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摩耗タイヤ交換!タイヤが寿命かなと思ったら、タイヤ組み換えがお得!【動画あり】

自動車に装着する為には、ホイールを内側の空間に組み込む必要があります。
さらに、実際に使用する前に各部のバランスを取り、必要ならばアライメント調整(車の車輪の向き、角度、方向などをきちんと揃える事)なども行われます。タイヤを自動車に装着して、使用できる状態にするにはプロの技術が必要なのです。
今回は当社のタイヤ組み換えについて様子を交えてご紹介します。

【タイヤ組み換え】とは?

タイヤ組み換えとは、すでにタイヤを組み込んであるホイールからタイヤを外し、他のタイヤを装着することです。
主にタイヤが摩耗し、交換する場合に行われます。他にも、燃費、グリップ力、乗り心地、静寂性など、一定の性能に特化したタイヤに変更する場合などが、【タイヤ組み換え】に該当します。
ちなみに、新品ホイールにタイヤを装着するときは、【タイヤ組み込み】と言い、分けて使われる事が多いです。

【タイヤ組み換え】の作業風景

タイヤワールド館ベストでは、熟練技術を兼ね備えたスタッフが丁寧に対応をいたします。

【タイヤ組み換え】のここがお得!

走行距離にもよりますが、ホイールの寿命は約10年。対してタイヤの寿命は乗り出しから3年~5年と言われています。
この場合は、ホイールはまだ全然大丈夫なのに、タイヤの交換時期が先に来ることになります。
なるべくコスパ良く車を維持したいという方は、タイヤ単体の交換がホイール代が掛からないのでおススメです。

当店おすすめタイヤ

○TOYO TIRES:SD-7

当店人気NO.1!おススメ商品!基本性能にロングライフを加えたスタンダード低燃費タイヤ
対応車種:セダン、スポーツ、コンパクト、軽
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○TOYO TIRES:TRANPATH mpZ

ミニバン・ハイト系の走りに驚きの安定感。ロングライフ&低燃費タイヤ。
対応車種:ミニバン、コンパクト、ハイト系軽
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○DUNLOP:LE MANS V(ルマン5)

スタンダードよりワンランクアップ!長持ちする低燃費タイヤに、良質の快適性能をプラス。
スタイリッシュなコンフォートタイヤ。
対応車種:セダン、ミニバン、コンパクト、軽
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その他希望タイヤがある場合は、こちらから検索可能です!
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タイヤ購入時のオプションはこちら

○タイヤパンク保証サービス
2年間のパンク保証。1本のパンクでも最大4本新品交換。
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○取付作業の手配も可能!
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オンラインショップ
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店舗一覧
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スリップサインの見方がわからない!タイヤの交換時期・何キロ走れるのか解説


「スリップサインの見方は?」
「他にタイヤの交換時期を判断する方法は?」

ディーラーや給油時に「スリップサインが出ているからタイヤ交換した方がいい」と言われたことがありませんか?

タイヤ交換時期の目安のひとつとして、スリップサインがあります。スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、タイヤの摩耗状態を知らせてくれるサインです。

タイヤが摩耗し残りの溝が1,6mmをすぎると、トレッド面とゴムが盛り上がった部分が同じ高さになります。スリップサインが出た状態で走行すると、タイヤが滑ったり道路交通法違反になったりするため、早急に交換しましょう。

本記事では、スリップサイン以外で寿命を判断できる方法や、タイヤを長持ちさせる方法を紹介しています。

正確なタイヤの交換時期を把握し、安全な車で家族との快適なドライブを楽しみましょう。

スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

スリップサインはタイヤの摩耗状態を示すサインです。スリップサインが現れたら早急にタイヤを交換しましょう。

スリップサインが現れたタイヤで走行するのは危険です。タイヤの溝が浅くなると、排水能力が低くなるため、路面との間に水の膜が発生しタイヤが浮いてしまいます。これがハイドロプレーニング現象です。

ハイドロプレーニング現象が起こると、ブレーキやハンドルの操作が効かなくなり、車が制御不能になります。

スリップサインが現れたタイヤは、車をしっかり制御できる状態ではありません。そのため、スリップサインが見える前にタイヤを交換するのが理想です。

スリップサインの見方

スリップサインの見方

引用:ブリヂストン

スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、トレッド全周の4〜9カ所に設置されています。タイヤ側面の三角マークの延長線上にあるため、すぐに見つけられるでしょう。

タイヤが摩耗し溝の深さが1.6mmをすぎると、盛り上がった部分がトレッド面と同じ高さになり、スリップサインが現れます。

スリップサインは1箇所でも見えたらすぐに交換しましょう。

スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

タイヤ交換時期の目安はスリップサインだけではありません。他にも寿命を判断する方法が3つあるので紹介します。

● 約4〜5年使用したか
● 約32,000キロ走行したか
● ひび割れや損傷がないか

上記のうち、ひとつでもあてはまるならタイヤの点検をおすすめします。適切なタイヤ交換時期を把握し、安全なタイヤで走行しましょう。

約4〜5年使用したか

タイヤのゴムは、車に乗っていなくても常に外的要因に晒されているので劣化していきます。そのため、走行距離が少ない場合でも、4〜5年が経過したタイヤは点検を受けましょう。

