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【スズキ】ジムニーシエラのスタッドレスタイヤおすすめ5選!タイヤ・ホイールサイズ早見表も公開

今年の冬も段々と近づいており、そろそろスタッドレスタイヤへ交換することを考えている方も多いはず。

交換前に、スタッドレスタイヤの状態はいかがでしょうか。

もし、「ひび割れしている」「購入してから3年以上経っている」「溝が購入時よりも大幅に少ない」のであれば、即交換は必須かもしれません。

特にジムニーシエラのユーザーであれば、アウトドア派も多いと思うので、冬道を安全に走行するための装備はしっかりしておくべきでしょう。

今回は、ジムニーシエラのスタッドレス交換をする際に必要な情報を解説していきます。
よく分からないタイヤやホイールサイズ、おすすめのスタッドレスタイヤについて、厳選した情報だけをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

ジムニーシエラの型式一覧

ジムニーシエラの型式一覧

ジムニーシエラの型式は、過去のモデルを全て含めると年式別で5種類存在します。
型式によってタイヤサイズは異なるので、ご自身が乗っている型式をしっかり把握しておきましょう。

型式は、下記の表になります。

年式 型式
1993年5月〜1995年10月 JB31W
1995年11月〜1997年11月 JB32W
1998年1月〜2000年3月 JB33W
2004年4月〜2018年6月 JB43W
2018年7月〜2024年11月現在 JB74W

ちなみに、年式や型式の情報は車検証に全て記載されていますので、そちらで確認することも可能です。

ジムニーシエラのタイヤサイズ早見表

ジムニーシエラのタイヤサイズ早見表

では、ジムニーシエラのタイヤサイズを型式別で紹介していきます。

スタッドレスタイヤを選び始める前に、純正サイズを把握しておきましょう。

新型JB74型

前輪サイズ 後輪サイズ タイヤ外径
195/80R15 96S 195/80R15 96S 693mm

新型ジムニーシエラの純正サイズは、「195/80R15 96S」となります。

新型ジムニー(軽自動車)の純正サイズが16インチになるため、混同しやすいですが、ジムニーシエラの純正サイズは「15インチ」になりますので、認識を間違えないようにしてください。

軽自動車であるジムニーに関する記事はこちらを参考にしてください。

旧型JB43W型/JB33W型/JB32W型/JB31W型

旧型のジムニーシエラは、どの型式でも205/70R15が純正タイヤサイズです。

型式 前輪サイズ 後輪サイズ タイヤ外径
JB43W 205/70R15 205/70R15 668mm
JB33W 205/70R15 205/70R15 668mm
JB32W 205/70R15 205/70R15 668mm
JB31W 205/70R15 205/70R15 668mm

新型ジムニーシエラのインチアップサイズはいくつ?

新型ジムニーシエラのインチアップサイズはいくつ?

ジムニーオーナーはカスタム好きも多いため、タイヤ交換に合わせてインチアップ等のドレスアップを考えている方も多いのではないでしょうか。

今回は新型ジムニーシエラJB74W型にフォーカスして、インチアップ・インチダウンのサイズを解説していきます。

尚、JB74W型の純正タイヤサイズは、「195/80R15」になりますが、外径サイズなど詳細サイズは以下となります。

項目 サイズ
タイヤ外径 693mm
タイヤ幅 195mm
扁平率 80%

タイヤサイズを変更する際は、車検におけるタイヤサイズ変更のルールも確認しておきましょう。規定値内に収まっていないと車検検査時に不合格となります。

※車検におけるタイヤサイズ変更のルール

・タイヤ外径が純正タイヤサイズと同等になっている
・タイヤ、ホイールリムが車体からはみ出ない
・タイヤが車体やフェンダーに干渉しない
・荷重指数(ロードインデックス)が車体の基準を下回らない

ポイントとして、タイヤ外径とタイヤ幅は、純正サイズとピッタリ一致していなくても、ある程度の「許容範囲」が設定されています。
したがって、以下の目安も覚えておきましょう、

