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【2024年最新】ウィンターマックス03は滑るという評判は本当?特長や02との比較も徹底解説

「ダンロップのウィンターマックス03は滑りやすいと聞いたけれど本当?」と疑問に思っている方はいらっしゃいますか?

ウィンターマックス03について調べると、「滑る」と出てくると心配になりますよね。

今回は、ウィンターマックス03が滑りやすいのかということや、実際に使用している人の口コミ、ウィンターマックス02との比較などさまざまな情報を解説していきます。

ウィンターマックス03やスタッドレスタイヤを検討中の方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ウィンターマックス03は滑る?製品特長を紹介

ウィンターマックス03は滑る?製品特長を紹介

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はじめに、インターネットで検索すると出てくる、「ウィンターマックス03は滑るの?」という疑問について解説していきます。

結論から申し上げると、ウィンターマックス03は非常に滑りにくいスタッドレスタイヤです。

製品特長を確認しながらお伝えしていきます。

「ナノ凹凸ゴム」で抜群の氷上性能を発揮

ウィンターマックス03は、氷上性能特化型のスタッドレスタイヤです。

氷上でピタッと止まることができる秘密は「ナノ凹凸ゴム」

道が凍結しているとき、氷の上には水の膜ができています。ただの氷だけだと滑りにくいのですが、水膜ができてしまうことでツルツルと滑りやすい状態になります。

ウィンターマックス03に採用されているナノ凹凸ゴムは、水膜を瞬時に除去して、タイヤと表面を瞬間密着させるのが特長です。

それにより、氷上で滑ることなく、安定した走行を実現してくれます。

ミニバンやセダン、軽自動車など様々な車種に適用

ウィンターマックス03は、ミニバンやセダン、ワゴン、SUV、コンパクトカーから軽自動車まで、幅広い車種に適用するのが魅力です。

ウィンターマックス03のタイヤサイズは、リム径(13〜21インチ)と扁平率(35〜80%)の組み合わせによって多岐にわたります。

さらに、SUV専用やリムプロテクター付きなど、オプションの付いたタイヤもあるため車種や好みに合わせてぴったりなものを選ぶことができます。

ダンロップのスタッドレスタイヤの中で最も寿命が長い

ウィンターマックス03は、長く安心して使える高寿命のスタッドレスタイヤです。

とはいえ、耐摩耗性能については、後述するウィンターマックス02の方が高いとされています。

それでもウィンターマックス03の寿命が長い秘密は、摩耗しても新たに凹凸構造が生まれるつくりになっているからです。

表面が摩耗しても、表に出た「MAXXグリップトリガー」という成分が水に触れることで溶け、その部分が凹になります。それにより、表面に新しい凹凸が生まれる仕組みです。

使用して表面がすり減ってくるのは仕方がないことですが、すり減ってもグリップ性能が衰えないのは安心感がありますね。

ウィンターマックス03の評判や口コミ

ウィンターマックス03の評判や口コミ

氷上性能の高さが魅力のウィンターマックス03ですが、使用している人は実際にどのように感じているのか、評判や口コミを調べました。

悪い口コミ

ウィンターマックス03の悪い口コミを調べてみましたが、性能や使い心地に関しての悪い口コミはほとんど見つかりませんでした。

ウィンターマックス03を装着したけれど、暖冬で積雪や凍結が起こらず判断できなかった人はいましたが、「使用したけれど滑った」というような評価は探した限りでは見つからずだったので、使用している多くの人が満足していることが口コミから判断できます。

1点だけ悪い口コミとして挙げるとするならば、「メーカーものなので、価格が少し高い」というものがありました。

しかし、価格が張ってもこちらを選び、使用して満足している人が多いのが、ウィンターマックス03が高評価であることを示していると言えます。

良い口コミ

ウィンターマックス03の評判をチェックすると、さまざまな良い口コミが寄せられていました。

● スピードの出ていた急カーブでも、グッとグリップがかかり滑ることなく走行できた
● ピカピカと光っているような氷面でも、ブレーキを踏めばしっかりと止まることができる
● 静粛性も高く、氷や雪の上だけでなくいつでもストレスなく走行できるのが嬉しい
● ドライ路面でも走行性能が高いので、冬の間いつでも気持ちよく運転できる

このように、ウィンターマックス03を使用している人の多くが、非常に高い評価をしていることが口コミをチェックしてわかりました。

ウィンターマックス02との比較

ウィンターマックス02との比較

ここからは、ウィンターマックス03の前に発売されているダンロップのスタッドレスタイヤ、ウィンターマックス02との違いを比較していきます。

● 氷上ブレーキ性能が22%向上
● 氷上コーナリング性能が11%向上
● ナノ凹凸ゴムやパターン技術など新技術搭載

上記のように、ウィンターマックス03は氷上性能特化型のタイヤとして作られたタイヤなので、トータルバランス型のウィンターマックス02よりも氷上性能がアップしています。

とはいえ、ウィンターマックス02は、バランスの取れたとても性能の高いスタッドレスタイヤです。

コストパフォーマンスの優れたスタッドレスタイヤをお探しの方は、ウィンターマックス02を選ぶと良いかもしれません。

2つにどのような違いがあるのか、詳しくチェックしていきましょう。

ウィンターマックス03は氷上ブレーキ性能が22%向上

ウィンターマックス03は、先ほど特長でも紹介したように、ナノ凹凸ゴムを搭載したことで氷上ブレーキ性能が02より22%も向上しています。

柔軟性の高いゴムが氷面にぴったりと密着し、密着面を大きくすることで氷上でも滑らず安心して走行できます。

寒冷地帯にお住まいで、冬の間の多くの日は氷上や積雪の道を走行するという人は、より氷上ブレーキ性能が高いウィンターマックス03がいいでしょう。

ウィンターマックス03は氷上コーナリング性能も11%向上

ウィンターマックス03の氷上での効果は、ブレーキだけでなくコーナリング性能にも発揮されます。

タイヤが氷上にしっかりと密着するので、スリップしやすいコーナリングでもブレずに安定した走りを実現。

口コミでも「急カーブでもグリップがかかり滑らず走行できた」とあったので、実際に氷上コーナリング性能の高さを実感する声があると、その高い効果がうかがえますね。

ウィンターマックス03から新技術搭載

ウィンターマックス02にはなく、ウィンターマックス03から搭載された新技術は以下のものがあります。

● ナノ凹凸ゴム
● パターン技術
● 液状ファルネセンゴム

パターン技術を工夫することで、摩耗しても使い始めから形状が変化しすぎないように設計されています。

また、液状ファルネセンゴムというゴムと軟化剤の2面性を併せ持った素材を使用することで、やわらかく密着力の高いゴムを実現。

何よりも氷上での密着力や滑りにくさを高めたタイヤが、ウィンターマックス03ということです。

耐摩耗性能はウィンターマックス02の方が高い

ウィンターマックス03は氷上性能特化型というだけあり、ウィンターマックス02の方が耐摩耗性能は高くなっています。

スタッドレスタイヤと言えど、常に氷上を走行するわけではないので、温暖地域で常に雪が積もったり地面が凍ったりするわけではないなら、バランスのいいウィンターマックス02に優位性がある人もいるでしょう。

とはいえ、ウィンターマックス03は、先ほども紹介したように摩耗しても新たな凹凸が作り出されたり、偏摩耗しづらかったりするメリットがあります。

ウィンターマックス03を選んだからといって、ライフ性能が低いというわけではなく、むしろ最後まで安定した走行ができることをお伝えしておきます。

その他のウィンターマックスシリーズの特長を紹介

その他のウィンターマックスシリーズの特長を紹介

こちらの記事では、ウィンターマックス03を中心に紹介し、ウィンターマックス02と比較しました。

ウィンターマックスシリーズには、その2つ以外に、以下の製品があります。

● ウィンターマックス SJ8+
● ウィンターマックス SV01
● ウィンターマックス LV01 for VAN

それぞれの特徴を簡単に紹介します。

ウィンターマックス SJ8+

ウィンターマックス SJ8+

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ウィンターマックス SJ8+は、SUV車専用のスタッドレスタイヤです。

SUV車は、その他の車種と違い、山岳路を走行することも多いため、そのような道に多い深雪やシャーベット状の雪に強い作りになっているのが特徴です。

その代わり、舗装路に多いアイスバーンや濡れたアスファルトなどでの滑りにくさは、ウィンターマックス03に及ばないため、どちらを走行するケースが多いのかで選ぶ必要があります。

ウィンターマックスSJ8+のサイズは、ウィンターマックス03のサイズと被っているものもあります。どちらが自分にあっているか悩んだ場合は、以下も参考にして検討してみてください。

wm03とSJ8+の選び方

ウィンターマックス SV01

ウィンターマックス SV01

SV01公式サイトへ

ウィンターマックス SV01は、氷上ブレーキ性能が高く、ライフ性能の高さも実現した、商用バン専用のスタッドレスタイヤです。

商用バンは、荷物などを運ぶことを想定して作られた車なので、サスペンションが硬いなど重さに耐えられるような特別な作りになっています。

ウィンターマックス SV01は、そのような特別な作りの車に適用するようになっています。
例えば、トレッドの接地幅を広げることで地面との密着力を高めたり、ナノフィットゴム搭載で地面へのグリップ力を高めたりしている点が挙げられます。

NEW!ウィンターマックス LV01 for VAN

ウィンターマックス LV01 for VAN

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ウィンターマックス LV01 for VANは、その名のとおりバン・商用車用のスタッドレスタイヤです。です。

新採用技術により、氷雪上性能とライフ性能を向上させたSV01の後継型です。

SV01と比較し、進化した点は以下の通りです。

●新採用技術により氷雪ブレーキ性能14%アップ
●新パターンにより接地形状(高荷重域)16%アップ
●サイプ設計最適化により、摩耗50%時でも引っかき効果が持続

SV01とlv01の比較

バン・商用車にお乗りで最新のスタッドレスを試してみたい方におすすめのタイヤです。

スタッドレスタイヤを選ぶ時のチェックポイント

スタッドレスタイヤを選ぶ時のチェックポイント

ここからは、スタッドレスタイヤを選ぶ時にチェックしたいポイントを5つ紹介します。

自分の車にスタッドレスタイヤを装着する人は、ぜひ1つずつ確認してみてください。

タイヤのサイズをチェック

まず、スタッドレスタイヤを選ぶ時にはきちんと自分の車にあったサイズを選ぶのが大切です。

ウィンターマックス03の特長でも紹介したように、タイヤにはリム径や扁平率などの違いでさまざまなサイズの種類があります。

スタッドレスタイヤを選ぶ際には、自分の車にぴったりのサイズか、もしくは1つ大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。

大きめを選ぶと見栄えがかっこよくなるのにプラスして、スタッドレス性能が高まりますが、揺れやすくなったり静粛性能が下がったりするデメリットもあるので注意しましょう。

タイヤのサイズの見方はについては、以下の記事も参考にしてみてください。

車種タイプにあったものを選ぶ

先ほど紹介したように、商用バン専用やSUV専用のように、車種タイプにあったタイヤを選ぶのもおすすめです。

車種専用のスタッドレスタイヤを選ぶと、その車種ならではの特徴に合わせた設計になっているので、より高い効果を感じられるのがポイントです。

とはいえ、専用でないタイヤを付けられないわけではないので、自分の求める性能に合わせて最適なものを選ぶようにしましょう。

製品特長が好みのものを選ぶ

上記の見出しとつながる内容ですが、スタッドレスタイヤと一口に言っても、特化している性能はそれぞれ異なるので、自分が求める性能のものを選ぶのがおすすめです。

今回紹介したウィンターマックス03と02で言えば、

● 冬場は常に道が凍っている地域で氷上性能を重視するなら、ウィンターマックス03
● コスパが高く、さまざまな路面でバランス良く効果を発揮するものなら、ウィンターマックス02

という風に選び分けることができます。

スタッドレスタイヤに最も求める性能は何なのかを考えて、製品を選ぶのがいいでしょう。

タイヤの寿命をチェックする

どれだけ性能が高いタイヤでも、すぐに摩耗して同じ性能を発揮できないようでは何度も買い替えが必要になって大変なので、どの程度寿命が持つのかもチェックしてみてください。

特に、年に数回の積雪や凍結に備えるためにスタッドレスを装着する地域の方は、寿命の長さを重視してスタッドレスタイヤを選ぶのも1つの手です。

ウィンターマックス03のような、耐摩耗性能はそれほど高くないけれど摩耗してもグリップ力が衰えないように設計されたタイヤも、別の形で寿命が長いと言えますね。

オールシーズンタイヤもある

そこまで豪雪地帯ではなく、冬場でも乾いた道路やウェット面を走る機会も多いというかたには、オールシーズンタイヤもおすすめです。

オールシーズンタイヤはサマータイヤとスタッドレスタイヤの両方の特徴を兼ね備え、-10℃〜30℃の環境下で快適に走行できるタイヤです。

しかしながら、「雪道の走行性能はスタッドレスタイヤの方が高く、一般的な乾いた路面・濡れた路面ではサマータイヤの方が優れた性能を持つ」ということを、検討する際には心に留めておいてください。

ドライ・ウェット性能も確認

スタッドレスタイヤを装着したからと言って、ずっと氷上や積雪の道路を走るわけではないので、ドライ・ウェット性能も確認しておくのが大切です。

どのような路面でも安心して走行できるタイヤを、選んでおきましょう。

特に、自分がどのような路面を走るケースが多いのかによって、性能をチェックしておくのが1番です。

氷上を走行することが少なそうな地域なら、特にドライ・ウェット性能の高さを重視する方がいいでしょう。

氷上性能を重視するならウィンターマックス03がおすすめ

氷上性能を重視するならウィンターマックス03がおすすめ

こちらの記事では、ダンロップ製スタッドレスタイヤ「ウィンターマックス03」が滑りやすいという評判が本当なのかを解説し、製品の特長や使用している人の口コミなどを紹介しました。

ウィンターマックス03は、氷上で非常に滑りにくい設計になっていて、実際に使用している人の口コミからもそれは明らかです。

ウィンターマックスシリーズには、性能バランスの優れた「ウィンターマックス02」もあるため、自分の求める機能や価格はどちらが近いのか、こちらの記事でチェックしながらぜひご検討くださいね。

凍結路面の走行が多い方は、ナノ凹凸ゴム搭載で氷上でのグリップ力の優れたウィンターマックス03を、ぜひ試してみてくださいね。

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【2024年最新版】ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは8種類!特徴や購入先について解説

ヨコハマタイヤは、ダンロップやブリジストンなどと並ぶ世界的に有名なタイヤメーカーです。そんな、ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤに期待を寄せているユーザーは多いのではないでしょうか。

今回は、ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤを全種類紹介するとともに、特徴や購入先についても詳しく解説します。

ヨコハマタイヤとは

ヨコハマタイヤとは

ヨコハマタイヤ(Yokohama Tire Corporation)は、日本を拠点とする世界的なタイヤメーカーです。オートモーティブタイヤ(自動車用タイヤ)および産業用タイヤを製造・販売しています。

1917年に横浜ゴム工業株式会社として設立され、以来、高品質で革新的なタイヤを提供してきました。同社のタイヤ製品は、乗用車、トラック・バス、SUV、モータースポーツ車両など、さまざまな車両用途に対応しています。

ヨコハマタイヤは、持続可能な環境への取り組みや技術革新にも力を入れています。エコタイヤの開発や低燃費性能の向上、車両の燃料効率の向上に貢献する技術の開発など、環境への配慮にも妥協していません。

ヨコハマタイヤは、世界各地で幅広い市場での需要に応えるため、世界中に生産拠点を持ち、製品の供給力と品質管理にも力を入れています。そのため、ヨコハマタイヤ製品は世界中で高い評価を受けており、自動車メーカーやモータースポーツチームなど幅広い顧客に採用されています。

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤの特徴

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤの特徴

ヨコハマタイヤのスタッドレスの人気の秘密は主に以下の3つです。詳しく見ていきましょう。

● 氷上での制動性能に優れている
● 積もった雪の上でも優れた性能を発揮
● 長く使える

氷上での制動性能に優れている

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは、氷上や雪上での走行性能に優れています。特殊なトレッドパターンと高性能なブレンドゴムの組み合わせにより、優れたグリップ力と制動性能を実現しています。

積もった雪の上でも優れた性能を発揮

スタッドレスタイヤは、冬季の路面状況においても安定した操縦性を持ちます。ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは、優れた接地性とコントロール性能を備えており、スリップや偏摩耗を抑えるように設計されています。

長く使える

ヨコハマタイヤは高品質な素材と製造技術を使用しており、高寿命と優れた耐久性を実現しています。耐摩耗性の高いトレッドコンパウンドや強化されたサイドウォールなど、さまざまな工夫がされています。

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは8種類

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは8種類

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは、アイスガード(ice GUARD7)シリーズで、現在主に8種類販売されています。

  1. アイスガード7
  2. アイスガード6
  3. アイスガード6 Z・P・S
  4. アイスガード5プラス
  5. アイスガード トリプル プラス
  6. アイスガード SUV G075
  7. アイスガードIG91 バン
  8. アイスガードIG91

