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    【2024年最新版】ダンロップのスタッドレスはウィンターマックス!シリーズ6種の特徴や購入先についても解説

    ダンロップは長年にわたりスタッドレスタイヤの開発に取り組んでいる信頼性が高いタイヤメーカーです。氷上性能や制動性能、耐摩耗性など、機能性と耐久性を両立したスタッドレスタイヤを数多く世に輩出してきました。

    そこで今回は、ダンロップのスタッドレスタイヤの種類や特徴、おすすめな人、購入方法などについて詳しく解説します。

    ダンロップとは

    ダンロップとは

    ダンロップ(DUNLOP)はイギリスに創設されたタイヤブランドで、130年以上の歴史を持ちます。1909年に英国ダンロップ社の日本工場が設立され、その後に住友ゴム工業株式会社がダンロップのタイヤ事業を運営するようになりました。

    住友ゴム工業株式会社は、本社を兵庫県神戸市中央区に置く住友グループの企業であり、タイヤ製品の製造販売をはじめ、産業品事業やスポーツ事業など多岐に渡る商品を販売しています。

    ファルケンとの関係

    ファルケンとダンロップって同じなの?という疑問もよく聞かれます。
    実は、住友ゴムではダンロップとは別に、「FALKEN(ファルケン)」ブランドのタイヤも販売しています。ファルケンは、1983年に誕生したオーツ(大津)タイヤのブランドでしたが、2003年に住友ゴム工業がオーツタイヤを買収し、現在は住友ゴムのグローバルブランドとして、欧米を中心に販売されています。日本ではダンロップ、欧米ではファルケン、というわけですね。

    ダンロップのスタッドレスタイヤの特徴

    ダンロップのスタッドレスタイヤの特徴

    ダンロップのスタッドレスタイヤは、優れた氷上性能や耐摩耗性、ロングライフ性能が高く評価されています。特徴について詳しくみていきましょう。

    氷上での安全性が高い

    ダンロップのスタッドレスタイヤは、素早く水を除去する特徴があります。タイヤのトレッドパターンや材質の最適化により、雪や水を効果的に排水して滑りを軽減します。これにより積雪路面でのグリップ力が向上し、安定した走行を実現できます。

    また、タイヤの微細な表面処理やゴム材料の特殊な配合により、氷にタイヤが瞬時に密着することも氷上性能に優れている理由の1つです。

    積もった雪にも強い

    ダンロップのスタッドレスタイヤは、雪道での安定性と制動性能を向上させるために、特別に設計された溝パターンを備えています。中央部の2本の溝と横に走る溝によって雪が効率的に配置されており、雪を効果的にかき出します。

    また、雪が溝に収まり、タイヤと路面の接触面積を確保することでグリップ力が向上し、積もった雪の上でも優れた走行性能を発揮できます。

    長く使える

    ダンロップのスタッドレスタイヤは、耐久性に優れた材質と特殊な設計によりロングライフを実現しています。混ぜ物が少ない高密度ゴムを採用することで摩耗を抑え、長期にわたり高いパフォーマンスを維持できます。

    ダンロップのスタッドレス「ウィンターマックス」シリーズは6種類

    ダンロップのスタッドレスタイヤは5種類

    ダンロップのスタッドレスタイヤは「ウィンターマックス(WINTER MAXX)」シリーズで、主に以下の6種類です。それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

    1. 【ハイクラス】ウィンターマックス3
    2. 【スタンダード】ウィンターマックス2
    3. 【SUV専用】ウィンターマックスSJ8+
    4. 【商用車用】ウィンターマックスLV01 for VAN
    5. 【商用車用】ウィンターマックスSV01
    6. 【バン・小型トラック】ウィンターマックスLT03M

    順に詳しく見ていきましょう。

    【ハイクラス】ウィンターマックス3(WINTER MAXX 03)

    ウィンターマックス3(WINTER MAXX 03)

    ウィンターマックス3公式サイトへ

    ウィンターマックス3は、ウィンターマックスシリーズの最新スタッドレスタイヤです。ウィンターマックスシリーズを検討している方は、真っ先に候補に上がるタイヤではないでしょうか。

    タイヤと氷の密着力を向上させるために特殊な凹凸構造を採用しています。タイヤが氷によって滑るのは、氷との間に「水膜」が生じるためです。この水膜を素早く除去し、滑る前にタイヤを氷に密着させることで、グリップ力を発揮できるようになります。

    【氷・雪上性能】ナノ凸凹ゴム

    ウィンターマックス3は、ナノレベルのテクノロジーを応用した新技術「ナノ凸凹ゴム」を採用しており、タイヤ表面の凹凸構造の突起部分が水膜を素早く取り除きます。また、タイヤ表面の凹凸構造が柔軟性に優れたゴムでできていることも、氷上性能に優れている理由の1つです。

    【ロングライフ】液状ファルネセンゴムとパターン設計

    また、耐摩耗性にも優れており、ゴムと軟化剤の2面性を持つ『液状ファルネセンゴム』により、
    低温下での密着力とゴムの柔らかさを実現。トレッドのパターン設計を工夫し、より均一に摩耗させることで、摩耗してもパターン効果を維持できる設計となっています。

    ウィンターマックス3がおすすめの人

    ウィンターマックス3は、ダンロップスタッドレスの最新型ということもあり、性能は文句なしだと思います。ただ、お値段が少し高めなので、そこをクリアできる方は迷わずこちらを選択されるのがよいかと思います。

    ウィンターマックス3の金額相場

    ウィンターマックス3の主なサイズの金額相場は以下のとおりです。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認ください。

    車種 サイズ 金額(1本)
    軽自動車 155/65R14 10,000円~
    コンパクトカー 195/65R15 18,000円~
    ミニバン 215/65R16 22,500円~

    【スタンダード】ウィンターマックス2(WINTER MAXX 02)

    ウィンターマックス2(WINTER MAXX 02)

    ウィンターマックス2公式サイトへ

    ウィンターマックス2は、ウィンターマックス3の前型であり、トータルバランスに優れたスタッドレスタイヤです。
    凍結路面から雪上、ウエット路面、ドライ路面まで、あらゆる路面条件でバランスの取れた性能を発揮します。

    【氷・雪上性能】超密着ナノフィットゴム

    ゴムのコンパウンドは、液状ファルネセンゴムと超密着ナノフィットゴムという特殊なゴム材料です。これらの材料の特性によって安定した氷上性能を実現します。また、通常のスタッドレスタイヤよりも耐久性に優れており、長期にわたり高いパフォーマンスを維持できます。

    【ロングライフ】「液状ファルネセンゴム」

    ゴムと軟化剤の2面性をもち低温下での密着とゴムの柔らかさ維持に効果を発揮する、株式会社クラレがウィンターマックス2用に専用設計した新素材です。こちらは現行のウィンターマックス3でも使用されていますね。

    【ロングライフ】「高密度ゴム」

    空洞や混入物が少ない「高密度ゴム」の採用で、4年つかえるロングライフ。

    ウィンターマックス2がおすすめの人

    ウィンターマックス3には手が届かないけど、ウィンターマックスシリーズを履いてみたい!という方におすすめです。

    前型は製造年が古くて心配?

    よく、前型タイヤは製造年が古くてゴムが固くなっているんじゃないの?というような疑問が聞かれますが、タイヤ公正取引協議会発信で、適正に保管された「新品タイヤ」は製造後3年間は同等の性能を保つことが確認されています。

    「新品タイヤ」は製造後3年間は同等の性能を保つことが確認されている

    これは、タイヤ性能に関わるゴムの性能低下は、適正保管中はほとんど進まず、タイヤを車両に装着して走行することでタイヤに発生する熱と力により徐々に進行する、という考え方からです。

    したがって、「新品タイヤ」を購入する分には問題はないといえるでしょう。

    ウィンターマックス2の金額相場

    ウィンターマックス2の主なサイズの金額相場は以下のとおりです。ウィンターマックス3と比較すると、おおむね5,000円前後安くなっています。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認くださいね。

    車種 サイズ 金額(1本)
    軽自動車 155/65R14 6,000円~
    コンパクトカー 195/65R15 13,000円~
    ミニバン 215/65R16 16,400円~

    【SUV専用】ウィンターマックス SJ8+

    【SUV専用】ウィンターマックス SJ8+

    ウィンターマックスSJ8+公式サイトへ

    ウィンターマックスSJ8プラスは、ウィンターマックス3のSUV用のスタッドレスタイヤです。同じ「ナノ凹凸ゴム」の技術を採用しており、優れた氷上性能を発揮します。雪道はもちろん、悪路においても優れた走行性能を発揮するため、オフロードと雪道の両方を走りたい場合に適しています。

    ウィンターマックス3との比較

    SUV専用といっても、ウィンターマックス3とサイズが被っているタイヤもあります。その場合は以下の比較で購入するタイヤを選択してみてください。

    SJ8+とウィンターマックス3との比較

    ウィンターマックスSJ8プラスの金額相場

    ウィンターマックスSJ8プラスの主なサイズの金額相場は以下のとおりです。ウィンターマックス3と比較すると、若干高めの金額に設定されています。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認くださいね。

    車種 サイズ 金額(1本)
    ハリアー等 225/65R17 22,100円~
    エクストレイル等 215/65R16 18,700円~

    【商用車用】NEW!ウィンターマックスLV01 for VAN

    ウィンターマックス LV01 for VAN

    ダンロップ公式サイトへ

    ウィンターマックス LV01 for VANは、その名のとおりバン・商用車用のスタッドレスタイヤです。です。

    新採用技術により、氷雪上性能とライフ性能を向上させたSV01の後継型です。

    SV01と比較し、進化した点は以下の通りです。

    ●新採用技術により氷雪ブレーキ性能14%アップ
    ●新パターンにより接地形状(高荷重域)16%アップ
    ●サイプ設計最適化により、摩耗50%時でも引っかき効果が持続

    SV01とlv01の比較

    バン・商用車にお乗りで最新のスタッドレスを試してみたい方におすすめのタイヤです。

    【商用車用】ウィンターマックス SV01

    ウィンターマックス SV01

    ウィンターマックスSV01公式サイトへ

    ウィンターマックスSV01は、商用車向けのスタッドレスタイヤです。氷上でのブレーキ性能は従来品比で14%向上し、ライフ性能も55%向上しています。これは、ウィンターマックスシリーズのコアテクノロジーである「MAXXシャープエッジ」と「ナノフィットゴム」を採用しているためです。

    この2つの技術を組み合わせることで氷上性能を最大限に追求すると同時に、長い寿命を実現することに成功しました。

    さらに、ウィンターマックスSV01は接地面積が広いため、商用車に求められる操縦安定性能が向上します。

    【小型トラック用】ウィンターマックスLT03M

    【小型トラック用】ウィンターマックスLT03M

    ウィンターマックスLT03M公式サイトへ

    ウィンターマックスLT03Mは、小型トラックや小型バス向けのスタッドレスタイヤです。このタイヤにはウィンターマックスシリーズの技術が搭載されており、その中でも注目すべきは「MAXXシャープエッジ」や「ナノフィットゴム」でしょう。

    「MAXXシャープエッジ」は、タイヤの表面に配置されたシャープなエッジが氷上でのグリップ力を高める技術です。「ナノフィットゴム」は、マクロ領域での剛性とナノ領域での柔軟性を兼ね備えており、耐久性と氷上性能の両方に優れています。

    ダンロップのスタッドレスはどんな人におすすめ?

    ダンロップのスタッドレスはどんな人におすすめ?

    ダロップのスタッドレスタイヤは、氷上性能やグリップ力、耐久性などに優れているため、次のような人におすすめです。

    ・冬期に雪や凍結した路面を走る機会が多い人
    ・安定した制動性能とグリップ性能を求める人
    ・長寿命で経済的コストが低いタイヤを求める人

    長い歴史を持つダンロップのスタッドレスタイヤは、信頼できるメーカーのタイヤを選びたい方にもおすすめです。

    ダンロップのスタッドレスは長持ちって本当?

    ダンロップのスタッドレスは長持ちって本当?