また、タイヤの側面には製造年が記載されています。ただ、製造番号はタイヤ片側のみに刻印されているため、車に装着した状態では外側から確認できない場合もあるかもしれません。

製造番号は、下4桁の数字で製造年週を表しており、最初の2桁の数字は週(1週)を、最後の2桁の数字は年を意味します。

wm03イメージ

例:製造番号の見方

3021 2021年の第30週

メーカーで販売しているタイヤは製造から3年以内の商品です。適正に保管されたタイヤは、製造から3年経過しても新品同様の性能を発揮できるため、安心して購入できます。

さらに、日本自動車タイヤ協会からは使用開始から約4〜5年を目安に専門店での点検を受けることが推奨されています。

使用開始後 5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します。


引用:一般社団法人日本自動車タイヤ教会

安全に走行するためにも、使用開始から4〜5年経過したタイヤは専門店で点検してもらいましょう。

約32,000キロ走行したか

一般的なタイヤのゴムは、約5,000キロ走行すると1mm摩耗します。

新品のタイヤの溝は約8mmなので、約32,000キロ走行するとタイヤの溝は1,6mmになる計算です。そのため、新品タイヤを購入後、走行距離が約32,000キロに達するころにはスリップサインが現れるでしょう。

しかし、あくまでも目安に過ぎず、路面や荷物の積載状況によっても摩耗スピードは変わります。タイヤの摩耗状態は走行距離だけでなく、日々の点検もしておきましょう。

ひび割れや損傷がないか

タイヤはゴム製品なので、経年劣化により表面にひび割れや細かい亀裂が入ります。ひび割れはトレッド面やタイヤの側面に現れ、状態によってはパンクする恐れがあるので専門店で点検してもらいましょう。

タイヤのひび割れは、空気圧不足や車をあまり使用しないことが原因です。空気圧が不足しているとタイヤに過度な負担がかかり、異常に発熱してしまうためひび割れが起こります。

タイヤには紫外線から劣化を防ぐため、劣化防止剤という成分が含まれています。車を動かせばタイヤから少しずつ滲み出るようになっているため、劣化を防止するには定期的にドライブするといいでしょう。

車を放置すると劣化防止剤は出ないので、ひび割れが進行しやすくなります。

大きいひび割れや損傷はパンクの恐れがあります。今のタイヤにひび割れがある場合は、タイヤ専門店で点検してもらいましょう。

スリップサインが出たタイヤは危険

スリップサインが出たタイヤは危険

スリップサインが現れたタイヤで走行し続けるのは危険です。違反になるほか、ブレーキが効きにくくなるなど命にかかわる場合もあります。主なリスクは以下の通りです。

● 雨天時に滑りやすくなる
● 保安基準不適合になり車検に通らない
● 道路運送車両法違反になる

スリップサインが現れたタイヤで走り続けるメリットはないので、早急に交換しましょう。

雨天時に滑りやすくなる

スリップサインが出たタイヤは雨天時に滑りやすくなり、性能が発揮できません。

タイヤの溝が浅くなると排水性能が衰えます。そうすると、路面とタイヤの間に水の膜ができてしまい、ハンドル操作やブレーキが効かなくなります。(ハイドロプレーニング現象)

また「タイヤの摩耗のせいでブレーキが効きにくくなった」とは考えないでしょう。しかし、新しいタイヤに替えると「ブレーキがよく効くようになった」と錯覚するほど違いが現れます。

スリップサインが現れたタイヤは雨天時だけでなく、晴天時もブレーキが効きにくくなります。

保安基準不適合になり車検に通らない

グリップ性能が確保できていないタイヤは車検に通りません。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示でも、スリップサインが出たタイヤは保安基準を満たしていないと定義されています。

タイヤの接地部の全幅(中略)にわたり滑り止めのために施されて いる凹部(中略)のいずれの部分においても1.6mm(中略)以上の深さを有すること。


引用:道路運送車両法

ブレーキが効きにくく、しっかり止まれない車が車検に通るはずがありません。スリップサインが出たタイヤは「車検に通らないほど危険なタイヤ」なので早急に交換しましょう。

道路運送車両法違反になる

スリップサインが出たままのタイヤで走っていると違反になります。

道路運送車両法では下記のように定められています。

次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。(中略)第六十二条(整備不良車両の運転の禁止)の規定に違反して車両等(軽車両を除く。)を運転させ、又は運転したとき。


引用:e-GOV法令検索

もし、タイヤ交換に行く途中、警察に捕まっても違反となり切符を切られてしまうのでタイヤはスリップサインが出る前に交換しましょう。

タイヤを長持ちさせる方法

タイヤを長持ちさせる方法

タイヤを長持ちさせるためには定期的に点検するといいでしょう。主に以下の3つを実践してみてください。

● 日常的に目視する
● 空気圧をこまめに点検する
● タイヤローテーションをする

タイヤを点検する癖がつけば、常にタイヤを適正な状態に保てるので、使用できる期間が長くなります。また、異変にすぐ気づけるため、危険なタイヤを使い続けるリスクも減ります。

