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    クロカンSUVホイールの選び方|車種別のおすすめホイールも紹介

    クロカンSUVに乗っている方で、次のような想いを抱いていませんか?

    ● ホイールを変えて迫力のある見た目にしたい
    ● オフロードでも街乗りでも安心して走りたい
    ● デザイン性でほかと差をつけたい

    今回は、クロカンSUVに合ったホイールを選ぶことで、見た目のかっこよさを追求し、自分好みのカスタマイズができる方法を紹介します。

    具体的には、愛車に合うホイールの選び方からおすすめのホイールセット、交換時の注意点までを幅広く解説しています。

    ぜひ本記事を参考に、理想のクロカンSUVを完成させましょう。

    タイヤワールド館ベストでは「クロカンSUV特集」で、おすすめのホイールセットを紹介しているので、こちらも合わせてご覧ください。

    クロカンSUVホイールの特徴

    クロカンSUVホイールの特徴

    まずは、クロカンSUVのホイールの特徴を紹介します。主な特徴は、以下のとおりです。

    ● オフロード走行に特化した高い耐久性と剛性
    ● 力強い見た目を実現するデザイン性
    ● 車種別の適合性とカスタマイズの幅広さ

    クロカンSUVホイールの最大の特徴は、過酷なオフロード環境に耐える高い耐久性と剛性にあります。岩場や泥地ではホイールに大きな負荷がかかるため、変形や破損を防ぐには素材選びが重要です。

    なかでも鍛造アルミホイールは、鋳造に比べ軽量で、強度の高いのが特徴です。軽量化によるバネ下重量の低減は、燃費やハンドリング性能の向上も期待できます。

    デザイン面では、太い5本スポークやメッシュ、ディッシュといったスタイルがあり、マットブラックやブロンズ系カラーなども魅力的です。見た目だけでなく、冷却性や清掃性といった機能性も考慮されています。

    ランドクルーザーやジムニーなど、車種ごとにPCD(ホイールのボルト穴の中心を結んだ円の直径)やハブ径、インセットが異なる場合は、専用設計が必要です。

    こまかなインセット調整が可能なメーカーを選べば、理想のフィット感を実現できるため、購入前には愛車の仕様を確認し、専門店に相談しましょう。

    クロカンSUVホイールの選び方

    クロカンSUVホイールの選び方

    クロカンSUVホイールを選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。

    ● 車種に適したサイズで選ぶ
    ● オフロード性能で選ぶ
    ● デザイン性で選ぶ
    ● 予算に応じた製品を選ぶ
    ● 耐久性や素材で選ぶ

    それぞれ具体的な内容を確認しましょう。

    車種に適したサイズで選ぶ

    クロカンSUVホイールを選ぶ際は、まず愛車の車種に適したサイズを把握しましょう。ホイールサイズは、以下のような要素で構成されています。

    ● PCD
    ● ハブ径
    ● インセット
    ● ボルト穴数

    上記の要素が一致しないと、理想のホイールが見つかっても愛車に装着できません。間違ったサイズ選択は、装着不可能や走行安全性の問題、車検不適合の原因となるため、車検証や純正ホイールの刻印で正確な仕様を確認することが重要です。

    ホイールサイズの見方については、以下の記事で詳しく解説しています。

    オフロード性能で選ぶ

    ホイールを選ぶ際は、クロカンSUVの強みであるオフロード性能を考慮するのもいいでしょう。本格的なオフロード走行を楽しむなら、ホイールの強度と軽量性が重要なポイントです。

    過酷なオフロード環境では、岩場での衝撃や泥濘地での負荷、急激な温度変化など舗装路では経験しない条件にさらされるため、高い耐久性が求められます。

    具体的には、バネ下重量の軽減により、サスペンションの追従性向上や燃費改善の効果も期待できます。また、スポーク数の少ないシンプルなデザインは、泥や石の排出性に優れ清掃が容易になるでしょう。

    本格オフロード走行を楽しみたい方は、初期投資は高くても高品質なホイールを選ぶことで長期的な安心感を得られます。

    デザイン性で選ぶ

    クロカンSUVの魅力を最大限に引き出すには、車両の力強さにマッチするホイールデザインの選択が重要です。

    SUVの大きなボディには、それに見合う存在感のあるデザインが必要です。スポーク形状では、太く頑丈な5本スポークが強靭な印象を与える一方、繊細なメッシュデザインは高級感を演出します。

    マットブラックやマットブロンズなどのマットカラーは人気が高く、クロカンSUVの力強さをより引き立てます。

    デザインは見た目の満足度だけでなく、ブレーキ冷却性や清掃性といった実用面にも影響するため、使用環境を考慮した総合的な判断が求められるでしょう。

    予算に応じた製品を選ぶ

    クロカンSUVホイールは価格帯により性能と品質に差があるため、使用目的と予算のバランスを考慮した選択が重要です。

    値段が高いものであれば、高性能な商品も多いですが、価格が高いからといって自分の用途に合っているとは限りません。

    そのため、まずは予算に合った商品の中から、愛車の性能やデザインに適したタイヤを探すことが重要です。

    目安としては、クロカンSUVを街乗りメインで運転する場合は中価格帯、本格的なオフロード走行をする場合は高価格で高品質なタイヤを選択するといいでしょう。

    耐久性や素材で選ぶ

    クロカンSUVホイールの素材選択では、スチール・鋳造アルミ・鍛造アルミそれぞれの特性を理解し、使用環境に適した耐久性を持つ材質を選ぶことが重要です。

    以下の表に、3種類の特徴をまとめたのでご覧ください。

    ホイールの種類 特徴
    スチール 安価で頑丈ですが、重くデザイン性は低い傾向があります。
    鋳造アルミ 軽量かつデザインが豊富で、価格と性能のバランスがいいのが特徴です。
    鍛造アルミ 走行性能に優れ、最軽量かつ高強度ですが、その分値段は高価になります。

    コストと耐久性重視ならスチール、バランス重視なら鋳造アルミ、過酷なオフロード使用や最高性能を求める場合は鍛造アルミがおすすめです。

    【車種別】クロカンSUVにおすすめのホイールセット

    【車種別】クロカンSUVにおすすめのホイールセット

    クロカンSUVにおすすめのホイールセットを、以下5つの人気の車種別に紹介します。

    1. ジムニー
    2. デリカD5
    3. ランドクルーザーシリーズ
    4. ハスラー
    5. N-VAN

    それぞれの具体的なホイールセットや価格(タイヤワールド館ベストの販売価格)を見ていきましょう。

    ジムニー

    ジムニーには軽量で高剛性な16インチホイールが最適です。軽自動車規格でありながら本格オフロード性能を持つジムニーには、以下のようなホイールセットがおすすめです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    JAPAN三陽「MONZAJAPAN HI-BLOCK TARMOR」 GOOD YEAR「WRANGLER AT/S」 143,400円(税込)
    KYOHO「AME PPX GX14」 DUNLOP「GRANDTREK AT5」 138,200円(税込)
    Weds「WEDS ADVENTURE MUD VANCE 06」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY A/TⅢ」 123,900円(税込)

    デリカD5

    デリカD5には、耐荷重性能が高い18インチホイールがおすすめです。車両重量が約1,900kgと重く、最大積載量も大きいデリカD5では、高い耐荷重性能が求められます。

    デリカD5におすすめのホイールセットは、以下のとおりです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    Weds「WEDS ADVENTURE MUDVANCE SD」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY A/T EX」 151,200円(税込)
    DELTA FORCE「DELTA FORCE OVERLANDER」 DUNLOP「GRANDTREK AT5」 209,700円(税込)
    MID「NITRO POWER M7 PHALANX」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY A/TⅢ WHITE LETTER」 184,000円(税込)

    ランドクルーザー300

    ランクル300には最高グレードの鍛造ホイールがおすすめです。車両重量が2,500kg以上あり、過酷なオフロード走行での信頼性が求められるため、最高レベルの強度と耐久性が要求されます。

    ランドクルーザー300におすすめのホイールセットは、以下のとおりです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    Weds「WEDS ADVENTURE STADTBERGE」 YOKOHAMA TIRE「GEOLANDAR A/T G015」 213,000円(税込)
    RAYS「GRAM LIGHTS 57DR-X」 BF GOODRICH「All-Terrain T/A KO3」 376,000円(税込)
    MID「NITRO POWER」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY A/TⅢ WHITE LETTER」 288,500円(税込)

    ハスラー

    ハスラーには軽量で個性的なデザインの15インチホイールが最適です。軽自動車でありながらSUVテイストを持つクロスオーバー車両のため、アウトドア感を演出できるデザイン性と、軽自動車の燃費性能を損なわない軽量性の両立が重要になります。

    ハスラーにおすすめのホイールセットは、以下のとおりです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    JAPAN三陽「MONZAJAPAN HI-BLOCK TARMOR」 YOKOHAMA TIRE「GEOLANDAR A/T G015」 111,770円(税込)
    MID「MID WHEELS Garcia CISCO TypeⅡ」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY R/T WHITE LETTER」 137,900円(税込)
    KYOHO「AME PPX GX14」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY R/T WHITE LETTER」 121,900円(税込)

    N-VAN

    N-VANには実用性と耐久性を重視したスチールホイールまたは廉価アルミホイールを推奨します。商用車ベースの軽バンのため、積載性と経済性が最優先となるでしょう。

    N-VANにおすすめのホイールセットは、以下のとおりです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    MLJ「XTREME-J XJ07」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY R/T」 87,400円(税込)
    HOT STUFF「MAD CROSS AEVER」 YOKOHAMA TIRE「GEOLANDAR M/T G003」 63,500円(税込)
    TOPY「LANDFOOT SWZ」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY R/T」 69,200円(税込)

    ホイール交換のメリット

    ホイール交換のメリット<

    ここからは、クロカンSUVのホイール交換のメリットを見ていきましょう。

    ● 好みのデザインを選べる
    ● 走行性能が向上する
    ● タイヤ選びの幅が広がる

    それぞれ具体的な内容を解説します。

    好みのデザインを選べる

    クロカンSUVのホイールを交換するメリットは、純正ホイールでは実現できない個性的なデザインを選択できることです。市場には数千種類のホイールが存在し、スポークやメッシュ、ディッシュなどさまざまなスタイルから選択できます。

    カラーバリエーションも豊富で、マットブラックやブロンズ、ポリッシュ仕上げなど、愛車のボディカラーに合わせたコーディネートが可能です。

    たとえば「RAYS TE37」は、スポーツホイールの原点といわれており、6本スポークのシンプルなデザインでスポーティさを演出してくれます。「DELTA FORCE OVAL」は、深いコンケーブデザインで、クロカンSUVの足元をよりアグレッシブな印象にしてくれます。

    デザイン選択の際は、まず愛車に求めるイメージを明確にし、テイストに合ったホイールを選びましょう。

    走行性能が向上する

    適切なホイール選択により、クロカンSUVの走行性能の向上が期待できます。軽量な鍛造ホイールはバネ下重量を削減し、サスペンションの追従性が向上する可能性があります。