項目 許容範囲
タイヤ外径 純正サイズから+2%、もしくは-3%
タイヤ幅 純正サイズから+20mm、もしくは-10mm

インチアップのおすすめサイズ

ジムニーシエラのインチアップでおすすめのサイズは、以下となります。

尚、以下サイズは見た目の印象だけでなく、車検も考慮し、定められている規定値内におさまっているタイヤサイズのみを記載していますので、ご安心ください。

タイヤサイズ タイヤ幅 タイヤ外径 ホイール径 対応ホイール幅
205/70R16 205mm 693mm 16インチ 5〜7
215/70R16 215mm 707mm 16インチ 5.5〜7
225/70R16 225mm 721mm 16インチ 6〜7

225/70R16はタイヤ幅の厚みもあるため、車体の迫力が非常に増しますが、車検も考慮するとギリギリのサイズです。

余裕を持ちたい場合は、215/70R16がおすすめです。
※リフトアップ等をしていないノーマル車体を基準にしています。

インチダウンはできる?

ジムニーシエラのインチダウンは、カスタム好きの一部ユーザーがしていますが、「適合するホイールが限られている」「ホイールが高価になる」など、「とことんこだわりたい」ユーザー向けの選択肢です。

希少性の高いホイールが必要になることも多いので、一般ユーザーにはあまりおすすめできません。

それでも挑戦したい方は、一度タイヤ専門店やカスタムショップに相談するのがベストです。

ジムニーシエラの純正ホイールサイズはいくつ?

ジムニーシエラの純正ホイールサイズはいくつ?

タイヤ交換に合わせて、ホイール交換を考えている方も多いと思います。

型式別で、純正ホイールサイズも載せておきますので、参考にしてみてください。

新型JB74型

新型JB74型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25

上記が純正ホイールサイズになります。

旧型JB43型/JB31型/JB32型/JB33型

JB43型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25
JB31型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25
JB32型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25
JB33型
ホイールサイズ 15×5.5J
インセット +5
PCD 139.7
ボルト穴数 5穴
ホイールナット M12×1.25

上記が純正ホイールサイズになります。

尚、純正タイヤサイズは新型と型式によって違いがありますが、ホイールサイズは歴代を通して変更が無いようです。

ジムニーシエラのおすすめスタッドレスタイヤ5選

【新型】ジムニーシエラのおすすめスタッドレスタイヤ5選

ここでは、現行型であるJB74Wにおすすめのスタッドレスタイヤを5種類紹介いたします。

専門店ならではのプロ目線で、数ある商品から車体にマッチするタイヤのみ厳選してますので、スタッドレス選びの参考にしてみてください。

  1. ブリヂストン:ブリザックDM-V3
  2. ダンロップ:グラントレックXS1
  3. トーヨータイヤ:オブザーブW/T-R
  4. ヨコハマタイヤ:アイスガードSUVG075
  5. ミシュラン:エックスアイススノーSUV

なお、軽自動車である「ジムニー」のスタッドレスについてはこちらをご覧ください。

1.ブリヂストン:ブリザックDM-V3

ブリザックDMV3

ブリヂストン公式サイトへ

SUV用ブリザックの最高峰モデルに位置するブリザックDM-V3は、冬道をパワフルに走行できる性能と高い安全性を備えたスタッドレスタイヤです。

険しい雪道でもアグレッシブに走破できる性能を持っており、ジムニー好きに多いアウトドアユーザーからの満足度が高いタイヤに仕上がっています。(そもそもブリヂストンは、北海道や東北のような雪国エリアでは装着率No1を誇るメーカーになりますので、スタッドレスタイヤの性能はピカイチです。)

氷上でブレーキをかけた時に、驚くほどの「止まる力(グリップ力)」があり、どこへ出かけても安心したドライビングを楽しむことができます。
オフロード感が強いジムニーシエラの走行を、冬でもとにかく安全に楽しみたいのであれば、ブリザックDM-V3を選んでおけば間違いないでしょう。

また、価格はハイクラスにはなりますが、ロングライフ仕様になっているので、アクティブに使用しても長く経済的に使える点も評価を集めているポイントです。

2.ダンロップ:グラントレックXS1

グラントレック XS1

ダンロップ公式サイトへ

スタッドレスタイヤは、夏タイヤと比べるとデザインを楽しみにくいのが通説でしたが、実はダンロップからデザインと冬性能を両立したタイヤが販売されています。
それが、発売から常に話題を呼んでいるグラントレックXS1です。

