違いがあるか理解しておくと満足度の高いタイヤ選びが可能です。

車の用途や走り方、車の特徴によっては、一般的なタイヤにはない性能を持っているタイヤを選ぶ必要もあるでしょう。

以下、タイヤの種類について特徴も含めて、簡単に紹介していきます。

タイヤ種類 特徴
ノーマルタイヤ 基本性能をバランスよく設計されたタイヤ
コンフォートタイヤ 静粛性や乗り心地を重視しているタイヤ
スポーツタイヤ 高速走行の安定性やコーナリング、グリップ力などスポーツ走行に特化したタイヤ
ランフラットタイヤ タイヤ側面の剛性が高く、パンク時でも一定距離が走行できるタイヤ
低燃費タイヤ(エコタイヤ) JATMAの基準を超えている燃費性能が高いタイヤ
オールテレーンタイヤ 舗装路や悪路などさまざまな地形に対応できるタイヤ
マッドテレーンタイヤ 凹凸の激しい悪路等の走行を想定したタイヤ
専用タイヤ ミニバン専用、SUV専用など車種毎の見られる不安定性や負荷に対応できるタイヤ
オールシーズンタイヤ サマータイヤとスタッドレスの中間に位置する季節問わず使用できるタイヤ

輸入車の場合、ランフラットタイヤやオールシーズンタイヤが標準装着という場合も増えてきており、おすすめのタイヤです。

【メーカー・車種別】高級車におすすめのプレミアムタイヤを紹介

【メーカー・車種別】高級車におすすめのプレミアムタイヤを紹介

ここからは各メーカーの代表的な高級車を厳選し、プロ目線でおすすめのタイヤをピックアップしたので、ぜひご覧ください。

1.【日産】GT-R/エルグランド

日産からは次の2車種をピックアップします。

● GT-R
● エルグランド

【GT-R】ブリヂストン:ポテンザ Adrenalin RE004

【GT-R】にはブリヂストン:ポテンザ Adrenalin RE004がおすすめ

日産のフラッグシップであり世界に誇る「GT-R」には、スタイリッシュなスポーツ走行を可能にするポテンザ Adrenalin RE004がおすすめです。

高次元のドライハンドリング性能を実現し、GT-Rのスポーツ走行を気持ちよく体験できる性能を持ち合わせています。

ポテンザAdrenalinRE004

ブリヂストン公式サイトへ

専用コンパウンドを採用し、ドライ路面の操縦安定性向上、転がり抵抗低減の両方を実現できる性能になっているので、安全かつ軽快な走行が可能です。
また、ワイドインサイドリブと呼ばれる剛性を上げる構造が搭載され、ハンドリングの初期応答性も向上しているので、スポーツ走行の満足度を格段に上げてくれます。

当然、ウェット時の性能も高く、排水性に優れ、耐ハイドロプレーニング性能にも配慮しているので、操縦安定性は抜群です。
馬力のある走行ができるGT-Rだからこそ、ウェット時の性能にもこだわっておくべきでしょう。

項目 内容
特徴 ・高次元のドライハンドリング性能
・ウェット路面にも強く、高い排水性
・高い運動性能と転がり抵抗性能
価格 タイヤ詳細ページへ

【エルグランド】コンチネンタル:プレミアムコンタクト7

【エルグランド】にはコンチネンタル:プレミアムコンタクト7がおすすめ

高級ミニバンのエルグランドには、パフォーマンスに優れたコンフォートタイヤのプレミアムコンタクト7がおすすめです。

通常のコンフォートタイヤと同様、静粛性や快適性に重視を置いて設計されていますが、走行性にも配慮されており、乗り心地にプラスされた「走れるタイヤ」としての機能性も備えています。

プレミアムコンタクト7

コンチネンタル公式サイトへ

安全性も高く、天候に左右されない安定したハンドリングも実現できるタイヤです。
エルグランドは高級ファミリーカーとして使用するユーザーも多いと思うので、快適かつ安全を求めているなら、プレミアムコンタクト7にしておけば間違いありません。

項目 内容
特徴 ・幅広い車種に対応できるようタイヤ構造を車両に合わせて最適化
・天候に左右されない安定性
・高いグリップ力
価格 タイヤ詳細ページへ

2.【レクサス】RX/RC/LS/LM/LX

高級車の中でも評判が高いレクサスでは次の5つの車種を取り上げ、タイヤを紹介していきます。

● RX
● RC
● LS
● LM
● LX

【RX】ダンロップ:ビューロ VE304

【RX】にはダンロップ:ビューロ VE304がおすすめ

レクサスRXは街乗りSUVとしても人気が高いこともあり、合わせるタイヤは静粛性や安定性が高い商品を選んでおくのがおすすめです。

したがって、コンフォートタイヤで評価が高いダンロップのビューロVE304がマッチします。

ビューロ VE304

ダンロップ公式サイトへ

タイヤ周りの「空気振動」を抑えるサイレントコア機能が搭載され、パターンノイズ・ロードノイズを大幅に低減した静かな走りを体験できるのが魅力です。
独自の技術によって他タイヤでは味わえない快適性を実現できるタイヤに仕上がっています。

安定性にも優れ、ふらつきをしっかりと抑える構造・高いウェット性能など安心してドライビングも楽しめるタイヤです。

項目 内容
特徴 ・ノイズの少ない静粛性
・コーナリング性能も良好
・ウェット性能が高く、ロングライフ
価格 タイヤ詳細ページへ

【RC】ブリヂストン:アレンザ001

【RC】にはブリヂストン:アレンザ001がおすすめ

重厚感と爽快感ある走りを追求したクーペタイプのレクサスRCには、走行性に優れ、プレミアムな走りを体験できるアレンザ001がおすすめです。

RCは運動性能が高い車ではありますが、重厚感も重視されていることもあり、車体重量も重い車体になります。

アレンザ001

ブリヂストン公式サイトへ

したがって、本来持っている車のパフォーマンスを最大限発揮するためにも、SUVの大きな車体向けに設計されたタイヤを合わせるのもおすすめです。

アレンザ001は、ドライ&ウェット性能を高次元で両立しているプレミアムタイヤで、高い運動性能が持ち味なので、RCの性能を最大限引き出して走りを楽しむことができます。

転がり抵抗を抑えた低燃費性能も備えているので、経済的にドライビングも楽しめます。

項目 内容
特徴 ・高い運動性能のプレミアムタイヤ
・ウェット性能が高く、安全なドライビング
・特殊素材配合によって、ライフ性能を落とすことなく低燃費性能を実現
価格 タイヤ詳細ページへ

【LS】ダンロップ:ビューロVE304

【レクサスLS】にはダンロップ:ビューロVE304がおすすめ

レクサスのフラッグシップであるセダンタイプのLSは、静粛性や乗り心地を追求した車体になるため、タイヤにも高性能のコンフォートタイヤが求められます。

したがって、静粛性や安定性がピカイチのビューロVE304がおすすめです。

ビューロ VE304

ダンロップ公式サイトへ

前項でも紹介していますが、とにかくノイズが少なく、静粛性に優れているタイヤであり、車内で音楽や会話を楽しみながら優雅な走行を楽しめます。

セダンらしい高級感溢れる車内空間にこだわりたいのであれば、こちらのタイヤにしておけば間違いありません。

項目 内容
特徴 ・ノイズの少ない静粛性
・コーナリング性能も良好
・ウェット性能が高く、ロングライフ
価格 タイヤ詳細ページへ

【LM】ブリヂストン:レグノGRVⅡ

【レクサスLM】にはブリヂストン:レグノGRVⅡがおすすめ

ミニバンの中でも最上級の高級車であるレクサスLMには、「快適かつ上質な車内空間を味わえる」と評判を集めているレグノGRVⅡがおすすめです。

車内空間が広いミニバンは、サードシートのノイズが大きくなりやすいですが、独自のサイレントテクノロジーによって、全ての座席で音楽や会話を存分に楽しめるよう設計されています。
ノイズを抑えるブリヂストンの最先端技術が搭載されているため、静粛性はピカイチです。

レグノGRV2

ブリヂストン公式サイトへ

また、剛性が高いため、ふらつきやすいミニバンを安定させ、優雅な乗り心地で安全に走行できます。

転がり抵抗係数はA、ウェットグリップ性能はbとなっており、燃費性能も優れている点もポイントです。

項目 内容
特徴 ・全ての席でノイズが低減され、上質な空間を実現
・ミニバン特有のふらつきを抑える
・燃費性能とウェット性能を両立
価格 タイヤ詳細ページへ

【LX】ブリヂストンのアレンザLX100

【レクサスLX】にはブリヂストン:アレンザLX100がおすすめ

大型SUVのレクサスLXにはSUV専用設計で、プレミアムコンフォートタイヤのアレンザLX100がおすすめです。

高次元の静粛性を実現しており、上質な車内空間を求めるユーザーからの満足度は非常に高いタイヤになっています。

アレンザLX100

ブリヂストン公式サイトへ

最新のサイレントテクノロジーが搭載されており、ノイズの少なさに驚く人も多く、ぜひ一度体験してほしいタイヤです。

剛性が高いことで、大型SUVのふらつきをしっかりと抑えるので、安全性が高い点も魅力でしょう。

高い耐摩耗性によって、車重量があるLXに合わせてもロングライフで使えるのもポイントです。

項目 内容
特徴 ・高次元の静粛性
・SUV専用設計によってふらつきを抑える
・耐摩耗性が高くロングライフ
価格 タイヤ詳細ページへ

【メルセデス・ベンツ】G-クラス/S-クラス/E-クラス

メルセデスベンツからは以下の3車種のタイヤを紹介していきます。

● G-クラス
● S-クラス
● E-クラス

【ベンツG-クラス】ミシュランのクロスクライメート2 SUV

【ベンツG-クラス】にはミシュランのクロスクライメート2 SUVがおすすめ

メルセデスベンツのGクラスには、雪道にも対応できるクロスクライメート2 SUVがおすすめです。

急な雪に遭遇しても、シビアスノータイヤ要件に適合しているタイヤになるため、高い雪上性能で安全な走行が可能となります。

クロスクライメート2 SUV

ミシュラン公式サイトへ

Gクラスに乗ってアウトドアにでかけるユーザーも多いと思うので、他にはない大きな利点です。

夏タイヤとしても性能は高く、ドライ路面・ウェット路面ともに高いグリップ力で安全な走行を実現してくれます。

オールシーズンを通して初期性能が長く続く構造になっているので、履き替え時まで安心して使い続けることができます。
低燃費タイヤにも認定されているのも魅力の一つです。

項目 内容
特徴 ・オールシーズンで高い性能を発揮
・初期性能が長く続く構造で安心
・独自のトレッドパターンやエッジ、サイプによって安全性が高い
価格 タイヤ詳細ページへ

【ベンツS-クラス】ミシュラン:パイロットスポーツ4S

【ベンツS-クラス】にはミシュラン:パイロットスポーツ4Sがおすすめ

スポーティネスと重厚な存在感のSクラスには、ハイスペック・スポーツタイヤのパイロットスポーツ4Sがおすすめです。

サーキット走行も可能と言われ、一般的なタイヤとは比べものにならないほど、高いグリップ力を発揮します。

パイロットスポーツ 4 S

ミシュラン公式サイトへ

スポーツ走行が好きなユーザーも多い車種になるので、走る愉しみを存分に味わいたい人には最適です。

ウェット性能は最高レベルの「a」を獲得し、濡れた路面の上でも安心したスポーツ走行ができます。

さらに、走行性能と高速安定性能の高さも評判です。

高級感あるたデザイン性も兼ね備えており、Sクラスの雰囲気もより引き立ててくれます。

項目 内容
特徴 ・サーキット走行も可能なハイレベルなグリップ力
・最高レベルのウェット性能
・高速安定性能も抜群
・独創的なプレミアムデザイン
価格 タイヤ詳細ページへ

【ベンツE-クラス】レグノ GR-XⅢ

【ベンツE-クラス】にはレグノ GR-XⅢがおすすめ

ラグジュアリーセダンのEクラスには、上質な室内空間を実現するレグノGR-XⅡを合わせるのがおすすめです。

快適な車内環境を実現できるタイヤであり、ノイズを抑えたドライビングを楽しめます。

レグノGRX3

ブリヂストン公式サイトへ

コンフォートタイヤの中でも高評価を獲得しているタイヤで、選んで失敗のないタイヤでしょう。

項目 内容
特徴 ・全ての席でノイズが低減され、上質な空間を実現
・車体のふらつきを抑える
・燃費性能とウェット性能を両立
価格 タイヤ詳細ページへ

【トヨタ】スープラ/ランクル300/アルファード/クラウン

続いて、トヨタも見ていきます。

● スープラ
● ランクル300
● アルファード
● クラウン

【スープラ】ミシュランのパイロットスポーツ5

【スープラ】にはミシュラン:パイロットスポーツ5がおすすめ

走行性に優れたスープラには、ハイグリップスポーツタイヤのパイロットスポーツ5がおすすめです。

パイロットスポーツ5は、デュアル・スポーツ・トレッドデザインと呼ばれる構造によって、ドライ路面・ウェット路面の両方において高いグリップ力を実現してくれます。

パイロットスポーツ5

ミシュラン公式サイトへ

スポーツ走行を楽しむためには、グリップ力のあるタイヤは欠かせないでしょう。

さらに、軽快な走行を最大限楽しめるように、優れた操縦安定性を実現する機能が複数搭載されているので、スープラ本来のパフォーマンスを引き出してくれるタイヤに仕上がっています。

項目 内容
特徴 ・独自構造によってあらゆる路面において高いグリップ力を発揮
・優れた操縦安定性
・より深い黒でまとめられたフルリングプレミアムタッチ
価格 タイヤ詳細ページへ

【ランクル300】ブリヂストンのアレンザLX100

【ランクル300】にはブリヂストン:アレンザLX100がおすすめ

大型SUVのランクル300には、乗り心地を最大限高めるプレミアムコンフォートタイヤのアレンザLX100がおすすめです。

SUV専用設計として販売されているコンフォートタイヤの中でも、トップクラスに位置するアレンザLX100を合わせることで、街乗りやロングドライブなどあらゆるシチュエーションにおいて快適な走行を楽しむことができます。