    鍛造ホイールの高剛性は、タイヤの性能を最大限に引き出し、コーナリング性能や制動性能の向上に貢献するでしょう。また軽量ホイールは、加速性能や燃費の改善にもつながります。

    オフロード走行の場合は、高い耐久性と剛性により、悪路での安全性と走破性向上が期待できます。

    走行性能向上を重視する場合は、予算と相談しながら鍛造ホイールを選択するのがおすすめです。

    タイヤ選びの幅が広がる

    ホイール交換により、用途に応じたタイヤ選択が可能になり、車両性能を最適化できます。純正ホイールの場合は、タイヤは特定のサイズに限定されますが、社外ホイールに交換することでタイヤサイズの選択肢が大幅に拡大します。

    たとえば、インチアップをすれば、より高性能なスポーツタイヤの選択が可能です。一方、インチダウンにより、本格的なオフロードタイヤの装着も検討できるでしょう。

    また、リム幅の変更により、より太いタイヤやより細いタイヤの装着が可能になり、用途に応じた最適なタイヤ選択ができます。

    タイヤの選択肢を広げたい方は、合わせてホイールの交換も検討し、愛車に合うホイールセットを購入しましょう。

    ホイール交換のデメリット

    ホイール交換のデメリット

    一方、クロカンSUVのホイール交換のデメリットは、以下の3つです。

    ● コストが高くなる場合がある
    ● 乗り心地が悪くなる可能性がある
    ● オフセットやリム幅によっては違法改造とみなされる

    それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    コストが高くなる場合がある

    クロカンSUVのホイールを交換すると、初期費用や維持費など、ホイールに関するコストが高くなる可能性があります。

    高品質なホイールは製造コストが高く、鍛造ホイールの場合は高いもので1本10万円を超えるものも珍しくありません。たとえば「BBS LM」は、タイヤとホイールセットで100万円を超えるものもあります。

    また、ホイールが重くなれば燃費が低下する可能性があり、維持費が増加する恐れもあるでしょう。

    ホイールを交換する際は、価格だけでなく、維持費も含めたコスト全体を把握した上で、愛車に合ったホイールを選びましょう。

    乗り心地が悪くなる可能性がある

    インチアップやスポーツ系ホイールへの交換により、ハンドリングやグリップ性能の向上は期待できるものの、乗り心地が悪化する可能性があります。

    インチアップにより扁平率の低いタイヤを装着すると、タイヤのクッション性が低下し、路面からの振動や衝撃が直接車体に伝わりやすくなるためです。

    具体的にはインチアップにより、段差での突き上げが強くなったり、高速道路でのロードノイズが増えたりすることもあります。

    乗り心地を重視する場合は、過度なインチアップは避け、適度なサイズ変更でバランスを重視することが重要です。

    オフセットやリム幅によっては違法改造とみなされる

    不適切なオフセットやリム幅のホイールを装着すると、保安基準違反となり違法改造とみなされる可能性があります。

    日本の道路運送車両法では、タイヤやホイールがフェンダーから突出することは禁止です。乗用車の場合は、特定条件下で10mmまでのタイヤ部分の突出が許可されていますが、ホイール自体の突出は認められていません。

    さらに、不適切なオフセットはスクラブ半径を変化させ、操縦安定性に悪影響を与える可能性もあります。

    ホイール選択時は必ず適合性を確認し、保安基準に適合するオフセットとリム幅を選択しましょう。

    クロカンSUVのホイール交換の注意点

    クロカンSUVのホイール交換の注意点

    この章では、クロカンSUVのホイール交換で失敗しないための重要な注意点について紹介します。
    クロカンSUVのホイール交換には主に以下の内容があります。

    ● 強度や耐久性をチェックする
    ● オフセットやリム幅を確認する
    ● タイヤとのバランスを考える

    強度や耐久性をチェックする

    クロカンSUVのホイール選びでもっとも重要なポイントは、過酷なオフロード環境に耐える強度と耐久性です。

    一般的な舗装路用のホイールでは、岩場や悪路での衝撃により変形や破損のリスクが高まります。とくに日本国内で使用する場合、JWL(Japan Light Alloy Wheel)やJWL-T規格への適合は必須条件です。

    適合試験はホイールメーカーの責任において行われ、適合しているホイールには、JWLまたはJWL-Tのマークが表示されています。

    JWLまたはJWL-Tのマーク

    鍛造アルミホイールは鋳造品と比較して、軽量でありながら高い強度を実現しています。RAYSやBBSの鍛造ホイールは、モータースポーツでの実績もあるため、高い評価を得ています。

    一方で、格安の海外製ホイールは、規格を満たしていない可能性もあるため、購入時は必ず正規販売店での確認が重要です。

    オフセットやリム幅を確認する

    ホイール交換時に見落としがちなのが、オフセットとリム幅の適合性を確認することです。

    オフセットは、ホイールの取り付け面からリム幅中心線までの距離を示す数値です。オフセットが不適切だと、ホイールがフェンダーからはみ出して保安基準に違反したり、サスペンションアームやブレーキキャリパーと干渉したりするおそれがあります。

    リム幅に関しても、タイヤサイズに対して適切な幅を選ばないと、タイヤの性能を十分に発揮できず偏摩耗の原因となります。

    数値を見てもわからないという方は、専門店のスタッフに相談しながら、愛車に合うホイールを選んでもらいましょう。

    タイヤとのバランスを考える

    クロカンSUVのホイールを交換する際は、タイヤとのバランスを考慮することが大切です。ホイールの重量とタイヤの特性は、バネ下重量として車両の運動性能に大きく影響します。

    たとえば、重いホイールは加速や制動性能を悪化させ、燃費性能を低下させる可能性があります。

    逆に軽量なホイールを選べば、ハンドルのレスポンスが向上し、オフロードでも操作性が安定するでしょう。ただし、あまり軽量すぎると耐久性に不安が残るため、走行環境に適したバランスが重要です。

    また、タイヤ幅や外径との組み合わせ次第で、フェンダー干渉や速度計の誤差が生じることもあるため、ホイール選びは見た目だけでなく機能性との両立を意識しましょう。

    クロカンのホイールはタイヤワールド館ベストにおまかせ

    クロカンのホイールはタイヤワールド館ベストにおまかせ

    クロカンSUVのホイール選びでは、まず愛車と適合できるかサイズを確認することが大切です。

    オフロード走行を重視するなら、鍛造製法の軽量で強度の高いホイールを選びましょう。街乗り中心なら、バランス性能が高くコストパフォーマンスを重視した選択も有効です。

    デザイン面ではブラックやホワイトなどのカラー選択と、スポーク形状やディッシュ深度が愛車の印象を大きく左右します。

    適切なホイール選びにより、街での存在感とオフロードでの安心感を両立できます。愛車への愛着も深まり、アウトドアライフがより充実したものになるでしょう。

    タイヤワールド館ベスト全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤやホイールに関する相談を随時受け付けております。

    クロカンSUVのホイールをはじめ、タイヤやホイールに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

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    columns ホイールの基礎知識 車種別タイヤ選びガイド 軽自動車

    軽自動車のホイールには互換性がある?判断基準や注意点を解説

    「お気に入りのホイールを購入予定の軽自動車にも使いたい」「欲しいホイールがあるんだけど、軽自動車に使える?」

    お気に入りや欲しいホイールを装着するために、軽自動車に互換性があるか知りたい方はいませんか?互換性の基準がわかれば中古のホイールが選択肢に入り、新品を購入するよりも安く車のイメージを一新できます。

    軽自動車のホイールには互換性があり、サイズが合えば流用が可能です。そこで当記事では、互換性の判断基準やホイール購入前の見落としがちな注意点を紹介しています。お気に入りのホイールや中古のホイールを装着できれば、浮いたお金でさらにカスタムができるでしょう。

    軽自動車のホイールには互換性がある

    軽自動車のホイールには互換性がある

    軽自動車のホイールには互換性があり、サイズが合えば装着できます。そのためには以下のサイズを確認する必要があります。

    ● PCD(ピッチ)・ボルト数
    ● ハブ径
    ● オフセット(インセット)
    ● インチ・リム幅

    見落としがちなのがハブ径です。純正流用やメーカー違いのホイールを装着したい場合は、必ずハブ径を確認しましょう。

    PCD(ピッチ)・ボルト数

    PCDとは、ホイールと車体を繋ぐボルトが描く円の直径のことです。
    軽自動車はほとんどがPCD100ですが、まれに110の車種もあるので注意しましょう。

    また、普通車と軽自動車ではボルト数が違うため、ホイールに空いている穴の数も違います。大体の普通車用のホイールはボルトの穴が5つあり、これを「5穴」といいます。一方で、軽自動車のホイールは「4穴」なので、5穴の普通車用ホイールは軽自動車に装着できません。

    そのため、ホイールを購入する際は、PCDとボルトの数を必ず確認しておきましょう。大部分の軽自動車はPCD100/4穴です。

    軽自動車のPCDはほとんど100

    現在、軽自動車のPCDはほとんどが100で統一されています。ただ、一部の車種ではPCD110が採用されており、軽自動車はすべてPCD100ではありません。ダイハツのアトレーやオプティなど、約15年前のダイハツの軽自動車にはPCD110が採用されています。

    同じ軽自動車でも、昔のダイハツ車のホイールには互換性がない場合があります。昔のダイハツ車に乗っている方はPCDを事前に確認しましょう。

    ハブ径

    ハブ径とは、ホイールの中心にある穴の直径のことです。ホイールのハブ径が、車体のハブより大きくないと装着できません。社外ホイールは大体の車種を装着可能にするため、ハブ径は大きめに作られています。

    ただ、他メーカーや違う車種の純正ホイールを流用したい場合は注意しましょう。ハブ径は車種ごとに異なり、同じメーカーだからといって純正ホイールに互換性があるわけではありません。また、他メーカーの純正ホイールを流用したい場合もハブ径が異なるので、事前に確認しましょう。

    ハブ径はネットで調べられるので「車種名 ハブ径」で検索してみてください。

    オフセット(インセット)

    オフセットとは、ホイールを横から見たときのリム幅の中心位置から、ホイールを車体に取り付ける面までの距離を示した数値のことです。オフセットは、2008年7月11日以降、国際基準に合わせるために「インセット」という名称に変更されました。

    オフセットは、ホイールの取付面がリムの中心位置にある状態を「ゼロ(0)」とし、中心より内側が「マイナス(ー)」中心より外側が「プラス(+)」の表記になっています。

    ホイールの取付面 中心より内側 中心 中心より外側
    オフセット表記 マイナス(-) ゼロ(0) プラス(+)

    ホイールのサイズが「14インチ4.5J/4穴/PCD100/+50」だった場合、車体に取り付ける面がホイールの中心から50mm外側にあることを示します。オフセットを考慮しておかないと、フェンダーからタイヤがはみ出したりインナーフェンダーに干渉したりします。