最大の特徴は、スタッドレスでありながらブロック形状のMTライクパターンを採用し、ワイルドなオフロード感を演出できます。

さらに、多くのユーザーが求めているホワイトレターがサイドデザインに入っているのが特徴です。

冬でもジムニーシエラらしさを演出したい、ホワイトレターのタイヤを履かせたいのであれば、こちらの商品一択で良いともいえます。

性能もダンロップの技術が搭載され、深雪も走破する雪上性能・耐久性を維持したままの氷上性能など、スタッドレスに求められる性能がしっかり備わっています。

発売されてから人気が高く、タイミングを逃すと売り切れになりやすい商品でもあるので、気になる方は早めに検討しておきましょう。

3.トーヨータイヤ:オブザーブW/T-R

オブザーブ W/T-R

トーヨータイヤ公式サイトへ

荒れた氷雪路や雪深い路面など、あらゆる路面の走破性を追求したSUV専用スタッドレスといえば、オブザーブW/T-Rです。

圧雪・氷上性能から深雪や荒れた氷雪路面にまで対応できるパターンデザインが搭載され、ジムニーシエラでとことん冬遊びができる仕様になっています。
まさにジムニーの良さを最大限引き出せるタイヤなので、冬でもアクティブなおでかけが多い方におすすめです。

また、今でこそ、車の種類によって専用設計されたタイヤは多く販売されていますが、トーヨータイヤは先駆けで古くから種類に合わせて専門性高いタイヤを研究し続けています。
SUV&CCVに専用設計されたジムニーシエラのスタッドレスを求める方にも、オブザーブW/T-Rはおすすめでしょう。

個人的には、側面に大型サイドブロックがデザインされているため、見た目がゴツく、足元のインパクトが増す点もおすすめポイントです。

4.ヨコハマタイヤ:アイスガードSUVG075

アイスガード SUV G075

ヨコハマ公式サイトへ

氷上や雪上性能だけでなく、燃費性能・静粛性にも優れているスタッドレスといえば、アイスガードSUVG075になります。

氷上や雪上に求められる性能は当然備わっていますが、燃費消費を抑える技術・都市型SUVに向けた静粛性など、総合的にバランスが取れたスタッドレスタイヤです。

スタッドレスタイヤは、夏タイヤよりも燃費が悪く、ロードノイズが大きくなりやすいため、都市部をメインに走るユーザーにとってはデメリットが多い点が難点でした。

しかし、そういった都市部をメインとするユーザーの悩みを解決してくれる性能がアイスガードSUVG075には備わっているので、街乗りがメインであれば、こちらのスタッドレスタイヤが非常におすすめです。

ヨコハマタイヤ独自の技術「スーパー吸水ゴム」も搭載され、氷上における接地面とタイヤの密着度は抜群なので、冬道も安心して走行ができます。

5.ミシュラン:エックスアイススノーSUV

X-ICE SNOW SUV

ミシュラン公式サイトへ

厳しい雪道や氷上での安全性と性能を追求しているエックスアイススノーSUVは、冬でもジムニーシエラの走破性を引き出す機能が備わっているスタッドレスタイヤです。

このタイヤは、特許取得済みのフレックスアイス2.0コンパウンドを採用し、極寒環境でも柔軟性を維持します。
また、ユニークなV字型トレッドパターンとマイクロポンプ技術により、氷上でのグリップ力を向上させているのが特徴です。

冬の過酷な路面環境で優れたグリップ力と安定性を提供する高性能な冬用タイヤに仕上がっているので、ジムニーシエラでアウトドアや雪道走行を楽しむユーザーとの相性は抜群でしょう。

ジムニーシエラのタイヤ交換にかかる工賃

ジムニーシエラのタイヤ交換にかかる工賃

タイヤ交換にかかる工賃は、基本的には車種によって金額が変わるわけではなく、タイヤの交換方法やタイヤサイズによって異なります。

作業の種類 作業時間 作業内容
組替え 約1時間程度 ・タイヤのみを交換する場合は「組替え」
・既存のタイヤをホイールから外し、新しいタイヤをホイールに組み付けする作業
履替え・脱着 約30分程度 ・タイヤとホイールセットの状態で交換する場合は、「履替え」「脱着」
・新しいタイヤにホイールが組み付けされている状態で、そのまま交換する作業