優れた氷上性能や耐摩耗性が高く評価されています。特徴について詳しくみていきましょう。

アイスガード7(ice GUARD7)

アイスガード7(ice GUARD7)

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アイスガード7(ice GUARD7)は、ヨコハマの最新スタッドレスタイヤです。氷上性能を追求するために、接地面積とブロック剛性を大幅に増加させたスタッドレスタイヤです。

IN側に幅広いリブを配置し、センター部に縦長のベルトブロックを設けています。さらに、コーナリング時でもブロックが倒れ込まずに路面に密着し、高いグリップ力を発揮するように、互いに支え合う大型のブロックを採用しました。

車種 サイズ 金額(1本)
軽自動車 155/65R14 11,730円
コンパクトカー 195/65R15 20,050円
ミニバン 215/65R16 27,650円

アイスガード6(ice GUARD6)

アイスガード6(ice GUARD6)

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アイスガード6は、最新のテクノロジーを取り入れながら、非対称パターンをベースにした設計のスタッドレスタイヤです。

IN側でのエッジ量を従来品比8%に向上させることで、ウェット性能を高めています。さらに、プレミアム吸水ゴムにより、氷上性能を向上させました。

吸水効果によって水膜を取り除き、密着効果によって路面にしっかり接地し、エッジ効果によって氷上のグリップ力を向上させています。

アイスガード6 Z・P・S(ice GUARD6 Z・P・S)

ice GUARD6 Z・P・S

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アイスガード6 Z・P・S(ice GUARD6 Z・P・S)は、ピラミッド状に折りを4段に重ねたクワトロピラミッドサイプを使用し、立体形状のサイプがお互い支え合う構造によってブロック剛性を向上させたスタッドレスタイヤです。

また、凍った路面の凹凸にしっかり密着するように、低温時でも硬くなりにくく、柔軟性が保たれる素材を使用しています。

アイスガード5プラス(ice GUARD5 PLUS)

アイスガード5プラス

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アイスガード5プラス(ice GUARD5 PLUS)は、優れた吸水性を誇るエボ吸水ホワイトゲルを使用したスタッドレスタイヤです。氷への密着効果と吸水効果に優れており、氷上でも車の性能を最大限に発揮します。

氷上摩擦指数は約4年後でも高いレベルを維持し、使用年数における性能低下割合は従来品の約1/3です。

アイスガード トリプル プラス(iceGUARD TRIPLE PLUS)

アイスガード トリプル プラス

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アイスガード トリプルプラス(3x ice GUARD)は、従来の「氷に効く」「永く効く」に加えて、「燃費に効く」を目標に新た開発されたスタッドレスです。道路整備の進展により、スタッドレスタイヤでもドライ路面を走る機会が増えているため、転がり抵抗の低減による燃費性能向上に注力しました。

さらに、ブラックポリマーⅡを採用することで、性能維持に重要なゴムの柔軟性を従来のブラックポリマーよりも長期間保つことに成功しました。

アイスガード SUV G075(iceGUARD SUV G075)

アイスガード SUV

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アイスガード SUV G075(iceGUARD SUV G075)は、その名のとおり、SUV車用のスタッドレスタイヤです。

従来の「新マイクロ吸水バルーン」「ブラックポリマーⅡ」に加えて、「エボ吸水ホワイトゲル」を新たに採用したスタッドレスタイヤです。この素材の組み合わせにより、「スーパー吸水ゴム」の氷上性能をさらに向上させることに成功しました。

エボ吸水ホワイトゲルは従来比で最大30倍の大きさであり、氷への密着効果と吸水効果に優れています。

また、 幅広のセンターリブに細溝を配置してトレッド剛性を最適化することで、路面との接地性を高め、氷上での制動および駆動性能を向上させました。

車種 サイズ 金額(1本)
RAV4 225/70R16 18,430円
ZR-V 225/60R17 22,650円
ジムニーシエラ 195/80R15 15,060円

アイスガードIG91 バン(ice GUARD IG91 for VAN)

アイスガードIG91 for VAN

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アイスガードIG91 バン(ice GUARD IG91 for VAN)は、トリプルピラミッドサイプの採用によって、ドライ・ウェット路面の両方における走行性能に優れたバン用のスタッドレスタイヤです。トレッド全体のブロック剛性を均一化させることで優れた接地性を実現します。

また、プロファイルをフラット化することで、センター部の接地圧を低減しました。さらに、新開発の低発熱ベースゴムの採用により、エネルギーロスを低減し、燃費改善にも貢献します。

アイスガードIG91(ice GUARD IG91)

アイスガードIG91

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アイスガードIG91(ice GUARD IG91)は、新雪やシャーベット路面での排雪・排水性を高め、横滑りを防止するために4本の主溝を採用したスタッドレスタイヤです。タイヤの周囲に千鳥配置されたブロックにより、ブロックの剛性を均一化させ偏摩耗を抑制し、同時にタイヤノイズを低減します。

そのほか、iG91専用に開発された新しいゴムコンパウンドで、氷を噛むような仕組みによって優れた氷上性能を発揮しています。

ヨコハマタイヤのスタッドレスはどんな人におすすめ?

ヨコハマタイヤのスタッドレスはどんな人におすすめ?

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは、氷と雪のいずれの路面にも対応しています。そのため、積もった雪や凍結路面が多い地域に住む人におすすめです。寒冷地や雪の多い地域での冬季ドライブにおいて、優れた安全性を発揮します。

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは、高いグリップ力と安定性を持つため、長距離ドライブやハイウェイ走行が多い方にもおすすめです。

ヨコハマタイヤのスタッドレスは何年持つ?

ヨコハマタイヤのスタッドレスは何年持つ?

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤの寿命は、使用条件や保管、メンテナンスなどによって異なります。一般的に、4年程度の寿命が期待できます。走行距離としては10,000~15,000kmを目安とするとよいでしょう。

そもそもスタッドレスタイヤとは

そもそもスタッドレスタイヤとは

スタッドレスタイヤは、主に冬季の低温や積雪などの厳しい道路条件で使用するために設計されたタイヤの一種です。特殊なゴム配合やトレッドパターン、タイヤ表面に装着された小さな金属ピン(スタッド)によって、優れた氷上性能を発揮します。

スタッドレスタイヤを選ぶときの注目ポイント

スタッドレスタイヤを選ぶときの注目ポイント

スタッドレスタイヤを選ぶ際は、次のポイントを押さえましょう。

● 氷上性能
● 雪上性能
● 耐久性
● 乾いた路面の走行性能
● 濡れた路面の走行性能
● 静粛性

氷上性能

氷上性能は、滑りやすい凍結路面でのグリップ力を示します。氷上性能が高いスタッドレスタイヤは車の安定性を高め、氷の上におけるスリップやスライドを防ぐ助けとなります。

スタッドレスタイヤには、金属製のスタッドや非金属製のスタッドレスタイヤがあります。金属スタッドは氷上でのグリップ力が高いものの、舗装路面での騒音や路面の損傷などのリスクがあるため、現在ではあまり使われていません。

非金属スタッドは氷上性能がやや劣る場合もありますが、静かで舗装路面に影響を与えないものです。そのほか、スタッドレスタイヤのランニング面には、氷上性能を向上させるための特殊なパターンや溝が設計されています。特に氷上性能に優れたタイヤは、氷上でのグリップ力を向上させるための特殊なブロック配置やスリットが施されています。

雪上性能

雪上性能は、積雪路面における走行安定性やグリップ力に関わります。スタッドレスタイヤのトレッドパターンは、雪上性能に大きな影響を与えます。ディープグルーブやラグパターンなど、雪をしっかりと捉える特徴的なパターンを採用しているものは、雪上性能が高い傾向にあります。

雪上よりも氷上の方が滑るため、雪上性能はあまり注目されない傾向がありますが、十分亜走行安定性を確保するには両方の性能に注目が必要です。

耐久性

耐久性の高いスタッドレスタイヤは、高品質な素材と工夫された製法によって製造されています。メーカーの信頼性や評判を確認し、信頼できるブランドのタイヤを選ぶことが重要です。

また、タイヤのトレッドパターンは、耐久性にも影響を与えます。深いグルーブや堅牢なブロックパターンのものはタイヤの摩耗を抑えられるため、タイヤの寿命が長い傾向があります。

乾いた路面の走行性能

スタッドレスタイヤは、積雪がある地域でのみ使用するわけではなく、乾いた路面の走行にも使用します。そのため、乾いた路面での走行性能も確認が必要です。優れたグリップ力を持つスタッドレスタイヤは、乾いた路面でも素早い加速やブレーキング、安定したハンドリングを可能にします。

濡れた路面の走行性能

雨や水たまりなどの環境における走行性能にも注目が必要です。スタッドレスタイヤのトレッドパターンやゴムの組成が、ウェットグリップ性能に関係しています。水を迅速に排水し、タイヤと路面の接地性を高める仕組みが重要です。

静粛性

静粛性は、タイヤから発生する騒音や振動のレベルのことです。スタッドレスタイヤのトレッドパターンやブロックの配置が、静粛性に影響を与えます。静音性を重視した設計のタイヤは、路面との摩擦音や風切り音を最小限に抑えます。

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤはどこで買う?

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤはどこで買う?

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは、さまざまな場所で購入できます。購入先の特徴について詳しく見ていきましょう。

ヨコハマタイヤの公式通販サイト

公式通販サイトでは、ヨコハマタイヤの最新モデルや幅広いバリエーションのスタッドレスタイヤを購入できます。サイト上で詳細な製品情報や性能データを確認できるため、自分の車や走行環境に合ったタイヤを選ぶことができます。

インターネットを利用して簡単かつ便利にタイヤを購入したい人や、最新のヨコハマタイヤを手軽に入手したい人におすすめです。

カーディーラー

カーディーラーでは、車の購入時やメンテナンス時にヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤを購入できます。カーディーラーの専門知識を活かして、自分の車に最適なタイヤを提案してもらえる利点があります。また、ディーラーはタイヤの取り付けやバランス調整などのサービスも提供しています。

新車購入時やメンテナンス時に一括してタイヤを購入したい人や、専門家のアドバイスを受けながらタイヤを選びたい人におすすめです。

ガソリンスタンド

一部のガソリンスタンドでは、タイヤを販売しています。販売しているタイヤの種類やサイズはガソリンスタンドによって異なりますが、ヨコハマタイヤは信頼性が高いメーカーのため、多くの店舗で取り扱っています。近くでタイヤを簡単に購入したい人におすすめです。

タイヤ専門店

専門のタイヤショップでは、幅広いタイヤブランドやモデルを取り扱っています。ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤも豊富に揃っているでしょう。スタッフはタイヤに関する専門知識を持っており、最適なタイヤ選びや取り付けサービスを提供しています。

タイヤに詳しいスタッフのアドバイスを受けたい人や、幅広い選択肢の中から自分に最適なタイヤを選びたい人におすすめです。

オンラインショップ

販売業者やタイヤショップがWebサイト上でヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤを販売しています。ネット上で価格を比較したりレビューを参考にしたりして、自宅から一歩も出ずにタイヤを購入したい人におすすめです。

まとめ

wm03イメージ

ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤは優れた氷上性能、ウェット性能を誇ります。信頼性が高いメーカーのため、安心して購入できるでしょう。

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【2024年最新版】ブリヂストンのスタッドレスはブリザック!VRXの特徴や選び方を解説

「ブリヂストンのスタッドレスタイヤを比較したい!」
「ブリヂストンのブリザックはどんなスタッドレスタイヤなの?」

スタッドレスといえば安心安全のブリヂストンのスタッドレスタイヤでしょう。
北海道・北東北主要5都市のブリザック装着率は47.0%です。

本記事では、ブリヂストンのスタッドレスタイヤのVRXシリーズと、軽トラやバンの専用タイヤを紹介します。

ブリヂストンのスタッドレスタイヤブリザックVRXシリーズ価格一覧表

ブリヂストンスタッドレスタイヤVRXシリーズ価格一覧表

ブリヂストンのスタッドレスといえば、「ブリザック」シリーズですよね。

はじめに、主なブリザックVRXシリーズの相場感を記載します。サイズにより5,000円〜/1本から販売されています。※執筆時の金額ですので、最新の価格は詳細ページでご確認ください。

ブランド クラス 最安値 最高値
ブリザックVRX3 ハイクラス 6,670円 84,330円
ブリザックVRX2 スタンダード 5,710円 38,690円
ブリザックDM-V3 SUV 13,230円 42,750円

参考:タイヤワールド館ベスト タイヤを選ぶ

スタッドレスといえばブリヂストンのブリザックタイヤ

スタッドレスといえば、ブリヂストンのブリザックが有名です。
なんと、北海道・北東北主要5都市で21年連続No.1の販売実績を誇っています。
そんな信頼と実績のスタッドレスタイヤのブリザックの中から、特におすすめしたいスタッドレスを3つ紹介します。

  1. ブリザックVRX3
  2. ブリザックVRX2
  3. ブリザックDM-V3

順番に見ていきましょう。

1.ブリヂストン史上最高性能のスタッドレスタイヤ【ブリザックVRX3】

ブリヂストン史上最高性能のスタッドレスタイヤ【ブリザックVRX3】

ブリヂストン公式サイトへ

ブリザックの最新にして最高性能のスタッドレスタイヤといえば、ブリザックVRX3です。

前身のブリザックVRX2の時点でかなり評判が良かったのですが、さらに性能が上がったということで「スタッドレスはこれを買っておけば間違いない」といわれるものが登場しました。
VRX2と比べてVRX3は、次の点が改善されています。

・氷上ブレーキ性能20%向上
・摩耗ライフ17%向上
・効き持ち向上

具体的なおすすめポイントを見ていきましょう。

氷上性能20%アップでさらに止まりやすく

ブリザックVRX3はブレーキの性能がVRX2より20%アップしました。
性能があがった理由は、発泡ゴム(フレキシブル発泡ゴム)とパタン(タイヤ表面の溝)の進化によりグリップ力がアップしたからです。
ゴムの吸水性をあげ、タイヤに余計な水が回り込まないようなパタンにすることで、衝突事故が起きにくいタイヤになりました。
グリップ力があがったことで、カーブを曲がる際もブレずに曲がれるようになり、凍った道でも乾いた道路と同じ感覚で運転できる安心感があります。

4年後も性能が落ちにくいのでコスパがいい

ブリザックVRX3は発泡ゴムの進化によって、4年経っても性能が落ちにくいタイヤになりました。

フレキシブル発泡ゴム

一般的にタイヤのゴムは、時間と共に劣化して硬化することでグリップ力が低下し、止まりにくくなったり、カーブで大回りしやすくなったりします。しかし、ブリザックVRX3はロングステイブルポリマーを配合することで経年劣化しにくいタイヤになり、4年後も安心して使えるようになりました。

これにより買い替え頻度が低くなるので、コストパフォーマンスがいいタイヤになったといえます。

VRX3相場・価格は5,700円〜85,000円

ブリザックVRX3の1本あたりの価格は6,000円〜100,000円です。
サイズアップするにつれて値段があがり、12インチなら5,700円で購入できたものが20インチになると85,000~円になります。
通常20インチのタイヤは40,000円程度で入手できるものが多いので、85,000円という値段がつくのは、VRX3の人気と勢いを示しているといえるでしょう。

主な車種の金額は以下の通りです。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認ください。

車種 サイズ 金額(1本)
軽自動車 155/65R14 10,280円
コンパクトカー 195/65R15 17,790円
ミニバン 215/65R16 24,990円

2.信頼と実績のブリヂストン【ブリザックVRX2】

信頼と実績のブリヂストン【ブリザックVRX2】

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VRX3の前に発売されたブリザックVRX2も、高性能なことで有名なスタッドレスタイヤです。
具体的には、以下のポイントがユーザーに人気です。
・静かで快適な乗り心地を実現

ブリザックVRX2のこだわりを見ていきましょう。

タイヤが滑る原因を除去する発泡ゴム

ブリザックのおすすめポイントは、タイヤが滑る原因を除去する発泡ゴムです。

タイヤの表面に細かい穴があり、その機構で水を吸収することで、タイヤが滑る原因である水膜を除去できる仕組みです。

滑らないタイヤになっていることで、ゴムが地面をしっかり掴んで止まりやすくなります。ブリザックVRXからVRX2、VRX3と改良を重ねるごとに積雪・凍結路面の運転で重視したいグリップ力が向上し、ユーザーの安全と安心感を守ることにつながっています。

静かで快適な乗り心地

ブリザックVRXと比較してVRX2は摩耗しづらく、静かで快適な乗り心地になっています。
水だけでなく音も吸収する発泡ゴムと、最適化されたパタンで、走行時のノイズを31%も低減しました。

さらに、タイヤのサイドが非対称になっていることで、ふらつきを抑制して快適な乗り心地になっています。
この形状のおかげで積雪・凍結路面だけでなく、通常の舗装路でも安心感のある走りを実現できます。

VRX2の相場・価格は1本5,700円〜38,000円

VRX2の価格は1本5,700円〜38,000円です。タイヤの大きさによって価格に差ができます。主な車種の金額は以下の通りです。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認ください。

車種 サイズ 金額(1本)
軽自動車 155/65R14 5,900円
コンパクトカー 195/65R15 13,940円
ミニバン 215/65R16 19,790円

VRX2の口コミ

VRX2のユーザー総合評価は5段階中4を獲得しているほどの高評価で、好意的な口コミが目立ちます。

・走行音が静かなところが気に入りました
・ドライで走ってもノイズが静かで走り心地が良い
・また買い換える時も、ブリヂストンにしようかと思ってます
・快適な乗り心地と、ブリヂストンのスタッドレスに対する絶対的な安心感が伺えました。

「2台に1台がブリヂストンのスタッドレスを使用している」という実績につながるのも納得の信頼度です。

「ブリザックシリーズを履いてみたいけど、予算がそこまでない…」という方は、前型のvrx2を選んでみてはいかがでしょうか。

前型は製造年が古くないの?