    そのため、ホイールを流用する際はオフセットを確認し、所有している車でも装着できるか確認しましょう。また、オフセットを計算すれば、ホイールとフェンダーの出面を合わせる「ツライチ」というカスタムができます。オフセットの計算方法は以下の記事で詳しく解説しています。

    インチ・リム幅

    インチはホイールの直径を表し、リム幅(J数)は太さを表します。インチアップは、ホイールの直径を大きくしたカスタムのことです。

    軽自動車では13インチ〜16インチが一般的で、それ以上のサイズはデメリットを感じやすい傾向にあります。デメリットとしては、乗り心地が悪くなったり走行時の振動が大きくなったりします。

    また、ホイールが大きすぎるとハンドルを切った際にフェンダーに干渉するので、インチ数・リム幅は大きくしすぎないようにしましょう。

    リム幅(J数)についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

    ホイールの流用にはホイールナットも重要

    ホイールの流用にはホイールナットも重要

    ホイールの流用にはナットの形状も重要です。軽自動車各メーカーのホイールナットの形状をまとめました。

    メーカー ナット形状 ナットサイズ ソケットサイズ
    トヨタ テーパー座・平面座 M12×P1.5 21
    ホンダ テーパー座・球面座 M12×P1.5 19
    日産 テーパー座 M12×P1.25 21
    ダイハツ テーパー座 M12×P1.5 21
    スズキ テーパー座 M12×P1.25 19
    マツダ テーパー座 M12×P1.5 21
    スバル テーパー座 M12×P1.25 19
    三菱 テーパー座 M12×P1.5 21

    ※OEM車の場合は異なる場合がありますので、ご確認ください。
    各項目について詳しく解説していきます。

    ● ホイールナットの形状
    ● ホイールナットのサイズ

    見落としがちなホイールナットのサイズを理解しておけば、サイズは合っているのにナットがはめられないという事態を避けられるでしょう。

    ホイールナットの形状

    ホイールナットの座面形状には以下の3種類があります。

    ● テーパー座
    ● 球面座
    ● 平面座

    テーパー座は根本が斜めにカットされ60°の角度がついており、多数のメーカーで採用されています。テーパー座は汎用性が高いため、対応している社外ホイールはすぐに見つかるでしょう。

    球面座は根本が球体になっており、ホンダ純正のナットとして用いられています。平面座はトヨタ純正です。

    たとえば球面座のナットが採用されている車に、テーパー座対応のホイールを取り付ける場合、ホイールナットも交換する必要があります。ナットが球面座のままだと根本に隙間ができてしまい、走行中に緩むことがあります。

    ホイールを交換する際は、ナットの形状も確認しないと重大な事故につながる恐れがあるので、注意してくださいね。

    ホイールナットのサイズ

    国産車のホイールナットのサイズは、メーカーや車格ごとに決まっています。それぞれのメーカーサイズは上記の表にまとめているので、参考にしてみてください。

    基本的にはM12が多いですが、一部高級車ではM14が使われていることもあります。ランドクルーザーやアルファード、レクサス車などはホイール交換前にナットサイズを確認しましょう。

    また、OEM車に関しては以下の記事を参考にしてください。

    軽自動車各メーカーのホイールの互換性

    軽自動車各メーカーのホイールの互換性

    軽自動車各メーカーのホイールの互換性について紹介します。

    ● ホンダとスズキのホイールの互換性
    ● スバルとスズキのホイールの互換性
    ● ダイハツとスズキのホイールの互換性
    ● ホンダとダイハツのホイールの互換性

    各メーカーの互換性を知り、他車種の純正ホイール流用の際に参考にしてみてください。

    ホンダとスズキのホイールの互換性

    ホンダのホイールはサイズ・ナットの形状が特殊なため、互換性は低い傾向にあります。具体的にはホンダホイールのハブ径は56mm、スズキのハブ径は54mmです。

    ハブ径を見ると、ホンダのホイールはスズキ車に装着できそうですが、ナットの形状・サイズが違うため、取り付けできません。

    また、ホンダのホイールには球面座のナットが必要になります。そのため、球面座ナットをスズキ車に取り付ければホイールの装着が可能になります。しかし、ホンダ用ナットはピッチサイズがP1.5なので、P1.25のスズキ車には流用できません。

    このことから、ホンダとスズキのホイールには互換性がなく、どうしても装着したいならハブボルトを打ち変える必要があります。

    スバルとスズキのホイールの互換性

    スバル車とスズキ車のホイール・ナットは同規格なので、互換性があります。スバルのホイールのハブ径は59mmが多く、スズキは54mmが多い傾向にあります。そのため、スバルのホイールをスズキ車に取り付けることは可能です。

    スバルのホイール スズキのホイール
    スバルの車 ×
    スズキの車

    一方スズキのホイールのほうがハブ径が小さいため、スバル車にはスズキのホイールは装着できません。

    ダイハツとスズキのホイールの互換性

    ダイハツとスズキの軽自動車はナットの形状・ホイールのサイズが同じなので、互換性があるといえるでしょう。ハブ径はダイハツが54mm、スズキも54mmなのでどちらでも流用できます。

    ダイハツのホイール スズキのホイール
    ダイハツの車
    スズキの車

    ただしスズキのカプチーノはハブ径が60mmなので、ダイハツ・スズキの全車種の流用ができるわけではありません。所有している車種ごとに、ホイールのサイズを調べましょう。

    ホンダとダイハツのホイールの互換性

    ホンダのホイール・ナット形状が特殊なため、ダイハツのホイールにも互換性はないでしょう。ハブ径はホンダのほうが大きいため、理論上ダイハツ車に装着はできます。しかし、ホイールナットの形状・サイズが違うため、ナットで車体と締め付けられません。

    スズキ車と同様、ホイールナットのピッチサイズが異なるため、ホンダとダイハツのホイールは流用はできないでしょう。

    軽自動車と普通車はホイールを流用できる

    軽自動車と普通車はホイールを流用できる

    軽自動車のホイールだけでなく、サイズが合えば普通車の純正ホイールでも装着可能です。

    たとえば日産キューブやトヨタライズのようなコンパクトカーは、4穴PCD100を採用している車種が多く、軽自動車とホイールサイズが一致しています。

    また、普通車のほうがハブ径が大きいので、軽自動車より小さく装着できないことは少ないでしょう。普通車の純正ホイールを流用するメリットは以下の3点が考えられます。

    ● 派手なホイールが少ないのでさりげなくカスタムできる
    ● 中古で社外ホイールより安いことがある
    ● 程よいサイズでインチアップできる

    普段見慣れている純正ホイールでも、装着する車種が変わるだけで印象が大きく異なるので、普通車の純正流用も検討してみてください。純正のホイールを購入するなら中古で購入するのがおすすめです。中古のホイールについては以下の記事で詳しく解説しています。

    軽自動車のホイールを流用するときはハブ径・ナット形状に気をつけよう

    軽自動車のホイールを流用するときはハブ径・ナット形状に気をつけよう

    軽自動車のホイールはサイズが合えば流用できるため、互換性があるといえます。確認しておくサイズは以下の通りです。

    ● PCD(ピッチ)・ボルト数
    ● ハブ径
    ● オフセット(インセット)
    ● インチ・リム幅

    上記に加え、ホイールナットの形状やサイズがメーカーによって異なるので、所有している車によってはナットの交換も必要です。

    ホイール購入の際は、ハブ径とホイールナットに注意しましょう。ハブ径とホイールナットは表記されていないことが多いため、自分で調べなければなりません。

    タイヤワールド館ベストは、ホイールを探す際に車種別で検索が可能です。そのため、自分でホイールサイズを調べる必要がなく、所有する車を選ぶだけで適したサイズを選んでくれます。

    また、購入したタイヤ・ホイールはベストの提携店舗に直送でき、取付日の予約まで完結できます。手間や時間を取らずに車をリフレッシュできるので、ぜひ気軽に自宅近くの提携店舗を探してみてください。

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    TEL: 022-398-3801
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    BBS columns ホイールメーカー

    BBSのホイール18ブランド一覧!値段や人気車種におすすめのモデルを徹底紹介

    人気の高いBBSのホイールを、愛車に取り付けたいと思ったことはありませんか?

    上質感がありデザイン性の高いBBSホイールは、人気車種への取付事例もたくさんあります。

    本記事では、BBSのホイールの魅力や特長を紹介し、ブランドの一覧や人気車種へのおすすめホイールもお伝えしていきます。

    BBSホイールの魅力を知りたい方や愛車へ取り付けを検討している方は、最後まで読んで参考にしてみてください。

    BBSジャパン株式会社の基本情報

    BBSジャパン株式会社の基本情報

    会社名 BBSジャパン株式会社
    代表取締役社長 新田 孝之
    東京本社 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館 12F
    電話番号 03-6402-4090
    営業所 東京本社、高岡本社・工場、四日市工場
    設立 1971年(昭和46年)7月29日
    公式サイト https://bbs-japan.co.jp/

    ※BBSジャパン株式会社公式サイト

    BBSは、高品質なアルミホイールを提供するドイツ発祥のブランドで、BBSジャパンはその日本市場での展開を担っています。

    BBSジャパンは、日本車に最適な設計と高い品質管理のもと、国内で製造・販売を行っています。

    BBSのホイールは、軽量かつ強度に優れ、高級車やレーシングカーで使用される信頼のブランドです。

    日本国内のカー用品店やオンラインストアで広く取り扱われており、多くのドライバーに選ばれています。

    BBSのホイールの3つの特長

    BBSのホイールの3つの特長

    ここからは、BBSのホイールの特長を3つに絞って解説します。どのような魅力があるのか、確認してみましょう。

    ● 鍛造ホイールが生み出す圧倒的な強度と軽さ
    ● モータースポーツで証明された高性能
    ● 長く愛されるデザイン性の高さ

    鍛造ホイールが生み出す圧倒的な強度と軽さ

    BBSジャパンは1984年に市販車用の鍛造アルミホイールを初めてリリースし、こちらが鍛造ホイールの一般化に大きく貢献しました。

    鍛造製法はアルミ素材を高圧で圧縮することで、軽量で高強度なホイールを生み出します。

    強度が高いため車の走行性能が高まる上、軽量なので燃費改善にも役立ちます。

    さらに耐久性も優れており、長期間使用しても性能が落ちにくいという点が魅力です。

    モータースポーツで証明された高性能

    BBSのホイールは、F1やDTM、ル・マンなどの国際的なモータースポーツの舞台で長年採用され続けています。

    特に、1992年にフェラーリのF1チームと3年間の独占契約を締結したマグネシウム鍛造ホイールは、従来のアルミに比べ約20%も軽量化されているのが特長です。

    この軽さが、レースカーのパフォーマンス向上に大きく寄与しました。

    またモータースポーツで得られた技術は、市販車用ホイールにも応用され、ドライバーに高い信頼を提供しています。

    長く愛されるデザイン性の高さ

    BBSのホイールは、機能性の高さと共に洗練されたデザインでも知られています。

    中でも「クロススポークデザイン」は、軽量化や放熱性の向上を実現するだけでなく、スポーティさと高級感を兼ね備えたデザインが魅力です。

    BBSのホイールはディテールにまでこだわったデザインで、車の足元をスタイリッシュに演出します。

    またこのデザインは時代を超えて愛され続けており、多くの自動車メーカーにも純正採用されています。これは、BBSの信頼性の高さを物語っていますね。

    BBSのホイールのブランド一覧

    BBSのホイールのブランド一覧

    ここからは、BBSホイールのブランド一覧を網羅的に解説します。気になるブランドをチェックしてみてください。

    1.RZ-D

    RZ-D

    RZ-D公式サイトへ

    RZ-Dは、深くラウンドした中央部から滑らかに広がる10本のクロススポークが、ハイエンドカーに優雅さと重厚感をもたらします。

    航空機にも使われる超超ジュラルミン素材で、軽量かつ高い強度と耐久性を実現したホイールです。

    RZ-D装着画像

    メーカー BBS
    商品名 RZ-D
    インチ 19/20/21
    価格 1,120,300円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    2.RI-D

