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    バン・小型トラックにおすすめの専用スタッドレスタイヤ10選と選び方を紹介

    ハイエースやキャラバン、プロボックスなどのバン・小型トラックに乗っている方で、以下のような疑問を抱えていませんか?

    • バン・小型トラックにおすすめのスタッドレスタイヤは?
    • バン・小型トラックに合うスタッドレスタイヤの選び方は?
    • バン・小型トラックのスタッドレスタイヤを長持ちさせる方法は?

    本記事では、バン・小型トラックに合うスタッドレスタイヤの選び方から、おすすめのスタッドレスタイヤ10選までわかりやすく紹介しています。

    スタッドレスタイヤを長持ちさせる方法も解説しているので、これから愛車に合うスタッドレスタイヤを選ぶ際の参考にしてください。

    バン・小型トラックのスタッドレスタイヤの選び方

    バン・小型トラックのスタッドレスタイヤの選び方

    バン・小型トラックに合うスタッドレスタイヤの選び方は、以下の5つです。

    1. 氷上性能で選ぶ
    2. 雪上性能で選ぶ
    3. ロングライフ性能で選ぶ
    4. 車の特徴に合わせて選ぶ
    5. 荷重指数(ロードインデックス)で選ぶ

    上記を意識することでタイヤの専門的な表記に惑わされることなく、愛車に合うスタッドレスタイヤを選べるでしょう。

    1.氷上性能で選ぶ

    スタッドレスタイヤ選びでもっとも重要なのが「氷上性能」です。とくに凍結路面は滑りやすく事故のリスクが高いため、安全運転を支える性能が欠かせません。

    氷上性能は、タイヤのゴムのやわらかさや細かなサイプ(切れ込み)の多さによって左右されます。たとえば、コンパウンドに吸水成分を配合したモデルや、路面に密着するように設計されたトレッドパターンは、凍結面でもグリップ力を確保しやすいです。

    実際に、積雪が少なくても朝晩の冷え込みで路面が凍結する地域では、氷上性能を重視したタイヤが安心感につながります。冬の安全性を最優先するなら、氷上性能を基準に選ぶといいでしょう。

    2.雪上性能で選ぶ

    雪が積もる地域での走行には「雪上性能」にすぐれたスタッドレスタイヤがおすすめです。積雪が多い地域では、深い雪道や轍でスリップしにくいことが重要です。

    雪上性能は、トレッドパターンのブロック形状や溝の深さが影響します。たとえば、幅広の溝をもつタイヤは雪を効率的にかき出し、多くのブロックエッジを備えたタイヤは雪面をしっかり掴むことで、発進や制動時に安定性を発揮します。

    北海道や東北などの豪雪地帯でバンや小型トラックを使う場合、雪上性能に特化したタイヤを選ぶことで安全性が高まるでしょう。積雪路を走る機会が多いなら、雪上性能重視で選ぶのがおすすめです。

    3.ロングライフ性能で選ぶ

    仕事の意業や運搬、通勤などで頻繁にバンや小型トラックを利用する場合、コスト面を考慮して「ロングライフ性能」も重視するといいでしょう。

    利用頻度が多いと消耗が激しくなり、タイヤ交換の間隔が短くなることで、タイヤの維持費が増える可能性があります。そのため、タイヤを選ぶ際はタイヤのロングライフ性能を左右するゴムの摩耗耐性や、ブロック剛性などをチェックしましょう。

    いため、タイヤのロングライフ性能を左右するゴムの摩耗耐性やブロック剛性などをチェックすることが大切です。

    配送業や建設現場などで長距離・高頻度の使用を前提とする車両には、燃費効率も含めたランニングコストの削減にもつながるでしょう。

    4.車の特徴に合わせて選ぶ

    バン・小型トラックに合うスタッドレスタイヤを選ぶ際は、車の特徴に合ったタイヤか確認することも重要です。車両のサイズや重量、駆動方式によって必要な性能が異なるからです。

    たとえば、FF車(エンジンの力を前のタイヤに伝えて走る)は発進時のグリップ力が重要ですが、FR車(エンジンの力を後ろのタイヤに伝えて走る)では制動時や坂道での安定性が重視されます。

    さらに、ハイブリッド車や電動バンなどは車重が重いため、強い摩耗耐性と氷雪性能の両立が必要です。愛車の特徴を理解して最適なタイヤを選ぶことが、安全性と経済性を両立するポイントです。

    5.荷重指数(ロードインデックス)で選ぶ

    バンや小型トラックのスタッドレスタイヤ選びで忘れてはいけないのが、荷重指数(ロードインデックス:LI)です。1本のタイヤが支えられる最大負荷を示し、安全に走行するためにも把握しておくべき数字です。

    積載量が多い車両で規定以下の荷重指数を選ぶと、タイヤが変形しやすく、摩耗やバーストのリスクが高まります。

    たとえば、配送用のバンに重量物を積む場合は、標準より高めの荷重指数をもつモデルを選ぶことで、耐久性と安全性を確保できます。軽い重量での使用が多い場合でも、規定値を下回らないことが基本です。

    荷重指数は安全性の基準であり、スタッドレスタイヤを選ぶ際に必ず確認するべき要素といえるでしょう。

    以下の記事では、代表的なバンであるハイエース・プロボックス・ハイゼットカーゴのタイヤの選び方を解説しています。

    バン・小型トラックにおすすめのスタッドレスタイヤ10選

    バン・小型トラックにおすすめのスタッドレスタイヤ7選

    今回ご紹介するバン・小型トラックにおすすめのスタッドレスタイヤは、以下の10種類です。

    1. BRIDGESTONE「BLIZZAK VL10A」
    2. BRIDGESTONE「BLIZZAK VL10」
    3. DUNLOP「WINTER MAXX LV01 for VAN」
    4. DUNLOP「WINTER MAXX SV01」
    5. DUNLOP「W01 for WINTER」
    6. TOYO TIRE「DELVEX 935」
    7. YOKOHAMA 「iceGUARD VAN IG91V」
    8. MICHELIN「AGILIS X-ICE」
    9. GOOD YEAR「ICE NAVI CARGO」
    10. HANKOOK「Winter RW06」

    各タイヤの強みや最適な用途を比較することで、愛車に最適なタイヤを選ぶ際に役立つでしょう。
    また、ハイエース、キャラバン、プロボックス、エブリイ、ハイゼットカーゴの5つの執筆時点の価格も紹介(当店で取扱があるもの)しているので、参考にしてみてくださいね。

    1.BRIDGESTONE「BLIZZAK VL10A」

    ブリザックVL10A

    BLIZZAK VL10Aは、2024年に発売された後継モデルです。VL10に引き続き「LT専用ブイエル発泡ゴム」を採用し、氷上ブレーキ性能をさらに向上させています(従来品VL1との比較で13%向上)。また、摩耗ライフも向上しています。

    車種 サイズ 金額
    ハイエース・キャラバン 195/80R15 107/105 サイズ展開なし
    プロボックス 155/80R14 88/86 15,400円
    エブリイ 145/80R12 80/78 12,200円
    ハイゼットカーゴ 145R12 6PR 12,200円

    最新価格は金額をクリックしてご確認ください。

    2.BRIDGESTONE「BLIZZAK VL10」

    ブリザックVL10

    BLIZZAK VL10は、2022年に発売されたVL10Aの前型モデルです。VL10Aと共通サイズもありますが、それぞれの製品でサイズ展開が異なり、それに伴って耐荷重指数も異なります。ご自身の使用用途や車両に合ったものを選んでくださいね。