アレンザLX100

ブリヂストン公式サイトへ

プレミアムな乗り心地を追求しているため、上質な車内空間を構築したいユーザーには最適でしょう。

また、高い剛性も持っているので、ランクル300の大きい車体でもふらつきをしっかりと抑えてくれる点もポイントです。

項目 内容
特徴 ・トップクラスの静粛性で快適な室内空間を構築
・乗り心地を追求した設計
・ふらつきを抑える剛性
・耐摩耗性に優れたロングライフ構造
価格 タイヤ詳細ページへ

【アルファード】ミシュラン:プライマシーSUV+

【アルファード】にはミシュラン:プライマシーSUV+がおすすめ

アルファードには、快適性と高速安定性を両立したプレミアムコンフォートタイヤのプライマシーSUV+がおすすめです。

独自コンパウンドを採用しており、転がり抵抗を維持しつつ、あらゆる路面において優れたブレーキ性能を発揮できるのが特徴で、安全性が非常に高いタイヤになっています。

プライマシーSUV+

ミシュラン公式サイトへ

ファミリーカーとして使用しているユーザーは特に、万が一に備えてブレーキ性能が高いタイヤにしておくと安心です。

さらに、静粛性を高めるように設計されたドレッドブロックデザインによって、ノイズを抑え、騒音エネルギーを低減する機能も搭載されています。

余計な騒音を感じることなく走行できるため、快適な室内空間を堪能できるでしょう。

項目 内容
特徴 ・安心したドライビングを可能にするドライ&ウェット性能
・ノイズや騒音を抑えた静粛性
・車体をしっかりと支える高速安定性とハンドリング性能
価格 タイヤ詳細ページへ

【クラウン】ダンロップ:ビューロVE304

【クラウン】ダンロップ:ビューロVE304がおすすめ

クラウンには、静粛性・安定性・ウェット性能に優れたビューロVE304をおすすめします。

今回紹介している商品の中でも度々登場しているタイヤになっており、クラウンとの相性も良いバランスの取れた性能を持ち合わせています。

ビューロ VE304

ダンロップ公式サイトへ

特に、サイレントコアと呼ばれる技術は評判がよく、静粛性を非常に高めてくれるため、快適な走行が楽しめるでしょう。

項目 内容
特徴 ・ノイズの少ない静粛性
・コーナリング性能も良好
・ウェット性能が高く、ロングライフ
価格 タイヤ詳細ページへ

【BMW】X5/X7/Z4

最後に、BMWのタイヤについて紹介していきます。BMWでは以下の2つを取り上げます。

● X5
● X7
● Z4

【X5】NITO:NT421Q

【BMWのX5】にはNITO:NT421Qがおすすめ

X5には、SUV専用に設計されたラグジュアリータイヤのNT421Qがおすすめです。

独自のユニークでスタイリッシュな非対称トレッドパターンを搭載したことで、ノイズが少ない快適な乗り心地を実現しています。

NT421Q

ニットー公式サイトへ

さらに、低燃費トレッド配合により低燃費タイヤとしても認定されているタイヤです。

2017年にはグッドデザイン賞を受賞しているタイヤで、X5の雰囲気を崩さずより見た目を引き締めるようなデザインになっています。

項目 内容
特徴 ・ノイズの少ない静粛性
・低燃費タイヤ
・グッドデザイン賞を受賞しているデザイン性
価格 タイヤ詳細ページへ

【X7】ダンロップ:SP SPORT MAXX 060+

【X7】ダンロップ:SP SPORT MAXX 060+がおすすめ

X7には、耐久性に優れたパフォーマンスタイヤであるダンロップのSP SPORT MAXX 060+がおすすめです。

防弾チョッキにも使われる素材、アラミドをより合わせた高剛性バンドによりトレッド面の剛性を向上。安定走行を実現します。

SP SPORT MAXX 060+

ダンロップ公式サイトへ

デザイン面でも優れており、サイドウォールとブランド名に繊細な凹凸形状を取り入れることで光の反射を抑え、従来よりも高い黒色を再現しています。

この、高級感を演出する独自の黒色デザイン技術「Nano Black」は、プレミアムカーの上質さにフィットする高級感と存在感を創出します。

項目 内容
特徴 ・ドライ性能・ウェット性能が高い(ブレーキ)
・操縦安定性が優位
・ライフ性能が高い
価格 タイヤ詳細ページへ

【Z4】ピレリ:P-ZERO

【BMWのZ4】にはピレリ:P-ZEROがおすすめ

Z4が持つ高い運動性能を最大限引き出せるタイヤとなれば、P-ZEROが最も適しているといえます。

P-ZEROはピレリのフラッグシップモデルになり、高次元の性能が詰め込まれたハイパフォーマンスタイヤです。
F1モデルにも採用されるほどのモデルで、満足度が高いと評判です。

P-ZERO(PZ4)

ピレリ公式サイトへ

一般的なタイヤにはない高次元の性能を持ち合わせているので、価格は高くなりますが、最高のパフォーマンスを体験したいユーザーであればぜひ一度試してみてほしいと思います。

タイヤのラインナップも多く、こだわり派がもつ欲求を存分に埋めてくれるはずです。

項目 内容
特徴 ・高次元のハイパフォーマンスタイヤ
・高いハンドリング性能
・最高のグリップ力
・騒音を抑えて快適な乗り心地
価格 タイヤ詳細ページへ

【アウディ】A3スポーツバック/A8

最後に、BMWのタイヤについて紹介していきます。BMWでは以下の2つを取り上げます。

● A3スポーツバック
● A8

【A3スポーツバック】ブリヂストン:ポテンザ S007A

【A3スポーツバック】にはブリヂストン:ポテンザ S007Aがおすすめ

A3スポーツバックには、ブリヂストンのポテンザ S007Aがおすすめです。

舗装路や硬質ダート路面での頻繁な停止・発進走行の中で、高いトラクション性能とブレーキ性能を発揮するタイヤです。

ポテンザS007A

ブリヂストン公式サイトへ

新コンパウンドと新パタンを採用し、グリップ力とパタン剛性を最適化することで、狙った通りの走行ラインを取ることができます。

項目 内容
特徴 ・強さに必要な高い柔軟性(グミ感を得られるタイヤ)
・やわらかさと直進安定性の向上を両立
・総合力の高さが魅力的なコンフォートタイヤ
価格 タイヤ詳細ページへ

【A8】ヨコハマタイヤ:アドバン FLEVA V701

【A8】にはヨコハマタイヤのアドバン FLEVA V701がおすすめ

A8には、操作感と静粛性を兼ね揃えた、ヨコハマタイヤのアドバン FLEVA V701がおすすめです。

このスポーティーなタイヤは、ウェット時のドライビング・パフォーマンスの向上、また高速域での操縦安定性に優位です。

アドバンFLEVA V701

ヨコハマ公式サイトへ

センター部に大きなブロックを配置することによりハンドル操作に対するレスポンスが向上、ショルダー部は溝を多く配置することで排水性能を向上させると共に、ノイズ発生の抑制に貢献しています。

項目 内容
特徴 ・ハンドリング時の素直な操作性
・静粛性に優れたスポーティータイヤ
・高い排水性を実現する3種類の溝を採用
価格 タイヤ詳細ページへ

タイヤワールド館ベストは高級車向けタイヤの在庫も豊富

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高級車に合わせるタイヤは、車体の特徴に合わせた高性能タイヤを選ぶのがおすすめです。

ぜひ今回紹介したタイヤも参考にしていただき、最高のパフォーマンスでドライビングを楽しんでほしいと思います。

もし、タイヤ選びに困っているのであればタイヤワールド館ベストのオンラインショップがおすすめです。

高級車に合わせるタイヤの在庫をいつでも豊富に揃えているので、欲しいタイミングですぐに購入することができます。

また、メーカーやモデルでの検索機能だけでなく、車種別の検索もできるため、ご自身が乗っている車に適したタイヤを簡単に探すことができます。

タイヤ専門店がプロ目線で車種毎にピックアップしていますので、誰でも満足度が高いタイヤをお選びいただけるようになっています。

タイヤの取付もネット上で全て手配が可能で、タイヤも取付店に直送できるので面倒な作業なく交換が可能です。
取付は全国に約4,000の提携店舗から選べますので、自宅近くで交換が済ませられます。ぜひご検討くださいね!

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全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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人気のタイヤメーカー9選!ブランド一覧や価格相場・選び方も徹底解説

タイヤは、車の性能や安全性を大きく左右する重要なパーツです。近年では、各メーカーが新しい技術を取り入れ、耐久性や燃費性能、乗り心地など様々な面で進化を遂げています。

この記事では、人気のあるタイヤメーカーを国内外から厳選し、それぞれの特徴を解説します。また、車種別やライフスタイル別、地域別に適したタイヤの選び方についても詳しく紹介します。
タイヤ選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!

進化を続けるタイヤメーカー

進化を続けるタイヤメーカー

タイヤ業界は日々進化を続けています。新素材の開発や製造技術の革新により、より安全で高性能なタイヤが次々と市場に投入されています。

エコタイヤやランフラットタイヤなど、新しいニーズに応える製品も増えており、選択肢はますます広がっています。ここでは、その進化を支える国内外の主要なタイヤメーカーを紹介します。

ブリヂストンタイヤのブランド一覧と特徴

ブリヂストンタイヤのブランド一覧と特徴

ブリヂストンは、世界最大のタイヤメーカーとして知られています。耐久性と安全性に優れた製品が多く、特にプレミアムカー向けの高性能タイヤで人気です。また、エコタイヤにも力を入れており、環境に配慮した製品が揃っています。

ブリヂストンのノーマルスタイヤ

ブリヂストンのノーマルスタイヤ

ブリヂストン公式サイトへ

ブリヂストンはエコタイヤからスポーツタイヤ・SUV専用設計まで幅広いラインナップが特徴です。ブランドごとの主な特徴は以下の通りです。

ブランド 特徴
REGNO(レグノ) 各バランスが高次元でまとまったブランド
POTENZA(ポテンザ) スポーツ方面に特化したブランド
Playz(プレイズ) 運転中の疲れにくさにフォーカスしたブランド
ECOPIA(エコピア) 安全性能、長持ちな乗用車用の低燃費ブランド
DUELER(デューラー) SUV専用設計。オン/オフロードでの走破性を重視したブランド
ALENZA(アレンザ) SUV専用設計。オンロードでの乗り心地や走りを重視したブランド
BLIZZAK(ブリザック) スタッドレスタイヤ特化のブランド
NEWNO(ニューノ) コストパフォーマンス特化のブランド

ブリヂストンのスタッドレスタイヤ

ブリザック

ブリヂストン公式サイトへ

ブリヂストンのスタッドレスタイヤはブリザックです。北海道・北東北主要都市での装着率が22年連続No.1で、「2台に1台がブリザック」というキャッチコピーも有名です。
主な金額感と推奨車種は以下の通りです。

タイヤ名 推奨車種 価格/1本 購入ページ
ブリザック VRX3 乗用車・SUV/プレミアム ¥9,200〜 詳細はこちら
ブリザック VRX2 乗用車/メジャー ¥5,900〜 詳細はこちら
ブリザック DMV3 SUV・4✕4 ¥14,040〜 詳細はこちら

※金額は執筆時点のものとなるので、最新の価格は詳細ページからご確認ください。

ダンロップのブランド一覧と特徴

画像の説明

ダンロップは、スポーツ性能に優れたタイヤを提供することで知られています。特に、優れたグリップ性能と安定性が求められるスポーツカーやレーシングカー向けのタイヤで高い評価を得ています。また、コストパフォーマンスの良さも魅力の一つです。

ダンロップのノーマルタイヤ

ダンロップのノーマルタイヤ

ダンロップ公式サイトへ

ダンロップのラインナップは豊富です。低燃費を重視する場合はエナセーブを、乗り心地を重視する場合はルマンやビューロシリーズがおすすめです。
また、輸入車の装着タイヤに選ばれているスポーツマックスや、降雪の少ない地域で活躍するオールシーズンタイヤも人気です。

タイプ タイヤ名 特徴 ポイント
低燃費 エナセーブEC202L リーズナブル スタンダードなタイヤなので、特にこだわりがなければエナセーブがおすすめ
エナセーブ EC204 スタンダード
エナセーブ RV505 ミニバン/小型SUV用
エナセーブ VAN01 バン/軽トラ用
コンフォートタイヤ ビューロ VE304 プレミアム 乗り心地や快適性能を重視したい場合におすすめ
ルマン 5+ LM5 Plus スタンダード
SUV専用 グラントレック PT5 オンロード向け 大型SUV車重があるのでやはり専用設計タイヤが安心
グラントレックAT5 オンロード・オフロード性能を両立
グラントレック MT2 オフロード向け
スポーツタイヤ ディレッツァ DZ102 スタンダード 快適さも重視したい人向け
ディレッツァ Z3 サーキット走行 LAPタイム短縮を重視、サーキット向け
ハイパフォーマンスタイヤ SP スポーツマックス 060+ 輸入車向け 車の特性を最大限引き出すタイヤ
オールシーズンタイヤ オールシーズンマックス AS1 スタンダード タイヤ交換の手間がなくなるが、東北や豪雪地帯ではスタッドレスにするほうが無難
オールシーズンマックス VA1 バン/軽トラ用

ダンロップのスタッドレスタイヤ

ダンロップのスタッドレスタイヤ

ダンロップ公式サイトへ

ダンロップのスタッドレスタイヤはウィンターマックスです。移管お特徴と価格は以下の通りです。性能もさることながら、ロングライフも期待できます。

ブランド 特徴 価格(最安値)
ウィンターマックス WM03 ブレーキ性能・コーナリング性能が高い 7,840円〜
ウィンターマックス WM02 バランスの良いスタッドレスタイヤ 4,220円〜
ウインターマックス SJ8+ SUV用スタッドレスタイヤ 3,890円〜
ウインターマックス SV01 商用バン専用スタッドレスタイヤ 3,890円〜
グラントレック XS1 MTライクなスタッドレスタイヤ