基本的に組替えは手間もかかるため、履替えよりも工賃が高い形です。

ジムニーシエラのタイヤ交換にかかる工賃目安として、弊社タイヤワールド館ベストで購入した場合の工賃表を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

組替え(14インチ〜18インチ)

タイヤワールド館ベストでご購入の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
10~15インチ ¥9,900円 ¥7,700円
16~18インチ ¥12,100円 ¥9,900円
19~20インチ ¥14,300円 ¥12,100円
21インチ ¥16,500円 ¥14,300円
22インチ ¥18,700円 ¥16,500円
23インチ〜 ¥20,900円 ¥18,700円

※ランフラットは別途1本/1,100円

履替え・脱着(14インチ〜18インチ)

こちらは、タイヤとホイールがセットになっている状態のものを取り付ける作業(脱着)の料金です。当店では購入時の脱着については、料込の価格となっています。
脱着せず持ち帰りだと-2,200円とさせていただいていますので、購入&脱着をセットで行うのがおすすめです。

お持込商品の場合
インチ 通常価格(4本1台分) アプリ会員(4本1台分)
軽自動車 ¥4,400円 ¥3,300円
普通車 ¥5,500円 ¥4,400円
ミニバン/1BOX
SUV/クロカン
¥6,600円 ¥5,500円
ジャッキ使用 上記脱着料に+1,300円

ジムニーシエラのスタッドレスをお探しならタイヤワールド館ベストへ

ジムニーシエラのスタッドレスをお探しならタイヤワールド館ベストへ

大人気ジムニーシエラは、オフロード感溢れる唯一無二の存在でもあるため、タイヤ選びにもぜひこだわってみてほしいと思います。

タイヤ性能を重視するのはもちろんですが、車体の魅力を引き出せるようなデザイン性にも注目して選ぶのがおすすめです。

タイヤを実際に見てから選びたいとお考えであれば、タイヤワールド館ベストへお越しください。
宮城県を中心に、豊富な品揃えと専門スタッフの丁寧な接客が自慢のタイヤ専門店になります。

タイヤワールド館ベスト店舗一覧

お客様の要望に伺い、車体に合わせたベストな提案・商品をピックアップさせていただきます。

来店が面倒であれば、、オンラインショップも展開中です。ネット上で購入から取付手配まで、簡単に予約ができます。

尚、東北エリアでなくても、住んでいる地域の整備工場やタイヤショップを弊社のオンラインショップ上で手配できますので、ご安心ください。

ぜひお気軽にご利用ください。

タイヤワールド館ベスト:SUV特集ページタイヤワールド館ベスト:SUV特集ページSUV車種のおすすめホイールセット一覧はこちら>>

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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ジムニーのタイヤサイズは?値段や種類・選び方まで解説

「ジムニータイヤの値段や相場を知りたい」
「ジムニーのタイヤの選び方にはどのような方法があるんだろう?」
「最近のジムニータイヤについてもっと深く知りたい!」

このような悩みを抱えているジムニーユーザーも多いはずです。

ジムニーは1970年に発売されてから根強い人気を誇り、スズキの顔ともいえる車種です。多くのユーザーがカスタマイズを楽しんでいて、タイヤはどうしようかと悩んでいるかと思います。

そこで、当記事ではジムニーのタイヤについて詳しくお伝えするとともに、どのような選び方があるのかも解説します。

この記事を読むと、ジムニータイヤをあなたのライフスタイルにあわせて購入する方法がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

ジムニーのタイヤサイズ

ジムニーのタイヤサイズ

スズキから発売されているジムニーの国産タイヤは、175/80R16(約721mm)とそれよりも大きな185/85R16、195R16の3サイズが主流になっています。

ジムニーのタイヤサイズ タイヤサイズ 外径
純正サイズ 175/80R16 約686mm
1周りアップ 185/85R16 約720mm
2周りアップ 195R16 約726mm

上記の3サイズであれば、ブリヂストンやトーヨータイヤ、ヨコハマタイヤなど選択肢の幅も広く、性能や見た目でしっかりと選択することが可能です。

型式別のタイヤサイズ

型式別のタイヤサイズは以下の通りです。今回はジムニーを取り上げておりますが、参考までジムニーシエラのタイヤサイズも表記しておきます。よくわからない方はこちらのサイズを購入するのが安心でしょう。