    車種 サイズ 金額
    ハイエース・キャラバン 195/80R15 107/105 23,200円
    プロボックス 155/80R14 88/86 11,580円
    エブリイ 145/80R12 80/78 9,100円
    ハイゼットカーゴ 145R12 6PR 9,100円

    最新価格は金額をクリックしてご確認ください。

    3.DUNLOP「WINTER MAXX LV01 for VAN」

    ウィンターマックス LV01 for VAN

    WINTER MAXX LV01 for VANは、2024年に発売されたSV01の後継モデルで、SV01 の性能を底上げして、より氷雪路での信頼性を高めた、商用車/バン用途の新世代スタッドレスタイヤです。

    SV01と比較して接地面積が最大で約16%増加し、氷上ブレーキ性能が約14%向上しています。また、摩耗進行に強く、使用途中でも性能を維持するよう設計されており、SV01比でライフ(寿命)12%程度向上しています。

    車種 サイズ 金額
    ハイエース・キャラバン 195/80R15 107/105 18,150円
    プロボックス 155/80R14 88/86 11,580円
    エブリイ 145/80R12 80/78 7,600円
    ハイゼットカーゴ 145R12 6PR 7,600円

    最新価格は金額をクリックしてご確認ください。

    4.DUNLOP「WINTER MAXX SV01」

    ウィンターマックスSV01

    WINTER MAXX SV01」は、耐久性(ロングライフ性)を重視しつつ、冬道・氷雪道での最低限の性能を確保する商用車向けスタッドレスタイヤです。

    サイズ展開も幅広く、商用車/バン用途でも使えるようなラインナップを持っており、標準的な商用車用途での実績あるモデルを選びたい方におすすめです。

    5.DUNLOP「W01 for WINTER」

    W01 for WINTER

    DUNLOPのW01 for WINTERは比較的新しいラインで、ワンボックス車/商用車向け、かつドレスアップ要素を兼ねたスタッドレスタイヤです。

    最大の特徴はホワイトレター仕様で、タイヤ側面に DUNLOP ロゴ等がホワイトレター表示されています。

    ただし、商用車向け強化した設計という点では、LV01やSV01ほど性能差データを出している印象は薄いです。

    ただしそこはダンロップ、冬性能も一定水準を確保しつつ見た目も重視したいという方は十分選択肢に入ってくるスタッドレスタイヤだと思います。

    6.TOYO TIRE「DELVEX 935」

    デルベックス 935

    トーヨータイヤの「DELVEX 935」は、アイス・スノー路面での走行性を高め、冬のビジネスを担うバンの安定した走行をサポートしてくれるスタッドレスタイヤです。

    ジグザグの溝によるスムーズな走行、補強された溝底部により安定したコーナリングが特徴です。また、3Dオープンサイプで氷上のグリップ力も強化されています。

    製品自体は2021年発売ですが、2024年からは195/80R15 107/105N LTで「ホワイトレター仕様」も追加され、ハイエース、キャラバンのドレスアップにも最適なスタッドレスです。

    車種 サイズ 金額
    ハイエース・キャラバン 195/80R15 107/105 17,000円
    プロボックス 155/80R14 88/86 10,600円
    エブリイ 145/80R12 80/78N LT 6,000円
    ハイゼットカーゴ 145R12 6PR 6,000円

    最新価格は金額をクリックしてご確認ください。

    7.YOKOHAMA 「iceGUARD VAN IG91V」

    アイスガードIG91 バン

    ヨコハマタイヤの「iceGUARD VAN IG91V」は、バン・軽トラック用途を意識して設計されたモデルで、従来品より氷上制動性能が13 %向上しています。

    トレッドパターンはライトトラック用ベースのパターンを出発点に改良を加えており、氷雪性能を重視する設計で、滑りにくいと言われています。

    8.MICHELIN「AGILIS X-ICE」

    アジリスX-ICE

    ミシュランの「AGILIS X-ICE」は、2017年に発売されたX-ICE シリーズの氷雪グリップ性能を継承しつつ、商用車の耐久性をあわせもつ商用スタッドレスタイヤです。

    X-ICEシリーズのすぐれたアイスグリップと、AGILISのロングライフ性能を搭載しています。

    また、速度レンジ「R(170km/h)」対応とする設計で、高速走行時の安定性も重視されているのが嬉しいポイントです。

    なお、AGILIS X-ICEは195/80R15 107/105Rの1サイズ設定です。

    車種 サイズ 金額
    ハイエース・キャラバン 195/80R15 107/105 23,100円
    プロボックス 155/80R14 88/86 サイズ設定無し
    エブリイ 145/80R12 80/78N LT サイズ設定無し
    ハイゼットカーゴ 145R12 6PR サイズ設定無し

    最新価格は金額をクリックしてご確認ください。

    9.GOOD YEAR「ICE NAVI CARGO」

    アイスナビカーゴ

    グッドイヤーの「ICE NAVI CARGO」は、ビジネスシーンにおいてもとくに重視したい「氷上性能」と「ライフ性能」において、大きな進化を遂げたバン用スタッドレスタイヤです。

    すぐれたロングライフ性能により経済性を発揮し、接地面積を拡大することで氷路面での密着効果を高めます。

    さらに、ブロックごとの剛性を強化することで、雪上においても高い操縦安定性を維持します。

    車種 サイズ 金額
    ハイエース・キャラバン 195/80R15 107/105 22,900円
    プロボックス 155/80R14 88/86 準備中
    エブリイ 145/80R12 80/78N LT 準備中
    ハイゼットカーゴ 145R12 6PR 準備中

    最新価格は金額をクリックしてご確認ください。

    10.HANKOOK「Winter RW06」

    ウインターRW06

    ハンコックの「Winter RW06」は、ヨーロッパの冬を安定した走行で駆け抜けるために開発された、商用バン向けのスタッドレスタイヤです。

    雪道におけるアライメントの安定性とブレーキ性能を確保する設計がなされています。さらに、サイド部に配置されたグローブウォールが除雪効果を最大限に発揮し、積雪路面でも安定した走行を実現します。また、3本の主溝がウェット路面での排水性を高め、安全性をしっかり確保しています。

    車種 サイズ 金額
    ハイエース・キャラバン 195/80R15 107/105 13,400円
    プロボックス 155/80R14 88/86 サイズ設定無し
    エブリイ 145/80R12 81/79 準備中
    ハイゼットカーゴ 145R12 6PR 準備中

    最新価格は金額をクリックしてご確認ください。

    バン・小型トラックのスタッドレスタイヤに関するよくある質問

    バン・小型トラックのスタッドレスタイヤに関するよくある質問

    バン・小型トラックのスタッドレスタイヤに関する、以下3つのよくある質問に回答します。

    1. バン・小型トラックのスタッドレスタイヤの価格相場は?
    2. バン・小型トラックでの冬用タイヤとチェーン規制の違いは?
    3. バン・小型トラックはいつスタッドレスタイヤに交換するのがいい?

    価格相場や適切な交換時期など、スタッドレスタイヤを選ぶ際の参考になる内容です。

    1.バン・小型トラックのスタッドレスタイヤの価格相場は?

    バン・小型トラック用のスタッドレスタイヤは一般的に、1本あたり1.5万〜2.5万円程度が相場です。

    たとえば、タイヤワールド館ベストで、代表的なバンであるトヨタハイエース向けの15インチのタイヤ価格を見ると、1本あたりおよそ1.3万〜2.7万円ほどです。

    なおタイヤを購入する際は、ホイールセットで購入したほうが交換しやすく、工賃もタイヤのみの交換に比べると割安になります。、

    積載や走行距離が多いバンのような商用車では、性能と寿命を考慮し、コストと安全性のバランスを見極めて選ぶことが重要です。

    2.バン・小型トラックでの冬用タイヤとチェーン規制の違いは?