タイヤ公正取引協議会発信で、適正に保管された「新品タイヤ」は製造後3年間は同等の性能を保つことが確認されています。

「新品タイヤ」は製造後3年間は同等の性能を保つことが確認されている

これは、タイヤ性能に関わるゴムの性能低下は、適正保管中はほとんど進まず、タイヤを車両に装着して走行することでタイヤに発生する熱と力により徐々に進行する、という考え方からです。

「新品タイヤ」を購入する分には前型だから、と心配する必要はないといえるでしょう。

3.ブリヂストンのSUV専用【ブリザックDM-V3】

SUV専用【ブリザックDM-V3】

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ブリヂストンが出しているSUV専用タイヤであるブリザックDM-V3も、とてもおすすめです。

ノーマルタイヤのVRXシリーズと同じ発泡ゴムの技術力を活かしながら、SUVに特化した専用パタンで、さらにグリップ力を向上させています。

ブリザックDM-V3の特徴を具体的に見ていきましょう。

グリップ力をさらに向上させるSUV専用パタン

ブリザックDM-V3は、SUV専用パタンを採用することで、どんな雪道でもしっかり止まる・曲がるタイヤになっています。

普通車と比べてSUVは重心が高く重量もあり、タイヤの外側に負荷がかかりやすいという欠点があります。

それを補うために、DM-V3はブロックを広くして設置面積を広げ、横の溝を増やすことで力強いグリップを発揮できるタイヤができました。

滑りにくい上に長持ち

DM-V3は雨の日でも滑りにくい上に、長持ちしやすいタイヤです。縦の溝を多く入れることで高い排水性を確保し、雨にも雪にも対応できるグリップ力の高いパタンになっています。

また、パタンの変形を抑えるデザインで摩耗の原因である滑りを低減し、長持ちする効果が得られます。

しっかり止まって摩耗しにくいSUV専用スタッドレスを探している方は、DM-V3を購入すれば間違いないでしょう。

DM-V3の相場・価格は13,000円〜42,000円

タイヤワールド館ベストで出品しているDM-V3の価格は13,000円〜42,000円です。

主な車種の金額は以下の通りです。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認ください。

車種 サイズ 金額(1本)
ハリアー等 225/65R17 21,190円
エクストレイル等 235/60R18 25,370円

タイヤの取付まで依頼できる「ベストのタイヤ交換」にすると、85,680〜109,280円になります。
セットにすると一見高そうに見えますが、ディーラーで取り付けをお願いするよりかなりお得です。
ディーラーにお願いすると約1万〜5万円ほどかかる上に、自分で重たいタイヤを車に詰め込んでお店に持って行く必要があります。

インターネット上で簡単に注文できて、取り付け作業日までにタイヤを店舗に直送してくれるサービスであることを考慮すると、決して高くはないといえるでしょう。

タイヤの取付けまでセットになっている商品を探したい方は、次のページから探してみましょう。

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

SUVはVRX3とDM-V3のどちらを選べばいいの?

街乗りSUVにはVRX3、レジャー・山道SUVにはDM-V3を選択するのがおすすめ

VRX3にもSUVサイズがあります。街乗りSUVにはVRX3、レジャー・山道SUVにはDM-V3を選択するのがおすすめです。

街乗りSUVにはVRX3

レジャー・山道SUVにはDM-V3

ブリヂストンのスタッドレスタイヤの寿命は4年

ブリヂストンのスタッドレスタイヤの寿命は4年

公式ホームページによると、ブリヂストンのスタッドレスタイヤの寿命は4年です。しかし、具体的にどのような状態になったら交換すべきかわかりにくいですよね。

ここからは、スタッドレスタイヤの交換時期と、できるだけ長持ちさせるための方法をお伝えしていきます。スタッドレスの寿命のポイントは以下の2つです。

・溝が50%摩耗したらスタッドレス性能ダウン
・ひび割れや偏摩耗はすぐ交換

50%摩耗したらスタッドレスタイヤの交換時期

新品時から50%摩耗すると、スタッドレスタイヤはグリップ性能が大きく低下してスタッドレスとしての性能が使えなくなります。

50%すり減った時点で切れ込みやパタンが浅くなり、狙い通りに止まったり曲がったりできなくなってきます。

では、どうやって50%摩耗したことを判断すればいいかというと、100円玉を使うとわかりやすいです。
具体的には、100円玉の「1」の刻印がタイヤに沿うように溝に差し込み、「1」が見えたらそろそろ交換時期です。

100円玉でスタッドレスの寿命をチェック

詳しく知りたい方はスタッドレスタイヤお手軽残溝チェック方法の記事も参考にしてみてください。

ひび割れや偏った摩耗はすぐ交換すべき

まだ50%の摩耗をしていなくても、タイヤにひび割れや偏った摩耗が見られたら交換すべきです。
ひび割れは放置するとパンク事故の原因になりかねないため、明らかなひびが見られたら新品交換しましょう。

また、偏った摩耗はタイヤが地面と接する面積が減り、ブレーキ等がうまく効かなくなってしまう恐れがあります。

定期的にタイヤを点検して、異常が見つかったらすぐに修理・交換を検討することで、安全に車を乗り続けられます。

スタッドレスタイヤの寿命を延ばす方法

スタッドレスタイヤの寿命を延ばす方法は次の5つです。

  1. 乗車前に点検する
  2. 月に一度、空気圧点検
  3. タイヤの取り付け角度のずれとバランスを修正して偏磨耗を防止
  4. 冷暗所でタイヤカバーをかけて保管すると長持ちする
  5. 急ブレーキ・急ハンドル・ハンドルの据えきりをしない

これらを徹底すれば、タイヤの劣化スピードが遅くなり、何年も大切に使い続けられます。

バン・軽トラ用のブリヂストンの4つのスタッドレス

バン・軽トラ用のブリヂストンの4つのスタッドレス

ここからは、バンや軽トラックに適したブリヂストンの4つのスタッドレスを紹介します。

  1. 商用車用ブリザック史上最高の効きと長持ちVL10
  2. ビジネスシーンに求められる高い総合性能を備えたVL1
  3. 氷上性能がアップしたREVO969
  4. 基本性能を追求したW300

具体的に見ていきましょう。

1.商用車用ブリザック史上最高の効きと長持ち【VL10】

商用車用ブリザック史上最高の効きと長持ち【VL10】

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バンや軽トラック等の商用車に適しているブリヂストンスタッドレスの中では、ブリザックVL10がダントツの性能です。

VL1より設置面積を広くすることで摩耗を抑え、クオリティもコストパフォーマンスも良いスタッドレスになっています。

また、発泡ゴムの性能を向上させたおかげで除水効果が増し、雪や氷の上でも高いグリップ力が期待できます。

バンや軽トラックを毎日のように使う方はスタッドレスにこだわったほうが安全運転ができるので、ぜひVL10を使ってみましょう。

2.ビジネスシーンに求められる高い総合性能を備えた【VL1】

ビジネスシーンに求められる高い総合性能を備えた【VL1】

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商用車に求められる機能を備えているスタッドレスタイヤを探しているなら、ブリザックVL1もバランスが取れていて良いでしょう。

路面温度によってゴムの硬さが最適化されるメガ発泡ゴムⅡを採用しているため、氷雪路でも乾いた舗装道路でも、高い走行性能が期待できます。

さらに細かい溝や穴にまでこだわることで、除水性の確保と高い耐摩耗性を実現できています。

3.バン・小型トラック用【REVO969】

氷上性能がアップした【REVO969】

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ブリザックREVO969は氷上性能が良いスタッドレスタイヤです。積雪・凍結路面でもしっかりブレーキが効きます。

高い氷上ブレーキ性能の理由は、発泡ゴムを発展させたLT専用レボ発泡ゴム。特殊コーティングを施した太い水路とバイト粒子を新たに加えたことで、グリップ力が向上しています。

4.軽商用車用【W300】

基本性能を追求した【W300】

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商用タイヤに求められる基本性能を兼ね備えた、お手頃価格のスタッドレスならW300を選びましょう。
「安心安全のブリヂストン製がいいけれど、仕事用の車のタイヤに高性能な機能を求めない」という方におすすめです。
安いとはいえ最低限の性能は保証されているところが、さすがブリヂストンというしかありません。

ブリヂストンのスタッドレスに変えたいならタイヤワールド館ベストがおすすめ

ブリヂストンのスタッドレスに変えたいなら取付コミコミセットがおすすめ

信頼と実績のあるブリヂストンのスタッドレスタイヤ
どのタイヤを取っても高い技術力が反映されていて、お客様からの信頼も厚い理由がわかります。

ブリヂストンのスタッドレスに変えたいなら、タイヤワールド館ベストで注文するのが安くて早くておすすめです。

注文方法はこちら。

  1. トップページの「タイヤ一覧から探す」を選択
  2. 「タイヤ絞り込み検索」のメニューから条件を絞り込んで商品を探す
  3. 商品を選んでカートに入れる
  4. 初めてご利用のお客様は無料会員登録を行う
  5. 決済

以上5ステップです。
簡単なので、ぜひこちらからお目当ての商品があるか探してみてくださいね。

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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columns スタッドレス-ダンロップ スタッドレスタイヤ

【2024年最新版】ダンロップのスタッドレスはウィンターマックス!シリーズ6種の特徴や購入先についても解説

ダンロップは長年にわたりスタッドレスタイヤの開発に取り組んでいる信頼性が高いタイヤメーカーです。氷上性能や制動性能、耐摩耗性など、機能性と耐久性を両立したスタッドレスタイヤを数多く世に輩出してきました。

そこで今回は、ダンロップのスタッドレスタイヤの種類や特徴、おすすめな人、購入方法などについて詳しく解説します。

ダンロップとは

ダンロップとは

ダンロップ(DUNLOP)はイギリスに創設されたタイヤブランドで、130年以上の歴史を持ちます。1909年に英国ダンロップ社の日本工場が設立され、その後に住友ゴム工業株式会社がダンロップのタイヤ事業を運営するようになりました。

住友ゴム工業株式会社は、本社を兵庫県神戸市中央区に置く住友グループの企業であり、タイヤ製品の製造販売をはじめ、産業品事業やスポーツ事業など多岐に渡る商品を販売しています。

ファルケンとの関係

ファルケンとダンロップって同じなの?という疑問もよく聞かれます。
実は、住友ゴムではダンロップとは別に、「FALKEN(ファルケン)」ブランドのタイヤも販売しています。ファルケンは、1983年に誕生したオーツ(大津)タイヤのブランドでしたが、2003年に住友ゴム工業がオーツタイヤを買収し、現在は住友ゴムのグローバルブランドとして、欧米を中心に販売されています。日本ではダンロップ、欧米ではファルケン、というわけですね。

ダンロップのスタッドレスタイヤの特徴

ダンロップのスタッドレスタイヤの特徴

ダンロップのスタッドレスタイヤは、優れた氷上性能や耐摩耗性、ロングライフ性能が高く評価されています。特徴について詳しくみていきましょう。

氷上での安全性が高い

ダンロップのスタッドレスタイヤは、素早く水を除去する特徴があります。タイヤのトレッドパターンや材質の最適化により、雪や水を効果的に排水して滑りを軽減します。これにより積雪路面でのグリップ力が向上し、安定した走行を実現できます。

また、タイヤの微細な表面処理やゴム材料の特殊な配合により、氷にタイヤが瞬時に密着することも氷上性能に優れている理由の1つです。

積もった雪にも強い

ダンロップのスタッドレスタイヤは、雪道での安定性と制動性能を向上させるために、特別に設計された溝パターンを備えています。中央部の2本の溝と横に走る溝によって雪が効率的に配置されており、雪を効果的にかき出します。

また、雪が溝に収まり、タイヤと路面の接触面積を確保することでグリップ力が向上し、積もった雪の上でも優れた走行性能を発揮できます。

長く使える

ダンロップのスタッドレスタイヤは、耐久性に優れた材質と特殊な設計によりロングライフを実現しています。混ぜ物が少ない高密度ゴムを採用することで摩耗を抑え、長期にわたり高いパフォーマンスを維持できます。

ダンロップのスタッドレス「ウィンターマックス」シリーズは6種類

ダンロップのスタッドレスタイヤは5種類

ダンロップのスタッドレスタイヤは「ウィンターマックス(WINTER MAXX)」シリーズで、主に以下の6種類です。それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

  1. 【ハイクラス】ウィンターマックス3
  2. 【スタンダード】ウィンターマックス2
  3. 【SUV専用】ウィンターマックスSJ8+
  4. 【商用車用】ウィンターマックスLV01 for VAN
  5. 【商用車用】ウィンターマックスSV01
  6. 【バン・小型トラック】ウィンターマックスLT03M

順に詳しく見ていきましょう。

【ハイクラス】ウィンターマックス3(WINTER MAXX 03)

ウィンターマックス3(WINTER MAXX 03)

ウィンターマックス3公式サイトへ

ウィンターマックス3は、ウィンターマックスシリーズの最新スタッドレスタイヤです。ウィンターマックスシリーズを検討している方は、真っ先に候補に上がるタイヤではないでしょうか。

タイヤと氷の密着力を向上させるために特殊な凹凸構造を採用しています。タイヤが氷によって滑るのは、氷との間に「水膜」が生じるためです。この水膜を素早く除去し、滑る前にタイヤを氷に密着させることで、グリップ力を発揮できるようになります。

【氷・雪上性能】ナノ凸凹ゴム

ウィンターマックス3は、ナノレベルのテクノロジーを応用した新技術「ナノ凸凹ゴム」を採用しており、タイヤ表面の凹凸構造の突起部分が水膜を素早く取り除きます。また、タイヤ表面の凹凸構造が柔軟性に優れたゴムでできていることも、氷上性能に優れている理由の1つです。

【ロングライフ】液状ファルネセンゴムとパターン設計

また、耐摩耗性にも優れており、ゴムと軟化剤の2面性を持つ『液状ファルネセンゴム』により、
低温下での密着力とゴムの柔らかさを実現。トレッドのパターン設計を工夫し、より均一に摩耗させることで、摩耗してもパターン効果を維持できる設計となっています。

ウィンターマックス3がおすすめの人

ウィンターマックス3は、ダンロップスタッドレスの最新型ということもあり、性能は文句なしだと思います。ただ、お値段が少し高めなので、そこをクリアできる方は迷わずこちらを選択されるのがよいかと思います。

ウィンターマックス3の金額相場

ウィンターマックス3の主なサイズの金額相場は以下のとおりです。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認ください。

車種 サイズ 金額(1本)
軽自動車 155/65R14 10,000円~
コンパクトカー 195/65R15 18,000円~
ミニバン 215/65R16 22,500円~

【スタンダード】ウィンターマックス2(WINTER MAXX 02)

ウィンターマックス2(WINTER MAXX 02)

ウィンターマックス2公式サイトへ

ウィンターマックス2は、ウィンターマックス3の前型であり、トータルバランスに優れたスタッドレスタイヤです。
凍結路面から雪上、ウエット路面、ドライ路面まで、あらゆる路面条件でバランスの取れた性能を発揮します。

【氷・雪上性能】超密着ナノフィットゴム

ゴムのコンパウンドは、液状ファルネセンゴムと超密着ナノフィットゴムという特殊なゴム材料です。これらの材料の特性によって安定した氷上性能を実現します。また、通常のスタッドレスタイヤよりも耐久性に優れており、長期にわたり高いパフォーマンスを維持できます。

【ロングライフ】「液状ファルネセンゴム」

ゴムと軟化剤の2面性をもち低温下での密着とゴムの柔らかさ維持に効果を発揮する、株式会社クラレがウィンターマックス2用に専用設計した新素材です。こちらは現行のウィンターマックス3でも使用されていますね。

【ロングライフ】「高密度ゴム」

空洞や混入物が少ない「高密度ゴム」の採用で、4年つかえるロングライフ。

ウィンターマックス2がおすすめの人

ウィンターマックス3には手が届かないけど、ウィンターマックスシリーズを履いてみたい!という方におすすめです。

前型は製造年が古くて心配?

