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おすすめタイヤとタイヤの選び方 カローラ(カローラスポーツ)編

こんにちは!
タイヤワールド館ベストです。

今回はトヨタの超ロングセラーモデル「カローラ」についてお話します。
一言にカローラといっても、セダンのカローラアクシオ・ワゴンのカローラフィールダー等ありますが、
その中でも最新モデルのカローラスポーツについてお話したいと思います。

■まずはカローラ(カローラスポーツ)の基本情報について。

新型カローラスポーツは、トヨタのカローラシリーズのハッチバックモデルで、
2018年6月26日から発売を開始したばかりです。

 

2017年に日本国内で最も売れた車はホンダ N-BOXでしたが、世界で最も売れた車はご存知ですか?
そうです、2017年に世界で最も売れた車はトヨタ カローラなんです!!

2017年のカローラの世界販売台数は116万495台で、2位のホンダ シビック(83万3017台)、
3位のフォルクスワーゲン ゴルフ(78万8044台)を大きく引き離して世界一となりました。

初代のカローラ登場から日本国外にも輸出されており、世界150以上の国と地域で愛され、
累計販売台数は4600万台を越え、トヨタを代表する車となっています。

 

初代のカローラは1966年に発売が開始され、以降50年以上にわたり進化を続け、
その12代目へのフルモデルチェンジの先陣を切るのが、このカローラスポーツです。

これまでのカローラは5ナンバー車のみでしたが、カローラスポーツは3ナンバー車となります。
日本国内では、カローラスポーツの導入と引き替えに3ナンバー車であるオーリスの販売が終了となるため、
カローラスポーツはオーリスの後継車と言われており、ボディサイズを受け継いだようです。


※ちなみに、3ナンバーとか5ナンバーって何?って方へ簡単に説明します。

ナンバープレートの地名の右隣の数字を見ればわかります。

5ナンバーは「小型乗用車」に分類されます。
小型乗用車とは、基準が「全長4.7メートル以下、かつ全幅1.7メートル以下、かつ全高2.0メートル以下、
かつガソリン車の場合は総排気量が2000cc以下」の乗用車のことをいいます。

3ナンバーは普通乗用車に分類され、5ナンバーの基準を一つでも上回ると、3ナンバーとなります。
つまり3ナンバーは、車格・排気量のいずれか、もしくは両方が5ナンバーより大きいということです。


カローラスポーツのボディサイズは、全長4375mm、全幅1790mm、全高1460~1490mm。
1790mmの全幅は日本車のハッチバック車としては最大級であり、左右の間隔に余裕があるのも
カローラスポーツの特徴。カローラシリーズのモデルとしては、車格がワンランクアップした印象ですね。

 

純正装備されているタイヤサイズは、グレードに応じて異なります。GXグレードは15インチ「195/65R15」
Gグレードは16インチ「205/55R16」、GZグレードは18インチ「225/40R18」が装着されています。

まだ発売してから間もないので納車待ちの方も多いかと思います。納期はだいたい1~2ヶ月先のようですね。
当店だと、9月くらいからスタッドレスタイヤの注文も少しずつ増えてきます。

そこで今回は、車を購入してから初めて迎える冬に備えて、おすすめのスタッドレスタイヤをご紹介します。


■ブリヂストン ブリザックVRX2

カローラスポーツのGZグレードは「225/40R18」が装着されています。
偏平率40%の薄いスタッドレスタイヤはラインナップにのっていることが少ない中、
ブリヂストンのVRX2は18インチの薄いスタッドレスタイヤもしっかり生産しています。

VRX2は「アクティブ発泡ゴム2」のグリップ力を最大限に発揮させるため「非対称パタン」も進化。
様々な冬道での”しっかり止まる、曲がる”を実現しました。

従来品のVRXよりも静粛性が1.6dBA低減し、さらに車内を静かで快適に、
摩耗ライフは22%向上し、ロングライフで経済的になりました!!


■ダンロップ WINTER MAXX02(ウィンターマックス02)

偏平率40%のタイヤはサイドウォール部分が薄いので、ホイールのリムを擦って傷つけないか心配になりますが、
WINTER MAXX02の「225/40R18」はリムを保護するリムプロテクターがついているので安心感があります。

混ぜものが少ない「高密度ゴム」採用により、ゴムがすり減りにくく、4年使えるロングライフが特徴。

タイヤを長く使うとゴムが硬くなり、走行で熱や圧力が加わり消耗が進みますが、
WINTER MAXX02は、しなやかな成分「液状ファルネセンゴム」採用により、ゴムのしなやかさを持続。
「液状ファルネセンゴム」は冷えても柔らかいので凍結路面により密着し、ギュッと止まります!!