    RI-D

    RI-D公式サイトへ

    RI-Dは、軽さとスポーティさを両立した5本クロススポークのデザインが、優れた走行性能を実現します。

    BBSが2011年に開発した超超ジュラルミン鍛造ホイールは、航空機用の素材を用い、極限の軽量化と高い強度を備えています。

    RI-D装着画像


    メーカー BBS
    商品名 RI-D
    インチ 19/20/21

    3.FI-R

    FI-R

    FI-R公式サイトへ

    FI-Rは、BBSの革新技術を詰め込んだピュアスポーツホイールは、シェイプアップされたクロススポークと穴あけ加工で徹底的に軽量化しているのが特長です。

    無駄を排したデザインが、究極の機能美を体現しています。

    RI-R装着画像


    メーカー BBS
    商品名 RI-R
    インチ 19/20/21

    4.FI-R Evo

    FI-R Evo

    FI-R Evo公式サイトへ

    FI-R Evoは、「FI-R」を基に、穴あけ加工でさらなる軽量化と剛性を追求したモデルです。

    ハイパフォーマンスカー専用設計で、BBS鍛造技術によるデザインと性能の両立を実現し、本物を求めるユーザーにおすすめです。

    FI-R-Evo装着画像


    メーカー BBS
    商品名 FI-R Evo
    インチ 19/20/21

    5.SUPER-RS

    SUPER-RS

    SUPER-RS公式サイトへ

    SUPER-RS1983年登場の「RS」デザインを受け継いだ直系モデルです。

    17本のクロススポークがセダンやミニバンに不変の美しさとラグジュアリーな雰囲気を与え、高い評価を受け続けています。

    SUPER-RS装着画像

    ベスト写真館より(クラウンハイブリッド×BBS SUPER-RS)

    メーカー BBS
    商品名 SUPER-RS
    インチ 19/20
    価格 862,400円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    6.LM-R

    LM-R

    LM-R公式サイトへ

    LM-Rは、ポルシェ・カレラカップで培ったBBSレーシングホイールの技術を凝縮したスポーツモデルです。チタンボルトを採用し、軽量化と強度を両立しています。

    強靭さと軽さを追求した設計が魅力です。

    LM-R装着画像

    ベスト写真館より(クラウンアスリート×BBS LM-R)

    メーカー BBS
    商品名 LM-R
    インチ 19/20/21
    価格 747,600円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    7.RI-S

    RI-S

    RI-S公式サイトへ

    RI-Sは、RI-D、RI-Aのスポーティなデザインを受け継ぎつつ、2ピース構造で意匠性を高めたモデルです。

    5本クロススポークとオーバーリムデザインが大径感を強調し、リムの美しいダイヤカットが際立ちます。

    RI-S装着画像

    メーカー BBS
    商品名 RI-S
    インチ 20
    価格 871,800円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    8.LM

    LM

    LM公式サイトへ

    LMは、「Le Mans」の名を冠したロングセラーモデルで、1994年の登場以来、正統派のデザインと風格を併せ持つスタイルで世界中に愛されています。

    BBSレーシングホイールの技術を基にした、2ピース鍛造モデルです。

    LM装着画像

    ベスト写真館より(オデッセイ×BBS LM)

    メーカー BBS
    商品名 LM
    インチ 17/18/19/20/21
    価格 344,300円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    9.RN

    RN

    RN公式サイトへ

    RNは、シャープなラインと力強い曲線美が特徴のモダンで革新的なデザインです。

    ハイエンドカーやSUVの足元をスタイリッシュに引き立て、エッジの効いた存在感を演出します。

    RN装着画像


    メーカー BBS
    商品名 RN
    インチ 20

    10.RE-V7

    RE-V7

    RE-V7公式サイトへ

    RE-V7は、BBSの伝統的なクロススポークデザインを基に、革新技術で進化させたRE-V7は、走行性能と美しさを極限まで追求しています。

    比類なきフォルムが、見た目の美しさと高いパフォーマンスを両立し、すべてのドライバーに満足感を提供するモデルです。

    RE-V7装着画像


    メーカー BBS
    商品名 RE-V7
    インチ 18/19/20/21

    11.RI-A

    RI-A

    RI-A公式サイトへ

    RI-Aは、国内最高峰のレース「SUPER GT」で使用されるホイールと、同一の思想と造形で設計されたレース仕様モデルです。

    アンチスリップペイントやスチール製ブッシュなど、極限の走行環境でも信頼性と機能性を発揮する工夫が施されており、細部まで徹底的に磨き上げられたホイールです。

    RI-A装着画像

    ベスト写真館より(レクサス NX300h×BBS RI-A)

    メーカー BBS
    商品名 RI-A
    インチ 16/17/18/19
    価格 270,360円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    12.RT-X

    RT-X

    RT-X公式サイトへ

    RT-Xは、ハイエース専用ホイール「RT-X」は、スタイリッシュな2ピースの10本クロススポークデザインで、エクステリアを引き締めます。

    モータースポーツで培われた強度と信頼性を兼ね備えた、繊細なデザインが特徴です。自分らしくカスタマイズを楽しむハイエースオーナーに最適なホイールです。

    RT-X装着画像


    メーカー BBS
    商品名 RT-X
    インチ 17

    13.RF

    RF

    RF公式サイトへ

    RFは、軽さと爽快な走りを追求したアルミ鍛造1ピースの軽量モデルは、5本の細身クロススポークが中心部から美しいラインを描きます。

    繊細でダイナミックなデザインは、軽快な印象を与え、走り出しの爽快感やシャープなステアリングフィールを実現。軽さを求めるドライバーに最適なモデルです。

    RF装着画像

    ベスト写真館より(スバル レヴォーグ×BBS RF)

    メーカー BBS
    商品名 RF
    インチ 17/18
    価格 364,300円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    14.RE-L2

    RE-L2

    RE-L2公式サイトへ

    RE-L2は、ライトウェイトスポーツカー向けのスタンダードモデルは、鍛造技術による軽さと強靭さが特徴です。7本クロススポークがリムの上部まで伸び、軽快な足元を演出します。

    さらに、ディスク面に虹色の輝きを与える独自の「ダイヤカット」仕上げを施した<BKD>モデルもラインアップに加わり、上品さとスポーティさを兼ね備えています。

    RE-L2装着画像

    メーカー BBS
    商品名 RE-L2
    インチ 15/16/17
    価格 194,900円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    15.RP

    RP

    RP公式サイトへ

    RPは、コンパクトスポーツカーに対応した軽量モデルは、8本クロススポークが軽さと強靭さを両立しています。

    リムフランジの刻印がF1テイストを演出し、スポーティなスタイルを強調。シャープなデザインが、ライトウェイトスポーツカーの足元をスタイリッシュに彩るスタンダードなホイールです。

    RP装着画像

    ベスト写真館より(ホンダ N-BOXカスタム×BBS RP)

    メーカー BBS
    商品名 RP
    インチ 15/16
    価格 177,250円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    16.RS-GT

    RS-GT

    RS-GT公式サイトへ

    RS-GTは、チタンボルトを採用し、リムに特殊な加工を施した2ピース最軽量モデルは、より軽く、よりレーシーなパフォーマンスを追求しています。

    軽量化と強度を両立し、スポーティな走行を支えるために設計されたこのモデルは、レーシングカーに匹敵する性能を誇ります。

    RS-GT装着画像

    メーカー BBS
    商品名 RS-GT
    インチ 17/18/19/20
    価格 431,700円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    17.RG-R

    RG-R

    RG-R公式サイトへ

    RG-Rは、見た目にも軽快でスポーティな8本クロススポークデザインが特徴の、1ピースシリーズのロングセラーモデルです。

    シンプルでありながらも力強いデザインが、軽快な走行性能とスタイリッシュな外観を両立させ、多くのドライバーに長年愛され続けています。

    RG-R装着画像

    メーカー BBS
    商品名 RG-R
    インチ 17/18/19
    価格 338,500円(税込)〜/4本(ホイール付き)

    18.RG-F

    RG-F

    RG-F公式サイトへ

    RG-Fは、ライトウェイトスポーツカーの足元を飾る、BBSレーシングホイール直系の10本クロススポークデザインを採用した軽量モデルです。

    レーシング技術を受け継ぎながら、軽さと強度を両立し、スポーティな走行性能を実現するために設計されています。

    RG-F装着画像


    メーカー BBS
    商品名 RG-F
    インチ 15/16

    BBSのホイールはこれがおすすめ!人気車種にぴったりなホイールを紹介

    RBBSのホイールはこれがおすすめ!人気車種にぴったりなホイールを紹介

    ここまで紹介したように、BBSのホイールにはたくさんのブランドがあります。

    「結局どれを選べばいいの?」と悩んでいる方も多いかもしれませんね。ここでは「アルファード」「クラウン」2つの人気車種にぴったりなBBSホイールをチェックしていきましょう。

    アルファードにおすすめのBBSホイール

    1つ目の人気車種は、人気高級ミニバンのアルファードです。

    ● RZ-D
    ● LM

    RZ-D

    アルファードRZ-D装着画像

    ベスト写真館より

    深くラウンドした中央部から広がる10本のクロススポークデザインが、アルファードに優雅さと重厚感をプラスします。高級ミニバンであるアルファードの存在感をさらに引き立てるデザインです。

    航空機にも使用される超超ジュラルミン素材を採用し、軽量ながらも高い強度と耐久性を備えているため、アルファードの走行性能を損なうことなく、スタイリッシュな足元を演出します。

    LM

    アルファードLM装着画像

    ベスト写真館より

    「Le Mans」の名を冠したロングセラーモデルは、1994年の登場以来正統派のデザインと風格を兼ね備えたスタイルをキープしているため、高級感のあるアルファードに最適なホイールです。

    BBSレーシングホイールの技術を基にした2ピース鍛造モデルは、アルファードの高級感をさらに引き立て、強靭さと軽さを両立させることで、快適な走行性能を提供します。

    優雅さとパフォーマンスを両立したホイールで、アルファードの魅力を最大限に引き出します。

    クラウンにおすすめのBBSホイール

    2つ目の人気車種は、高級セダンのクラウンです。

    ● SUPER RS
    ● LM-R

    SUPER RS

    クラウンSUPER RS装着画像

    ベスト写真館より

    1983年に登場した「RS」デザインを受け継ぐ直系モデルは、クラウンにぴったりのホイールです。

    17本のクロススポークデザインが、クラウンのエレガントなスタイルを引き立て、不変の美しさとラグジュアリーな雰囲気を演出します。

    クラウンの風格にふさわしい洗練されたデザインと機能性で、高い評価を受け続けているホイールです。

    LM-R

    クラウンLM-R装着画像

    ベスト写真館より

    ポルシェ・カレラカップで培われたBBSレーシングホイールの技術を凝縮したこのスポーツモデルは、クラウンにパフォーマンス性の高さと軽さを与えます。

    チタンボルトを採用し、軽量化と強度を両立しており、クラウンの走行性能をさらに引き上げてくれるでしょう。

    強靭さと軽さを追求した設計が、クラウンのスポーティさと優雅さを兼ね備えた走りを実現します。

    BBSホイールの取り付け例をご紹介

    BBSホイールを実際に車に装着するとどのような印象になるのか、見てみたい方も多いですよね。

    タイヤワールド館ベストでは、BBSホイールの取付事例を紹介しています。ホイールを取り付けた車全体の写真を見られるので、愛車に取り付ける参考になるでしょう。

    BBSホイールの取り付けを検討中の方は、ぜひ見てみてください!

