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ルーミーに最適なスタッドレスとホイールの選び方!タイヤサイズ早見表と冬道対策も解説

トヨタの「ルーミー」はトールワゴン型のコンパクトカーです。低床設計なので室内高に余裕があるほか、子供や年配の方でも乗り降りしやすくなっています。

2016年に初代が登場してから、軽だと物足りない人やファミリーカー、ミニバンからの乗り換え需要として人気を集めているのが特徴です。

今回は、ルーミーの現行モデルを中心に、タイヤサイズの早見表やおすすめのタイヤなどを詳しく紹介します。

モデルごとのタイヤサイズの違いも解説するので、タイヤをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

ルーミーの年式ごとの種類

ルーミーの年式ごとの種類

トヨタ ルーミーは、2016年に初代モデルが登場しました。今回は、初代の型式やタイヤサイズについて詳しく解説していきます。

種類 年式 型式 期間
初代 2016年式 4BA-M900A
5BA-M900A
5BA-M910A
2016年11月~

ルーミーはダイハツのハイトワゴン「トール」のOEM供給車となっています。また、SUBARUでは「ジャスティ」として販売中です。

初代ルーミーのタイヤサイズ早見表

初代ルーミーのタイヤサイズ早見表

初代ルーミー(2016年〜)のタイヤサイズは、グレードによって異なります。ここからは、純正のタイヤサイズとインチアップした際のタイヤサイズをお伝えします。

ルーミーの純正タイヤサイズ

初代ルーミーの純正タイヤサイズは、165/65R14と175/55R15です。グレードごとのタイヤサイズは、以下の通りです。

グレード 型式 タイヤサイズ
X DBA-M900A
DBA-M910A
4BA-M900A
5BA-M900A
5BA-M910A
165/65R14
XS
G
GS
カスタムG
カスタムGS
カスタムG-T 175/55R15

ルーミーのインチアップサイズ

ルーミーはインチアップできます。インチアップできるタイヤサイズとしては、195/45R16と195/40R17が装着可能です。

先ほどの純正サイズも合わせると、ルーミーに装着可能なタイヤは14インチ〜17インチの4サイズとなります。

インチ タイヤサイズ 備考
14インチ 165/65R14 純正
15インチ 175/55R15 純正
16インチ 195/45R16 1インチアップ
17インチ 195/40R17 2インチアップ

インチアップをおこなうことで、カーブの安定性やグローブの性能が向上すると言われています。

ルーミーにぴったりなスタッドレスの選び方とは?

ルーミーにぴったりなスタッドレスの選び方とは?

ここからは、ルーミーに合うスタッドレスタイヤの選び方を詳しく紹介します。

  1. ルーミーの車両特徴に合わせて選ぶ
  2. 走行環境に合ったタイヤの種類を選ぶ
  3. 燃費性能・耐久性を意識したタイヤの種類を選ぶ
  4. 乗り心地と静粛性を重要視したタイヤの種類を選ぶ

1つずつチェックしていきましょう。

ルーミーの車両特徴に合わせて選ぶ

ルーミーは軽量な車体ながら背が高く、重心がやや高めの設計です。そのため、ブリヂストンの「BLIZZAK VRX3」のような軽自動車や小型車向けのスタッドレスタイヤを選択するのも選択のひとつでしょう。

また、ルーミーは車体の背が高いので、横風が吹いたり、カーブで曲がった時でも安定して走行できることが重要となります。そのため、剛性が高いスタッドレスを選ぶのも良いでしょう。

走行環境に合ったタイヤの種類を選ぶ

スタッドレスタイヤは、走行環境に応じて適切な種類を選ぶことが重要です。

例えば、凍結路面やアイスバーンが頻繁に発生する地域では、氷上性能に優れたスタッドレスタイヤを選ぶのがいいでしょう。氷上性能が優れたタイヤは柔らかいゴム素材が使用されているので、低温でも柔軟性を保つことができて路面との密着性を高められます。

また、都市部の乾燥路面と積雪地帯の雪道の両方を走行する場合は、バランスの取れた性能を持つスタッドレスタイヤを選ぶのがおすすめです。これらの特徴があるタイヤは氷雪上での性能に加えてドライ性能やウェット性能も備わっており、高速走行時の安定性も確保されています。

燃費性能・耐久性を意識したタイヤの種類を選ぶ

ルーミーは低燃費性能にも優れているので、スタッドレスタイヤも燃費性能が優れたものを選択すると良いでしょう。

さらに耐久性の高いスタッドレスタイヤを選べば、交換頻度を減らせる上に安全に使用することができます。コスパの高いタイヤを選びたい方は、燃費性能や耐久性を重視してみましょう。

乗り心地と静粛性を重要視したタイヤの種類を選ぶ

ルーミーはファミリーカーとして使われることが多いため、子供が寝ていても騒音が出ない静かな車内空間や、長時間乗っていても大丈夫な乗り心地の良さが求められます。特に高速走行時のロードノイズが少ないモデルを選ぶのがおすすめです。

ルーミーにおすすめのスタッドレスタイヤ3選

ルーミーにおすすめのスタッドレスタイヤ3選

ここからは、ルーミーにおすすめのスタッドレスタイヤを3つ紹介します。

● ブリヂストン ブリザックVRX3
● ダンロップ ウィンターマックス3
● ヨコハマタイヤ アイスガード7

ブリヂストン ブリザックVRX3

ブリザックVRX3

ブリヂストン公式サイトへ

ブリヂストンのブリザックVRX3は雪道だけでなく、乾いた路面でも安定した性能を発揮します。それは新トレッドパタンによって水流の動きをコントロールすることで、タイヤ接地面への水の侵入を抑制し、タイヤの接地面を向上させているからです。

また、氷上性能も従来品よりも改良されていて、氷上ブレーキ性能が20%向上しています。

メーカー ブリヂストン
商品名 ブリザック VRX3
インチ 14
サイズ 165/65R14
商品ページ タイヤ単品
ホイール付き
価格 11,490円/1本(単品)
76,100円〜/4本(ホイール付き)
【購入者の口コミ】
● 雪上、氷上での性能もとても良いですが、舗装面での静音はとても静かで素晴らしいと思います!
● 満足。ドライ路面での静粛性が気に入ってます
● 下り坂でも滑りません。アルミホイールとセットで購入しました。購入して2シーズン目ですが雪道での性能は購入当時とほとんど変わらない印象です。

ダンロップ ウィンターマックス3

ウィンターマックス03

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ダンロップウィンターMAX 03はナノ凹凸ゴムによって氷上路面に合わせてタイヤの形状を変えられます。そうすることで隙間なく瞬間密着できるようになり、従来品よりも氷上ブレーキ性能は22%向上しました。

さらに、この技術は冬の厳しい路面状況でも安定したハンドリングを提供し、長時間運転時の疲労軽減にも寄与しています。このブレーキ性能向上によって、雪山によく行かれる方々の利用頻度が増えてきています。

メーカー ダンロップ
商品名 ウィンターマックス3
インチ 14
サイズ 165/65R14
商品ページ タイヤ単品
ホイール付き
価格 12,200円/1本(単品)
67,700円〜/4本(ホイール付き)

ヨコハマタイヤ アイスガード7

アイスガード7

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ヨコハマタイヤのアイスガード7は、氷雪路での安全性を追求したスタッドレスタイヤです。独自の「ウルトラ吸水ゴム」により従来品より7%も氷上の水膜を吸収できるので、滑りを抑制しながら運転できます。さらに、低温でも柔軟性を維持するゴム配合技術で路面密着性を強化しました。

トレッドパターンは非対称設計を採用し、氷雪路と乾燥路の両方で安定した走行性能を実現しています。また、新開発の溝形状が排水性を高めることで接地圧を均一化できます。これによって氷上ブレーキ性能をさらに向上することが可能です。

メーカー ヨコハマタイヤ
商品名 アイスガード7
インチ 14
サイズ 165/65R14
商品ページ タイヤ単品
ホイール付き
価格 12,910円/1本(単品)
72,800円〜/4本(ホイール付き)

ルーミーのスタッドレスタイヤ装着時の注意点

ルーミーのスタッドレスタイヤ装着時の注意点

ルーミーのスタッドレスタイヤを装着する際の注意点が4つあります。ここから、ひとつずつ詳しく説明していきますね。

冬季に適した走行スタイルで安全性を高める

路面が凍結していたり、積雪が深かったりする場合はその環境に合わせた運転を行うのが重要です。

急加速をおこなうとタイヤがスリップする原因となりますし、急ブレーキや急ハンドルは事故につながる危険性が高まります。

冬の路面では、スタッドレスタイヤの性能を活かすためにスピードを抑えて、穏やかに運転するのが重要です。適切な車間距離を保ち、急な操作を避けて、安全かつ効率的な運転を行うのがいいでしょう。

装着後に慣らし運転をする

慣らし運転は、タイヤの能力を最大限に引き出すのが目的です。タイヤはゴムだけで構成されているわけではなく、製造過程でさまざまな薬品も混ぜ込まれています。

新品タイヤは表面が薬品の膜で覆われている状態なので、慣らし運転をおこなってタイヤを一皮むかないと、本来のグリップ力を発揮することができません。

また、慣らし運転をおこなわずにタイヤへ高負荷をかけると、内部の部材とトレッド面が剥離するセパレーションなどのトラブルにつながることもあるでしょう。
また、新品タイヤの走行感覚に慣れるのも、慣らし運転の目的のひとつです。

タイヤの空気圧と劣化を定期的に確認する

タイヤの空気圧が少ないまま運転すると、いろいろな悪影響を及ぼします。

例えば、空気圧が低いとタイヤの両端部分が過剰に摩耗しタイヤの寿命が短くなります。また、ハンドリング性能が悪化してカーブや急な操作時の安定性が低下したり、タイヤが加熱しやすくなるのでバーストのリスクが高まるでしょう。

定期的に空気圧やタイヤが劣化していないか確認するといいですね。

チェーンを準備しておく

雪が多いところに行く時は、車内にチェーンを準備しておきましょう。しかし、チェーンをいざ装着しようと思うと装着するのが難しかったり、チェーンが重くて装着できない場合があります。

チェーンが装着しづらい場合は、代替案としてスプレーチェーンや非金属チェーンを使うのがおすすめです。

スプレーチェーンはタイヤ表面にスプレーすることで、タイヤの滑り止め効果を高めるアイテムです。表面にスプレーするだけなので方法としては簡単なのですが、数km程度しか効果が持続せず、深い積雪には対応できないので使う時には注意する必要があります。

また、非金属チェーンはゴムや樹脂製で作られたタイヤチェーンで、軽量で取り付けやすいのが特徴です。金属製チェーンより振動や騒音が少なく、タイヤや道路へのダメージも軽減できます。

ルーミーでスタッドレスタイヤを長持ちさせるポイント

ルーミーでスタッドレスタイヤを長持ちさせるポイント

スタッドレスタイヤを長持ちさせるにはいくつかのポイントがあります。それらのポイントを守って、スタッドレスタイヤを長持ちさせましょう。
ポイントは以下のつです。

● 使用後は正しい保管方法でタイヤを守る
● 定期的なローテーションでタイヤの偏摩耗を防ぐ
● 適正な空気圧を維持して摩耗を抑える

使用後は正しい保管方法でタイヤを守る

スタッドレスタイヤを次シーズンも安全に使用するためには、タイヤの清掃や乾燥した後に湿気や直射日光を避けた環境で保管することが重要です。タイヤ専用カバーやラックを活用し適切に管理できれば、ゴムの劣化を防ぎ、さらにタイヤの寿命を延ばすことができます。

また、タイヤを積み重ねる場合は適度に位置を変えて負担を分散させると、タイヤの形状変化を防ぐ効果があります。保管環境の見直しと定期的なゴム溝の深さなどの点検を心がければ、次のシーズンでも安心して使用できるでしょう。

定期的なローテーションでタイヤの偏摩耗を防ぐ

タイヤローテーションはタイヤの摩耗を均一に保つために、前後または左右のタイヤ位置を定期的に入れ替える作業です。

タイヤローテーションをおこなうことで、タイヤの摩耗を均一化できることからハンドリングやブレーキ性能を安定させることができます。また、全体の摩耗が均等であれば、4本のタイヤを同時に交換できて、コスト削減につながります。

タイヤローテーションの頻度としては、走行距離が5,000~10,000kmごとが目安です。スタッドレスタイヤの場合、1シーズンでローテーションが必要になることは少ないですが、次のシーズンで位置を入れ替えると良いでしょう。

適正な空気圧を維持して摩耗を抑える

タイヤの空気圧を適正に維持することは安全に運転するために重要なことです。また、適正な空気圧を維持することでタイヤ寿命が大幅に延び、車両性能や燃費も最適化されます。

おおよそ月に1回程度か、長距離運転をする前後にタイヤチェックを実施するのがおすすめです。
特に気温が大きく変化する季節の変わり目は空気圧が変動しやすいため、こまめに確認しましょう。

ルーミーに関するよくある質問

ルーミーに関するよくある質問

ここからはルーミーの購入を考えている人が、疑問に感じやすいことについて3つ紹介します。

  1. ルーミーとタンクの違いは?
  2. ルーミーとソリオの違いは?
  3. ルーミーは生産終了したの?

1.ルーミーとタンクの違いは?

ルーミーとタンクは内装や性能に大きな違いはなく、基本的に外観のデザインが違うだけです。 2つの販売台数を比較すると販売台数が多いのはルーミーで、フロントマスクに大型フロントグリルを採用して重厚感を演出しています。

一方のタンクは台形状のフロントバンパーグリル を採用しているのが特徴です。
フロントバンパーグリルによってトヨタ車らしいデザインとなり、スポーティーな印象を強調させることに成功しました。上級グレードの装備であるLEDヘッドランプのデザインにも違いがあります。

2.ルーミーとソリオの違いは?

ソリオは軽量設計と優れた燃費性能が特徴で、ハイブリッド仕様も選べる点が魅力です。

一方、ルーミーは広い室内空間と扱いやすさが重視されていて、街乗りや家族で出かけることが多い方に適した設計となっています。

また、ルーミーはゆったりとした座席配置に重点を置き、ソリオはより走行性能や経済性を重視している傾向があります。

3.ルーミーは生産終了したの?

ダイハツの不正問題を受け、OEM車であるルーミーも一時的には生産を終了させましたが、2024年12月現在では、生産が再開されています。

ルーミーのスタッドレスはタイヤワールド館ベストへ

ルーミーのスタッドレスはタイヤワールド館ベストへ

トヨタのルーミーのタイヤは、モデルやグレード、年式によってサイズが異なります。愛車に合った適切なタイヤを選び、タイヤ交換を行いましょう。

また、ルーミーのカスタム画像を見てみたいという方は、ぜひベスト写真館を覗いてみてください。

ルーミーの装着画像へ

また、ホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、こちらもぜひお試しください。

タイヤワールド館ベストのオンラインショップでは、車種を入力するだけで、ルーミーにぴったりのタイヤやホイールを簡単に見つけることができるので非常に便利です。

ルーミーに合うタイヤをお探しの際は、タイヤワールド館ベストをぜひチェックしてみてください。

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

栗生店
栗生店
TEL: 022-796-6411
住所:仙台市青葉区落合4-1-1
アクセス:旧48号線沿い
営業時間:10:00~19:00
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【デリカD5】おすすめスタッドレス5選!タイヤ・ホイールサイズ早見表やインチダウン・インチアップ情報も紹介

アウトドア派から絶大な人気を誇る三菱のデリカD5ですが、冬支度はできていますでしょうか。

ウィンタースポーツや冬キャンプなど、冬でもアクティブなお出掛けを楽しむ方も多いと思いますので、スタッドレスタイヤの状態は必ずチェックしておきましょう。

もし、「ひび割れしている」「購入してから3年以上経っている」「溝が購入時よりも大幅に少ない」のであれば、即交換は必須かもしれません。

今回は、デリカD5のスタッドレスタイヤ交換をする際に、必要な情報を解説していきます。
タイヤやホイールサイズやおすすめのスタッドレスタイヤ、デリカD5に人気のホイールまで、厳選した情報だけをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

デリカD5の型式一覧表

デリカD5の型式一覧表

デリカD5は2007年から登場し、改良やマイナーチェンジを行いながら現在まで販売され続けているミニバンです。

現行型は2019年11月からのモデルになっており、歴代のモデルと合わせると5種類の型式が存在します。

年式 型式
2007年1月〜 DBA-CV5W
2010年1月〜 DBA-CV4W
2011年12月〜 DBA-CV2W
2013年1月〜 LDA-CV1W
2019年2月〜 3DA-CV1W

ちなみに、年式や型式の情報は車検証に全て記載されていますので、そちらで確認することも可能です。

デリカD5の純正タイヤサイズ早見表

デリカD5の純正タイヤサイズ早見表

では、デリカD5の純正タイヤサイズを型式別で紹介していきます。

新しくタイヤを購入する際に、純正タイヤサイズを基準にする必要がありますので確認しておきましょう。

新型デリカD5の純正サイズ

グレード 純正タイヤサイズ タイヤ外径 種類
M 215/70R16 100H 707mm マット&スノー
M以外 225/55R18 98H 704mm マット&スノー

乗っているグレードによって、純正タイヤサイズが変わっています。
実際、どちらも外径はさほど変わらないため、新しくタイヤを選ぶ時はグレード関係なく、どちらのサイズを選んでも問題ないでしょう。

尚、225/55R18のほうがタイヤ幅は太いため、ハンドリングの良さは感じやすくなります。
一方、215/70R16は扁平率が高いので、悪路での乗り心地の良さや凹凸でもホイールにヒットしにくいといったメリットがあります。

旧型デリカD5の純正サイズ

型式 純正タイヤサイズ タイヤ外径
DBA-CV5W 215/70R16、225/55R18 707mm、704mm
DBA-CV4W 215/70R16、225/55R18 707mm、704mm
DBA-CV2W 215/70R16、225/55R18 707mm、704mm
LDA-CV1W 225/55R18 704mm

旧型も新型同様、グレードによって純正タイヤサイズは異なるようです。

販売期間が長いこともあり、グレードの種類がたくさんあるので、よく分からない方はタイヤ専門店等に直接相談したほうが良いでしょう。

新型デリカD5のおすすめスタッドレスタイヤ5選

新型デリカD5のおすすめスタッドレスタイヤ5選

ここからは、新型デリカD5におすすめのスタッドレスを紹介します。
車体の特性等を踏まえて、最適なタイヤを厳選しましたので参考にしてみてください。

補足ですが、実は新型デリカD5が新車時に履いているタイヤは、「マット&スノー」機能が搭載されています。
これは、通常の夏タイヤにはない機能が入っており、泥や雪にも対応できるタイヤです。