よく、前型タイヤは製造年が古くてゴムが固くなっているんじゃないの?というような疑問が聞かれますが、タイヤ公正取引協議会発信で、適正に保管された「新品タイヤ」は製造後3年間は同等の性能を保つことが確認されています。

「新品タイヤ」は製造後3年間は同等の性能を保つことが確認されている

これは、タイヤ性能に関わるゴムの性能低下は、適正保管中はほとんど進まず、タイヤを車両に装着して走行することでタイヤに発生する熱と力により徐々に進行する、という考え方からです。

したがって、「新品タイヤ」を購入する分には問題はないといえるでしょう。

ウィンターマックス2の金額相場

ウィンターマックス2の主なサイズの金額相場は以下のとおりです。ウィンターマックス3と比較すると、おおむね5,000円前後安くなっています。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認くださいね。

車種 サイズ 金額(1本)
軽自動車 155/65R14 6,000円~
コンパクトカー 195/65R15 13,000円~
ミニバン 215/65R16 16,400円~

【SUV専用】ウィンターマックス SJ8+

【SUV専用】ウィンターマックス SJ8+

ウィンターマックスSJ8+公式サイトへ

ウィンターマックスSJ8プラスは、ウィンターマックス3のSUV用のスタッドレスタイヤです。同じ「ナノ凹凸ゴム」の技術を採用しており、優れた氷上性能を発揮します。雪道はもちろん、悪路においても優れた走行性能を発揮するため、オフロードと雪道の両方を走りたい場合に適しています。

ウィンターマックス3との比較

SUV専用といっても、ウィンターマックス3とサイズが被っているタイヤもあります。その場合は以下の比較で購入するタイヤを選択してみてください。

SJ8+とウィンターマックス3との比較

ウィンターマックスSJ8プラスの金額相場

ウィンターマックスSJ8プラスの主なサイズの金額相場は以下のとおりです。ウィンターマックス3と比較すると、若干高めの金額に設定されています。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認くださいね。

車種 サイズ 金額(1本)
ハリアー等 225/65R17 22,100円~
エクストレイル等 215/65R16 18,700円~

【商用車用】NEW!ウィンターマックスLV01 for VAN

ウィンターマックス LV01 for VAN

ダンロップ公式サイトへ

ウィンターマックス LV01 for VANは、その名のとおりバン・商用車用のスタッドレスタイヤです。です。

新採用技術により、氷雪上性能とライフ性能を向上させたSV01の後継型です。

SV01と比較し、進化した点は以下の通りです。

●新採用技術により氷雪ブレーキ性能14%アップ
●新パターンにより接地形状(高荷重域)16%アップ
●サイプ設計最適化により、摩耗50%時でも引っかき効果が持続

SV01とlv01の比較

バン・商用車にお乗りで最新のスタッドレスを試してみたい方におすすめのタイヤです。

【商用車用】ウィンターマックス SV01

ウィンターマックス SV01

ウィンターマックスSV01公式サイトへ

ウィンターマックスSV01は、商用車向けのスタッドレスタイヤです。氷上でのブレーキ性能は従来品比で14%向上し、ライフ性能も55%向上しています。これは、ウィンターマックスシリーズのコアテクノロジーである「MAXXシャープエッジ」と「ナノフィットゴム」を採用しているためです。

この2つの技術を組み合わせることで氷上性能を最大限に追求すると同時に、長い寿命を実現することに成功しました。

さらに、ウィンターマックスSV01は接地面積が広いため、商用車に求められる操縦安定性能が向上します。

【小型トラック用】ウィンターマックスLT03M

【小型トラック用】ウィンターマックスLT03M

ウィンターマックスLT03M公式サイトへ

ウィンターマックスLT03Mは、小型トラックや小型バス向けのスタッドレスタイヤです。このタイヤにはウィンターマックスシリーズの技術が搭載されており、その中でも注目すべきは「MAXXシャープエッジ」や「ナノフィットゴム」でしょう。

「MAXXシャープエッジ」は、タイヤの表面に配置されたシャープなエッジが氷上でのグリップ力を高める技術です。「ナノフィットゴム」は、マクロ領域での剛性とナノ領域での柔軟性を兼ね備えており、耐久性と氷上性能の両方に優れています。

ダンロップのスタッドレスはどんな人におすすめ?

ダンロップのスタッドレスはどんな人におすすめ?

ダロップのスタッドレスタイヤは、氷上性能やグリップ力、耐久性などに優れているため、次のような人におすすめです。

・冬期に雪や凍結した路面を走る機会が多い人
・安定した制動性能とグリップ性能を求める人
・長寿命で経済的コストが低いタイヤを求める人

長い歴史を持つダンロップのスタッドレスタイヤは、信頼できるメーカーのタイヤを選びたい方にもおすすめです。

ダンロップのスタッドレスは長持ちって本当?

ダンロップのスタッドレスは長持ちって本当?

ダンロップのスタッドレスタイヤの寿命は4年以上とされています。
ただし、以下の要因によって変動します。

・使用頻度
・路面の状態
・保管状態
・メンテナンス

どれだけ優れた耐久性を持つスタッドレスタイヤでも、保管状態が悪くメンテナンスもできていなければ寿命が縮まります。また、1年で30日しか使用しない場合と90日使用する場合では、当然ながら後者の方が早く寿命が訪れるでしょう。

ダンロップはタイヤはロングライフに定評がある

ダンロップユーザーは低燃費とロングライフが気に入って使用している、というお客様が多い印象です。
また、評判に違わず、最新のウィンターマックス3では耐摩耗性能が向上されており、40%摩耗時の制動距離では、ウィンターマックス2と比較して氷上ブレーキ性能が36%アップしています。

40%摩耗時の制動距離比較・氷上ブレーキ性能が36%アップ

スタッドレスタイヤはゴムが柔らかく摩耗しやすいですが、コンパウンドの工夫とパターン設計でロングライライフを実現しており、コストパフォーマンスに優れたタイヤを製造している会社であると言えるでしょう。

そもそもスタッドレスタイヤとは

そもそもスタッドレスタイヤとは

スタッドレスタイヤは、「スタッド=鋲(びょう)」がついていないタイヤのことです。雪上用のタイヤとしてはスパイクタイヤが一般的でしたが、道路への影響や粉塵の発生などの問題があったため、日本では使用が制限されています。

スタッドレスタイヤと夏タイヤの大きな違いは、ゴムの質です。スタッドレスタイヤのゴムは、冬の過酷な条件下でも性能を発揮するために設計されており、低温でも柔軟性を維持できます。さらに、氷上の水膜を除去するための様々な工夫により、滑ることがありません。

スタッドレスタイヤを選ぶときに見るべき性能

スタッドレスタイヤを選ぶときに見るべき性能

スタッドレスタイヤは、さまざまな性能をチェックするとともに自身のニーズや使用状況にマッチするものを選ぶことが大切です。また、ダンロップのように信頼性が高いメーカーのスタッドレスタイヤを選びましょう。

  1. 凍結路面での走行性能
  2. 積雪路面での走行性能
  3. スタッドレス性能の持続性
  4. 乾いた路面の走行性能
  5. ウェット性能
  6. タイヤの摩耗を抑える性能
  7. 静粛性能

それでは、スタッドレスタイヤを選ぶときに見るべき性能について詳しく紹介します。

1.凍結路面での走行性能

スタッドレスタイヤと言えども、凍結路面では滑る恐れがあります。そのため、凍結路面での走行性能は、必ずチェックしましょう。タイヤの特殊なゴム組成や溝の形状によって、凍結路面でのグリップ力が向上します。また、凍結路面での制動性能も重要であり、急ブレーキ時に安定した制動力を発揮するタイヤを選ぶことも大切です。

2.積雪路面での走行性能

積雪路面ではタイヤが雪に食い込むため、グリップ力が低下します。そのため、積雪路面でも優れたグリップ力を発揮できるスタッドレスタイヤを選びましょう。ダンロップのスタッドレスタイヤはタイヤ表面の特殊なパターンとデザインによって、雪を素早く排出してグリップ力を高めることができます。

3.スタッドレス性能の持続性

スタッドレスタイヤは低温時にも優れた性能を発揮することが求められます。耐久性と性能の持続性が重要であり、長期にわたって安定した性能を保てるタイヤを選ぶことが重要です。耐摩耗性に優れており、頻繁に使用しても性能がなかなか低下しない長寿命なスタッドレスタイヤを選ぶことが望ましいでしょう。

乾いた路面の走行性能

スタッ4.ドレスタイヤは雪上や氷上での性能を追求したタイヤですが、乾いた路面での走行性能も重要です。乾燥路面でもしっかりとグリップ力を発揮しなければ、乾いた路面と積雪の両方がある道を安全に走ることができません。

5.ウェット性能

冬は雪が溶けた濡れた路面で走行する機会も少なくありません。濡れた路面ではハイドロプレーニング現象が発生しやすく、タイヤと道路の間に水膜が発生してグリップ力が低下します。濡れた路面での排水性能に優れたスタッドレスタイヤを選びましょう。

例えば、効率的な水の排出やウェットグリップを向上させるために凹凸やスリットの配置を工夫したものがあります。

6.タイヤの摩耗を抑える性能

タイヤの摩耗は性能低下や寿命の短縮を招く恐れがあります。耐摩耗性に優れており、過酷な使用環境でも安心して使えるスタッドレスタイヤを選びましょう。ただし、どれだけ耐摩耗性に優れたスタッドレスタイヤでも、均等な摩耗を促すために定期的なタイヤローテーションは欠かせません。

7.静粛性能

静粛性能は快適性を左右する重要な要素です。スタッドレスタイヤは通常、ウィンタータイヤと比較して騒音が少ない傾向がありますが、静粛性の高いタイヤを選ぶことで、より静かで快適な走行が可能になります。特に高速走行時や長時間のドライブ時には静粛性が重要となるため、しっかりとチェックしましょう。

ダンロップのスタッドレスタイヤの購入先

ダンロップのスタッドレスタイヤの購入先

ダンロップのスタッドレスタイヤは、公式通販サイトはもちろん、ガソリンスタンドやそのほかのオンラインショップなどでも購入できます。信頼性が高いタイヤメーカーのため、それだけ多くの販売店で取り扱いがあります。

ダンロップのスタッドレスタイヤの購入先について、詳しくみていきましょう。

ダンロップの公式通販サイト

ダンロップは自社の公式通販サイトを運営しています。販売店に行かずとも、ダンロップから直接スタッドレスタイヤを購入できます。公式サイトでは最新の製品情報や特典、キャンペーン情報を提供しているため、一度チェックするとよいでしょう。

カーディーラー

多くのカーディーラーではダンロップのスタッドレスタイヤを取り扱っています。カーディーラーは車の販売だけでなく、アフターサービスも提供しており、タイヤの取り付けや点検も行っています。

ガソリンスタンド

一部のガソリンスタンドでもダンロップのスタッドレスタイヤを販売しています。ガソリンスタンドが提供する主なサービスは車の燃料補給や洗車などですが、ダンロップのスタッドレスタイヤをはじめ、さまざまなメーカーの多種多様なタイヤを販売している場合もあります。

タイヤ専門店

タイヤ専門店は幅広いタイヤブランドを取り扱っており、ダンロップのスタッドレスタイヤを販売している店も数多く存在します。専門のスタッフからタイヤについてアドバイスを受けたり、手持ちのタイヤと交換してもらえたりもできます。

オンラインショップ

オンラインショップでは、多くのタイヤ販売業者がダンロップのスタッドレスタイヤを取り扱っています。インターネットを通じて簡単に商品を比較し、購入できます。ただし、信頼性のあるショップを選ぶことが重要です。

タイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめ

タイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめ

ダンロップのスタッドレスタイヤを購入する方法はいくつもありますが、おすすめの購入先はオンラインショップです。金額がリーズナブルな場合が多く、送料やタイヤ交換、その他のサービスなどが充実している傾向があるため、信頼性さえ注意すればスムーズかつトラブルなくダンロップのスタッドレスタイヤを購入できます。

タイヤワールド館ベストでは、ダンロップのスタッドレスタイヤはもちろん、その他の有名メーカーのタイヤも用意しております。また、全国3,000店舗以上の提携店でのタイヤ交換も可能です。定期的にお得なキャンペーンも開催していますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

まとめ

まとめ

ダンロップのスタッドレスタイヤは氷上性能や積雪路面での性能に優れています。歴史と信頼のあるメーカーが長年かけて生み出したスタッドレスタイヤは、冬の走行をより安全なものとしてくれます。今回、紹介した内容を参考に、自身に合ったスタッドレスタイヤを見つけましょう。

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columns スタッドレス-トーヨータイヤ スタッドレスタイヤ

トーヨータイヤ のスタッドレスはコスパが優秀!特徴やリアルな評判も公開!

各メーカーから様々な種類のスタッドレスタイヤが販売されていますが、その中でも「トーヨータイヤが気になる」という方も多いと思います。

しかし、トーヨータイヤのスタッドレスについて検索すると「トーヨータイヤのスタッドレスは滑る」といったネガティブな表現も目にします。

そのようなコメントを目にすると、トーヨータイヤのスタッドレスに不安を感じて購入に迷う方も多いのではないでしょうか。

今回は、トーヨータイヤのスタッドレスタイヤについて、各シリーズの特徴や選び方など、詳しく解説していきます。
また、ネット上のリアルな評判や、各サイズの相場についても詳しく紹介しています。

後悔のないスタッドレス選びができるよう、是非参考にしてください。

【話題のギズ2】トーヨータイヤのスタッドレスの特徴や評判は?

【話題のGIZ2】トーヨータイヤのスタッドレスの特徴や評判は?

トーヨータイヤのスタッドレスで、代表的なタイヤといえば「OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズツー)」が挙げられます。
このタイヤには、冬道を安心して走るための機能や工夫が盛り込まれていて、性能としても評価が高い商品です。

以下で、詳しく解説していきます。

タイヤの硬化が少なく高い氷上性能

OBSERVE GIZ2の大きな特徴として、従来品よりもタイヤの耐久性UPが挙げられます。
耐久性が高い理由は、タイヤのコンパウンドに「持続性密着ゲル」という新素材が追加され、タイヤの硬化を防ぐ工夫がされているからです。

また、路面への密着性が高まり、凍結路などにおいてもしっかりとしたグリップ性能を確保することができます。
正直、OBSERVE GIZ2を履いて不安を感じながら走る心配はないといえます。

非対称パターンにより路面をしっかり捉える

もう一つ大きな特徴として、タイヤパターンが左右非対称になっています。
あえて非対称にすることで「走る」「曲がる」「止まる」といった基本的な操縦安定性が高まり、トラクション性能も向上します。

凍結路・積雪路においても、快適で安定した走りが可能です。

トーヨータイヤのスタッドレスは単なる安価タイヤではなく、コストパフォーマンスに優れた上質タイヤといっても過言ではありません。

トーヨータイヤは滑ると聞きますが実際はどう?