    BBSホイールの装着画像へ

    また、ホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、こちらもぜひお試しください。

    ピッタリのホイール見つかる!マイカーホイールシュミレータ

    ピッタリのホイール見つかる!マイカーホイールシュミレータ

    ホイールシミュレーションでは、装着イメージを確認することもできます。よろしければ、試してみてくださいね。

    BBSホイールをお求めの方はタイヤワールド館ベストへ!

    BBSホイールをお求めの方はタイヤワールド館ベストへ!

    BBSホイールは、品質とデザインに対する強いこだわりを持つ、高クオリティなホイールメーカーです。

    BBSは、鍛造技術を駆使した軽量かつ強靭なホイールを提供しており、その美しさと性能は多くのドライバーに支持されています。

    クラウンやアルファード、ハイエースといった人気車種にもぴったりのホイールが揃っており、エレガントなデザインからスポーティなスタイルまで、さまざまなイメージに合うモデルが見つかります。

    タイヤワールド館ベストは宮城県に7店舗あるほか、全国に約4,000の提携店舗があるため、オンラインショップで購入していただければお近くの提携店舗で取り付け可能です。

    BBSホイールも多数取り扱っているので、気になるホイールが見つかった方はぜひご利用ください。

    カテゴリー
    columns ホイールの基礎知識

    ホイールの選び方を徹底解説!サイズの見方からデザイン・製造法までご紹介

    ホイールは、車の性能やデザインに大きな影響を与える重要なパーツです。
    適切なホイールを選ぶことで、走行性能の向上や外観のカスタマイズが可能になります。

    しかし、ホイール選びにはサイズやデザイン、製造方法など、さまざまな要素を考慮する必要があります。

    本記事では、ホイールのサイズの見方からデザイン、製造方法まで、選び方のポイントを徹底解説します。愛車に最適なホイールを見つけるための参考にしてください。

    選び方のポイント1.【基本】使用目的を決める

    選び方のポイント1.【基本】使用目的を決める

    ホイール選びの第一歩は、使用目的を明確にすることです。スポーツ走行、街乗り、ドレスアップなど、目的によって最適なホイールは異なります。

    ● スポーツ走行メインの場合
    ● 街乗りメインの場合
    ● ドレスアップメインの場合

    スポーツ走行メインの場合

    スポーツ走行メインの場合、軽量で高剛性なホイールが求められます。鍛造製法やフローフォーミング製法のホイールが適しています。また、通気性の良いスポークデザインがブレーキの冷却にも効果的です。

    街乗りメインの場合

    街乗りメインの場合、耐久性とコストパフォーマンスを重視しましょう。鋳造製法のホイールは価格が手頃で、デザインのバリエーションも豊富です。

    ドレスアップメインの場合

    ドレスアップメインの場合、見た目のインパクトを重視するなら、深リムやカラーホイール、ピアスボルト付きのデザインがおすすめです。2ピースや3ピース構造のホイールはカスタマイズ性が高く、個性的なスタイルを実現できます。

    選び方のポイント2.【基本】ホイールサイズの確認

    選び方のポイント2.【基本】ホイールサイズの確認

    目的を決めたら、愛車のホイールサイズを確認しましょう。ホイールのサイズで使用される用語を以下のまとめました。

    これらのサイズが車両に適合しているかを確認することで、安全かつ快適な走行が可能になります。

    名称 説明
    リム径(インチ) ホイールの外径のことでインチ単位で表示される
    フランジと形状リム幅 ホイールの幅のことで「J」という単位で表示される
    ホール数 ホイールに開いているボルト穴の数
    P.C.D(ピッチサークル径) ホイールのボルト穴の中心を結んだ円の直径
    インセット(オフセット) ホイールの中心線から取り付け面までの距離

    以下で詳しくご説明しますが、多くのネットショップでは購入の際に車種と型式を選択する仕様になっており、これらを覚える必要性は低いでしょう。

    タイヤワールド館ベストでも、ご購入の際には車種/型式をお選びいただき、こちらで装着可能なホイールをマッチングして配送いたしますのでご安心ください。

    詳しく知りたいという方以外は、次章へ進んでくださいね。

    ①リム径(インチ)

    ①リム径(インチ)

    リム径とはホイールの外径のことで、インチ単位で表示されます。タイヤの内径と一致する必要があり、タイヤを選ぶ際に最も重要な要素の一つです。

    乗り心地やハンドリング、ブレーキのローター径などに影響を与える可能性があり、一般的に、リム径が大きい(インチアップ)ほどスポーティーな印象になり、タイヤの扁平率が低くなる傾向があります。

    ②フランジ(J数)と③形状リム幅

    ②フランジ(J数)と③形状リム幅

    ホイールの「J数」と「リム幅」は密接に関連しています。「J数」とは、ホイールのリム幅をインチで表したもので、例えば「7J」はリム幅が7インチ(約177.8mm)であることを意味します。

    ただし、厳密には「J」はホイールのフランジ形状を示す記号であり、リム幅自体はその前の数字で表されます。一般的に「J数」と言われる場合、リム幅を指すことが多いです。

    「J」はフランジの形状をアルファベットで表しています。フランジとは、ホイールとタイヤが結合する部分のことです。

    ほかにも「JJ」、「B」、「K」などがありますが、一般的によく見かけるのは「J」か「JJ」です。

    項目 説明
    フランジ形状 「JJ」「B」「K」などがあるが、「J」が一般的
    リム幅 Jの前の数字で、インチで表示される。J数という言い方もされる

    リム幅がタイヤに対して狭すぎるとタイヤが内側に絞られ、広すぎると外側に引っ張られた状態になります。

    どちらの場合もタイヤの性能を十分に引き出せず、偏摩耗や脱輪のリスクを高める可能性があります。タイヤメーカーは、各タイヤサイズに対して推奨されるリム幅を指定しています。

    ④ホール数

    ④ホール数

    ホール数は、ホイールに開いているボルト穴の数です。「4穴」「5穴」「6穴」などがあります。

    ホール数もP.C.Dと同様に車種によって規格が異なり、異なるホール数のホイールは装着できません。必ず自分の車のホール数と同じものを選ぶ必要があります。

    ⑤ P.C.D(ピッチサークル径)

    4. P.C.D(ピッチサークル径)

    P.C.D(ピッチサークル径)とは、ホイールのボルト穴の中心を結んだ円の直径のことです。ミリメートル(mm)単位で表示され、「P.C.D ○○mm」のように表記されます。

    P.C.Dは車種によって規格が異なり、異なるP.C.Dのホイールは装着できません。必ず自分の車のP.C.Dと同じものを選ぶ必要があります。

    ⑥インセット(オフセット)

    ⑥インセット(オフセット)

    インセット(オフセット)とは、ホイールの中心線からホイールの取り付け面(ハブと接する面)までの距離のことです。「+(プラス)」または「-(マイナス)」の数値でミリメートル(mm)単位で表示されます。

    インセットの種類 説明
    プラスインセット 取り付け面がホイールの中心線よりも外側にある状態。ホイールが車体の内側に入りやすくなります。
    マイナスインセット 取り付け面がホイールの中心線よりも内側にある状態。ホイールが車体の外側に出やすくなります。
    ゼロインセット 取り付け面がホイールの中心線と一致する状態。

    インセットは、ホイールが車体に対してどの程度内側または外側に出るかを決定します。不適切なインセットのホイールを装着すると、タイヤやホイールが車体と干渉したり、ハンドリングやサスペンションのジオメトリーに悪影響を与えたりする可能性があります。

    車検の基準も満たさなくなる場合があるので、注意が必要です。

    選び方のポイント3.【基本】予算を決める

    選び方のポイント3.【基本】予算を決める

    サイズが決まったら、ホイールの予算を設定しましょう。ホイールの価格は素材、製造方法、デザイン、ブランドなどによって大きく異なります。

    一般的に、鋳造ホイールは比較的安価で、鍛造ホイールは高価で高性能です。また、デザイン性の高いホイールや有名ブランドの製品は価格が上昇する傾向があります。

    価格相場 高価 中価格帯 リーズナブル
    サイズ 大口径 軽サイズ
    素材 マグネシウム アルミ スチール
    製法 鍛造 鋳造
    デザイン フィン/ディッシュ スポーク メッシュ
    ピース スリーピース ツーピース ワンピース 

    ※一般的な傾向です。

    予算を決める際は、使用目的や求める性能を明確にし、必要な機能とデザインのバランスを考慮しましょう。さらに、タイヤとホイールをセットで購入することで、コストを抑えることが可能です。適切な予算設定は、満足のいくホイール選びへの重要なポイントです。

    選び方のポイント4.【中級】ホイールのカラーやデザインを選ぶ

    選び方のポイント4.【中級】ホイールのカラーやデザインを選ぶ

    装着できるホイールのサイズが決まったら、見た目を決めていきましょう。

    ● ホイールのデザイン
    ● ホイールのカラー

    ホイールのデザインは主に4種類

    ホイールのデザインは、見た目だけでなく、性能や車両の印象にも影響します。主なデザインはメッシュ・スポーク・ディッシュ・スポークで、特徴は以下の通りです。

    デザイン イメージ 特徴
    メッシュ ワンピース 網目状のデザインで、高級感と剛性を両立
    スポーク ワンピース 細いスポークが放射状に配置され、軽量で通気性が良く、スポーティな印象になる
    ディッシュ ワンピース 平面的なデザインで、重厚感があり、高級車にマッチする
    フィン ワンピース 細いスポークが多数配置され、繊細でエレガントな印象になる