デリカD5はアウトドア派に好まれる傾向もあるため、冬道や悪路を走ることがある想定で純正タイヤに搭載されています。

ただし、注意すべきは「マット&スノー」機能は、急な降雪や多少の悪路には対応できるものの、本格的な悪路には対応しきれません。
したがって、本格的な冬シーズンではスタッドレスタイヤへの履き替えが必須とお考えください。

  1. ブリジストン:ブリザックDM-V3
  2. ダンロップ:ウィンターマックスSJ8+
  3. コンチネンタル:バイキングコンタクト8
  4. ヨコハマタイヤ:アイスガードSUV G075
  5. グッドイヤー:アイスナビSUV

1.ブリジストン:ブリザックDM-V3

ブリザックDMV3

ブリヂストン公式サイトへ

ブリザックDM-V3は、SUV・4WD向けのスタッドレスタイヤで、氷雪路での高いグリップ力と耐久性が特徴です。

最新の「アクティブ発泡ゴム2.0」技術を採用し、路面の水膜を効率的に除去しながら氷上性能を向上しています。

また、トレッドデザインは剛性を高め、雪上での安定性と耐摩耗性を実現しているため、デリカD5をファミリーカーとして使用しているユーザーにもおすすめです。
さらに、独自の技術によってタイヤの寿命が長く、コストパフォーマンスに優れているのも魅力でしょう。

デリカD5との相性は非常に良く、冬道での走破性をさらに引き出します。
特に、悪路や雪道でのグリップ性能が高く、デリカD5のアウトドア向け性能をサポートしてくれるスタッドレスタイヤです。
冬季の長距離ドライブやアウトドア活動をアクティブに行うユーザーにとって、最適な選択肢といえます。

尚、ブリヂストンは、北海道や東北のような雪国エリアでは装着率No1を誇るメーカーになりますので、スタッドレスタイヤとしての信頼度は非常に高いです。

2.ダンロップ:ウィンターマックスSJ8+

ウィンターマックスSJ8+

ダンロップ公式サイトへ

ウィンターマックスSJ8+は、SUV専用に設計されたスタッドレスタイヤで、氷雪路での高いグリップ力と耐久性が特徴です。

デリカD5はミニバンにはなるものの、SUVにも寄せた車体の特性を持っているため、タフな設計になっているSUV専用タイヤを選ぶのも良い選択肢となります。

特徴としては、独自の「MAXXシャープエッジ」技術により、氷上ブレーキ性能が向上し、協力なグリップ力を発揮してくれます。

また、SUV専用設計の方向性パターンを採用し、雪をしっかりと掴むことで強力なトラクション性能を発揮し、安全な走行を約束してくれるはずです。

さらに、タイヤパターン全体の高剛性化により、ふらつきを抑える機能もあるので、ミニバン特有のふらつきを抑止する効果も期待できるでしょう。

実際に使用しているユーザーからは、ドライ路面の安定性も高いという声もあり、街乗りメインでデリカD5を使用する方にもおすすめです。

3.コンチネンタル:バイキングコンタクト8

バイキングコンタクト 8

コンチネンタル公式サイトへ

バイキングコンタクト8は、氷雪路での優れたグリップ力と快適性を兼ね備えています。

独自の「ノルディック・コンパウンド」により、極寒条件下でもタイヤの柔軟性を維持し、氷上でのブレーキングやコーナリング時に高いグリップを発揮します。

また、「3レイヤー・サイプ」設計により、ドライ、ウェット、雪道など様々な路面状況で安定したトラクションを提供できるので、あらゆる場面で使いやすいとされるデリカD5の特性を十分に発揮することが可能です。

さらに、転がり抵抗の低減とノイズの低減も実現しており、燃費性能と快適性能も向上しています。
スタッドレスタイヤでありながら、経済性や乗り心地も重視できるプレミアムタイヤと考えても良いでしょう。

ミニバンでありながらSUVのように遊べるデリカD5にとって、さまざまな環境に対応できるバイキングコンタクト8は非常に相性が良いため、多用途に車を使用する方にはおすすめです。

4.ヨコハマタイヤ:アイスガードSUV G075

アイスガード SUV G075

ヨコハマ公式サイトへ

アイスガードSUVG075は、氷上や雪上性能だけでなく、燃費性能・静粛性にも優れているスタッドレスタイヤです。

氷上や雪上に求められる性能は当然備わっていますが、燃費消費を抑える技術・静粛性など、総合的にバランスが取れています。

都市部の街乗りがメインになる方も多いと思うので、燃費や快適性を重視したいとお考えであれば、アイスガードSUV G075が最適といえます。

当然、スタッドレスタイヤに求められる高い氷上性能は備わっており、ヨコハマタイヤ独自の技術「スーパー吸水ゴム」によって、接地面とタイヤの密着度は抜群なので、冬道も安心して走行ができます。

5.グッドイヤー:アイスナビSUV

アイスナビ SUV

グッドイヤー公式サイトへ

アイスナビSUVは、SUV専用に開発したスタッドレスタイヤで、氷雪路での高いグリップ力と耐久性が特徴です。

独自の「アクアフィラー for SUV」コンパウンドを採用し、低温下でもゴムの柔軟性を維持することで、氷上での密着性とブレーキ性能を向上させています。

また、NAVIブレードと呼ばれる立体的なサイプデザインにより、ブロック剛性を高め、路面への接地面積を拡大することで、氷上性能を強化しています。

さらに、専用パターン設計により、雪上での操縦安定性とトラクション性能も向上しています。
ファミリーで使用していれば、運転に慣れていない奥様が運転する場面もありますが、操縦安定性に優れたスタッドレスにしておくと安心です。

他にも、ドライ路面の安定性やロードノイズの低減、ロングライフ性能など、使いやすいスタッドレスタイヤなので、デリカD5の特性ともマッチします。

新型デリカD5のインチアップ・インチダウンサイズは?

新型デリカD5のインチアップ・インチダウンサイズは?

デリカD5は多用途に使える車で、ユーザー層も多岐に渡るのが特徴の車です。したがって、インチアップ・インチダウンともに気になっている方も多いでしょう。

カスタム性にも優れた車体なので、好みに合わせてインチアップ・インチダウンにも挑戦してみてください。

ここでは、新型デリカD5にフォーカスしたサイズをご紹介していきます。

インチアップ・インチダウンにおける注意点

新型デリカの純正タイヤサイズは、「215/70R16」「225/55R18」になりますが、それぞれの外径サイズなど、詳細サイズは以下となります。

サイズ 215/70R16 225/55R18
タイヤ外径 707mm 704mm
タイヤ幅 215mm 225mm
扁平率 70% 55%

タイヤサイズを変更する際は、車検におけるタイヤサイズ変更のルールも確認しておきましょう。

規定値内に収まっていないと車検検査時に不合格となります。車検におけるタイヤサイズ変更のポイントは以下の通りです、

● タイヤ外径が純正タイヤサイズと同等になっている
● タイヤ、ホイールリムが車体からはみ出ない
● タイヤが車体やフェンダーに干渉しない
● 荷重指数(ロードインデックス)が車体の基準を下回らない

ポイントとして、タイヤ外径とタイヤ幅は、純正サイズとピッタリ一致していなくても、ある程度の「許容範囲」が設定されています。
したがって、以下の目安も覚えておきましょう、

項目 許容範囲
タイヤ外径 純正サイズから+2%、もしくは-3%
タイヤ幅 純正サイズから+20mm、もしくは-10mm

インチアップサイズ

デリカD5のインチアップでおすすめのサイズは、以下の表になります。

デリカD5のインチアップに関しては、現在16インチを履いている方が検討することになると思いますので、215/70R16を基準としたインチアップサイズです。

本来インチアップはホイールサイズを上げることを指しますが、デリカD5は同じ16インチで外径や太さを変えるカスタムが非常に人気です。

尚、以下サイズは見た目の印象だけでなく、車検も考慮し、定められている規定値内におさまっているタイヤサイズのみを記載していますので、ご安心ください。

タイヤサイズ タイヤ幅 タイヤ外径 ホイール径 対応ホイール幅
225/70R16 225mm 721mm 16インチ 6〜7
235/70R16 235mm 735mm 16インチ 6〜8
225/65R17 225mm 724mm 17インチ 6〜8

フェンダーやタイヤハウスの関係もありますので、インチアップする際はタイヤ専門店へ一度相談しておくのがおすすめです。

インチダウンサイズ

デリカD5のインチダウンでおすすめのサイズは、上記のインチアップサイズと同じになります。

多くのユーザーが、225/55R18を履いていると思いますので、デリカD5では圧倒的にインチダウンが人気のカスタムとなっております。

特に、2インチダウンの16インチを選ぶというのが、定番のカスタムといえるでしょう。

ちなみに、16インチが人気の理由として、選べるホイールの種類が多く、好みのデザインにできるという点も大きいと思います。

インチダウンに関しても、一度タイヤ専門店に相談してからサイズを決めるようにしておくと間違いありません。

【サイズ早見表】新型デリカD5にマッチするおすすめホイールは?

【サイズ早見表】新型デリカD5にマッチするおすすめホイールは?

デリカD5はアウトドア感溢れる車体になるため、足元はとことんこだわっておくと、魅力を最大限引き出せます。

ホイールサイズの紹介とおすすめのホイールを紹介しておきます。

尚、今回紹介するホイールはデリカD5のカスタムでも大人気のホイールで、定番になりつつあるモデルですが、選んで損はありませんのでぜひ参考にしてみてください。

新型デリカD5の純正ホイールサイズ一覧表

16インチの場合
ホイールサイズ 16×6.5J
オフセット(インセット) 38mm
PCD 114.3mm
ボルト穴数 5穴
ハブ径 67mm
ホイールナットサイズ M12×1.5
18インチの場合
ホイールサイズ 18×7.0J
オフセット(インセット) 38mm
PCD 114.3mm
ボルト穴数 5穴
ハブ径 67mm
ホイールナットサイズ M12×1.5

上記が純正ホイールサイズになります。

おすすめホイール

もし、新しくホイールも交換するのであれば、今回の商品を選んでおけば失敗はないと思います。

デリカD5は、オフ形ホイールとの相性が良く、車体のデザイン性が抜群に増しますので、ぜひ履き替えをおすすめします。

● デルタフォース:オーバル
● 4×4エンジニアリング:エアジーロックス

また、もっとデリカD5の装着画像を見たい方はベスト写真館もご覧くださいね。

また、ホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、こちらもぜひお試しください。

デルタフォース:オーバル

デルタフォース:オーバル

公式サイトへ

オフ形ホイールの代表格ともいえるのが、デルタフォースのオーバルです。

デリカD5の定番カスタムになりつつありますが、未だに人気が止まる気配はなく、オーバルを要望されるお客様が非常に多い状況となっています。

特に、オーバルとブロック系タイヤの組み合わせは王道となっており、おしゃれかつアウトドア感溢れるデリカD5に仕上がります。

デルタフォース:オーバル装着画像

公式サイトより

スタッドレスタイヤは、夏タイヤと比べればデザイン性の弱い商品が多くなってしまいますが、こちらのオーバルと合わせれば、どんなスタッドレスタイヤを選んでもアウトドア感が十分に感じられるはずです。

ホイール自体もデリカD5専用に設計されているサイズもあり、スペーサー等も不要になりますので、取付に関して不安要素もありません。

カラーは、「マットブラック」「マットスモークポリッシュ」「ブラックマシニング」の3色展開です。

4×4エンジニアリング:エアジーロックス

4×4エンジニアリング:エアジーロックス

公式サイトへ

アウトドア感にインパクトとワイルドさを加えたホイールとして人気なのが、4×4エンジニアリングのエアジーロックスです。

デリカD5のドレスアップに人気のホイールになっており、お洒落かつ男らしさも感じられるようなデザインに仕上がっています。

どんなスタッドレスタイヤと合わせてもマッチしますし、冬の時期でもこだわった足元を演出できるのが魅力です。

4×4エンジニアリング:エアジーロックス装着画像

公式サイトより

リムは印象的なダイアカット加工がされているため、よりホイールの輪郭を際立たせてくれるので、足回りのインパクトが増すようになっています。

カラーも定番の「マットブラック」に加えて、アルミ本来の質感を感じられる「ステルスブロンズブラッシュド」が用意されていますので、オリジナル性を出したい方にもおすすめです。

デリカD5のスタッドレスをお探しならタイヤワールド館ベストへ

デリカD5のスタッドレスをお探しならタイヤワールド館ベストへ

デリカD5はアウトドア感が強く、他のミニバンとは違った良さを持つ車です。
冬でもアクティブに出かける方も多いと思いますので、安全に走行するための準備はしっかりしておきましょう。

特に、冬道はスタッドレスタイヤの品質や状態がなによりも重要です。
劣化が進んでいる、購入から3年以上経っているのであれば、ぜひ交換を検討してみてください。

タイヤの購入先で迷っているのであれば、タイヤワールド館ベストが運営するオンラインショップをおすすめします。

豊富な在庫を常に揃えているのはもちろんのこと、検索機能が充実・分かりやすいため、誰でも乗っている車に最適なタイヤを探し出すことができます。

また、購入だけでなく車への取付手配をオンラインショップ上で手配できるため、お客様は手間なく、履き替えが可能です。

取付も、お客様が住んでいるエリアから近くの整備工場や取付店を選べますので、ご安心ください。

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ピレリのスタッドレスタイヤを徹底比較!アイス性能の特徴や金額相場・おすすめモデルを紹介

「ピレリのスタッドレスタイヤの特徴を知りたい。」「自分の自動車に合ったピレリのスタッドレスタイヤを教えてほしい。」

冬が近づいてきて、スタッドレスタイヤに履き替えようか悩んでいる方も多いですよね。

このような悩みを持たれている方は、ぜひピレリのスタッドレスタイヤについて説明しているこの記事を読んでみてください。

コストパフォーマンス重視や耐久性重視など、あなたの条件に合ったピレリのスタッドレスタイヤを見つけることができますよ。スタッドレスタイヤをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてください。

ピレリのスタッドレスタイヤの特徴とは?

ピレリのスタッドレスタイヤの特徴とは?

ピレリのスタッドレスタイヤの特徴は以下のようなものがあります。

  1. 氷雪路での優れたグリップ力
  2. 快適なハンドリング性能
  3. 高い耐久性と寿命

ここから各特徴について説明します。

1.氷雪路での優れたグリップ力

ピレリのスタッドレスタイヤは複雑で、立体的な形状の「新3Dサイプ」を取り入れているのが特徴です。

新3Dサイプと2Dサイプを組み合わせた形状のハイブリッド・トレッドブロックを採用していて、グリップ力が向上しています。

グリップ力が向上することで、凍結した道路でも安定してカーブを曲がることが可能です。

2.快適なハンドリング性能

ピレリのスタッドレスタイヤは「低ポイドレシオ」という、地面の接地面に対するタイヤ溝の割合を小さくすることで、地面への接地面積を増やしています。その結果、氷上でもハンドリングが安定した運転をおこなえます。

3.高い耐久性と寿命

ピレリのスタッドレスタイヤは新配合のコンパウンドによって低温域での柔軟性が向上しています。これによって、スタッドレスタイヤの寿命末期の直前まで性能を持続させることが可能です。

また、性能を長期間持続できることによって、タイヤを交換するスパンを長くすることができるので、コスト削減にもつながります。

ピレリのスタッドレスタイヤシリーズ一覧

ピレリのスタッドレスタイヤシリーズ一覧

ピレリのスタッドレスタイヤには、さまざまなシリーズがあり、それぞれ異なる特性を持っています。主要モデルは「アイス(ICE)」「ソットゼロ(SOTTOZERO)」「スコーピオン(SCORPION)」「Pゼロ(P ZERO™)」で、各シリーズの特徴を紹介します。
※金額は執筆時点です。最新の価格は詳細リンクページからご確認ください。

シリーズ モデル 特徴
アイス アイス・ゼロ・アシンメトリコ アジアパシフィック市場向けに開発されたモデル。サイズ展開も広く、ピレリスタッドレスのフラッグシップタイヤ。
アイス・アシンメトリコ・プラス
アイス・アシンメトリコ
ソットゼロ ウィンター・ソットゼロ3 プレミアムカー向けに設計された冬用タイヤ
スコーピオン スコーピオン・ウィンター SUV向けに開発されたスタッドレスタイヤ。コンパクトSUVのサイズ展開を行っており、幅広い車種に適合します。
スコーピオン・ウィンター2
Pゼロ Pゼロ・ウィンター ハイパフォーマンス車両向けに開発されたウィンタータイヤ。夏用の「P ZERO™」シリーズと同等のドライビング体験を冬季にも提供することを目指している。

アイス・ゼロ・アシンメトリコ

アイス・ゼロ・アシンメトリコ

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アイス・ゼロ・アシンメトリコは、2022年に発売された最新モデルで、日本の積雪が多かったり、ウェットな路面が出現しやすい厳しい冬の環境でも対応できるように特別に開発されました。

アイス・ゼロ・アシンメトリコに採用されている「スクエアブロック」によって、効果的に地面とタイヤを接地することができ、ハンドリングやブレーキ性能などの冬の路面のドライブに必要な機能が向上しています。

また、「ダブル・サイドトゥサイド・グルーブ」は、2本のジグザグ溝が接地面を均等に分圧するので、ウェットした路面でも柔軟に適応して運転することが可能です。

金額相場はタイヤ単品で13,300円〜、ホイールセットで76,500円〜です。

最安サイズ 金額(1本) ホイールセット
175/65R15 13,300円 76,500円〜

アイス・アシンメトリコ・プラス

アイス アシンメトリコ プラスは、アイスアシンメトリコに採用された「デュラ・フレキシィコンパウンド」をベースとして、シリカ、レジン樹脂、フィラー、プラスディサイザーなどの配合を改善させることで、持続性が向上しています。

また、3ヶ所のエッジポケットによってタイヤと雪の間でラック&ピニオン作用(ステアリング ホイールの回転運動を車輪の回転に必要な直線運動に変換することで、車両を正確に制御する機能)を作り出します。これによってより安心・安全に雪道を運転することが可能です。

アイス・アシンメトリコ

アイスアシンメトリコは2014年に発売されたモデルで、日本市場向けに開発されました。

例えば、「3Dバタフライサイプ」はエッジ部分と地面との接地面積を増やすことで、コーナーでのハンドリング性能を高められるのが特徴です。また、中央ブロック部分の「ソフトコアブロック」によって、路面との接地面積が常にぶれないように調整できます。接地面積がぶれないことで安定したグリップが可能となり、ブレーキ性能が高くなっています。

最後に、標準で搭載されている非対称性の溝のおかげでハイドロプレーニングのリスクを回避することができて、事故の危険性を下げることに寄与できます。

ウィンター・ソットゼロ3

WINTER SOTTOZERO™ 3

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ピレリの高性能スタッドレスタイヤであるウィンター ソットゼロ3は、プレミアムカー向けに設計されていて、あらゆる冬の気象条件下であっても高い安全性やコントロールを発揮することが可能です。