日常的に目視する

タイヤの外傷をチェックするため、日常的に目視しましょう。車を使う前にタイヤを見ておけば、ひび割れや外傷が増えたときすぐに気づけるからです。

たとえば「出先でパンクしてしまい、タイヤを見ると釘が刺さっていた」としましょう。実は「出発前からタイヤに釘が刺さっていて、目視していれば事前にお店で点検してもらえた」こともありえます。

日常的にタイヤを目視する癖をつければ、未然にトラブルを防止できます。

空気圧をこまめに点検する

空気圧はタイヤの乗り心地や燃費、寿命にも影響します。タイヤのトレッド面が均等に地面に設置するためにも、空気圧は重要です。

たとえば、適正な空気圧を下回った状態で走行していると、タイヤのショルダー部が摩耗しやすくなります。逆に、空気圧が適正より高い状態だとトレッド面のセンター部だけが摩耗してしまいます。

空気圧を適正に保っておかないと、空気圧はガソリンスタンドで見てもらえるので、給油と同時に見てもらうのがおすすめです。

タイヤローテーションをする

前後左右でタイヤを入れ替えて使えば(タイヤローテーション)、タイヤの偏摩耗を防止できます。

タイヤはハンドル操作や駆動輪の違いにより、前後左右で溝の減り方が違います。前後左右のタイヤを入れ替え、すべてのタイヤの溝を均等にするのがタイヤローテーションの目的です。

「リアタイヤの溝はあるのにフロントタイヤの溝は減っている」といったときに、タイヤをローテーションすればまた使用できるようになります。

駆動輪の違いによってローテーションの仕方が変わるため、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

スタッドレスタイヤとサマータイヤでは寿命が違います。サマータイヤは新品時、タイヤの溝が8mmに対してスタッドレスタイヤは10mmです。

当然スタッドレスタイヤのほうが長く使えると思いがちですが、実はサマータイヤのほうが長持ちします。

どれくらい寿命が違うのか以下の表を参考にしてください。

タイヤ種別 推奨使用期間 走行距離
サマータイヤ 約4年 約32,000キロ
スタッドレスタイヤ 約4年 約10,000キロ

使用期間は同じですが、走行距離が短いのはスタッドレスタイヤです。

スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べてゴムが柔らかく、低い気温でもしなやかさを損なわないのが特徴です。そのため、走行するときに設置面が増え、サマータイヤに比べるとタイヤの摩耗が早くなります。

スタッドレスタイヤは気温が高くなってくるとゴムが柔らかくなり過ぎてしまい、性能が低下します。逆に、サマータイヤは気温が低くなると性能が落ちるので、サマータイヤ・スタッドレスタイヤの交換時期は以下を参考にしてください。

交換するタイヤ 交換時期
サマータイヤ→スタッドレスタイヤ 早い地域:10月中旬〜下旬
遅い地域:12月初旬〜下旬
スタッドレスタイヤ→サマータイヤ 3月〜4月中旬くらいまで

あくまで参考程度の表なので、住んでいる地域や雪の降るタイミングでタイヤを交換しましょう。

スタッドレスタイヤとサマータイヤは用途が違うので、それぞれの特徴を理解し、うまく使い分けてください。

スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

スリップサインが見えたタイヤは危険を伴い、車検にも通りません。また、道路車両法違反になり、整備不良として切符を切られます。

スリップサインが現れたタイヤはメリットがないので早急に交換しましょう。

また、タイヤを長持ちさせるためには以下の方法を試すのがおすすめです。

● 日常的に目視する
● 空気圧をこまめに点検する
● タイヤローテーションをする

タイヤを点検する癖をつければ、異変にもすぐ気づけるようになるので家族の安全にもつながるでしょう。

タイヤワールド館ベストでは全国に4,000店以上の提携店舗があり、当社のオンラインショップで購入したタイヤを作業店舗へ直送できます。さらにWeb限定のクーポンや、タイヤのレビューをしていただいた方にはアマゾンギフトコードをプレゼントしています。

タイヤ交換はオンラインで購入し、専門店で交換してもらうのが1番お得な方法です。ぜひ一度ホームページをチェックしてみてください。

ベストのタイヤ交換

BESTのタイヤ交換について

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皆様はランフラットタイヤをご存知でしょうか。

こんにちは!タイヤワールド館BESTです。

皆様はランフラットタイヤをご存知でしょうか。

今回はランフラットタイヤ装着にあたってのメリット・デメリットについて
ご紹介したいと思います。

ランフラットタイヤと言いましてもあまり馴染みのない言葉なので

分からない方も多いと思うので下記で解説したいと思います。

☆ランフラットタイヤとは?