    ダンロップのスタッドレスタイヤの寿命は4年以上とされています。
    ただし、以下の要因によって変動します。

    ・使用頻度
    ・路面の状態
    ・保管状態
    ・メンテナンス

    どれだけ優れた耐久性を持つスタッドレスタイヤでも、保管状態が悪くメンテナンスもできていなければ寿命が縮まります。また、1年で30日しか使用しない場合と90日使用する場合では、当然ながら後者の方が早く寿命が訪れるでしょう。

    ダンロップはタイヤはロングライフに定評がある

    ダンロップユーザーは低燃費とロングライフが気に入って使用している、というお客様が多い印象です。
    また、評判に違わず、最新のウィンターマックス3では耐摩耗性能が向上されており、40%摩耗時の制動距離では、ウィンターマックス2と比較して氷上ブレーキ性能が36%アップしています。

    40%摩耗時の制動距離比較・氷上ブレーキ性能が36%アップ

    スタッドレスタイヤはゴムが柔らかく摩耗しやすいですが、コンパウンドの工夫とパターン設計でロングライライフを実現しており、コストパフォーマンスに優れたタイヤを製造している会社であると言えるでしょう。

    そもそもスタッドレスタイヤとは

    そもそもスタッドレスタイヤとは

    スタッドレスタイヤは、「スタッド=鋲(びょう)」がついていないタイヤのことです。雪上用のタイヤとしてはスパイクタイヤが一般的でしたが、道路への影響や粉塵の発生などの問題があったため、日本では使用が制限されています。

    スタッドレスタイヤと夏タイヤの大きな違いは、ゴムの質です。スタッドレスタイヤのゴムは、冬の過酷な条件下でも性能を発揮するために設計されており、低温でも柔軟性を維持できます。さらに、氷上の水膜を除去するための様々な工夫により、滑ることがありません。

    スタッドレスタイヤを選ぶときに見るべき性能

    スタッドレスタイヤを選ぶときに見るべき性能

    スタッドレスタイヤは、さまざまな性能をチェックするとともに自身のニーズや使用状況にマッチするものを選ぶことが大切です。また、ダンロップのように信頼性が高いメーカーのスタッドレスタイヤを選びましょう。

    1. 凍結路面での走行性能
    2. 積雪路面での走行性能
    3. スタッドレス性能の持続性
    4. 乾いた路面の走行性能
    5. ウェット性能
    6. タイヤの摩耗を抑える性能
    7. 静粛性能

    それでは、スタッドレスタイヤを選ぶときに見るべき性能について詳しく紹介します。

    1.凍結路面での走行性能

    スタッドレスタイヤと言えども、凍結路面では滑る恐れがあります。そのため、凍結路面での走行性能は、必ずチェックしましょう。タイヤの特殊なゴム組成や溝の形状によって、凍結路面でのグリップ力が向上します。また、凍結路面での制動性能も重要であり、急ブレーキ時に安定した制動力を発揮するタイヤを選ぶことも大切です。

    2.積雪路面での走行性能

    積雪路面ではタイヤが雪に食い込むため、グリップ力が低下します。そのため、積雪路面でも優れたグリップ力を発揮できるスタッドレスタイヤを選びましょう。ダンロップのスタッドレスタイヤはタイヤ表面の特殊なパターンとデザインによって、雪を素早く排出してグリップ力を高めることができます。

    3.スタッドレス性能の持続性

    スタッドレスタイヤは低温時にも優れた性能を発揮することが求められます。耐久性と性能の持続性が重要であり、長期にわたって安定した性能を保てるタイヤを選ぶことが重要です。耐摩耗性に優れており、頻繁に使用しても性能がなかなか低下しない長寿命なスタッドレスタイヤを選ぶことが望ましいでしょう。

    乾いた路面の走行性能

    スタッ4.ドレスタイヤは雪上や氷上での性能を追求したタイヤですが、乾いた路面での走行性能も重要です。乾燥路面でもしっかりとグリップ力を発揮しなければ、乾いた路面と積雪の両方がある道を安全に走ることができません。

    5.ウェット性能

    冬は雪が溶けた濡れた路面で走行する機会も少なくありません。濡れた路面ではハイドロプレーニング現象が発生しやすく、タイヤと道路の間に水膜が発生してグリップ力が低下します。濡れた路面での排水性能に優れたスタッドレスタイヤを選びましょう。

    例えば、効率的な水の排出やウェットグリップを向上させるために凹凸やスリットの配置を工夫したものがあります。

    6.タイヤの摩耗を抑える性能

    タイヤの摩耗は性能低下や寿命の短縮を招く恐れがあります。耐摩耗性に優れており、過酷な使用環境でも安心して使えるスタッドレスタイヤを選びましょう。ただし、どれだけ耐摩耗性に優れたスタッドレスタイヤでも、均等な摩耗を促すために定期的なタイヤローテーションは欠かせません。

    7.静粛性能

    静粛性能は快適性を左右する重要な要素です。スタッドレスタイヤは通常、ウィンタータイヤと比較して騒音が少ない傾向がありますが、静粛性の高いタイヤを選ぶことで、より静かで快適な走行が可能になります。特に高速走行時や長時間のドライブ時には静粛性が重要となるため、しっかりとチェックしましょう。

    ダンロップのスタッドレスタイヤの購入先

    ダンロップのスタッドレスタイヤの購入先

    ダンロップのスタッドレスタイヤは、公式通販サイトはもちろん、ガソリンスタンドやそのほかのオンラインショップなどでも購入できます。信頼性が高いタイヤメーカーのため、それだけ多くの販売店で取り扱いがあります。

    ダンロップのスタッドレスタイヤの購入先について、詳しくみていきましょう。

    ダンロップの公式通販サイト

    ダンロップは自社の公式通販サイトを運営しています。販売店に行かずとも、ダンロップから直接スタッドレスタイヤを購入できます。公式サイトでは最新の製品情報や特典、キャンペーン情報を提供しているため、一度チェックするとよいでしょう。

    カーディーラー

    多くのカーディーラーではダンロップのスタッドレスタイヤを取り扱っています。カーディーラーは車の販売だけでなく、アフターサービスも提供しており、タイヤの取り付けや点検も行っています。

    ガソリンスタンド

    一部のガソリンスタンドでもダンロップのスタッドレスタイヤを販売しています。ガソリンスタンドが提供する主なサービスは車の燃料補給や洗車などですが、ダンロップのスタッドレスタイヤをはじめ、さまざまなメーカーの多種多様なタイヤを販売している場合もあります。

    タイヤ専門店

    タイヤ専門店は幅広いタイヤブランドを取り扱っており、ダンロップのスタッドレスタイヤを販売している店も数多く存在します。専門のスタッフからタイヤについてアドバイスを受けたり、手持ちのタイヤと交換してもらえたりもできます。

    オンラインショップ

    オンラインショップでは、多くのタイヤ販売業者がダンロップのスタッドレスタイヤを取り扱っています。インターネットを通じて簡単に商品を比較し、購入できます。ただし、信頼性のあるショップを選ぶことが重要です。

    タイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    タイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめ

    ダンロップのスタッドレスタイヤを購入する方法はいくつもありますが、おすすめの購入先はオンラインショップです。金額がリーズナブルな場合が多く、送料やタイヤ交換、その他のサービスなどが充実している傾向があるため、信頼性さえ注意すればスムーズかつトラブルなくダンロップのスタッドレスタイヤを購入できます。

    タイヤワールド館ベストでは、ダンロップのスタッドレスタイヤはもちろん、その他の有名メーカーのタイヤも用意しております。また、全国3,000店舗以上の提携店でのタイヤ交換も可能です。定期的にお得なキャンペーンも開催していますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

    まとめ

    まとめ

    ダンロップのスタッドレスタイヤは氷上性能や積雪路面での性能に優れています。歴史と信頼のあるメーカーが長年かけて生み出したスタッドレスタイヤは、冬の走行をより安全なものとしてくれます。今回、紹介した内容を参考に、自身に合ったスタッドレスタイヤを見つけましょう。

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    columns スタッドレスタイヤ トーヨータイヤ

    トーヨータイヤ のスタッドレスはコスパが優秀!特徴やリアルな評判も公開!

    各メーカーから様々な種類のスタッドレスタイヤが販売されていますが、その中でも「トーヨータイヤが気になる」という方も多いと思います。

    しかし、トーヨータイヤのスタッドレスについて検索すると「トーヨータイヤのスタッドレスは滑る」といったネガティブな表現も目にします。

    そのようなコメントを目にすると、トーヨータイヤのスタッドレスに不安を感じて購入に迷う方も多いのではないでしょうか。

    今回は、トーヨータイヤのスタッドレスタイヤについて、各シリーズの特徴や選び方など、詳しく解説していきます。
    また、ネット上のリアルな評判や、各サイズの相場についても詳しく紹介しています。

    後悔のないスタッドレス選びができるよう、是非参考にしてください。

    【話題のギズ2】トーヨータイヤのスタッドレスの特徴や評判は?

    【話題のGIZ2】トーヨータイヤのスタッドレスの特徴や評判は?

    トーヨータイヤのスタッドレスで、代表的なタイヤといえば「OBSERVE GIZ2(オブザーブ・ギズツー)」が挙げられます。
    このタイヤには、冬道を安心して走るための機能や工夫が盛り込まれていて、性能としても評価が高い商品です。

    以下で、詳しく解説していきます。

    タイヤの硬化が少なく高い氷上性能

    OBSERVE GIZ2の大きな特徴として、従来品よりもタイヤの耐久性UPが挙げられます。
    耐久性が高い理由は、タイヤのコンパウンドに「持続性密着ゲル」という新素材が追加され、タイヤの硬化を防ぐ工夫がされているからです。

    また、路面への密着性が高まり、凍結路などにおいてもしっかりとしたグリップ性能を確保することができます。
    正直、OBSERVE GIZ2を履いて不安を感じながら走る心配はないといえます。

    非対称パターンにより路面をしっかり捉える

    もう一つ大きな特徴として、タイヤパターンが左右非対称になっています。
    あえて非対称にすることで「走る」「曲がる」「止まる」といった基本的な操縦安定性が高まり、トラクション性能も向上します。

    凍結路・積雪路においても、快適で安定した走りが可能です。

    トーヨータイヤのスタッドレスは単なる安価タイヤではなく、コストパフォーマンスに優れた上質タイヤといっても過言ではありません。

    トーヨータイヤは滑ると聞きますが実際はどう?