「225/40R18」でおすすめのタイヤを紹介する形になりましたが、VRX2も WINTER MAXX02も、
もちろん両方「205/55R16」「195/65R15」のサイズ設定ちゃんとあります。

 

そして、一般的に扁平率の高いタイヤの方が、サイドウォールに厚みがありますので
地面からの衝撃も吸収して乗り心地もいいですし、リムと地面が離れているので
ホイールも傷つきにくい傾向にあると言われています。

「225/40R18」と「205/55R16」では扁平率が15%も違いますので、16インチの方が乗り心地がいいと思います。
値段的にもタイヤサイズが小さい方が安いので、冬はインチダウンをしてみてもいいかもしれませんね。

 

また、ホイールサイズは これまでのカローラは「4穴 PCD100」のサイズ設定でしたが、
カローラスポーツは「5穴 PCD100」というサイズとなります。※これはプリウスと同じサイズです。

プリウス用のスタッドレスタイヤ&ホイールセットですが、手頃な値段でカッコイイデザインのホイールは
毎年けっこう早めに品切れになったりしますので、カローラスポーツ用のスタッドレスタイヤ&ホイールセットの
購入を検討されている方はちょっと早めに探してみてくださいね。

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スタッドレスタイヤの選び方!性能とチェックすべきポイントを解説

こんにちは!タイヤワールド館ベストです。寒い日が続き、本格的な冬もすぐそこですね‥
さて、お客様の中には、スタッドレスタイヤを購入する際に、

「何に気をつけて比較し、選択すればよいのかわからない‥」

と口にされる方も多いです。自分に合ったタイヤの選び方として、多くの場合、この3つを中心に検討するのではないでしょうか。

  1. 住んでいる地域は、どの性能が最も重要なのか
  2. 快適性やロングライフ性能に対してどこまで求めるのか
  3. 金額との折り合いがつくかどうか

そこで今回は、各メーカーがポイントとして押し出している項目をリストアップしましたので、購入の際の参考にして頂ければと思います。

スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

スタッドレスを購入する際に見るぺき性能は以下の7つです。

  1. 氷上性能
  2. 雪上性能
  3. ウェット性能
  4. ドライ性能
  5. 静粛性能
  6. 快適性能
  7. ロングライフ性能
項目 性能 内容
走行性能 氷上性能 アイスバーンなどの、凍った路面での性能
雪上性能 雪の上での性能
ウェット性能 解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能
ドライ性能 雪が降っていない乾燥路での性能
快適/コスト 静粛性能 タイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能
快適性能 ふらつき防止などの乗り心地に関する性能
ロングライフ性能 タイヤの寿命に関する性能

上の4つは、いわゆる「走行性能」走る時の性能です。これらは発進性能、ブレーキ性能、コーナリングの性能をチェックしてください。

下の3つは快適さやコスト面の性能です。スタッドレスタイヤはタイヤがやわらかいため、ロードノイズが大きいと言われるので、静寂性を重視される方も多い印象です。

それではそれぞれ詳しくみていきましょう。

ポイント1.氷上性能

ポイント1.氷上性能

氷上性能は、アイスバーンなどの、凍った路面での性能を指します。スタッドレスタイヤで求められる、一番の性能はこれではないでしょうか。

タイヤが氷上で止まる仕組みは、まずは氷の表面にある水分を取り除き、氷面に密着して止める、というものが一般的です。
この除水にブリヂストン、ヨコハマタイヤ、トーヨータイヤは「吸水」、ダンロップは「撥水」を取り入れています。
密着方法としては、サイプ(タイヤ表面にある細かい溝の事)のパターンやゴムに特殊材料を混ぜるなどして、密着性能を向上させています。
トーヨータイヤでは鬼クルミの殻を混合し氷上を引搔いて止め、ダンロップでは液状ファルネセンゴムでブレーキ性能を上げています。