ランフラットタイヤは、タイヤ側面のゴムを厚くする構造にすることで
万が一パンクして空気がすべて漏れ出してしまっても
タイヤ側面のゴムの厚みで車両重量を支え、
100km程度の走行が可能であるように設計されているタイヤです。
(空気が抜けてから走行できる距離や速度はタイヤメーカーにより異なります)

上記の説明を見るだけでパンクしても走行できるとは夢のようなタイヤだと
思いませんか?

詳しく確認して行きましょう!

メーカー パターン 説明
DUNLOP SP SPORT MAXX 050 「高精度メタルコア製造システム「NEO-T01」採用のプレミアムランフラットタイヤ」
TOYOTIRES PROXES R33 TRF 「国内市販用タイヤ市場向けサイド補強型ランフラットタイヤ」
BRIDGESTONE POTENZA S001 RFT 「次世代ランフラットテクノロジーを採用したランフラットタイヤ」
FALKEN AZENIS FK510 RUNFLAT 「FALKENの新世代フラッグシップランフラットタイヤ」
YOKOHAMA ADVAN Sport V105 Z・P・S 「運動性能、ウェット性能や静粛性、快適性を高次元でバランスしたランフラットタイヤ」

メーカーごとに様々なランフラットタイヤを販売しております。

☆ランフラットタイヤの見分け方

ランフラットタイヤにはタイヤの側面にランフラットタイヤ

であることがわかるように刻印が入っています。

下記はそれぞれのメーカーごとのランフラットタイヤの呼称になります。

BRIDGESTONE 「RFT」 TOYOTIRES TRF「TRF

YOKOHAMA  「ZPS」 BRIDGESTONE 「RFT

☆ランフラットタイヤを純正使用している主な車種について

BMW
BMWはランフラットタイヤを積極的に純正採用しています。
2003年の5シリーズよりMモデルを除く全車種に
ランフラットタイヤを標準装備しているそうです。

 

☆ランフラットタイヤのメリット

パンクしてもある程度の距離を走行できる

ランフラットタイヤの説明でも記載したようにランフラットタイヤはパンクした後でも
ある程度の走行が可能です。そのためその場で修理しなくても良いので、近くのお店まで行き、スムーズに対応でできるのが最大のメリットだと思います。

事故リスクを減少させることができる

上記でもお伝えしたようにパンクした後でもある程度の走行が可能なので事故リスクは減少します。

スペアタイヤを積載する必要がない

スペアタイヤを積載する必要がない為車内空間が広くなり車内全体を有効活用することができます。また重量が軽くなり燃費が良くなるというメリットもあります。

☆ランフラットタイヤのデメリット

乗り心地

空気圧が0になっても走行できる様にタイヤのサイド部分が強化されている分、乗り心地が悪くなってしまいまいます。ただ乗り心地も初期の頃よりも改善されてきています。

ランフラットタイヤの金額

金額は通常のタイヤに比べたら高いです。しかし、近年は流通量も増えてきたので、以前い比べれば、購入しやすい価格になってきています。

タイヤがすぐには無い場合が多い

基本的にタイヤショップやガソリンスタンドなんかでは在庫として置いてはおらず取り寄せの対応となる場合がほとんどです。

パンク後に修理できない場合がある

タイヤがパンクした時は、タイヤの内部からタイヤのサイド部分に損傷がないか、
確認しなければいけないのですがランフラットタイヤは、タイヤのサイド部分を強化している為、サイド部分の損傷は確認しにくい為パンク修理は推奨していないそうです。

このようにランフラットタイヤにはメリットデメリットが結構はっきりしていると思います。

日本ではまだ広く普及はされていませんがぜひこの機会にランフラットタイヤにも興味を持っていただけると嬉しいです。

当店で販売しているランフラットタイヤはこちらでご確認ください!

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タイヤの寿命について

こんにちは、タイヤワールド館ベストです。

突然ですが車のタイヤ、何年使ってますか?
タイヤの寿命ってあまり気にしない方多いかもしれませんね。
車検のとき指摘されたりすればわかりますけど普段はほとんど気づかないですよね。

今回はタイヤの寿命について書いてみたいと思います。
簡単に言ってしまうと擦り減ったら終わりなんですけど使用状況によってはさまざまな交換時期があります。
・溝が減ってしまったとき(残溝深さが1.6mm以下になったとき)
・タイヤにひび割れ、亀裂が入ってきたとき
・装着から4~5年以上経過している
のうちどれか1つでも対象があったらそのタイヤは交換時期です。

・溝が減ってしまったとき(残溝深さが1.6mm以下になったとき)
溝が減ってしまっているか確認が出来るのがスリップサインです。

タイヤの内側よりと外側よりとに数箇所ありますが、1箇所でも出てきたら寿命です。
残溝がないと雨天時に水はけが悪く非常にスリップしやすく危険です。
タイヤは種類やサイズ、装着している車両の重さなどで異なりますが、5000km走行で1mm磨耗すると言われています。
新品のタイヤの溝は7mm~8mmあるので約30000kmの使用が目安になると思います。