一部サイズではランフラット技術を採用しており、パンク時でもタイヤの空気が一気に抜けることなく、一定距離(約40km)を走行できます。また、 ノイズキャンセリングシステムによって、車内に伝わるタイヤの騒音を大幅に減少できて、快適な空間を作り出します。

金額相場はタイヤ単品で41,300円〜、ホイールセットで195,600円〜です。

最安サイズ 金額(1本) ホイールセット
205/50R17 XL AO1 41,300円 195,600円〜

スコーピオン・ウィンター

スコーピオンウィンター

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スコーピオン ウィンターは、現代のSUVやCUV向けに設計されたスタッドレスタイヤで、特にハイエンドセグメントに焦点を当てています。

17インチから22インチまでの幅広いサイズを提供していて、さまざまなSUVやCUVに対応可能です。

また、低ノイズと低転がり抵抗によって、快適な乗り心地と燃費効率の向上を実現しています。さらに、この技術は冬の厳しい路面状況でも安定したハンドリングを提供し、長時間運転時の疲労軽減にも寄与しています。

金額相場はタイヤ単品で40,500円〜、ホイールセットで255,600円〜です。

最安サイズ 金額(1本) ホイールセット
255/60R18 XL 40,500円 255,600円〜

スコーピオン・ウィンター2

スコーピオンウィンター2

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スコーピオンウィンター2は、ハイパフォーマンスSUV向けのスタッドレスタイヤです。

両サイドのショルダー部まで繋がる連続した千鳥格子状の V 字型デザインによって、雪上でもグリップやハンドリングに優れたパフォーマンスを発揮します。

また、水を排出するための追加フローを持ったメイングルーブを切削することで、アクアプレーニング(タイヤが水たまりや濡れた路面を高速で走行した際に、タイヤと路面の間で水膜ができてタイヤが浮き上がり、ハンドルやブレーキの操作が効かなくなる現象)に対してうまく適応することが可能です。
金額相場はタイヤ単品で35,300円〜、ホイールセットで171,900円〜です。

最安サイズ 金額(1本) ホイールセット
245/65R17 XL 35,300円 171,900円〜

Pゼロ・ウィンター

Pゼロ ウィンター

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Pゼロ ウィンターは、ハイパフォーマンス車両向けに設計された冬用タイヤで、夏用のP ゼロと同等のドライビングを冬でもおこなえることを目指して開発されました。

タイヤ外側のショルダー部はサイプ密度が低く、かつ剛性の高いブロックで構成されており、コーナリング時の横力を効果的に制御することができます。急ハンドルをきったときでもスリップする危険性が低減します。

また、内側のショルダー部はサイプ密度が高く、多方向の溝を持つ設計となっていて、雪上でのトラクションとブレーキング性能を最大化しています。 ブレーキがかかりにくい冬の路面でも止まりやすくなっているのが特徴です。
金額相場はタイヤ単品で62,500円〜、ホイールセットで310,700円〜です。

最安サイズ 金額(1本) ホイールセット
255/45R19 XL MO1 62,500円 310,700円〜

自分に合ったピレリのスタッドレスタイヤを選ぶポイント

自分に合ったピレリのスタッドレスタイヤを選ぶポイント

ここまでピレリのスタッドレスタイヤの特徴をお伝えしてきましたが、最後にピレリのスタッドレスタイヤの選び方を、条件に合わせて3つお伝えしていきます。

  1. 使用する地域や気候に合わせて選ぶ
  2. 車種に適したシリーズを選ぶ
  3. 運転スタイルに合わせたモデルを選ぶ

以上のポイントをこれから説明します。

1.使用する地域や気候に合わせて選ぶ

積雪の多さや、路面のウェットさに合わせたスタッドレスタイヤを選ぶのが重要です。

北海道などの氷雪が頻繁に発生する地域では、アシンメトリコ プラスなどの氷上性能や雪上性能が優れたスタッドレスタイヤを選択するのがいいでしょう。

雪道や凍結した道路でもしっかりとハンドリングやブレーキングを制動できるスタッドレスタイヤを選ぶことで、スリップなどの事故を抑止することができます。

また、関東地方などの降雪量が少ないけれども、ウェット路面が多い地域では、Pゼロウィンターなどのウェット路面でのハンドリング性能が高く、都市部で快適に走行できるスタッドレスタイヤを選ぶのをおすすめします。

また、耐久性も高いので乾いた路面を走行していっても、タイヤを摩耗しにくく長い期間タイヤを使用することが可能です。

2.車種に適したシリーズを選ぶ

ピレリのスタッドレスタイヤを車種に合わせて選んでいくと、
アイス ゼロ アシンメトリコは、コンパクトカー、セダン、ミニバンなど幅広い乗用車に対して使用できます。スタッドレスタイヤでどれを選んでいいか迷ったら、先ず選択肢のひとつに入れるといいかもしれません。

また、スコーピオンウィンター2は、高性能SUVや大型クロスオーバー車に最適で厳しい冬の条件下でも高い安全性とパフォーマンスを発揮します。 スノーボードなどのウィンタースポーツによくいかれる方には、最適なスタッドレスタイヤとなるでしょう。

3.運転スタイルに合わせたモデルを選ぶ

運転スタイルに合わせたピレリのスタッドレスタイヤの選び方として、スポーティな運転を楽しみたい方は、Pゼロウィンターがいいでしょう。高速走行時やコーナリングでの安定性が優れており、スポーツカーや高性能セダンを運転している方には最適です。

また、自動車を日常使いとして使用していて、コストパフォーマンスが良いスタッドレスタイヤを求めている方は、アシンメトリコ プラスなどの十分な氷雪性能と耐久性を兼ね備えながらも価格を抑えたモデルを選択するといいですね。

ピレリスタッドレスタイヤのメンテナンス方法

ピレリスタッドレスタイヤのメンテナンス方法

スタッドレスタイヤの寿命を延ばし、性能を維持するためのメンテナンス方法を3つのポイントに絞って説明します。

● タイヤの空気圧を定期的に確認する
● シーズンごとにタイヤの位置をローテーションする
● タイヤの溝と摩耗状態をチェックする

タイヤの空気圧を定期的に確認する

タイヤの空気圧を適正に維持することは安全に運転するために重要なことです。また、適正な空気圧を維持することで、タイヤ寿命が大幅に延び、車両性能や燃費も最適化されます。

おおよそ月に1回程度か、長距離運転をする前後にタイヤチェックを実施することをおすすめします。特に気温が大きく変化する季節の変わり目には、空気圧が変動しやすいため、こまめな確認が必要です。

シーズンごとにタイヤの位置をローテーションする

タイヤローテーションは、タイヤの摩耗を均一に保つために、前後または左右のタイヤ位置を定期的に入れ替える作業です。

タイヤローテーションを行うことで、タイヤの摩耗を均一化できることからハンドリングやブレーキ性能を安定させます。また、全体の摩耗が均等であれば、4本のタイヤを同時に交換できて、コスト削減につながります。

タイヤローテーションの頻度としては、走行距離が5,000~10,000kmごとか、半年に一度くらいはタイヤの摩耗を確認しながら行うといいでしょう。

タイヤの溝と摩耗状態をチェックする

タイヤの溝の深さと摩耗状態を定期的にチェックすることで、スタッドレスタイヤの性能を最大限に引き出し、安全で快適にドライブすることができます。

スタッドレスタイヤは溝の深さが4mm以下になると性能が大幅に低下するので、定期的にチェックすることが重要です。

溝の深さを点検するプラットホームは、タイヤサイド4カ所 の接地面に存在します。 また溝に100円玉を差し込んで1の字が見えたら残り半分(ほぼ5mm)以下ということになるので、1の数字が見えたらタイヤを交換するようにするといいですね。

使用後は正しい保管方法でタイヤを守る

スタッドレスタイヤを次シーズンも安全に使用するためには、タイヤの清掃や乾燥した後に、湿気や直射日光を避けた環境で保管することが重要です。

タイヤ専用カバーやラックを活用し適切に管理できれば、ゴムの劣化を防ぎ、さらにタイヤの寿命を延ばすことができます。

また、タイヤを積み重ねる場合は、適度に位置を変えて負担を分散させると、タイヤの形状変化を防ぐ効果があります。保管環境の見直しと定期的なゴム溝の深さなどの点検を心がければ、次のシーズンでも安心して使用できるでしょう。

ピレリのスタッドレスタイヤならタイヤワールド館ベストへ

ピレリのスタッドレスタイヤならタイヤワールド館ベストへ

ピレリのスタッドレスタイヤは、車種や運転する環境によって適切なモデルが異なります。愛車に合った適切なスタッドレスタイヤを選びましょう。

タイヤワールド館ベストのオンラインショップでは、車種を入力するだけで、あなたの愛車にぴったりのスタッドレスタイヤを簡単に見つけることができるので非常に便利です。全国に約4,000のタイヤ交換の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

ピレリのスタッドレスタイヤをお探しの際は、タイヤワールド館ベストをぜひチェックしてみてください。

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グッドイヤーのスタッドレスは滑る?ICE NAVIシリーズ一覧の特徴や相場を徹底解説

「コストパフォーマンスがいいスタッドレスタイヤを見つけたい」
「自分の自動車に合ったスタッドレスタイヤが分からない」

冬が近づいてきて、スタッドレスタイヤに履き替えようか悩んでいる方も多いですよね。

このような悩みを持たれている方は、ぜひグッドイヤーのスタッドレスタイヤについて説明しているこの記事をぜひご一読ください。

コストパフォーマンス重視や耐久性重視など、あなたの条件に合ったグッドイヤーのスタッドレスタイヤを見つけることができますよ。

スタッドレスタイヤをお探しの方はぜひ参考にしてみてください。

グッドイヤーのスタッドレスは本当に滑るのか?

グッドイヤーのスタッドレスは本当に滑るのか?

ネットでグッドイヤーの評判について検索すると、「グッドイヤーは滑りやすい」などの口コミが投稿されているサイトがあります。

グッドイヤーは多くのユーザーがいるので、どうしても口コミや評判で悪く書かれる時もあるようです。

しかし、グッドイヤーは世界中の雪が降る地域の多くの人々に愛用されています。もし、滑って効かないことが本当であれば、今ごろニュースに取り上げられているはずです。

それでは、実際にスタッドレスタイヤを使用したとしても、どうしても滑ってしまう時の原因をお伝えしていきます。

滑ると言われるのは装着状況や路面が原因

冬の道路を走行している時に自動車が滑る原因をお伝えします。
原因としては、

● 氷上の水膜
● 荒い運転操作やスピードの出しすぎ
● スタッドレスタイヤが適切な時期に交換されていない

などが考えられます。それらの理由を以下に詳しく説明していきます。

氷上の水膜

凍結した路面では、自動車の走行による荷重や、気温が0℃~10℃になったりすると、路面上の氷が溶け出します。そのような環境下で、走行中にタイヤが氷上の水膜に乗り上げてしまうと、摩擦力をほとんど発生させることができません。そうなると、自動車が滑ってしまいます。

スタッドレスタイヤには水膜を吸収する機能が備わっていますが、それでも水膜に乗り上げてしまうと滑ってしまうので、慎重に運転することが重要です。

荒い運転操作やスピードの出しすぎ

冬の路面では、スピードを出すほど自動車のコントロールが難しくなります。また、自動車運動を支えるグリップ力も弱くなるので、そのような中、急にハンドルを切るなどの操作を行うと自動車がスリップしてしまうことに繋がるでしょう。

このように、冬場の運転は荒い運転操作やスピードの出しすぎなどの人為的要因によって事故が起こる危険性が高まるので注意が必要です。

スタッドレスタイヤが適切な時期に交換されていない

スタッドレスタイヤは劣化してゴムが硬くなると性能が落ちてしまいます。ゴムの硬化は滑る原因となるので、使用開始から3年程度経過したらタイヤ交換の検討が必要です。

グッドイヤーの特徴

グッドイヤーの特徴

グッドイヤーのタイヤは最高峰の自動車レースである「F1」でも採用されていて、そのレースで培った技術を我々が乗っている一般自動車のタイヤにも活用しています。

また、雨や雪などの悪天候な条件下であっても、しっかりと対応できるようなグリップ力を持っているタイヤが多いことも特徴です。

グッドイヤーのスタッドレスタイヤは、タイヤを装着して走り始めたらすぐに最高のパフォーマンスを発揮できる即効性がありながら、その高いパフォーマンスを長期間持続できる耐久性も持ち合わせています。この長期間使用できる点は、環境保全へと繋がるでしょう。

● 滑りにくさを実現するICE NAVIシリーズの技術
● 滑りにくい評価の実績が豊富

これらのアイスナビの強みについて、詳しく見ていきましょう。

滑りにくさを実現するICE NAVIシリーズの技術

ICE NAVIには、「マルチ・ディレクショナルナル・エッジ」という多方向にラグ溝やスロットを配置していて、氷上ブレーキでも止まりやすくなっています。また、ウルトラ・NAVIブレードで雪の上でもグリップしやすい構造になっているのが特徴です。

滑りにくい評価の実績が豊富

実際にICE NAVIのユーザーレビューとして、「コスパよく家計に優しい」や、「横すべり感が少なく、安心して運転できる」などが投稿されています。

また、ICE NAVI 8では、多方向にラグ溝やスロットを配置することにより、氷上ブレーキ時の引っかき効果をより発揮します。従来品と比較すると、エッジ成分の増加や、コンパウンドの改良によって氷上ブレーキ性能が8%向上しているのが特徴です。

グッドイヤーのスタッドレス「ICE NAVIシリーズ」の特徴を紹介

グッドイヤーのスタッドレス「ICE NAVIシリーズ」の特徴を紹介

この章では、より詳しく「ICE NAVIシリーズ」の特徴について解説していきます。
ICE NAVIシリーズの特徴しては、

  1. 滑りやすさを支えるコンパウンド技術
  2. 氷雪路でのグリップ力を高めるトレッドパターン
  3. モデルごとの滑りにくさの技術進化

などがあります。ここから1つずつ説明します。

1.滑りにくさを支えるコンパウンド技術

ICE NAVIは、柔軟性が高い、極小シリカのゴム(エキストラ・コンタクト・コンパウンド)が採用されているのが特徴です。

これにより、ゴムの密着効果と新しいトレッドパターンのひっかき効果によって、氷上でのブレーキ性能が向上しています。

2.氷雪路でのグリップ力を高めるトレッドパターン

ICE NAVIは、非対称のアシメトリックNAVIパターンを採用しているのが特徴です。最適化されたプロファイルでトレッド部の剛性を強化し、ハンドリング性能と安定性が向上されています。

3.モデルごとの滑りにくさの技術進化

ICE NAVIはSUV専用のタイヤなど、さまざまな自動車に対応したタイヤを販売しています。各タイヤによって特徴が違うので、ここからはタイヤジャンルごとにチェックしていきましょう。

たとえば、ICE NAVI 8には「アシメトリックNAVIパターン」が搭載されていて、従来品よりコーナリング性能が5%改善しています。

さらにICE NAVI SUVには、ICE NAVI SUV専用パターンが導入されていて、接地形状が最適化されているのが特徴です。路面への接地形状を最適化することにより、雪上のグリップが向上しています。

次の章で各ICE NAVIシリーズの特徴について説明しますので、ぜひ読んでみてください。

ICE NAVIシリーズのモデル一覧表

この章では、アイスナビシリーズの特徴について説明していきます。

  1. アイスナビSUV
  2. アイスナビ 8
  3. アイスナビ 7
  4. アイスナビ カーゴ

また、金額は執筆時のものとなりますので、最新版はリンク先の商品ページからご確認くださいね。

ICE NAVI SUV

アイスナビ SUV

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ICE NAVI SUVはその名の通り、SUV専用のタイヤシリーズです。「低発熱アクアフィラー for SUV」によって、従来品よりも2%耐久性が向上しています。

さらに、「ICE NAVI SUV 専用パターン」によって、路面への接地形状を最適化したことにより、パターン剛性が49%UPしているのが特徴です。

これらによってしっかりと耐久性を保ちながら、グリップが安定した状態で運転できます。タイヤ単品の金額相場は、13,270円〜50,900円です。

車種 サイズ 金額(1本) ホイールセット
ミニバン 215/65R16 17,630円
104,400円

ICE NAVI 8

アイスナビ 8

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乗用車向けのICE NAVI 8は、「ウルトラ・NAVIブレード」によって、非対称パターンとプロファイルが最適化されて、広範囲の路面へ均一に接地することが可能となりました。

また、OUT側の接地面積が増えたことで、旋回時のグリップが5%向上しています。最後にICE NAVI 8専用構造プロファイル設計によって安定した運転が可能となりました。
タイヤ単品の金額相場は、7,050円〜51,810円です。

車種 サイズ 金額(1本) ホイールセット
軽自動車 155/65R14 9,010円 58,500円
コンパクトカー 195/65R15 15,030円 88,100円
ミニバン 215/65R16 18,660円 107,800円

ICE NAVI 7

アイスナビ 7

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ICE NAVI 7では、圧雪された雪道でもより安定した走行が可能となるように、トレッド面に横方向の太い溝をジグザグに配置したバイティング・スノー・デザインを採用しています。これにより、確実に雪をつかむことができるようになり、雪上でのブレーキ・発進性能が向上しています。

また、本来なら摩耗の激しいドライ路面においても、新しいパターンデザインによって接地形状を最適化させることができます。その結果、接地圧が分散されて偏摩耗を抑制することが可能です。

最後に新しいゴムがタイヤの発熱を抑えることで、転がり抵抗を従来品と比べて4%低減しました。

ICE NAVI CARGO

アイスナビカーゴ

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ICE NAVI CARGOは、VAN専用スタッドレスタイヤに求められる機能が上手くバランスされているスタッドレスタイヤです。

商用車でも重視していきたいロングライフ性能において、フラットプロファイルを採用した結果、従来品よりもロングライフ性能テストが47%改善しています。
タイヤ単品の金額相場は、21,300円〜36,100円です。

サイズ 金額(1本) ホイールセット
195/80R15 107/105 21,300円 112,700円
195/65R15 36,100円 186,700円

自分に合ったグッドイヤーのスタッドレスの選び方

自分に合ったグッドイヤーのスタッドレスの選び方

ここまでグッドイヤーのスタッドレスタイヤの特徴をお伝えしてきましたが、最後にグッドイヤーのスタッドレスタイヤの選び方を、条件に合わせてお伝えします。

  1. 車種に合わせて適切なモデルを選ぶ
  2. 走行頻度と路面状況に合わせた選び方
  3. コストパフォーマンスと耐久性を考慮して選ぶ

1.車種に合わせて適切なモデルを選ぶ

グッドイヤーのスタッドレスタイヤはSUV、乗用車、バンなどのモデルに合わせたスタッドレスタイヤシリーズを販売しています。

「ICE NAVI SUV」はSUV専用のモデルで、雪や氷の路面に適したトレッドパターンとゴム素材を使用し、SUVの重さに耐えながらも高いグリップ力を発揮するのが特徴です。