トーヨータイヤのスタッドレスを使用してきたユーザーの声を調べてみました。

・「雪上・氷上での操作がしやすい」
・「ウェットやドライ路面での走りが良いうえに、雪道でも使える」
・「他の国産メーカー製と比較してもグリップ力があった」
・「乗り心地は柔らかく、ロードノイズも気にならないレベル」
・「比較的価格が安い」

それ以外にも、肯定的な意見が多く見られ、一概にトーヨータイヤのスタッドレスが滑るというわけではありませんでした。

また、同じメーカー内でもモデルによって性能が変わり、車種や降雪量、用途によって選ぶべき種類が異なります。

あまり知識のないユーザーが適していないモデルを買ってしまい、「トーヨータイヤは滑る」と評価をしている様子も見受けられました。

住んでいる地域や路面状態、走り方、使用頻度、使用年数など、さまざまな条件の違いで、ユーザーの評価は変わるため、ネット上の評判のみで性能を判断しないほうがよいでしょう。

凍った路面でスタッドレスタイヤが滑る原因

凍った路面でスタッドレスタイヤが滑る原因

凍結路においてタイヤが滑る原因は、タイヤ表面と路面の氷との間に水の膜が入り込むことでスリップを誘発します。

クルマが凍結路を走行すると、タイヤの回転により発生した摩擦熱やクルマの重量により圧力により氷が溶け出し水の膜を発生させます。
スタッドレスタイヤは、この水を素早く排出し、路面を確実に捉えて安定した走りを可能にする構造です。

また、凍結路でのグリップ性能はタイヤの柔軟性が重要であり、経年劣化により硬化してしまったタイヤであれば本来の性能が発揮できなくなる可能性があります。

スタッドレスタイヤの寿命は、約3年〜4年と言われており、経年劣化によってタイヤが硬化してしまう前に早めの交換をしておくのが滑らない条件として重要です。

トーヨータイヤのスタッドレスがおすすめな人

トーヨータイヤのスタッドレスがおすすめな人

トーヨータイヤのスタッドレスは、圧雪路や凍結路はもちろんのこと、ドライ路面での走行でも評価が高い、まさにオールラウンドで活躍するタイヤといえます。

特に、普段はドライ路面を走行する機会が多いけれど、たまにスキー場へ行くのに雪道を走行する、という使い方をするユーザーに最も適しているでしょう。

また、冬季の積雪はないが、年に数回ある降雪に備えておきたい、という方にも向いています。
くわえて、「スタッドレスタイヤにコストを掛けられない」「でも性能や耐久性に妥協はしたくない」というコスパ重視のユーザーにもおすすめです。

様々な路面状況に対応したタイヤが欲しい

圧雪路や凍結路、シャーベット、ウェット、ドライ路面など、様々な路面変化に対応したタイヤが必要な人に向いているでしょう。

どちらかといえば、都会で車の運転をする人・街乗りが多い人には最適なタイヤといえます。

ドライ路面でも乗り心地にこだわりたい

スタッドレスタイヤは、ゴムが柔らかいためドライ路面を走行するとふわふわした乗り心地になることが多いです。
スタッドレス特有のドライ路面の音が気になる、走っている時の感覚がイマイチと感じている人は多いのではないでしょうか。

しかし、トーヨータイヤのスタッドレスはドライ路面での性能に定評があります。

雪道で安心して走りたいが、「ドライ路面での静かさや乗り心地を犠牲にしたくない」という人にもおすすめのスタッドレスです。

【車種別】トーヨータイヤのスタッドレスを紹介

【車種別】トーヨータイヤのスタッドレスを紹介

2023年5月現在で販売されているトーヨータイヤのスタッドレスは、クルマの大きさ・性能など、モデル毎にはっきりとした違いを持たせています。

  1. オブザーブ ギズ3
  2. オブザーブ ギズ2
  3. オブザーブ ガリットギズ
  4. ウィンタートランパス TX
  5. オブザーブ GSi-6
  6. オブザーブ W/T-R

自分のクルマにあった適正なタイヤを選ぶことで、タイヤ性能を十分に発揮することができます。

各シリーズごとの適切な車種は以下の通りです。
それぞれの特徴は、後ほど詳しく解説していきます。

種類 セダン
コンパクトカー
軽自動車
ミニバン SUV CCV
OBSERVE GIZ3
OBSERVE GIZ2
OBSERVE ガリットGIZ
Winter TRANPATH TX
OBSERVE GSi-6
OBSERVE W/T-R

【オブザーブ GIZ3】:コンパクトカーからSUVまで幅広い車種に対応する最新モデルのスタッドレスタイヤ

オブザーブ GIZ3

トーヨータイヤ公式サイトへ

オブザーブ ギズスリー(OBSERVE GIZ3)は、従来品であるオブザーブ ガリットギズツー(
OBSERVE GARIT GIZ2)の後継品で、2024年8月に発売された乗用車用スタッドレスタイヤです。

従来モデルより氷上制動性能が22%向上しました。

従来型と同様に、吸水効果として「NEO吸水カーボニックセル」、ひっかき効果として「鬼クルミ殻」が使用されており、そこに新たに密着効果を高める「持続性高密着ゲル」と「サステナグリップポリマー」を採用。
温度変化による硬さの変化が抑えられ、低温でもゴムのやわらかさを維持し、アイス路面への密着性がアップしています。

ギズ3独自の新コンパウンド

軽自動車サイズの155/65R14からSUV、ミニバンまで幅広いサイズ展開なので、トーヨータイヤの最新スタッドレスを試してみたい方はぜひご検討ください。

【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持ったハイクラスタイヤ

【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持ったハイクラスタイヤ

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オブザーブ ギズツー(OBSERVE GIZ2)は、従来品であるオブザーブ ガリットギズ(
OBSERVE GARIT GIZ)の後継品で、2020年に発売された乗用車用スタッドレスタイヤです。

前モデルよりもアイス性能と持続力が大幅に向上したのが特長です。

トーヨータイヤならではの「クルミ殻」によるひっかき効果は健在で、氷への密着性能も高い最新鋭モデルになっています。

「クルミ殻」によるひっかき効果

シャーベットや圧雪路面は、接地感が高くて食い付きが良く、コーナーリングでスムーズに旋回してくれるようで、「安心して運転できる」と評判につながっているようですね。

他にも、ドライ路面の走行時による性能の高さは抜群で、他社より腰砕け感が全然少なく、夏タイヤに近い感じにあり、使用したユーザーからの評判はとても高いです。

しかし、アイス路面では他社と比べて滑り出しが早いと感じる声もあるようで、このあたりが「トーヨータイヤのスタッドレスは滑る」と言われてしまう所以なのかも知れません。

ただし、滑り始めに唐突感がないのでコントロールはしやすくグリップ力もあるため、豪雪地域以外ではコスト的にも優れており、検討する価値があるでしょう。

【オブザーブ ガリット GIZ】:アイス性能が進化したスタンダードタイヤ

【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持った最新モデルのタイヤ

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オブザーブ ガリット(OBSERVEGARIT GIZ)は、従来品であるGARIT G5の性能をより進化させた乗用車用スタッドレスタイヤです。

従来からのコンセプトである「吸水」「吸着」「ひっかき」の性能向上のなかでも、特に吸水性能を大きく引き上げることで、アイス性能をアップさせています。

その結果、アイス路面でもステアリングから路面状況がわかりやすく伝わってきて「多少滑ってもコントロールしやすい」と高評価のようです。
また、雪道での性能は他社と変わらないが「ロードでの乗り心地がよく、ふらつきも少ない」という意見もありました。

2020年8月に、後継品としてオブザーブ ガリットの性能をさらに進化させた、オブザーブ ギズ2が発売されています。

しかし依然として様々な走行環境に対応できる、スタンダードなスタッドレスタイヤと言えるでしょう。

【ウィンタートランパス TX】:ふらつきを抑えたハイト系ミニバン専用タイヤ

【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持った最新モデルのタイヤ

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ウィンタートランパス TX(Winter TRANPATH TX)背の高いミニバンやSUV専用として開発されたスタッドレスタイヤです。重心が高くてふらつきやすいという、ウィークポイントをおさえる特長があります。

これは、ミニバン専用夏タイヤの「TRANPATH」シリーズで採用している、横剛性に強い スーパーハイターンアップ構造によるものです。

コーナリングやレーンチェンジのふらつきが少ない、横方向のグリップがよい、という意見が多いのも納得です。

「雪道では、粘り強く安定した走りをしてくれる」とのことで通常の雪道を走る分には問題ないレベルのスタッドレスでしょう。

走行音については「ロードの市街地では静かだが高速では少し大きい」という口コミも見られますが、スタッドレスタイヤ全般に、ロードノイズはノーマルタイヤに比べて大きいと言われています。静寂性が最優先、という場合ではなければ気にしなくてもよいのでは、と個人的には思います。

【オブザーブ GSi-6】:あらゆる路面に対応するSUV専用タイヤ

【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持った最新モデルのタイヤ

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オブザーブGSi-6(OBSERVE GSi-6)は、氷雪路からウェット、ドライなど、あらゆる路面に対応するSUV・CCV専用のスタッドレスタイヤです。

ゴムの柔軟性と路面への密着性を高めるために、コンパウンドには従来品よりシリカを増量。
さらに「吸水カーボニックパウダー」により水膜を効果的に吸水させ、「鬼クルミ殻」によって氷を直接ひっかくことで、グリップ力をアップさせています。

その結果、腰砕け感のない、安定した走りが可能です。
アイス路面でのコントロール性能も高くなっているので「まるで夏タイヤと同じような感覚だ」という意見もあります。

また、SUV専用タイヤということもあって、4駆のトラクションが高い車両に装着されることが多いですが、急激なアクセル操作でも確実にグリップしてくれて安心感が高いタイヤです。

【オブザーブ W/T-R】:荒れた氷雪路や深雪での走破性を追求するSUV専用タイヤ

【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持った最新モデルのタイヤ

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もう一つのSUV専用スタッドレスタイヤ、オブザーブ(OBSERVE) W/T-Rは、荒れた氷雪路や深雪を走破するために開発されました。

まず目を引くのが、タイヤ側面に大型の凹凸を配置しており、深い雪道でもしっかりと路面や雪をつかみ効率的にクルマを前に進めることができます。

また、スリット幅を広くすることで排雪性が向上し、周方向に段差を設けたショルダーブロック形状により、トラクションをアップさせました。
実際に深雪での平坦路はもとより、急勾配でも難なく登って安定した走りができるようです。

また、前進だけでなく、後進にも強いようで、あらゆる方向に対応できるところもポイント。
雪道でのオフロード走破を志向するユーザー向けのスタッドレスタイヤで、全3サイズのラインナップです。
内2サイズはLT規格となっており、ジムニーやランクル系のカスタマイズユーザーには最適ではないでしょうか。

トーヨータイヤの各スタッドレスの位置づけは?

様々なブランドがあるトーヨータイヤのスタッドレス。車種別にランク分けをしてみましたので、参考にしてみてください。

乗用車

ハイクラス スタンダード
オブザーブ ギズ2 オブザーブ ガリット

OBSERVE GIZ2は、GARIT GIZの後継品として発売されました。

ミニバン

ハイクラス スタンダード
オブザーブ ギズ2 ウィンタートランパスTX

トータル性能の高さから、オブザーブ ギズ2のほうが優位かと思いますが、車重があって、車高が高い車であれば、ウィンタートランパスTXがおすすめです。また、ミニバン専用のスタッドレスになるため相性も良いです。

SUV(オンロード用途)

ハイクラス スタンダード
オブザーブ GSi-6 ウィンタートランパスTX

オブザーブ GSi-6は、オンロード走行に適したSUV専用タイヤなので、希望するサイズがあれば、これを選んで間違いないでしょう。

ウィンタートランパス TXは、ハイト系ミニバン・SUV車用タイヤで、サイズが豊富で値段的にもリーズナブルなので、候補に入れてもよいですね。

SUV(オフロード用途)

雪山をがっつり走るオフロードを用途であれば、OBSERVE W/T-R一択がよいでしょう。

ただし、サイズ展開は以下の3サイズです。

・LT265/70R17 112/109Q
・LT285/70R17 116/113Q
・185/85 R16 105/103N LT

ジムニーやランクル、ジープといった車種にはある程度限られてきますので、合うサイズがあればOBSERVE W/T-Rを購入するのがおすすめです。

トーヨータイヤのスタッドレス価格一覧表

トーヨータイヤのスタッドレス価格一覧表

最後に、トーヨータイヤの中でも代表的なスタッドレスをサイズ別で価格一覧表にまとめました。(2023年5月時点の情報)

サイズは幅広くあるため、多く使われている大きさのみに絞っています。

軽自動車/セダン/コンパクトカー、ミニバン向けスタッドレス向け

オブザーブギズ2とオブザーブガリットギズは、同じ乗用車用スタッドレスタイヤですが、旧モデルのガリットギズのほうが安い設定となります。
予算があれば、性能が向上している最新モデルの購入をおすすめします。

また、ギズ2よりもウィンタートランパスTXのほうが少し価格が安くなっています。
もしハイト系ミニバンに乗っていて、走行時のふらつきをおさえたい人はウィンタートランパスTXがおすすめです。

※金額とサイズは執筆時に在庫があったものとなりますので、全てのサイズを網羅しているわけではありませんのでご注意ください。最新の金額は商品詳細よりご確認ください。

オブザーブ ギズ2の金額一覧

サイズ 金額(4本)
145/80R13 24,400円~
155/65R14 26,000円~
165/65R14 46 800円~
165/65R15 54,800円~
185/65R15 66,400円~
195/65R15 74,000円~
195/60R16 96,400円~
215/60R16 108,400円~
215/55R17 132,800 円~
225/55R17 139,600円~
245/50R18 168,000 円~

オブザーブ ガリット ギズの金額一覧

サイズ 金額(1本)
175/65R14 29,560円~
175/70R14 28,760円~
185/60R15 38,440円~

ウィンタートランパスTXの金額一覧

サイズ 金額(4本)
155/65R14 34,800円~
165/65R14 38,400円~
165/55R15 61,200円~
215/70R15 57,200円~
195/60R16 76,400円~
215/60R16 84,400円~
205/55R16 96,000円~
215/60R17 70,000円~
215/50R17 110,000円~

SUV向け

通常のスタッドレスよりも、さらに高性能かつSUV向けスタッドレスの価格一覧です。

一般用途向けに比べて価格は高くなりますが、荒れた氷雪路や深い積雪でも走行可能であるため、本格的にスノーボードを楽しむ人や四輪駆動車の走破性を極限まで使いたい人にはおすすめです。

※金額とサイズは執筆時に在庫があったものとなりますので、全てのサイズを網羅しているわけではありませんのでご注意ください。最新の金額は商品詳細よりご確認ください。

オブザーブ GSi-6の金額一覧

サイズ 金額(4本)
195/80R15 59,600円~
225/70R16 75,200円~
225/65R17 83,200円~
225/60R18 96,000円~
235/55R20 131,600円~
275/50R20 149,200円~

オブザーブW/T-Rの金額一覧

サイズ 金額(4本)
185/85R16 78,120円~
175/70R14 29,400円~
185/60R15 40,800円~

トーヨータイヤのスタッドレスならタイヤワールド館ベストがおすすめ

トーヨータイヤのスタッドレスならタイヤワールド館ベストで決まり

ここまで、トーヨータイヤのスタッドレスについて解説してきました。

トーヨータイヤのスタッドレスは、氷雪路やウェット路面、ドライ路面など、あらゆる路面に対応できるトータルバランスに優れたスタッドレスタイヤといえ、豪雪地域以外の街乗りユーザーさんにおすすめのタイヤといえるでしょう。

タイヤワールド館ベストでは、トーヨータイヤのスタッドレスを数多く取り扱っており、オンライン上ですぐに購入することもできます。
また、全国4,000店もの提携取付店へ直送することができ、面倒なタイヤの補完や移動などの手間を省き、スマホ一つで購入から取付までの手配ができます。

是非、一度オンラインショップを確認してみて下さい。
きっと貴方にぴったりのスタッドレスタイヤが見つかるはずですよ。

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columns スタッドレスタイヤ タイヤ知識

スタッドレスタイヤの履きつぶしは危険?車検はOKでも夏の履きっぱなしはNG!

タイヤ交換が面倒で、スタッドレスタイヤの履きつぶしをしていませんか。

「冬用として使えなくなったスタッドレスは夏用として使ってもいい」といった情報もありますが、安全性を考慮するのであれば、履きつぶしはNGと考えるべきです。

今回は、なぜスタッドレスタイヤの履きつぶしがダメなのか、具体的な理由と共に分かりやすく解説していきます。

間違った知識で車に乗ってしまうと大きな事故につながる可能性もありますので、ぜひチェックしてみてください。

スタッドレスタイヤの履きつぶしとは

スタッドレスタイヤの履きつぶしとは

スタッドレスタイヤの履きつぶしとは、冬用として使えなくなったスタッドレスタイヤを、そのまま夏用タイヤとして履き続ける行為です。

実は、「冬用」として使えなくなっただけのスタッドレスタイヤは、夏用として使うこと自体は違反になりません。

なかなか詳しく知らない方も多いと思いますので、まずは基本的なことについて解説していきます。

なぜスタッドレスタイヤの履きつぶしをしてしまうのか

そもそも、なぜ履きつぶしをしてしまうのでしょうか。

多くの場合、下記を理由にしているケースがほとんどです。

● 交換する夏タイヤも寿命を迎えているので、購入を先送りしたい
● 夏用タイヤが寿命で車検が取れないため、そのまま履いている
● タイヤ交換が面倒、交換工賃がもったいない

特に、夏用タイヤが寿命を迎えていることで、履きつぶしを行うケースが多いといえます。

たしかに最近はタイヤの価格も上がっているため、気持ちは分からなくはないのですが、危険度が増加することを考えれば避けるべきです。

スタッドレスタイヤの履きつぶしは法律違反?車検は?