    冬の高速道路や山間部では、冬用タイヤ規制とチェーン規制が設けられることがあり、それぞれの違いは以下のとおりです。

    規制の種類 内容
    冬用タイヤ規制 スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤを装着していれば通行可能
    チェーン規制 大雪特別警報や豪雪時に実施される規制で、スタッドレスを装着していてもチェーンを巻いていないと通行不可

    とくに商用車が多いバンや小型トラックは、重量があるためスリップのリスクも高く、冬場は常にチェーンを積んでおいたほうがいいでしょう。

    3.バン・小型トラックはいつスタッドレスタイヤに交換するのがいい?

    バンや小型トラックのスタッドレスタイヤ交換は、気温と地域の気象条件を目安に判断することが重要です。一般的に、気温が7℃を下回ると夏タイヤではゴムが硬化してグリップ力が落ちるため、スタッドレスタイヤへの交換が推奨されています。

    都市部なら11月下旬〜12月上旬、積雪の早い地域や山間部では11月上旬での交換がおすすめです。商用車に多いバンや小型トラックは走行距離が多く、急な降雪や早朝・深夜の凍結路に遭遇することも多いため、早めの交換が安全です。

    繁忙期はタイヤショップが混雑するため、10月から早めに予約しておくとスムーズに交換できます。気温と天候の変化に合わせて余裕をもった準備を心がけましょう。

    バン・小型トラックのスタッドレスタイヤを長持ちさせる方法

    バン・小型トラックのスタッドレスタイヤを長持ちさせる方法

    バン・小型トラックのスタッドレスタイヤを長持ちさせるためには、以下のことを意識するといいでしょう。

    • プラットフォームや残溝をチェックして交換する
    • オフシーズンは適切な方法で保管する
    • 積載時に適正な空気圧を維持し定期的に点検する
    • ローテーションをおこない装着後は慣らし運転をする
    • 気温や摩耗状態を見て夏タイヤに履き替える

    日常のちょっとした心がけが、年間の経費削減と冬の安全走行につながるでしょう。

    プラットフォームや残溝をチェックして交換する

    スタッドレスタイヤの寿命を判断する際は、プラットフォームや溝の深さなどをチェックしましょう。

    プラットフォームとは、新品時から溝が50%摩耗したことを示す目印で、タイヤ側面に4箇所ある三角マークの延長線上にある溝の底に設けられた突起です。

    プラットフォームが接地面のブロックと同じ高さまで露出した場合、タイヤは雪を排出する力や氷に密着する能力が著しく低下するため、冬用タイヤとして使用できません。

    簡易的なチェック方法として100円玉を溝に差し込み、1の数字が見えるようであれば交換時期が近いサインです。

    簡易的な溝チェック方法

    プラットフォームや溝の深さを定期的に確認し、交換時期を見極めることで、長くスタッドレスタイヤを使えるでしょう。

    プラットフォームについては、以下の記事で詳しく解説しています。

    オフシーズンは適切な方法で保管する

    オフシーズンに適切な方法で保管することで、スタッドレスタイヤの寿命が長持ちする効果が期待できます。

    タイヤの主成分であるゴムはデリケートで、とくに直射日光に含まれる紫外線や高温多湿な環境、エアコンの室外機などから発生するオゾンなどが、主な劣化原因です。

    たとえば、屋外にそのまま保管しておくと、ゴムが硬化し、ひび割れが発生する恐れがあります。保管状態が悪いと、たとえ溝が十分に残っていても、翌シーズンには本来の氷上性能を発揮できなくなるでしょう。

    タイヤの正しい保管方法を、以下に紹介しているので参考にしてください。

    1. 取り外したタイヤは融雪剤や泥汚れを洗浄し完全に乾燥させる
    2. 直射日光の当たらない冷暗所に保管する
    3. ホイール付きの場合は空気圧を指定値の半分程度に減圧する
    4. タイヤへの負担が少ない平積み(横置き)で保管する

    なお、ホイールなしタイヤ単体で保管する場合は、接地面の変形を防ぐため縦置きが基本です。

    タイヤの正しい保管方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

    積載時に適正な空気圧を維持し定期的に点検する

    バンは多くの荷物を運ぶ機会が多いため、タイヤの寿命を伸ばすためにも、積載時に適正な空気圧を維持することが大切です。

    空気圧が不足した状態では、タイヤが本来支えるべき荷重能力を発揮できないだけでなく、偏摩耗の原因になり、タイヤの寿命を著しく縮める可能性があります。

    さらに、燃費の悪化や走行中のバーストのリスクも高まります。とくに冬場は、気温の低下により空気圧も下がりやすいため、夏場よりもこまめなチェックが必要です。

    運転席のドア付近に貼られたラベルで適正な空気圧を確認し、最低でも月に一度はエアゲージで点検・調整する習慣をつけましょう。

    タイヤの空気圧の見方については、以下の記事を参考にしてください。

    ローテーションをおこない装着後は慣らし運転をする

    ローテーションを定期的におこなうことで偏摩耗を防ぎ、タイヤを可能な限り長く使うことが可能です。ローテーションとは、タイヤの装着位置を入れ替えることで、摩耗を均一化し、タイヤ全体の寿命を伸ばす効果が期待できます。

    多くのバンはFR車(後輪駆動)で、前輪に比べると後輪が摩耗しやすいため、ローテーションしないと、後輪が先に寿命を迎えすべてのタイヤ交換が必要になります。

    また、新品のスタッドレスタイヤを装着した直後は、急発進や急ブレーキを避け、100km程度の慣らし運転をしましょう。慣らし運転をすることで、タイヤがホイールに馴染み、本来の性能を発揮しやすくなります。

    タイヤのローテーションについては、以下の記事で詳しく解説しています。

    気温や摩耗状態を見て夏タイヤに履き替える

    スタッドレスタイヤの寿命を長く保つためには、気温や摩耗状態を見つつ、適切なタイミングで夏タイヤに履き替えることが大切です。

    スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べやわらかいため、夏場も履き続けるとブレーキの効きが悪くなったり、最悪の場合バーストするリスクもあります。

    スタッドレスタイヤからサマータイヤへの適切な交換時期は、地域によって異なりますが、一般的には霜・雪・結氷の終日です。

    その年によって気候は異なるため、天気予報を参考に、計画的に夏タイヤへ交換することが、スタッドレスの劣化や事故予防につながるでしょう。

    まとめ

    まとめ

    バンや小型トラックのスタッドレスタイヤを選ぶなら、氷上性能や雪上性能などの性能面や価格などを参考にしましょう。

    また、街中での使用や高速道路での移動を伴う長距離走行など普段の運転状況も考慮することで、愛車に適したスタッドレスタイヤを選べます。

    さらに、プラットフォームのチェックや適切な空気圧の管理などメンテナンスを定期的におこなえば、スタッドレスタイヤの寿命を伸ばす効果も期待できるでしょう。

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    多賀城店
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    TEL: 022-366-7811
    住所:宮城県多賀城市八幡1-1-5
    アクセス:仙台国道45号線沿い
    営業時間:10:00~19:00
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    クロカンSUVホイールの選び方|車種別のおすすめホイールも紹介

    クロカンSUVに乗っている方で、次のような想いを抱いていませんか?