また、「ICE NAVI CARGO」は、バンや商用車に適したモデルで、荷物を積んだ状態でも安定した走行ができるよう、トレッドパターンや耐久性が強化されています。

このように、車種に合わせたスタッドレスタイヤを選ぶと、冬の雪道でもより快適に運転することが可能です。

2.走行頻度と路面状況に合わせた選び方

グッドイヤーのスタッドレスタイヤには、雪道やアイスバーンの頻度や走行環境に応じて様々なモデルが用意されています。いくつか選び方のポイントがあるのでお伝えします。

● 雪道・アイスバーンの頻度に応じた選び方
● 積雪・凍結の路面への耐性

雪道・アイスバーンの頻度に応じた選び方

アイスバーンが多い地域や頻繁に凍結する道路を走行する場合は、氷上性能を重視したモデルを選ぶのがおすすめです。

例えば、通勤や買い物で使用する都市部の乗用車には、氷上と雪上性能のバランスが良いモデルが適していますし、豪雪地帯や雪道での走行が中心となる場合には、雪上性能が高いモデルを選ぶのがいいでしょう。

積雪・凍結の路面への耐性

氷点下が長く続く地域や凍結した路面が多い場所では、氷上性能が優れたモデルを選びましょう。例えば、ICE NAVI 8やICE NAVI SUVが適しています。

ほかに、冬の天候が変わりやすい地域では、バランスが良くオールラウンドで使用できるモデルが便利です。都市部での使用なら、ICE NAVI 8を選ぶのがいいでしょう。

これらのポイントを踏まえ、走行する環境や車種に最適なスタッドレスタイヤを選ぶことで、安全で快適な運転が実現します。

3.コストパフォーマンスと耐久性を考慮して選ぶ

雪道がそれほど多くなく、通常の冬道対策ができれば十分という方や、都市部での使用される場合は、旧モデルである「ICE NAVI 7」を選択するのも1つの手段です。最新モデルほど高性能ではありませんが、雪や氷の路面に十分なグリップ力を発揮することが可能ですし、価格を抑えることができます。

また、最新モデルの「ICE NAVI 8」は、摩耗しにくいゴム素材を使用しており、従来モデルに比べて耐久性が向上しています。性能の劣化が少なく、長期間高い性能を維持しやすい点も魅力です。耐久性を意識される方にはICE NAVI 8を選ぶといいでしょう。

最後に、耐久性を維持するためにはタイヤを正しく保管するのが重要です。シーズンオフの際は、直射日光を避けた冷暗所に保管し、タイヤラックやカバーを使用するといいでしょう。これにより、スタッドレスタイヤの寿命を延ばし、コストパフォーマンスをさらに向上させることが可能となります。

グッドイヤーのスタッドレスは、タイヤワールド館ベストへ

グッドイヤーのスタッドレスは、タイヤワールド館ベストへ

グッドイヤーのスタッドレスタイヤは、車種や運転する環境によって適切なモデルが異なります。愛車に合った適切なスタッドレスタイヤを選びましょう。

タイヤワールド館ベストのオンラインショップでは、車種を入力するだけで、あなたの愛車にぴったりのスタッドレスタイヤを簡単に見つけることができるので非常に便利です。

グッドイヤーのスタッドレスタイヤをお探しの際は、タイヤワールド館ベストをぜひチェックしてみてください。

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【スズキ】ジムニーシエラのスタッドレスタイヤおすすめ5選!タイヤ・ホイールサイズ早見表も公開

今年の冬も段々と近づいており、そろそろスタッドレスタイヤへ交換することを考えている方も多いはず。

交換前に、スタッドレスタイヤの状態はいかがでしょうか。

もし、「ひび割れしている」「購入してから3年以上経っている」「溝が購入時よりも大幅に少ない」のであれば、即交換は必須かもしれません。

特にジムニーシエラのユーザーであれば、アウトドア派も多いと思うので、冬道を安全に走行するための装備はしっかりしておくべきでしょう。

今回は、ジムニーシエラのスタッドレス交換をする際に必要な情報を解説していきます。
よく分からないタイヤやホイールサイズ、おすすめのスタッドレスタイヤについて、厳選した情報だけをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

ジムニーシエラの型式一覧

ジムニーシエラの型式一覧

ジムニーシエラの型式は、過去のモデルを全て含めると年式別で5種類存在します。
型式によってタイヤサイズは異なるので、ご自身が乗っている型式をしっかり把握しておきましょう。

型式は、下記の表になります。

年式 型式
1993年5月〜1995年10月 JB31W
1995年11月〜1997年11月 JB32W
1998年1月〜2000年3月 JB33W
2004年4月〜2018年6月 JB43W
2018年7月〜2024年11月現在 JB74W

ちなみに、年式や型式の情報は車検証に全て記載されていますので、そちらで確認することも可能です。

ジムニーシエラのタイヤサイズ早見表

ジムニーシエラのタイヤサイズ早見表

では、ジムニーシエラのタイヤサイズを型式別で紹介していきます。

スタッドレスタイヤを選び始める前に、純正サイズを把握しておきましょう。

新型JB74型

前輪サイズ 後輪サイズ タイヤ外径
195/80R15 96S 195/80R15 96S 693mm

新型ジムニーシエラの純正サイズは、「195/80R15 96S」となります。

新型ジムニー(軽自動車)の純正サイズが16インチになるため、混同しやすいですが、ジムニーシエラの純正サイズは「15インチ」になりますので、認識を間違えないようにしてください。

軽自動車であるジムニーに関する記事はこちらを参考にしてください。

旧型JB43W型/JB33W型/JB32W型/JB31W型

旧型のジムニーシエラは、どの型式でも205/70R15が純正タイヤサイズです。

型式 前輪サイズ 後輪サイズ タイヤ外径
JB43W 205/70R15 205/70R15 668mm
JB33W 205/70R15 205/70R15 668mm
JB32W 205/70R15 205/70R15 668mm
JB31W 205/70R15 205/70R15 668mm

新型ジムニーシエラのインチアップサイズはいくつ?

新型ジムニーシエラのインチアップサイズはいくつ?

ジムニーオーナーはカスタム好きも多いため、タイヤ交換に合わせてインチアップ等のドレスアップを考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は新型ジムニーシエラJB74W型にフォーカスして、インチアップ・インチダウンのサイズを解説していきます。

尚、JB74W型の純正タイヤサイズは、「195/80R15」になりますが、外径サイズなど詳細サイズは以下となります。

項目 サイズ
タイヤ外径 693mm
タイヤ幅 195mm
扁平率 80%

タイヤサイズを変更する際は、車検におけるタイヤサイズ変更のルールも確認しておきましょう。規定値内に収まっていないと車検検査時に不合格となります。

※車検におけるタイヤサイズ変更のルール

・タイヤ外径が純正タイヤサイズと同等になっている
・タイヤ、ホイールリムが車体からはみ出ない
・タイヤが車体やフェンダーに干渉しない
・荷重指数(ロードインデックス)が車体の基準を下回らない

ポイントとして、タイヤ外径とタイヤ幅は、純正サイズとピッタリ一致していなくても、ある程度の「許容範囲」が設定されています。
したがって、以下の目安も覚えておきましょう、

項目 許容範囲
タイヤ外径 純正サイズから+2%、もしくは-3%
タイヤ幅 純正サイズから+20mm、もしくは-10mm

インチアップのおすすめサイズ

ジムニーシエラのインチアップでおすすめのサイズは、以下となります。

尚、以下サイズは見た目の印象だけでなく、車検も考慮し、定められている規定値内におさまっているタイヤサイズのみを記載していますので、ご安心ください。

タイヤサイズ タイヤ幅 タイヤ外径 ホイール径 対応ホイール幅
205/70R16 205mm 693mm 16インチ 5〜7
215/70R16 215mm 707mm 16インチ 5.5〜7
225/70R16 225mm 721mm 16インチ 6〜7

225/70R16はタイヤ幅の厚みもあるため、車体の迫力が非常に増しますが、車検も考慮するとギリギリのサイズです。

余裕を持ちたい場合は、215/70R16がおすすめです。
※リフトアップ等をしていないノーマル車体を基準にしています。

インチダウンはできる?

ジムニーシエラのインチダウンは、カスタム好きの一部ユーザーがしていますが、「適合するホイールが限られている」「ホイールが高価になる」など、「とことんこだわりたい」ユーザー向けの選択肢です。

希少性の高いホイールが必要になることも多いので、一般ユーザーにはあまりおすすめできません。

それでも挑戦したい方は、一度タイヤ専門店やカスタムショップに相談するのがベストです。

ジムニーシエラの純正ホイールサイズはいくつ?

ジムニーシエラの純正ホイールサイズはいくつ?

タイヤ交換に合わせて、ホイール交換を考えている方も多いと思います。

型式別で、純正ホイールサイズも載せておきますので、参考にしてみてください。

新型JB74型

新型JB74型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25

上記が純正ホイールサイズになります。

旧型JB43型/JB31型/JB32型/JB33型

JB43型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25
JB31型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25
JB32型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25
JB33型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25

上記が純正ホイールサイズになります。

尚、純正タイヤサイズは新型と型式によって違いがありますが、ホイールサイズは歴代を通して変更が無いようです。

ジムニーシエラのおすすめスタッドレスタイヤ5選

【新型】ジムニーシエラのおすすめスタッドレスタイヤ5選

ここでは、現行型であるJB74Wにおすすめのスタッドレスタイヤを5種類紹介いたします。

専門店ならではのプロ目線で、数ある商品から車体にマッチするタイヤのみ厳選してますので、スタッドレス選びの参考にしてみてください。

  1. ブリヂストン:ブリザックDM-V3
  2. ダンロップ:グラントレックXS1
  3. トーヨータイヤ:オブザーブW/T-R
  4. ヨコハマタイヤ:アイスガードSUVG075
  5. ミシュラン:エックスアイススノーSUV

なお、軽自動車である「ジムニー」のスタッドレスについてはこちらをご覧ください。

1.ブリヂストン:ブリザックDM-V3

ブリザックDMV3

ブリヂストン公式サイトへ

SUV用ブリザックの最高峰モデルに位置するブリザックDM-V3は、冬道をパワフルに走行できる性能と高い安全性を備えたスタッドレスタイヤです。

険しい雪道でもアグレッシブに走破できる性能を持っており、ジムニー好きに多いアウトドアユーザーからの満足度が高いタイヤに仕上がっています。(そもそもブリヂストンは、北海道や東北のような雪国エリアでは装着率No1を誇るメーカーになりますので、スタッドレスタイヤの性能はピカイチです。)

氷上でブレーキをかけた時に、驚くほどの「止まる力(グリップ力)」があり、どこへ出かけても安心したドライビングを楽しむことができます。
オフロード感が強いジムニーシエラの走行を、冬でもとにかく安全に楽しみたいのであれば、ブリザックDM-V3を選んでおけば間違いないでしょう。

また、価格はハイクラスにはなりますが、ロングライフ仕様になっているので、アクティブに使用しても長く経済的に使える点も評価を集めているポイントです。

2.ダンロップ:グラントレックXS1

グラントレック XS1

ダンロップ公式サイトへ

スタッドレスタイヤは、夏タイヤと比べるとデザインを楽しみにくいのが通説でしたが、実はダンロップからデザインと冬性能を両立したタイヤが販売されています。
それが、発売から常に話題を呼んでいるグラントレックXS1です。

最大の特徴は、スタッドレスでありながらブロック形状のMTライクパターンを採用し、ワイルドなオフロード感を演出できます。

さらに、多くのユーザーが求めているホワイトレターがサイドデザインに入っているのが特徴です。

冬でもジムニーシエラらしさを演出したい、ホワイトレターのタイヤを履かせたいのであれば、こちらの商品一択で良いともいえます。

性能もダンロップの技術が搭載され、深雪も走破する雪上性能・耐久性を維持したままの氷上性能など、スタッドレスに求められる性能がしっかり備わっています。

発売されてから人気が高く、タイミングを逃すと売り切れになりやすい商品でもあるので、気になる方は早めに検討しておきましょう。

3.トーヨータイヤ:オブザーブW/T-R

オブザーブ W/T-R

トーヨータイヤ公式サイトへ

荒れた氷雪路や雪深い路面など、あらゆる路面の走破性を追求したSUV専用スタッドレスといえば、オブザーブW/T-Rです。

圧雪・氷上性能から深雪や荒れた氷雪路面にまで対応できるパターンデザインが搭載され、ジムニーシエラでとことん冬遊びができる仕様になっています。
まさにジムニーの良さを最大限引き出せるタイヤなので、冬でもアクティブなおでかけが多い方におすすめです。

また、今でこそ、車の種類によって専用設計されたタイヤは多く販売されていますが、トーヨータイヤは先駆けで古くから種類に合わせて専門性高いタイヤを研究し続けています。
SUV&CCVに専用設計されたジムニーシエラのスタッドレスを求める方にも、オブザーブW/T-Rはおすすめでしょう。

個人的には、側面に大型サイドブロックがデザインされているため、見た目がゴツく、足元のインパクトが増す点もおすすめポイントです。

4.ヨコハマタイヤ:アイスガードSUVG075

アイスガード SUV G075

ヨコハマ公式サイトへ

氷上や雪上性能だけでなく、燃費性能・静粛性にも優れているスタッドレスといえば、アイスガードSUVG075になります。

氷上や雪上に求められる性能は当然備わっていますが、燃費消費を抑える技術・都市型SUVに向けた静粛性など、総合的にバランスが取れたスタッドレスタイヤです。

スタッドレスタイヤは、夏タイヤよりも燃費が悪く、ロードノイズが大きくなりやすいため、都市部をメインに走るユーザーにとってはデメリットが多い点が難点でした。

しかし、そういった都市部をメインとするユーザーの悩みを解決してくれる性能がアイスガードSUVG075には備わっているので、街乗りがメインであれば、こちらのスタッドレスタイヤが非常におすすめです。

ヨコハマタイヤ独自の技術「スーパー吸水ゴム」も搭載され、氷上における接地面とタイヤの密着度は抜群なので、冬道も安心して走行ができます。

5.ミシュラン:エックスアイススノーSUV

X-ICE SNOW SUV

ミシュラン公式サイトへ

厳しい雪道や氷上での安全性と性能を追求しているエックスアイススノーSUVは、冬でもジムニーシエラの走破性を引き出す機能が備わっているスタッドレスタイヤです。

このタイヤは、特許取得済みのフレックスアイス2.0コンパウンドを採用し、極寒環境でも柔軟性を維持します。
また、ユニークなV字型トレッドパターンとマイクロポンプ技術により、氷上でのグリップ力を向上させているのが特徴です。

冬の過酷な路面環境で優れたグリップ力と安定性を提供する高性能な冬用タイヤに仕上がっているので、ジムニーシエラでアウトドアや雪道走行を楽しむユーザーとの相性は抜群でしょう。

ジムニーシエラのタイヤ交換にかかる工賃

ジムニーシエラのタイヤ交換にかかる工賃

タイヤ交換にかかる工賃は、基本的には車種によって金額が変わるわけではなく、タイヤの交換方法やタイヤサイズによって異なります。

作業の種類 作業時間 作業内容
組替え 約1時間程度 ・タイヤのみを交換する場合は「組替え」
・既存のタイヤをホイールから外し、新しいタイヤをホイールに組み付けする作業
履替え・脱着 約30分程度 ・タイヤとホイールセットの状態で交換する場合は、「履替え」「脱着」
・新しいタイヤにホイールが組み付けされている状態で、そのまま交換する作業

基本的に組替えは手間もかかるため、履替えよりも工賃が高い形です。

ジムニーシエラのタイヤ交換にかかる工賃目安として、弊社タイヤワールド館ベストで購入した場合の工賃表を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

組替え(14インチ〜18インチ)

タイヤワールド館ベストでご購入の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
10~15インチ ¥9,900円 ¥7,700円
16~18インチ ¥12,100円 ¥9,900円
19~20インチ ¥14,300円 ¥12,100円
21インチ ¥16,500円 ¥14,300円
22インチ ¥18,700円 ¥16,500円
23インチ〜 ¥20,900円 ¥18,700円

※ランフラットは別途1本/1,100円

履替え・脱着(14インチ〜18インチ)

こちらは、タイヤとホイールがセットになっている状態のものを取り付ける作業(脱着)の料金です。当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。

お持込商品の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
軽自動車 ¥4,400円 ¥3,300円
普通車 ¥5,500円 ¥4,400円
ミニバン/1BOX
SUV/クロカン
¥6,600円 ¥5,500円
ジャッキ使用 上記脱着料に+1,300円

ジムニーシエラのスタッドレスをお探しならタイヤワールド館ベストへ

ジムニーシエラのスタッドレスをお探しならタイヤワールド館ベストへ

大人気ジムニーシエラは、オフロード感溢れる唯一無二の存在でもあるため、タイヤ選びにもぜひこだわってみてほしいと思います。

タイヤ性能を重視するのはもちろんですが、車体の魅力を引き出せるようなデザイン性にも注目して選ぶのがおすすめです。

タイヤを実際に見てから選びたいとお考えであれば、タイヤワールド館ベストへお越しください。
宮城県を中心に、豊富な品揃えと専門スタッフの丁寧な接客が自慢のタイヤ専門店になります。

タイヤワールド館ベスト店舗一覧

お客様の要望に伺い、車体に合わせたベストな提案・商品をピックアップさせていただきます。

来店が面倒であれば、、オンラインショップも展開中です。ネット上で購入から取付手配まで、簡単に予約ができます。

尚、東北エリアでなくても、住んでいる地域の整備工場やタイヤショップを弊社のオンラインショップ上で手配できますので、ご安心ください。

ぜひお気軽にご利用ください。

タイヤワールド館ベスト:SUV特集ページタイヤワールド館ベスト:SUV特集ページSUV車種のおすすめホイールセット一覧はこちら>>

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

カテゴリー
columns SUV スタッドレスタイヤ

CX-5のタイヤサイズ一覧!おすすめのスタッドレス6選の価格・口コミとタイヤ交換相場も解説

CX-5は、マツダが製造・販売しているミドルサイズのSUVです。スタイリッシュなデザインと、優れた燃費性能、快適な乗り心地が特徴です。

CX-5はその重量と走行性能から、スタッドレスタイヤ選びも慎重に行うことで、安定したグリップ力と制動力を発揮します。

この記事では、CX-5の年代別のタイヤ・ホイールサイズ一覧や、おすすめのスタッドレスタイヤをシチュエーション別に金額・一部商品は口コミを含めて紹介します。タイヤ交換の際の相場にも触れているので、ぜひ参考にしてくださいね。

マツダCX-5の型式一覧

マツダCX-5の型式一覧

都会での使い勝手の良さと、高速道路での安定した走行性能、オフロードでの力強い走破性を兼ね備えており、家族層からアウトドア愛好者まで幅広いユーザーに人気のあるSUVです。

CX-5の型式一覧

CX-5は初代と2代目があります。2017年2月にフルモデルチェンジを行い、走行性能を更に進化させています。

型式 販売期間
2代目(現行) KF系 2017年〜
初代 KE系 2012年〜2017年

2代目(現行)CX-5の(KF系)タイヤ・ホイールサイズ表

2代目(現行)CX-5の(KF系)タイヤ・ホイールサイズ表

ベスト写真館より

現行のCX-5のタイヤサイズは、17インチ(225/65R17)と19インチ(225/55R19)の2種類です。

グレード 型式 タイヤサイズ
20S/XD
Smart Edition
6BA-KFEP/3DA-KF2P 225/65R17 102H
20S/XD
Black Tone Edition
225/55R19 99V
20S/XD
Field Journey
225/65R17 102H
20S/XD
Retro Sports Edition ※特別仕様車
225/55R19 99V
25S/XD
Sports Appearance
6BA-KF5P/3DA-KF2P 225/55R19 99V
XD
Exclusive Mode
3DA-KF2P 225/55R19 99V

ホイールサイズは以下の通りです。

項目 17インチ 19インチ
ホイールサイズ 17×7.0J 19×7.0J
P.C.D 114.3
インセット +45〜+50
ホール 5穴

初代CX-5の(KE系)タイヤ・ホイールサイズ表

初代CX-5のタイヤサイズも、現行と同様17インチ(225/65R17)と19インチ(225/55R19)の2種類です。

グレード タイヤサイズ
20S 225/65R17 102H
20S
PROACTIVE
225/55R19 99V
25S 225/65R17 102H
25S
PROACTIVE
225/55R19 99V
25S
L Package
225/55R19 99V
25T
L Package
225/55R19 99V
25T
Exclusive Mode(特別仕様車)
225/55R19 99V
XD 225/65R17 102H
XD
PROACTIVE
225/55R19 99V
XD
L Package
225/55R19 99V
XD
Exclusive Mode(特別仕様車)
225/55R19 99V

タイヤサイズが現行(KF系)と同じなので、ホイールサイズも同様となります。

項目 17インチ 19インチ
ホイールサイズ 17×7.0J 19×7.0J
P.C.D 114.3
インセット +45〜+50
ホール 5穴

CX-5はインチアップできる?