スタッドレスタイヤの履きつぶしは、現状、道路交通法に定めがなく、法律違反にはなりません。
したがって車検においても、履きつぶしをしているスタッドレスタイヤのままでも問題にはなりません。(残り溝(スリップサイン)が車検基準値以上は大前提になります。)

タイヤの危険性を考えれば履きつぶしは避けるべきですが、法律的にはOKとなっているため、どうしても一定数の人が履きつぶしをしている状況です。

スタッドレスタイヤの履きつぶしが危険な4つの理由

スタッドレスタイヤの履きつぶしが危険な4つの理由

では、具体的に履きつぶしが危険とされる理由はなんでしょうか。

主に4つの危険があるとされています。

  1. ドライ・ウェット路面における制動力が下がる
  2. 安定性・操作性の低下
  3. 劣化・摩耗の進行スピードが早い
  4. 燃費性能の悪化

1. ドライ・ウェット路面における制動力が下がる

スタッドレスは氷上・雪上で最大限の効果を高めるために、地面に密着しやすい柔らかいゴムが使用されています。

通常、ゴムは気温が低下すると硬くなってしまう性質があります。

ドライ・ウェット路面では、タイヤにある程度の硬さがなければグリップ力が発揮できないので、制動力が下がる形です。

制動力が下がれば、自動車がブレーキを踏んでから止まるまでの距離は伸びてしまうので、危険が増してしまいます。

また、スタッドレスは細かい溝が無数に入っていることで、雪や氷とタイヤの間に発生する水分を排出する構造です。

この構造は冬道では良い効果を生み出すものの、雨水量が多い時期など多量の水を排出するには不向きな構造で、むしろ水分を溜め込む可能性があります。

いわゆるハイドロプレーニング現象(タイヤと路面の間に水膜が発生し、ハンドル操作が効かなくなる現象)を起こす要因になるため、スタッドレスの履きつぶしは避けるべきです。

私も過去、梅雨時期にスタッドレス走行した経験はありますが、夏タイヤと同じ感覚で運転すると「止まるまでの距離が遅い」「雨でハンドルが横に取られる」等を経験しております。

2. 安定性・操作性の低下

スタッドレスは剛性が低く、路面に密着しやすい特性があることで、夏タイヤよりも安定性に欠ける傾向があります。

合わせて、柔らかいゴムで設計されていることもあり、走行している時にタイヤがたわみやすく、安定性や操作性が夏用タイヤよりも劣るのがデメリットです。

柔らかい分、硬い夏タイヤよりも凹凸などの衝撃を吸収しやすいというメリットもありますが、安定性や操作性が低いと事故につながる可能性は高くなるので、スタッドレスの履きつぶしは避けるべきでしょう。

感覚的には、走行時に夏タイヤよりも「車体がぐらつく」「ハンドル操作をしてから車の動作まで若干のラグがある」といった現象を感じることになります。

3. 劣化・摩耗の進行スピードが早い

スタッドレスは、冬の気温が低い時期を想定して作られています。したがって、気温が高い時期・路面の温度が高い状況で使用すると、タイヤの摩耗・劣化スピードが非常に早く進みます。

もし、冬のシーズンを終えた時点で劣化が進んでいるタイヤをそのまま使用していると、気づかない内に使用限度を超えていたという事態にもなりかねません。

特に近年は、異常に暑い日が続く傾向もあり、タイヤに大きなダメージを与え、バースト(破裂)につながるケースも多発していますので注意が必要です。

「昔はスタッドレスを一年中使っていても大丈夫だった」と考える方もいますが、気候がここ数年で大きく変わっていますので、その点も忘れないようにしてください。

4. 燃費性能の悪化

スタッドレスは柔軟性があるので、その分夏タイヤよりも転がり抵抗が多いとされています。
したがって燃料の消費は多く、夏タイヤ装着時よりも燃費性能は悪化する形です。

安全面に直結するわけではありませんが、これだけガソリンが高くなりつつある状況を考えれば無視できない問題だと思います。

スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイント

スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイント

スタッドレスの履きつぶしをしないためにも、寿命を見極める明確なポイントをここで理解しておきましょう。

車に詳しくない方であれば、よく分からない領域だと思いますので、プロがしっかりと解説させていただきます。

  1. プラットホームの露出(残り溝50%未満)
  2. スリップサインの露出(残り溝1.6mm未満)
  3. ひび割れ(硬化度合い)
  4. 製造年数

1. プラットホームの露出(残り溝50%未満)

プラットホームとは、スタッドレスだけに記されている目印で、残り溝が50%未満になった時点で露出するように作られています。

これは、スタッドレスが冬用タイヤとして性能を発揮できる限界を超えたサインになるため、プラットホームが露出した時点で、氷上や雪上では使用できない形です。

一見、溝が残っているように見えるので、「まだまだ使える」と考える方もいますが、溝が50%未満で冬道の走行することは、夏用タイヤで走っているのと変わらないことになります。
非常に危険ですので、寿命と捉えて必ず買い替えをしてください。

2. スリップサインの露出(残り溝1.6mm未満)

スリップサインとは、残り溝が1.6mmになった時点で露出する目印になります。
これはタイヤとしての寿命を超えているサインで、即交換が必須の状態です。

タイヤとして使える状態ではないため、危険性は最高レベルになっていると考えてください。
道路交通法でも、「残り溝1.6mm未満は使用禁止」と定められていますので、スリップサインが露出しているタイヤを使用すれば、法律違反になります。

スリップサインは、先ほど解説したプラットホームよりも奥に設置された目印なので、プラットホームが露出した時点で交換したユーザーであれば、さほど気にする必要はないでしょう。

もし、あまり気にせずタイヤを使用している方であれば、すぐにチェックして、自分のタイヤがどの状態にあるのかチェックしてください。

3. ひび割れ(硬化度合い)

ひび割れは、スタッドレス・夏タイヤどちらにも関係するチェックポイントで、目視で分かるようなヒビ割れが入っていれば、危険性を考慮して交換が必要です。
ヒビ割れは誰でも簡単に確認できる部分になるので、必ずチェックしておきましょう。

少量のヒビ割れだけであればまだ焦る必要はありませんが、全体に無数のヒビ割れ、長い線のヒビ割れなどは寿命と考えてください。

ヒビ割れが起きる要因としては、タイヤのゴムは劣化が進むと硬化していく特徴があり、硬化が進んでいるとタイヤにヒビが入っていきます。
つまり、「劣化したタイヤ」という証明でもあるので、使用は中止すべきです。

ヒビが入っていると、走行時にバースト(破裂)が起きる可能性が高いといえます。

4. 製造年数

タイヤの製造年数は、スタッドレスの場合「3年〜4年」を目安に交換していくのがベストです。

ほとんどのメーカーは、3年〜4年、長くても5年で交換するのを推奨していますので、溝の残り具合は関係なく、年数で寿命を見極めるのが安心でしょう。

製造年数の調べ方は、タイヤのサイドウォール(側面)をチェックします。

メーカーによって若干表記は異なるものの、大抵「4桁の数字」が記載されていますので、そちらを見れば見分けが可能です。

数字の見方としては、「0120」とあった場合、最初の2桁「01」が製造週、後の2桁「20」が製造年となります。
つまり、「01=1週目」「20=2020年」であり、2020年の1週目に製造されたと判断できる形です。

尚、数字は表側に書いてあることが多いものの、たまに裏側のみに表記されているケースもあり、その場合は車体からタイヤ+ホイールを取り外す必要があるでしょう。

スタッドレスタイヤの履きつぶしが起こした事故事例

スタッドレスタイヤの履きつぶしが起こした事故事例

スタッドレスタイヤの履きつぶしがいかに危険か分かるように、事故事例や実験データについても目を通しておきましょう。

事例

2023年に北海道広尾郡大樹町で軽乗用車と乗用車が衝突し、7人死傷、内4人が亡くなった悲惨な事故がありました。

こちらは夏時期だったにも関わらず、軽自動車側がスタッドレスを装着していたことがわかっており、履きつぶしによる影響が運転に影響していた可能性が指摘されています。

軽自動車はセンターラインを飛び越え、反対車線に飛び出してたことで事故になっており、かなりのスピードで走行した結果、操作性や安定性を失ってしまっていたようです。

スピードの出しすぎはもちろんのこと、スタッドレスの履きつぶしによる危険も問題視された事故でした。

危険性が証明されるデータもJRFが立証済み

2015年にJRFが、「タイヤの種類や状態、路面状況で制動距離がどのように変化するのか」といった危険性を検証するテストを実施しています。

テスト内容としては、夏タイヤ・スタッドレスの両方で異なる路面状況を走行し、ブレーキ操作を行った後の制動距離をテストした形です。

テスト結果は以下の内容になりました。

直線ブレーキテスト(ドライ)

タイヤの溝 時速60km(m) 時速100km(m)
タイヤの溝 平均 平均
夏用タイヤ(10分山) 17.0 47.5
夏用タイヤ(5分山) 16.3 44.1
夏用タイヤ(2分山) 15.8 42.6
スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 18.8 51.1

直線ブレーキテスト(ウェット)

タイヤの溝 時速60km(m) 時速100km(m)
タイヤの溝 平均 平均
夏用タイヤ(10分山) 16.7 47.6
夏用タイヤ(5分山) 16.7 50.8
夏用タイヤ(2分山) 18.0 70.5
スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 20.3 72.2

旋回ブレーキテスト(ドライ)

タイヤの溝 時速60km(m)
制動距離(m) 円中心からの距離
平均 平均(前輪) 平均(後輪)
夏用タイヤ(10分山) 19.2 1.4 1.2
夏用タイヤ(5分山) 18.4 2.0 1.6
夏用タイヤ(2分山) 18.6 2.2 1.9
スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 20.8 2.5 2.0

旋回ブレーキテスト(ウェット)

タイヤの溝 時速60km(m)
制動距離(m) 円中心からの距離
平均 平均(前輪) 平均(後輪)
夏用タイヤ(10分山) 19.4 1.3 1.1
夏用タイヤ(5分山) 19.5 2.2 1.9
夏用タイヤ(2分山) 20.6 2.6 2.2
スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 26.7 4.8 4.1

※JRF摩耗タイヤの検証(JRFユーザーテスト)

テスト結果を見ても分かる通り、スタッドレスタイヤでドライ・ウェット路面を走行した時の制動距離は明らかに伸びているのが分かると思います。

テストで使用しているスタッドレスタイヤは、プラットホームが出現している(冬用タイヤとして使えない)ものになるため、履きつぶしの危険性が十分に分かる結果といえます。

スタッドレスタイヤの交換が面倒ならオールシーズンタイヤもおすすめ

スタッドレスタイヤの交換が面倒ならオールシーズンタイヤもおすすめ

スタッドレスタイヤの履きつぶしをしてしまう方の中には、「毎シーズンにスタッドレスタイヤに交換するのが面倒」と感じているケースも多いと思います。

そんな方にはおすすめなのが、各メーカーからでているオールシーズンタイヤがおすすめです。
通年で履けるタイヤ構造になっており、ドライ・ウェット路面、氷上・雪上などオールラウンドに対応できる性能が搭載されています。

近年はタイヤ性能も格段に進化しており、オールシーズンタイヤの万能性には驚きを隠せません。
「本当に冬道が走行できる?」と疑問の声もありますが、都市部等における積雪量であれば、なんら問題なく、安全走行が可能です。

ただし、積雪量の多い地域やアイスバーン(路面凍結)を走行する環境では、安全面を最大限に確保するためにも、スタッドレスタイヤは必要とお考えください。

おすすめのオールシーズンタイヤも2つ載せておきますので、気になる方はチェックしてください。

● ダンロップ:シンクロウェザー
● ダンロップ:オールシーズンマックス AS1
● トーヨータイヤ:セルシアス

ダンロップ:シンクロウェザー

シンクロウェザー

ダンロップ公式サイトへ

メーカー ダンロップ
商品名 シンクロウェザー
サイズ 15〜19インチ
価格 ¥21,450円〜
特徴 ・路面状況に合わせてタイヤ自身が最適な性能に変化す画期的なオールシーズンタイヤ
・「水スイッチ」水に触れるとゴムが柔らかくなり、ウェット路面でのグリップ力が向上
・「温度スイッチ」低温下ではゴムが硬くなりすぎず、雪上や氷上でもグリップ力を維持
購入ページ 詳しくはこちら

ダンロップ:オールシーズンマックス AS1

オールシーズンマックス AS1

ダンロップ公式サイトへ

メーカー ダンロップ
商品名 ALL SEASON MAXX AS1
サイズ 13〜20インチ
価格 ¥9,500円〜
特徴 ・雪上ブレーキ性能、静粛性能、ウェット性能、ロングライフ性能の4つを高次元で実現している
・排水性が高い構造で、スタッドレスが苦手とするウェット路面にも強い
購入ページ 詳しくはこちら

トーヨータイヤ:セルシアス

セルシアス

トーヨータイヤ公式サイトへ

メーカー トーヨータイヤ
商品名 CELSIUS(セルシアス)
サイズ 14〜18インチ
価格 ¥10,100円〜
特徴 ・スノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する非対称パターンを採用
購入ページ 詳しくはこちら

寿命がきたら専門店で交換!タイヤならタイヤワールド館ベストへおまかせ

寿命がきたら専門店で交換!タイヤならタイヤワールド館ベストへおまかせ

今回は、スタッドレスタイヤの履きつぶしについて解説してきました。
一見、冬用タイヤとして使えなくなったスタッドレスタイヤは、夏用として使えると考えがちですが、ドライ・ウェット路面に必要な性能が備わっていないため、使用するのは止めてください。

東北エリアにお住まいであれば、タイヤワールド館ベストにぜひお越しください。お車に最適なタイヤを予算内で、しっかりとお探しいたします。
タイヤの専門スタッフが常駐しているため、不明点はなんでも相談が可能です。

タイヤワールド館ベスト店舗一覧

また、オンラインショップも展開しているため、全国どこからでもタイヤの購入が可能です。
全国の約4,000の店舗と連携しているので、購入だけでなく、自宅近くの整備工場等を予約・取付までネット上で手配できます。

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

オンラインショップでは、タイヤ購入から取付までにかかる「トータル金額」を確認できますので、非常に分かりやすく比較できるのもポイントです。

スタッドレスタイヤは寿命がきたら、即交換がおすすめです。ぜひ楽しいドライブを楽しんでくださいね。

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columns スタッドレスタイヤ 輸入車(外車)

おすすめタイヤとタイヤホイールの選び方 VW ゴルフ編

フォルクスワーゲンの代名詞と言えば、「GOLF/ゴルフ」です。
ゴルフには呼称があり、ゴルフの後に数字がつく呼び方があります。
2024年現在、新型で発売されているものは2019年発売の8代目「ゴルフ8」になります。

各モデルには、派生のヴァリアントモデル(ステーションワゴンや、スポーツモデルのGTIなどがあります。

日本ではゴルフ2から正式に輸入が開始され現在に至ります。
今回は現行モデルのゴルフ7についてタイヤやホイールのお話をさせていただきます。

ゴルフ8のタイヤについて

現行のゴルフ8は16〜19インチのタイヤが使用されています。各グレードと標準装着タイヤサイズ・ホイールは以下の通りです。

車種 タイヤサイズ ホイール
eTSI Active Basic 205/55 R16 7Jx16 (5ダブルスポーク)
TDI Active Basic 225/45 R17 7.5Jx17(10スポーク)
eTSI Active 205/55 R16 7Jx16 (5ダブルスポーク)
eTSI Active Platinum Edition 225/45 R17 7.5Jx17(10スポーク)
TDI Active Advance
TDI Active Advance Platinum Style
eTSI Style
eTSI Style Platinum Edition
TDI Style
TDI Style Platinum Edition
eTSI R-Line 7.5Jx17(5ダブルスポーク)
eTSI R-Line Platinum Edition
TDI R-Line
TDI R-Line Platinum Edition
GTI 225/40 R18 7.5Jx18(5スポーク)
R
R 20 Years 235/35 R19 8Jx19 (5ダブルスポーク)

ゴルフ7のタイヤについて

一つ前の世代、ゴルフ7にはグレードに応じて15、16、17、18インチとサイズが異なるタイヤが使用されています。
サイズが異なる理由としては、ブレーキ性能を強化するために、大きなブレーキローターを使用しているためです。
下記の表にタイヤのサイズとホイールのサイズをまとめました。

ゴルフ7 グレード名 タイヤサイズ ホイールサイズ 純正装着タイヤの例
ブリヂストン ダンロップ
TSIトレンドライン 195/65R15 1560 5/112 43 ER300/EP150
TSIコンフォートライン 195/65R15 1560 5/112 43 ER300/EP150
TSIハイライン 205/55R16 1665 5/112 46 ER300 SP SPORT FASTRESPONSE
GTI 225/45R17 1770 5/112 49 ER300 SPORT MAXX RT
GTE 225/45R17 1775 5/112 51 T001 SPORT MAXX RT
R-GTIパーフォマンス 225/40R18 1875 5/112 51 S001

※純正装着タイヤ例は各タイヤのメーカーホームページより抜粋

ゴルフのタイヤ交換におすすめのタイヤ

純正装着タイヤと同ブランドで紹介します。

ブリヂストン
純正タイヤ 交換用タイヤ グレード
EP150/ER300/T001 レグノ GR-XI プレミアム
プレイズ PX コンフォート
エコピア NH100 ベーシック
S001 ポテンザS001 スポーツ
ポテンザS007a スポーツ
ダンロップ
純正タイヤ 交換用タイヤ グレード
SP SPORT FASTRESPONSE ビューロ VE303 プレミアム
ルマン5 コンフォート
エナセーブEC204 ベーシック
SPORT MAXX RT SP スポーツマックス 050+ スポーツ

プレミアグレードのタイヤをご選択頂けると、純正装着タイヤと同等の性能が得られると思います。
また、他のグレードをご選択頂いても、走行に支障はございません。

スタッドレスタイヤのインチダウン

タイヤは基本的にインチが大きくなると値段が高くなる傾向にあります。

サマータイヤは純正のホイールを使用するので、インチを変える方は少ないと思います。しかしスタッドレスタイヤとなると、インチダウンを考える方もいるかと思います。
ゴルフ7のインチダウンの情報を下記にまとめています。(ただし、仕様変更等で情報は変更になる場合があります)

グレード名 タイヤサイズ 装着可能サイズ
TSIトレンドライン 195/65R15 15インチまで
TSIコンフォートライン 195/65R15 15インチまで
TSIハイライン 205/55R16 16インチまで
GTI 225/45R17 16インチまで
GTE 225/45R17 16インチまで
R-GTIパーフォマンス 225/40R18 17インチまで

※ウエイトの張り付け位置によっては干渉あり。

GTI、GTE、が16インチまでインチダウン可能、R-GTIパフォーマンス17インチまでインチダウン可能となります。

ホイールについて

ホイールは国産車と異なり、ボルトで取付を行います。そのため、車両のボア径とホイールのハブ径のサイズが同じもの選択すると良いです。

また、純正のボルトは球面の座面となっています。純正のボルトが使用できるホイールを選択すると、ボルトを夏、冬と共通で使用できます。

商品によっては、純正のセンターキャップが使える物もございます。センターキャップ裏面の商品コードで判別ができる場合があります。

商品コードを確認するためには、タイヤを外してキャップをホイールから外す必要があります。
※専用品以外もハブリングや専用のボルト等があれば、装着は可能です。

ホイール選びのポイント

VWゴルフのホイール選びのポイントは以下の2つです。

● ボア径が57.1のものを選ぶ
● 純正ボルトが使用できるように、座面が球面のものを選ぶ

ゴルフと言っても、モデルはベーシックなものから、スポーツモデルまで、幅広いラインアップがあります。
ぜひグレードに合った、タイヤ、ホイール選びの参考にしてください。

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全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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columns スタッドレス-ブリヂストン スタッドレスタイヤ

ブリヂストンVRX3とVRX2どちらがいい?VRXシリーズを価格と口コミもあわせて徹底解説!