    ホイールのカラー選びのポイント

    ホイールのカラー選びは、車の印象を大きく左右します。シルバーは上品で汎用性が高く、どのボディカラーにもマッチします。また、ガンメタリック(ガンメタ)は落ち着いた雰囲気で、汚れが目立ちにくいのが特徴です。

    ゴールドやブルーなどのカラーホイールは個性を演出できますが、ボディカラーとのバランスが難しいので、仮あてやシュミレーションで確認しましょう。

    また、光沢の有無や仕上げ方法によっても印象が変わるため、実物を確認することをおすすめします。

    カラー 特徴
    白(ホワイト) 清潔感があり、スポーティな印象を与えますが、汚れが目立ちやすい
    黒(ブラック) 引き締まった印象を与え、どんなボディカラーにも合わせやすい
    ガンメタ(ガンメタリック) 落ち着いた印象で、汚れが目立ちにくく、実用性が高い
    シルバー スタンダードなカラーで、どんな車にもマッチしやすい
    カラーホイール 赤や青などのカラーで、個性的なスタイルを演出できる

    ピッタリのホイール見つかる!マイカーホイールシュミレータ

    ピッタリのホイール見つかる!マイカーホイールシュミレータ

    選び方のポイント5.【上級者・カスタム】素材や製造法を決める

    選び方のポイント5.【上級者・カスタム】素材や製造法を決める

    さらにホイール選びにこだわりたい方は、以下の点についても確認してみましょう。

    ● 素材(スチール/アルミ/マグネシウム)
    ● 製法(鍛造/鋳造)
    ● 構造(ピース)
    ● リム形状 (ノーマルリム/ステップリム/フルリバースリム)
    ● ディスク形状(スタンダード/ビッグキャリパー対応/ディープリム対応)

    素材の確認(スチール・アルミ・マグネシウムなど)

    ホイールの素材によって、重量や強度、価格が異なります。主な素材であるスチール・アルミ・マグネシウムの特徴をまとめました。

    素材 特徴
    スチール 耐久性が高く価格が安いが、重量は重め
    アルミ 軽量でデザインの自由度が高く、アフターホイールとして一般的
    マグネシウム 非常に軽量で高価。主にレース用に使用されている

    軽量なホイールは、バネ下重量を減らし、ハンドリングや燃費の向上に寄与します。

    製法の確認(鍛造・鋳造)

    ホイールの製造方法には主に「鋳造」と「鍛造」があります。鋳造は溶かした金属を型に流し込む方法で、コストが低くデザインの自由度が高いですが、強度や重量の面で劣ることがあります。

    一方、鍛造は金属に高圧をかけて成形する方法で、軽量かつ高強度ですが、価格が高めです。

    また、鋳造と鍛造の中間的な製法として「フローフォーミング」や、ENKEI独自の「MAT製法」があり、これらは鋳造でありながら鍛造に近い強度と軽さを実現しています。

    製法 特徴
    鋳造 コストが低く、デザインの自由度が高いが、強度や重量の面で劣ることがある
    鍛造 軽量かつ高強度で、精度が高いが、価格が高め

    鋳造と鍛造のハイブリット!フローフォーミング製法とは?

    フローフォーミング製法とは、鋳造と鍛造の特性を融合させたホイール製造技術です。この製法では、まず鋳造によってホイールの中心部(ディスク)を成形し、その後、リム部分を高温で回転させながらローラーで圧延加工します。この工程により、リムの金属組織が鍛造に近い状態となり、強度が向上しつつ、軽量化も実現し、鍛造ホイールに匹敵する性能を持ちながら、コストを抑えたホイールが製造可能となります。

    鋳造と比較してリム部分の強度が高いため、スポーツ走行やドレスアップを目的とするユーザーにとって魅力的な選択肢となります。

    フローフォーミング製法は、各ホイールメーカーによって独自の名称で展開されています。例えば、エンケイは「MAT-DURA FLOW FORMING」、レイズは「RCF(RAYS Cast Flow Forming)」、ワークは「WFT(Work Flowforming Technology)」、ウェッズは「AMF(Advanced Metal Forming)」と呼ばれています。

    構造(ピース)を決める

    ホイールの「ピース」は、ホイールが何個のパーツでできているかの構造のことです。
    「ワンピース」「ツーピース」「スリーピース」と3種類に分けられており、それぞれにきちんとした理由・特徴を持っています。

    ピース数 イメージ 特徴
    ワンピース ワンピース 一体成型で軽量・高剛性、価格も比較的安価。
    ツーピース ツーピース リムとディスクが別体で、インセットの調整が可能。
    スリーピース スリーピース アウターリム、インナーリム、ディスクの3部構成で、最もカスタマイズ性が高いが、価格も高め。

    リム形状

    リム形状には「ノーマルリム」「ステップリム」「フルリバースリム」があり、それぞれに特徴があります。

    リム形状 イメージ 特徴
    ノーマルリム ノーマルリム 標準的な形状で、バランスの取れた性能を発揮
    ステップリム ステップリム 段差のある形状で、剛性が高く、スポーティな印象を与える
    フルリバースリム フルリバースリム リムの外周までディスクが広がり、視覚的に大きく見せる効果がある

    深リムとは

    深リムとは

    深リムとは、文字通りリムが深いホイールのことです。見た目の美しさや、カスタムの幅が広い為、魅力のあるカスタムパーツでカスタム好きの方や旧車に乗られている方からは絶大な人気を誇ります。

    軽自動車でも深リムを装着する事ができますが、J数(リム幅)、インセットをしっかりと計算しないと装着する事ができなかったりするので、プロに相談することをおすすめします。

    ディスク形状

    ディスク形状には「スタンダード」「ビッグキャリパー対応」「ディープリム対応」があり、それぞれに特徴があります。

    ディスク形状 特徴
    スタンダード 一般的な形状で、多くの車種に適合。
    ビッグキャリパー対応 大型ブレーキキャリパーに対応するため、ディスクの形状が工夫されている。
    ディープリム対応 深いリムを実現するための形状で、ドレスアップ効果が高い。

    人気のホイールメーカー4選

    人気のホイールメーカー4選

    ホイール選びにおいて、信頼性やデザイン性、性能を兼ね備えたメーカーを選ぶことは重要です。ここでは、日本国内で高い評価を受けている4つのホイールメーカーと、それぞれの特徴や人気ブランドをご紹介します。

    ● RAYS(レイズ)
    ● WORK(ワーク)
    ● ウェッズ(weds)
    ● MID(マルカサービス)

    RAYS(レイズ)

    RAYS(レイズ)のおすすめホイール

    RAYS(レイズ)は、モータースポーツで培った技術を市販ホイールにフィードバックし、高品質な製品を提供しています。
    とくに鍛造ホイールの分野で高い評価を受けており、軽量かつ高剛性なホイールを多数展開しています。人気ブランドは以下の通りです。

    ブランド名 特徴 金額相場(タイヤセット)
    VOLK RACING
    (ボルクレーシング)
    RAYSを代表する鍛造ホイールブランドで、スポーツカー向けに高い人気を誇る 207,800円〜
    VMF
    (ベルサスモードフォージド)
    デザイン性と乗り心地を両立した鍛造ホイールで、幅広い車種に対応 347,200円〜

    WORK(ワーク)

    WORK(ワーク)のおすすめホイール

    WORK(ワーク)は、マルチピースホイールの高い技術とノウハウを持ち、熟練の職人たちによって支えられています。
    オーダーメイドによるカスタマイズ性の高さが魅力で、1mm単位のインセット調整や多彩な表面処理加工が可能です。人気ブランドは以下の通りです。

    シリーズ名 特徴 金額相場(タイヤセット)
    MEISTER
    (マイスター)
    クラシカルなデザインと高い剛性を兼ね備えたシリーズで、スポーツカーやクラシックカーに人気 144,300円〜
    EMOTION
    (エモーション)
    スポーティなデザインと高いパフォーマンスを両立したシリーズで、幅広い車種に対応している 81,100円〜

    ウェッズ(weds)

    ウェッズ(weds)のおすすめホイール

    ウェッズ(weds)は、日本初のアルミ鍛造3ピースホイールを販売開始するなど、カスタムホイールのパイオニアとして知られています。モータースポーツからドレスアップまで、幅広いニーズに対応した製品を展開しています。人気ブランドは以下の通りです。

    ブランド 説明 金額相場(タイヤセット)
    WedsSport
    (ウェッズスポーツ)
    軽量かつ高剛性なホイールを多数展開し、スポーツ走行に適したシリーズです。 73,270円〜
    LEONIS
    (レオニス)
    洗練されたデザインと高い品質を兼ね備えたシリーズで、ドレスアップ用途に人気があります。 57,700円〜

    MID(マルカサービス)

    MID(マルカサービス)のおすすめホイール

    MID(マルカサービス)は、リーズナブルな価格帯で高品質なホイールを提供するメーカーとして知られています。スポーツ走行からドレスアップまで、幅広いラインナップを展開しています。

    安全基準も確認しよう(JWL・VIA)

    安全基準も確認しよう(JWL・VIA)

    一般社団法人 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会より

    ホイールの安全性を確認するためには、「JWL」および「VIA」のマークがあるかをチェックしましょう。JWL(Japan Light Alloy Wheel)は国土交通省が定めた技術基準に適合していることを示すマークで、ホイール製造業者が自社で試験し、基準をクリアした製品に表示されます。VIA(Vehicle Inspection Association)は、第三者機関である日本車両検査協会がJWL基準に適合しているかを再試験し、品質認定をした製品に付与されるマークです。

    これらのマークがあるホイールは、安全性が確認されており、車検にも対応しています。

    基準名 認定機関 認定方法 特徴
    JWL ホイール製造業者(自主認定) 国土交通省の技術基準に基づく自社試験 乗用車用軽合金ホイールの安全基準。車検対応に必要。
    VIA 日本車両検査協会(第三者認定) JWL基準に適合しているかを再試験 第三者機関による品質認定。より高い安全性の証明。

    ホイールを選ぶ際は、これらのマークが刻印されているかを確認し、安全性の高い製品を選ぶことが重要です。

    ナットも確認しよう

    ホイールナットを選ぶ際は、まず車の「ネジ径(M12やM14など)」と「ピッチ(1.25や1.5など)」を確認しましょう。
    さらに、ホイールの座面形状(テーパー・平面・球面)に合ったナットを選ぶことが重要です。

    ナットの長さやデザインもホイールに合わせて選ぶことで、見た目が引き締まります。また、盗難防止を考えるならロックナットの導入も効果的です。安全性とデザイン性の両立がポイントです。

    ホイール選びに関するよくある質問

    ホイール選びに関するよくある質問

    ホイール選びの際によく聞く、以下の専門用語についてここでは解説していきます。

    ● ホイールのハブ径とは?
    ● ホイールスペーサーとは?
    ● 車のベアリング(軸受)とは?