    ● ホイールを変えて迫力のある見た目にしたい
    ● オフロードでも街乗りでも安心して走りたい
    ● デザイン性でほかと差をつけたい

    今回は、クロカンSUVに合ったホイールを選ぶことで、見た目のかっこよさを追求し、自分好みのカスタマイズができる方法を紹介します。

    具体的には、愛車に合うホイールの選び方からおすすめのホイールセット、交換時の注意点までを幅広く解説しています。

    ぜひ本記事を参考に、理想のクロカンSUVを完成させましょう。

    タイヤワールド館ベストでは「クロカンSUV特集」で、おすすめのホイールセットを紹介しているので、こちらも合わせてご覧ください。

    大人の遊び心を刺激する!クロカンSUV特集はこちら!

    クロカンSUVホイールの特徴

    クロカンSUVホイールの特徴

    まずは、クロカンSUVのホイールの特徴を紹介します。主な特徴は、以下のとおりです。

    ● オフロード走行に特化した高い耐久性と剛性
    ● 力強い見た目を実現するデザイン性
    ● 車種別の適合性とカスタマイズの幅広さ

    クロカンSUVホイールの最大の特徴は、過酷なオフロード環境に耐える高い耐久性と剛性にあります。岩場や泥地ではホイールに大きな負荷がかかるため、変形や破損を防ぐには素材選びが重要です。

    なかでも鍛造アルミホイールは、鋳造に比べ軽量で、強度の高いのが特徴です。軽量化によるバネ下重量の低減は、燃費やハンドリング性能の向上も期待できます。

    デザイン面では、太い5本スポークやメッシュ、ディッシュといったスタイルがあり、マットブラックやブロンズ系カラーなども魅力的です。見た目だけでなく、冷却性や清掃性といった機能性も考慮されています。

    ランドクルーザーやジムニーなど、車種ごとにPCD(ホイールのボルト穴の中心を結んだ円の直径)やハブ径、インセットが異なる場合は、専用設計が必要です。

    こまかなインセット調整が可能なメーカーを選べば、理想のフィット感を実現できるため、購入前には愛車の仕様を確認し、専門店に相談しましょう。

    クロカンSUVホイールの選び方

    クロカンSUVホイールの選び方

    クロカンSUVホイールを選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。

    ● 車種に適したサイズで選ぶ
    ● オフロード性能で選ぶ
    ● デザイン性で選ぶ
    ● 予算に応じた製品を選ぶ
    ● 耐久性や素材で選ぶ

    それぞれ具体的な内容を確認しましょう。

    車種に適したサイズで選ぶ

    クロカンSUVホイールを選ぶ際は、まず愛車の車種に適したサイズを把握しましょう。ホイールサイズは、以下のような要素で構成されています。

    ● PCD
    ● ハブ径
    ● インセット
    ● ボルト穴数

    上記の要素が一致しないと、理想のホイールが見つかっても愛車に装着できません。間違ったサイズ選択は、装着不可能や走行安全性の問題、車検不適合の原因となるため、車検証や純正ホイールの刻印で正確な仕様を確認することが重要です。

    ホイールサイズの見方については、以下の記事で詳しく解説しています。

    オフロード性能で選ぶ

    ホイールを選ぶ際は、クロカンSUVの強みであるオフロード性能を考慮するのもいいでしょう。本格的なオフロード走行を楽しむなら、ホイールの強度と軽量性が重要なポイントです。

    過酷なオフロード環境では、岩場での衝撃や泥濘地での負荷、急激な温度変化など舗装路では経験しない条件にさらされるため、高い耐久性が求められます。

    具体的には、バネ下重量の軽減により、サスペンションの追従性向上や燃費改善の効果も期待できます。また、スポーク数の少ないシンプルなデザインは、泥や石の排出性に優れ清掃が容易になるでしょう。

    本格オフロード走行を楽しみたい方は、初期投資は高くても高品質なホイールを選ぶことで長期的な安心感を得られます。

    デザイン性で選ぶ

    クロカンSUVの魅力を最大限に引き出すには、車両の力強さにマッチするホイールデザインの選択が重要です。

    SUVの大きなボディには、それに見合う存在感のあるデザインが必要です。スポーク形状では、太く頑丈な5本スポークが強靭な印象を与える一方、繊細なメッシュデザインは高級感を演出します。

    マットブラックやマットブロンズなどのマットカラーは人気が高く、クロカンSUVの力強さをより引き立てます。

    デザインは見た目の満足度だけでなく、ブレーキ冷却性や清掃性といった実用面にも影響するため、使用環境を考慮した総合的な判断が求められるでしょう。

    予算に応じた製品を選ぶ

    クロカンSUVホイールは価格帯により性能と品質に差があるため、使用目的と予算のバランスを考慮した選択が重要です。

    値段が高いものであれば、高性能な商品も多いですが、価格が高いからといって自分の用途に合っているとは限りません。

    そのため、まずは予算に合った商品の中から、愛車の性能やデザインに適したタイヤを探すことが重要です。

    目安としては、クロカンSUVを街乗りメインで運転する場合は中価格帯、本格的なオフロード走行をする場合は高価格で高品質なタイヤを選択するといいでしょう。

    耐久性や素材で選ぶ

    クロカンSUVホイールの素材選択では、スチール・鋳造アルミ・鍛造アルミそれぞれの特性を理解し、使用環境に適した耐久性を持つ材質を選ぶことが重要です。

    以下の表に、3種類の特徴をまとめたのでご覧ください。

    ホイールの種類 特徴
    スチール 安価で頑丈ですが、重くデザイン性は低い傾向があります。
    鋳造アルミ 軽量かつデザインが豊富で、価格と性能のバランスがいいのが特徴です。
    鍛造アルミ 走行性能に優れ、最軽量かつ高強度ですが、その分値段は高価になります。

    コストと耐久性重視ならスチール、バランス重視なら鋳造アルミ、過酷なオフロード使用や最高性能を求める場合は鍛造アルミがおすすめです。

    【車種別】クロカンSUVにおすすめのホイールセット

    【車種別】クロカンSUVにおすすめのホイールセット

    クロカンSUVにおすすめのホイールセットを、以下5つの人気の車種別に紹介します。

    1. ジムニー
    2. デリカD5
    3. ランドクルーザーシリーズ
    4. ハスラー
    5. N-VAN

    それぞれの具体的なホイールセットや価格(タイヤワールド館ベストの販売価格)を見ていきましょう。

    ジムニー

    ジムニーには軽量で高剛性な16インチホイールが最適です。軽自動車規格でありながら本格オフロード性能を持つジムニーには、以下のようなホイールセットがおすすめです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    JAPAN三陽「MONZAJAPAN HI-BLOCK TARMOR」 GOOD YEAR「WRANGLER AT/S」 143,400円(税込)
    KYOHO「AME PPX GX14」 DUNLOP「GRANDTREK AT5」 138,200円(税込)
    Weds「WEDS ADVENTURE MUD VANCE 06」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY A/TⅢ」 123,900円(税込)

    デリカD5

    デリカD5には、耐荷重性能が高い18インチホイールがおすすめです。車両重量が約1,900kgと重く、最大積載量も大きいデリカD5では、高い耐荷重性能が求められます。

    デリカD5におすすめのホイールセットは、以下のとおりです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    Weds「WEDS ADVENTURE MUDVANCE SD」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY A/T EX」 151,200円(税込)
    DELTA FORCE「DELTA FORCE OVERLANDER」 DUNLOP「GRANDTREK AT5」 209,700円(税込)
    MID「NITRO POWER M7 PHALANX」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY A/TⅢ WHITE LETTER」 184,000円(税込)