「ブリヂストンのVRXが気になっている」「ブリヂストンのVRXシリーズのうちどれを買おうか迷っている」「ブリヂストンのVRXを実際に購入した方の口コミを見たい」
このように悩んでいる方も多いでしょう。

ブリヂストンのブリザックVRXといえば、高い氷上性能で日本の雪道の安心安全を守り続けてきたスタッドレスタイヤです。「2台に1台がブリザック」「北海道・北東北主要5都市でのブリザック装着率 23年連続No.1」という謳い文句を掲げています。

当記事では、3つのブリザックVRXシリーズの価格や特徴、購入者の口コミを紹介した後に、いま買うならどれが1番良いかを解説していきます。
ぜひ最後まで目を通してみてください。

3つのブリザックVRXシリーズの価格比較表

3つのブリザックVRXシリーズの価格比較表

ブリザックVRXシリーズのスタッドレスの購入を検討する際に、最も気になるのが各シリーズの価格差でしょう。

価格差に見合うだけ性能が向上していれば購入を決める方もいるはずです。ここでは、VRXシリーズの最安値と最高値を比べてみます。

VRXシリーズ クラス 最安値 最高値 URL
ブリザックVRX3 ハイクラス 6,670円 84,330円 最新価格
ブリザックVRX2 アップグレード 5,710円 38,690円 最新価格

※2024年11月1日時点の金額です。最新価格はリンク先よりご確認ください。

最新のブリザックVRX3は、タイヤサイズによっては8万円以上するものもあります。品質の高いブリヂストン製だけあって価格に見合うと考える方が多いですが、価格だけでなく詳細な特徴を知っておきたいですよね。

この記事の中盤で、各ブリザックVRXシリーズについて詳しく解説しているので、求める性能と価格が見合うか確認してみてください。

ブリザックVRX2とVRX3の違い

ブリザックVRX2とVRX3の違い

ブリザックVRX2とVRX3の違いについて気になる方が多いため、比較してみました。
比較した結果、結論は以下のとおりです。

  1. VRX2のほうがお手頃価格
  2. VRX3になって発泡ゴムが進化した
  3. トレッドパタンの進化が氷上性能20%アップの要因の1つ

詳しく見ていきましょう。

1.VRX2のほうがお手頃価格

ブリザックVRX3と比べてVRX2のほうがお手頃価格といえます。最安値で比較してもブリザックVRX3は1本6,670円、VRX2は5,710円と1,000円の差があります。

4本まとめて購入すると考えると、VRX3は26,680円、VRX2は22,840円と約4,000円の差額です。

スタッドレスタイヤはタイヤのインチ数が大きくなれば価格も上がるので、VRX3の大きいタイヤを買おうと思ったら4,000円以上プラスで支払うことになります。

VRX2でも日本の雪道を走るには十分な性能を備えているといえるため、コスパ重視の方はVRX2を選びましょう。

2.VRX3になって発泡ゴムが進化した

VRX3とVRX2は以下のとおり発泡ゴムの種類が違います。

● VRX3:フレキシブル発泡ゴム
● VRX2:アクティブ発泡ゴム2

発泡ゴムとは、穴がたくさん空いていて吸水性が高いゴムです。
この発泡ゴムのおかげで、VRXシリーズは凍っている路面でも高いグリップ力を発揮するといわれています。

VRX3になってフレキシブル発泡ゴムに進化したことで、アクティブ発泡ゴムよりも吸水力が向上し、さらに滑りにくく止まりやすくなりました。

3.トレッドパタンの進化が氷上性能20%アップの要因の1つ

トレッドパタンが進化したことで、氷上性能20%アップに大きく貢献しました。

VRX2のときは水が溝やサイプ内に流れ込んでしまうことで水膜ができ、滑りの原因になっていました。

しかし、VRX3では水流の流れをコントロールできるトレッドパタンに変更し、接地面積を増やすことで滑りやすい凍結路面でもしっかり止まれるタイヤになっています。

ブリザックのVRXシリーズに関するよくある質問

ブリザックのVRXシリーズに関するよくある質問

ブリザックのVRXシリーズに関するよくある質問に答えます。

  1. コスパはいいといえる?
  2. VRX2とVRX3買うならどっち?
  3. 前型は性能も落ちている?

順番に回答します。

1.コスパはいいといえる?

ブリザックのVRXは他のスタッドレスタイヤと比べて価格が高めですが、コスパはいいといえます。なぜなら、類を見ないほどハイレベルな氷上性能の良さが少なくとも4年は続くので、使えば使うほど得するといえるからです。

たとえば以下の2つなら、結果的にコストは同程度になるため、性能に定評があるVRXのほうがコスパは良いと言えるでしょう。

● 1本4,000円の輸入タイヤを2年履く
● 1本8,000円のブリザックVRX3を4年履く

安全性を考慮しても、評判の良いブリヂストン製のほうがおすすめです。

2.VRX2とVRX3買うならどっち?

性能重視ならVRX3、コスト重視ならVRX2がおすすめです。

VRX2は雪道を安全に走行できる十分な性能を備えていて、VRX3より価格が安めなので、シリーズの中で最もコスパがいいといえます。

価格ではなく性能を重視してスタッドレスタイヤを購入したい方はVRX3を選ぶべきですが、コスパを考えるならVRX2にしましょう。

3.前型は性能も落ちている?

いまからVRX2を購入すると、タイヤの性能が多少落ちているのではないかと心配される方がいますが、新品を購入するなら大丈夫です。

適正に保管された新品スタッドレスタイヤは、3年間は同等の性能を保つことが確認されています。

適正に保管された新品スタッドレスタイヤは、3年間は同等の性能を保つことが確認されている

参照:ブリヂストン

ただし、中古を購入するなら走行した分だけ摩耗している可能性が高いため、性能は落ちていると考えられます。

中古のスタッドレスを購入する際は、できるだけ状態を把握し、安全性に問題ないことを確かめたうえで買いましょう。

最新にして最高性能のブリザックVRX3

最新にして最高性能のブリザックVRX3

2021年に発売したブリザックVRX3は、ブリザックシリーズの最新作です。
「価格が高いと感じてしまうかもしれない以外は非の打ち所がない」と販売員にいわせるスペックの高さを誇ります。特に以下の2点がポイントです。

● 氷上性能が20%アップ
● 4年後も性能が落ちにくい

実際に購入した方の口コミも交えて解説します。

VRX2と比べて氷上性能が20%アップ

ブリザックVRX3はVRX2と比べて氷上性能が20%アップしました。氷上性能アップの理由は、発泡ゴムとパタン(タイヤ表面の溝)の進化でグリップ力がアップしたためです。

グリップ性能が上がったおかげで、VRX2と比べて運転席1つ分手前でブレーキがかかるようになりました。

また、タイヤの吸水性が上がって余計な水がタイヤに含まれすぎない設計になったことで、より衝突事故が起きにくいタイヤになっています。

これにより、もともと「雪道で止まる・曲がる」と評判だったブリザックVRXのスタッドレスの機能が、さらにパワーアップしました。

4年後も性能が落ちにくい

ブリザックVRX3は4年後も性能が落ちにくいタイヤです。長年履いても性能がなかなか変わらないため、買い替えの頻度が落ちて経済的といえます。

トレッドパタンが進化したことにより、タイヤと路面のすべりが少なく摩耗しにくい構造になり、ロングライフを実現できるようになりました。

長期間使用することで摩耗しやすくなるスタッドレスですが、4年も性能を保証しているタイヤはなかなかありません。

4年も性能を保てると謳っているのは、ブリヂストンの自信の表れといえるでしょう。

ブリザックVRX3を購入した方の口コミ

VRX3は高性能なスタッドレスタイヤです。しかし、高い買い物なので、実際に購入した方の意見も聞かないと購入に踏み切れない方もいるでしょう。
ここでは、ブリザックVRX3を購入した方の口コミを見ていきます。

● 大変値段もリーズナブルで、北陸の雪にも強く安心して乗れました
● 走る、止まる、曲がると言う基本性能がこんなに違うものかとびっくりです
● アルミホイールとセットで値段も手ごろで大満足です

実際に使った方でブリザックVRX3の価格が高いと評価する方は、私が見た中ではいませんでした。他のスタッドレスタイヤと値段を比較した場合は高いといえるのに、高すぎるという口コミが見当たらないのはすごいことです。

それだけ満足度が高い高性能なスタッドレスタイヤということでしょう。

高性能で手に取りやすい!ブリザックVRX2

高性能で手に取りやすい!ブリザックVRX2

続いて2017年に発売したブリザックVRX2を紹介します。

● アクティブ発泡ゴムで氷上性能10%アップ
● 静かで快適な乗り心地

口コミを交えつつ見ていきましょう。

アクティブ発泡ゴム2で氷上性能10%アップ

アクティブ発泡ゴムでブリザックVRXより氷上性能が10%アップしました。

アクティブ発泡ゴムとは、タイヤが滑る原因である路面の水膜を積極的に除去する機能をもつグリップ力の高いゴムです。

このアクティブ発泡ゴムがVRXより進化したことにより、しっかり止まる・曲がるスタッドレスタイヤに進化しました。

静かで快適な乗り心地

ブリザックVRX2は静かで快適な乗り心地の良さも特徴として挙げられます。
前型のVRXと比べて摩耗ライフが22%向上、静粛性が31%低減したことで、快適な乗り心地が長く続くスタッドレスになりました。

また、非対称サイドの形状は、氷雪路だけでなく乾いた路面での走行も安心です。

「ドライで走ってもノイズがなく静かで走り心地が良い」と、乾いた路面でも購入者が絶賛しています。

乗り心地を優先してスタッドレスタイヤを選びたい方は、ぜひブリザックを検討してみましょう。

その他の特徴

【氷・雪上性能】新「非対称パタン」

「アクティブ発泡ゴム2」のグリップ力を最大限に発揮させるため、「非対称パタン」もVRXから進化
剛性を向上させたブロックが、路面とタイヤの接地面積を最大化することで、グリップ力が向上されています。

また、「マイクロテクスチャー」と呼ばれるトレッド表面に施された微細な凹凸は、路面の水膜を効果的に除去することで、装着初期から優れた氷上性能を発揮します。

【ロングライフ性能】摩耗ライフ22%向上(VRXとの比較)

ブリザックの弱点と言われていた「タイヤの減りが早い」問題をブロック剛性の向上によって改善され、ロングライフで経済的になりました。

ブリザックVRX2を購入した方の口コミ

ブリザックVRX2も満足度の高い口コミが多数見受けられました。実際にブリザックVRX2を購入した方の口コミを見てみましょう。

● カーブのアイスバーンで少し横に滑る程度でしっかりとグリップしてくれた
● 走行音が静かなところが気に入りました
● また買い換える時も、ブリヂストンにしようかと思ってます

価格を抑えつつ高性能なスタッドレスタイヤを探している方におすすめです。

VRX2まとめ

「BLIZZAK VRX」・「BLIZZAK VRX2」性能比較グラフは以下のとおりです。全てがVRXを上回っており、特に「氷・雪上性能」「静粛性」「ロングライフ性能」が格段に向上しています。

最新作ではありませんが、VRX2もまだまだ検討対象になると思います。

REVO GZの上位モデル ブリザックの初代VRX

REVO GZの上位モデル ブリザックの初代VRX

大人気のブリザックシリーズですが、初代VRXは2013年に、これまでブリヂストンのトップブランドスタッドレスタイヤだったブリザックREVO GZの上位モデルとして発売されました。

全ての性能が前シリーズのREVO GZを超えるということで注目を集めたVRX。具体的にどこが性能アップしたのでしょうか。

REVO GZより10%アップした性能

VRXはブリザックREVO GZより以下の性能値が10%以上アップしているという触れ込みで売り出されました。

● 氷上ブレーキ性能
● ウエットブレーキ性能
● 転がり抵抗

雪でも雨でも晴れでも、REVO GZとは違いがはっきりわかるレベルで性能の良いスタッドレスタイヤとなっています。

その他の特徴

【氷・雪上性能】「アクティブ発泡ゴム」

ブリザックのスタッドレスにはすべて、独自技術の「発泡ゴム」が使用されています。

氷の上でのグリップ力を高めるために、各メーカー試行錯誤していますが、ブリザック場合はタイヤがすべる原因である氷の上にできる「水の膜」をいかに素早く除去するかに着目しています。

VRXで採用されている「アクティブ発泡ゴム」は水路の表面から積極的に水膜を取り込み、路面の水を効率的に取り除きます。

また、タイヤが氷雪上で止まるのはやわらかいゴムが表路面に密着するからです。発泡ゴムはゴム内の多数の気泡でやわらかさを確保。すり減ってもタイヤ表面に新しい気泡と水路が現れるので、効きが長持ちします。

【氷・雪上性能】「非対称パタン」

トレッドパタンは、小さなブロックで氷雪面をつかむ、ひっかく、とらえるを意識したパタンになっています。パタンは各メーカー趣向を凝らしているので、そんなに気にしなくてもいいのでは…と個人的には思います。(もちろん大切な要素ですよ!)

また、VRX時代からサイドの形状は、ふらつきを抑制し、低燃費性能も兼備した「非対称サイド形状」となっています。

ブリザックVRXを購入した方の口コミ

ブリザックVRXは発売から10年経っているため中古の口コミが多かったですが、良い口コミが多かったです。

● スタックして動けない車がいる道でもスリップ、スタックすることなく通れました
● 中古タイヤでありながら雪の上、翌日の氷の上も問題なく走りました
● VRXは以前も買ったことがありますが、柔らかさが長持ちしました

店頭からは商品が消えつつありますが、アウトレットや中古市場ではまだ出回っているようです。VRXを気に入ってリピート買いした方もいましたので、出会いがあればご検討してみては。

その他のブリザックシリーズ

【SUV/4×4】SUV専用「BLIZZAK DM-V3」[発売:2019年/サイズ:15~20インチ]

発売当時は人気で品薄状態!

【氷・雪上性能】「アクティブ発泡ゴム2」

ブリザック史上最高性能を誇るVRX2にも採用されている「アクティブ発泡ゴム2」を搭載。

【氷・雪上性能】SUV専用パタン

「アクティブ発泡ゴム2」のグリップ力をSUVでも最大限に発揮させるために開発された「SUV専用パタン」。剛性を向上させたブロックと、溝を適正配置したことにより、グリップ力が向上しました。

VRX2同様、トレッド表面に微細な凹凸が施されでいます。(マイクロテクスチャー)
路面の水膜を効果的に除去するので、装着初期から優れた氷上性能を発揮します。

【ウェット性能】ウエットブレーキ6%短縮(DM-V2との比較)

ストレート溝を4本化することで高い排水性が確保されています。氷雪路だけでなく雨の日、雪解け時の水路面でも安心です。

【ロングライフ性能】摩耗ライフ25%向上(DM―V2との比較)

ブロック剛性を高め、パタンの変形を抑えることで摩耗の原因であるタイヤと路面の「すべり」を低減。ロングライフで経済的です。

DM-V3まとめ

VRX2で採用されている評判のよい「アクティブ発泡ゴム2」に、ブロック剛性が向上したことにより接地面が増え、ロングライフ性能もアップしたタイヤです。今年発売モデルということで、SUVに乗っている人がこぞって購入しています。性能は間違いないですが、やはりお高め…しかし従来品のDM-V2に比べて長く使え、よいタイヤだと思います。

【バン・小型トラック】VL10 [発売:2022年]

ブリザックVL10

バン・小型トラックでBLIZZAKを試したい人はこちらがオススメです。従来品のLV1から接地面積アップとブロック剛性が向上。摩耗ライフ20%向上、氷上ブレーキは15%短縮しました。

スタッドレス購入時に見るべき項目はこの7つ!