・タイヤにひび割れ、亀裂が入ってきたとき
目視での確認になります。


タイヤのゴムは劣化します。走行する度に伸び縮みをくり返し発熱します。
そのため走行距離が多いほど劣化が進みます。
また空気圧が適正より少ない状態で走行するとタイヤが発熱しやすくなり編磨耗や劣化を早め寿命を縮めてしまうことにつながるので空気圧の管理をしっかり行うことでタイヤを長持ちさせるこが出来ます。
洗車の時などでタイヤにひび割れ、亀裂を見つけたらそれは交換時期が近づいているサインです。

・装着から4~5年以上経過している
走行距離が少なく、溝が残っている状態でも交換したほうが良い場合もあります。
溝が残っていて大きなひび割れなどが無くても見た目ではわからない劣化が進んでいます。
使用頻度の少ない車の駐車場が屋外の場合と屋内の場合でも変わってきます。紫外線や雨風にさらされる期間が多い方が目には見えない劣化が進んでいます。

 

目安になるのはタイヤに必ず記載されている製造年になると思います。
4桁の数字で記入されており最初の2桁が製造週、続く2桁が製造年を表しています。
ただし、タイヤの購入年と製造年は必ず一致するものではないのであくまでも目安として考えて頂きたいです。
製造年から4~5年ではなく使用開始から4~5年となります。

タイヤの寿命は様々な要因で一概に○年です、○kmですと決めることが出来ません。日常点検の重要性がよくわかるパーツであると共に安全に走行する為には欠かすことの出来ない部分です。

夏休み、長距離移動の多い季節ですがJAFの高速道路での出動内容はバッテリートラブルとタイヤのトラブルが多いそうです。
一緒に出かける家族、友人の為にもタイヤの日常点検と寿命のサインを見つけたら早めの交換で安全、快適なカーライフを送りましょう。

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夏タイヤの種類について

こんにちは!タイヤワールド館ベストです。

低燃費タイヤをはじめ、コンフォートタイヤやスポーツタイヤなど、各メーカー様々な商品を販売している夏タイヤ。

今回はそんな夏タイヤの種類について紹介したいと思います!

 

①プレミアムクルージング

高級外車などビッグサイズ、ハイパワーな車に最適な高級タイヤです。高速安定性能が高いことがポイントです。

②プレミアムスポーツ

サーキット走行もこなすことができ、強力なグリップ力を発揮します。乗り心地や静粛性よりも車の性能を満喫したい方にオススメです。

③スポーツ

手軽にスポーティに走ることができます。キビキビ走りたい方にオススメです。

④プレミアムコンフォート

他のタイヤとは一線を画す構造で、乗り心地や静粛性が高いのはもちろん、グリップ性能もスポーツタイヤに近い性能になっています。

⑤コンフォート

乗り心地がよく静か。手頃な値段が魅力のスタンダードなタイヤです。

⑥ベーシックタイヤ

価格が魅力のタイヤです。特にこだわりがなく、コストを抑えたい方にオススメです。

⑦低燃費

燃費性能が高く、ロングライフ、環境性能を考慮したエコロジーなタイヤです。

⑧ミニバン

ミニバン専用で、重い車もしっかり支えます。横揺れやふらつきを抑え、片減りしにくいこともポイントです。

⑨軽

軽自動車の軽い車体に対応するよう製造されたタイヤです。ハイト系のふらつき抑制、乗り心地性能の向上などタイヤによって工夫が見られます。

⑩SUV

大きく分けて、オフロードを重視したM/T(マッドテレーン)と、オフ・オンロード両方の走行を考慮したA/T(オールテレーン)の二種類があります。さらに高速性能や快適性能を重視したタイプなど、SUV人気もあり種類も豊富です。

⑪4×4/バンラジ

4WD車および小型トラック専用のタイヤです。

⑫ランフラット

パンク状態(空気圧ゼロ)になっても、所定の速度で一定の距離の走行が可能なタイヤです。急なパンクでの操作不能による事故を防ぎ、近くの修理施設まで移動することができます。ブリジストンではRFT、ダンロップではDSST等、メーカーによって呼称が異なります。

夏タイヤは種類も豊富で、選ぶ楽しみがありますよね!

お好みのタイヤで初夏のドライブへ出かけましょう♪
 

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低燃費タイヤとラべリング制度について

こんにちは!タイヤワールド館BESTです。
3月、いよいよ長い冬が終わり、春がやってきますね。
本社のある宮城県でも雪ではなく雨が降るようになりました!
そうなると、気になるのはサマータイヤ‥
今日はみなさんが気になっているこのマークについてお話します♪

タイヤにあるこのマーク‥AAAがおそらく良いのだろうけど、よくわからない‥という人もいるのではないでしょうか??

実はこれは、ラべリング制度の等級を示しています!