ジムニーのサイズ表

型式 発売期間 純正サイズ
3代目 JB23 1998年10月
~2018年7月
175/80R16
4代目 JB64 2018年7月〜 175/80R16

ジムニーシエラのサイズ表

型式 発売期間 純正サイズ
3代目 JB43W 2002年1月
~2018年7月
205/70R15
4代目 JB74W 2018年7月〜 195/80R15

最近のジムニーユーザーの中で人気のあるタイヤサイズ

最近のジムニーユーザーが活用しているタイヤサイズ

ジムニーのノーマルタイヤの外径は727mmに収める必要があります。

ただノーマルタイヤの外径をより大きくする215/70R16のタイヤサイズも最近のジムニーユーザーからは好評を得ています。

また、ジムニーをカスタムしているメーカーやショップのデモカーの展示を見ると、225/75R16サイズで外径が744mmのタイヤを履いていることも多いです。

オフロードに適しているジムニーらしさを見せるためにより大きなタイヤを履かせることで、かっこよさを演出できます。

ジムニータイヤの外径によってバンパーの変更が必要になる

ジムニータイヤの外径によってバンパーの変更が必要になる

公式サイトより

とはいえ、ジムニーのタイヤの外径が大きくなりすぎると、純正バンパーと衝突してしまうためカスタムが必要な点にも注意しましょう。
具体的なカスタム事例としては、次のとおりです。

● 純正バンパーの一部カット
● 社外バンパーへの交換

このようにタイヤの外径を大きくすればするほど、車体へのカスタムも必要になるため注意が必要です。
もちろん板金屋などへの持ち込みなども検討しなければならないので、費用が高くつく恐れもあります。

また、リフトアップを施せば大丈夫ではないかと考えるユーザーもいますが、1インチや2インチ程度のリフトアップではバンパーへの干渉を避けられない可能性があるため注意が必要です。

しかし、どれだけ費用がかかってもジムニーに大きなタイヤを履かせることは、魅力をアップさせることにつながるので、ライフスタイルやコストパフォーマンスを見ながら選択しましょう。

ジムニーによく使われるタイヤの価格相場

ジムニーによく使われるタイヤの価格

ジムニーに良く使われるタイヤの価格をまとめると以下のような一覧表になりました。

タイヤメーカー ブランド名 シーズン サイズ 価格(1本)
ブリヂストン DUELER H/L850 サマー 175/80R16 17,500円
ヨコハマ GEOLANDAR A/T G015 サマー 175/80R16 15,800円
トーヨー PROXES CL1 SUV サマー 175/80R16 7,600円
ブリヂストン DUELER A/T001 サマー 175/80R16 19,800円
ダンロップ GRANDTREK AT5 グラントレック AT5 サマー 175/80R16 14,500円
グッドイヤー EfficientGrip SUV HP01 サマー 175/80R16 15,200円
ブリヂストン BLIZZAK DM-V3 スタッドレス 175/80R16 14,040円
ダンロップ DUELER A/T001 スタッドレス 175/80R16 12,090円

※執筆時点での金額です。
どのタイヤも手を出しやすい価格ですが、ホイールとのセット価格となるとより高価になる点には注意が必要です。
愛車をドレスアップするのなら、タイヤ+ホイールで予算感を決めることをおすすめします。

ジムニーによく使われるタイヤの4本セット価格

ジムニーによく使われるタイヤの4本セット価格を一覧表にしましたので、こちらも参考にしてみてください。

タイヤブランド名(メーカー名) 価格(4本)
DUELER H/L850(ブリヂストン) 70,000円
GEOLANDAR A/T G015(ヨコハマ) 63,200円
PROXES CL1 SUV(トーヨー) 30,400円
DUELER A/T001(ブリヂストン) 79,200円
GRANDTREK AT5 グラントレック AT5(ダンロップ) 58,000円
EfficientGrip SUV HP01(グッドイヤー) 60,800円
BLIZZAK DM-V3(ブリヂストン) 56,160円
DUELER A/T001(ダンロップ) 48,360円