    ランドクルーザー300

    ランクル300には最高グレードの鍛造ホイールがおすすめです。車両重量が2,500kg以上あり、過酷なオフロード走行での信頼性が求められるため、最高レベルの強度と耐久性が要求されます。

    ランドクルーザー300におすすめのホイールセットは、以下のとおりです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    Weds「WEDS ADVENTURE STADTBERGE」 YOKOHAMA TIRE「GEOLANDAR A/T G015」 213,000円(税込)
    RAYS「GRAM LIGHTS 57DR-X」 BF GOODRICH「All-Terrain T/A KO3」 376,000円(税込)
    MID「NITRO POWER」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY A/TⅢ WHITE LETTER」 288,500円(税込)

    ハスラー

    ハスラーには軽量で個性的なデザインの15インチホイールが最適です。軽自動車でありながらSUVテイストを持つクロスオーバー車両のため、アウトドア感を演出できるデザイン性と、軽自動車の燃費性能を損なわない軽量性の両立が重要になります。

    ハスラーにおすすめのホイールセットは、以下のとおりです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    JAPAN三陽「MONZAJAPAN HI-BLOCK TARMOR」 YOKOHAMA TIRE「GEOLANDAR A/T G015」 111,770円(税込)
    MID「MID WHEELS Garcia CISCO TypeⅡ」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY R/T WHITE LETTER」 137,900円(税込)
    KYOHO「AME PPX GX14」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY R/T WHITE LETTER」 121,900円(税込)

    N-VAN

    N-VANには実用性と耐久性を重視したスチールホイールまたは廉価アルミホイールを推奨します。商用車ベースの軽バンのため、積載性と経済性が最優先となるでしょう。

    N-VANにおすすめのホイールセットは、以下のとおりです。

    ホイール名 タイヤ名 ホイールとタイヤのセット価格(4本)
    MLJ「XTREME-J XJ07」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY R/T」 87,400円(税込)
    HOT STUFF「MAD CROSS AEVER」 YOKOHAMA TIRE「GEOLANDAR M/T G003」 63,500円(税込)
    TOPY「LANDFOOT SWZ」 TOYO TIRE「OPEN COUNTRY R/T」 69,200円(税込)

    ホイール交換のメリット

    ホイール交換のメリット<

    ここからは、クロカンSUVのホイール交換のメリットを見ていきましょう。

    ● 好みのデザインを選べる
    ● 走行性能が向上する
    ● タイヤ選びの幅が広がる

    それぞれ具体的な内容を解説します。

    好みのデザインを選べる

    クロカンSUVのホイールを交換するメリットは、純正ホイールでは実現できない個性的なデザインを選択できることです。市場には数千種類のホイールが存在し、スポークやメッシュ、ディッシュなどさまざまなスタイルから選択できます。

    カラーバリエーションも豊富で、マットブラックやブロンズ、ポリッシュ仕上げなど、愛車のボディカラーに合わせたコーディネートが可能です。

    たとえば「RAYS TE37」は、スポーツホイールの原点といわれており、6本スポークのシンプルなデザインでスポーティさを演出してくれます。「DELTA FORCE OVAL」は、深いコンケーブデザインで、クロカンSUVの足元をよりアグレッシブな印象にしてくれます。

    デザイン選択の際は、まず愛車に求めるイメージを明確にし、テイストに合ったホイールを選びましょう。

    走行性能が向上する

    適切なホイール選択により、クロカンSUVの走行性能の向上が期待できます。軽量な鍛造ホイールはバネ下重量を削減し、サスペンションの追従性が向上する可能性があります。

    鍛造ホイールの高剛性は、タイヤの性能を最大限に引き出し、コーナリング性能や制動性能の向上に貢献するでしょう。また軽量ホイールは、加速性能や燃費の改善にもつながります。

    オフロード走行の場合は、高い耐久性と剛性により、悪路での安全性と走破性向上が期待できます。

    走行性能向上を重視する場合は、予算と相談しながら鍛造ホイールを選択するのがおすすめです。

    タイヤ選びの幅が広がる

    ホイール交換により、用途に応じたタイヤ選択が可能になり、車両性能を最適化できます。純正ホイールの場合は、タイヤは特定のサイズに限定されますが、社外ホイールに交換することでタイヤサイズの選択肢が大幅に拡大します。

    たとえば、インチアップをすれば、より高性能なスポーツタイヤの選択が可能です。一方、インチダウンにより、本格的なオフロードタイヤの装着も検討できるでしょう。

    また、リム幅の変更により、より太いタイヤやより細いタイヤの装着が可能になり、用途に応じた最適なタイヤ選択ができます。

    タイヤの選択肢を広げたい方は、合わせてホイールの交換も検討し、愛車に合うホイールセットを購入しましょう。

    ホイール交換のデメリット

    ホイール交換のデメリット

    一方、クロカンSUVのホイール交換のデメリットは、以下の3つです。

    ● コストが高くなる場合がある
    ● 乗り心地が悪くなる可能性がある
    ● オフセットやリム幅によっては違法改造とみなされる

    それぞれ詳しい内容を確認しましょう。

    コストが高くなる場合がある

    クロカンSUVのホイールを交換すると、初期費用や維持費など、ホイールに関するコストが高くなる可能性があります。

    高品質なホイールは製造コストが高く、鍛造ホイールの場合は高いもので1本10万円を超えるものも珍しくありません。たとえば「BBS LM」は、タイヤとホイールセットで100万円を超えるものもあります。

    また、ホイールが重くなれば燃費が低下する可能性があり、維持費が増加する恐れもあるでしょう。

    ホイールを交換する際は、価格だけでなく、維持費も含めたコスト全体を把握した上で、愛車に合ったホイールを選びましょう。

    乗り心地が悪くなる可能性がある

    インチアップやスポーツ系ホイールへの交換により、ハンドリングやグリップ性能の向上は期待できるものの、乗り心地が悪化する可能性があります。

    インチアップにより扁平率の低いタイヤを装着すると、タイヤのクッション性が低下し、路面からの振動や衝撃が直接車体に伝わりやすくなるためです。

    具体的にはインチアップにより、段差での突き上げが強くなったり、高速道路でのロードノイズが増えたりすることもあります。

    乗り心地を重視する場合は、過度なインチアップは避け、適度なサイズ変更でバランスを重視することが重要です。

    オフセットやリム幅によっては違法改造とみなされる

    不適切なオフセットやリム幅のホイールを装着すると、保安基準違反となり違法改造とみなされる可能性があります。

    日本の道路運送車両法では、タイヤやホイールがフェンダーから突出することは禁止です。乗用車の場合は、特定条件下で10mmまでのタイヤ部分の突出が許可されていますが、ホイール自体の突出は認められていません。

    さらに、不適切なオフセットはスクラブ半径を変化させ、操縦安定性に悪影響を与える可能性もあります。

    ホイール選択時は必ず適合性を確認し、保安基準に適合するオフセットとリム幅を選択しましょう。

    クロカンSUVのホイール交換の注意点

    クロカンSUVのホイール交換の注意点

    この章では、クロカンSUVのホイール交換で失敗しないための重要な注意点について紹介します。
    クロカンSUVのホイール交換には主に以下の内容があります。

    ● 強度や耐久性をチェックする
    ● オフセットやリム幅を確認する
    ● タイヤとのバランスを考える

    強度や耐久性をチェックする

    クロカンSUVのホイール選びでもっとも重要なポイントは、過酷なオフロード環境に耐える強度と耐久性です。

    一般的な舗装路用のホイールでは、岩場や悪路での衝撃により変形や破損のリスクが高まります。とくに日本国内で使用する場合、JWL(Japan Light Alloy Wheel)やJWL-T規格への適合は必須条件です。