画像の説明

17インチ&19インチが純正サイズのCX-5をインチアップする場合、20インチまで可能かと思います。

18インチにインチアップするとすれば、タイヤサイズは225/60R18、ホイールサイズは18×7.5 5/114.3 +48あたりだととホイールも大きくなり見栄えがよくなると思います。

19インチにインチアップするとすれば、このまま純正のサイズでインチアップして頂ければ大丈夫です。タイヤサイズは225/55R19、ホイールサイズ 19×7.0 5/114.3 +48がおすすめです。

もっと大きく20インチにしたい場合は、タイヤサイズ245/45R20、ホールサイズ 20×8.5 5/114.3 +48あたりだとさらに大きくなりかっこよくなります。

インチアップはやっぱりかっこよくなるのが一番のメリットです。タイヤ、ホイールをかっこよく履いて運転を楽しみましょう。

純正・インチアップのタイヤサイズ

インチ サイズ 外径(mm) 17インチとの差異
17インチ(純正) 225/65R17 724.3 0
18インチ 225/60R18 727.2 2.9
19インチ(純正) 225/55R19 730.1 5.8
20インチ 245/45R20 728.5 4.2

純正・インチアップのホイールサイズ

17インチ
ホイールサイズ 17×7.0J
P.C.D 114.3
インセット +45〜+50
ホール 5穴
18インチ
ホイールサイズ 18×7.0J
P.C.D 114.3
インセット +45〜+50
ホール 5穴
19インチ
ホイールサイズ 19×7.0J
P.C.D 114.3
インセット +45〜+50
ホール 5穴
20インチ
ホイールサイズ 20×8.5J
P.C.D 114.3
インセット +45〜+50
ホール 5穴

CX-5におすすめのスタッドレスタイヤ6選

CX-5におすすめのスタッドレスタイヤ6選

CX-5におすすめのスタッドレスタイヤをシチュエーション別にご紹介します。

種類 説明
SUV専用 CX-5はミドルクラスSUVなので、SUV専用タイヤもおすすめです。
氷上性能重視 豪雪地帯におすすめの最新スタッドレスタイヤです。
コスパ重視 コストパフォーマンスに優れてたタイヤをチョイスしています。

タイヤ単品・ホイールセットにした場合の金額、一部商品では購入者の口コミと一緒にも記載していますので、ぜひ参考にしてくださいね!

  1. 【SUV専用】ブリヂストン|BLIZZAK (ブリザック) DM-V3
  2. 【SUV専用】グッドイヤー|アイスナビ SUV
  3. 【氷上性能重視】ダンロップ|ウィンターマックス WM03
  4. 【氷上性能重視】ブリヂストン|ブリザックVRX3
  5. 【コスパ重視】ピレリ|アイス ゼロ アシンメトリコ
  6. 【コスパ重視】トーヨータイヤ|オブサーブGSi-6

なお、スタッドレスではインチダウンの需要も多いため、すべて17インチ(225/65R17)での価格を採用しています。また、金額は執筆時点です。最新の価格は詳細リンクページからご確認くださいね。

【SUV専用】ブリヂストン|BLIZZAK (ブリザック) DM-V3

ブリザックDMV3

ブリヂストン公式サイトへ

ブリヂストンのブリザックDM-V3は、VRXシリーズと同じ発泡ゴムの技術力を活かしながら、SUVに特化した専用パタンで、さらにグリップ力を向上させています。

普通車と比べてSUVは重心が高く重量もあり、タイヤの外側に負荷がかかりやすいという欠点があります。

それを補うために、DM-V3はブロックを広くして設置面積を広げ、横の溝を増やすことで力強いグリップを発揮することができます。

【購入者の口コミ】
● 札幌在住です。春先に路面のアイスバーンが解けてザクザクになると近所でスタック車が続出します。BSを使用していてスタックしたことはありません。一番安心なタイヤです。
● 安心安全のブリザック。以前まではグッドイヤー製のICE NAVI6を使用していました。
5年使ったので経年劣化を考えこちらの製品に買い換えました。雪国新潟での使用ですが、スタッドレスの王様ブリザックは安心感が違いますね。雪道は1シーズン乗っただけですが、1度もスタックしたりせず、ブレーキ時の制動距離も全く不安を感じる場面はありませんでした。実際の使用感、方々での評価もふまえると、雪の降る地域の方の冬タイヤの最上位の選択肢かと思います。タイヤワールド館さんでは僕の購入時では最安値で購入できました。
心からおすすめできます!冬が心配な方はぜひ!
メーカー ブリヂストン
商品名 ブリザック DM-V3
インチ 17
サイズ 225/65R17
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイールセット
価格 21,190円/1本(単品)
129,600円~/4本(ホイールセット)

【SUV専用】グッドイヤー|アイスナビ SUV

アイスナビ SUV

グッドイヤー公式サイトへ

アイスナビ SUVは、グッドイヤーが製造するSUV向けのスタッドレスタイヤです。専用トレッドパターンで雪道や凍結路面での高い安全性と耐久性を重視したモデルです。

新しい「アクア・グリップコンパウンド」は、氷雪路面でのグリップ力が高く、特に雪道や凍結した路面でのブレーキング性能が優れています。氷上でもしっかりと路面に食い込むことで、滑りにくい安定した走行が可能です。

メーカー グッドイヤー
商品名 ICE NAVI SUV
インチ 17
サイズ 225/65R17
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイールセット
価格 21,780円/1本(単品)
127,100円~/4本(ホイールセット)

【氷上性能重視】ウィンターマックス WM03

ウィンターマックス03

ダンロップ公式サイトへ

ウィンターマックス3は、ダンロップが展開するウィンターマックスシリーズの最新スタッドレスタイヤです。

新技術「ナノ凸凹ゴム」が採用されており、スリップの原因となる「水膜」を素早く除去し、滑る前にタイヤを氷に密着させることで、グリップ力を発揮できるようになります。

トレッドのパターン設計を工夫し、より均一に摩耗させることで、摩耗してもパターン効果を維持できる設計となっており、ロングライフ性能も期待できます。

メーカー ダンロップ
商品名 ウィンターマックス WM03
インチ 17
サイズ 225/65R17
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイールセット
価格 28,500円/1本(単品)
146,400円~/4本(ホイールセット)

【氷上性能重視】ブリヂストン|ブリザックVRX3

ブリザックVRX3

ブリヂストン公式サイトへ

ブリザックVRX3は、スノー性能やドライ性能、転がり抵抗性能など、スタッドレスタイヤに求められるさまざまな性能は高いままに、さらに氷上ブレーキ性能を先代ブリザックVRX比で20%向上しています。

北海道/北東北主要5都市の一般ドライバー装着率47.0%という圧倒的な支持率も納得のスタッドレスです。

【購入者の口コミ】
● 雪に強い!大変値段もリーズナブルで、北陸の雪にも強く安心して乗れました!
● 使用期間8年ブリザックからの買い替えです。走る、止まる、曲がると言う基本性能がこんなに違うものかとびっくりです。アルミホイールとセットで値段も手ごろで大満足です。
メーカー ブリヂストン
商品名 ブリザック VRX3
インチ 17
サイズ 225/65R17
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイールセット
価格 30,500円/1本(単品)
161,900円~/4本(ホイールセット)

【コスパ重視】ピレリ|アイス ゼロ アシンメトリコ

アイス・ゼロ・アシンメトリコ

ピレリ公式サイトへ

アイス ゼロ アシンメトリコは、イタリアのピレリが製造するスタッドレスタイヤです。「アシンメトリコ」という名称の通り、タイヤのトレッドパターンが非対称にデザインされており、路面状況に応じた優れた走行性能を発揮します。

このタイヤでは低温でも柔軟性を保つ特殊なゴムコンパウンドが使用されており、極寒地でもゴムが硬化しにくく、氷雪路面での高いグリップ力を発揮します。また、摩耗しにくい設計で、長寿命を実現しています。

また、XL規格でもあるのでコストパフォーマンスは優秀で、重い荷物を積む方におすすめです。

メーカー ピレリ
商品名 アイス ゼロ アシンメトリコ
インチ 17
サイズ 225/65R17 XL
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイールセット
価格 20,300円/1本(単品)
115,800円~/4本(ホイールセット)

【コスパ重視】トーヨータイヤ|オブサーブGSi-6

オブザーブ GSi-6

トーヨータイヤ公式サイトへ

オブザーブGSi-6は、氷雪路からウェット、ドライなど、あらゆる路面に対応するトーヨータイヤのSUV・CCV専用のスタッドレスタイヤです。

ゴムの柔軟性と路面への密着性を高めるために、コンパウンドには従来品よりシリカを増量。
さらに「吸水カーボニックパウダー」により水膜を効果的に吸水させ、トーヨータイヤの特徴である「鬼クルミ殻」によって氷を直接ひっかくことで、グリップ力をアップさせています。

【購入者の口コミ】
●おすすめです。価格もお得で選びやすく、装着してからも安心して走行できました
メーカー トーヨータイヤ
商品名 オブサーブGSi-6
インチ 17
サイズ 225/65R17
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイールセット
価格 18,300円/1本(単品)
113,000円~/4本(ホイールセット)

CX-5のタイヤ交換する工賃

CX-5のタイヤ交換する工賃

タイヤ・ホイール交換の総額料金は「商品の価格」+「工賃」です。

タイヤ交換工賃の相場は、1本あたり3,000~30,000円前後と幅があります。

タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換の工賃を以下のように定めているので、参考にしてみてください。

なお、こちらは「繁忙期以外」の金額となりますので、11〜12月、3〜4月頃にタイヤ交換の場合は、最新の金額を店舗にてご確認ください。

タイヤ脱着料金表

こちらは、タイヤとホイールがセットになっている状態のものを取り付ける作業(脱着)の料金です。当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。

お持込商品の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
軽自動車 ¥4,400円 ¥3,300円
普通車 ¥5,500円 ¥4,400円
ミニバン/1BOX
SUV/クロカン
¥6,600円 ¥5,500円
ジャッキ使用 上記脱着料に+1,300円

ホイール組み換え料金表

タイヤワールド館ベストでご購入の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
10~15インチ ¥9,900円 ¥7,700円
16~18インチ ¥12,100円 ¥9,900円
19~20インチ ¥14,300円 ¥12,100円
21インチ ¥16,500円 ¥14,300円
22インチ ¥18,700円 ¥16,500円
23インチ〜 ¥20,900円 ¥18,700円

※ランフラットは別途1本/1,100円

お持込商品の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
10~15インチ ¥14,300円 ¥12,100円
16~18インチ ¥16,500円 ¥14,300円
19~20インチ ¥18,700円 ¥16,500円
21インチ ¥20,900円 ¥18,700円
22インチ ¥23,100円 ¥20,900円
22インチ ¥25,300円 ¥23,100円

※23インチ以降は1インチ上がるごとに+¥2,200円/(1台)、
※ランフラットは別途1本/1,100円(会員)、1本/2,200円(通常)

タイヤワールド館ベストでは、アプリ会員になるとお得にタイヤ交換ができます。フリー会員(無料)でも対象になりますので、ご利用の際にはぜひ事前にダウンロードください。

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マツダ・CX-5のスタッドレスはタイヤワールド館ベストにおまかせ

マツダ・CX-5のスタッドレスはタイヤワールド館ベストにおまかせ

マツダのSUV「CX-5」は、パワフルで快適な走行性能が魅力の車ですが、冬季の雪道や凍結路面ではスタッドレスタイヤが必要です。

CX-5に適したスタッドレスタイヤを選ぶ際は、氷雪路面でのグリップ力、安全性、耐久性などに注目することが重要です。また、価格相場は日々変化しているので、計画的に購入してくださいね!

スタッドレスの購入ならタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。豊富な種類を取り揃えているので、CX-5にぴったりのスタッドレスタイヤがきっと見つかりますよ。

タイヤワールド館ベスト:SUV特集ページタイヤワールド館ベスト:SUV特集ページSUV車種のおすすめホイールセット一覧はこちら>>

【スタッドレス】ブリヂストン・ダンロップ特集

【スタッドレス】ブリヂストン・ダンロップ特集

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

カテゴリー
columns スタッドレスタイヤ ミニバン

日産セレナにおすすめのスタッドレス一覧!タイヤサイズ早見表やタイヤ交換工賃も紹介

日産セレナは、1991年に初代モデルの登場以来、ファミリーカーとして長年人気を誇っているミニバンです。広い室内空間と使いやすいシートアレンジが特徴で、特に多人数の乗車や長距離のドライブに適しています。

また、ハイブリッドモデルもラインアップに加わり、環境にも配慮した設計がなされています。

今回はそんな日産セレナにおすすめのスタッドレスタイヤについてご紹介していきたいと思います。

セレナの種類(初代〜新型)

セレナの種類(初代〜新型)

2022年11月に日産は新型「セレナ(C28型)」を発表しました。セレナに代表される室内空間の広さや利便性はそのままで、快適性がさらに追求されています。

セレナのモデルチェンジは、初代のバネットセレナ(C23型)からこれで6代目となります。型式と発売期間は以下の通りです。

名称 型式 期間
初代
(バネット・C23型)
KAJC23/KVC23/KVJC23/KVNC23/
KBC23/KBCC23/KBNC23
1991年~1999年
2代目(C24型) PC24/PNC24/VC24/VNC24/TC24/TNC24/RC24 1999年~2005年
3代目(C25型) C25/CC25/NC25/CNC25 2005年~2010年
4代目(C26型) C26/HC26/FC26/HFC26/NC26/FNC26 2010年~2016年
5代目(C27型) C27/GC27/GFC27/HC27/HFC27/GNC27/GFNC27 2016年~2022年
新型(6代目・C28型) C28/NC28/FC28/FNC28/GC28/GFC28 2022年~

新型セレナ(6代目・C28型)のタイヤサイズ一覧

新型セレナ(6代目・C28型)のタイヤサイズ一覧

さそっく新型セレナ(C28型)のグレード別のサイズとホイールサイズを確認していきましょう。

実はこの新型セレナのタイヤサイズは、全グレード同じ16インチ(205/65R16)が純正装備されています。覚えやすいですね!