ポイント2.雪上性能

ポイント2.雪上性能

雪上性能は、雪の上での性能を指します。

雪上ではタイヤを横切る太くて深いサイプが効きます。豪雪地帯に居住の方はこの性能が特に重要です。

ポイント3.ウェット性能

ポイント3.ウェット性能

ウェット性能は、解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能を指します。

冬と言っても、雨は降るし、雪が積もってもすぐ溶けて濡れた路面が多い‥という地域にお住みの方は、この性能をチェックしてください。

雪が降らないからといって、夏タイヤのままでは冬はゴムが硬化して大変危険です。一般的に、7度以下ならスタッドレスの方が良いと言われているので、お住まいの地域の冬場の気温に合わせて準備してください。

スタッドレスまではいらないかな、という方には「オールシーズンタイヤ」もおすすめです。

普段は普通のノーマルタイヤのように使えて、路面が凍結さえしていなければ雪道も走れるオールシーズンタイヤは、年に数回しか雪が降らない地域にぴったりのタイヤです。

詳しくは以下の記事もご覧ください。

ポイント4.ドライ性能

ポイント4.ドライ性能

ドライ性能は、雪が降っていない乾燥路での性能を指します。

スタッドレスタイヤは、冬でも硬化しにくい、柔らかいゴムを採用しています。
したがって、どうしても夏タイヤに比べて剛性とグリップ性が劣ります。

各メーカーはブロックを支える構造や、タイヤのサイド部分に特殊な加工をして剛性を高めたりという工夫をしていますので、どのような方法が採られているのかチェックしてみましょう。

ここまでが、スタッドレスタイヤに求められる最低限の機能面のポイントでしたです。

ポイント5.静粛性能

ポイント5.静粛性能

静粛性能はタイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能を指します。

スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べてサイプ深く、ノイズが出やすくなってしまします。
“静かさ“も重視する方は静寂性もぜひチェックしてください。

ポイント6.快適性能

ポイント6.快適性能

快適性能は、ふらつき防止などの乗り心地に関する性能を指します。

タイヤのサイド形状を工夫したり、剛性を高めたりと、各メーカー工夫を凝らしています。特にハイト系のミニバンやSUVでは、専用のスタッドレスタイヤが販売されています。

ミニバン・SUV専用:トーヨータイヤ ウィンタートランパスTX

SUV専用:ダンロップ ウィンターマックスSJ8+

乗り心地を求める方は、この項目に言及しているタイヤの購入を検討してみるのがおすすめです。

ポイント7.ロングライフ性能

ポイント7.ロングライフ性能

ロングライフ性能はタイヤの寿命に関する性能を指します。

各メーカー、この項目についてはしのぎを削っています。1世代前と最新タイヤとでの各社のロングライフ性能に関する表記は以下の通りです。

ブリヂストン-VRX2
:従来比22%向上
ダンロップ-WINTERMAXX02
:4年つかえるロングライフ
トーヨータイヤ-OBSERVE GARIT GIZ
:転がり抵抗係数が夏タイヤTEO plusより優位
ヨコハマタイヤ-ice GUARD6
:約4年後でも高レベルを維持

ブリヂストン-VRX3
:摩耗ライフ17%向上
ダンロップ-ウィンターマックス3
:摩耗後氷上ブレーキ性能36%UP
トーヨータイヤ-オブザーブ・ギズツー
:「持続性密着ゲル」がアイス性能低下を抑制し永く効果を発揮
ヨコハマタイヤ-アイスガード7
:従来品と同様に約4年後も摩擦力の低下は少ない

まとめ

さて、ここまで購入の際のポイントを見てきましたが、購入前には必ずタイヤサイズのチェックが必要です。タイヤのサイズは、タイヤ本体の側面を見るor運転席のドア開けた内側に記載してあります。

タイヤ本体の側面を見る

運転席のドア開けた内側

タイヤサイズの確認方法はこちら

タイヤの交換ならタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

これらのポイントを確認しながら、ご自分にぴったりのスタッドレスタイヤを探してみてくださいね。

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スタッドレスの早め装着5つのメリット

豪雪地帯のみなさん、そろそろスタッドレスタイヤについて考え始める時期ではないでしょうか。
今年は少し早めに装着の準備をはじめませんか??

スタッドレスの早め装着は良いこと尽くめ♪

・予想外の雪でも安心して運転できる。
・混雑しない時期にタイヤ交換できるので、待ち時間が少ない

新品購入の場合は、さらにこんなメリットも!
・早めに交換することで、スタッドレスタイヤの慣らし走行が出来き、雪が降る頃にタイヤの性能を充分発揮することができる。
・自分の車に合うタイヤが在庫不足という心配がない
・早期割引などをしている場合が多いので、お得に購入することができる。

<<当店の早期割引ページはこちら>>

いいことばかり!!
でも、そんなこと言っても、早くタイヤが減ってしまって、寿命が短くなるのでは‥?