※執筆時点での金額です。

ジムニータイヤの選び方

ジムニータイヤの選び方

ジムニータイヤの選び方の一例は次のとおりです。

  1. ジムニーをオンロードで活用するかオフロードで活用するか
  2. 外径を考慮してバンパーを変更するか
  3. デザイン性を取るか・機能性を取るか
  4. スタッドレスタイヤを活用するか

それぞれ解説します。

1.ジムニーをオンロードで活用するかオフロードで活用するか

ジムニーをオンロードで活用するか、オフロードで活用するかのどちらを選択するかでタイヤ選びは変わってきます。

オンロードの場合には車道を走りやすいタイヤにしなければいけませんし、オフロードの場合には荒れた地面をしっかり走れるタイヤにする必要があります。

たとえば、オフロードなら通常のタイヤよりも溝が深いマッドテレーンタイヤ、オンロードならハイウェイテレーンタイヤを使います。

このようにジムニーをどのシチュエーションで良く活用するのかを確認し、タイヤの種類を変えていきましょう。

2.外径を考慮してバンパーを変更するか

冒頭でもお伝えしましたが、最近のジムニーユーザーは外径を大きくすることがトレンドになっているため、バンパーを変更するかどうかも考慮に入れる必要があります。バンパーを変更するとなると、純正品ならカット、社外品なら交換になるでしょう。

バンパーの交換費用は少なく見積もっても5〜10万円ほどになるため、タイヤ外径を大きくする=費用がかさむことも考慮してください。

もちろんタイヤの外径が大きくなればなるほど、ホイールとタイヤの価格も比例して高くなることも考えなければいけません。

3.デザイン性を取るか・機能性を取るか

ジムニーのタイヤを選ぶ際には、デザイン性を取るか、機能性を取るかの選択を迫られることもあるでしょう。

デザインに優れかつ機能性も優れるタイヤも販売されていますが、予算に限りがある場合にはどちらか一方を選択する必要があります。

各有名タイヤメーカーごとにブランド展開がなされているため、ジムニーユーザーのライフスタイルにあわせて選択しましょう。

4.スタッドレスタイヤを活用するか

スタッドレスタイヤを活用するかどうかも考慮に入れてください。

仮に冬場にジムニーを使用しないなら、スタッドレスタイヤは必要ありませんが、普段使いするならスタッドレスタイヤも必要になります。

ジムニーが装着できるタイヤには、マッド&スノー対応のような、軽い雪なら対処できるタイヤもあるので、お住まいの地域や用途によってそちらを選択することもできます。

ただし、オールシーズンタイヤやマッド&スノーは、豪雪地帯や路面凍結への性能はスタッドレスタイヤに劣るということは覚えておいてください。

ジムニータイヤの種類

ジムニータイヤの種類

ジムニーを使用するなら、どのようなシチュエーションで活用するかを考えてタイヤ選びをしなければなりません。
オフロードなのかオンロードなのか、またどちらでも活用するかによって選び方は変わってきます。
具体的なジムニーに活用するタイヤの種類は次のとおりです。

  1. マッドテレーンタイヤ
  2. オールテレーンタイヤ
  3. ハイウェイテレーンタイヤ
  4. スタッドレスタイヤ
  5. ホワイトレタータイヤ

それぞれ解説していきます。
ちなみに、昨今ではタイヤに「ホワイトレタータイヤ」を選ぶことでドレスアップすることも人気です。
もし気になる方いたら、以下の記事を参考にしてみてください。

1.マッドテレーンタイヤ

マッドテレーンタイヤは「マッド」という文字があるとおり、オフロード特化のタイヤです。
通常のタイヤよりも溝が深くしっかりと摩擦の力を使うことで荒れた道を走れるようにします。

2.オールテレーンタイヤ

オールテレーンタイヤはマッドテレーンタイヤとハイウェイテレーンタイヤの中間あたりに属するタイヤです。
オフロード・オンロードどちらにも活用できるタイヤであるため、どちらにも活用可能です。

3.ハイウェイテレーンタイヤ

ハイウェイテレーンタイヤは通勤や買い物などの普段使いでジムニーを活用する方におすすめです。
マッドテレーンタイヤと比べるとかなり溝が浅く、しっかり踏みしめて走るというよりも、軽やかに速度感を持って走ることになります。