    適合試験はホイールメーカーの責任において行われ、適合しているホイールには、JWLまたはJWL-Tのマークが表示されています。

    JWLまたはJWL-Tのマーク

    鍛造アルミホイールは鋳造品と比較して、軽量でありながら高い強度を実現しています。RAYSやBBSの鍛造ホイールは、モータースポーツでの実績もあるため、高い評価を得ています。

    一方で、格安の海外製ホイールは、規格を満たしていない可能性もあるため、購入時は必ず正規販売店での確認が重要です。

    オフセットやリム幅を確認する

    ホイール交換時に見落としがちなのが、オフセットとリム幅の適合性を確認することです。

    オフセットは、ホイールの取り付け面からリム幅中心線までの距離を示す数値です。オフセットが不適切だと、ホイールがフェンダーからはみ出して保安基準に違反したり、サスペンションアームやブレーキキャリパーと干渉したりするおそれがあります。

    リム幅に関しても、タイヤサイズに対して適切な幅を選ばないと、タイヤの性能を十分に発揮できず偏摩耗の原因となります。

    数値を見てもわからないという方は、専門店のスタッフに相談しながら、愛車に合うホイールを選んでもらいましょう。

    タイヤとのバランスを考える

    クロカンSUVのホイールを交換する際は、タイヤとのバランスを考慮することが大切です。ホイールの重量とタイヤの特性は、バネ下重量として車両の運動性能に大きく影響します。

    たとえば、重いホイールは加速や制動性能を悪化させ、燃費性能を低下させる可能性があります。

    逆に軽量なホイールを選べば、ハンドルのレスポンスが向上し、オフロードでも操作性が安定するでしょう。ただし、あまり軽量すぎると耐久性に不安が残るため、走行環境に適したバランスが重要です。

    また、タイヤ幅や外径との組み合わせ次第で、フェンダー干渉や速度計の誤差が生じることもあるため、ホイール選びは見た目だけでなく機能性との両立を意識しましょう。

    クロカンのホイールはタイヤワールド館ベストにおまかせ

    クロカンのホイールはタイヤワールド館ベストにおまかせ

    クロカンSUVのホイール選びでは、まず愛車と適合できるかサイズを確認することが大切です。

    オフロード走行を重視するなら、鍛造製法の軽量で強度の高いホイールを選びましょう。街乗り中心なら、バランス性能が高くコストパフォーマンスを重視した選択も有効です。

    デザイン面ではブラックやホワイトなどのカラー選択と、スポーク形状やディッシュ深度が愛車の印象を大きく左右します。

    適切なホイール選びにより、街での存在感とオフロードでの安心感を両立できます。愛車への愛着も深まり、アウトドアライフがより充実したものになるでしょう。

    タイヤワールド館ベスト全国に約4,000の提携店舗があり、タイヤやホイールに関する相談を随時受け付けております。

    クロカンSUVのホイールをはじめ、タイヤやホイールに関するさまざまなことにお悩みの方は、タイヤワールド館ベストの提携店舗を検索して、ぜひお気軽にご相談ください。

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    columns トヨタ ハイエース 商用車

    【ハイエース】タイヤ・ホイールサイズ早見表とおすすめホイールをご紹介!インチアップ注意点もあわせて解説

    1967年に初代モデルが発売されたハイエースは、働く車として50年以上愛され続けているトヨタの人気車種です。

    近年では、キャンプやサイクリングなどのアウトドアに使用する人や、カスタマイズを楽しみたい人にも注目されています。

    長い歴史のあるハイエースには、初代から現行の5代目まで多くのモデルがあり、インチアップをしたくても「どのサイズを選べばいいのかわからない…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

    本記事では、ハイエースにオススメのホイールとタイヤを紹介します。注意点も解説するので、自分の車に合ったものを選べますよ。

    ハイエースのインチアップを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

    ハイエースの種類

    画像の説明

    ハイエースには、初代から現行型まで5つのモデルがあります。その中でも現行の200系はマイナーチェンジや一部改良を繰り返し、2024年1月に8型が登場しました。アウトドアを意識した「アースカラーパッケージ」が追加になり、さらにパワーアップしています。

    モデル 期間
    初代ハイエース(10系) 1967年~1977年
    2代目ハイエース(20,30,40系) 1977年~1982年
    3代目ハイエース(50系) 1982年~1989年
    4代目ハイエース(100系) 1989年~2004年
    5代目ハイエース(200系) 2004年~

    ハイエースのタイヤ・ホイールサイズ早見表

    ハイエースのタイヤサイズ早見表

    ハイエースのタイヤサイズと、純正ホイールのサイズを紹介します。ハイエースは発売から年数がたっているタイプもあります。今回は100系と200系にわけて解説しますが、年式やモデルによって細かくサイズが異なるので、注意が必要です。

    また、同じ年式でも車のタイプによってサイズが変わる場合もあります。必ず現車で確認するようにしましょう。

    100系

    100系ハイエースは、発売期間が1989年〜2004年とかなり幅があります。一例として、年式とグレードを絞って紹介します。

    年式 グレード 型式 タイヤサイズ ホイールサイズ
    1992年 SW Q-LH140G 195SR14 14×5.5 JJ 5 114.3 35
    1996年 グランドキャビンG-e(スーパーロング) KD-KZH120G 195/70R15 15×6 JJ 5 114.3 29
    1999年 デラックス(ロング)標準ルーフ KH-KZH116G 215/70R15 15×6 JJ 6 139.7 30
    2004年 スーパーカスタム セミミドルルーフ KH-KZH100G 205/70R15 15×6 JJ 5 114.3 29

    同じ年式でも設定がちがうケースがあるので、現車で確認することをオススメします。

    200系

    200系ハイエースはタイヤのサイズもホイールのサイズも統一されていますが、現行のハイエースバンにはタイヤサイズが一部異なるタイプがあります。

    タイヤサイズ ホイールサイズ
    195/80R15 15×6 J 6 139.7 35
    185/75R15(ハイエースバン ジャストロー) 15×6 J 6 139.7 35

    現行モデル以前のタイプにはホイールサイズが同じではない可能性もあるので、注意が必要です。

    ハイエースのインチアップ時のホイールサイズ

    ハイエースのインチアップ時のホイールサイズ

    ベスト写真館より

    ハイエースのインチアップを行うときのホイールサイズを紹介します。ホイールサイズはあくまで目安です。細かい数値は同じ年式のモデルでも、1台1台異なります。

    現車での確認はもちろん、悩んだときはプロに相談するようにしましょう。100系と200系、それぞれ解説します。

    100系

    100系ハイエースは、年式やモデルによってホイールサイズが異なります。ホイールを選ぶ際、穴数やP.C.Dを間違わないようにしましょう。

    一例として、穴数6、P.C.D139.7 サイズを紹介します。

    インチ数 タイヤサイズ ホイールサイズ
    16インチ 215/65/R16 16×6.5 J 6 139.7 30~38
    17インチ 215/60R17 17×6.5 J 6 139.7 30~38

    18インチはセンターキャップがはみ出す可能性が高いのでオススメしません。

    16、17インチでもホイールのデザインによっては内部の部品と干渉したり、フェンダーからはみ出したりする場合もあります。

    サイズだけでなくホイールの形にも注意しましょう。

    200系

    200系ハイエースのインチアップ時のホイールサイズを紹介します。

    インチ数 タイヤサイズ ホイールサイズ
    16インチ 215/65/R16 16×6.5 J 6 139.7 38
    17インチ 215/60R17 17×6.5 J 6 139.7 38
    18インチ 225/50R18 18×7 J 6 139.7 38