新型セレナ(6代目・C28型)のタイヤサイズ(2022年〜)
グレード 型式 インチ タイヤサイズ
e-パワー
X(2WD)
6AA-GC28 16インチ 205/65R16
e-パワー
XV(2WD)
e-パワー
ハイウェイスターV(2WD)
6AA-GFC28
e-パワー
オーテック(2WD)
e-パワー
ルキシオン(2WD)
X(2WD/4WD) 5BA-C28
XV(2WD/4WD)
ハイウェイスターV
(2WD/4WD)
5BA-FC28
オーテック(2WD/4WD)

セレナ5代目(C27型)のタイヤサイズ一覧

セレナ5代目(NC27/GFC27型)のタイヤサイズ一覧

次に、大人気の前型、5代目セレナ(NC27/GFC27型)について、グレード別のタイヤサイズとホイールサイズを詳しく見ていきましょう。装着サイズは15~17インチの3サイズで、インチごとに分けたので確認してみてください。

15インチ装着車

セレナ5代目(C27型)の15インチ車一覧(2016年~2022年)
グレード 型式 インチ タイヤサイズ
e-パワーX(2WD) 6AA-HC27 15インチ 195/65R15
e-パワーXV(2WD)
e-パワーG(2WD)
e-パワー
ハイウェイスター
(2WD)
e-パワー
ハイウェイスターV
(2WD)
X(2WD) 5AA-GC27
X(4WD) 5AA-GNC27
XV(2WD) 5AA-GC27
XV(4WD) 5AA-GNC27
G(2WD) 5AA-GC27
G(4WD) 5AA-GNC27
ハイウェイスター
(2WD)
5AA-GFC27
ハイウェイスター
(4WD)
5AA-GFNC27
ハイウェイスターV
(4WD)
オーテック
(2WD)
5AA-GC27
オーテック
(4WD)
5AA-GNC27
オーテックセーフティパッケージ
(4WD)

16インチ装着車

セレナ5代目(C27型)の16インチ車一覧(2016年~2022年)
グレード 型式 インチ タイヤサイズ
e-パワー
ハイウェイスターVアーバンクロム
(2WD)
DAA-GFC27 16インチ 195/60R16
e-パワー
オーテックセーフティパッケージ
(2WD)
6AA-HFC27
e-パワー
ハイウェイスターG
(2WD)
ハイウェイスターV
(2WD)
DAA-GFC27
ハイウェイスターG
(2WD)
オーテックセーフティパッケージ
(2WD)
5AA-GC27
ハイウェイスターVアーバンクロム
(2WD)
5AA-GFC27

17インチ装着車

セレナ5代目(C27型)の17インチ車一覧(2016年~2022年)
グレード 型式 インチ タイヤサイズ
e-パワー
オーテックスポーツスペック
(2WD)
6AA-HFC27 17インチ 205/50ZR17
オーテックスポーツスペック
(2WD)
5AA-GC27

セレナのスタッドレスタイヤを選ぶ際のポイント

セレナのスタッドレスタイヤを選ぶ際のポイント

セレナのようなミニバンは「重量がある」「ファミリーカーとして使用される」などの特徴があると思います。

以下のポイントを基に、ミニバンに適したスタッドレスタイヤを選ぶことで、冬のドライブを安全かつ快適に楽しむことができます。

  1. 耐荷重性能
  2. 静粛性と乗り心地
  3. 燃費性能

1.耐荷重性能

ミニバンは重量があるため、タイヤには高い耐荷重性能が必要です。特に人や荷物を積んだときの安定性を確保するため、ミニバン専用または耐荷重性能が優れたスタッドレスタイヤを選ぶのがおすすめです。

「XL(エクストラロード)」などと表記のあるタイヤは、通常のタイヤよりも高い耐荷重性能を持つタイヤのことです。

重い車両や荷物を積んだ状態での使用に適したタイヤなので、SUVやミニバン、大型セダンなど重量のある車に多く使用されます。

2.静粛性と乗り心地

スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べて「ロードノイズがうるさい」と言われています。
ミニバンはファミリーカーとして使われることが多いため、静粛性や乗り心地も考慮しましょう。スタッドレスがうるさいと言われるのには、いくつか理由があります。

● 溝が深く、路面に接触する際に振動や音が発生しやすい
● ゴムが柔らかく、路面との摩擦を増える
●雪道や凍結路面でのグリップを最大化する設計のため、乾燥した路面では騒音が発生しやすい

スタッドレスタイヤのトレッドパターンは、雪や氷にしっかり食い込むため、深めでブロック状の溝が多くなっています。このブロックが路面と接触する際に振動や音が発生しやすく、特に乾燥したアスファルト路面では音が大きくなりがちです。

スタッドレスタイヤはタイヤの構造や素材によっては、路面からの音が減少し、快適な乗り心地が得られるものがあるので、選ぶ際に覚えておきましょう。

3.燃費性能

スタッドレスタイヤは通常のタイヤに比べて燃費が落ちやすいですが、省燃費設計のスタッドレスタイヤを選ぶと燃費効率を少し改善でき、家計にもやさしいです。

新型(6代目)セレナ(C28型)におすすめのスタッドレスタイヤ

新型(6代目)セレナ(C28型)におすすめのスタッドレスタイヤ

まずは新型セレナのスタッドレスタイヤをインチ別にご紹介します。
新型セレナのタイヤサイズは、全グレード同じ16インチ(205/65R16)が純正装備されていますが、ここでは装着可能な16〜18インチの商品をインチ別で紹介します。

なお、執筆時点での金額なので最新の価格は詳細ページでご確認ください。

  1. 【16インチ】ダンロップ・ウィンターマックス03
  2. 【17インチ】トーヨータイヤ・ウィンタートランパス TX
  3. 【18インチ】ミシュラン・X-ICE SNOW

【セレナ16インチにおすすめ】ダンロップのウィンターマックス03

ウィンターマックス03

ダンロップ公式サイトへ

ウィンターマックス3は、ウィンターマックスシリーズの最新スタッドレスタイヤです。このモデルは「ウィンターマックス 02」の後継として登場し、より高いグリップ力や耐久性が特徴です。

ウィンターマックス 03には、ダンロップの新しいゴム素材が使用されており、寒冷地でも柔軟性を保ちやすく、氷雪路面でのグリップ力を高めています。また、摩耗しにくいため、長く使える耐久性も魅力です。

メーカー ダンロップ
商品名 ウィンターマックス03
インチ 16
サイズ 205/65R16
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイール付き
価格 23,200円/1本(単品)
119,600円~/4本(ホイール付き)

【セレナ17インチにおすすめ】トーヨータイヤのウィンタートランパス TX

ウィンタートランパス TX

トーヨータイヤ公式サイトへ

ウィンタートランパス TXは、トーヨータイヤが製造するSUVやミニバン向けのスタッドレスタイヤです。冬道での安定した走行性能に加えて、耐荷重性能や快適性も考慮された設計が特徴です。

ウィンタートランパスシリーズは特に雪道や凍結路面でのグリップ力や耐久性を高めたもので、SUVや重量のあるミニバンに適したモデルとして人気があります。

メーカー トーヨータイヤ
商品名 ウィンタートランパス TX
インチ 17
サイズ 215/55R17
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイール付き
価格 31,300円/1本(単品)
147,900円~/4本(ホイール付き)

【セレナ18インチにおすすめ】ミシュランのX-ICE SNOW

X-ICE SNOW

ミシュラン公式サイトへ

X-ICE SNOWは、ミシュランが製造するスタッドレスタイヤで、寒冷地や雪の多い地域での走行に適しています。このモデルは最新のスタッドレスタイヤ技術が採用され、雪道や凍結路面での高いグリップ力と耐久性を実現しています。

ミシュランのタイヤは長寿命と信頼性で知られており、X-ICE SNOWもその伝統を引き継いでいます。

メーカー ミシュラン
商品名 X-ICE SNOW
インチ 18
サイズ 215/50R18
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイール付き
価格 39,000円/1本(単品)
189,400円~/4本(ホイール付き)

セレナ5代目(C27型)セレナにおすすめのスタッドレス

セレナ5代目(C27型)セレナにおすすめのスタッドレス

1世代前のセレナ5代目(C27型)は15~17インチの3サイズが純正設定されています。
インチごとにおすすめスタッドレスを紹介します。

  1. 【15インチ】ダンロップ・ウィンターマックス02
  2. 【16インチ】ブリヂストン・ブリザック VRX3
  3. 【17インチ】グッドイヤー・アイスナビ8

【セレナ15インチにおすすめ】ダンロップ・ウィンターマックス02

ウィンターマックス02

ダンロップ公式サイトへ

ダンロップのウィンターマックス 02は、ダンロップが製造するスタッドレスタイヤの一つで、主に雪道や凍結路面での性能を重視したタイヤです。

とくに、雪や氷の上でのグリップ力やブレーキング性能に優れ、安定した走行性能を発揮します。最新ブランドではないため、コストパフォーマンスが優れていることもポイントです。

メーカー ダンロップ
商品名 ウィンターマックス02
インチ 15
サイズ 195/65R15
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイール付き
価格 13,800円/1本(単品)
76,000円~/4本(ホイール付き)

【セレナ16インチにおすすめ】ブリヂストンのブリザック VRX3

ブリザックVRX3

ブリヂストン公式サイトへ

ブリザック VRX3は、雪道や凍結路面での走行性能を重視したブリヂストンのスタッドレスタイヤです。ブリザックシリーズは、長年にわたり高い評価を受けているスタッドレスタイヤブランドで、VRX3はその最新モデルとして登場しました。

ブリザックシリーズは、北海道・北東北主要5都市での装着率が23年連続No.1であり、多くのドライバーに選ばれています。

メーカー ブリヂストン
商品名 ブリザック VRX3
インチ 16
サイズ 195/60R16
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイール付き
価格 23,690円/1本(単品)
145,500円~/4本(ホイール付き)

【セレナ17インチにおすすめ】グッドイヤーのアイスナビ8

アイスナビ 8

グッドイヤー公式サイトへ

グッドイヤーのアイスナビ8は、氷雪路面でのグリップ力が非常に高いことが特徴です。新開発の「アクア・グリップコンパウンド」が使用されており、雪や氷をしっかりと掴むことで、悪天候時でも安定した走行が可能です

アイスナビシリーズは、長年にわたって高い評価を受けており、特に雪や氷の上でのグリップ力と安全性を重視しています。アイスナビ8はその最新モデルで、さまざまな改良が施されています。

メーカー グッドイヤー
商品名 ICE NAVI8
インチ 17
サイズ 205/50R17 XL
商品ページ
(最新価格)
タイヤ単品
ホイール付き
価格 26,400円/1本(単品)
145,800円~/4本(ホイール付き)

セレナのタイヤ交換をする工賃

タイヤを交換する工賃

タイヤ・ホイール交換の総額料金は「商品の価格」+「工賃」です。

タイヤ交換工賃の相場は、1本あたり3,000~30,000円前後と幅があります。

タイヤワールド館ベストでは、タイヤ交換の工賃を以下のように定めているので、参考にしてみてください。

なお、こちらは「繁忙期以外」の金額となりますので、11〜12月、3〜4月頃にタイヤ交換の場合は、最新の金額を店舗にてご確認ください。

タイヤ脱着料金表

こちらは、タイヤとホイールがセットになっている状態のものを取り付ける作業(脱着)の料金です。当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。

お持込商品の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
軽自動車 ¥4,400円 ¥3,300円
普通車 ¥5,500円 ¥4,400円
ミニバン/1BOX
SUV/クロカン
¥6,600円 ¥5,500円
ジャッキ使用 上記脱着料に+1,300円

ホイール組み換え料金表

タイヤワールド館ベストでご購入の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
10~15インチ ¥9,900円 ¥7,700円
16~18インチ ¥12,100円 ¥9,900円
19~20インチ ¥14,300円 ¥12,100円
21インチ ¥16,500円 ¥14,300円
22インチ ¥18,700円 ¥16,500円
23インチ〜 ¥20,900円 ¥18,700円

※ランフラットは別途1本/1,100円

お持込商品の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
10~15インチ ¥14,300円 ¥12,100円
16~18インチ ¥16,500円 ¥14,300円
19~20インチ ¥18,700円 ¥16,500円
21インチ ¥20,900円 ¥18,700円
22インチ ¥23,100円 ¥20,900円
22インチ ¥25,300円 ¥23,100円

※23インチ以降は1インチ上がるごとに+¥2,200円/(1台)、
※ランフラットは別途1本/1,100円(会員)、1本/2,200円(通常)

タイヤワールド館ベストでは、アプリ会員になるとお得にタイヤ交換ができます。フリー会員(無料)でも対象になりますので、ご利用の際にはぜひ事前にダウンロードください。

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セレナのスタッドレスはタイヤワールド館ベストにおまかせ

セレナのスタッドレスはタイヤワールド館ベストにおまかせ

スタッドレスタイヤを選ぶ際には、安全性と快適な走行性を重視することが重要です。セレナは多人数での移動や荷物の積載を想定したミニバンのため、冬の路面状況に応じた安定性とグリップ力のあるタイヤ選びが求められます。

スタッドレスタイヤの選択にあたっては、タイヤの耐久性や静粛性、氷雪路面での性能に注目しましょう。

また、定期的なメンテナンスを行うことで、冬季のドライブをより安心・快適に楽しむことができます。信頼性の高いスタッドレスタイヤで、家族や仲間との冬のドライブを安全に過ごしましょう!

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全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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columns スタッドレスタイヤ 輸入車(外車)

輸入車におすすめのプレミアムスタッドレス8選!国内・海外メーカー別に最適な選び方を解説

輸入車のような高級車の性能を最大限引き出すには、タイヤ選びが非常に重要です。
合わせて、スタッドレスタイヤであれば、冬道の安全性を守りつつ、走行時の快適性も損なわないタイヤ性能が必要になります。

また輸入車は、一般的な車とは違う視点でスタッドレスタイヤも選ぶ必要がありますので、今回は輸入車にフォーカスして、選び方からおすすめのプレミアムスタッドレスまで紹介していきます。

タイヤ専門店ならではの目線で解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

輸入車オーナーが選ぶべきタイヤとは

輸入車オーナーが選ぶべきタイヤとは

輸入車に乗っているのであれば、車体の性能を最大限引き出すためにもタイヤ選びは重要になります。

輸入車ならではの視点で、覚えておくべきポイントを解説します。

性能

タイヤは車と地面が唯一接地する部分であり、走る・曲がる・止まるに大きく影響を及ぼす場所になるため、タイヤの性能が車体に大きな影響を及ぼすことになります。

特に、輸入車は車体が大きく重量がある車、ハイパワーのエンジンを積んだ車など、一般的な乗用車とは異なる特徴を持っているケースが多いので、輸入車に合わせた性能を持っているタイヤが必要です。

反対に、ミスマッチしているタイヤを選んでしまえば、本来車体が持っているパフォーマンスが発揮できない、むしろ新車時よりも走行性が低下するといった現象を起こすことになります。

一般的な自動車に合わせるタイヤよりも高い性能が必要と考えておきましょう。

メーカー

少し前までは、国内メーカーの品質が頭一つ飛び抜けており、海外メーカーを寄せ付けない状態でしたが、近年は欧州メーカーを筆頭に高い品質を持ったタイヤも増えている状況です。

国内メーカーは視野に入れつつも、欧州メーカー(特に世界シェアが高い)も候補の1つとして考慮すべきだと思います。
乗っている輸入車が外車であれば、海外メーカーのタイヤと相性が良いこともあります。

メーカー特有の特徴もありますので、違いを詳しく知りたい場合は、タイヤ専門店にいるプロスタッフに聞くのが一番おすすめです。

もし、東北エリアにお住まいであれば、タイヤワールド館ベストにお越しくださいね。

タイヤワールド館ベスト店舗一覧

スタッドレスタイヤを選ぶ上で重要な4つの性能

スタッドレスタイヤを選ぶ上で重要な4つの性能

ここからは、スタッドレスタイヤだけに絞った情報をお伝えしていきます。

スタッドレスを選ぶ上で確認すべきポイントは、4つの性能です。
どこを重視するか、全体のバランスはどう取るかなど商品を比較する項目になるため、理解しておきましょう。

● 氷上性能
● 雪上性能
● 寿命・耐摩耗性能(ロングライフ)
● ドライ・ウェット性能

氷上性能

氷上性能は、氷の上、いわゆるアイスバーンなど凍った路面を走る際のタイヤ性能を指します。
スタッドレスにおいて、どのメーカーも一番注力している部分で、冬季の安全運転には最も欠かせない要素です。

氷結した路面では、一般的なタイヤは制動距離が長くなり、スリップしやすくなるため、事故のリスクが高まります。

スタッドレスタイヤはその特殊なゴム配合とトレッドパターンにより、氷上でのグリップ力を向上させ、安全な走行をサポートするよう設計されている形です。

冬季の気温が低いエリア、積雪量が多いエリアなど、厳しい環境を走行するのであれば、氷上性能の高さを最重視して選ぶようにしてください。

各メーカー独自の技術や素材を搭載していますが、聞き慣れない用語も多く違いが分かりにくいと思いますので、専門店等で詳しく確認するのもおすすめです。

雪上性能

雪上性能は、積もった雪道や少し雪が溶けたシャーベット状といった雪上の路面を走る際のタイヤ性能を指します。

柔らかい雪の上、圧雪路、溶けた雪などさまざまな雪道において、「空回りしない」「安全に車体をコントロールする」ためには雪上性能が重要です。

当然、冬の厳しい環境で走行するユーザーも重視しておくべきですが、ウィンタースポーツやアウトドア好き、定期的に山間部へ行くユーザーであれば、忘れずにチェックしておくべきでしょう。

寿命・耐摩耗性能(ロングライフ)

寿命・耐摩耗性能(ロングライフ)は、タイヤがどれだけ長期間使用できるか、どれだけ摩耗しにくいかを示すのが寿命・耐摩耗性能となります。

スタッドレスは基本的には3年〜4年で寿命になるというのが一般的です。
とはいえ、環境条件・使用頻度によってもタイヤの摩耗や劣化の進行スピードは変わってきます。

当然、過酷な環境下で使用していれば、想定以上の早さで消耗していきますので、寿命・耐摩耗性能も必ずチェックしておくべき項目でしょう。

また、馬力のある車、重量がある車はタイヤに与える影響が多いため、特殊な車両に合わせて寿命・耐摩耗性能を高めたスタッドレスもあるので、チェックしてみてください。(後ほどでてくる「おすすめのタイヤ」の中でも紹介しています)

ドライ・ウェット性能

ドライ・ウェット性能は、乾燥している路面(ドライ)・雨等で濡れている路面(ウェット)におけるタイヤ性能を指します。

スタッドレスは性質上、サマータイヤと比較するとドライ・ウェット路面におけるグリップ力の低下、ロードノイズの増加といったマイナス要素があります。

したがって、冬道を走行するとき以外の安全性や快適性を損なわないためにも、ドライ・ウェット性能は重要な項目です。

都心部に住んでいるのであれば、冬季期間中は乾燥路面・濡れた路面を走行する機会が多いと思いますので、特に重視してチェックしておきましょう。

【輸入車向け】最適なスタッドレスタイヤの選び方とポイント

【輸入車向け】最適なスタッドレスタイヤの選び方とポイント

ここでは、輸入車ユーザー向けのスタッドレスタイヤの選び方を解説しておきます。

  1. プレミアムクラスのスタッドレスタイヤを選ぶ
  2. 使用環境に合わせてスタッドレスタイヤを選ぶ
  3. 燃費性能に優れたスタッドレスタイヤを選ぶ

1.プレミアムクラスのスタッドレスタイヤを選ぶ

輸入車ユーザーにとって、スタッドレスタイヤの選定は性能と快適性のバランスが重要です。

プレミアムクラスのスタッドレスタイヤは、氷雪路面での優れたグリップ力に加え、静粛性や乗り心地が高く設計されているタイヤが多いといえます。
グレードが低いタイヤだと、1つの性能に特化していてもトータルバランスは低い可能性もあるので、注意が必要でしょう。

特に車両の重量やエンジンパワーが大きい輸入車では、タイヤの性能が安定した走行に直結するため、安全性や快適性を確保するために適切な選択が求められます。

2.使用環境に合わせてスタッドレスタイヤを選ぶ

スタッドレスタイヤを選ぶ際、車の特性だけでなく、使用環境を考慮することが重要です。都市部や郊外、山間部など、走行する場所によって求められるタイヤの性能が異なります。

都市部では、積雪量が少ないためウェット性能や氷上性能に優れたタイヤが適していますが、積雪の多い地域や山岳地帯では、深雪での走行性を重視したモデルを選ぶのが賢明です。

輸入車ならではの快適な走行を楽しむためにも、使用環境にマッチさせたタイヤ選びは重要な要素になります。

3.燃費性能に優れたスタッドレスタイヤを選ぶ

スタッドレスはサマータイヤと比べると、燃費性能がどうしても低下する傾向があります。

ただし、プレミアムクラスのスタッドレスであれば、燃費向上を図るために、低転がり抵抗を軽減する技術が採用されているケースも多く、エンジンの負担を軽減することが可能です。