今回は、流行の「低燃費タイヤ」についてご紹介したいと思います♪

 

★そもそも低燃費タイヤとは??
「転がり抵抗性能」の等級がA以上で、「ウェットグリップ性能」の等級がa~dの範囲内にあるタイヤのことで、

JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が定めた基準をクリアしたタイヤの事です。
このような低燃費タイヤのマークを表記することができます。

 

★ラべリング(表示方法)制度とは??
JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)が、2010年より業界自主基準として策定した、等級制度に基づく表示のことです。
「転がり抵抗性能」「ウェットグリップ性能」の項目があります。
等級は、上位のものからから

「転がり抵抗性能」 AAA、AA、A、B、C
「ウェットグリップ性能」 a、b、c、d

となっています。


JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会) ホームページより

 

★どれくらい節約になるのか??
普通のタイヤから、低燃費タイヤに交換した際の燃費向上効果は、約2~5%と言われています。

例えば、燃費10km/L、ガソリン代が150円/L、1年に10,000km走行すると、1年のガソリン代は150,000円。

ここから2~5%とすると、年に3000~7500円の節約となります。
また、「転がり抵抗」は、グレードが1つ上がると、燃費が約1%程度改善されると推計されています。

(転がり抵抗がCグレードのタイヤからAAAグレードのタイヤに替えた場合、燃費が約4%改善されると考えられています)
さらに、燃費が向上するということはガソリンを節約するということであり、地球の資源を守り、co2の排出も抑えることに繋がります。

 

★転がり抵抗性能とは‥

自動車は走行する際にさまざまな抵抗を受けています。空気抵抗、加速時に生じる加速抵抗、タイヤが路面から受ける摩擦抵抗など‥これが転がり抵抗です。これらが大きいと走行の際に多くのエネルギーを使ってしまい、燃費の消費も大きくなってしまいます。
しかし、抵抗が低いということは摩擦が低いので、停止までに時間がかかってしまうというデメリットもあります。そこもしっかり考慮してもらおうということで、「グリップ性能」も表記するようになっています。

 

★ウェットグリップ性能とは‥

名前のとおり、濡れた路面でのタイヤのグリップ力のことです。

‥そう、皆さまお気づきのとおり、「転がり抵抗」と「グリップ性能」は相反する性能 なのです!!
それに対して、
最新のテクノロジーと長年の経験とを尽くしてバランスを取っているのが
各メーカーの「低燃費タイヤ」なのです!!

タイヤ購入の際はぜひ、こちらも参考にしてご検討ください♪

 

 

 

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帰省の前にタイヤのチェックをお忘れなく!!

こんにちは!タイヤワールド館ベストです。
いよいよ今年も残すところあと一週間ですね‥
年末年始の連休でお車で帰省される方も多いと思いますが、長距離移動の前には、タイヤの最終チェックをお忘れなく!
特に東北方面に帰省される方はスタッドレスタイヤの装着は必須です!!

でも、お使いのスタッドレスタイヤ‥
まだ効果はありますか??

スタッドレスタイヤで重要なのは、ゴムの硬さと溝の深さ。
ゴムの硬さは約2~3年、溝の深さは新品で約10mmで、半分の5mmの深さになると寿命です。

【スタッドレスタイヤの溝について】

~溝の深さの簡単チェック方法~
用意するもの:100円玉
方法:スタッドレスタイヤを準備し、1の方から100円玉を差し込む。
1の数字が見えてしまう場合、そのスタッドレスタイヤは交換時期です!!

また、スタッドレスタイヤには50%のところにプラットホームという交換の目安を知らせるサインがあります。

このプラットホームが露出していると、スタッドレスタイヤの性能が低下してるので、交換のタイミングです!
タイヤの硬さはお近くのガソリンスタンドやカーショップで、溝の深さについてはご自分で、
簡単にチェックできるのでぜひ試してみてください♪

 
また、高速走行前には空気圧の調整をお忘れなく。
空気圧不足のままで高速走行をすると、タイヤがたわんで発熱し、バーストの原因となってしまいます!!

【空気圧について】
空気圧が多すぎると、トレッドの中心が摩耗してしまい、タイヤ寿命が短くなってしまいます。

反対に、空気圧が低すぎるとグリップ力が低下し、トレッドの両端が摩耗してしまいます。

※赤い部分が偏摩耗してしまう※

多すぎても、少なすぎてもダメ。適正な空気圧であることが大切なのです!!
空気圧は一カ月で0.3%ずつ抜けていってしまうと言われています。
0.3%って全然影響ないのでは??と思われるかもしれませんが、そもそもタイヤの空気圧は大半が2.5%前後。

そのうちの0.3%って、結構な量にあたりますよね‥

タイヤの適正空気庄は車種、使用するタイヤ、車の重量などによって異なります。
まずはご自身の車の適正空気圧をチェック。
適正空気圧は、運転席側のドアを開けると表示されています。

*写真・ダンロップホームページより

 
しっかりタイヤをチェックして、楽しい年越しを迎えましょう♪

 

 

 

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タイヤの寿命を長持ちさせるポイント

こんにちは!

タイヤワールド館BESTです。

今年スタッドレスタイヤを新調された方も多いのではないでしょうか??

せっかく新しく買ったタイヤ、なるべく長持ちさせたいですよね!