    ハイエースにオススメ!サイズ別ホイールをご紹介

    オススメ!サイズ別ホイール&タイヤをご紹介

    ハイエースはボディが平らで主張が少ないので、ホイール選びがかなり重要となります。大きなボディに負けない個性的なデザインを選べば、より愛着が湧くでしょう。

    今回はインチ別に、ハイエースにおすすめのホイールをそれぞれ2つずつご紹介します。

    15インチ:KYOHO(共豊) PPX MIL8
    15インチ:ハヤシレーシング ハヤシストリート タイプSTH
    16インチ:MLJ エクストリームJ XJ04
    16インチ:MID(マルカ) ナイトロパワー M26 CROSS FANG
    17インチ:ギブソン カミュラ
    17インチ:クリムゾン マーテルギアヴァンパイア
    18インチ:ファブレス ヴァローネ MC-9
    18インチ:ファブレス パンデミックLM-8モノブロック

    15インチおすすめ1.KYOHO(共豊) PPX MIL8

    15インチおすすめ1.共豊 PPX MIL8

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    KYOHO(共豊)PPX MIL8は、今じわじわとキているデイトナ系と呼ばれるホイールです。

    伝統的なオフロードホイールであるサークルホール・スタイルに、デイトナレースなどで採用されているバセットホイールを融合させたデザインになっています。

    15インチおすすめ1.KYOHO(共豊) PPX MIL8装着画像

    公式サイトへ

    黄色のリムラインが個性的なハイエースに仕上げてくれること間違いなしです。

    15インチおすすめ2.ハヤシレーシング ハヤシストリート タイプSTH

    15インチおすすめ2.ハヤシレーシング タイプSTH

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    ハヤシレーシングのハヤシストリートタイプSTHは、往年の伝説的なアルミホイール「ハヤシストリート」を手掛けるハヤシレーシングの200系ハイエース専用ホイールです。

    無骨なホイールが多いハイエースにノスタルジックな雰囲気を持ったハヤシストリートを合わせる事で、他人とは違う雰囲気を演出することができます。

    15インチおすすめ2.ハヤシレーシングタイプSTH装着画像

    ベスト写真館より

    16インチおすすめ1.MLJ エクストリームJ XJ04

    16インチおすすめ1.MLJ エクストリームJ XJ04

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    SUV系のホイールといえば、MLJ!と言っても過言ではないメーカーのホイールです。エクストリームJ XJ04は、
    質実剛健さと上品さを兼ね備えたエッジが際立つ極太クロススポークが、タフでリアルなビードロックデザインとなっています。

    16インチおすすめ1.MLJ エクストリームJ XJ04装着画像

    公式サイトより

    カラー展開も豊富で、ボディカラーに合わせてホイールを選択できます。

    16インチおすすめ2.MID(マルカ) ナイトロパワー M26 CROSS FANG

    16インチおすすめ2.MID(マルカ) ナイトロパワー M26 CROSS FANG

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    MID(マルカ)のナイトロパワー M26 CROSS FANGは、リムにガッチリとつかみかかるようなナイトロパワー全開なデザインです。オールテレンタイヤのようなゴツゴツしたタフな造形で、タイヤに負けない迫力を演出します。

    16インチおすすめ2.MID(マルカ) ナイトロパワー M26 CROSS FANG装着画像

    ベスト写真館より

    アメリカンでワイルドな見た目が好みの方におすすめです。

    17インチおすすめ1.ギブソン カミュラ

    17インチおすすめ1.ギブソン カミュラ

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    ギブソンは、ハイエースの魅力を最大限に発揮するカスタムパーツメーカーです。カスタムエアロパーツは自社工場で製作生産し、国産にこだわった個性的な商品ラインナップが人気です。

    ギブソンカミュラは、シンプルな7本スポークですが、カラーは6種類から選択できます。

    17インチおすすめ1.ギブソン カミュラ装着画像

    当店装着事例

    タイヤはホワイトレターがシンプルなホイールを引き立たせてピッタリかと思います。

    17インチおすすめ2.クリムゾン マーテルギア(MG)ヴァンパイア

    17インチおすすめ2.クリムゾン マーテルギア(MG)ヴァンパイア

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    クリムゾンのマーテルギア(MG)ヴァンパイアは、6スポークのディープデザインホイールです。がっちりとリムを支えるスポークは、ワイルドかつ洗練されたバランスで無骨ハイエースに仕上げることができます。

    17インチおすすめ2.クリムゾン マーテルギア(MG)ヴァンパイア装着画像

    ベスト写真館より

    2インチアップは一気におしゃれ感が上がり、ホワイトレタータイヤが効いていて迫力も出ます。

    18インチおすすめ1.ファブレス ヴァローネ MC-9

    18インチおすすめ1.ファブレス ヴァローネ MC-9

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    18インチおすすめ1.ファブレス ヴァローネ MC-9装着画像

    当店装着事例

    ファブレスのMC-9は、ハイエースオーナーに絶大な支持を得ている人気ホイールです。太い9本のスポークが特徴で、マットブラックがシンプルながらも力強い足元を演出してくれます。

    18インチおすすめ2.ファブレス パンデミックLM-8モノブロック

    18インチおすすめ2.ファブレス パンデミックLM-8モノブロック

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    ファブレスのパンデミックLM-8モノブロックはコンケーブしたデザインがホイールをより大きく見せてくれます。

    18インチおすすめ2.ファブレス パンデミックLM-8モノブロック装着画像

    ベスト写真館より

    スポークの太さがよりお車の重厚感を生み素敵な仕上がりになりました。

    200系ハイエースに乗用車用タイヤはNG

    200系ハイエースに乗用車用タイヤはNG

    200系のハイエースは、乗用車用タイヤでは車検に通りません。
    「LT(ライトトラック)タイヤ」とよばれる小型トラック用のタイヤを選ぶ必要があります。

    ハイエースは車体が大きく、重さもあります。また、荷物をたくさん積み込むことを想定された車でもあるため、負荷に耐えられる能力のあるタイヤが必要です。

    現行ハイエースの純正タイヤは「195/80R15 107/105S LT」、もしくは「185/75R15 106/104S LT」と表記されています。

    安全に走行するためにも、負荷能力の高い LTタイヤを装着してください。

    ただし、100系ハイエースのワゴンタイプの中には、乗用車用タイヤを装着していても車検に通る場合があります。

    現車や車検証を確認し、車に合ったタイヤを選ぶようにしましょう。

    ハイエースのインチアップ時の注意点

    ハイエースインチアップ時の注意点

    ハイエースのインチアップを行うときの注意点を4つ解説します。

    ● ホイールの表記
    ● タイヤの種類
    ● インセット
    ● 空気圧

    タイヤやホイールのサイズ以外にも、気をつけるべきポイントがあります。車検時はもちろん、安心してカーライフを楽しむためにも、しっかりと理解しておきましょう。

    1つずつ解説します。

    ホイールの表記

    インチアップをするときは、ホイールのサイズだけでなく表記にも注意が必要です。

    現行のハイエースの場合だと、ワゴンには「JWL」、バンとコミューターには「JWL-T」の表記があるものを選びましょう。

    表にまとめると、以下のようになります。

    規格の名称 異なる点 ハイエースのタイプ
    JWL 乗用車用軽合金製ホイールに適用される安全基準 ワゴン
    JWL-T トラック・バス用軽合金ホイールに適用される安全基準 バン/コミューター