【参考】スタッドレス購入時に見るべき項目はこれだ!

さて、ここまでブリザックVRXシリーズについてみてきましたが、「スタッドレスタイヤを比較する際、正直どれも良さそうだし、そもそも何を比べればいいのかわからない…」そんなお問い合わせもこの時期は多くいただきます。

そこで最後に、スタッドレスの「性能」について、簡単に見て行きたいと思います。タイヤに必要な性能はいくつかありますが、まずスタッドレスタイヤとしてはこの4つです。

  1. 氷上性能‥アイスバーンなどの、凍った路面での性能
  2. 雪上性能‥雪の上での性能
  3. ウェット性能‥解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能
  4. ドライ性能‥雪が降っていない乾燥路での性能

さらに、以下の項目はサマータイヤ同様気になります。

  1. 静粛性能‥タイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能
  2. 快適性能‥ふらつき防止などの乗り心地に関する性能
  3. ロングライフ性能‥タイヤの寿命に関する性能

順に詳しく見ていきましょう。

氷上性能

スタッドレスタイヤで求められる、最重要の性能はこれではないでしょうか。タイヤが氷上で止まる仕組みは、まずは氷の表面にある水分を取り除き、氷面に密着して止める、というものが一般的です。

この除水にブリヂストン、ヨコハマタイヤ、トーヨータイヤは「吸水」ダンロップは「撥水」を取り入れています。

密着方法としては、サイプ(タイヤ表面にある細かい溝の事)のパターンやゴムに特殊材料を混ぜるなどして、密着性能を向上させています。

トーヨータイヤでは鬼クルミの殻を混合し氷上を引搔いて止め、ダンロップでは液状ファルネセンゴムでブレーキ性能を上げています。

雪上性能

タイヤのトレッド部に刻まれる細かい溝=サイプ。雪上ではタイヤを横切る太くて深いサイプが効きます。
豪雪地帯に居住の方はトレッド部分をよく観察してみましょう。
※トレッド=タイヤが路面と接触する部分

ウェット性能

濡れた路面に対する性能です。濡れた路面は摩擦抵抗が少ないのでこれもスリップしやすいです。冬の路面は危険がたくさんですね…
冬といっても雨も降るし、雪が積もってもすぐ溶けて濡れた路面を走る状況も多い地域にお住まいの方は、この性能もぜひチェックしてください。

ドライ性能

冬とはいっても、晴れて乾いた路面の日ももちろんありますよね。その時に発揮する性能がドライ性能です。

スタッドレスタイヤは、冬でも硬化しにくい、柔らかいゴムを採用しています。したがって、どうしても夏タイヤに比べて剛性とグリップ性が劣ります。

各メーカーはブロックを支える構造や、タイヤのサイド部分に特殊な加工をして剛性を高めたりという工夫をしていますので、どのような方法が採られているのかチェックしてみましょう。

ここまでが、スタッドレスタイヤに求められる性能でした!

静粛性能

スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べてサイプ深く、ノイズが出やすいタイヤです。

“静かさ“も重視する方はこちらチェックしましょう。

快適性能

タイヤのサイド形状を工夫したり、剛性を高めたり。乗り心地を求める方はこの項目に言及しているタイヤを選んでみましょう。

ロングライフ性能

各メーカー、この項目についてはしのぎを削っています。
最新タイヤでの各社の表記は以下の通り。

ブリヂストン|VRX3‥摩耗ライフ従来比17%向上
ダンロップ|WINTERMAXX03‥4年つかえるロングライフの文言消失。摩耗後氷上ブレーキは36%アップ
トーヨータイヤ|OBSERVE GIZ3‥経年変化によるアイス路面でのブレーキ性能の低下が従来品より優位
ヨコハマタイヤ|ice GUARD7‥約4年後でも高レベルを維持

簡単に7つの性能を紹介しました!これを踏まえてブリザックのタイヤを見ていきましょう!

ブリザックのVRXに履き替えるならタイヤワールド館ベストにおまかせ

ブリザックのVRXに履き替えるならタイヤワールド館ベストにおまかせ

以上、ブリヂストンの3つのブリザックVRXシリーズを紹介しました。個人的には、いま購入するなら価格の割に性能が高いVRX2をおすすめします。

「さすがブリヂストンのスタッドレスだけある!」と、購入者の満足度が高いVRX2なら後悔しないはずです。一方で、日本最高レベルの性能を体験したい方はやはりVRX3の方でしょう。

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スリップサインの見方がわからない!タイヤの交換時期・何キロ走れるのか解説


「スリップサインの見方は?」
「他にタイヤの交換時期を判断する方法は?」

ディーラーや給油時に「スリップサインが出ているからタイヤ交換した方がいい」と言われたことがありませんか?

タイヤ交換時期の目安のひとつとして、スリップサインがあります。スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、タイヤの摩耗状態を知らせてくれるサインです。

タイヤが摩耗し残りの溝が1,6mmをすぎると、トレッド面とゴムが盛り上がった部分が同じ高さになります。スリップサインが出た状態で走行すると、タイヤが滑ったり道路交通法違反になったりするため、早急に交換しましょう。

本記事では、スリップサイン以外で寿命を判断できる方法や、タイヤを長持ちさせる方法を紹介しています。

正確なタイヤの交換時期を把握し、安全な車で家族との快適なドライブを楽しみましょう。

スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

スリップサインはタイヤの摩耗状態を示すサインです。スリップサインが現れたら早急にタイヤを交換しましょう。

スリップサインが現れたタイヤで走行するのは危険です。タイヤの溝が浅くなると、排水能力が低くなるため、路面との間に水の膜が発生しタイヤが浮いてしまいます。これがハイドロプレーニング現象です。

ハイドロプレーニング現象が起こると、ブレーキやハンドルの操作が効かなくなり、車が制御不能になります。

スリップサインが現れたタイヤは、車をしっかり制御できる状態ではありません。そのため、スリップサインが見える前にタイヤを交換するのが理想です。

スリップサインの見方

スリップサインの見方

引用:ブリヂストン

スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、トレッド全周の4〜9カ所に設置されています。タイヤ側面の三角マークの延長線上にあるため、すぐに見つけられるでしょう。

タイヤが摩耗し溝の深さが1.6mmをすぎると、盛り上がった部分がトレッド面と同じ高さになり、スリップサインが現れます。

スリップサインは1箇所でも見えたらすぐに交換しましょう。

スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

タイヤ交換時期の目安はスリップサインだけではありません。他にも寿命を判断する方法が3つあるので紹介します。

● 約4〜5年使用したか
● 約32,000キロ走行したか
● ひび割れや損傷がないか

上記のうち、ひとつでもあてはまるならタイヤの点検をおすすめします。適切なタイヤ交換時期を把握し、安全なタイヤで走行しましょう。

約4〜5年使用したか

タイヤのゴムは、車に乗っていなくても常に外的要因に晒されているので劣化していきます。そのため、走行距離が少ない場合でも、4〜5年が経過したタイヤは点検を受けましょう。

また、タイヤの側面には製造年が記載されています。ただ、製造番号はタイヤ片側のみに刻印されているため、車に装着した状態では外側から確認できない場合もあるかもしれません。

製造番号は、下4桁の数字で製造年週を表しており、最初の2桁の数字は週(1週)を、最後の2桁の数字は年を意味します。

wm03イメージ

例:製造番号の見方

3021 2021年の第30週

メーカーで販売しているタイヤは製造から3年以内の商品です。適正に保管されたタイヤは、製造から3年経過しても新品同様の性能を発揮できるため、安心して購入できます。

さらに、日本自動車タイヤ協会からは使用開始から約4〜5年を目安に専門店での点検を受けることが推奨されています。

使用開始後 5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します。


引用:一般社団法人日本自動車タイヤ教会

安全に走行するためにも、使用開始から4〜5年経過したタイヤは専門店で点検してもらいましょう。

約32,000キロ走行したか

一般的なタイヤのゴムは、約5,000キロ走行すると1mm摩耗します。

新品のタイヤの溝は約8mmなので、約32,000キロ走行するとタイヤの溝は1,6mmになる計算です。そのため、新品タイヤを購入後、走行距離が約32,000キロに達するころにはスリップサインが現れるでしょう。

しかし、あくまでも目安に過ぎず、路面や荷物の積載状況によっても摩耗スピードは変わります。タイヤの摩耗状態は走行距離だけでなく、日々の点検もしておきましょう。

ひび割れや損傷がないか

タイヤはゴム製品なので、経年劣化により表面にひび割れや細かい亀裂が入ります。ひび割れはトレッド面やタイヤの側面に現れ、状態によってはパンクする恐れがあるので専門店で点検してもらいましょう。

タイヤのひび割れは、空気圧不足や車をあまり使用しないことが原因です。空気圧が不足しているとタイヤに過度な負担がかかり、異常に発熱してしまうためひび割れが起こります。

タイヤには紫外線から劣化を防ぐため、劣化防止剤という成分が含まれています。車を動かせばタイヤから少しずつ滲み出るようになっているため、劣化を防止するには定期的にドライブするといいでしょう。

車を放置すると劣化防止剤は出ないので、ひび割れが進行しやすくなります。

大きいひび割れや損傷はパンクの恐れがあります。今のタイヤにひび割れがある場合は、タイヤ専門店で点検してもらいましょう。

スリップサインが出たタイヤは危険

スリップサインが出たタイヤは危険

スリップサインが現れたタイヤで走行し続けるのは危険です。違反になるほか、ブレーキが効きにくくなるなど命にかかわる場合もあります。主なリスクは以下の通りです。

● 雨天時に滑りやすくなる
● 保安基準不適合になり車検に通らない
● 道路運送車両法違反になる

スリップサインが現れたタイヤで走り続けるメリットはないので、早急に交換しましょう。

雨天時に滑りやすくなる

スリップサインが出たタイヤは雨天時に滑りやすくなり、性能が発揮できません。

タイヤの溝が浅くなると排水性能が衰えます。そうすると、路面とタイヤの間に水の膜ができてしまい、ハンドル操作やブレーキが効かなくなります。(ハイドロプレーニング現象)

また「タイヤの摩耗のせいでブレーキが効きにくくなった」とは考えないでしょう。しかし、新しいタイヤに替えると「ブレーキがよく効くようになった」と錯覚するほど違いが現れます。

スリップサインが現れたタイヤは雨天時だけでなく、晴天時もブレーキが効きにくくなります。

保安基準不適合になり車検に通らない

グリップ性能が確保できていないタイヤは車検に通りません。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示でも、スリップサインが出たタイヤは保安基準を満たしていないと定義されています。

タイヤの接地部の全幅(中略)にわたり滑り止めのために施されて いる凹部(中略)のいずれの部分においても1.6mm(中略)以上の深さを有すること。


引用:道路運送車両法

ブレーキが効きにくく、しっかり止まれない車が車検に通るはずがありません。スリップサインが出たタイヤは「車検に通らないほど危険なタイヤ」なので早急に交換しましょう。

道路運送車両法違反になる

スリップサインが出たままのタイヤで走っていると違反になります。

道路運送車両法では下記のように定められています。

次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。(中略)第六十二条(整備不良車両の運転の禁止)の規定に違反して車両等(軽車両を除く。)を運転させ、又は運転したとき。


引用:e-GOV法令検索

もし、タイヤ交換に行く途中、警察に捕まっても違反となり切符を切られてしまうのでタイヤはスリップサインが出る前に交換しましょう。

タイヤを長持ちさせる方法

タイヤを長持ちさせる方法

タイヤを長持ちさせるためには定期的に点検するといいでしょう。主に以下の3つを実践してみてください。

● 日常的に目視する
● 空気圧をこまめに点検する
● タイヤローテーションをする

タイヤを点検する癖がつけば、常にタイヤを適正な状態に保てるので、使用できる期間が長くなります。また、異変にすぐ気づけるため、危険なタイヤを使い続けるリスクも減ります。

日常的に目視する

タイヤの外傷をチェックするため、日常的に目視しましょう。車を使う前にタイヤを見ておけば、ひび割れや外傷が増えたときすぐに気づけるからです。

たとえば「出先でパンクしてしまい、タイヤを見ると釘が刺さっていた」としましょう。実は「出発前からタイヤに釘が刺さっていて、目視していれば事前にお店で点検してもらえた」こともありえます。

日常的にタイヤを目視する癖をつければ、未然にトラブルを防止できます。

空気圧をこまめに点検する

空気圧はタイヤの乗り心地や燃費、寿命にも影響します。タイヤのトレッド面が均等に地面に設置するためにも、空気圧は重要です。

たとえば、適正な空気圧を下回った状態で走行していると、タイヤのショルダー部が摩耗しやすくなります。逆に、空気圧が適正より高い状態だとトレッド面のセンター部だけが摩耗してしまいます。

空気圧を適正に保っておかないと、空気圧はガソリンスタンドで見てもらえるので、給油と同時に見てもらうのがおすすめです。

タイヤローテーションをする

前後左右でタイヤを入れ替えて使えば(タイヤローテーション)、タイヤの偏摩耗を防止できます。

タイヤはハンドル操作や駆動輪の違いにより、前後左右で溝の減り方が違います。前後左右のタイヤを入れ替え、すべてのタイヤの溝を均等にするのがタイヤローテーションの目的です。

「リアタイヤの溝はあるのにフロントタイヤの溝は減っている」といったときに、タイヤをローテーションすればまた使用できるようになります。

駆動輪の違いによってローテーションの仕方が変わるため、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

スタッドレスタイヤとサマータイヤでは寿命が違います。サマータイヤは新品時、タイヤの溝が8mmに対してスタッドレスタイヤは10mmです。

当然スタッドレスタイヤのほうが長く使えると思いがちですが、実はサマータイヤのほうが長持ちします。

どれくらい寿命が違うのか以下の表を参考にしてください。

タイヤ種別 推奨使用期間 走行距離
サマータイヤ 約4年 約32,000キロ
スタッドレスタイヤ 約4年 約10,000キロ

使用期間は同じですが、走行距離が短いのはスタッドレスタイヤです。

スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べてゴムが柔らかく、低い気温でもしなやかさを損なわないのが特徴です。そのため、走行するときに設置面が増え、サマータイヤに比べるとタイヤの摩耗が早くなります。

スタッドレスタイヤは気温が高くなってくるとゴムが柔らかくなり過ぎてしまい、性能が低下します。逆に、サマータイヤは気温が低くなると性能が落ちるので、サマータイヤ・スタッドレスタイヤの交換時期は以下を参考にしてください。

交換するタイヤ 交換時期
サマータイヤ→スタッドレスタイヤ 早い地域:10月中旬〜下旬
遅い地域:12月初旬〜下旬
スタッドレスタイヤ→サマータイヤ 3月〜4月中旬くらいまで

あくまで参考程度の表なので、住んでいる地域や雪の降るタイミングでタイヤを交換しましょう。

スタッドレスタイヤとサマータイヤは用途が違うので、それぞれの特徴を理解し、うまく使い分けてください。

スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

スリップサインが見えたタイヤは危険を伴い、車検にも通りません。また、道路車両法違反になり、整備不良として切符を切られます。

スリップサインが現れたタイヤはメリットがないので早急に交換しましょう。

また、タイヤを長持ちさせるためには以下の方法を試すのがおすすめです。

● 日常的に目視する
● 空気圧をこまめに点検する
● タイヤローテーションをする

タイヤを点検する癖をつければ、異変にもすぐ気づけるようになるので家族の安全にもつながるでしょう。

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タイヤ交換はオンラインで購入し、専門店で交換してもらうのが1番お得な方法です。ぜひ一度ホームページをチェックしてみてください。

ベストのタイヤ交換

BESTのタイヤ交換について

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スタッドレスの選び方とプロがすすめるスタッドレス タンク編

こんにちは!タイヤワールド館BESTです。
今回はトヨタ タンク のスタッドレスタイヤの選び方とおすすめタイヤをご紹介いたします。

下記はタンクの純正タイヤサイズです。
☆ 175/55R15
☆ 165/65R14
上記2サイズとなっております。

トヨタ新型タンクは「トール2ボックス」と呼ばれるコンパクトカーです。
トールとは背が高いといった意味ですが、この車では屋根が高く
快適な車内空間を重視しているのが大きな特徴となっています。

タンクはコンパクトカーの快適性とミニバンの快適・重量感を兼ね備えている
車となっておりましてとても人気のようです。
そんなタンクにおすすめのタイヤはこちらです!

DUNLOP(ダンロップ)のWINTER MAXX 01(ウインターマックス01/WM01)になります!

ブロックの倒れ込みを抑制し、凍結した路面をしっかり引っかく「MAXXシャープエッジ」と、
表面は柔らかくブロック全体では剛性が高い特性をもつ「ナノフィットゴム」を採用。
凍結した路面での強力なブレーキ性能とともにライフ性能も同時に実現した
乗用車用スタッドレスタイヤとなります!

もうすぐ冬はやってきます!ぜひぜひ早めの対策をご検討くださいませ!