スタッドレスタイヤの減りについて

スタッドレスタイヤは溝の深さタイヤのゴムの硬さによって寿命が決まり、このゴムの硬さの方の寿命が約2~3年と言われています。

これに対して、スタッドレスの溝の減りは3000kmで約1mmと言われています。

ざっくり計算となりますが、一般的に年間走行距離は約8000kmくらいなので、ひと月で650kmくらい。1ヶ月で約0.2mm減る計算となるので、10月中旬~4月中旬の6ヶ月間履くとすると1シーズン約1.2mm4年で約4.8mm。
(スタッドレスの溝の深さは新品で約10mmで、半分の5mmの深さになると寿命です)*個人差があります
溝の減りについては、4年間は大丈夫という計算になります♪

<<*参考 タイヤの交換時期の確認方法はこちら>>

超重要!雪が降らなくてもスタッドレスは必要!!
雪も年に数回だから、「その日に車に乗らなきゃ大丈夫」、「費用もかかるしもったいない」という声も時々聞かれますが‥
低温では夏用タイヤはゴムが硬くなり、本来の性能が発揮されないです!!
スタッドレスタイヤは、冬の低い気温でも路面に密着する性能を維持するように、柔らかいゴムを使用しています。
一般的に、7度以下ならスタッドレスの方が良いと言われています。
主な都市の昨年11月の平均気温がこちら。(黄色が7℃以下、オレンジが±2℃以内)

東北地方は11月には7℃を下回り始めるので、今年は早めに履きかえ準備に取り掛かりましょう♪

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オススメのスタッドレスタイヤについて【ヨコハマタイヤ編】

こんにちは!タイヤワールド館BESTです。
今年の夏は本当に雨の日が続きましたね‥

もしも、これが冬の時期に続いてしまったら雪上、氷上だらけ‥
慌てないためにも、早めにスタッドレスの準備をしましょう♪

さて、おすすめスタッドレス紹介シリーズ第3弾はヨコハマタイヤです。

<<スタッドレスタイヤのお探しはこちら>>

このシリーズでは全部で以下の15のタイヤを紹介します。

ヨコハマタイヤ

スタンダード「iceGUARD 5 PLUS」

ハイクラス 「iceGUARD 6」

SUV    「iceGUARD SUV G075」

ブリヂストン

スタンダード「BLIZZAK VRX」

ハイクラス 「BLIZZAK VRX2」

SUV    「BLIZZAK DM-V2」

ダンロップ

スタンダード「WINTER MAXX 01」

ハイクラス 「WINTER MAXX 02」

SUV    「WINTER MAXX SJ8」

トーヨータイヤ

スタンダード「GARIT G5」

ハイクラス 「OBSERVE GARIT GIZ」

SUV    「ウィンタートランパス TX」

ミシュランタイヤ

スタンダード「X-ICE3」

ハイクラス 「X-ICE 3+」

SUV    「Latitude xice xi2」

 

それではさっそく行きましょう!

 

ヨコハマタイヤ

【乗用車用】スタンダード「iceGUARD 5 PLUS」[発売:2015年/サイズ:12~19インチ]

●【氷上性能】「スーパー吸水ゴム」

●【氷上性能】高評価を獲得してきた、非対称パターン
IN側で氷上性能、OUT側で雪上性能を発揮する非対称パターン。

それぞれに優れた性能を発揮します。

●【ロングライフ】優れたゴムの特性‥約4年後でも高レベルを維持
「iceGUARD 5 PLUS」は、低温時でもゴムの柔らかさを持続。

長期間にわたって、スタッドレスタイヤとしての性能を維持、氷上摩擦指数は、約4年後でも高レベルを維持します。

使用年数シミュレーションにおける低下割合は「iceGUARD 5」の約1/3

●【省燃費性能】ころがり抵抗を7%低減、新開発「低発熱ベースゴム」を採用
「iceGUARD 5 PLUS」は、燃費の指標となるころがり抵抗係数で当社の低燃費タイヤと同等レベルを実現。

 

 

【乗用車用】ハイクラス「iceGUARD 6」[発売:2017年/サイズ:13~19インチ] NEW!!