    トーヨータイヤのスタッドレスを使用してきたユーザーの声を調べてみました。

    ・「雪上・氷上での操作がしやすい」
    ・「ウェットやドライ路面での走りが良いうえに、雪道でも使える」
    ・「他の国産メーカー製と比較してもグリップ力があった」
    ・「乗り心地は柔らかく、ロードノイズも気にならないレベル」
    ・「比較的価格が安い」

    それ以外にも、肯定的な意見が多く見られ、一概にトーヨータイヤのスタッドレスが滑るというわけではありませんでした。

    また、同じメーカー内でもモデルによって性能が変わり、車種や降雪量、用途によって選ぶべき種類が異なります。

    あまり知識のないユーザーが適していないモデルを買ってしまい、「トーヨータイヤは滑る」と評価をしている様子も見受けられました。

    住んでいる地域や路面状態、走り方、使用頻度、使用年数など、さまざまな条件の違いで、ユーザーの評価は変わるため、ネット上の評判のみで性能を判断しないほうがよいでしょう。

    凍った路面でスタッドレスタイヤが滑る原因

    凍った路面でスタッドレスタイヤが滑る原因

    凍結路においてタイヤが滑る原因は、タイヤ表面と路面の氷との間に水の膜が入り込むことでスリップを誘発します。

    クルマが凍結路を走行すると、タイヤの回転により発生した摩擦熱やクルマの重量により圧力により氷が溶け出し水の膜を発生させます。
    スタッドレスタイヤは、この水を素早く排出し、路面を確実に捉えて安定した走りを可能にする構造です。

    また、凍結路でのグリップ性能はタイヤの柔軟性が重要であり、経年劣化により硬化してしまったタイヤであれば本来の性能が発揮できなくなる可能性があります。

    スタッドレスタイヤの寿命は、約3年〜4年と言われており、経年劣化によってタイヤが硬化してしまう前に早めの交換をしておくのが滑らない条件として重要です。

    トーヨータイヤのスタッドレスがおすすめな人

    トーヨータイヤのスタッドレスがおすすめな人

    トーヨータイヤのスタッドレスは、圧雪路や凍結路はもちろんのこと、ドライ路面での走行でも評価が高い、まさにオールラウンドで活躍するタイヤといえます。

    特に、普段はドライ路面を走行する機会が多いけれど、たまにスキー場へ行くのに雪道を走行する、という使い方をするユーザーに最も適しているでしょう。

    また、冬季の積雪はないが、年に数回ある降雪に備えておきたい、という方にも向いています。
    くわえて、「スタッドレスタイヤにコストを掛けられない」「でも性能や耐久性に妥協はしたくない」というコスパ重視のユーザーにもおすすめです。

    様々な路面状況に対応したタイヤが欲しい

    圧雪路や凍結路、シャーベット、ウェット、ドライ路面など、様々な路面変化に対応したタイヤが必要な人に向いているでしょう。

    どちらかといえば、都会で車の運転をする人・街乗りが多い人には最適なタイヤといえます。

    ドライ路面でも乗り心地にこだわりたい

    スタッドレスタイヤは、ゴムが柔らかいためドライ路面を走行するとふわふわした乗り心地になることが多いです。
    スタッドレス特有のドライ路面の音が気になる、走っている時の感覚がイマイチと感じている人は多いのではないでしょうか。

    しかし、トーヨータイヤのスタッドレスはドライ路面での性能に定評があります。

    雪道で安心して走りたいが、「ドライ路面での静かさや乗り心地を犠牲にしたくない」という人にもおすすめのスタッドレスです。

    【車種別】トーヨータイヤのスタッドレスを紹介

    【車種別】トーヨータイヤのスタッドレスを紹介

    2023年5月現在で販売されているトーヨータイヤのスタッドレスは、クルマの大きさ・性能など、モデル毎にはっきりとした違いを持たせています。

    1. オブザーブ ギズ3
    2. オブザーブ ギズ2
    3. オブザーブ ガリットギズ
    4. ウィンタートランパス TX
    5. オブザーブ GSi-6
    6. オブザーブ W/T-R

    自分のクルマにあった適正なタイヤを選ぶことで、タイヤ性能を十分に発揮することができます。

    各シリーズごとの適切な車種は以下の通りです。
    それぞれの特徴は、後ほど詳しく解説していきます。

    種類 セダン
    コンパクトカー
    軽自動車
    ミニバン SUV CCV
    OBSERVE GIZ3
    OBSERVE GIZ2
    OBSERVE ガリットGIZ
    Winter TRANPATH TX
    OBSERVE GSi-6
    OBSERVE W/T-R

    【オブザーブ GIZ3】:コンパクトカーからSUVまで幅広い車種に対応する最新モデルのスタッドレスタイヤ

    オブザーブ GIZ3

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    オブザーブ ギズスリー(OBSERVE GIZ3)は、従来品であるオブザーブ ガリットギズツー(
    OBSERVE GARIT GIZ2)の後継品で、2024年8月に発売された乗用車用スタッドレスタイヤです。

    従来モデルより氷上制動性能が22%向上しました。

    従来型と同様に、吸水効果として「NEO吸水カーボニックセル」、ひっかき効果として「鬼クルミ殻」が使用されており、そこに新たに密着効果を高める「持続性高密着ゲル」と「サステナグリップポリマー」を採用。
    温度変化による硬さの変化が抑えられ、低温でもゴムのやわらかさを維持し、アイス路面への密着性がアップしています。

    ギズ3独自の新コンパウンド

    軽自動車サイズの155/65R14からSUV、ミニバンまで幅広いサイズ展開なので、トーヨータイヤの最新スタッドレスを試してみたい方はぜひご検討ください。

    【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持ったハイクラスタイヤ

    【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持ったハイクラスタイヤ

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    オブザーブ ギズツー(OBSERVE GIZ2)は、従来品であるオブザーブ ガリットギズ(
    OBSERVE GARIT GIZ)の後継品で、2020年に発売された乗用車用スタッドレスタイヤです。

    前モデルよりもアイス性能と持続力が大幅に向上したのが特長です。

    トーヨータイヤならではの「クルミ殻」によるひっかき効果は健在で、氷への密着性能も高い最新鋭モデルになっています。

    「クルミ殻」によるひっかき効果

    シャーベットや圧雪路面は、接地感が高くて食い付きが良く、コーナーリングでスムーズに旋回してくれるようで、「安心して運転できる」と評判につながっているようですね。

    他にも、ドライ路面の走行時による性能の高さは抜群で、他社より腰砕け感が全然少なく、夏タイヤに近い感じにあり、使用したユーザーからの評判はとても高いです。

    しかし、アイス路面では他社と比べて滑り出しが早いと感じる声もあるようで、このあたりが「トーヨータイヤのスタッドレスは滑る」と言われてしまう所以なのかも知れません。

    ただし、滑り始めに唐突感がないのでコントロールはしやすくグリップ力もあるため、豪雪地域以外ではコスト的にも優れており、検討する価値があるでしょう。

    【オブザーブ ガリット GIZ】:アイス性能が進化したスタンダードタイヤ

    【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持った最新モデルのタイヤ

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    オブザーブ ガリット(OBSERVEGARIT GIZ)は、従来品であるGARIT G5の性能をより進化させた乗用車用スタッドレスタイヤです。

    従来からのコンセプトである「吸水」「吸着」「ひっかき」の性能向上のなかでも、特に吸水性能を大きく引き上げることで、アイス性能をアップさせています。

    その結果、アイス路面でもステアリングから路面状況がわかりやすく伝わってきて「多少滑ってもコントロールしやすい」と高評価のようです。
    また、雪道での性能は他社と変わらないが「ロードでの乗り心地がよく、ふらつきも少ない」という意見もありました。

    2020年8月に、後継品としてオブザーブ ガリットの性能をさらに進化させた、オブザーブ ギズ2が発売されています。

    しかし依然として様々な走行環境に対応できる、スタンダードなスタッドレスタイヤと言えるでしょう。

    【ウィンタートランパス TX】:ふらつきを抑えたハイト系ミニバン専用タイヤ

    【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持った最新モデルのタイヤ

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    ウィンタートランパス TX(Winter TRANPATH TX)背の高いミニバンやSUV専用として開発されたスタッドレスタイヤです。重心が高くてふらつきやすいという、ウィークポイントをおさえる特長があります。

    これは、ミニバン専用夏タイヤの「TRANPATH」シリーズで採用している、横剛性に強い スーパーハイターンアップ構造によるものです。

    コーナリングやレーンチェンジのふらつきが少ない、横方向のグリップがよい、という意見が多いのも納得です。

    「雪道では、粘り強く安定した走りをしてくれる」とのことで通常の雪道を走る分には問題ないレベルのスタッドレスでしょう。

    走行音については「ロードの市街地では静かだが高速では少し大きい」という口コミも見られますが、スタッドレスタイヤ全般に、ロードノイズはノーマルタイヤに比べて大きいと言われています。静寂性が最優先、という場合ではなければ気にしなくてもよいのでは、と個人的には思います。

    【オブザーブ GSi-6】:あらゆる路面に対応するSUV専用タイヤ

    【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持った最新モデルのタイヤ

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    オブザーブGSi-6(OBSERVE GSi-6)は、氷雪路からウェット、ドライなど、あらゆる路面に対応するSUV・CCV専用のスタッドレスタイヤです。

    ゴムの柔軟性と路面への密着性を高めるために、コンパウンドには従来品よりシリカを増量。
    さらに「吸水カーボニックパウダー」により水膜を効果的に吸水させ、「鬼クルミ殻」によって氷を直接ひっかくことで、グリップ力をアップさせています。

    その結果、腰砕け感のない、安定した走りが可能です。
    アイス路面でのコントロール性能も高くなっているので「まるで夏タイヤと同じような感覚だ」という意見もあります。

    また、SUV専用タイヤということもあって、4駆のトラクションが高い車両に装着されることが多いですが、急激なアクセル操作でも確実にグリップしてくれて安心感が高いタイヤです。

    【オブザーブ W/T-R】:荒れた氷雪路や深雪での走破性を追求するSUV専用タイヤ

    【オブザーブ GIZ2】:高度なアイス性能と高い持続力を持った最新モデルのタイヤ

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    もう一つのSUV専用スタッドレスタイヤ、オブザーブ(OBSERVE) W/T-Rは、荒れた氷雪路や深雪を走破するために開発されました。

    まず目を引くのが、タイヤ側面に大型の凹凸を配置しており、深い雪道でもしっかりと路面や雪をつかみ効率的にクルマを前に進めることができます。

    また、スリット幅を広くすることで排雪性が向上し、周方向に段差を設けたショルダーブロック形状により、トラクションをアップさせました。
    実際に深雪での平坦路はもとより、急勾配でも難なく登って安定した走りができるようです。

    また、前進だけでなく、後進にも強いようで、あらゆる方向に対応できるところもポイント。
    雪道でのオフロード走破を志向するユーザー向けのスタッドレスタイヤで、全3サイズのラインナップです。
    内2サイズはLT規格となっており、ジムニーやランクル系のカスタマイズユーザーには最適ではないでしょうか。

    トーヨータイヤの各スタッドレスの位置づけは?

    様々なブランドがあるトーヨータイヤのスタッドレス。車種別にランク分けをしてみましたので、参考にしてみてください。

    乗用車

    ハイクラス スタンダード
    オブザーブ ギズ2 オブザーブ ガリット

    OBSERVE GIZ2は、GARIT GIZの後継品として発売されました。

    ミニバン

    ハイクラス スタンダード
    オブザーブ ギズ2 ウィンタートランパスTX

    トータル性能の高さから、オブザーブ ギズ2のほうが優位かと思いますが、車重があって、車高が高い車であれば、ウィンタートランパスTXがおすすめです。また、ミニバン専用のスタッドレスになるため相性も良いです。

    SUV(オンロード用途)

    ハイクラス スタンダード
    オブザーブ GSi-6 ウィンタートランパスTX

    オブザーブ GSi-6は、オンロード走行に適したSUV専用タイヤなので、希望するサイズがあれば、これを選んで間違いないでしょう。

    ウィンタートランパス TXは、ハイト系ミニバン・SUV車用タイヤで、サイズが豊富で値段的にもリーズナブルなので、候補に入れてもよいですね。

    SUV(オフロード用途)

    雪山をがっつり走るオフロードを用途であれば、OBSERVE W/T-R一択がよいでしょう。

    ただし、サイズ展開は以下の3サイズです。

    ・LT265/70R17 112/109Q
    ・LT285/70R17 116/113Q
    ・185/85 R16 105/103N LT

    ジムニーやランクル、ジープといった車種にはある程度限られてきますので、合うサイズがあればOBSERVE W/T-Rを購入するのがおすすめです。

    トーヨータイヤのスタッドレス価格一覧表

    トーヨータイヤのスタッドレス価格一覧表

    最後に、トーヨータイヤの中でも代表的なスタッドレスをサイズ別で価格一覧表にまとめました。(2023年5月時点の情報)

    サイズは幅広くあるため、多く使われている大きさのみに絞っています。

    軽自動車/セダン/コンパクトカー、ミニバン向けスタッドレス向け

    オブザーブギズ2とオブザーブガリットギズは、同じ乗用車用スタッドレスタイヤですが、旧モデルのガリットギズのほうが安い設定となります。
    予算があれば、性能が向上している最新モデルの購入をおすすめします。

    また、ギズ2よりもウィンタートランパスTXのほうが少し価格が安くなっています。
    もしハイト系ミニバンに乗っていて、走行時のふらつきをおさえたい人はウィンタートランパスTXがおすすめです。