※執筆時点です。最新の金額は詳細ページからご確認ください。

トーヨータイヤのブランド一覧と特徴

トーヨータイヤのブランド一覧と特徴

トーヨータイヤは、多様なラインナップでユーザーのニーズに応えています。SUVやトラック向けの頑丈なタイヤから、乗用車向けの快適性を重視したタイヤまで幅広く揃っています。特に、ハイパフォーマンスモデルは海外でも高い人気を誇ります。

また、セルシアスはトーヨータイヤで唯一のオールシーズンタイヤです。

トーヨータイヤのノーマルタイヤ

プロクセス

トーヨータイヤ公式サイトへ

ブランド 特徴 価格相場(全サイズ/1本)
プロクセス ラインナップが豊富で細かいニーズに対応してくれるタイヤ 6,000円〜
ナノエナジー 基本性能と摩耗ライフの向上を両立した低燃費タイヤ 4,500円〜
オープンカントリー SUVやクロスカントリーのユーザーから絶大な支持を誇るタイヤ 5,000円〜
トランパス ミニバン特有のふらつきを抑えるミニバン専用モデル 5,000円〜
SD-7 基本性能を押さえた最もスタンダードなモデル 4,500円〜
セルシアス 全天候型オールシーズンタイヤ 7,000円〜

※執筆時点です。最新の金額は詳細ページからご確認ください。

トーヨータイヤプのスタッドレスタイヤ

トーヨータイヤプのスタッドレスタイヤ

公式サイトへ

トーヨータイヤのスタッドレスは、メインはOBSERVEシリーズ、ミニバン・SUV用にウィンタートランパスがあります。クルマの大きさ・性能など、モデル毎にはっきりとした違いを持たせています。トーヨータイヤならではの「クルミ殻」によるひっかき効果が特徴です。

ブランド 特徴 価格相場(全サイズ/1本)
オブザーブ 乗用車用のスタンダードなスタッドレスタイヤ 4,000円〜
ウィンタートランパス ミニバン・SUVにおすすめのタイヤ 5,000円〜

※執筆時点です。最新の金額は詳細ページからご確認ください。

ヨコハマタイヤのブランド一覧と特徴

ヨコハマタイヤのブランド一覧と特徴

ヨコハマタイヤは、技術革新に力を入れているメーカーです。先進のナノブレンドゴム技術を駆使したタイヤは、優れたウェット性能と低燃費性を両立しています。乗り心地と静粛性を求める方に特におすすめです。

ヨコハマタイヤのノーマルタイヤ

ヨコハマタイヤのノーマルタイヤ

ヨコハマ公式サイトへ

タイヤブランド 特徴
ADVAN(アドバン) ヨコハマタイヤのフラッグシップタイヤ
BluEarth(ブルーアース) 基本性能と安全性を両立した低燃費ブランド
GEOLANDAR(ジオランダー) SUV・トラック用のオン/オフロードタイヤ
iceGUARD(アイスガード) 燃費とロングライフに効くスタッドレスタイヤ
ECOS(エコス) スタンダードな低燃費タイヤ
PARADA(パラダ) ドレスアップタイヤブランド

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤ

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤ

アイスガード公式サイトへ

ヨコハマのスタッドレスはアイスガードです。氷上や雪上での走行性能に定評があり、特殊なトレッドパターンと高性能なブレンドゴムの組み合わせにより、グリップ力と制動性能を実現しています。

タイヤブランド 特徴 価格/1本
iceGUARD 7 スタッドレスシリーズの最新モデル ¥9,080円〜
iceGUARD SUV G075 SUV用のスタッドレスタイヤ ¥12,910円〜

ミシュランのブランド一覧と特徴

ミシュランのブランド一覧と特徴

ミシュランは、世界3大タイヤメーカーと呼ばれるフランスのタイヤメーカーです。多国籍企業に位置し、自動車だけでなく、バイクや自転車、航空機など多ジャンルにおいて品質の高いタイヤを作り続けています。

ミシュランのノーマルタイヤ

ミシュランのノーマルタイヤ

ミシュラン公式サイトへ

ミシュランの独自の技術を駆使したタイヤは、耐久性と快適性に優れており、高級車から普段使いの車まで幅広い車種で愛用されています。また、環境に優しいタイヤも積極的に展開しています。主なブランドは以下の通りです。

ブランド 特徴
パイロット 高性能でスポーツカーとプレミアムカーにおすすめのタイヤ
プレマシー 快適性能重視のツーリング用タイヤ。濡れた路面にも強い。
クロスクライメート 雪も走れる夏タイヤ
エナジー 安心感が増す低燃費タイヤ

ミシュランのスタッドレスタイヤ

ミシュランのスタッドレスタイヤ

ミシュラン公式サイトへ

ミシュランはフランスメーカーなので、「日本の冬路面を走行するタイヤには不向き」と考える方も多いかもしれません。

しかし実際は、日本国内を開発の拠点に置き、テスト走行も北海道で行っています。

したがって、日本で開発されテストもしているミシュランのスタッドレスは、国内のどこで使用しても安全で快適に使用できるタイヤといっても過言ではありません。

ブランド 特徴
X-ICE ミシュランのスタッドレスを代表するタイヤ
X-ICE SNOW SUV SUVに特化しているスタッドレスタイヤ
AGILIS X-ICE ロングライフ性能も高い商用車用のスタッドレス。

グッドイヤーのブランド一覧と特徴

グッドイヤーのブランド一覧と特徴

アメリカのグッドイヤーは、革新的な技術で常にタイヤ業界をリードしています。特に、オールシーズンタイヤやランフラットタイヤなど、多様な気候条件に対応する製品が充実しています。高い信頼性と安全性が魅力です。

グッドイヤーのノーマルタイヤ

グッドイヤーのノーマルタイヤ

グッドイヤー公式サイトへ

グッドイヤーのタイヤは、グリップ力やハンドリング性能に優れたスポーツタイヤを多数展開しています。イーグルシリーズは「F1」以外にも「RV」や「LS」といったタイヤもあり、ご希望にあったタイヤが見つかると思います。

ブランド 特徴
イーグルF1 安全性と走行性の高さを重視したスポーツタイヤ
エフィシェントグリップ 乗り心地を重視したコンフォートタイヤ
ベクター スノーフレークマークのあるオールシーズンタイヤ

グッドイヤーのスタッドレスタイヤ

グッドイヤーのスタッドレスタイヤ

グッドイヤー公式サイトへ

グッドイヤーのスタッドレスタイヤは、アイスナビシリーズです。アイスナビは1997年に初代が登場し、20年以上続くロングセラースタッドレスタイヤです。最新シリーズは「アイスナビ8」でトータルバランスが優れています。

ブランド 特徴
アイスナビ グッドイヤーのスタッドレスを代表するタイヤ

コンチネンタルのブランド一覧と特徴

コンチネンタルのブランド一覧と特徴

ドイツのコンチネンタルは、安全性とパフォーマンスを両立させたタイヤで知られています。特に、優れたブレーキ性能とコーナリング性能を誇るタイヤは、多くのユーザーから支持を得ています。また、低燃費タイヤも豊富に取り揃えています。

コンチネンタルのノーマルタイヤ

コンチネンタルのノーマルタイヤ

コンチネンタル公式サイトへ

ブランド 特徴
スポーツコンタクト 走行性能を重視したスポーツタイヤ
プレミアムコンタクト 幅広い車両に対応するコンフォートタイヤ
ウルトラコンタクト 快適性・耐久性を追求したコンフォートタイヤ
エコ・コンタクト 低燃費で安全性が高いハイパフォーマンス・エコタイヤ
オールシーズンコンタクト 突然の雪でも安心のオールシーズンタイヤ

コンチネンタルのスタッドレスタイヤ

コンチネンタルのスタッドレスタイヤ

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コンチネンタルのスタッドレスタイヤはバイキングコンタクトとノースコンタクトです。
バイキングコンタクトはブローバル戦略モデル、ノースコンタクトはコンチネンタル初のアジア戦略モデルです。

ブランド 特徴
バイキングコンタクト あらゆる冬の路面条件に対応したフラッグシップ・スタッドレスタイヤ
ノースコンタクト アジア戦略モデルのスタンダードなスタッドレスタイヤ

ハンコックのブランド一覧と特徴

ハンコックのブランド一覧と特徴

ハンコックは、1941年に設立された韓国初の自動車タイヤメーカーです。世界でのシェア率が7位にランクインするなど知名度も高く、日本の新車にも供給されています。
特に、耐久性と静粛性を兼ね備えたタイヤは、長距離ドライバーに人気です。また、モータースポーツにも積極的に参入しており、その技術力が評価されています。

ハンコックのノーマルタイヤ

画像の説明

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ハンコックは、コストパフォーマンスに優れたタイヤを提供しています。国産車だけでなく、Audi、BMW、Mercedes-Benz など、有名な自動車メーカーにもタイヤを供給する人気メーカーです。
主な一覧は以下の通りです。

ブランド 特徴
ベンタス ドライ・ウェット路面を問わず、優れた性能を発揮するコンフォートタイヤ
キナジー 燃費性能と快適な乗り心地を重視する低燃費タイヤ
ダイナプロ SUV用のオールシーズン対応高性能タイヤ

ハンコックのスタッドレスタイヤ

ウインターアイセプト IZ2

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ブランド 特徴
ウィンターアイセプト 冬の走行に求められる性能をバランスよく備えたスタッドレスタイヤ

ピレリのブランド一覧と特徴

ピレリのブランド一覧と特徴

ピレリは1872年にイタリアのミラノで創業し、今日ではイタリアのルーツを色濃く残した最先端の最新技術、ハイエンドの優れた生産能力で知られるグローバルブランドです。世界12ヵ国に生産工場があり、160以上の地域で商業活動を行っています。

優れたハンドリング性能とグリップ力を持ち、高速走行時の安定性に優れています。レースシーンでも活躍するピレリは、スポーツ志向のドライバーにおすすめです。

ピレリのノーマルタイヤ

ピレリのノーマルタイヤ

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現在、F1ではスリックタイヤが使用されており、特に「PZERO」は多くの輸入車・欧州車・スーパーカーなどに多く使われることの多いタイヤです。

ブランド 特徴
スコーピン SUVおよびクロスオーバー用のオン/オフロード性能に優れたタイヤ
P ZERO 最先端の技術や最高のパフォーマンスを持ったハイパフォーマンスタイヤ
チントゥラート 快適な乗り心地と低燃費を実現したタイヤ

ピレリのスタッドレスタイヤ

ピレリのスタッドレスタイヤ

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アイスゼロ・アシンメトリコは、乗用車/ SUV専用のスタッドレスタイヤです。日本の非常に厳しい冬のニーズに対応するように特別に開発されました。
また、「スコーピオン ウィンター」「P ZERO ウィンター」といったように、それぞれのタイヤに「ウィンター」とついたスタッドレスタイヤも存在しています。

ブランド 特徴
アイスゼロ 日本の非常に厳しい冬のニーズに対応するように特別開発されたタイヤ

車種別・タイヤの選び方

車種別・タイヤの選び方

タイヤは、車種によって適したものが異なります。たとえば、スポーツカーには高いグリップ性能を持つハイパフォーマンスタイヤ、SUVにはオフロード走行の場合は耐久性に優れたオールテレインタイヤ、オンロードのシティユースの場合は、剛性が高いSUV専用タイヤが適しています。

また、ファミリーカーには、快適性と安全性を兼ね備えたタイヤが最適です。自分の車種に合ったタイヤを選ぶことが重要です。主な車種別のおすすめタイヤをまとめてみました。

車種 主な特徴 おすすめタイヤ 主なブランド
コンパクトカー 燃費性能と乗り心地を重視した車 燃費性能を向上させる低燃費タイヤ エコピア/エナセーブ/ナノエナジー/ブルーアース など
セダン 静粛性と乗り心地を重視した車 快適なドライブを楽しめるプレミアムタイヤ レグノ/ビューロ/クロスクライメート など
ミニバン 重量があり、荷物をたくさん積むことが多い 耐久性と安定性を重視したミニバン専用タイヤ トランパス/レグノ など
SUV 悪路走破性に優れた車 オフロード性能とオンロード性能のバランスが重要。用途に合わせたタイヤ選びを。 アレンザ/オープンカントリー/グラントレック など
スポーツカー ドライビングを楽しむ車 グリップ力と操縦安定性を重視したスポーツタイヤ アレンザ/スポーツマックス/パイロットスポーツ/アドバン など

ライフスタイル(用途)別・タイヤの選び方

ライフスタイル(用途)別・タイヤの選び方

ライフスタイルによっても、選ぶべきタイヤは異なります。例えば、長距離ドライブが多い方には、耐久性と静粛性に優れたツーリングタイヤがおすすめです。

一方、都市部での走行がメインの方には、燃費性能と操作性に優れたコンフォートタイヤが適しています。また、アウトドアが好きな方には、オフロード性能を重視したタイヤがぴったりです。

用途 おすすめタイヤ 主なブランド
通勤・通学 燃費性能と耐久性を重視し、日常使いに適したタイヤがおすすめ エナセーブ/ブルーアース/エコピア など
長距離ドライブ 耐久性と静粛性を重視したタイヤがおすすめ ルマン5+/レグノ など
スポーツ走行 グリップ力と操縦安定性を重視したスポーツタイヤがおすすめ ポテンザ/アドバン/スポーツマックス など
悪路走行 オフロード性能に優れ、悪路でも安心して走行できるマッドテレーンタイヤがおすすめ オープンカントリー/グラントレック など

地域別・タイヤの選び方

地域別・タイヤの選び方

地域の気候や道路状況によっても、適したタイヤは異なります。雪が多い地域では、冬用タイヤやスタッドレスタイヤは必須です。
また、雨が多い地域では、ウェット性能に優れたタイヤを選ぶことが重要で、温暖な地域では、オールシーズンタイヤが便利です。

地域の特性に応じたタイヤ選びがポイントになります。

地域 ポイント
雪国 冬にはスタッドレスタイヤが必要になります。雪上でのグリップ力やアイスバーンに対する氷上性能を重視して選びましょう。
都市部 静粛性と乗り心地を重視した、オンロードタイヤを選びましょう。低燃費タイヤもおすすめです。
山岳地帯 オフロード性能と耐久性を重視し、悪路でも安心して走行できるタイヤを選びましょう。また、冬に軽い降雪がある場合は、オールシーズンタイヤやマッド&スノータイヤという選択肢もあります。

愛車にピッタリのタイヤを選んでドライブを楽しもう!