    ホイールのハブ径とは?

    ハブ径(センターボア)とは、ホイールの中心にある穴の直径を指します。この穴は、車両側のハブ(車軸)にフィットするよう設計されており、適切なハブ径を選ぶことでホイールのセンターが正しく出て、走行時の振動を防ぐことができます。

    純正ホイールは車種に合わせてハブ径が設計されていますが、社外ホイールは汎用性を持たせるため、純正よりも大きめに作られていることが多く、その場合は「ハブリング」という部品を使って隙間を埋める必要があります。

    ホイールスペーサーとは?

    ホイールスペーサーは、ホイールとハブの間に挟んで使用する薄い金属製のパーツです。主にトレッド(左右タイヤの間隔)を広げたいときや、インセットの調整、ブレーキキャリパーとの干渉を避けたいときなどに使用されます。

    スペーサーには薄型の「プレートタイプ」と、厚みがありスタッドボルトが一体となった「ワイドトレッドスペーサー」があります。ただし、厚みのあるスペーサーを使用する際は、ハブボルトの長さやナットのかかり具合にも注意が必要です。

    また、車検においては、タイヤがフェンダーからはみ出すと不適合となるため、装着時には法規制を確認し、安全性を確保するため、信頼できる製品を選びましょう。

    車のベアリング(軸受)とは?

    車のベアリング(軸受)とは、車両の各部で回転する「軸」を支え、その動きを滑らかにするための重要な部品です。摩擦を低減し、エネルギー効率を高める役割を担っています。

    ベアリングが劣化すると、「ゴー」や「ゴロゴロ」といった異音、ハンドルのガタつき、走行時の振動などが現れることがあります。特にハブベアリングの異常を放置すると、最悪の場合、走行中にタイヤが外れる危険性もあります。異常を感じたら、早めに整備工場で点検・交換を行いましょう。

    ベアリングは目立たない部品ですが、車の安全性と快適性を支える不可欠な存在です。定期的な点検と適切なメンテナンスを心がけましょう。

    実際の装着イメージ

    当店でお取り付けした、かっこいいカスタム画像をいくつかピックアップしてご紹介します。
    また、ベスト写真館では、たくさんの装着画像が掲載されているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

    また、ホイールシュミレーションでもイメージが膨らみますので、ぜひお試しくださいね。

    カスタム事例がたくさん!ベスト写真館

    カスタム事例がたくさん!ベスト写真館

    トヨタルーミー×キョウホウ・シュタイナー

    トヨタルーミー×キョウホウ・シュタイナー

    ベスト写真館より

    トヨタのルーミーにキョウホウ・シュタイナーを装着。
    懐かしさを感じさせるメッシュデザインが目を惹くホイール!センターキャップのホログラムによる輝きが眩しいですね。

    トヨタプリウス×RAYS・グラムライツ

    トヨタプリウス×RAYS・グラムライツ

    ベスト写真館より

    トヨタプリウスにRAYS・グラムライツ57FXA装着です。
    コンケーブしたシャープなY字スポークが特徴で、お車をよりスポーティーに魅せてくれます。

    トヨタヴェルファイア×BSS・LM

    トヨタヴェルファイア×BSS・LM

    ベスト写真館より

    トヨタヴェルファイアにBBS LM401 21インチを装着です。ディスクがダイヤモンドブラック、リムが新色のブラックブライトダイヤモンドカットでリムのツヤが違う高級感溢れる仕様となっています。

    ホイール選びはタイヤワールド館におまかせ

    ホイール選びはタイヤワールド館におまかせ

    ホイール選びでは、使用目的に応じたサイズやデザイン、素材、製法を考慮し、予算内でバランスの取れた製品を選ぶことが重要です。

    【基本編】
    ● 使用目的を決める
    ● ホイールサイズの確認
    ● 予算を決める
    【中級編】
    ● ホイールのカラーやデザインを選ぶ
    【上級編】
    ● 素材や製造法を決める

    というポイントを挙げましたので、最適なホイールを見る参考にしてくださいね。

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    columns ホイールの基礎知識

    ホイール交換する際の注意点は?自分で行う方法や店舗で行う際の工賃なども紹介

    ホイールを交換したいけど、以下のような疑問を持っていませんか?

    ● ホイールを交換する際の注意点は?
    ● タイヤはそのままでホイールのみ交換できる?
    ● 自分でホイール交換は可能?

    ホイールを交換を店舗で行う際の工賃や、ホイール交換のメリットやデメリットなどが気になりますよね。

    本記事では、ホイールを交換する際の注意点や自分で交換する手順などを解説します。ホイールを交換したい方に役立つ内容なので、ぜひ参考にしてください。

    ホイールの寿命はどれくらい?そもそも交換は必要?

    ホイールの寿命はどれくらい?そもそも交換は必要?

    ホイールの素材は、主にアルミとスチールの2種類があります。現在は、強度が高く耐久性のあるアルミホイールが主流です。

    アルミとスチールそれぞれの寿命は以下のとおりです。

    ホイールの素材 寿命
    アルミ 10〜20年(それ以上の場合もある)
    スチール 10〜15年

    ここで紹介する寿命はあくまで目安で、走行する道路の状況や衝撃による損傷、ブレーキダストの蓄積など、さまざまな外的要因が劣化を早める可能性があります。

    ホイールを少しでも長く使いたい場合、日頃からのメンテナンスが重要になるでしょう。

    ホイールの寿命については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

    ホイールを交換する際の5つの注意点

    ホイールを交換する際の5つの注意点

    ホイールを交換する際の注意点は、以下の5つです。

    1. サイズを確認する
    2. 素材や製造方法を確認する
    3. 構造やデザインを確認する
    4. ホイールナットの種類を確認する
    5. タイヤの寿命を確認する

    事前に確認することで、後悔なくホイールを交換できます。それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    1.サイズを確認する

    ホイールには、インチやリム幅、インセットなどのサイズ表記があり、適合するタイヤを選ばないと装着できません。サイズを確認しないままホイールを購入すると、装着する直前で使用できないことが発覚するかもしれません。

    ホイールよりタイヤが大きい場合は装着不可能ですが、ホイールよりもタイヤが小さい場合は「引っ張りタイヤ」という、わざと小さいタイヤを装着することも可能です。

    ただし、タイヤに負荷がかかることには変わりないので、安全とはいえません。現在使用中のタイヤと交換したいホイールのサイズが合わない場合、タイヤ交換も同時に行うのがおすすめです。

    ホイールサイズの見方については、以下の記事を参考にしてください。

    2.素材や製造方法を確認する

    ホイールの素材や製造方法も確認し、それぞれの特徴を把握しましょう。

    ホイールの素材は、以下の3つがあります。

    ホイールの素材 特徴
    スチール ・安価であるが耐久性がある
    ・アルミと比較すると錆びやすい
    アルミ ・軽量ながら耐久性が高い
    ・スチールよりもデザインが豊富にある
    マグネシウム ・アルミよりも軽量だが値段が高い
    ・高級車やレース用車両に使われる

    ホイールの製造方法は、以下の2つに分けられます。

    ホイールの製造方法 特徴
    鋳造(ちゅうぞう) ・大量生産がしやすくコストが安い
    ・デザインが豊富でバリエーションが多い
    鍛造(たんぞう) ・密度が高く耐久性がある
    ・大量生産しにくくコストが高い

    素材や製造方法を確認せず、安いという理由だけで購入すると、すぐに錆びたり劣化したりする恐れがあります。

    ホイールを交換する目的を整理した上で、自分にあったホイールを選びましょう。

    3.構造やデザイン・カラーを確認する

    ホイールを交換する際は、構造やデザインも確認しましょう。

    ホイールは、以下の構造があります。

    ホイールの構造 特徴
    1ピース ・リムとディスクが一体化している
    ・耐久性が高い
    2ピース ・リムとディスク2つのパーツで構成されている
    ・1ピースより重く強度が低い
    3ピース ・表リムと裏リムとディスク3つのパーツで構成されている
    ・デザイン性は高いが値段が高い

    ホイールのデザインは主に4つで、それぞれの特徴は以下のとおりです。

    ホイールのデザイン 特徴
    スポーク ・ホイールの中心からリムに向けて放射線状の棒が複数あるデザイン
    ・2つの棒が並んだツインスポークや細い棒が並んだフィンなどもある
    メッシュ ・細いスポークを組み合わせ網目のような模様
    ・強度が高く耐久性がある
    ディッシュ ・タイヤの中央をお皿(ディッシュ)で覆ったようなデザイン
    ・デザイン性が高いため個性的かつ高級感もある
    フィン ・スポークデザインの一種でスポークの数が多いデザイン
    ・繊細でエレガントでホイールを大きく見せる効果もある

    また、ホイールカラーの選択は車の全体的な印象を大きく左右する要素のひとつです。基本的には、明るい車体色にはダーク系のホイールを、その反対に暗い車体には明るいホイールが映えると言われているので、この法則の沿って選択することをおすすめします。

    ホイールの構造やデザインは、車の印象を決める上で重要な要素です。購入する際は、店舗スタッフに装着シュミレーションを依頼し、自分の車に合うか確認しましょう。

    構造やデザイン、費用などを考慮し、自分にあったホイールを選んでみてください。

    4.ホイールナットの種類を確認する

    自動車メーカーや車種、ホイールの種類により取り付け可能なホイールナットが異なります。

    そのため、以下のようなホイールナットの情報を事前に確認しておきましょう。

    ホイールナットの情報 内容
    ネジピッチ ・ボルトのネジ山とネジ山の間隔を表す
    ・1.25や1.5などのサイズ表記でメーカーや車種により異なる
    座面の形状 ・ホイールナットとホイールの接触面の形状を表す
    ・テーパー座面や球座面、平座面などの形状があり、ホイールにより異なる
    ネジ径 ・ネジの直径を表す
    ・MM10、M12、M14などのサイズがあり、メーカーや車種により異なる

    ホイールナットは、ホイールを固定するための重要なパーツです。ホイールにあったサイズのものを適切に取り付けないと、脱輪による大きな事故につながる恐れもあります。

    ホイールナットについては、以下の記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

    5.タイヤの寿命を確認する

    ホイールのみを交換する際は、現在装着しているタイヤの寿命を確認しておきましょう。タイヤも劣化した状態なら、ホイールとタイヤをセットで交換したほうが交換の手間を減らせます。

    またタイヤもあわせて交換すれば作業が1回で済むため、工賃の削減にもつながります。

    タイヤの組み替えは回数が多くなると損傷のリスクも上がるため、ホイール交換とあわせて行うのがおすすめです。

    タイヤの組み替えに上限はありませんが、タイヤの劣化によるリスクが気になる方は、これまでの回数を確認してメーカーに問い合わせてみましょう。

    ホイール交換を店舗で行う場合の工賃

    ホイール交換を店舗で行う場合の工賃

    ホイールを交換する際は、ホイールのみ交換するかタイヤとセットで交換するかで工賃が異なります。

    ここでは、タイヤワールド館ベストでホイールを交換する際の工賃を紹介します。今回は、以下の車種やケースを例にした工賃を確認しましょう。

    ● 30プリウス
    ● 純正17インチ
    ● バランス調整やタイヤの処分費用はなし
    ● タイヤ組み替えとタイヤ交換の工賃は同じ
    項目 工賃
    タイヤはそのままでホイールだけ交換 9,680円
    タイヤとホイールセットで交換 3,300円