車のパフォーマンスと経済性の両方を両立するためにも、燃費性能も合わせてチェックしておきましょう。

とくに燃費の悪い大型車や外車に乗っているユーザーは、重要な項目です。

輸入車におすすめの最新のプレミアムスタッドレスタイヤ(国産メーカー)

ここからは、国産メーカー・欧州メーカーに分けて、それぞれの高級スタッドレスタイヤを紹介していきます。

どれも特色ある特徴や性能になっていますので、お客様がスタッドレスタイヤに求める性能とマッチしたタイヤを選んでみてください。

まずは、代表的な国産メーカーの4つから紹介していきます。

  1. ブリヂストン:ブリザックVRX3
  2. ダンロップ:ウィンターマックス03
  3. ヨコハマタイヤ:アイスガード7
  4. トーヨータイヤ:オブザーブガリットギズ3

どれも高い評価を獲得しているスタッドレスタイヤです。

ただし、それぞれタイヤの特性が異なるため、車種や使用環境、好みに合わせて最適なタイヤを選びましょう。

1.ブリヂストン:ブリザックVRX3

ブリザックVRX3

ブリヂストン公式サイトへ

メーカー ブリヂストン
名称 ブリザックVRX3
発売日 2021/09/01
対象車種 セダン/スポーツ/ミニバン/軽/コンパクト/SUV
価格 ¥6,670円〜
商品ページ 最新価格はこちら

ブリヂストンのブリザックVRX3は、絶対的な信頼度を誇るブリヂストンのスタッドレスの中でも、最もハイクラスに位置しているのがブリザックVRX3です。

性能の高さはピカイチで、雪国である北海道/北東主要5都市において、ブリザックの装着率は46%になっているなど、氷上・雪上性能の安定感は他社を圧倒しています。
特に氷上性能は一段と優れており、氷の上を「止まる」「曲がる」といった動作時の安定感は抜群です。

立っていることすら難しいアイスバーンの上でも、難なく加速性能と制動力を発揮するため、これまで安価なスタッドレスを体験してきたユーザーであれば、驚きを隠せないと思います。

さらに、「ロングステイブルポリマー」と呼ばれる素材を配合し、柔らかさを維持する特徴を持っているため、性能維持力・ロングライフにも長けているのも特徴です。
使用後から4年経過しても、高い氷上摩擦係数を叩き出しているデータが残っており、ライフ性能の高さを物語っています。

アイスバーンを走行する機会が多い、積雪量が多いといった過酷な冬道を走るユーザーであれば、間違いなくブリザックをおすすめします。

2.ダンロップ:ウィンターマックス03

ウィンターマックス03

ダンロップ公式サイトへ

メーカー ダンロップ
名称 ウィンターマックス03
発売日 2020/8/1
対象車種 セダン/ミニバン/コンパクト/軽自動車/SUV/バン・商用車
価格 ¥8,400円〜
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ダンロップのウィンターマックス03は、ダンロップ史上最高の氷上性能を実現したウィンターマックス03は、氷上性能に特化させ、独自の技術によって効き持ち性能も高めたスタッドレスです。

「ナノ凹凸ゴム」によって、氷の上でもピタッと止まり、滑ることのない安定した走行を実現してくれます。

グリップ力には評価が高いため、冬道での制動力を重視したいユーザーには最適です。

また、ダンロップのスタッドレスの中でも、最も高寿命に使えるタイヤに仕上がっているので、長く安心して使える点も魅力になっています。

もし氷上性能に特化させたスタッドレスをお探しであれば、ウィンターマックス03は必ず候補に入れてください。

3.ヨコハマタイヤ:アイスガード7

アイスガード7

ヨコハマ公式サイトへ

メーカー ヨコハマタイヤ
名称 アイスガード7
発売日 2021/9/1
対象車種 軽自動車/ミニバン/セダン・クーペ/スポーツカー/コンパクトカー/SUV
価格 ¥9,080円〜
商品ページ 最新価格はこちら

ヨコハマタイヤのアイスガード7は、ヨコハマタイヤ史上最高の氷上性能に加えて、雪上性能もアップさせたバランスの良いスタッドレスです。

氷上性能としては、独自のトレッドパターンが採用され、広い接地面積とブロック剛性によって高い性能を発揮し、「氷に効く」を最大限追求している構造に仕上がっています。
接地面積は他のスタッドレスと比較しても広く、氷の上でタイヤがしっかり密着するため、氷上の発進/制動時の安心感は抜群です。

さらに、エッジ量を大幅に増加させていることで、雪上の発進/制動時のグリップ力にも優れています。

ヨコハマタイヤ独自の新素材「ウルトラ吸水ゴム」も採用されたことで、氷上・雪上性能をさらに高める仕様になっている点もポイントです。

あらゆる性能のバランスに優れたスタッドレスをお探しの方におすすめします。

4.トーヨータイヤ:オブザーブガリットギズ3

オブザーブ GIZ3

トーヨータイヤ公式サイトへ

メーカー トーヨータイヤ
名称 オブザーブガリットギズ3
発売日 2024/8/1
対象車種 ALL
価格 ¥8,700円〜
商品ページ 最新価格はこちら

2024年に販売がスタートした最新モデルのオブザーブガリットギズ3は、独自の新技術が搭載され、高次元の性能を発揮するスタッドレスです。

新たなパターン設計「ヘリンボーンサイプ」と「アッセンブルブロック」により、接地圧を均等に分散し、氷上でのグリップ力が飛躍的に向上しています。
評価が高かった前モデルと比較しても、特に滑りやすい路面での制動距離は22%も短縮されています。

さらに、「持続性高密着ゲル」や「サステナグリップポリマー」と呼ばれる素材が採用され、ゴムの柔軟性が長期間保たれるのも特徴です。
これにより、低温でもタイヤの密着力が維持され、経年劣化による性能の低下を抑制します。

最新技術を堪能したいといった最新モデルをお探しであれば、オブザーブガリットギズ3がおすすめです。

輸入車におすすめ!最新のプレミアムスタッドレスタイヤ(海外メーカー)

次に、海外メーカーの商品も紹介していきます。

世界的にシェア率が高いメーカーに絞っていますので、どのタイヤも品質は申し分なしです。

  1. コンチネンタル:バイキングコンタクト8
  2. グッドイヤー:アイスナビ8
  3. ピレリ:Pゼロウィンター
  4. ミシュラン:Xアイススノー

外車ユーザーは特に参考にしてみてください。

1.コンチネンタル:バイキングコンタクト8

バイキングコンタクト 8

コンチネンタル公式サイトへ

メーカー コンチネンタル
名称 バイキングコンタクト8
発売日 2024/9/1
対象車種 ALL
価格 ¥22,000円〜
商品ページ 最新価格はこちら

プレミアム・スタッドレスとして新発売されたバイキングコンタクト8は、あらゆる冬道を安全に走行する性能を持ちつつ、スタッドレスとは思えないほどの上質かつ快適なドライビングを実現するタイヤです。

最新世代の「ノルディック・ウィンター・コンパウンド」を採用し、凍結路面でも驚きのグリップ力を発揮します。

さらに、独自のトレッドコンパウンド、パターンレイアウトを改善し、氷上でも精密なハンドリングを体験できるのもポイントです。

ちなみに、スタッドレスはロードノイズが大きく、乗り心地が低下しやすいタイヤとなります。
しかし、バイキングコンタクト8は走行中に発生する振動や騒音を吸収し、ノイズを抑える設計になっているので、静粛性・快適性に優れ、乗り心地に特化している点もおすすめです。

輸入車ならではの快適性も損なわないタイヤをお探しであれば、バイキングコンタクト8を
試してみてください。

2.グッドイヤー:アイスナビ8

アイスナビ 8

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メーカー グッドイヤー
名称 アイスナビ8
発売日 2021/8/2
対象車種 セダン/ワゴン/ミニバン/コンパクト・軽自動車
価格 ¥7,050円〜
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グッドイヤーのアイスナビ8は、氷上におけるブレーキング性能、コーナリング性能、ロングライフを両立したプレミアムスタッドレスです。グッドイヤー史上最強と呼び声も高く、あらゆる性能が高次元で実現できるハイコスパのタイヤになっています。

特徴としては左右非対称パターンを採用し、氷上・雪上性能を強化、冬道のコーナリングやブレーキングにおいて安全性が高い走行を実現してくれます。
さらに、左右非対称パターンによって、氷・雪・ドライそれぞれで最適なパフォーマンスを発揮できる設計になっているのもポイントです。

また、高いライフ性能、ウェット・ドライ性能を持ち合わせており、トータルバランスにも優れたスタッドレスになっています。

3.ピレリ:Pゼロウィンター

Pゼロ ウィンター

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メーカー ピレリ
名称 Pゼロウィンター
発売日 2020/9/1
対象車種 ALL
価格 ¥49,200円〜
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ピレリのPゼロウィンターは、高性能車の大きなパワーとトルクに難なく対応できるスタッドレスとして販売され、他社とは違う特徴を持っています。

このスタッドレスは、元々スーパーカーやラグジュアリーカーに向けて、サマータイヤ同様のドライビングを体験できるタイヤとして開発されています。

したがって、冬の路面にしっかりと適応しつつ、サマータイヤと同じような安全性やコントロール性を実現できる構造になっており、冬でもドライブを気持ちよく楽しめるスタッドレスというのが魅力です。

ハイパワーの輸入車に乗っているユーザーであれば、候補に必ず入れてみてください。

4.ミシュラン:Xアイススノー

X-ICE SNOW

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メーカー ミシュラン
名称 Xアイススノー
発売日 2020/8/11
対象車種 セダンワゴン/ハッチバック/ミニバン/スポーツ/軽自動車
価格 ¥11,500円〜
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ミシュランのXアイススノーは、全ての冬道に対応できる性能を持ち、長く安心して使い続けられる、全ての性能において妥協せずに開発されたタイヤです。

フランスメーカーでありながら、開発自体は日本で行っており、日本の冬に合わせて設計されているので、日本の冬を知り尽くしたスタッドレスとして安心感は高いでしょう。

氷上・雪上両方のブレーキング性能を最大限高める設計がされていますので、さまざま路面状況の走行を想定されるユーザーには最適といえます。

最新のスタッドレスタイヤをお探しであればタイヤワールド館ベストへ

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輸入車に合わせるスタッドレスタイヤは、今回紹介したポイントをチェックしつつ、車体の特性に合わせて最適なタイヤを選ぶようにしてください。

とはいえ、専門用語も多く違いがわからない、失敗しなくないのでプロに選んでほしいといったお考えをお持ちでしたら、ぜひタイヤワールド館ベストへお越しください。

車体の状況や使用環境をお聞きした上で、最適なタイヤを提案させていただきます。

もっと楽にタイヤを選びたいのであれば、弊社のオンラインショップもご活用ください。

国内・海外タイヤメーカー別の検索、外車を含めた車種毎にマッチするタイヤ検索など、誰でも探しやすい仕様になっているので大変おすすめです。
取り扱っているタイヤのメーカーや種類、在庫数も豊富ですので、必ずお気に入りのタイヤが見つかるはず。

同時に最適なホイール選びも可能になっているので、手間をかけずにまとめて交換できる点も高評価を集めています。

購入から取付までの手配もネット上で完結できるので、面倒な作業なしでスタッドレスへ履き替え可能です。

気になる方は、ぜひ一度ご覧ください。

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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columns スタッドレスタイヤ タイヤの基礎知識

スタッドレスはアイスバーンに効かない?特徴や対処法、おすすめのタイヤも紹介

冬のドライブでもっとも怖いのは「アイスバーン」によるスリップではないでしょうか。

特に雪が多い地域では、毎年のようにアイスバーンによる事故が発生しています。だからこそ、多くの人が「スタッドレスタイヤを履いているから大丈夫」と思いがちですが、実はアイスバーンはスタッドレスタイヤでも滑ることがあります。

この事実を知らないと、思わぬ事故につながる可能性があるため、正しい対処法を理解することが大切です。

この記事では、まずアイスバーンとはどのような状態かを詳しく説明し、スタッドレスタイヤの効果や限界について触れながら滑りやすい状況での具体的な対策もご紹介します。

さらに、アイスバーンに強いおすすめのスタッドレスタイヤもピックアップしているのでこれから冬を迎える前にスタッドレスタイヤを選びたい方も必見です。

アイスバーンとは?

アイスバーンとは?

冬の路面で多くのドライバーが最も警戒する「アイスバーン」。これは雪道の中でも特に危険度が高く、注意が必要な路面状態です。

安全運転のために、まずはアイスバーンがどのようなものかを理解していきましょう。

路面上の水分が凍結した状態

アイスバーンとは路面上の水分が凍結して氷の層を作り、その上を車が走行する状態を指します。

日中に融けた雪や雨が夜間の気温低下によって凍りつき、ツルツルとした氷の路面が形成されます。

見た目は普通の道路と大差ないことも多く、気づかずに走行してしまうこともあります。

凍った路面は乾いたアスファルトと比べて摩擦が大幅に低下するため、タイヤがしっかりと路面を捉えることが難しくなり、スリップ事故の原因になりやすいです。

路面がツルツルして滑りやすい

アイスバーンの最大の特徴は、滑りやすさです。氷が張った路面はタイヤとの摩擦がほぼなく、スタッドレスタイヤを装着していても十分なグリップ力を発揮するのが難しくなります。

特にスピードを出しすぎたり、急ブレーキや急ハンドルといった操作を行うと、簡単に車がコントロールを失い、事故を引き起こしてしまう危険があります。

さらに見た目では路面の状況が分かりにくいため、突然アイスバーンに差しかかることもあり、とても危険です。

アイスバーンには3種類ある

アイスバーンには大きく分けて3種類あります。

● ミラーバーン
● ブラックアイスバーン
● 圧雪アイスバーン

ミラーバーン

1つ目はミラーバーンと呼ばれるもので、氷が鏡のようにツルツルと光り輝いている状態です。このタイプは最も滑りやすい特徴があります。

ブラックアイスバーン

2つ目はブラックアイスバーンです。これは一見すると濡れたアスファルトのように見えるため、ドライバーがアイスバーンに気づかないこともあります。見た目の違いがほとんどなく、突然滑り出すため特に注意が必要です。

圧雪アイスバーン

3つ目は圧雪アイスバーンです。このタイプは雪が踏み固められ、表面が凍結している状態になります。シャーベット状のため滑りやすさはやや抑えられていますが、油断するとスリップしてしまいます。

スタッドレスはアイスバーンに効かないって本当?

スタッドレスはアイスバーンに効かないって本当?

スタッドレスタイヤは雪道や凍結路での走行に適したタイヤですが、アイスバーンのような滑りやすい路面では効果が薄いとも言われているのをご存じですか?

では、本当にスタッドレスタイヤはアイスバーンには効かないのでしょうか?ここでは、スタッドレスタイヤがアイスバーンでどの程度効果を発揮するかを解説します。

一定の効果はあるが完全に滑らないわけではない

まず前提として、スタッドレスタイヤはアイスバーンに対して一定の効果は発揮します。

通常のタイヤに比べ、スタッドレスタイヤはゴムが柔らかく、低温でも硬くならずに路面を捉えやすいのが特徴です。

また、トレッドパターン(タイヤの溝)にも特別な設計が施されており、氷の上でもグリップ力を保つようになっています。

しかしそれでもアイスバーンのような極端に滑りやすい状況では、完全に滑らないわけではありません。

スタッドレスタイヤが持つ限界を理解し、過信せず慎重な運転を心がける必要があります。

スピードを出しすぎると滑る可能性がある

スタッドレスタイヤは、あくまでも滑りやすい路面でも通常のタイヤよりは安全に走行できるものです。

スピードを出しすぎると、どんなに優れたスタッドレスタイヤでもアイスバーンの上では滑りやすくなります。

アイスバーンではタイヤのグリップ力が低下し、急な動作にタイヤが追いつかず、車が制御を失うリスクが高まります。

スタッドレスを装着しているからといって安心せず、特にスピードには十分に注意を払いましょう。

スタッドレスが摩耗しているとより滑りやすい

スタッドレスタイヤの性能は、タイヤが新品の状態であれば最大限に発揮されますが、使用を重ねてゴムが摩耗してくると性能が低下します。

特にトレッドパターンがすり減ると、アイスバーンでのグリップ力が著しく低くなり、滑りやすくなるので注意しましょう。

摩耗が進んだタイヤは見た目ではまだ使えそうに見えても、実際には性能が大きく劣化していることが多いため適切なタイミングでの交換が必要です。

目安として、スタッドレスタイヤの溝が50%以下になるとアイスバーンでの安全性が大幅に低下するので、早めの交換を心がけましょう。

スタッドレスがアイスバーンで滑るときの対処法

スタッドレスがアイスバーンで滑るときの対処法

スタッドレスタイヤを装着していても、アイスバーンで完全に滑らないわけではありません。

特に運転中に予期せぬスリップが起こった場合、冷静に適切な対処をすることが事故を防ぐ鍵になります。ここでは、アイスバーンで滑ったときに取るべき対処法について説明します。

● スピードを出さずに慎重に走る
● チェーンを併用する
● 滑っても慌ててハンドルやペダルで立て直そうとしない

スピードを出さずに慎重に走る

最も重要な対処法は、そもそも滑らないためにスピードを抑えて慎重に走ることです。

アイスバーンでは路面のグリップ力が極端に低下するため、普段の感覚で走ると危険です。

特にカーブや下り坂では、スピードが出すぎているといざというときにブレーキを踏んでも止まりきれず、滑ってしまうことがあります。

アイスバーンでは常に低速で運転し、急な動作を避けることが重要です。

チェーンを併用する

アイスバーンでのグリップ力をさらに高める手段として、タイヤチェーンを併用することが有効です。
スタッドレスタイヤだけでは心許ない場合、チェーンを使うことで路面への食いつきが向上し、滑りにくくなります。

特に急な坂道や凍結がひどい場所では、チェーンが非常に有効です。ただし、チェーンの装着には時間と手間がかかるため、あらかじめ装着する場所やタイミングを考えておくようにしましょう。