愛車にピッタリのタイヤを選んでドライブを楽しもう!

タイヤ選びは、車の性能を最大限に引き出す上で非常に重要な要素です。各メーカーの特徴を理解し、自分の車種やライフスタイル、地域に合ったタイヤを選ぶことで、より快適で安全なドライブを楽しむことができます。この記事がタイヤ選びの参考になれば幸いです。

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全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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スタッドレス交換すべき?プラットフォームとは?サインの見方や判断基準について徹底解説

スタッドレスを探していると必ず耳にするプラットフォームですが、「なんのために存在する?」「見方や判断基準は?」など、専門用語がよく分からずお困りの方も多いはず。

タイヤメーカーであるブリジストンが実施した一般ドライバー1000人に対する調査でも、約8割の方が知らないと答えています。

そこで今回は、スタッドレスに設置されているプラットフォームの内容や見方について詳しく解説していきます。

合わせて、スタッドレスの交換するべきタイミングもプロ目線で紹介していきますので、いつ交換すればいいか分からない方もぜひ参考にしてください。

プラットフォームってなに?

プラットフォームってなに?

プラットフォームとは、スタッドレスの残溝がどれくらいの状態になっているかを示すサインです。

冬タイヤとしての使用限度を表示しているため、プラットフォームの露出度によって「早急に交換しなければ危険」ということが分かるようになっています。

特に、今使用しているスタッドレスを使い始めてから年数が経っているのであれば、プラットフォームを確認し、スタッドレスの買い直しが早急に必要かどうか判断する必要があるでしょう。

冬タイヤの残溝基準を示すサイン

スタッドレスを探す上では、プラットフォームの内容をしっかりと理解しておくことが大切です。

スタッドレスの溝の深さは、各メーカー10mm前後のタイヤが多い傾向です。プラットフォームの露出は溝の深さが5mm程度に近づくと現れはじめ、50%摩耗した時点で表示される設定になっていますので覚えておきましょう。

プラスの情報として、本来タイヤの溝には明確な保安基準が設定され、溝の深さが1.6mm以下のタイヤを使用すると道路交通違反になります。

ということは、プラットフォームが露出したからといってすぐに法令違反になるわけではありません。

よって、「プラットフォームが見えても法令違反じゃないから大丈夫」という方もいますが、冬道の路面を走るのに適していない、冬タイヤとしての使用限度を迎えている危険なタイヤになりますので、早急に交換が必要と認識するようにしてください。

※注意すべきは、雪国など県によってはスタッドレスの残溝が50%以下は条例違反というケースもあります。

使用する地域の条例内容も念のため、チェックが必要です。

夏タイヤにプラットフォームはない

プラットフォームはスタッドレス限定のサインになり、夏タイヤには存在しません。

夏タイヤには、「スリップサイン」と呼ばれるものが搭載されています。このスリップサインが夏タイヤの残溝を示すサインです。

ちなみに、スタッドレスにもスリップサインは搭載されています。
とても紛らわしいのですが、「タイヤの使用限度を示すスリップサイン」「冬タイヤの使用限度を示すプラットフォーム」といった形で意味合いが変わる形です。

「プラットフォーム」と「スリップサイン」の違いはタイヤの知識として覚えておいてください。

詳しくは「プラットフォームとスリップサインの違い」で解説しています。

プラットフォームはどこにある?

プラットフォームはどこにある?

プラットフォームは、スタッドレスのサイドウォール(側面)を見ると設置してある場所が分かるようになっています。
側面に「矢印」が記載され、その延長線上を辿っていくとプラットフォームが溝の間に設定されているでしょう。

形は四角のような突起物になっていて、表面には細かな溝が複数入っているものがプラットフォームです。

基本的に1本のスタッドレスに4カ所のプラットフォームがあります。

チェックする際は、必ず全ての場所を確認し、4カ所共に露出がないか確認が必要です。

1ヶ所だけ摩耗している場合も、冬タイヤの使用限度を超えていることになりますので、注意して確認してください。

メーカーによっては、プラットフォームを示す矢印だけでなくアイコン表示(雪だるまなど)も付いている場合もあります。場所が分からない場合は、購入店に確認するのがベストです。

プラットフォームの見方と判断基準

プラットフォームの見方と判断基準

知識が少ない方は、自分のチェック方法や判断が正しいか不安になるかと思います。ここでは、プラットフォームの見方や簡単なチェック方法、判断基準について詳しく見ていきます。

安全に冬シーズンを過ごすためには定期的にチェックが必要なので、正しい見方は覚えておきましょう。

プラットフォームの露出度をチェック

見方はいたって簡単で、プラットフォームがどれだけ見えているか(露出しているか)をチェックします。

プラットフォームが溝と同じラインまで露出していれば、「溝を50%摩耗している」状態です。

この状態であれば使用限度を超えていますので、早急に交換の判断をしてください。

ただし、なんとなくプラットフォームの見方に自信が持てない方もいると思います。

そんな時は「タイヤ溝測定ゲージ」と呼ばれる専用機を使用すれば、正確な状態が分かるので、もし細かく計測したい方は購入するのがベストでしょう。

タイヤ溝測定ゲージ

参考:Amazon

また、「100円硬貨」を使って簡易的なチェックも可能です。

方法としては、「100」が刻印されている面を手前にし、「1」が書いてある方向から溝に入れていきます。

「1」は硬貨の縁から5mmの位置に刻印されているため、溝に入れた際に「1」がすっぽり隠れてしまえば、使用限度の5mmよりも溝が残っているといえます。

反対に「1」が露出してしまうのであれば、溝の深さが5mm以下になっている形です。

「100円硬貨」を使った簡易的な残溝チェック

簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。

スタッドレスのプラットフォームは何ミリで交換すべき?

プラットフォームが完全に露出していれば交換の判断をしやすいですが、「プラットフォームの露出まで数ミリ残っている時」は判断に困ってしまう方も多いと思います。

「プラットフォームまで○○ミリで交換」とする明確な基準はなく、使用する環境・頻度・商品・車両の種類によって溝の減るスピードに差がでてしまうため、一概には基準を設けられない形です。

ただし、整備工場やタイヤショップによっては「プラットフォームまで残り2mm」で交換を推奨しているケースがあります。

プラットフォームまで残り2mmの状態は、大体30%程度摩耗していることになり、この段階から冬用タイヤとしての性能が低下してくると言われています。

一つの交換目安として覚えておくとよいでしょう。

プラットフォームとスリップサインの違い

プラットフォームとスリップサインの違い

上記写真がスリップサインです。プラットフォームとスリップサインは非常に紛らわしい項目なので、ここで整理しておきます。

項目 プラットフォーム スリップサイン
設置 スタッドレスのみ スタッドレスと夏タイヤの両方
サインの内容 冬用タイヤとしての使用限度 タイヤ自体の使用限度
条例 基本的には5mm以下(50%の摩耗)のタイヤは条例違反にはならない 1.6mm以下のタイヤは条例違反になる
場所を示す表示方法 タイヤの側面に矢印表示(アイコン付きも有) タイヤの側面に印表示(△表示など)
形状 溝の間にある突起物で細かな溝が表面に入っている 溝の奥にある突起物

混同しないようにそれぞれのポイントを抑えておき、車の点検時は履いているタイヤの種類に合わせて、プラットフォームとスリップサインを確認してください。

スタッドレスタイヤを交換すべきタイミング

スタッドレスタイヤを交換すべきタイミング

スタッドレスの交換が必要なのか判断するには、プラットフォーム以外にもチェックすべき項目があります。

下記の項目は全て点検すべき箇所になりますので、合わせて覚えておきましょう。

スタッドレスの使用年数と製造年数

スタッドレスタイヤの平均寿命は、3年〜4年の設定になっています。
注意すべきは使用をスタートしてからの年数ではなく、製造してからの年数になる点です。

スタッドレスはゴムで作られた製品になるため、使用していなくても経年劣化が進んでいきます。年数のカウントを間違えてしまえば、本来の性能を発揮せず使用中のトラブルに繋がり、思わぬ事故になる可能性もあるので注意してください。

したがって、購入するときはスタッドレスの製造年月日の確認が大切です。
確認方法は、タイヤの側面に必ず「2412」といった四桁の数字が書かれていますので、チェックしてください。

最初に書かれている2つの数字が製造された週、後ろの2つの数字が製造年になっています。

タイヤの製造年月日の確認方法

参考:ブリヂストン

上記の「2412」を例にすると、2012年の24週目に製造された形です。重要な表示になりますので覚えておきましょう。

スタッドレスの走行距離

スタッドレスの走行距離の限度は、1万〜1.5万kmが目安とされています。当然、走行すればするほどタイヤは摩耗していきますので、使用年数や劣化よりも先に、走行距離次第で交換の判断が必要になるケースもあるでしょう。

使用してからどれくらいの距離を走っているかが分かるように、記録を残しておくのがベストです。

もし中古のスタッドレスを検討している場合、製造年月日や溝の状態は確認できても走行距離までは確認できないケースがほとんどです。

中古はどうしても見た目だけではわからないリスクがあるので、信頼できるお店で購入するようにしてくださいね。

スタッドレスのひび割れや硬さなど劣化具合

スタッドレスの劣化具合のチェックも欠かせません。

劣化が進んでいる場合、タイヤの表面にヒビ割れがある・タイヤが硬化しているなどの現象が発生しています。
それぞれの現象が出てしまうと、以下の危険性が考えられます。

● 走行中にバーストする可能性がある
● 柔軟性がなくなり、冬道で本来の性能を発揮しなくなる

ひび割れは目視で確認しやすいですが、硬化については専門家でなければ判断しにくい項目です。
硬度計を置いている整備工場やショップであれば、スタッドレスの硬さをチェックできます。

よくある質問

よくある質問

最後に、プラットフォームに関するよくある質問にお答えしていきます。

  1. スタッドレスタイヤのプラットフォームがギリギリになっても使える?
  2. スタッドレスのプラットフォーム露出まで残り2mmでも使える?
  3. プラットフォームが露出したスタッドレスは夏タイヤとして使える?

1.スタッドレスタイヤのプラットフォームがギリギリになっても使える?

スタッドレスのプラットフォームが露出するギリギリのラインになっている場合は、早急にタイヤ交換をした方がよいでしょう。

基本的に、プラットフォームが露出する(50%程度摩耗している)状態は早急に交換が必要になります。
また、プラットフォームの露出まで2mm程度の状態も交換を推奨するラインです。

したがって、ギリギリの状態であればスタッドレスが冬道を走行するのに適していないタイヤといえますので、交換をするようにしてください。

2.スタッドレスのプラットフォーム露出まで残り2mmでも使える?

スタッドレスのプラットフォームが露出するまで残り2mm(30%摩耗している)は、交換が推奨される一つの目安になります。

一般的に、スタッドレスの摩耗が30%程度進むと冬道を安全に走る性能が低下すると言われていますので、交換しておくのが最も安全な判断です。

すぐに交換が難しくても、近い時期に交換する予定を決めて、新しいスタッドレス探しをするなど行動しておくようにしてください。

3.プラットフォームが露出したスタッドレスは夏タイヤとして使える?

プラットフォームが露出しているスタッドレスは、「冬タイヤとして使用限度を超えた」タイヤです。
したがって、タイヤ自体の使用限度を超えているわけではないため、原則的には夏タイヤとして使用できることになります。

ただし、ドライ路面やウェット路面の走行に適しているかは別問題です。

本来、スタッドレスは硬くなりにくい、柔軟性のあるゴムで作られています。
雪や氷の上で密着してグリップ力を強化する構造としては最適ですが、通常の路面では柔らかすぎることでグリップ力の低下を引き起こします。

さらに、排水性が弱いスタッドレスでウェット路面を走行した場合、制動性能が落ちて止まれず、事故につながるケースもあります。

プラットフォームが露出したスタッドレスを夏タイヤとして使うのは止めておきましょう。

まとめ:スタッドレスタイヤは冬が来る前に買っておこう

スタッドレスタイヤは冬が来る前に買っておこう

プラットフォームについて、まとめると以下のとおりです。

●プラットフォームはスタッドレスの残溝がどれくらいの状態になっているかを示すサイン
●スタッドレスの溝の深さはだいたい10mm前後で、50%(5mm程度)摩耗した時点で現れる
●プラットフォームが出ても法令違反ではないが(法令違反は溝の深さが1.6mm以下)、スタッドレス機能としては限界
●ノーマルタイヤにはない

スタッドレスは、いざ雪が降ってから交換しようと思っても欲しい商品の在庫がなく、すぐに装着できないケースがあります。
本格的な冬が到来する前に、早めの冬支度をしておきましょう。

タイヤワールド館ベストが運営するオンラインショップであれば、国内から海外メーカーまで幅広いラインナップを揃え、常に在庫も豊富に取り揃えています。
自宅にいながら、簡単にあなたの車に適したスタッドレスを見つけ出せるはずです。

指定車種から適合するスタッドレスを探すこともできるので、タイヤの知識が少ない方でも「見つけやすい」と大好評です。

タイヤの取り付けもネット上から手配可能で、住んでいる地域から近い提携店での予約も合わせてできます。

時間がない方でも手軽に手配ができますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

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【タイヤメーカー5社】スタッドレスタイヤの価格を徹底比較!選ぶ際のポイントも解説(2024年最新)

「スタッドレスタイヤの価格を知りたい」
「人気のあるスタッドレスタイヤの価格を一覧で比較してみたい」
「できるだけ安くスタッドレスタイヤを購入したい」

このように考えていませんか?
スタッドレスタイヤは高いので、できるだけお得に購入したいですよね。
本記事では、人気タイヤメーカー5社のスタッドレスタイヤの価格を比較します。