    ※金額とサイズは執筆時に在庫があったものとなりますので、全てのサイズを網羅しているわけではありませんのでご注意ください。最新の金額は商品詳細よりご確認ください。

    オブザーブ ギズ2の金額一覧

    サイズ 金額(4本)
    145/80R13 24,400円~
    155/65R14 26,000円~
    165/65R14 46 800円~
    165/65R15 54,800円~
    185/65R15 66,400円~
    195/65R15 74,000円~
    195/60R16 96,400円~
    215/60R16 108,400円~
    215/55R17 132,800 円~
    225/55R17 139,600円~
    245/50R18 168,000 円~

    オブザーブ ガリット ギズの金額一覧

    サイズ 金額(1本)
    175/65R14 29,560円~
    175/70R14 28,760円~
    185/60R15 38,440円~

    ウィンタートランパスTXの金額一覧

    サイズ 金額(4本)
    155/65R14 34,800円~
    165/65R14 38,400円~
    165/55R15 61,200円~
    215/70R15 57,200円~
    195/60R16 76,400円~
    215/60R16 84,400円~
    205/55R16 96,000円~
    215/60R17 70,000円~
    215/50R17 110,000円~

    SUV向け

    通常のスタッドレスよりも、さらに高性能かつSUV向けスタッドレスの価格一覧です。

    一般用途向けに比べて価格は高くなりますが、荒れた氷雪路や深い積雪でも走行可能であるため、本格的にスノーボードを楽しむ人や四輪駆動車の走破性を極限まで使いたい人にはおすすめです。

    ※金額とサイズは執筆時に在庫があったものとなりますので、全てのサイズを網羅しているわけではありませんのでご注意ください。最新の金額は商品詳細よりご確認ください。

    オブザーブ GSi-6の金額一覧

    サイズ 金額(4本)
    195/80R15 59,600円~
    225/70R16 75,200円~
    225/65R17 83,200円~
    225/60R18 96,000円~
    235/55R20 131,600円~
    275/50R20 149,200円~

    オブザーブW/T-Rの金額一覧

    サイズ 金額(4本)
    185/85R16 78,120円~
    175/70R14 29,400円~
    185/60R15 40,800円~

    トーヨータイヤのスタッドレスならタイヤワールド館ベストがおすすめ

    トーヨータイヤのスタッドレスならタイヤワールド館ベストで決まり

    ここまで、トーヨータイヤのスタッドレスについて解説してきました。

    トーヨータイヤのスタッドレスは、氷雪路やウェット路面、ドライ路面など、あらゆる路面に対応できるトータルバランスに優れたスタッドレスタイヤといえ、豪雪地域以外の街乗りユーザーさんにおすすめのタイヤといえるでしょう。

    タイヤワールド館ベストでは、トーヨータイヤのスタッドレスを数多く取り扱っており、オンライン上ですぐに購入することもできます。
    また、全国4,000店もの提携取付店へ直送することができ、面倒なタイヤの補完や移動などの手間を省き、スマホ一つで購入から取付までの手配ができます。

    是非、一度オンラインショップを確認してみて下さい。
    きっと貴方にぴったりのスタッドレスタイヤが見つかるはずですよ。

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    columns スタッドレスタイヤ タイヤの基礎知識

    スタッドレスタイヤの履きつぶしは危険?車検はOKでも夏の履きっぱなしはNG!

    タイヤ交換が面倒で、スタッドレスタイヤの履きつぶしをしていませんか。

    「冬用として使えなくなったスタッドレスは夏用として使ってもいい」といった情報もありますが、安全性を考慮するのであれば、履きつぶしはNGと考えるべきです。

    今回は、なぜスタッドレスタイヤの履きつぶしがダメなのか、具体的な理由と共に分かりやすく解説していきます。

    間違った知識で車に乗ってしまうと大きな事故につながる可能性もありますので、ぜひチェックしてみてください。

    スタッドレスタイヤの履きつぶしとは

    スタッドレスタイヤの履きつぶしとは

    スタッドレスタイヤの履きつぶしとは、冬用として使えなくなったスタッドレスタイヤを、そのまま夏用タイヤとして履き続ける行為です。

    実は、「冬用」として使えなくなっただけのスタッドレスタイヤは、夏用として使うこと自体は違反になりません。

    なかなか詳しく知らない方も多いと思いますので、まずは基本的なことについて解説していきます。

    なぜスタッドレスタイヤの履きつぶしをしてしまうのか

    そもそも、なぜ履きつぶしをしてしまうのでしょうか。

    多くの場合、下記を理由にしているケースがほとんどです。

    ● 交換する夏タイヤも寿命を迎えているので、購入を先送りしたい
    ● 夏用タイヤが寿命で車検が取れないため、そのまま履いている
    ● タイヤ交換が面倒、交換工賃がもったいない

    特に、夏用タイヤが寿命を迎えていることで、履きつぶしを行うケースが多いといえます。

    たしかに最近はタイヤの価格も上がっているため、気持ちは分からなくはないのですが、危険度が増加することを考えれば避けるべきです。

    スタッドレスタイヤの履きつぶしは法律違反?車検は?

    スタッドレスタイヤの履きつぶしは、現状、道路交通法に定めがなく、法律違反にはなりません。
    したがって車検においても、履きつぶしをしているスタッドレスタイヤのままでも問題にはなりません。(残り溝(スリップサイン)が車検基準値以上は大前提になります。)

    タイヤの危険性を考えれば履きつぶしは避けるべきですが、法律的にはOKとなっているため、どうしても一定数の人が履きつぶしをしている状況です。

    スタッドレスタイヤの履きつぶしが危険な4つの理由

    スタッドレスタイヤの履きつぶしが危険な4つの理由

    では、具体的に履きつぶしが危険とされる理由はなんでしょうか。

    主に4つの危険があるとされています。

    1. ドライ・ウェット路面における制動力が下がる
    2. 安定性・操作性の低下
    3. 劣化・摩耗の進行スピードが早い
    4. 燃費性能の悪化

    1. ドライ・ウェット路面における制動力が下がる

    スタッドレスは氷上・雪上で最大限の効果を高めるために、地面に密着しやすい柔らかいゴムが使用されています。

    通常、ゴムは気温が低下すると硬くなってしまう性質があります。

    ドライ・ウェット路面では、タイヤにある程度の硬さがなければグリップ力が発揮できないので、制動力が下がる形です。

    制動力が下がれば、自動車がブレーキを踏んでから止まるまでの距離は伸びてしまうので、危険が増してしまいます。

    また、スタッドレスは細かい溝が無数に入っていることで、雪や氷とタイヤの間に発生する水分を排出する構造です。

    この構造は冬道では良い効果を生み出すものの、雨水量が多い時期など多量の水を排出するには不向きな構造で、むしろ水分を溜め込む可能性があります。

    いわゆるハイドロプレーニング現象(タイヤと路面の間に水膜が発生し、ハンドル操作が効かなくなる現象)を起こす要因になるため、スタッドレスの履きつぶしは避けるべきです。

    私も過去、梅雨時期にスタッドレス走行した経験はありますが、夏タイヤと同じ感覚で運転すると「止まるまでの距離が遅い」「雨でハンドルが横に取られる」等を経験しております。

    2. 安定性・操作性の低下

    スタッドレスは剛性が低く、路面に密着しやすい特性があることで、夏タイヤよりも安定性に欠ける傾向があります。

    合わせて、柔らかいゴムで設計されていることもあり、走行している時にタイヤがたわみやすく、安定性や操作性が夏用タイヤよりも劣るのがデメリットです。

    柔らかい分、硬い夏タイヤよりも凹凸などの衝撃を吸収しやすいというメリットもありますが、安定性や操作性が低いと事故につながる可能性は高くなるので、スタッドレスの履きつぶしは避けるべきでしょう。

    感覚的には、走行時に夏タイヤよりも「車体がぐらつく」「ハンドル操作をしてから車の動作まで若干のラグがある」といった現象を感じることになります。

    3. 劣化・摩耗の進行スピードが早い

    スタッドレスは、冬の気温が低い時期を想定して作られています。したがって、気温が高い時期・路面の温度が高い状況で使用すると、タイヤの摩耗・劣化スピードが非常に早く進みます。

    もし、冬のシーズンを終えた時点で劣化が進んでいるタイヤをそのまま使用していると、気づかない内に使用限度を超えていたという事態にもなりかねません。

    特に近年は、異常に暑い日が続く傾向もあり、タイヤに大きなダメージを与え、バースト(破裂)につながるケースも多発していますので注意が必要です。

    「昔はスタッドレスを一年中使っていても大丈夫だった」と考える方もいますが、気候がここ数年で大きく変わっていますので、その点も忘れないようにしてください。

    4. 燃費性能の悪化

    スタッドレスは柔軟性があるので、その分夏タイヤよりも転がり抵抗が多いとされています。
    したがって燃料の消費は多く、夏タイヤ装着時よりも燃費性能は悪化する形です。

    安全面に直結するわけではありませんが、これだけガソリンが高くなりつつある状況を考えれば無視できない問題だと思います。

    スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイント

    スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイント

    スタッドレスの履きつぶしをしないためにも、寿命を見極める明確なポイントをここで理解しておきましょう。

    車に詳しくない方であれば、よく分からない領域だと思いますので、プロがしっかりと解説させていただきます。

    1. プラットホームの露出(残り溝50%未満)
    2. スリップサインの露出(残り溝1.6mm未満)
    3. ひび割れ(硬化度合い)
    4. 製造年数

    1. プラットホームの露出(残り溝50%未満)

    プラットホームとは、スタッドレスだけに記されている目印で、残り溝が50%未満になった時点で露出するように作られています。

    これは、スタッドレスが冬用タイヤとして性能を発揮できる限界を超えたサインになるため、プラットホームが露出した時点で、氷上や雪上では使用できない形です。

    一見、溝が残っているように見えるので、「まだまだ使える」と考える方もいますが、溝が50%未満で冬道の走行することは、夏用タイヤで走っているのと変わらないことになります。
    非常に危険ですので、寿命と捉えて必ず買い替えをしてください。

    2. スリップサインの露出(残り溝1.6mm未満)

    スリップサインとは、残り溝が1.6mmになった時点で露出する目印になります。
    これはタイヤとしての寿命を超えているサインで、即交換が必須の状態です。

    タイヤとして使える状態ではないため、危険性は最高レベルになっていると考えてください。
    道路交通法でも、「残り溝1.6mm未満は使用禁止」と定められていますので、スリップサインが露出しているタイヤを使用すれば、法律違反になります。

    スリップサインは、先ほど解説したプラットホームよりも奥に設置された目印なので、プラットホームが露出した時点で交換したユーザーであれば、さほど気にする必要はないでしょう。

    もし、あまり気にせずタイヤを使用している方であれば、すぐにチェックして、自分のタイヤがどの状態にあるのかチェックしてください。

    3. ひび割れ(硬化度合い)

    ひび割れは、スタッドレス・夏タイヤどちらにも関係するチェックポイントで、目視で分かるようなヒビ割れが入っていれば、危険性を考慮して交換が必要です。
    ヒビ割れは誰でも簡単に確認できる部分になるので、必ずチェックしておきましょう。

    少量のヒビ割れだけであればまだ焦る必要はありませんが、全体に無数のヒビ割れ、長い線のヒビ割れなどは寿命と考えてください。

    ヒビ割れが起きる要因としては、タイヤのゴムは劣化が進むと硬化していく特徴があり、硬化が進んでいるとタイヤにヒビが入っていきます。
    つまり、「劣化したタイヤ」という証明でもあるので、使用は中止すべきです。

    ヒビが入っていると、走行時にバースト(破裂)が起きる可能性が高いといえます。

    4. 製造年数

    タイヤの製造年数は、スタッドレスの場合「3年〜4年」を目安に交換していくのがベストです。

    ほとんどのメーカーは、3年〜4年、長くても5年で交換するのを推奨していますので、溝の残り具合は関係なく、年数で寿命を見極めるのが安心でしょう。

    製造年数の調べ方は、タイヤのサイドウォール(側面)をチェックします。

    メーカーによって若干表記は異なるものの、大抵「4桁の数字」が記載されていますので、そちらを見れば見分けが可能です。

    数字の見方としては、「0120」とあった場合、最初の2桁「01」が製造週、後の2桁「20」が製造年となります。
    つまり、「01=1週目」「20=2020年」であり、2020年の1週目に製造されたと判断できる形です。