今回はタイヤの寿命を長持ちさせるポイントについて書いていきたいと思います。

 

1 タイヤのローテーション

タイヤはどうしても力が加わる部分が一定ではありません。

装着位置が同じままだと、この部分だけ摩耗が進んでしまいます‥

特にFF車では前輪が、FR車では後輪の方が早く摩耗してしまい、タイヤローテーションをしないと
2本だけを交換する or 劣化していないのに4本まとめて交換するか、の選択に迫られることになります。

ローテーションの目安は5,000~10,000kmと言われています。

 
2 急停止・急発進をしない

急停止・急発進はタイヤに負担がかかります!

適切な車間距離を保ち、早めにスピードを落とす、ゆったりと発進する、
という安全な運転はタイヤの長持ちにも繋がります。

3 余計な荷物は積まない

車は重量が重くなるほど、燃費は悪くなりタイヤの摩耗にも繋がります。
この機会にトランクの中を整理しましょう!

4 定期的に空気圧をチェックする

タイヤの空気圧は、自然に減っていきます。

空気圧が低下しているということは、タイヤが変形してしまっている、ということです。

変形したままの走行はタイヤの寿命にはもちろん悪影響で、燃費にかかわる転がり抵抗も増えてしまいます。

適正空気圧は、運転席側のドアを開けると表示されているので、月に一度はガソリンスタンドでチェックしてもらいましょう。
また、携帯用空気充填機も数千円で購入することもできます。

*ダンロップホームページより

 

タイヤは安い買い物ではありません。適切な乗り方で、できるだけ長持ちさせましょう♪

 

 

 

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スタッドレスタイヤとサマータイヤはこんなに違う!!

こんにちは!タイヤワールド館BESTです。
一気に冷え込みましたね!いよいよ冬本番‥
いつ雪が積もっても対応できるよう、スタッドレスタイヤのご準備はお早めにお願いします♪
そんなスタッドレスタイヤとサマータイヤとでは、使用されているゴムの性質や、トレッドのサイプなどが異なっています。
今回はその違いについて、書いていきたいと思います♪
スタッドレスタイヤで一番重要な基本性能は、『氷・雪の上でしっかり止まる』ということです。
それを実現するために、スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べ、
・タイヤのブロックに細かい多くの溝(サイプ)がある ・路面に合わせて密着できるようにするため、ゴムが柔らかい
つくりとなっています。

*ブリヂストンホームページより

 
●氷面の水膜と雨天時の水膜は違う!
タイヤの細かいサイプは、凍結路面の水膜を吸い上げたり掻き出したりして除去するためのものです。
濡れている路面で効果があるなら、雨の日も安心だ!と思われるかもしれませんが、これが違うんです!!
氷の上にできる水膜はわずか数ミクロン。一方雨の日の路面は1~2mm。スタッドレスタイヤの吸水力では対応しきれないのです!
したがってスタッドレスタイヤではハイドロプレーニング現象が起こりやすくなってしまします‥
★ハイドロプレーニング現象‥水の溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象!!

スタッドレスタイヤでの雨天時は、サマータイヤより滑りやすい、ということを念頭においての運転をお願いします。

●ゴムが柔らかく、サイプが多い→ふらつきやすい
スタッドレスタイヤのゴムは、低温でも路面に密着できるよう特殊な軟化剤を練りこんで硬化を防いだり、空気を含ませ吸水とゴムの柔らかさを維持したりと、各社が工夫を凝らしています。さらにタイヤのブロックに細かいサイプがあるため、タイヤのブロックが倒れこみやすく、ふらつきやすいです。ハイト系の軽自動車にお乗りの方は特に注意してください!!

これらのスタッドレスタイヤの特徴も意識してもらいながら、安全運転をしていきましょう♪

 

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スタッドレスタイヤの選び方!性能とチェックすべきポイントを解説

こんにちは!タイヤワールド館ベストです。寒い日が続き、本格的な冬もすぐそこですね‥
さて、お客様の中には、スタッドレスタイヤを購入する際に、

「何に気をつけて比較し、選択すればよいのかわからない‥」

と口にされる方も多いです。自分に合ったタイヤの選び方として、多くの場合、この3つを中心に検討するのではないでしょうか。

  1. 住んでいる地域は、どの性能が最も重要なのか
  2. 快適性やロングライフ性能に対してどこまで求めるのか
  3. 金額との折り合いがつくかどうか

そこで今回は、各メーカーがポイントとして押し出している項目をリストアップしましたので、購入の際の参考にして頂ければと思います。

スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

スタッドレスを購入する際に見るぺき性能は以下の7つです。

  1. 氷上性能
  2. 雪上性能
  3. ウェット性能
  4. ドライ性能
  5. 静粛性能
  6. 快適性能
  7. ロングライフ性能
項目 性能 内容
走行性能 氷上性能 アイスバーンなどの、凍った路面での性能
雪上性能 雪の上での性能
ウェット性能 解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能
ドライ性能 雪が降っていない乾燥路での性能
快適/コスト 静粛性能 タイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能
快適性能 ふらつき防止などの乗り心地に関する性能
ロングライフ性能 タイヤの寿命に関する性能