価格で選ぶ際のポイントも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

主なタイヤメーカーのスタッドレスタイヤ

ブリヂストンのスタッドレスタイヤの価格を比較

今回は、こちらの5つのタイヤメーカーもスタッドレスについて見ていきたいと思います。みなさん聞いたことはあるのではないでしょうか。

  1. ブリヂストン
  2. ダンロップ
  3. ミシュラン
  4. トーヨータイヤ
  5. ヨコハマタイヤ

それぞれのメーカーのスタッドレスブランドは以下の通りです。

メーカー名 スタッドレスブランド名
ブリヂストン ブリザック
ダンロップ ウィンターマックス
ミシュラン X-ICE(エックスアイス)
トーヨータイヤ ガリット/オブザーブ
ヨコハマタイヤ アイスガード

それではで詳しく見ていきましょう。

1.ブリヂストンのスタッドレスタイヤの価格を比較

ブリヂストンのスタッドレスタイヤの価格を比較

まずは、ブリヂストンのおすすめスタッドレスタイヤの価格を比較します。

スタッドレスタイヤ 最安値 最高値 URL
BLIZZAK VRX3 6,670円 84,330円 詳細ページへ
BLIZZAK VRX2 5,710円 38,690円 詳細ページへ
BLIZZAK DM-V3 13,230円 42,750円 詳細ページへ

ブリヂストンのブリザックシリーズはブリヂストンの大人気スタッドレスタイヤです。国産の中でもブリヂストン製は特に信頼が厚く、日本でスタッドレスを履いている車の2台に1台がブリザックを使用しているといわれています。

主なブリザックシリーズは以下の3つです。

  1. ブリザックVRX3(プレミアム)
  2. ブリザックVRX2(スタンダード)
  3. ブリザックDM-V3(SUV用)

順に詳しくみていきましょう。

BLIZZAK VRX3

BLIZZAK VRX3

ブリヂストン公式サイトへ

VRX3はブリヂストンが2021年に発売したシリーズ最新作です。BLIZZAK もともと人気の高かったBLIZZAK VRX2をさらに改良し、ほぼ完璧といえるスタッドレスタイヤを完成させました。

VRX2よりも氷上性能が20%アップし、3年までしか品質保証ができないスタッドレスが多い中でなんと4年保つと発表。

買い替えた方からは「走る、止まる、曲がると言う基本性能がこんなに違うものかとびっくりです」と驚きの声が上がっています。
ブリヂストンの最高傑作が気になる方は、ぜひタイヤワールド館ベストのサイトからお得に購入してみてください。

BLIZZAK VRX2

BLIZZAK VRX2

ブリヂストン公式サイトへ

2017年発売のBLIZZAK VRX2は、VRX3が売り出された後も変わらない人気を誇っています。根強いファンが多く性能もかなり良いため、VRX3より価格が抑えられるVRX2をあえて選ぶ方もいます。

実際に購入した方からは「走行音が静か」「しっかりグリップしてくれる」と良い口コミばかりです。

高性能なブリヂストンのスタッドレスを買ってみたい方はVRX2を試してみるのもありでしょう。

BLIZZAK DM-V3

BLIZZAK DM-V3

ブリヂストン公式サイトへ

BLIZZAK DM-V3はブリヂストンのSUV専用タイヤです。SUVは普通車よりタイヤの外側に負荷がかかりやすいという欠点があります。

DM-V3は接地面積を広げることでグリップ力をさらに増し、SUVの欠点を補いました。さらに長持ちしやすいデザインになっているので、費用対効果も良いスタッドレスタイヤです。

2.ダンロップのスタッドレスタイヤの価格を比較

ダンロップのスタッドレスタイヤの価格を比較

続いてダンロップのスタッドレスタイヤの価格を比較していきましょう。

スタッドレスタイヤ 最安値 最高値 URL
WINTER MAXX03 8,400円 80,200円 詳細ページへ
WINTER MAXX02 4,700円 53,400円 詳細ページへ
WINTER MAXX SJ8+ 13,800円 53,200円 詳細ページへ

ダンロップのスタッドレスはウィンターマックスシリーズで、混ぜ物が少ない高密度ゴムを採用することで摩耗を抑え、長期にわたり高いパフォーマンスを維持できます。

SUVユーザーさんは、氷に強いスタッドレスならウィンターマックス3、雪に強いスタッドレスはウィンターマックスSJ8+がおすすめです。以下で特徴を詳しく見ていきましょう。

主なウィンターマックスシリーズは以下の3つです。

  1. ウィンターマックス3(プレミアム)
  2. ウィンターマックス2(スタンダード)
  3. ウィンターマックスSJ8+(SUV用)

WINTER MAXX03(ウィンターマックス3)

ウィンターマックス3

ダンロップ公式サイトへ

WINTER MAXX03(ウィンターマックス3)は凍結路面でしっかり止まるタイヤが欲しい方におすすめしたいスタッドレスタイヤです。

WINTER MAXX02よりも以下のとおり性能がアップしました。

● 氷上ブレーキ性能22%アップ
● 氷上コーナリング性能11%アップ
● 摩耗後の氷上ブレーキ性能36%アップ

おかげで日本全国で満足度95%を達成しています。

WINTER MAXX02(ウィンターマックス2)

ウィンターマックス2

ダンロップ公式サイトへ

WINTER MAXX02(ウィンターマックス2)は、家計のことを考慮して長持ちするスタッドレスタイヤを購入したい方にぴったりです。

特にロングライフ性能に自信があり、4年は使えると公表しています。実際に使用した方からは「価格も安く、乗り心地や雪道走行も問題なくコスパがいいと感じた」という口コミが届いています。

コストパフォーマンスに優れたスタッドレスタイヤをお求めの方にお勧めしたいタイヤです。

WINTER MAXX SJ8+(ウィンターマックスSJ8プラス)

ウィンターマックスSJ8プラス

ダンロップ公式サイトへ

ダンロップのウィンターマックスSJ8プラスはSUV専用タイヤで、滑る前にすばやく路面に密着して早く止まります。豪雪地帯に適しているスタッドレスタイヤです。

従来品と比べて効き持ち性能がかなり上がったので、最後まで安心して使えます。

SUVでも深雪でも走れるスタッドレスタイヤをお探しの方は、WINTER MAXX SJ8+を選びましょう。

3.ミシュランのスタッドレスタイヤの価格を比較

ミシュランのスタッドレスタイヤの価格を比較

ミシュランのスタッドレスタイヤの価格を比較してみます。

スタッドレスタイヤ 最安値 最高値 URL
X-ICE SNOW 11,500円 82,200円 詳細ページへ
X-ICE XI3+ 20,200円 32,750円 詳細ページへ
X-ICE SNOW SUV 11,500円 82,200円 詳細ページへ

ミシュランのX-ICEは、ゴムの表面の凹凸が再生され続ける新技術を使って、長い間安全性を保ちながら使えるスタッドレスタイヤを実現しました。スタッドレスシリーズは「X-ICE(エックスアイス)」です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

  1. X-ICE SNOW(プレミアム)
  2. X-ICE XI3(スタンダード)
  3. X-ICE SNOW SUV(SUV用)

X-ICE SNOW(エックスアイス スノウ)

X-ICE SNOW(エックスアイス スノウ)

ミシュラン公式サイトへ

X-ICE SNOWはロングライフ性能が自慢のスタッドレスタイヤです。

50%摩耗した状態でもトレッドパターンが消えないので、いつまでもスタッドレスタイヤの性能が落ちません。

雪道でしっかり止まるタイヤを探しているなら、X-ICE SNOWを検討してみましょう。

X-ICE3+

X-ICE3+

ミシュラン公式サイトへ

X-ICE3+は以下の3つの特徴があります。

● 氷上でしっかり止まるアイスブレーキ性能
● 路面への圧力を均等に伝えるマックスタッチで偏摩耗を防ぐ
● 多方向へのエッジ効果を発揮するバリアブルアングルサイプ

走りにくいシャーベット路面でも効果を発揮するので、安心して運転できます。

X-ICE SNOW SUV

X-ICE SNOW SUV

ミシュラン公式サイトへ

SUVとクロスオーバーのために作られたスタッドレスタイヤです。

他のX-ICEシリーズ同様、しっかり止まるための工夫が詰まったトレッドパターンがいつまでも消えません。

SUVに起こりやすい偏摩耗も防ぐ作りになっているので、最後まで安全性を保てます。

4.トーヨータイヤのスタッドレスタイヤの価格を比較

トーヨータイヤのスタッドレスタイヤの価格を比較

続いてトーヨータイヤのスタッドレスタイヤの価格を比較します。

スタッドレスタイヤ 最安値 最高値 URL
OBSERVE GIZ3 8,700円 54,700円 詳細ページへ
OBSERVE GIZ2 6,100円 41,800円 詳細ページへ
Winter TRANPATH TX 9,800円 33,500円 詳細ページへ
OBSERVE GSi-6 12,220円 34,250円 詳細ページへ

トーヨータイヤのスタッドレスタイヤは国産の中ではお手頃価格で購入できるものが多いです。購入者からは「安定感があってコスパがいい」と好評です。

トーヨータイヤのおすすめ3本を詳しく見ていきましょう。

  1. オブザーブGIZ3(プレミアム)
  2. オブザーブGIZ2(スタンダード)
  3. ウィンタートランパスTX(ハイト系)
  4. オブザーブGSi-6(SUV用)

OBSERVE GIZ3(オブザーブ・ギズ3)

OBSERVE GIZ3(オブザーブ・ギズ3)

トーヨータイヤ公式サイトへ

OBSERVE GIZ3(オブザーブ・ギズ3)は2024年に発売された、トーヨータイヤの最新スタッドレスタイヤです。

アイス路面にしっかり密着性し、コンパクトカーからSUVまで幅広い車種に対応しています。パターンデザインが刷新されたのはもちろん、「持続性密着ゲル」と「サステナグリップポリマー」により、低温でもゴムのやわらかさを維持。また、経年変化によるブレーキ性能の低下も抑制しています。

OBSERVE GIZ3(オブザーブ・ギズ3)経年変化イメージ

トーヨータイヤ公式より

OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズ2)

OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズ2)

トーヨータイヤ公式サイトへ

OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズ2)はアイス路面への密着性を高める、新開発の「持続性密着ゲル」が特徴的です。

密着効果を高めることで、トーヨータイヤならではの「吸着クルミゴム」がさらに氷に強くなりました。グッドデザイン賞を受賞したOBSERVE GIZ2を、ぜひ一度試してみてください。

Winter TRANPATH TX(ウィンタートランパスTX)

Winter TRANPATH TX(ウィンタートランパスTX)

トーヨータイヤ公式サイトへ

Winter TRANPATH TX(ウィンタートランパスTX)はふらつきを抑えた安定感のある走りを実現した、ハイト系専用のスタッドレスです。安定感を売りにしているだけあって「雪の無い高速もふらつき感も無く走り、雪道も滑ることも無く走りました」との口コミが寄せられています。

「ハイト系」をターゲットにしたスタッドレスはトーヨータイヤならではで、素敵な着眼点ですよね。

車高が高いのでふらつきやすいと悩んでいる方におすすめしたい1本です。

OBSERVE(オブザーブ)GSi-6

OBSERVE(オブザーブ)GSi-6

トーヨータイヤ公式サイトへ

OBSERVE(オブザーブ)GSi-6はトーヨータイヤのSUV・CCV専用スタッドレスです。濡れた路面でもしっかり曲がれるようグリップ力を高めたトレッドパターンが特徴です。

雪道だけでなく、雨や晴れの日でも安定感のある走りが期待できます。

5.ヨコハマのスタッドレスタイヤの価格を比較

ヨコハマのスタッドレスタイヤの価格を比較

ヨコハマのスタッドレスタイヤの価格を以下のとおり比較します。

スタッドレスタイヤ 最安値 最高値 URL
iceGUARD7 9,080円 98,900円 詳細ページへ
iceGUARD6 20,800円 詳細ページへ
iceGUARD SUV G075 12,910円 81,790円 詳細ページへ

ヨコハマタイヤのスタッドレスはiceGUARD(アイスガード)シリーズで、車内で快適に過ごしたり、街中で騒音を立てないように配慮しているところがポイントで、根強い人気を誇っています。

特におすすめしたい3つのスタッドレスタイヤを見ていきます。

  1. アイスガード7(プレミアム)
  2. アイスガード6(スタンダード)
  3. アイスガード SUV G075(SUV用)

iceGUARD7(アイスガード7)

iceGUARD7(アイスガード7)

ヨコハマ公式サイトへ

iceGUARD7(アイスガード7)はアイスガードシリーズの最大のエッジ量で、雪道に強い最強のスタッドレスタイヤを実現した最新作です。
歴代のゴムより進化した「ウルトラ吸水ゴム」は従来品より雪や氷をしっかり掴むように作られています。

AI技術を活用して製品開発を行った、という点も注目ポイントです。

iceGUARD6(アイスガード6)

iceGUARD6(アイスガード6)

ヨコハマ公式サイトへ

iceGUARD6(アイスガード6)はウェット性能と相反する低燃費性能も実現した、高性能なスタッドレスタイヤです。静粛性にも配慮しているので、車内で快適に過ごせます。
もちろん氷上性能もばっちりです。

iceGUARD(アイスガード) SUV G075

iceGUARD(アイスガード) SUV G075

ヨコハマ公式サイトへ

SUVに特化したiceGUARD(アイスガード) SUV G075は低燃費で長持ちするスタッドレスです。「スーパー吸水ゴム」が雪道での安全性を高めます。

さらに、都市型SUVの増加にも対応した、静かに走れるスタッドレスタイヤとなっています。

価格でスタッドレスタイヤを選ぶポイント

価格でスタッドレスタイヤを選ぶポイント

価格を見てタイヤを選ぶ際は、次のポイントを念頭において検討しましょう。

● 安いタイヤは耐久性・安全性を確認する必要がある
● 高いタイヤは結果的にコストパフォーマンスが優れている

それぞれ説明します。

安いタイヤは耐久性・安全性を確認する必要がある

安いタイヤは耐久性・安全性に気をつけて購入する必要があります。1〜2年で摩耗して使えなくなるケースがあるからです。

4年以上使えるスタッドレスタイヤと比べると、結果的にコストパフォーマンスが悪くなることもあるので、注意しましょう。

価格が高いタイヤは結果的にコストパフォーマンスが優れている

価格が高いタイヤは、長持ちして結果的に費用対効果が良くなることが多いです。2年で交換していたタイヤを4年使えるものにしたら、履き替えの手間も省けます。

性能が良いので安心してカーブを曲がれるようになり、運転に対する心理的ハードルも下がります。

雪道での運転に慣れていない方ほど、性能を重視して選ぶべきです。

スタッドレスタイヤの価格についてよくある質問

スタッドレスタイヤの価格についてよくある質問

スタッドレスタイヤの価格についてよくある質問をまとめました。

● スタッドレスタイヤ4本の相場はいくらくらい?
● スタッドレスタイヤとノーマルタイヤはどちらが高い?
● 海外製のほうがコストパフォーマンスがいい?
● 中古スタッドレスの安全性はどうですか?