4.スタッドレスタイヤ

降雪地帯にお住まいの方は、冬場にはスタッドレスタイヤが必要になります。
ジムニーを冬場に活用しないのであれば、スタッドレスタイヤは必要ありませんが、普段使いをするなら必ず必要になるでしょう。

5.ホワイトレタータイヤ

ホワイトレタータイヤは、タイヤの側面に白い文字でブランド名やタイヤの種類が印字されているタイヤのことです。通常、一般的なタイヤは側面に黒い文字で必要な情報が印字されていますが、ホワイトレタータイヤはその名の通り、白い文字でデザインされています。

ジムニーやハイエースなどで人気のあるタイヤです。

ジムニーのタイヤ選びに関する注意点

ジムニーのタイヤ選びに関する注意点

ジムニーのタイヤ選びに関する注意点は次のとおりです。

● インチアップ・インチダウンには注意を払う
● 予算を必ず確認する
● ライフスタイルにあわせたものを選ぶ

それぞれ解説します。

インチアップ・インチダウンには注意を払う

ジムニーはカスタム性が高いため、オーナーなりのタイヤを使いたいと考えがちですが、インチアップやインチダウンには注意を払いましょう。
車は色々な法律で規制がなされていますし、冒頭でお伝えしたようにバンパーへの干渉も考えられます。
自身の思い描いたカスタムジムニーを作るのであれば、事前にタイヤショップに相談することをおすすめします。

予算を必ず確認する

またタイヤを選ぶ際には予算を必ず確認するようにしてください。
タイヤを購入する際には、ホイールも購入しなければならないこともあるので、必ず全体の予算を知っておく必要があります。

ライフスタイルにあわせたものを選ぶ

ライフスタイルに合わせたタイヤ選びも大切です。
オフロードで活用する機会がないのに、マッドテレーンタイヤを選んだりすると、思っていた操作感と違う感覚になるかもしれません。
このように自身のライフスタイルにあわせたジムニーのタイヤ選びは大切です。

ジムニーのタイヤによくある質問

ジムニーのタイヤによくある質問

ジムニーのタイヤによくある質問は次のとおりです。

  1. 純正で履けるタイヤのサイズは?
  2. ジムニー普通車のタイヤは?
  3. ジムニーのカスタム事例を知りたい

それぞれ解説します。

1.純正で履けるタイヤサイズは?

ジムニーの純正で履けるタイヤサイズは次のとおりです。

● 175/80R16
● 185/85R16
● 195R16

これら以上に大きな外径を持つタイヤも履けますが、バンパーへの干渉なども気にする必要が出てきます。
とはいえ、ジムニー自体がカスタムしやすい車両なので、自由度を楽しむことも大切です。

2.ジムニー普通車の新車装着タイヤは?

ジムニーが新車で納車される際に履いているタイヤはダンロップの「DUELER H/T684Ⅱ」です。
ジムニー・ジムニーシエラ両方ともに標準装備となっているので、純正タイヤを選びたい方はダンロップにしましょう。

3.ジムニーにおすすめのカスタムは?

無骨でオフロード感の強いジムニーは、がっしりと存在感のあるホイールがよく似合います。また、ディッシュデザインのレトロホイールもジムニーに人気のカスタムホイールです。
タイヤでは、ホワイトレタータイヤを選ぶのも、手軽に見た目を変えることができ、カスタム初心者におすすめです。

ジムニーの装着画像はベスト写真館にもありますので、こちらもぜひご覧ください!

ジムニーの装着画像へ

また、ホイールシュミレーションでは、装着イメージを確認することができるので、こちらもぜひお試しください。

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ジムニーのタイヤはタイヤワールド館ベストにおまかせ

ジムニーのタイヤはタイヤワールド館ベストにおまかせ

今回の記事ではジムニーのタイヤについてまとめました。
ジムニーはカスタム性が高く、多くのユーザーがタイヤで楽しんでいます。

オンロード・オフロード性能などタイヤ別のスペックを見るのも楽しいと感じている方も多いはずです。
もちろん予算感などでたくさん考えることはありますが、自身のライフスタイルにあったタイヤ選びが一番重要になります。
たとえば、ホワイトレタータイヤを選ぶことでドレスアップしてみるなど、様々な楽しみ方があります。

自身のライフスタイルにあわせたタイヤ選びをしてくださいね。

ジムニーの夏タイヤセットを探す

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