    尚、数字は表側に書いてあることが多いものの、たまに裏側のみに表記されているケースもあり、その場合は車体からタイヤ+ホイールを取り外す必要があるでしょう。

    スタッドレスタイヤの履きつぶしが起こした事故事例

    スタッドレスタイヤの履きつぶしが起こした事故事例

    スタッドレスタイヤの履きつぶしがいかに危険か分かるように、事故事例や実験データについても目を通しておきましょう。

    事例

    2023年に北海道広尾郡大樹町で軽乗用車と乗用車が衝突し、7人死傷、内4人が亡くなった悲惨な事故がありました。

    こちらは夏時期だったにも関わらず、軽自動車側がスタッドレスを装着していたことがわかっており、履きつぶしによる影響が運転に影響していた可能性が指摘されています。

    軽自動車はセンターラインを飛び越え、反対車線に飛び出してたことで事故になっており、かなりのスピードで走行した結果、操作性や安定性を失ってしまっていたようです。

    スピードの出しすぎはもちろんのこと、スタッドレスの履きつぶしによる危険も問題視された事故でした。

    危険性が証明されるデータもJRFが立証済み

    2015年にJRFが、「タイヤの種類や状態、路面状況で制動距離がどのように変化するのか」といった危険性を検証するテストを実施しています。

    テスト内容としては、夏タイヤ・スタッドレスの両方で異なる路面状況を走行し、ブレーキ操作を行った後の制動距離をテストした形です。

    テスト結果は以下の内容になりました。

    直線ブレーキテスト(ドライ)

    タイヤの溝 時速60km(m) 時速100km(m)
    タイヤの溝 平均 平均
    夏用タイヤ(10分山) 17.0 47.5
    夏用タイヤ(5分山) 16.3 44.1
    夏用タイヤ(2分山) 15.8 42.6
    スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 18.8 51.1

    直線ブレーキテスト(ウェット)

    タイヤの溝 時速60km(m) 時速100km(m)
    タイヤの溝 平均 平均
    夏用タイヤ(10分山) 16.7 47.6
    夏用タイヤ(5分山) 16.7 50.8
    夏用タイヤ(2分山) 18.0 70.5
    スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 20.3 72.2

    旋回ブレーキテスト(ドライ)

    タイヤの溝 時速60km(m)
    制動距離(m) 円中心からの距離
    平均 平均(前輪) 平均(後輪)
    夏用タイヤ(10分山) 19.2 1.4 1.2
    夏用タイヤ(5分山) 18.4 2.0 1.6
    夏用タイヤ(2分山) 18.6 2.2 1.9
    スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 20.8 2.5 2.0

    旋回ブレーキテスト(ウェット)

    タイヤの溝 時速60km(m)
    制動距離(m) 円中心からの距離
    平均 平均(前輪) 平均(後輪)
    夏用タイヤ(10分山) 19.4 1.3 1.1
    夏用タイヤ(5分山) 19.5 2.2 1.9
    夏用タイヤ(2分山) 20.6 2.6 2.2
    スタッドレスタイヤ(プラットホーム出現) 26.7 4.8 4.1

    ※JRF摩耗タイヤの検証(JRFユーザーテスト)

    テスト結果を見ても分かる通り、スタッドレスタイヤでドライ・ウェット路面を走行した時の制動距離は明らかに伸びているのが分かると思います。

    テストで使用しているスタッドレスタイヤは、プラットホームが出現している(冬用タイヤとして使えない)ものになるため、履きつぶしの危険性が十分に分かる結果といえます。

    スタッドレスタイヤの交換が面倒ならオールシーズンタイヤもおすすめ

    スタッドレスタイヤの交換が面倒ならオールシーズンタイヤもおすすめ

    スタッドレスタイヤの履きつぶしをしてしまう方の中には、「毎シーズンにスタッドレスタイヤに交換するのが面倒」と感じているケースも多いと思います。

    そんな方にはおすすめなのが、各メーカーからでているオールシーズンタイヤがおすすめです。
    通年で履けるタイヤ構造になっており、ドライ・ウェット路面、氷上・雪上などオールラウンドに対応できる性能が搭載されています。

    近年はタイヤ性能も格段に進化しており、オールシーズンタイヤの万能性には驚きを隠せません。
    「本当に冬道が走行できる?」と疑問の声もありますが、都市部等における積雪量であれば、なんら問題なく、安全走行が可能です。

    ただし、積雪量の多い地域やアイスバーン(路面凍結)を走行する環境では、安全面を最大限に確保するためにも、スタッドレスタイヤは必要とお考えください。

    おすすめのオールシーズンタイヤも2つ載せておきますので、気になる方はチェックしてください。

    ● ダンロップ:シンクロウェザー
    ● ダンロップ:オールシーズンマックス AS1
    ● トーヨータイヤ:セルシアス

    ダンロップ:シンクロウェザー

    シンクロウェザー

    ダンロップ公式サイトへ

    メーカー ダンロップ
    商品名 シンクロウェザー
    サイズ 15〜19インチ
    価格 ¥21,450円〜
    特徴 ・路面状況に合わせてタイヤ自身が最適な性能に変化す画期的なオールシーズンタイヤ
    ・「水スイッチ」水に触れるとゴムが柔らかくなり、ウェット路面でのグリップ力が向上
    ・「温度スイッチ」低温下ではゴムが硬くなりすぎず、雪上や氷上でもグリップ力を維持
    購入ページ 詳しくはこちら

    ダンロップ:オールシーズンマックス AS1

    オールシーズンマックス AS1

    ダンロップ公式サイトへ

    メーカー ダンロップ
    商品名 ALL SEASON MAXX AS1
    サイズ 13〜20インチ
    価格 ¥9,500円〜
    特徴 ・雪上ブレーキ性能、静粛性能、ウェット性能、ロングライフ性能の4つを高次元で実現している
    ・排水性が高い構造で、スタッドレスが苦手とするウェット路面にも強い
    購入ページ 詳しくはこちら

    トーヨータイヤ:セルシアス

    セルシアス

    トーヨータイヤ公式サイトへ

    メーカー トーヨータイヤ
    商品名 CELSIUS(セルシアス)
    サイズ 14〜18インチ
    価格 ¥10,100円〜
    特徴 ・スノー性能とドライ・ウェット性能を最大限に発揮する非対称パターンを採用
    購入ページ 詳しくはこちら

    寿命がきたら専門店で交換!タイヤならタイヤワールド館ベストへおまかせ

    寿命がきたら専門店で交換!タイヤならタイヤワールド館ベストへおまかせ

    今回は、スタッドレスタイヤの履きつぶしについて解説してきました。
    一見、冬用タイヤとして使えなくなったスタッドレスタイヤは、夏用として使えると考えがちですが、ドライ・ウェット路面に必要な性能が備わっていないため、使用するのは止めてください。

    東北エリアにお住まいであれば、タイヤワールド館ベストにぜひお越しください。お車に最適なタイヤを予算内で、しっかりとお探しいたします。
    タイヤの専門スタッフが常駐しているため、不明点はなんでも相談が可能です。

    タイヤワールド館ベスト店舗一覧

    また、オンラインショップも展開しているため、全国どこからでもタイヤの購入が可能です。
    全国の約4,000の店舗と連携しているので、購入だけでなく、自宅近くの整備工場等を予約・取付までネット上で手配できます。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

    オンラインショップでは、タイヤ購入から取付までにかかる「トータル金額」を確認できますので、非常に分かりやすく比較できるのもポイントです。

    スタッドレスタイヤは寿命がきたら、即交換がおすすめです。ぜひ楽しいドライブを楽しんでくださいね。

    カテゴリー
    columns スタッドレスタイヤ フォルクスワーゲン 輸入車(外車)

    おすすめタイヤとタイヤホイールの選び方 VW ゴルフ編

    フォルクスワーゲンの代名詞と言えば、「GOLF/ゴルフ」です。
    ゴルフには呼称があり、ゴルフの後に数字がつく呼び方があります。
    2024年現在、新型で発売されているものは2019年発売の8代目「ゴルフ8」になります。

    各モデルには、派生のヴァリアントモデル(ステーションワゴンや、スポーツモデルのGTIなどがあります。

    日本ではゴルフ2から正式に輸入が開始され現在に至ります。
    今回は現行モデルのゴルフ7についてタイヤやホイールのお話をさせていただきます。

    ゴルフ8のタイヤについて

    現行のゴルフ8は16〜19インチのタイヤが使用されています。各グレードと標準装着タイヤサイズ・ホイールは以下の通りです。

    車種 タイヤサイズ ホイール
    eTSI Active Basic 205/55 R16 7Jx16 (5ダブルスポーク)
    TDI Active Basic 225/45 R17 7.5Jx17(10スポーク)
    eTSI Active 205/55 R16 7Jx16 (5ダブルスポーク)
    eTSI Active Platinum Edition 225/45 R17 7.5Jx17(10スポーク)
    TDI Active Advance
    TDI Active Advance Platinum Style
    eTSI Style
    eTSI Style Platinum Edition
    TDI Style
    TDI Style Platinum Edition
    eTSI R-Line 7.5Jx17(5ダブルスポーク)
    eTSI R-Line Platinum Edition
    TDI R-Line
    TDI R-Line Platinum Edition
    GTI 225/40 R18 7.5Jx18(5スポーク)
    R
    R 20 Years 235/35 R19 8Jx19 (5ダブルスポーク)

    ゴルフ7のタイヤについて

    一つ前の世代、ゴルフ7にはグレードに応じて15、16、17、18インチとサイズが異なるタイヤが使用されています。
    サイズが異なる理由としては、ブレーキ性能を強化するために、大きなブレーキローターを使用しているためです。
    下記の表にタイヤのサイズとホイールのサイズをまとめました。

    ゴルフ7 グレード名 タイヤサイズ ホイールサイズ 純正装着タイヤの例
    ブリヂストン ダンロップ
    TSIトレンドライン 195/65R15 1560 5/112 43 ER300/EP150
    TSIコンフォートライン 195/65R15 1560 5/112 43 ER300/EP150
    TSIハイライン 205/55R16 1665 5/112 46 ER300 SP SPORT FASTRESPONSE
    GTI 225/45R17 1770 5/112 49 ER300 SPORT MAXX RT
    GTE 225/45R17 1775 5/112 51 T001 SPORT MAXX RT
    R-GTIパーフォマンス 225/40R18 1875 5/112 51 S001

    ※純正装着タイヤ例は各タイヤのメーカーホームページより抜粋

    ゴルフのタイヤ交換におすすめのタイヤ

    純正装着タイヤと同ブランドで紹介します。

    ブリヂストン
    純正タイヤ 交換用タイヤ グレード
    EP150/ER300/T001 レグノ GR-XI プレミアム
    プレイズ PX コンフォート
    エコピア NH100 ベーシック
    S001 ポテンザS001 スポーツ
    ポテンザS007a スポーツ
    ダンロップ
    純正タイヤ 交換用タイヤ グレード
    SP SPORT FASTRESPONSE ビューロ VE303 プレミアム
    ルマン5 コンフォート
    エナセーブEC204 ベーシック
    SPORT MAXX RT SP スポーツマックス 050+ スポーツ

    プレミアグレードのタイヤをご選択頂けると、純正装着タイヤと同等の性能が得られると思います。
    また、他のグレードをご選択頂いても、走行に支障はございません。

    スタッドレスタイヤのインチダウン

    タイヤは基本的にインチが大きくなると値段が高くなる傾向にあります。

    サマータイヤは純正のホイールを使用するので、インチを変える方は少ないと思います。しかしスタッドレスタイヤとなると、インチダウンを考える方もいるかと思います。
    ゴルフ7のインチダウンの情報を下記にまとめています。(ただし、仕様変更等で情報は変更になる場合があります)

    グレード名 タイヤサイズ 装着可能サイズ
    TSIトレンドライン 195/65R15 15インチまで
    TSIコンフォートライン 195/65R15 15インチまで
    TSIハイライン 205/55R16 16インチまで
    GTI 225/45R17 16インチまで
    GTE 225/45R17 16インチまで
    R-GTIパーフォマンス 225/40R18 17インチまで

    ※ウエイトの張り付け位置によっては干渉あり。

    GTI、GTE、が16インチまでインチダウン可能、R-GTIパフォーマンス17インチまでインチダウン可能となります。

    ホイールについて

    ホイールは国産車と異なり、ボルトで取付を行います。そのため、車両のボア径とホイールのハブ径のサイズが同じもの選択すると良いです。

    また、純正のボルトは球面の座面となっています。純正のボルトが使用できるホイールを選択すると、ボルトを夏、冬と共通で使用できます。

    商品によっては、純正のセンターキャップが使える物もございます。センターキャップ裏面の商品コードで判別ができる場合があります。

    商品コードを確認するためには、タイヤを外してキャップをホイールから外す必要があります。
    ※専用品以外もハブリングや専用のボルト等があれば、装着は可能です。

    ホイール選びのポイント

    VWゴルフのホイール選びのポイントは以下の2つです。

    ● ボア径が57.1のものを選ぶ
    ● 純正ボルトが使用できるように、座面が球面のものを選ぶ

    ゴルフと言っても、モデルはベーシックなものから、スポーツモデルまで、幅広いラインアップがあります。
    ぜひグレードに合った、タイヤ、ホイール選びの参考にしてください。

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    columns スタッドレスタイヤ ブリヂストン

    ブリヂストンVRX3とVRX2どちらがいい?VRXシリーズを価格と口コミもあわせて徹底解説!