●【氷上性能】進化した非対称パターンとプレミアム吸水ゴムにより、従来品(iceGUARD 5 PLUS)より氷上制動15%短縮

●【氷上性能】非対称パターンをベースに、新開発の「クワトロピラミッドディンプルサイプ」導入
高評価の非対称パターンに最新テクノロジーを投入し、イン側でのエッジ量を従来品(iceGUARD 5 PLUS)比8%向上

「クワトロピラミッドディンプルサイプ」は摩耗が進行した場合でもディンプルが剛性を確保し、エッジ効果を持続。
    
●【氷上性能】進化した「ダブルマイクログルーブ」
斜め方向のグルーブに横方向のグルーブを組み合わせ、氷上での排水効果とエッジ効果を両立。

装着初期から高レベルの氷上性能を発揮します。

●【氷上性能】「プレミアム吸水ゴム」3つの効果
凍結路面に残るミクロの水膜を「新マイクロ吸水バルーン」と「エボ吸水ホワイトゲル」が吸水し、氷上の水膜を強力に除去。

また、タイヤの柔らかさを上げる「シリカ」の均一分散化を高める「シリカ高反応ホワイトポリマー」の採用で、

低温時でもタイヤは柔らかく、路面の微細な凹凸にもしなやかにしっかり密着。

さらに「新マイクロ吸水バルーン」のカラが氷表面を噛むことで、高いエッジ効果を発揮。

●【ロングライフ】優れたゴムの特性‥約4年後でも高レベルを維持

●【省燃費性能】ころがり抵抗を2%低減、新開発「低発熱ベースゴム」を採用
ころがり抵抗は夏用低燃費タイヤに匹敵。

●【ウェット性】ウェット路面での制動距離を5%短縮。(iceGUARD 5 PLUSとの比較による)
●【静粛性】パターンノイズの騒音エネルギーを33%低減(iceGUARD 5 PLUSとの比較による)

 

 

【SUV】「iceGUARD SUV G075」[発売:2016年/サイズ:15~21インチ]

●【氷上性能】進化した「スーパー吸水ゴム」「新設計トレッドパターン」
氷上制動が従来品(GEOLANDAR I/T)より23%向上

●【ロングライフ】優れたゴムの特性‥約4年後でも高レベルを維持
●【省燃費性能】ころがり抵抗を従来品(GEOLANDAR I/T)より5%低減、新開発の「低発熱トレッドゴム」を採用
●【静粛性】パターンノイズの改善により、騒音エネルギーを従来品(GEOLANDAR I/T)より28%低減

 

燃費が悪くなりがちな冬タイヤで、夏用低燃費タイヤと同等レベルは嬉しいですね。またロングライフ性能も高いレベルとなっており、コスト面でも優れたタイヤとなっています♪

 

<<スタッドレスタイヤのお探しはこちら>>

 

 

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スタッドレスタイヤ ②-冬道とスタッドレス-

▼なぜ凍結した道路、冬道はすべるのか

冬道の滑りの原因は路面の氷上にできた水膜

水膜は車が氷の上を走ると車重が氷に圧力をかけ水分が溶け出すことによってできます。

0℃~-10℃で水は溶け出しやすく最も滑りやすい状態になります。

温度がさらに低い状態であれば逆に水は溶け出しにくくなります。

 

水以外での滑りを誘発する要素とは

温度が下がると水は溶け出しにくくなりますがゴムの性質上、低温で硬くなってしまうと滑りやすくなります。

本来、凹凸のあるゴムの表面は柔軟に路面に密着し接地面積を増やすことでグリップを維持しています。

しかい、低温時に硬化したゴムは路面に密着しにくくなってしまい接地面積の減少につながり滑りを誘発してしまうのです。

 

▼スタッドレスタイヤはなぜ雪上、氷上を走れるのか

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スタッドレスは低温時でもゴムの柔らかさを保つこと、またトレッド面に配置されるブロックが雪を掴むことで過酷な冬道でも滑りを抑えることが可能です。

アイス路面はツルツルで平らに見えますが、表面は細かな凹凸があり柔軟に密着し接地面積を増やすことで効果を高めます。

一方の雪路では雪を踏み固め、掴み回転する間に排雪します。

硬いゴムだと雪を掴んでも放すことがスムーズに行われず、雪が溝に詰まりタイヤ表面はツルツルになってしまいます。

一連の行程の「掴む」、「放す」はゴムの柔らかさと特殊なブロックによって効率的に実現されます。

スタッドレスタイヤは夏タイヤと違い、このような特有の働きを持つので冬道にスタッドレスタイヤは欠かせないものなのです。