    トラックやバスの場合、乗用車に比べて車両重量が重かったり、使用する環境が厳しいものだったりします。ホイールにも大きな負担がかかるため、乗用車とは異なる基準が設けられています。

    ホイールは一定の基準をクリアし、十分な強度が保たれているものを装着しなければいけません。車に合ったホイールを装着しないと車検には通らないので、ホイールの表記にも注意しましょう。

    適合試験は各ホイールメーカーが行い、合格したものに表示されます。

    タイヤの種類

    タイヤの種類にも注意が必要です。上記でも説明した通り、200系のハイエースには乗用車タイプではなく、小型トラック用の「LT(ライトトラック)タイヤ」を選ぶようにしましょう。

    重さのある車体を支えたり、多くの荷物や人を乗せたりする負荷に耐えられる強さがあるタイヤを装着してください。

    また、ロードインデックスの確認も重要です。ロードインデックスとは、1本のタイヤが支えられる重さのことです。たとえば、現行のハイエースだと、純正タイヤには以下のような表記があります。

    195/80R15 107/105S LT

    乗用車用のタイヤにはない「107/105」の表記。「107」は単輪で使用したときの数値で、「105」は複輪で使用したときの数値を表しています。

    複輪とは、大型のトラックやバスなどで、同じ場所に2本のタイヤが装着されているタイプのものです。重さを支えるのにタイヤが1本では足りない場合に使用されます。

    ハイエースは単輪なので、ロードインデックスは「107」です。安全に走行するためにも、数値が低いものを選ばないように注意してください。

    インセット

    インチアップを行うときは、ホイールインセットの確認も重要です。

    インセットとは、ホイールを真横から見たときの中心位置から、ホイールを車体に取り付ける面までの距離を表した数値のことです。

    たとえば、ホイールサイズが「15×6 J 6 139.7 35」の場合、最後の「35」がインセットの数値になります。つまり、ホイールの中心位置から車体に取り付ける面までの距離が35mm外側にある、という意味です。

    ホイールのサイズを変更すると、インセットの数値も変わります。
    もし、インセットの数値を下げすぎると、ホイールがフェンダーからはみ出してしまう恐れがあります。車検に通らない可能性があるだけでなく、はみ出した部分がぶつかって事故につながるなど非常に危険です。

    また、車体側にある部品への干渉にも注意が必要です。ホイールが大きくなると、その分車体とホイールのすき間もせまくなります。

    内側には、ブレーキやサスペンションといった走行に直接かかわる部品が多くあります。ホイールに当たってしまうと、走行に支障が出る可能性が高いです。

    インチアップ時のホイールサイズはあくまで目安です。同じ年式の同じモデルでも必ず個体差はあるため、数値はその車によって変わります。

    1本ずつ数値を測定し、仮ではけるホイールで試すのが望ましいでしょう。悩んだ場合は、プロに相談することをオススメします。

    空気圧

    インチアップ時は、タイヤの空気圧を高めに設定する必要があります。

    インチアップを行うと、ホイールが大きくなる分タイヤの面積(黒いゴムの部分)が少なくなります。すると必然的にタイヤの空気量が少なくなり、指定空気圧のままだと車の重さを支えられません。

    空気圧が低いまま走行してしまうと、以下のような不具合が発生する可能性があります。

    ● 燃費が悪化する
    ● タイヤの寿命が短くなる
    ● 偏摩耗を起こす
    ● 操舵性が不安定になる
    ● バーストが起こりやすくなる

    安全に走行するためにも、必ず空気圧を適正に保つようにしましょう。

    一例として、現行ハイエースワゴンの純正タイヤの空気圧は、以下の通りです。

    タイヤサイズ 駆動方式 空気圧 kPa
    195/80R15 FR 前輪 325
    後輪 300

    ※トヨタ公式HP ハイエースワゴン取扱説明書より引用

    上記のタイヤを16インチにアップした場合は、以下のようになります。

    タイヤサイズ 空気圧 kPa
    215/65/R16 前輪 370
    後輪 350

    ※グッドイヤー公式HP よくある質問より引用

    空気圧は高ければいい、というものでもないので、不安であればタイヤを交換するとき、プロに相談することをオススメします。

    インチアップ時の空気圧については、こちらの記事も参考にしてみてください。

    ハイエースのインチアップは車検に通る?

    ハイエースのインチアップは車検に通る?

    正しい方法で行い、注意点に気をつけていれば車検に通ります。不安な場合は販売店などプロに相談すると良いでしょう。

    ハイエースは19、20インチまでインチアップが可能ですが、対応できるタイヤがなく車検には通りません。車に合わないタイヤを装着すると、思わぬトラブルを引き起こす可能性もあります。

    日常で使用するのなら、16〜17インチがオススメです。安全性や利便性も考えながら、ドレスアップを楽しみましょう。

    ハイエースのホイールのことならタイヤワールド館ベストへ!

    ハイエースのホイールのことならタイヤワールド館ベストへ!

    ハイエースは長く愛されている車種で、年式やモデルも豊富です。100系、200系はもちろん、駆動方式によってもサイズは変わります。インチアップをする際は、必ず現車で確認をするようにしましょう。

    タイヤワールド館ベストでは、ハイエースのインチアップにぴったりのホイールとタイヤを取り揃えております。

    サイズがわからなかったり、どれを選べばいいのかわからなかったりする場合は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

    ハイエースの夏用タイヤ&ホイールセットはこちら

    ハイエースの冬用タイヤ&ホイールセットはこちら

    カテゴリー
    columns インチアップ トヨタ ハイエース

    タイヤホイールのインチアップについて ハイエース編

    トヨタ ハイエースについて

    こんにちは タイヤワールド館BESTです。
    今回はトヨタハイエースのインチアップについてご紹介します!

    ハイエースはワンボックス商用車のベストセラーカーでユーティリティーの高さ、高級で高品質な装備群、
    そして経済性や安全性の高さなど、すべてが高次元でバランスされております。
    更に人も荷物を載せるのにたっぷりの容量があったりと根強い人気車種となっております。

    ベストがおすすめするハイエースのインチアップ

    純正サイズ

    初めに純正サイズの確認から、
    タイヤサイズ:195/80R15 107/105
    ホイールサイズ:15×6.0 6/139.7 +35
    となっております。

     

    16インチ

    16インチにしたい場合ですと タイヤサイズは215/65R16となりまして
    ホイールサイズは16×6.5J 6/139.7 +38あたりですとちょうどいいサイズです。

    ☆おすすめ商品
    KEELER FORCE H20 215/65R16 ホイールセット

     

    17インチ

    17インチですと、タイヤサイズは215/60R17となりまして
    ホイールサイズは17×6.5J 6/139.7 +38あたりですと
    ホイールも大きくなり見栄えがよくなると思います!

    ☆おすすめ商品
    BADX LOXARNY BATTLESHIP H20 215/60R17 ホイールセット

     

    18インチ

    18インチですと、タイヤサイズは225/50R18となりまして
    ホイールサイズは18×7.0J 6/139.7 +38あたりですとサイズも大きくなり
    さらにかっこよくなると思います!

    ☆おすすめ商品
    XF-65 arks H20 225/50R18 ホイールセット
    TOYO TIREのH20いうタイヤですとLT付きで車検も対応です!

     

    ハイエースは仕事用としてだけでなく、ファミリーカーとしても使えるとっても自由度が高い車です。
    ハイエースをかっこよくインチアップして乗っちゃいましょう!

    ハイエースホイールセット
    ハイエーススタッドレスホイールセット