    「ブリヂストンのVRXが気になっている」「ブリヂストンのVRXシリーズのうちどれを買おうか迷っている」「ブリヂストンのVRXを実際に購入した方の口コミを見たい」
    このように悩んでいる方も多いでしょう。

    ブリヂストンのブリザックVRXといえば、高い氷上性能で日本の雪道の安心安全を守り続けてきたスタッドレスタイヤです。「2台に1台がブリザック」「北海道・北東北主要5都市でのブリザック装着率 23年連続No.1」という謳い文句を掲げています。

    当記事では、3つのブリザックVRXシリーズの価格や特徴、購入者の口コミを紹介した後に、いま買うならどれが1番良いかを解説していきます。
    ぜひ最後まで目を通してみてください。

    3つのブリザックVRXシリーズの価格比較表

    3つのブリザックVRXシリーズの価格比較表

    ブリザックVRXシリーズのスタッドレスの購入を検討する際に、最も気になるのが各シリーズの価格差でしょう。

    価格差に見合うだけ性能が向上していれば購入を決める方もいるはずです。ここでは、VRXシリーズの最安値と最高値を比べてみます。

    VRXシリーズ クラス 最安値 最高値 URL
    ブリザックVRX3 ハイクラス 6,670円 84,330円 最新価格
    ブリザックVRX2 アップグレード 5,710円 38,690円 最新価格

    ※2024年11月1日時点の金額です。最新価格はリンク先よりご確認ください。

    最新のブリザックVRX3は、タイヤサイズによっては8万円以上するものもあります。品質の高いブリヂストン製だけあって価格に見合うと考える方が多いですが、価格だけでなく詳細な特徴を知っておきたいですよね。

    この記事の中盤で、各ブリザックVRXシリーズについて詳しく解説しているので、求める性能と価格が見合うか確認してみてください。

    ブリザックVRX2とVRX3の違い

    ブリザックVRX2とVRX3の違い

    ブリザックVRX2とVRX3の違いについて気になる方が多いため、比較してみました。
    比較した結果、結論は以下のとおりです。

    1. VRX2のほうがお手頃価格
    2. VRX3になって発泡ゴムが進化した
    3. トレッドパタンの進化が氷上性能20%アップの要因の1つ

    詳しく見ていきましょう。

    1.VRX2のほうがお手頃価格

    ブリザックVRX3と比べてVRX2のほうがお手頃価格といえます。最安値で比較してもブリザックVRX3は1本6,670円、VRX2は5,710円と1,000円の差があります。

    4本まとめて購入すると考えると、VRX3は26,680円、VRX2は22,840円と約4,000円の差額です。

    スタッドレスタイヤはタイヤのインチ数が大きくなれば価格も上がるので、VRX3の大きいタイヤを買おうと思ったら4,000円以上プラスで支払うことになります。

    VRX2でも日本の雪道を走るには十分な性能を備えているといえるため、コスパ重視の方はVRX2を選びましょう。

    2.VRX3になって発泡ゴムが進化した

    VRX3とVRX2は以下のとおり発泡ゴムの種類が違います。

    ● VRX3:フレキシブル発泡ゴム
    ● VRX2:アクティブ発泡ゴム2

    発泡ゴムとは、穴がたくさん空いていて吸水性が高いゴムです。
    この発泡ゴムのおかげで、VRXシリーズは凍っている路面でも高いグリップ力を発揮するといわれています。

    VRX3になってフレキシブル発泡ゴムに進化したことで、アクティブ発泡ゴムよりも吸水力が向上し、さらに滑りにくく止まりやすくなりました。

    3.トレッドパタンの進化が氷上性能20%アップの要因の1つ

    トレッドパタンが進化したことで、氷上性能20%アップに大きく貢献しました。

    VRX2のときは水が溝やサイプ内に流れ込んでしまうことで水膜ができ、滑りの原因になっていました。

    しかし、VRX3では水流の流れをコントロールできるトレッドパタンに変更し、接地面積を増やすことで滑りやすい凍結路面でもしっかり止まれるタイヤになっています。

    ブリザックのVRXシリーズに関するよくある質問

    ブリザックのVRXシリーズに関するよくある質問

    ブリザックのVRXシリーズに関するよくある質問に答えます。

    1. コスパはいいといえる?
    2. VRX2とVRX3買うならどっち?
    3. 前型は性能も落ちている?

    順番に回答します。

    1.コスパはいいといえる?

    ブリザックのVRXは他のスタッドレスタイヤと比べて価格が高めですが、コスパはいいといえます。なぜなら、類を見ないほどハイレベルな氷上性能の良さが少なくとも4年は続くので、使えば使うほど得するといえるからです。

    たとえば以下の2つなら、結果的にコストは同程度になるため、性能に定評があるVRXのほうがコスパは良いと言えるでしょう。

    ● 1本4,000円の輸入タイヤを2年履く
    ● 1本8,000円のブリザックVRX3を4年履く

    安全性を考慮しても、評判の良いブリヂストン製のほうがおすすめです。

    2.VRX2とVRX3買うならどっち?

    性能重視ならVRX3、コスト重視ならVRX2がおすすめです。

    VRX2は雪道を安全に走行できる十分な性能を備えていて、VRX3より価格が安めなので、シリーズの中で最もコスパがいいといえます。

    価格ではなく性能を重視してスタッドレスタイヤを購入したい方はVRX3を選ぶべきですが、コスパを考えるならVRX2にしましょう。

    3.前型は性能も落ちている?

    いまからVRX2を購入すると、タイヤの性能が多少落ちているのではないかと心配される方がいますが、新品を購入するなら大丈夫です。

    適正に保管された新品スタッドレスタイヤは、3年間は同等の性能を保つことが確認されています。

    適正に保管された新品スタッドレスタイヤは、3年間は同等の性能を保つことが確認されている

    参照:ブリヂストン

    ただし、中古を購入するなら走行した分だけ摩耗している可能性が高いため、性能は落ちていると考えられます。

    中古のスタッドレスを購入する際は、できるだけ状態を把握し、安全性に問題ないことを確かめたうえで買いましょう。

    最新にして最高性能のブリザックVRX3

    最新にして最高性能のブリザックVRX3

    2021年に発売したブリザックVRX3は、ブリザックシリーズの最新作です。
    「価格が高いと感じてしまうかもしれない以外は非の打ち所がない」と販売員にいわせるスペックの高さを誇ります。特に以下の2点がポイントです。

    ● 氷上性能が20%アップ
    ● 4年後も性能が落ちにくい

    実際に購入した方の口コミも交えて解説します。

    VRX2と比べて氷上性能が20%アップ

    ブリザックVRX3はVRX2と比べて氷上性能が20%アップしました。氷上性能アップの理由は、発泡ゴムとパタン(タイヤ表面の溝)の進化でグリップ力がアップしたためです。

    グリップ性能が上がったおかげで、VRX2と比べて運転席1つ分手前でブレーキがかかるようになりました。

    また、タイヤの吸水性が上がって余計な水がタイヤに含まれすぎない設計になったことで、より衝突事故が起きにくいタイヤになっています。

    これにより、もともと「雪道で止まる・曲がる」と評判だったブリザックVRXのスタッドレスの機能が、さらにパワーアップしました。

    4年後も性能が落ちにくい

    ブリザックVRX3は4年後も性能が落ちにくいタイヤです。長年履いても性能がなかなか変わらないため、買い替えの頻度が落ちて経済的といえます。

    トレッドパタンが進化したことにより、タイヤと路面のすべりが少なく摩耗しにくい構造になり、ロングライフを実現できるようになりました。

    長期間使用することで摩耗しやすくなるスタッドレスですが、4年も性能を保証しているタイヤはなかなかありません。

    4年も性能を保てると謳っているのは、ブリヂストンの自信の表れといえるでしょう。

    ブリザックVRX3を購入した方の口コミ

    VRX3は高性能なスタッドレスタイヤです。しかし、高い買い物なので、実際に購入した方の意見も聞かないと購入に踏み切れない方もいるでしょう。
    ここでは、ブリザックVRX3を購入した方の口コミを見ていきます。

    ● 大変値段もリーズナブルで、北陸の雪にも強く安心して乗れました
    ● 走る、止まる、曲がると言う基本性能がこんなに違うものかとびっくりです
    ● アルミホイールとセットで値段も手ごろで大満足です

    実際に使った方でブリザックVRX3の価格が高いと評価する方は、私が見た中ではいませんでした。他のスタッドレスタイヤと値段を比較した場合は高いといえるのに、高すぎるという口コミが見当たらないのはすごいことです。

    それだけ満足度が高い高性能なスタッドレスタイヤということでしょう。

    高性能で手に取りやすい!ブリザックVRX2

    高性能で手に取りやすい!ブリザックVRX2

    続いて2017年に発売したブリザックVRX2を紹介します。

    ● アクティブ発泡ゴムで氷上性能10%アップ
    ● 静かで快適な乗り心地

    口コミを交えつつ見ていきましょう。

    アクティブ発泡ゴム2で氷上性能10%アップ

    アクティブ発泡ゴムでブリザックVRXより氷上性能が10%アップしました。

    アクティブ発泡ゴムとは、タイヤが滑る原因である路面の水膜を積極的に除去する機能をもつグリップ力の高いゴムです。

    このアクティブ発泡ゴムがVRXより進化したことにより、しっかり止まる・曲がるスタッドレスタイヤに進化しました。

    静かで快適な乗り心地

    ブリザックVRX2は静かで快適な乗り心地の良さも特徴として挙げられます。
    前型のVRXと比べて摩耗ライフが22%向上、静粛性が31%低減したことで、快適な乗り心地が長く続くスタッドレスになりました。

    また、非対称サイドの形状は、氷雪路だけでなく乾いた路面での走行も安心です。

    「ドライで走ってもノイズがなく静かで走り心地が良い」と、乾いた路面でも購入者が絶賛しています。

    乗り心地を優先してスタッドレスタイヤを選びたい方は、ぜひブリザックを検討してみましょう。

    その他の特徴

    【氷・雪上性能】新「非対称パタン」

    「アクティブ発泡ゴム2」のグリップ力を最大限に発揮させるため、「非対称パタン」もVRXから進化
    剛性を向上させたブロックが、路面とタイヤの接地面積を最大化することで、グリップ力が向上されています。