それぞれ回答します。

スタッドレスタイヤ4本の相場はいくらくらい?

スタッドレスタイヤ4本の相場はタイヤサイズにもよりますが、13インチなら3万5,000円程度、15インチなら4万〜8万円が相場でしょう。

たとえば、ブリザックVRX3の主な車種の金額は以下の通りです。1本あたりの価格は8,000円〜10万100円とサイズによって大きく変わり、12インチなら8,000円で購入できたものが20インチになると10万円になります。(金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認ください。)

車種 サイズ 金額(1本)
軽自動車 155/65R14 13,700円~
コンパクトカー 195/65R15 21,000円~
ミニバン 215/65R16 32,200円~

さらに作業工賃もかかるので、余裕を持って予算を用意しておきましょう。

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤはどちらが高い?

スタッドレスタイヤとノーマルタイヤを比較すると、スタッドレスタイヤのほうが価格は高いです。

ノーマルタイヤより複雑な技術を駆使して、本来クルマの走行には向かない悪路でも走れるように作られているからです。

ただし、事故を起こした場合の費用よりはかなり抑えられます。安全に雪道を走りたいなら、スタッドレスタイヤを必ず装着しましょう。

海外製のほうがコストパフォーマンスがいい?

海外製のスタッドレスタイヤは安く見えますが、タイヤの摩耗が早かったり、ブレーキが効きにくかったりと、安全性に疑問符が付くものも中にはあります。

長く安全に使いたいなら、国産のスタッドレスタイヤから選んだほうが無難といえるでしょう。

中古スタッドレスの安全性はどうですか?

中古のスタッドレスは、カーショップやオークション、フリマショップなど多方面のルートから購入が可能ですが、状態は様々です。タイヤに詳しくない場合は避けるのが無難ですが、目利きに自信アリなら検討しても良いでしょう。

新品で購入するよりも圧倒的にコストを抑えることができるため、特に、寒冷地に住んでいない都会ユーザーであれば、検討する価値があります。

中古市場には、在庫保管されていた旧モデルが未使用品として出回ることも多く、そのようなタイヤであれば、比較的リスクを取らずにお得に購入することができます。

適正に保管されていた未使用タイヤであれば、3年経っても性能の劣化は見られないといったデータもあり、中古とはいえ「製造年式が新しい」「溝が深く残っている」など使用に全く問題ない商品であれば「安全に使えるスタッドレス」と言えるでしょう。

中古のスタッドレスについて詳しくは【中古のスタッドレスタイヤは危険?プロが教える選び方と注意点を解説】の記事も参考にしてみてください。

スタッドレスタイヤの価格まとめ

スタッドレスタイヤの価格まとめ

今回はタイヤメーカーごとのスタッドレスタイヤの価格を比較してみました。

どのメーカーも長年研究しており、どれを選ぶかは、好みで決めてしまって問題ないかと思います。

できるだけお手頃価格で国産スタッドレスを購入したいなら、タイヤワールド館ベストでの購入がオススメです。「安いのに対応が良かった」「他のところと比較して一番安かった」
このような口コミをいただいております!

宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

気になるスタッドレスタイヤが見つかったら、当サイトからの購入を検討してみてください。

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columns タイヤ交換 タイヤ知識

【保存版】タイヤ交換時期の目安は?寿命を延ばす6つのコツも紹介

タイヤは定期的に交換する必要がありますが、いつ交換すべきか迷ってしまうものでもあります。
「3万キロ走ったら交換」「4〜5年で交換」と言われることもありますが、必ずしも走行距離や使用年数だけでは判断できません。
では、何を基準に判断したら良いのでしょうか?

この記事では、タイヤ交換時期のわかりやすい判断方法を3つご紹介。タイヤの寿命を延ばすために普段からできることについても解説します。

タイヤの交換時期を判断する3つの方法

タイヤチェック

まずは、タイヤを交換すべきか判断する際に役立つ3つのチェックポイントについて解説します。

①「スリップサイン」をチェックする

スリップサインとは、タイヤの摩耗の進行具合を示すサインのこと。具体的には、タイヤの溝の底にある盛り上がった部分を指します。タイヤの表面がすり減り、残り溝が1.6mm以下になると目視で確認できるようになります。

タイヤのスリップサイン

スリップサインは一本のタイヤに複数箇所(4~9ヶ所)設けられています。タイヤ側面の「▲」の目印の延長線上にスリップサインがあるので、ご自身の車で確認してみましょう。

どこか一ヶ所でもスリップサインが見えていれば、タイヤがスリップしやすい状態と判断できます。
道路運送車両法の保安基準で、タイヤの溝は「いずれの部分においても1.6mm以上」と定められています。スリップサインが見えていれば「整備不良」となり、車検は通りません。

走行中にスリップする危険性も高まるため、スリップサインが見えていたらすぐに交換する必要があります。

タイヤスリップサイン例

一方で、タイヤの溝が1.6mm以上あっても安全とは言い切れません。制動距離(ブレーキをかけてから完全に停止するまでの距離)が長くなる、残り溝4mm以下での交換をおすすめします。

②スタッドレスタイヤは「プラットホーム」も確認する

スタッドレスタイヤにはスリップサインと同様、スタッドレス性能の限界を示す「プラットホーム」というサインがあります。プラットホームが見える状態になった場合、そのタイヤはスタッドレスタイヤとしての機能を果たさなくなったことを示します。

スタッドレスタイヤのプラットホーム

プラットホームはあくまで「冬用のタイヤ」としては使えないことを示すもの。プラットホームが見えている状態でも、スリップサインが出ていなければ夏用タイヤとして履き続けることはできます。

しかし、これまで冬用タイヤとして利用してきた場合には、プラットホームが出た段階で新しいスタッドレスタイヤへの交換が必要です。

③ゴムの劣化もタイヤの交換時期サイン

製造から年数が経過したタイヤは、ゴムが経年劣化して固くなってしまいます。溝の摩耗に関わらず、見た目ではわからない劣化が進んでいる可能性があるのです。

製造されてから5年以上経っているものはタイヤ販売店で点検し、引き続き使えるかどうか確認してください。もし製造から10年以上経っている場合は、走行距離にかかわらず交換するのが良いでしょう。

製造年を確認したい場合は、タイヤの側面にある4桁の数字を確認してください。最初の2桁が製造週、つぎの2桁が製造年を表しています。

タイヤの製造年月日

上の画像には「3021」という記載があります。このタイヤは、2021年の第30週(7月中旬~下旬ごろ)に製造されたものだとわかります。

製造年以外にも、タイヤを見て以下のような状態が見つかれば交換が必要です。ご自身の車で確かめてみましょう。

偏摩耗(ある部分だけが異常に摩耗している状態) 偏摩耗
側面に目立つひび割れ(クラック)や切り傷がある 側面に目立つひび割れ(クラック)
側面の一部がぷくっと膨れている 側面の一部がぷくっと膨れている
タイヤに針やガラスなどの異物が刺さっている タイヤに針やガラスなどの異物が刺さっている

【注意】タイヤ交換を怠るとこんなに危険!

ここまで、タイヤの交換時期を判断する3つのポイントをご紹介しました。あなたの車のタイヤはどんな状態でしたか?

タイヤ交換は費用も時間もかかるものですが、だからといってタイヤ交換を怠るのは非常に危険です。
タイヤ交換をしないとどんなことになってしまうのか、具体例を2つご紹介します。

走行性能が変わって事故の危険性が高まる

本来交換が必要なタイヤのまま走行していると、事故の危険性が高まります。
例えば、溝がすり減ったままのタイヤをつけて走行すると、タイヤのグリップ力が落ちてスリップしやすくなります。濡れた道路ですべりやすくなったり、ブレーキが効きづらくなったりするため、交通事故が起きる可能性が高まるでしょう。
特に危険なのは、濡れた路面を高速で走っているときに起こりやすい「ハイドロプレーニング現象」です。溝が減っていると、それだけ排水力が落ちてしまいます。結果、路面とタイヤの間に水が入り込みやすくなり、タイヤが浮いてしまってハンドルやブレーキが利かなくなってしまうのです。

また、スタッドレスの性能が落ちたタイヤを交換しないまま走行することも危険です。氷上でブレーキが効かなくなったり、雪道でスリップしたりする危険性が高まってしまいます。

タイヤバーストの可能性も‥

スリップサインが見えていたり、タイヤ側面にひび割れ(クラック)が出ていたりする状態で車の使用を続けていると、走行中にタイヤが破裂する「タイヤバースト」現象を引き起こす可能性があります。

もしタイヤバーストが起きると、ハンドルが取られるなどして、車のコントロールが効かなくなってしまいます。周囲を巻き込んだ大事故につながる可能性もあり、非常に危険です。

こうした痛ましい事故を未然に防ぐために、交換が必要なタイヤはすぐに交換するようにしましょう。

タイヤの寿命を延ばすための6個のポイント

大きな出費となるタイヤ交換は、できるだけ回数を減らしたいもの……。
そこで、タイヤの寿命を延ばすために普段からできる6つのポイントを解説します。

①乗車前の日常点検を怠らない

乗車前の日常点検

普段から、ドライブ前にタイヤを目視で確認し、異常がないかチェックしましょう。
以下の3点が確認のポイントです。

● タイヤに異物が刺さっていないか
● 側面にひび割れはできていないか
● スリップサインやプラットホーム(スタッドレスタイヤのみ)は出ていないか

②タイヤの空気圧を定期的に点検する

タイヤの空気圧を定期的に点検

タイヤの空気は自然に抜けていくものです。何もしていなくても、1カ月でおよそ5%程度が抜けていくとされています。

適正空気圧より低い空気圧で走行していると、ハンドルがとられたり、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなったりします。また、パンクの原因となり、重大な事故につながってしまう可能性もあります。

そのため、タイヤの空気圧を定期的に点検することが大切です。ガソリンスタンドで給油の際に点検をお願いしたり、カー用品店で点検してもらうことができます。
点検する際は、それぞれの車種によって定められた「指定空気圧」の数値と照らし合わせましょう。

指定空気圧は車両のマニュアルや給油口の裏側、運転席のドア付近に貼られたステッカーで確認できます。指定空気圧より低い場合は空気を補充しておきましょう。

常に適正空気圧を保てば、タイヤの偏摩耗を防ぐことにもつながります。少なくとも、月に一度は空気圧の点検を心がけるようにしましょう。

③過剰な洗車やタイヤつや出し剤・ワックスのつけ過ぎは避ける

タイヤワックス

愛車は常にカッコよく、キレイであってほしいものですよね。
しかし、洗車をやり過ぎたり、つや出し剤・ワックスを使い過ぎたりすると、タイヤのゴムが疲労し、劣化が進んでしまいます。ひび割れが起こりやすくなってしまうため、使い過ぎには気をつけましょう。

④装着していないタイヤの保管方法にも注意する

装着していないタイヤの保管

装着していないタイヤをどこに保管するかで、そのタイヤの劣化度合いは大きく変化します。直射日光や雨・水、油類、熱源の近く、電気火花の出る装置の近くにはできるだけ置かないようにしましょう。屋外でタイヤを保管する場合は、市販のタイヤカバーを使っても良いでしょう。

ホイールに組まれた状態の乗用車・小型トラック用タイヤは、空気圧を半分程度にまで下げて平積みしておきましょう。ホイールから外してタイヤを単体で保管する場合は、タイヤが潰れないよう縦にして保管してください。

⑤定期的にタイヤローテーションを行う

普通に運転していても、タイヤは装着位置によって偏った摩耗(偏摩耗)をしてしまいます。偏摩耗を放置してしまうと、タイヤの寿命が縮まるだけでなく、騒音や振動の原因になってしまいます。

偏摩耗をなくすためには、定期的なタイヤローテーションが不可欠です。

タイヤローテーションとは、車のタイヤの位置を入れ替えること。タイヤの位置を入れ替え、表面の摩耗を均一にすることで、タイヤを長持ちさせられます。

タイヤローテーション

車種やタイヤの種類によって異なりますが、タイヤの順列の入れ替えはほとんどの場合、ローテーションがほぼ決まっています。

例えばFF車の場合、前輪はそのまま後輪へ、後輪は左右を入れ替えて前輪に移動させます。FR車の場合は、後輪はそのまま前輪へ、前輪は左右を入れ替えて後輪に移動させます。

タイヤ交換をお店に依頼すれば、ローテーションした状態で交換をしてもらえますが、念のためローテーションの希望も伝えておくと安心です。

タイヤ交換のタイミング以外でも、走行距離5,000キロを目安にして、定期的にタイヤローテーションを行いましょう。

⑥ホイールアライメントを調整する

ホイールのアライメントを調整

車は乗り続けていると、経年劣化によりタイヤ・ホイールの取付角度(ホイールアライメント)にズレが生じます。

ズレを放置しておくと、偏摩耗になってタイヤの寿命が短くなったり、タイヤの低燃費性能が損なわれたりしてしまいます。また、ハンドルが片方に流れてしまう原因にもなります。

数年に一度、タイヤやホイールを交換したタイミングで、タイヤ販売店や整備店に調整を依頼しましょう。

まとめ

この記事では、タイヤの交換時期を見極める3つのポイントと、普段から取り組むこともできるタイヤの寿命を延ばす6つのコツをご紹介しました。
適切なタイミングでタイヤ交換をして、愛車を安全・快適に乗り続けてくださいね。

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columns スタッドレスタイヤ タイヤ知識

スタッドレスタイヤの履きつぶしは危険?車検はOKでも夏の履きっぱなしはNG!