上の4つは、いわゆる「走行性能」走る時の性能です。これらは発進性能、ブレーキ性能、コーナリングの性能をチェックしてください。

下の3つは快適さやコスト面の性能です。スタッドレスタイヤはタイヤがやわらかいため、ロードノイズが大きいと言われるので、静寂性を重視される方も多い印象です。

それではそれぞれ詳しくみていきましょう。

ポイント1.氷上性能

ポイント1.氷上性能

氷上性能は、アイスバーンなどの、凍った路面での性能を指します。スタッドレスタイヤで求められる、一番の性能はこれではないでしょうか。

タイヤが氷上で止まる仕組みは、まずは氷の表面にある水分を取り除き、氷面に密着して止める、というものが一般的です。
この除水にブリヂストン、ヨコハマタイヤ、トーヨータイヤは「吸水」、ダンロップは「撥水」を取り入れています。
密着方法としては、サイプ(タイヤ表面にある細かい溝の事)のパターンやゴムに特殊材料を混ぜるなどして、密着性能を向上させています。
トーヨータイヤでは鬼クルミの殻を混合し氷上を引搔いて止め、ダンロップでは液状ファルネセンゴムでブレーキ性能を上げています。

ポイント2.雪上性能

ポイント2.雪上性能

雪上性能は、雪の上での性能を指します。

雪上ではタイヤを横切る太くて深いサイプが効きます。豪雪地帯に居住の方はこの性能が特に重要です。

ポイント3.ウェット性能

ポイント3.ウェット性能

ウェット性能は、解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能を指します。

冬と言っても、雨は降るし、雪が積もってもすぐ溶けて濡れた路面が多い‥という地域にお住みの方は、この性能をチェックしてください。

雪が降らないからといって、夏タイヤのままでは冬はゴムが硬化して大変危険です。一般的に、7度以下ならスタッドレスの方が良いと言われているので、お住まいの地域の冬場の気温に合わせて準備してください。

スタッドレスまではいらないかな、という方には「オールシーズンタイヤ」もおすすめです。

普段は普通のノーマルタイヤのように使えて、路面が凍結さえしていなければ雪道も走れるオールシーズンタイヤは、年に数回しか雪が降らない地域にぴったりのタイヤです。

詳しくは以下の記事もご覧ください。

ポイント4.ドライ性能

ポイント4.ドライ性能

ドライ性能は、雪が降っていない乾燥路での性能を指します。

スタッドレスタイヤは、冬でも硬化しにくい、柔らかいゴムを採用しています。
したがって、どうしても夏タイヤに比べて剛性とグリップ性が劣ります。

各メーカーはブロックを支える構造や、タイヤのサイド部分に特殊な加工をして剛性を高めたりという工夫をしていますので、どのような方法が採られているのかチェックしてみましょう。

ここまでが、スタッドレスタイヤに求められる最低限の機能面のポイントでしたです。

ポイント5.静粛性能

ポイント5.静粛性能

静粛性能はタイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能を指します。

スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べてサイプ深く、ノイズが出やすくなってしまします。
“静かさ“も重視する方は静寂性もぜひチェックしてください。

ポイント6.快適性能

ポイント6.快適性能

快適性能は、ふらつき防止などの乗り心地に関する性能を指します。

タイヤのサイド形状を工夫したり、剛性を高めたりと、各メーカー工夫を凝らしています。特にハイト系のミニバンやSUVでは、専用のスタッドレスタイヤが販売されています。

ミニバン・SUV専用:トーヨータイヤ ウィンタートランパスTX

SUV専用:ダンロップ ウィンターマックスSJ8+

乗り心地を求める方は、この項目に言及しているタイヤの購入を検討してみるのがおすすめです。

ポイント7.ロングライフ性能

ポイント7.ロングライフ性能

ロングライフ性能はタイヤの寿命に関する性能を指します。

各メーカー、この項目についてはしのぎを削っています。1世代前と最新タイヤとでの各社のロングライフ性能に関する表記は以下の通りです。

ブリヂストン-VRX2
:従来比22%向上
ダンロップ-WINTERMAXX02
:4年つかえるロングライフ
トーヨータイヤ-OBSERVE GARIT GIZ
:転がり抵抗係数が夏タイヤTEO plusより優位
ヨコハマタイヤ-ice GUARD6
:約4年後でも高レベルを維持

ブリヂストン-VRX3
:摩耗ライフ17%向上
ダンロップ-ウィンターマックス3
:摩耗後氷上ブレーキ性能36%UP
トーヨータイヤ-オブザーブ・ギズツー
:「持続性密着ゲル」がアイス性能低下を抑制し永く効果を発揮
ヨコハマタイヤ-アイスガード7
:従来品と同様に約4年後も摩擦力の低下は少ない

まとめ

さて、ここまで購入の際のポイントを見てきましたが、購入前には必ずタイヤサイズのチェックが必要です。タイヤのサイズは、タイヤ本体の側面を見るor運転席のドア開けた内側に記載してあります。

タイヤ本体の側面を見る

運転席のドア開けた内側

タイヤサイズの確認方法はこちら

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これらのポイントを確認しながら、ご自分にぴったりのスタッドレスタイヤを探してみてくださいね。