    また、「マイクロテクスチャー」と呼ばれるトレッド表面に施された微細な凹凸は、路面の水膜を効果的に除去することで、装着初期から優れた氷上性能を発揮します。

    【ロングライフ性能】摩耗ライフ22%向上(VRXとの比較)

    ブリザックの弱点と言われていた「タイヤの減りが早い」問題をブロック剛性の向上によって改善され、ロングライフで経済的になりました。

    ブリザックVRX2を購入した方の口コミ

    ブリザックVRX2も満足度の高い口コミが多数見受けられました。実際にブリザックVRX2を購入した方の口コミを見てみましょう。

    ● カーブのアイスバーンで少し横に滑る程度でしっかりとグリップしてくれた
    ● 走行音が静かなところが気に入りました
    ● また買い換える時も、ブリヂストンにしようかと思ってます

    価格を抑えつつ高性能なスタッドレスタイヤを探している方におすすめです。

    VRX2まとめ

    「BLIZZAK VRX」・「BLIZZAK VRX2」性能比較グラフは以下のとおりです。全てがVRXを上回っており、特に「氷・雪上性能」「静粛性」「ロングライフ性能」が格段に向上しています。

    最新作ではありませんが、VRX2もまだまだ検討対象になると思います。

    REVO GZの上位モデル ブリザックの初代VRX

    REVO GZの上位モデル ブリザックの初代VRX

    大人気のブリザックシリーズですが、初代VRXは2013年に、これまでブリヂストンのトップブランドスタッドレスタイヤだったブリザックREVO GZの上位モデルとして発売されました。

    全ての性能が前シリーズのREVO GZを超えるということで注目を集めたVRX。具体的にどこが性能アップしたのでしょうか。

    REVO GZより10%アップした性能

    VRXはブリザックREVO GZより以下の性能値が10%以上アップしているという触れ込みで売り出されました。

    ● 氷上ブレーキ性能
    ● ウエットブレーキ性能
    ● 転がり抵抗

    雪でも雨でも晴れでも、REVO GZとは違いがはっきりわかるレベルで性能の良いスタッドレスタイヤとなっています。

    その他の特徴

    【氷・雪上性能】「アクティブ発泡ゴム」

    ブリザックのスタッドレスにはすべて、独自技術の「発泡ゴム」が使用されています。

    氷の上でのグリップ力を高めるために、各メーカー試行錯誤していますが、ブリザック場合はタイヤがすべる原因である氷の上にできる「水の膜」をいかに素早く除去するかに着目しています。

    VRXで採用されている「アクティブ発泡ゴム」は水路の表面から積極的に水膜を取り込み、路面の水を効率的に取り除きます。

    また、タイヤが氷雪上で止まるのはやわらかいゴムが表路面に密着するからです。発泡ゴムはゴム内の多数の気泡でやわらかさを確保。すり減ってもタイヤ表面に新しい気泡と水路が現れるので、効きが長持ちします。

    【氷・雪上性能】「非対称パタン」

    トレッドパタンは、小さなブロックで氷雪面をつかむ、ひっかく、とらえるを意識したパタンになっています。パタンは各メーカー趣向を凝らしているので、そんなに気にしなくてもいいのでは…と個人的には思います。(もちろん大切な要素ですよ!)

    また、VRX時代からサイドの形状は、ふらつきを抑制し、低燃費性能も兼備した「非対称サイド形状」となっています。

    ブリザックVRXを購入した方の口コミ

    ブリザックVRXは発売から10年経っているため中古の口コミが多かったですが、良い口コミが多かったです。

    ● スタックして動けない車がいる道でもスリップ、スタックすることなく通れました
    ● 中古タイヤでありながら雪の上、翌日の氷の上も問題なく走りました
    ● VRXは以前も買ったことがありますが、柔らかさが長持ちしました

    店頭からは商品が消えつつありますが、アウトレットや中古市場ではまだ出回っているようです。VRXを気に入ってリピート買いした方もいましたので、出会いがあればご検討してみては。

    その他のブリザックシリーズ

    【SUV/4×4】SUV専用「BLIZZAK DM-V3」[発売:2019年/サイズ:15~20インチ]

    発売当時は人気で品薄状態!

    【氷・雪上性能】「アクティブ発泡ゴム2」

    ブリザック史上最高性能を誇るVRX2にも採用されている「アクティブ発泡ゴム2」を搭載。

    【氷・雪上性能】SUV専用パタン

    「アクティブ発泡ゴム2」のグリップ力をSUVでも最大限に発揮させるために開発された「SUV専用パタン」。剛性を向上させたブロックと、溝を適正配置したことにより、グリップ力が向上しました。

    VRX2同様、トレッド表面に微細な凹凸が施されでいます。(マイクロテクスチャー)
    路面の水膜を効果的に除去するので、装着初期から優れた氷上性能を発揮します。

    【ウェット性能】ウエットブレーキ6%短縮(DM-V2との比較)

    ストレート溝を4本化することで高い排水性が確保されています。氷雪路だけでなく雨の日、雪解け時の水路面でも安心です。

    【ロングライフ性能】摩耗ライフ25%向上(DM―V2との比較)

    ブロック剛性を高め、パタンの変形を抑えることで摩耗の原因であるタイヤと路面の「すべり」を低減。ロングライフで経済的です。

    DM-V3まとめ

    VRX2で採用されている評判のよい「アクティブ発泡ゴム2」に、ブロック剛性が向上したことにより接地面が増え、ロングライフ性能もアップしたタイヤです。今年発売モデルということで、SUVに乗っている人がこぞって購入しています。性能は間違いないですが、やはりお高め…しかし従来品のDM-V2に比べて長く使え、よいタイヤだと思います。

    【バン・小型トラック】VL10 [発売:2022年]

    ブリザックVL10

    バン・小型トラックでBLIZZAKを試したい人はこちらがオススメです。従来品のLV1から接地面積アップとブロック剛性が向上。摩耗ライフ20%向上、氷上ブレーキは15%短縮しました。

    スタッドレス購入時に見るべき項目はこの7つ!

    【参考】スタッドレス購入時に見るべき項目はこれだ!

    さて、ここまでブリザックVRXシリーズについてみてきましたが、「スタッドレスタイヤを比較する際、正直どれも良さそうだし、そもそも何を比べればいいのかわからない…」そんなお問い合わせもこの時期は多くいただきます。

    そこで最後に、スタッドレスの「性能」について、簡単に見て行きたいと思います。タイヤに必要な性能はいくつかありますが、まずスタッドレスタイヤとしてはこの4つです。

    1. 氷上性能‥アイスバーンなどの、凍った路面での性能
    2. 雪上性能‥雪の上での性能
    3. ウェット性能‥解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能
    4. ドライ性能‥雪が降っていない乾燥路での性能

    さらに、以下の項目はサマータイヤ同様気になります。

    1. 静粛性能‥タイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能
    2. 快適性能‥ふらつき防止などの乗り心地に関する性能
    3. ロングライフ性能‥タイヤの寿命に関する性能

    順に詳しく見ていきましょう。

    氷上性能

    スタッドレスタイヤで求められる、最重要の性能はこれではないでしょうか。タイヤが氷上で止まる仕組みは、まずは氷の表面にある水分を取り除き、氷面に密着して止める、というものが一般的です。

    この除水にブリヂストン、ヨコハマタイヤ、トーヨータイヤは「吸水」ダンロップは「撥水」を取り入れています。

    密着方法としては、サイプ(タイヤ表面にある細かい溝の事)のパターンやゴムに特殊材料を混ぜるなどして、密着性能を向上させています。

    トーヨータイヤでは鬼クルミの殻を混合し氷上を引搔いて止め、ダンロップでは液状ファルネセンゴムでブレーキ性能を上げています。

    雪上性能

    タイヤのトレッド部に刻まれる細かい溝=サイプ。雪上ではタイヤを横切る太くて深いサイプが効きます。
    豪雪地帯に居住の方はトレッド部分をよく観察してみましょう。
    ※トレッド=タイヤが路面と接触する部分

    ウェット性能

    濡れた路面に対する性能です。濡れた路面は摩擦抵抗が少ないのでこれもスリップしやすいです。冬の路面は危険がたくさんですね…
    冬といっても雨も降るし、雪が積もってもすぐ溶けて濡れた路面を走る状況も多い地域にお住まいの方は、この性能もぜひチェックしてください。

    ドライ性能

    冬とはいっても、晴れて乾いた路面の日ももちろんありますよね。その時に発揮する性能がドライ性能です。

    スタッドレスタイヤは、冬でも硬化しにくい、柔らかいゴムを採用しています。したがって、どうしても夏タイヤに比べて剛性とグリップ性が劣ります。

    各メーカーはブロックを支える構造や、タイヤのサイド部分に特殊な加工をして剛性を高めたりという工夫をしていますので、どのような方法が採られているのかチェックしてみましょう。

    ここまでが、スタッドレスタイヤに求められる性能でした!

    静粛性能

    スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べてサイプ深く、ノイズが出やすいタイヤです。

    “静かさ“も重視する方はこちらチェックしましょう。

    快適性能

    タイヤのサイド形状を工夫したり、剛性を高めたり。乗り心地を求める方はこの項目に言及しているタイヤを選んでみましょう。

    ロングライフ性能

    各メーカー、この項目についてはしのぎを削っています。
    最新タイヤでの各社の表記は以下の通り。

    ブリヂストン|VRX3‥摩耗ライフ従来比17%向上
    ダンロップ|WINTERMAXX03‥4年つかえるロングライフの文言消失。摩耗後氷上ブレーキは36%アップ
    トーヨータイヤ|OBSERVE GIZ3‥経年変化によるアイス路面でのブレーキ性能の低下が従来品より優位
    ヨコハマタイヤ|ice GUARD7‥約4年後でも高レベルを維持

    簡単に7つの性能を紹介しました!これを踏まえてブリザックのタイヤを見ていきましょう!

    ブリザックのVRXに履き替えるならタイヤワールド館ベストにおまかせ

    ブリザックのVRXに履き替えるならタイヤワールド館ベストにおまかせ

    以上、ブリヂストンの3つのブリザックVRXシリーズを紹介しました。個人的には、いま購入するなら価格の割に性能が高いVRX2をおすすめします。

    「さすがブリヂストンのスタッドレスだけある!」と、購入者の満足度が高いVRX2なら後悔しないはずです。一方で、日本最高レベルの性能を体験したい方はやはりVRX3の方でしょう。

    ブリヂストンのスタッドレスを購入したい方は、タイヤワールド館ベストの取り付けコミコミセットなら安く履き替えられるのでおすすめです。実際の利用者からは以下のような評価が届いています。
    「BESTさんの大変親切な対応と欲しかったブリヂストンのタイヤが安く取付けられて大満足です」
    「タイヤワールド館さんで購入すると早くて安いのでまた利用したいです」
    「探していたスタッドレスが最安値だったので取付セットで購入しました。次回もまたこちらでお願いします」

    安くて早くて楽にタイヤ交換をしたいなら、ぜひタイヤワールド館ベストをご利用ください!