タイヤ交換が面倒で、スタッドレスタイヤの履きつぶしをしていませんか。

「冬用として使えなくなったスタッドレスは夏用として使ってもいい」といった情報もありますが、安全性を考慮するのであれば、履きつぶしはNGと考えるべきです。

今回は、なぜスタッドレスタイヤの履きつぶしがダメなのか、具体的な理由と共に分かりやすく解説していきます。

間違った知識で車に乗ってしまうと大きな事故につながる可能性もありますので、ぜひチェックしてみてください。

スタッドレスタイヤの履きつぶしとは

スタッドレスタイヤの履きつぶしとは

スタッドレスタイヤの履きつぶしとは、冬用として使えなくなったスタッドレスタイヤを、そのまま夏用タイヤとして履き続ける行為です。

実は、「冬用」として使えなくなっただけのスタッドレスタイヤは、夏用として使うこと自体は違反になりません。

なかなか詳しく知らない方も多いと思いますので、まずは基本的なことについて解説していきます。

なぜスタッドレスタイヤの履きつぶしをしてしまうのか

そもそも、なぜ履きつぶしをしてしまうのでしょうか。

多くの場合、下記を理由にしているケースがほとんどです。

● 交換する夏タイヤも寿命を迎えているので、購入を先送りしたい
● 夏用タイヤが寿命で車検が取れないため、そのまま履いている
● タイヤ交換が面倒、交換工賃がもったいない

特に、夏用タイヤが寿命を迎えていることで、履きつぶしを行うケースが多いといえます。

たしかに最近はタイヤの価格も上がっているため、気持ちは分からなくはないのですが、危険度が増加することを考えれば避けるべきです。

スタッドレスタイヤの履きつぶしは法律違反?車検は?

スタッドレスタイヤの履きつぶしは、現状、道路交通法に定めがなく、法律違反にはなりません。
したがって車検においても、履きつぶしをしているスタッドレスタイヤのままでも問題にはなりません。(残り溝(スリップサイン)が車検基準値以上は大前提になります。)

タイヤの危険性を考えれば履きつぶしは避けるべきですが、法律的にはOKとなっているため、どうしても一定数の人が履きつぶしをしている状況です。

スタッドレスタイヤの履きつぶしが危険な4つの理由

スタッドレスタイヤの履きつぶしが危険な4つの理由

では、具体的に履きつぶしが危険とされる理由はなんでしょうか。

主に4つの危険があるとされています。

  1. ドライ・ウェット路面における制動力が下がる
  2. 安定性・操作性の低下
  3. 劣化・摩耗の進行スピードが早い
  4. 燃費性能の悪化

1. ドライ・ウェット路面における制動力が下がる

スタッドレスは氷上・雪上で最大限の効果を高めるために、地面に密着しやすい柔らかいゴムが使用されています。

通常、ゴムは気温が低下すると硬くなってしまう性質があります。

ドライ・ウェット路面では、タイヤにある程度の硬さがなければグリップ力が発揮できないので、制動力が下がる形です。

制動力が下がれば、自動車がブレーキを踏んでから止まるまでの距離は伸びてしまうので、危険が増してしまいます。

また、スタッドレスは細かい溝が無数に入っていることで、雪や氷とタイヤの間に発生する水分を排出する構造です。

この構造は冬道では良い効果を生み出すものの、雨水量が多い時期など多量の水を排出するには不向きな構造で、むしろ水分を溜め込む可能性があります。

いわゆるハイドロプレーニング現象(タイヤと路面の間に水膜が発生し、ハンドル操作が効かなくなる現象)を起こす要因になるため、スタッドレスの履きつぶしは避けるべきです。

私も過去、梅雨時期にスタッドレス走行した経験はありますが、夏タイヤと同じ感覚で運転すると「止まるまでの距離が遅い」「雨でハンドルが横に取られる」等を経験しております。

2. 安定性・操作性の低下

スタッドレスは剛性が低く、路面に密着しやすい特性があることで、夏タイヤよりも安定性に欠ける傾向があります。

合わせて、柔らかいゴムで設計されていることもあり、走行している時にタイヤがたわみやすく、安定性や操作性が夏用タイヤよりも劣るのがデメリットです。

柔らかい分、硬い夏タイヤよりも凹凸などの衝撃を吸収しやすいというメリットもありますが、安定性や操作性が低いと事故につながる可能性は高くなるので、スタッドレスの履きつぶしは避けるべきでしょう。

感覚的には、走行時に夏タイヤよりも「車体がぐらつく」「ハンドル操作をしてから車の動作まで若干のラグがある」といった現象を感じることになります。

3. 劣化・摩耗の進行スピードが早い

スタッドレスは、冬の気温が低い時期を想定して作られています。したがって、気温が高い時期・路面の温度が高い状況で使用すると、タイヤの摩耗・劣化スピードが非常に早く進みます。

もし、冬のシーズンを終えた時点で劣化が進んでいるタイヤをそのまま使用していると、気づかない内に使用限度を超えていたという事態にもなりかねません。

特に近年は、異常に暑い日が続く傾向もあり、タイヤに大きなダメージを与え、バースト(破裂)につながるケースも多発していますので注意が必要です。

「昔はスタッドレスを一年中使っていても大丈夫だった」と考える方もいますが、気候がここ数年で大きく変わっていますので、その点も忘れないようにしてください。

4. 燃費性能の悪化

スタッドレスは柔軟性があるので、その分夏タイヤよりも転がり抵抗が多いとされています。
したがって燃料の消費は多く、夏タイヤ装着時よりも燃費性能は悪化する形です。

安全面に直結するわけではありませんが、これだけガソリンが高くなりつつある状況を考えれば無視できない問題だと思います。

スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイント

スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイント

スタッドレスの履きつぶしをしないためにも、寿命を見極める明確なポイントをここで理解しておきましょう。

車に詳しくない方であれば、よく分からない領域だと思いますので、プロがしっかりと解説させていただきます。

  1. プラットホームの露出(残り溝50%未満)
  2. スリップサインの露出(残り溝1.6mm未満)
  3. ひび割れ(硬化度合い)
  4. 製造年数

1. プラットホームの露出(残り溝50%未満)

プラットホームとは、スタッドレスだけに記されている目印で、残り溝が50%未満になった時点で露出するように作られています。

これは、スタッドレスが冬用タイヤとして性能を発揮できる限界を超えたサインになるため、プラットホームが露出した時点で、氷上や雪上では使用できない形です。

一見、溝が残っているように見えるので、「まだまだ使える」と考える方もいますが、溝が50%未満で冬道の走行することは、夏用タイヤで走っているのと変わらないことになります。
非常に危険ですので、寿命と捉えて必ず買い替えをしてください。

2. スリップサインの露出(残り溝1.6mm未満)

スリップサインとは、残り溝が1.6mmになった時点で露出する目印になります。
これはタイヤとしての寿命を超えているサインで、即交換が必須の状態です。

タイヤとして使える状態ではないため、危険性は最高レベルになっていると考えてください。
道路交通法でも、「残り溝1.6mm未満は使用禁止」と定められていますので、スリップサインが露出しているタイヤを使用すれば、法律違反になります。

スリップサインは、先ほど解説したプラットホームよりも奥に設置された目印なので、プラットホームが露出した時点で交換したユーザーであれば、さほど気にする必要はないでしょう。

もし、あまり気にせずタイヤを使用している方であれば、すぐにチェックして、自分のタイヤがどの状態にあるのかチェックしてください。

3. ひび割れ(硬化度合い)

ひび割れは、スタッドレス・夏タイヤどちらにも関係するチェックポイントで、目視で分かるようなヒビ割れが入っていれば、危険性を考慮して交換が必要です。
ヒビ割れは誰でも簡単に確認できる部分になるので、必ずチェックしておきましょう。

少量のヒビ割れだけであればまだ焦る必要はありませんが、全体に無数のヒビ割れ、長い線のヒビ割れなどは寿命と考えてください。

ヒビ割れが起きる要因としては、タイヤのゴムは劣化が進むと硬化していく特徴があり、硬化が進んでいるとタイヤにヒビが入っていきます。
つまり、「劣化したタイヤ」という証明でもあるので、使用は中止すべきです。

ヒビが入っていると、走行時にバースト(破裂)が起きる可能性が高いといえます。

4. 製造年数

タイヤの製造年数は、スタッドレスの場合「3年〜4年」を目安に交換していくのがベストです。

ほとんどのメーカーは、3年〜4年、長くても5年で交換するのを推奨していますので、溝の残り具合は関係なく、年数で寿命を見極めるのが安心でしょう。

製造年数の調べ方は、タイヤのサイドウォール(側面)をチェックします。

メーカーによって若干表記は異なるものの、大抵「4桁の数字」が記載されていますので、そちらを見れば見分けが可能です。

数字の見方としては、「0120」とあった場合、最初の2桁「01」が製造週、後の2桁「20」が製造年となります。
つまり、「01=1週目」「20=2020年」であり、2020年の1週目に製造されたと判断できる形です。

尚、数字は表側に書いてあることが多いものの、たまに裏側のみに表記されているケースもあり、その場合は車体からタイヤ+ホイールを取り外す必要があるでしょう。

スタッドレスタイヤの履きつぶしが起こした事故事例

スタッドレスタイヤの履きつぶしが起こした事故事例

スタッドレスタイヤの履きつぶしがいかに危険か分かるように、事故事例や実験データについても目を通しておきましょう。

事例

2023年に北海道広尾郡大樹町で軽乗用車と乗用車が衝突し、7人死傷、内4人が亡くなった悲惨な事故がありました。

こちらは夏時期だったにも関わらず、軽自動車側がスタッドレスを装着していたことがわかっており、履きつぶしによる影響が運転に影響していた可能性が指摘されています。

軽自動車はセンターラインを飛び越え、反対車線に飛び出してたことで事故になっており、かなりのスピードで走行した結果、操作性や安定性を失ってしまっていたようです。

スピードの出しすぎはもちろんのこと、スタッドレスの履きつぶしによる危険も問題視された事故でした。

危険性が証明されるデータもJRFが立証済み

2015年にJRFが、「タイヤの種類や状態、路面状況で制動距離がどのように変化するのか」といった危険性を検証するテストを実施しています。

テスト内容としては、夏タイヤ・スタッドレスの両方で異なる路面状況を走行し、ブレーキ操作を行った後の制動距離をテストした形です。

テスト結果は以下の内容になりました。

直線ブレーキテスト(ドライ)

タイヤの溝 時速60km(m) 時速100km(m)
タイヤの溝 平均 平均
夏用タイヤ(10分山) 17.0 47.5
夏用タイヤ(5分山) 16.3 44.1
夏用タイヤ(2分山) 15.8 42.6
スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 18.8 51.1

直線ブレーキテスト(ウェット)

タイヤの溝 時速60km(m) 時速100km(m)
タイヤの溝 平均 平均
夏用タイヤ(10分山) 16.7 47.6
夏用タイヤ(5分山) 16.7 50.8
夏用タイヤ(2分山) 18.0 70.5
スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 20.3 72.2

旋回ブレーキテスト(ドライ)

タイヤの溝 時速60km(m)
制動距離(m) 円中心からの距離
平均 平均(前輪) 平均(後輪)
夏用タイヤ(10分山) 19.2 1.4 1.2
夏用タイヤ(5分山) 18.4 2.0 1.6
夏用タイヤ(2分山) 18.6 2.2 1.9
スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 20.8 2.5 2.0

旋回ブレーキテスト(ウェット)

タイヤの溝 時速60km(m)
制動距離(m) 円中心からの距離
平均 平均(前輪) 平均(後輪)
夏用タイヤ(10分山) 19.4 1.3 1.1
夏用タイヤ(5分山) 19.5 2.2 1.9
夏用タイヤ(2分山) 20.6 2.6 2.2
スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 26.7 4.8 4.1

※JRF摩耗タイヤの検証(JRFユーザーテスト)

テスト結果を見ても分かる通り、スタッドレスタイヤでドライ・ウェット路面を走行した時の制動距離は明らかに伸びているのが分かると思います。

テストで使用しているスタッドレスタイヤは、プラットホームが出現している(冬用タイヤとして使えない)ものになるため、履きつぶしの危険性が十分に分かる結果といえます。

スタッドレスタイヤの交換が面倒ならオールシーズンタイヤもおすすめ

スタッドレスタイヤの交換が面倒ならオールシーズンタイヤもおすすめ

スタッドレスタイヤの履きつぶしをしてしまう方の中には、「毎シーズンにスタッドレスタイヤに交換するのが面倒」と感じているケースも多いと思います。

そんな方にはおすすめなのが、各メーカーからでているオールシーズンタイヤがおすすめです。
通年で履けるタイヤ構造になっており、ドライ・ウェット路面、氷上・雪上などオールラウンドに対応できる性能が搭載されています。

近年はタイヤ性能も格段に進化しており、オールシーズンタイヤの万能性には驚きを隠せません。
「本当に冬道が走行できる?」と疑問の声もありますが、都市部等における積雪量であれば、なんら問題なく、安全走行が可能です。

ただし、積雪量の多い地域やアイスバーン(路面凍結)を走行する環境では、安全面を最大限に確保するためにも、スタッドレスタイヤは必要とお考えください。

おすすめのオールシーズンタイヤも2つ載せておきますので、気になる方はチェックしてください。

● ダンロップ:シンクロウェザー
● ダンロップ:オールシーズンマックス AS1
● トーヨータイヤ:セルシアス

ダンロップ:シンクロウェザー

シンクロウェザー

ダンロップ公式サイトへ

メーカー ダンロップ
商品名 シンクロウェザー
サイズ 15〜19インチ
価格 ¥21,450円〜
特徴 ・路面状況に合わせてタイヤ自身が最適な性能に変化す画期的なオールシーズンタイヤ
・「水スイッチ」水に触れるとゴムが柔らかくなり、ウェット路面でのグリップ力が向上
・「温度スイッチ」低温下ではゴムが硬くなりすぎず、雪上や氷上でもグリップ力を維持
購入ページ 詳しくはこちら