    装着中のタイヤをそのまま使う場合、組み替え作業が必要になるため、タイヤとホイールがセットの状態のものを交換するより6,380円高くなります。

    ホイール交換を行う際は、タイヤの劣化状態も確認しましょう。セットで交換すれば、その分工賃もお得になります。

    ホイール交換の詳しい内容は、以下の記事を参考にしてください。

    ホイールを自分で交換する手順と注意点

    ホイールを自分で交換する手順と注意点

    ホイール交換を自分で行う場合、まず以下の必要物品を準備しましょう。

    ● 十字レンチ
    ● ジャッキ
    ● 輪止め
    ● トルクレンチ

    ホイール交換の手順は、以下のとおりです。

    1. サイドブレーキをかけて交換するタイヤの対角線に輪止めをする
    2. 交換するホイールのナットを軽く緩める
    3. ジャッキを使って交換するタイヤ側の車体を持ち上げる
    4. 緩めたホイールナットを外してホイールを取り外す
    5. 取り付けるホイールをボルト位置にあわせて取り付ける
    6. ホイールナットを取り付け、対角線に沿って上から順番に締める
    7. ナットを完全に締める前にジャッキを下ろす
    8. タイヤが地面に着いたらジャッキを外しトルクレンチで本締めする

    ホイールを交換する際は、一つひとつの作業を確認しながら行いましょう。

    とくに、ホイールナットを締める際は、仮締めのような形で完全に締める前にジャッキを下ろすのがポイントです。最後に、タイヤを地面に着けた状態で本締めしてください。

    ホイール交換に関することは、以下の記事でも解説しているのであわせてご覧ください。

    ホイールを交換するメリット

    ホイールを交換するメリット

    ホイールを交換するメリットは、以下の3つです。

    ● 走行性能が向上する
    ● タイヤの性能を引き出せる
    ● 自分好みのデザインを楽しめる

    具体的な内容を解説するので、ホイールを交換しようか悩む方は参考にしてください。

    走行性能が向上する

    ホイールを交換することで、走行性能を向上させる効果が期待できます。

    たとえばスチールホイールからアルミホイールに交換すれば、サイズは同じでも重量は軽くなるため、以下のような効果につながります。

    ● シャープな操縦性
    ● 加速性能の向上
    ● 軽量化による燃費の向上

    運転が好きでよりスムーズな走りを実現したい方は、ホイールを交換し走行性能を向上させてみてください。

    理想的な走行を実現できれば、これまで以上に運転が楽しくなるでしょう。

    タイヤの性能を引き出せる

    自分の車にあったホイールを装着することで、タイヤの性能を最大限に引き出せます。

    たとえば、耐久性のある軽量のアルミホイールは、ブレーキが効きやすくなるといった、タイヤの性能を最大限に発揮してくれるでしょう。また高品質なホイールは、タイヤのグリップ力や走行時の安定性などにも影響を及ぼします。

    せっかく高品質なタイヤを装着しても、ホイールの質が低いと宝の持ち腐れになる可能性もあります。

    ホイールを交換する際は、タイヤの性能も考慮した上で、相性のいいホイールを選びましょう。

    自分好みのデザインを楽しめる

    ホイールにはさまざまなデザインがあり、ホイール交換することで愛車を自分好みにドレスアップできます。たとえば、以下の点を変更するとデザインを楽しめます。

    ● 色
    ● サイズ
    ● 形状

    グレーの純正ホイールは他の人と被る可能性が高いため、色を黒や白に変えるだけでも個性的なデザインになるでしょう。

    ホイールは大きなパーツで外からもよく見えるため、デザインを変更するだけで車の印象をガラッと変えられます。

    自分好みのデザインを表現する手段として、ホイール交換を楽しむのもおすすめです。

    ホイールを交換するデメリット

    ホイールを交換するデメリット

    ホイールを交換するデメリットは、以下の3つです。

    ● 走行性能が低下する場合もある
    ● 装着後にイメージと異なり後悔する可能性がある
    ● 製品によってクオリティの低いものがある

    以下では各デメリットに対する対策も紹介しています。ホイールを交換したいけど、デメリットが気になる方は参考にしてください。

    走行性能が低下する場合もある

    ホイールを交換することで、走行性能が低下する場合もあります。

    たとえば、純正ホイールから社外ホイールに交換する際、サイズを大きくして重量が重くなると燃費が悪くなる可能性があります。

    当然品質の悪いものに交換すれば、その分性能が下がることは明らかです。ホイールを交換する際は、メリットとデメリットを確認した上で行いましょう。

    ホイールのサイズを大きくする「インチアップ」のメリットやデメリットについては、以下の記事を参考にしてください。

    装着後にイメージと異なり後悔する可能性がある

    ホイール交換した後に想像した雰囲気と異なり、後悔する可能性があるのも、デメリットの一つです。

    ホイール単体で見るとかっこよく見えても、実際に装着すると車との相性が合わず、イメージと異なることもあるでしょう。

    車の横にホイールを並べて装着イメージをチェックできる模擬装着をしたり、CGを使ったシュミレーターで装着のイメージを確認したりできる店舗もあります。

    ホイールを交換する際は、デザインで後悔しないよう事前に装着時のイメージを確認しましょう。

    ピッタリのホイール見つかる!マイカーホイールシュミレータ

    ピッタリのホイール見つかる!マイカーホイールシュミレータ

    製品によってクオリティの低いものがある

    ホイールはさまざまなメーカーから販売されており、品質もそれぞれ異なります。高品質なホイールもあれば、低品質なホイールもあります。

    たとえば、デザインを優先しコストを抑えたホイールなら、耐久性に問題がある恐れもあるでしょう。

    ホイールを選ぶ際は、以下のような安全基準を満たしたものがおすすめです。

    安全基準 概要
    JWL 国土交通省が通達した「乗用車用軽合金製ディスクホイールの安全技術基準」をメーカーが自社試験行う安全基準
    JWL-T 国土交通省が通達した「トラックおよびバス用軽合金製ディスクホイールの技術基準」をメーカーが自社試験で行う安全基準
    VIA 経済産業省が所轄する「自動車軽合金製ホイール試験協会」に登録されているホイールに付与する安全基準
    JAWA JWLとVIA、またはJWL-TとVIAの基準に適合しているホイールに表示できる安全基準

    ホイール購入時は、どのような安全基準を満たしているか確認しましょう。

    ホイール交換の注意点を確認し自分好みのカスタマイズを楽しもう

    ホイール交換の注意点を確認し自分好みのカスタマイズを楽しもう

    ホイール交換はさまざまなメリットをもたらしますが、反面デメリットにつながることもあります。そのため、本記事で紹介したホイールを交換する際の注意点を参考に、自分の車にあったホイールに交換しましょう。

    またホイールのみで交換するか、タイヤとセットで交換するかで、手間や費用が異なるため、事前にそれぞれの交換方法についても確認しておきましょう。

    タイヤワールド館ベストは全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤに関する相談を随時受け付けております。

    ホイール交換をはじめ、タイヤに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

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    columns ホイールの基礎知識

    高い!?けど、こんなに良い!フローフォーミング製法ホイールの魅力

    こんにちは、タイヤワールド館ベストです。

    タイヤが磨り減ったとき、もしくはインチアップなどでタイヤホイールをセットで交換しようと思ったとき
    タイヤの低燃費性能だけではなく、ホイールの重量などを気にしたことはありますか?

    ハイブリット車や低燃費タイヤなど燃費効率を良くする商品の人気が続いておりますが、
    ホイルを軽量化することでも燃費効率の改善が望めます。

    軽量ホイールのメリットとして

    ・加速性能の向上
    バネ下の荷重(ブレーキローターやキャリパー、タイヤやホイールなどを含めたエリアの重さ)を
    軽量化できるのでタイヤホイールの回転運動のしやすさが向上することで加速性能が良くなる。
    
    ・燃費性能の向上
    単純に車両重量自体が軽量化されることで、燃費性能の向上が見込める。
    
    ・ハンドリング性能の向上
    軽量ホイールにすることでハンドルの切れが良くなり、
    ブレーキの効きも良くなることが見込めるので全体的にはハンドリング性能が向上する。
    
    があります。デメリットとして
    
    ・地面からの衝撃や振動を減衰・吸収する性能の悪化
    タイヤとホイールの重量によって減衰していた地面からの衝撃や振動が軽くなることで吸収されにくくなる。
    
    ・価格が高い
    鋳造やスチールのホイールと比較すると、製造にコストがかかってしまう分価格が高くなります。
    
    

    があります。

    そこでおススメしたいのがフローフォーミング製法のホイールです。

    フローフォーミング加工の特徴として、鋳造で成型したホイールのリムの部分をスピニングマシンで、
    強い圧力を加えながら成型することで鍛造のようにリムの部分の金属組織が密になり強度が上がり、厚みを薄く出来ることで軽量化にもなるというホイールになります。
    鋳造ホイールのリム部分のみ鍛造の製法といった感じです。
    そうすることで、1本10数万円にもなる鍛造ホイールよりも安価に購入することが出来、軽すぎることで起こるデメリットも小さくなると思います。
    もうひとつ、このフローフォーミング加工のホイールですがホイールメーカーによって名称が異なっています。
    当社取り扱いの代表的なメーカーですと
    WEDSでは「AMF」アドバンスドメタルフォーミング
    ワークでは「WFT」ワークフローフォーミングテクノロジー
    レイズでは「RCF」レイズキャストフォーミング
    エンケイでは「MAT」MAT-DURA FLOW FORMING
    の名称になっています。

    インチアップの場合でも、ホイールの大口径化による重量増を抑えることが出来るのでドレスアップにも大変おススメできるホイールです。

    当店でも人気の高い「LEONIS NAVIA06」


    マットブラックリムポリッシュ
    マットガンメタマシニングカット

     

     

    インチアップ、ドレスアップにおススメ「LEONIS GREILAβ」


    ブラックミラーカット
    ブラックメタルコートミラーカット

    こちらはインチアップに最適な17インチ以上のみフローフォーミング製になっています。
    LEONISシリーズにはこれ以外にもフローフォーミング製の製品が多数用意されております。

     

     

    スポーティでちょっと攻めたサイズで人気の「エンケイ パフォーマンスライン PF01」


    Sparkle Silver
    Matte Black

    こちらはスポークの形状も影響があると思いますが、持ち上げた瞬間に軽さが実感できます。

     

    もし、タイヤホイールをセットで購入検討するときは、候補として是非、フローフォーミング製法のホイールを。
    純正装着ホイールでは出来ないデザインと性能できっと満足度の高い製品だと思います。