また、チェーンは速度を出しすぎると切れたり劣化が進むため、装着時は特に低速で走行する必要があります。

滑っても慌ててハンドルやペダルで立て直そうとしない

もしアイスバーンで滑ってしまった場合、最も大切なのは慌てずに冷静に対処することです。

滑り始めた瞬間、反射的にハンドルを急に切ったりブレーキやアクセルを強く踏んで立て直そうとしたりするのは逆効果です。

急な操作はさらに車を不安定にし、制御が効かなくなる原因となります。滑ったときには、まず足をペダルから軽く離し、ハンドルはまっすぐに保つように心がけましょう。

滑りが収まるまで、ゆっくりとした操作で車を安定させることが大切です。特に、ブレーキは慎重に踏み込み、急激な減速を避けるようにしましょう。

アイスバーンに強いスタッドレスタイヤ3選

アイスバーンに強いスタッドレスタイヤ3選

ここからは、アイスバーンに強いスタッドレスタイヤを3つ厳選してご紹介します。冬場に滑りにくいタイヤをお探しの方は確認してみてください。

  1. ヨコハマタイヤ|アイスガード7 IG70
  2. ブリヂストン|BLIZZAK (ブリザック) VRX3
  3. ミシュラン|X-ICE SNOW

1. ヨコハマタイヤ|アイスガード7(IG70)

アイスガード7

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ヨコハマタイヤの「アイスガード7 IG70」は、氷上性能を大幅に向上させたスタッドレスタイヤです。

前モデルと比べて氷上性能が15%アップし、凍結路面でも優れたグリップ力を発揮します。

特に、進化した非対称パターンと「クワトロピラミッドディンプルサイプ」により、タイヤの接地性とブロック剛性が強化されています。

さらに、新開発のプレミアム吸水ゴムが路面の水膜を吸収し、氷上での密着性を高めます。

アイスガード7は経年劣化が少なく、長期間にわたって安定した性能を維持できるのも特徴です。

2. ブリヂストン|BLIZZAK (ブリザック) VRX3

ブリザックVRX3

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ブリヂストンの「BLIZZAK VRX3」は、氷上性能に優れた高性能スタッドレスタイヤです。

特に、前モデルであるVRX2と比べて氷上ブレーキ性能が20%向上しており、凍結路面での安全性を大幅に高めています。

これは、新開発の「フレキシブル発泡ゴム」と改良されたタイヤパターンによるものです。

さらに、ゴムの劣化を抑える新素材の採用により、長期間にわたって高い性能を維持できるのも特徴です。

耐摩耗性にも優れ、タイヤの摩耗ライフが17%向上しており、経済性も抜群。

氷上だけでなく、雪上、ドライ、ウェットといった幅広い路面状況に対応できるため、冬のドライブで安心して使用できる信頼性の高いタイヤです。

3. ミシュラン|X-ICE SNOW

X-ICE SNOW

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ミシュランの「X-ICE SNOW」は、氷上性能と雪上性能を高次元で両立させた革新的なスタッドレスタイヤです。

前モデル「X-ICE 3+」に比べて、氷上ブレーキング性能が9%向上し、新開発の「EverWinterGrip」コンパウンドにより、氷上グリップ力がさらに強化されています。

加えて、雪上でのブレーキング性能も4%向上し、一体感のある走りとステアリング応答性が高められています。

さらに溝のデザインが最適化され、ハイドロプレーニングやシャーベット雪にも優れた対応力を発揮するのが特徴です。

新しいコンパウンドにより、タイヤの摩耗後でも高い性能が長く維持されます。

アイスや雪上はもちろん、ドライやウェット路面でも安定したグリップ力と静粛性を提供する、高性能なスタッドレスタイヤとして評価されています。

アイスバーンを走行する際の注意点

アイスバーンを走行する際の注意点

アイスバーンでの運転は非常に危険を伴いますが、いくつかの基本的な注意点を守ることで、事故のリスクを大幅に減らすことができます。

ここでは、アイスバーンを安全に走行するための重要なポイントを3つご紹介します。

  1. 「急」がつく操作をしない
  2. 十分な車間距離をとって走行する
  3. 事前に路面状況を確認しておく

1. 「急」がつく操作をしない

アイスバーンで最も危険なのは、「急ハンドル」「急ブレーキ」「急加速」など、急がつく操作です。

アイスバーンは非常に滑りやすく、突然の動作に対してタイヤが路面をしっかりと捉えられなくなります。

急にハンドルを切ったり、ブレーキを強く踏み込むと、車がコントロールを失いスリップしてしまう可能性が高くなります。

そのため、走行中はすべての操作をゆっくり、滑らかに行うことが重要です。

特にカーブでは、あらかじめスピードを十分に落とし、ハンドル操作もゆるやかに行うことで、安定した走行を心がけましょう。

2. 十分な車間距離をとって走行する

アイスバーンでは、通常の道路以上に十分な車間距離をとることが不可欠です。

凍結した路面ではタイヤの制動距離が大幅に伸びるため、前の車が急に減速したり止まったりした場合、近すぎるとブレーキをかけても間に合わず、衝突してしまうリスクが高くなります。

通常時の2〜3倍の車間距離を確保することで、いざというときに安全に停止するための余裕が生まれます。

また前方の車の動きを常に注視し、先を見据えた運転を心がけることで、いざというときに安定した走行が可能になります。

3. 事前に路面状況を確認しておく

アイスバーンに直面しないための最善策は、事前に路面状況を確認することです。

特に冬場は天気予報や交通情報をチェックして、凍結が予想される道路や、すでに危険が報告されているエリアを避けるようにしましょう。

また、目的地までの道中で凍結が予想される時間帯(早朝や夕方以降)には特に注意が必要です。

さらに車を走らせる前に道路の温度や表面の状態を目視で確認し、危険そうな場合は無理をせず、時間をずらしたり別のルートを選ぶといった柔軟な対応が求められます。

アイスバーンに強いスタッドレスはタイヤワールド館ベストへ

アイスバーンに強いスタッドレスはタイヤワールド館ベストへ

今回は、アイスバーンにスタッドレスは効かないのかということや、アイスバーンを走行する際の注意点について詳しく解説しました。

アイスバーンに強いスタッドレスタイヤはありますが、過信して通常走行してしまうと滑ってしまうので注意してください。

タイヤワールド館ベストでは、スタッドレスに効果があるタイヤをたくさんご用意しております。店舗一覧からお近くの店舗を探してお越しくださいね。

タイヤワールド館ベスト店舗一覧

また近くに店舗がない方は、タイヤワールド館ベストのオンラインショップをチェックしてみてはいかがでしょうか?冬が来る前に、スタッドレスタイヤを準備しておいてくださいね。

【スタッドレス】ブリヂストン・ダンロップ特集

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全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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スタッドレス交換すべき?プラットフォームとは?サインの見方や判断基準について徹底解説

スタッドレスを探していると必ず耳にするプラットフォームですが、「なんのために存在する?」「見方や判断基準は?」など、専門用語がよく分からずお困りの方も多いはず。

タイヤメーカーであるブリジストンが実施した一般ドライバー1000人に対する調査でも、約8割の方が知らないと答えています。

そこで今回は、スタッドレスに設置されているプラットフォームの内容や見方について詳しく解説していきます。

合わせて、スタッドレスの交換するべきタイミングもプロ目線で紹介していきますので、いつ交換すればいいか分からない方もぜひ参考にしてください。

プラットフォームってなに?

プラットフォームってなに?

プラットフォームとは、スタッドレスの残溝がどれくらいの状態になっているかを示すサインです。

冬タイヤとしての使用限度を表示しているため、プラットフォームの露出度によって「早急に交換しなければ危険」ということが分かるようになっています。

特に、今使用しているスタッドレスを使い始めてから年数が経っているのであれば、プラットフォームを確認し、スタッドレスの買い直しが早急に必要かどうか判断する必要があるでしょう。

冬タイヤの残溝基準を示すサイン

スタッドレスを探す上では、プラットフォームの内容をしっかりと理解しておくことが大切です。

スタッドレスの溝の深さは、各メーカー10mm前後のタイヤが多い傾向です。プラットフォームの露出は溝の深さが5mm程度に近づくと現れはじめ、50%摩耗した時点で表示される設定になっていますので覚えておきましょう。

プラスの情報として、本来タイヤの溝には明確な保安基準が設定され、溝の深さが1.6mm以下のタイヤを使用すると道路交通違反になります。

ということは、プラットフォームが露出したからといってすぐに法令違反になるわけではありません。

よって、「プラットフォームが見えても法令違反じゃないから大丈夫」という方もいますが、冬道の路面を走るのに適していない、冬タイヤとしての使用限度を迎えている危険なタイヤになりますので、早急に交換が必要と認識するようにしてください。

※注意すべきは、雪国など県によってはスタッドレスの残溝が50%以下は条例違反というケースもあります。

使用する地域の条例内容も念のため、チェックが必要です。

夏タイヤにプラットフォームはない

プラットフォームはスタッドレス限定のサインになり、夏タイヤには存在しません。

夏タイヤには、「スリップサイン」と呼ばれるものが搭載されています。このスリップサインが夏タイヤの残溝を示すサインです。

ちなみに、スタッドレスにもスリップサインは搭載されています。
とても紛らわしいのですが、「タイヤの使用限度を示すスリップサイン」「冬タイヤの使用限度を示すプラットフォーム」といった形で意味合いが変わる形です。

「プラットフォーム」と「スリップサイン」の違いはタイヤの知識として覚えておいてください。

詳しくは「プラットフォームとスリップサインの違い」で解説しています。

プラットフォームはどこにある?

プラットフォームはどこにある?

プラットフォームは、スタッドレスのサイドウォール(側面)を見ると設置してある場所が分かるようになっています。
側面に「矢印」が記載され、その延長線上を辿っていくとプラットフォームが溝の間に設定されているでしょう。

形は四角のような突起物になっていて、表面には細かな溝が複数入っているものがプラットフォームです。

基本的に1本のスタッドレスに4カ所のプラットフォームがあります。

チェックする際は、必ず全ての場所を確認し、4カ所共に露出がないか確認が必要です。

1ヶ所だけ摩耗している場合も、冬タイヤの使用限度を超えていることになりますので、注意して確認してください。

メーカーによっては、プラットフォームを示す矢印だけでなくアイコン表示(雪だるまなど)も付いている場合もあります。場所が分からない場合は、購入店に確認するのがベストです。

プラットフォームの見方と判断基準

プラットフォームの見方と判断基準

知識が少ない方は、自分のチェック方法や判断が正しいか不安になるかと思います。ここでは、プラットフォームの見方や簡単なチェック方法、判断基準について詳しく見ていきます。

安全に冬シーズンを過ごすためには定期的にチェックが必要なので、正しい見方は覚えておきましょう。

プラットフォームの露出度をチェック

見方はいたって簡単で、プラットフォームがどれだけ見えているか(露出しているか)をチェックします。

プラットフォームが溝と同じラインまで露出していれば、「溝を50%摩耗している」状態です。

この状態であれば使用限度を超えていますので、早急に交換の判断をしてください。

ただし、なんとなくプラットフォームの見方に自信が持てない方もいると思います。

そんな時は「タイヤ溝測定ゲージ」と呼ばれる専用機を使用すれば、正確な状態が分かるので、もし細かく計測したい方は購入するのがベストでしょう。

タイヤ溝測定ゲージ

参考:Amazon

また、「100円硬貨」を使って簡易的なチェックも可能です。

方法としては、「100」が刻印されている面を手前にし、「1」が書いてある方向から溝に入れていきます。

「1」は硬貨の縁から5mmの位置に刻印されているため、溝に入れた際に「1」がすっぽり隠れてしまえば、使用限度の5mmよりも溝が残っているといえます。

反対に「1」が露出してしまうのであれば、溝の深さが5mm以下になっている形です。

「100円硬貨」を使った簡易的な残溝チェック

簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。

スタッドレスのプラットフォームは何ミリで交換すべき?

プラットフォームが完全に露出していれば交換の判断をしやすいですが、「プラットフォームの露出まで数ミリ残っている時」は判断に困ってしまう方も多いと思います。

「プラットフォームまで○○ミリで交換」とする明確な基準はなく、使用する環境・頻度・商品・車両の種類によって溝の減るスピードに差がでてしまうため、一概には基準を設けられない形です。

ただし、整備工場やタイヤショップによっては「プラットフォームまで残り2mm」で交換を推奨しているケースがあります。

プラットフォームまで残り2mmの状態は、大体30%程度摩耗していることになり、この段階から冬用タイヤとしての性能が低下してくると言われています。

一つの交換目安として覚えておくとよいでしょう。

プラットフォームとスリップサインの違い

プラットフォームとスリップサインの違い

上記写真がスリップサインです。プラットフォームとスリップサインは非常に紛らわしい項目なので、ここで整理しておきます。

項目 プラットフォーム スリップサイン
設置 スタッドレスのみ スタッドレスと夏タイヤの両方
サインの内容 冬用タイヤとしての使用限度 タイヤ自体の使用限度
条例 基本的には5mm以下(50%の摩耗)のタイヤは条例違反にはならない 1.6mm以下のタイヤは条例違反になる
場所を示す表示方法 タイヤの側面に矢印表示(アイコン付きも有) タイヤの側面に印表示(△表示など)
形状 溝の間にある突起物で細かな溝が表面に入っている 溝の奥にある突起物

混同しないようにそれぞれのポイントを抑えておき、車の点検時は履いているタイヤの種類に合わせて、プラットフォームとスリップサインを確認してください。

スタッドレスタイヤを交換すべきタイミング

スタッドレスタイヤを交換すべきタイミング

スタッドレスの交換が必要なのか判断するには、プラットフォーム以外にもチェックすべき項目があります。

下記の項目は全て点検すべき箇所になりますので、合わせて覚えておきましょう。

スタッドレスの使用年数と製造年数

スタッドレスタイヤの平均寿命は、3年〜4年の設定になっています。
注意すべきは使用をスタートしてからの年数ではなく、製造してからの年数になる点です。

スタッドレスはゴムで作られた製品になるため、使用していなくても経年劣化が進んでいきます。年数のカウントを間違えてしまえば、本来の性能を発揮せず使用中のトラブルに繋がり、思わぬ事故になる可能性もあるので注意してください。

したがって、購入するときはスタッドレスの製造年月日の確認が大切です。
確認方法は、タイヤの側面に必ず「2412」といった四桁の数字が書かれていますので、チェックしてください。

最初に書かれている2つの数字が製造された週、後ろの2つの数字が製造年になっています。

タイヤの製造年月日の確認方法

参考:ブリヂストン

上記の「2412」を例にすると、2012年の24週目に製造された形です。重要な表示になりますので覚えておきましょう。

スタッドレスの走行距離

スタッドレスの走行距離の限度は、1万〜1.5万kmが目安とされています。当然、走行すればするほどタイヤは摩耗していきますので、使用年数や劣化よりも先に、走行距離次第で交換の判断が必要になるケースもあるでしょう。

使用してからどれくらいの距離を走っているかが分かるように、記録を残しておくのがベストです。

もし中古のスタッドレスを検討している場合、製造年月日や溝の状態は確認できても走行距離までは確認できないケースがほとんどです。

中古はどうしても見た目だけではわからないリスクがあるので、信頼できるお店で購入するようにしてくださいね。

スタッドレスのひび割れや硬さなど劣化具合

スタッドレスの劣化具合のチェックも欠かせません。

劣化が進んでいる場合、タイヤの表面にヒビ割れがある・タイヤが硬化しているなどの現象が発生しています。
それぞれの現象が出てしまうと、以下の危険性が考えられます。

● 走行中にバーストする可能性がある
● 柔軟性がなくなり、冬道で本来の性能を発揮しなくなる

ひび割れは目視で確認しやすいですが、硬化については専門家でなければ判断しにくい項目です。
硬度計を置いている整備工場やショップであれば、スタッドレスの硬さをチェックできます。

よくある質問

よくある質問

最後に、プラットフォームに関するよくある質問にお答えしていきます。

  1. スタッドレスタイヤのプラットフォームがギリギリになっても使える?
  2. スタッドレスのプラットフォーム露出まで残り2mmでも使える?
  3. プラットフォームが露出したスタッドレスは夏タイヤとして使える?

1.スタッドレスタイヤのプラットフォームがギリギリになっても使える?

スタッドレスのプラットフォームが露出するギリギリのラインになっている場合は、早急にタイヤ交換をした方がよいでしょう。

基本的に、プラットフォームが露出する(50%程度摩耗している)状態は早急に交換が必要になります。
また、プラットフォームの露出まで2mm程度の状態も交換を推奨するラインです。

したがって、ギリギリの状態であればスタッドレスが冬道を走行するのに適していないタイヤといえますので、交換をするようにしてください。

2.スタッドレスのプラットフォーム露出まで残り2mmでも使える?

スタッドレスのプラットフォームが露出するまで残り2mm(30%摩耗している)は、交換が推奨される一つの目安になります。

一般的に、スタッドレスの摩耗が30%程度進むと冬道を安全に走る性能が低下すると言われていますので、交換しておくのが最も安全な判断です。

すぐに交換が難しくても、近い時期に交換する予定を決めて、新しいスタッドレス探しをするなど行動しておくようにしてください。

3.プラットフォームが露出したスタッドレスは夏タイヤとして使える?

プラットフォームが露出しているスタッドレスは、「冬タイヤとして使用限度を超えた」タイヤです。
したがって、タイヤ自体の使用限度を超えているわけではないため、原則的には夏タイヤとして使用できることになります。

ただし、ドライ路面やウェット路面の走行に適しているかは別問題です。

本来、スタッドレスは硬くなりにくい、柔軟性のあるゴムで作られています。
雪や氷の上で密着してグリップ力を強化する構造としては最適ですが、通常の路面では柔らかすぎることでグリップ力の低下を引き起こします。

さらに、排水性が弱いスタッドレスでウェット路面を走行した場合、制動性能が落ちて止まれず、事故につながるケースもあります。

プラットフォームが露出したスタッドレスを夏タイヤとして使うのは止めておきましょう。

まとめ:スタッドレスタイヤは冬が来る前に買っておこう

スタッドレスタイヤは冬が来る前に買っておこう

プラットフォームについて、まとめると以下のとおりです。

●プラットフォームはスタッドレスの残溝がどれくらいの状態になっているかを示すサイン
●スタッドレスの溝の深さはだいたい10mm前後で、50%(5mm程度)摩耗した時点で現れる
●プラットフォームが出ても法令違反ではないが(法令違反は溝の深さが1.6mm以下)、スタッドレス機能としては限界
●ノーマルタイヤにはない

スタッドレスは、いざ雪が降ってから交換しようと思っても欲しい商品の在庫がなく、すぐに装着できないケースがあります。
本格的な冬が到来する前に、早めの冬支度をしておきましょう。

タイヤワールド館ベストが運営するオンラインショップであれば、国内から海外メーカーまで幅広いラインナップを揃え、常に在庫も豊富に取り揃えています。
自宅にいながら、簡単にあなたの車に適したスタッドレスを見つけ出せるはずです。

指定車種から適合するスタッドレスを探すこともできるので、タイヤの知識が少ない方でも「見つけやすい」と大好評です。

タイヤの取り付けもネット上から手配可能で、住んでいる地域から近い提携店での予約も合わせてできます。

時間がない方でも手軽に手配ができますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

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