ダンロップ:オールシーズンマックス AS1

オールシーズンマックス AS1

ダンロップ公式サイトへ

メーカー ダンロップ
商品名 ALL SEASON MAXX AS1
サイズ 13〜20インチ
価格 ¥9,500円〜
特徴 ・雪上ブレーキ性能、静粛性能、ウェット性能、ロングライフ性能の4つを高次元で実現している
・排水性が高い構造で、スタッドレスが苦手とするウェット路面にも強い
購入ページ 詳しくはこちら

トーヨータイヤ:セルシアス

セルシアス

トーヨータイヤ公式サイトへ

メーカー トーヨータイヤ
商品名 CELSIUS(セルシアス)
サイズ 14〜18インチ
価格 ¥10,100円〜
特徴 ・スノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する非対称パターンを採用
購入ページ 詳しくはこちら

寿命がきたら専門店で交換!タイヤならタイヤワールド館ベストへおまかせ

寿命がきたら専門店で交換!タイヤならタイヤワールド館ベストへおまかせ

今回は、スタッドレスタイヤの履きつぶしについて解説してきました。
一見、冬用タイヤとして使えなくなったスタッドレスタイヤは、夏用として使えると考えがちですが、ドライ・ウェット路面に必要な性能が備わっていないため、使用するのは止めてください。

東北エリアにお住まいであれば、タイヤワールド館ベストにぜひお越しください。お車に最適なタイヤを予算内で、しっかりとお探しいたします。
タイヤの専門スタッフが常駐しているため、不明点はなんでも相談が可能です。

タイヤワールド館ベスト店舗一覧

また、オンラインショップも展開しているため、全国どこからでもタイヤの購入が可能です。
全国の約4,000の店舗と連携しているので、購入だけでなく、自宅近くの整備工場等を予約・取付までネット上で手配できます。

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

オンラインショップでは、タイヤ購入から取付までにかかる「トータル金額」を確認できますので、非常に分かりやすく比較できるのもポイントです。

スタッドレスタイヤは寿命がきたら、即交換がおすすめです。ぜひ楽しいドライブを楽しんでくださいね。

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スリップサインの見方がわからない!タイヤの交換時期・何キロ走れるのか解説


「スリップサインの見方は?」
「他にタイヤの交換時期を判断する方法は?」

ディーラーや給油時に「スリップサインが出ているからタイヤ交換した方がいい」と言われたことがありませんか?

タイヤ交換時期の目安のひとつとして、スリップサインがあります。スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、タイヤの摩耗状態を知らせてくれるサインです。

タイヤが摩耗し残りの溝が1,6mmをすぎると、トレッド面とゴムが盛り上がった部分が同じ高さになります。スリップサインが出た状態で走行すると、タイヤが滑ったり道路交通法違反になったりするため、早急に交換しましょう。

本記事では、スリップサイン以外で寿命を判断できる方法や、タイヤを長持ちさせる方法を紹介しています。

正確なタイヤの交換時期を把握し、安全な車で家族との快適なドライブを楽しみましょう。

スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

スリップサインはタイヤの摩耗状態を示すサインです。スリップサインが現れたら早急にタイヤを交換しましょう。

スリップサインが現れたタイヤで走行するのは危険です。タイヤの溝が浅くなると、排水能力が低くなるため、路面との間に水の膜が発生しタイヤが浮いてしまいます。これがハイドロプレーニング現象です。

ハイドロプレーニング現象が起こると、ブレーキやハンドルの操作が効かなくなり、車が制御不能になります。

スリップサインが現れたタイヤは、車をしっかり制御できる状態ではありません。そのため、スリップサインが見える前にタイヤを交換するのが理想です。

スリップサインの見方

スリップサインの見方

引用:ブリヂストン

スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、トレッド全周の4〜9カ所に設置されています。タイヤ側面の三角マークの延長線上にあるため、すぐに見つけられるでしょう。

タイヤが摩耗し溝の深さが1.6mmをすぎると、盛り上がった部分がトレッド面と同じ高さになり、スリップサインが現れます。

スリップサインは1箇所でも見えたらすぐに交換しましょう。

スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

タイヤ交換時期の目安はスリップサインだけではありません。他にも寿命を判断する方法が3つあるので紹介します。

● 約4〜5年使用したか
● 約32,000キロ走行したか
● ひび割れや損傷がないか

上記のうち、ひとつでもあてはまるならタイヤの点検をおすすめします。適切なタイヤ交換時期を把握し、安全なタイヤで走行しましょう。

約4〜5年使用したか

タイヤのゴムは、車に乗っていなくても常に外的要因に晒されているので劣化していきます。そのため、走行距離が少ない場合でも、4〜5年が経過したタイヤは点検を受けましょう。

また、タイヤの側面には製造年が記載されています。ただ、製造番号はタイヤ片側のみに刻印されているため、車に装着した状態では外側から確認できない場合もあるかもしれません。

製造番号は、下4桁の数字で製造年週を表しており、最初の2桁の数字は週(1週)を、最後の2桁の数字は年を意味します。

wm03イメージ

例:製造番号の見方

3021 2021年の第30週

メーカーで販売しているタイヤは製造から3年以内の商品です。適正に保管されたタイヤは、製造から3年経過しても新品同様の性能を発揮できるため、安心して購入できます。

さらに、日本自動車タイヤ協会からは使用開始から約4〜5年を目安に専門店での点検を受けることが推奨されています。

使用開始後 5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します。


引用:一般社団法人日本自動車タイヤ教会

安全に走行するためにも、使用開始から4〜5年経過したタイヤは専門店で点検してもらいましょう。

約32,000キロ走行したか

一般的なタイヤのゴムは、約5,000キロ走行すると1mm摩耗します。

新品のタイヤの溝は約8mmなので、約32,000キロ走行するとタイヤの溝は1,6mmになる計算です。そのため、新品タイヤを購入後、走行距離が約32,000キロに達するころにはスリップサインが現れるでしょう。

しかし、あくまでも目安に過ぎず、路面や荷物の積載状況によっても摩耗スピードは変わります。タイヤの摩耗状態は走行距離だけでなく、日々の点検もしておきましょう。

ひび割れや損傷がないか

タイヤはゴム製品なので、経年劣化により表面にひび割れや細かい亀裂が入ります。ひび割れはトレッド面やタイヤの側面に現れ、状態によってはパンクする恐れがあるので専門店で点検してもらいましょう。

タイヤのひび割れは、空気圧不足や車をあまり使用しないことが原因です。空気圧が不足しているとタイヤに過度な負担がかかり、異常に発熱してしまうためひび割れが起こります。

タイヤには紫外線から劣化を防ぐため、劣化防止剤という成分が含まれています。車を動かせばタイヤから少しずつ滲み出るようになっているため、劣化を防止するには定期的にドライブするといいでしょう。

車を放置すると劣化防止剤は出ないので、ひび割れが進行しやすくなります。

大きいひび割れや損傷はパンクの恐れがあります。今のタイヤにひび割れがある場合は、タイヤ専門店で点検してもらいましょう。

スリップサインが出たタイヤは危険

スリップサインが出たタイヤは危険

スリップサインが現れたタイヤで走行し続けるのは危険です。違反になるほか、ブレーキが効きにくくなるなど命にかかわる場合もあります。主なリスクは以下の通りです。

● 雨天時に滑りやすくなる
● 保安基準不適合になり車検に通らない
● 道路運送車両法違反になる

スリップサインが現れたタイヤで走り続けるメリットはないので、早急に交換しましょう。

雨天時に滑りやすくなる

スリップサインが出たタイヤは雨天時に滑りやすくなり、性能が発揮できません。

タイヤの溝が浅くなると排水性能が衰えます。そうすると、路面とタイヤの間に水の膜ができてしまい、ハンドル操作やブレーキが効かなくなります。(ハイドロプレーニング現象)

また「タイヤの摩耗のせいでブレーキが効きにくくなった」とは考えないでしょう。しかし、新しいタイヤに替えると「ブレーキがよく効くようになった」と錯覚するほど違いが現れます。

スリップサインが現れたタイヤは雨天時だけでなく、晴天時もブレーキが効きにくくなります。

保安基準不適合になり車検に通らない

グリップ性能が確保できていないタイヤは車検に通りません。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示でも、スリップサインが出たタイヤは保安基準を満たしていないと定義されています。

タイヤの接地部の全幅(中略)にわたり滑り止めのために施されて いる凹部(中略)のいずれの部分においても1.6mm(中略)以上の深さを有すること。


引用:道路運送車両法

ブレーキが効きにくく、しっかり止まれない車が車検に通るはずがありません。スリップサインが出たタイヤは「車検に通らないほど危険なタイヤ」なので早急に交換しましょう。

道路運送車両法違反になる

スリップサインが出たままのタイヤで走っていると違反になります。

道路運送車両法では下記のように定められています。

次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。(中略)第六十二条(整備不良車両の運転の禁止)の規定に違反して車両等(軽車両を除く。)を運転させ、又は運転したとき。


引用:e-GOV法令検索

もし、タイヤ交換に行く途中、警察に捕まっても違反となり切符を切られてしまうのでタイヤはスリップサインが出る前に交換しましょう。

タイヤを長持ちさせる方法

タイヤを長持ちさせる方法

タイヤを長持ちさせるためには定期的に点検するといいでしょう。主に以下の3つを実践してみてください。

● 日常的に目視する
● 空気圧をこまめに点検する
● タイヤローテーションをする

タイヤを点検する癖がつけば、常にタイヤを適正な状態に保てるので、使用できる期間が長くなります。また、異変にすぐ気づけるため、危険なタイヤを使い続けるリスクも減ります。

日常的に目視する

タイヤの外傷をチェックするため、日常的に目視しましょう。車を使う前にタイヤを見ておけば、ひび割れや外傷が増えたときすぐに気づけるからです。

たとえば「出先でパンクしてしまい、タイヤを見ると釘が刺さっていた」としましょう。実は「出発前からタイヤに釘が刺さっていて、目視していれば事前にお店で点検してもらえた」こともありえます。

日常的にタイヤを目視する癖をつければ、未然にトラブルを防止できます。

空気圧をこまめに点検する

空気圧はタイヤの乗り心地や燃費、寿命にも影響します。タイヤのトレッド面が均等に地面に設置するためにも、空気圧は重要です。

たとえば、適正な空気圧を下回った状態で走行していると、タイヤのショルダー部が摩耗しやすくなります。逆に、空気圧が適正より高い状態だとトレッド面のセンター部だけが摩耗してしまいます。

空気圧を適正に保っておかないと、空気圧はガソリンスタンドで見てもらえるので、給油と同時に見てもらうのがおすすめです。

タイヤローテーションをする

前後左右でタイヤを入れ替えて使えば(タイヤローテーション)、タイヤの偏摩耗を防止できます。

タイヤはハンドル操作や駆動輪の違いにより、前後左右で溝の減り方が違います。前後左右のタイヤを入れ替え、すべてのタイヤの溝を均等にするのがタイヤローテーションの目的です。

「リアタイヤの溝はあるのにフロントタイヤの溝は減っている」といったときに、タイヤをローテーションすればまた使用できるようになります。

駆動輪の違いによってローテーションの仕方が変わるため、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

スタッドレスタイヤとサマータイヤでは寿命が違います。サマータイヤは新品時、タイヤの溝が8mmに対してスタッドレスタイヤは10mmです。

当然スタッドレスタイヤのほうが長く使えると思いがちですが、実はサマータイヤのほうが長持ちします。

どれくらい寿命が違うのか以下の表を参考にしてください。

タイヤ種別 推奨使用期間 走行距離
サマータイヤ 約4年 約32,000キロ
スタッドレスタイヤ 約4年 約10,000キロ

使用期間は同じですが、走行距離が短いのはスタッドレスタイヤです。

スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べてゴムが柔らかく、低い気温でもしなやかさを損なわないのが特徴です。そのため、走行するときに設置面が増え、サマータイヤに比べるとタイヤの摩耗が早くなります。

スタッドレスタイヤは気温が高くなってくるとゴムが柔らかくなり過ぎてしまい、性能が低下します。逆に、サマータイヤは気温が低くなると性能が落ちるので、サマータイヤ・スタッドレスタイヤの交換時期は以下を参考にしてください。

交換するタイヤ 交換時期
サマータイヤ→スタッドレスタイヤ 早い地域:10月中旬〜下旬
遅い地域:12月初旬〜下旬
スタッドレスタイヤ→サマータイヤ 3月〜4月中旬くらいまで

あくまで参考程度の表なので、住んでいる地域や雪の降るタイミングでタイヤを交換しましょう。

スタッドレスタイヤとサマータイヤは用途が違うので、それぞれの特徴を理解し、うまく使い分けてください。

スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

スリップサインが見えたタイヤは危険を伴い、車検にも通りません。また、道路車両法違反になり、整備不良として切符を切られます。

スリップサインが現れたタイヤはメリットがないので早急に交換しましょう。

また、タイヤを長持ちさせるためには以下の方法を試すのがおすすめです。

● 日常的に目視する
● 空気圧をこまめに点検する
● タイヤローテーションをする

タイヤを点検する癖をつければ、異変にもすぐ気づけるようになるので家族の安全にもつながるでしょう。

タイヤワールド館ベストでは全国に4,000店以上の提携店舗があり、当社のオンラインショップで購入したタイヤを作業店舗へ直送できます。さらにWeb限定のクーポンや、タイヤのレビューをしていただいた方にはアマゾンギフトコードをプレゼントしています。

タイヤ交換はオンラインで購入し、専門店で交換してもらうのが1番お得な方法です。ぜひ一度ホームページをチェックしてみてください。

ベストのタイヤ交換

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