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    columns コンパクトカー スタッドレスタイヤ ホンダ

    スタッドレスの選び方とプロがすすめるスタッドレス フィット編

    こんにちは!
    タイヤワールド館ベストです。

    今回はホンダの大人気コンパクトカー「フィット( FIT )」におすすめのスタッドレスタイヤをご紹介します。
    まずはフィットの基本情報について。


    ■フィット基本情報

    フィットは、ホンダが2001年から発売している幅広い層に人気のコンパクトカーです。
    街乗りや普段使いに便利な小回りの利くコンパクトさで、トヨタのアクアや日産のノートに並ぶ人気の車種です。

    2017年のマイナーチェンジでは「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用し、安全装備も充実しています。
    さらにボディ剛性の強化と遮音ガラス採用で、静粛性と乗り心地もアップしました。

     

    ●フィットの型式・年式・純正タイヤサイズは下記のとおりです。

    型式 年式 タイヤサイズ
    GD1~4 2001年6月~2007年10月 175/65R14(※インチダウン不可)
    185/55R15(14インチまでインチダウン可)
    GE6~9 2007年10月~2013年9月 175/65R14(13インチまでインチダウン可)
    175/65R15(14インチまでインチダウン可)
    185/55R16(14インチまでインチダウン可)
    GK3~6 2013年09月~ 175/70R14(※インチダウン不可)
    185/60R15(14インチまでインチダウン可)

     

    ●フィットハイブリッドの型式・年式・純正タイヤサイズは下記のとおりです。

    型式 年式 タイヤサイズ
    GP1/GP4 2010年10月~2013年9月 175/65R15(14インチまでインチダウン可)
    GP5/GP6 2013年09月~ 185/60R15(14インチまでインチダウン可)
    185/55R16(※インチダウン要確認)

     


    ■スタッドレスタイヤの選び方

    国産のスタッドレスタイヤはどのメーカーも性能が良くなってきていますので、何を選べばいいのか迷いますよね。
    スタッドレスタイヤの質は値段に比例するとも言われていますので、高いモノを買っておけば間違いないですが、
    高い買い物ですし、何を重視するかは人それぞれ異なると思います。
    (とにかく高性能なモノがいい、長く使えるのがいい、コスパが高いのがいい…など)

    そして、自分の地域がどのような環境なのか、どのような使用用途なのかによっても選び方はかわってきます。
    (常に雪が降っているような雪深いところなのか、雪が積もらない乾燥路を走行することが多いのか、
    普段は雪がほとんど降らないけどスキーやスノボに数回出かけるために使用したい…など)

    では、それぞれに適したスタッドレスタイヤをいくつかご紹介していきます。


    ■氷上性能・雪上性能重視!!安心感で選ぶなら、その①
    ブリジストンのBLIZZAK VRX2(ブリザック ヴイアールエックスツー)

    冬の厳しい環境の北海道・北東北主要5都市での装着率が17年連続No.1で、2台に1台がブリザック装着です!!
    札幌市のタクシーは約7割がブリザックを履いています。
    世界シェアNo.1なだけありブリヂストンの人気は高いですね。

    VRX2はブリヂストンが長年に渡り進化を続けてきた発泡ゴムの最新版「アクティブ発泡ゴム2」を採用し、
    「アクティブ発泡ゴム2」のグリップ力を最大限に発揮させるため「非対称パタン」も進化。

    剛性を向上させたブロックが、路面とタイヤの接地面積を最大化することで、グリップ力を向上させました。
    前モデルのVRXよりも氷上ブレーキを10%短縮することに成功し、様々な冬道での”しっかり止まる、曲がる”を実現しました。

    そして、今まではタイヤが柔らかいぶん少し摩耗しやすい印象があったブリザックシリーズですが、
    ブロック剛性を高め、パタンの変形を抑えることで摩耗の原因であるタイヤと路面の滑りを低減。
    VRXに比べて摩耗ライフは22%向上し、ロングライフで経済的になりました。

    また、VRXよりも静粛性が1.6dBA低減し、さらに車内を静かで快適な空間にしてくれます。

    予算に余裕のある方、とにかく性能で選びたいという方、常に雪が降り積もっている北国の方へおすすめです。
    お値段は高めですが、満足のいく買い物になると思います。


    ■氷上性能・雪上性能重視!!安心感で選ぶなら、その②
    ヨコハマのice GUARD 6(アイスガードシックス)

    ブリザックVRX2が最強なのはわかるけど、ちょっと高いなーと思う方も多いはず。
    アイスガード6は、VRX2並みに高性能といわれていますが、VRX2よりも比較的安めの傾向があります。
    (サイズや購入時期によっては高い場合もあります)

    従来のアイスガードの「氷に効く・永く効く・燃費に効く」という特徴に「ウェットに効く・音に効く」をプラスしました。

    進化した「非対称パタン」と「プレミアム吸水ゴム」により、前モデルのアイスガード5プラスに比べて氷上性能が15%向上
    濡れた路面にも密着し、アイスガード5プラスよりも制動距離を5%短縮。冬場の濡れた路面での安心感が違います。

    しかも、氷上ウェット路面でのグリップ性能が上がっているのに、燃費性能は向上しています。
    スタッドレスタイヤは転がり抵抗が大きく、サマータイヤと比べて燃費が悪くなりやすいとされていましたが、
    アイスガード6は、同社の低燃費タイヤ「ECOS ES31」と同等の性能だというのだから、タイヤラベリングでは『A』レベル!

    タイヤは硬くなると路面に密着して止まるという機能が十分に発揮されませんが、
    アイスガード6は「オレンジオイルS」を新たに採用し、ゴムのしなやかさを永く持続させることに成功しました。
    これによって4年経っても高い性能をキープすることができます。

    そしてさらに、アイスガード6は静粛性にも配慮していますので、アイスガード5プラスに比べて、
    パターンノイズの騒音エネルギーを33%低減し、車内での快適性が向上しました。

    日本が誇る2大タイヤメーカーのスタッドレスVRX2とアイスガード6、どちらがいいか聞かれたら甲乙付け難いですが、
    それほど雪が多くない地域なら、ウェット性能や低燃費性能に注目してアイスガード6を選んでもいいと思います。


    ■あまり雪が積もらない乾燥路を走行することが多いなら、
    ダンロップのWINTER MAXX02(ウィンターマックスゼロツー)

    WINTER MAXX02の最大の特徴は耐摩耗性能です。
    混ぜものが少ない「高密度ゴム」採用により、ゴムがすり減りにくく、4年使えるロングライフ!

    前モデルのWINTER MAXX01は、その前モデルのDSX-2よりライフ性能を1.5倍アップし、高い評価を得ました。
    WINTER MAXX02は、そのWINTER MAXX01よりライフ性能(摩耗を抑えタイヤを長持ちさせる性能)をさらに伸ばしています。

    乾燥路を走行することが多かったり、走行距離が多い場合でもタイヤを長く使うことができると思います。

    また、タイヤを長く使うとゴムが硬くなり、走行で熱や圧力が加わり消耗が進みますが、
    WINTER MAXX02は、しなやかな成分「液状ファルネセンゴム」採用により、ゴムのしなやかさを持続。
    「液状ファルネセンゴム」は冷えても柔らかいので凍結路面により密着し、ギュッと止まります!
    WINTER MAXX01より氷上ブレーキ性能は12%アップしています。

    氷上性能はVRX2やアイスガード6に若干劣るものの高性能を誇り、トータルバランスに優れたスタッドレスタイヤです。
    急な降雪や雪山などの厳しい環境にもしっかりと対応できると思いますので、普段は雪がほとんど降らないけど
    スキーやスノボに数回出かけるために使用したいという方にもおすすめです。
    ダンロップは国産メーカーのタイヤとしては価格のお手頃感もありますのでコスパも高めです。


    ■フィットにおすすめなのは?

    予算に余裕があるならブリヂストンのVRX2をおすすめしますが、個人的にはダンロップのWINTER MAXX02がおすすめです。

    フィットのようなコンパクトカーは小回りが効くぶんハンドルの切り替えも多くなりがちで、
    タイヤの摩耗につながりますので、摩耗を抑えタイヤを長持ちさせる性能に優れているWINTER MAXX02がいいと思います。

     

    スタッドレスタイヤは単品でも購入できますが、ホイールとセットで購入するほうがお得です。
    タイヤとホイールを組み替えずに済むので、取付工賃が抑えられます。

    また、交換後にタイヤのみで保管するよりもタイヤの型崩れを防ぐこともできますし、
    ホイール付きで保管したほうが劣化しにくいので、ホイールセットで購入することをおすすめします。

    そして、フィットの純正ホイールから社外ホイールに交換する際の注意点が一つあります。

    ホンダ車は純正で球面座のナットを使っているので、社外ホイールへの交換ではテーパー座のナットを用意しなければなりません。
    (ちなみに、平面座のナットはトヨタの純正ホイールに使われているナットです)
    接触面の形状が違うとナットをしっかり締め付けたつもりでも、走行中に緩む可能性があるので危険です。

    現在、純正ホイールを取り付けている方はホイールセットを購入したら一緒にナットも購入してくださいね!

    冬は通常よりも速度を抑え、車間距離を大きくとり、車線変更も控えめにすることが重要です。
    どんなスタッドレスタイヤを装着していても、無理のない運転を心がけましょう。

     

    これらのタイヤを含むホイールセットの検索はこちらからできます♪

    フィット型式GK3~6(175/70R14)はこちら≫
    フィット型式GK3~6・フィットHV型式GP5/GP6(185/60R15)はこちら≫
    フィットHV型式GP5/GP6(185/55R16)はこちら≫

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    columns コンパクトカー スタッドレスタイヤ トヨタ

    おすすめタイヤとタイヤの選び方 カローラ(カローラスポーツ)編

    こんにちは!
    タイヤワールド館ベストです。

    今回はトヨタの超ロングセラーモデル「カローラ」についてお話します。
    一言にカローラといっても、セダンのカローラアクシオ・ワゴンのカローラフィールダー等ありますが、
    その中でも最新モデルのカローラスポーツについてお話したいと思います。

    ■まずはカローラ(カローラスポーツ)の基本情報について。

    新型カローラスポーツは、トヨタのカローラシリーズのハッチバックモデルで、
    2018年6月26日から発売を開始したばかりです。

     

    2017年に日本国内で最も売れた車はホンダ N-BOXでしたが、世界で最も売れた車はご存知ですか?
    そうです、2017年に世界で最も売れた車はトヨタ カローラなんです!!

    2017年のカローラの世界販売台数は116万495台で、2位のホンダ シビック(83万3017台)、
    3位のフォルクスワーゲン ゴルフ(78万8044台)を大きく引き離して世界一となりました。

    初代のカローラ登場から日本国外にも輸出されており、世界150以上の国と地域で愛され、
    累計販売台数は4600万台を越え、トヨタを代表する車となっています。

     

    初代のカローラは1966年に発売が開始され、以降50年以上にわたり進化を続け、
    その12代目へのフルモデルチェンジの先陣を切るのが、このカローラスポーツです。

    これまでのカローラは5ナンバー車のみでしたが、カローラスポーツは3ナンバー車となります。
    日本国内では、カローラスポーツの導入と引き替えに3ナンバー車であるオーリスの販売が終了となるため、
    カローラスポーツはオーリスの後継車と言われており、ボディサイズを受け継いだようです。


    ※ちなみに、3ナンバーとか5ナンバーって何?って方へ簡単に説明します。

    ナンバープレートの地名の右隣の数字を見ればわかります。

    5ナンバーは「小型乗用車」に分類されます。
    小型乗用車とは、基準が「全長4.7メートル以下、かつ全幅1.7メートル以下、かつ全高2.0メートル以下、
    かつガソリン車の場合は総排気量が2000cc以下」の乗用車のことをいいます。

    3ナンバーは普通乗用車に分類され、5ナンバーの基準を一つでも上回ると、3ナンバーとなります。
    つまり3ナンバーは、車格・排気量のいずれか、もしくは両方が5ナンバーより大きいということです。


    カローラスポーツのボディサイズは、全長4375mm、全幅1790mm、全高1460~1490mm。
    1790mmの全幅は日本車のハッチバック車としては最大級であり、左右の間隔に余裕があるのも
    カローラスポーツの特徴。カローラシリーズのモデルとしては、車格がワンランクアップした印象ですね。

     

    純正装備されているタイヤサイズは、グレードに応じて異なります。GXグレードは15インチ「195/65R15」
    Gグレードは16インチ「205/55R16」、GZグレードは18インチ「225/40R18」が装着されています。

    まだ発売してから間もないので納車待ちの方も多いかと思います。納期はだいたい1~2ヶ月先のようですね。
    当店だと、9月くらいからスタッドレスタイヤの注文も少しずつ増えてきます。

    そこで今回は、車を購入してから初めて迎える冬に備えて、おすすめのスタッドレスタイヤをご紹介します。


    ■ブリヂストン ブリザックVRX2

    カローラスポーツのGZグレードは「225/40R18」が装着されています。
    偏平率40%の薄いスタッドレスタイヤはラインナップにのっていることが少ない中、
    ブリヂストンのVRX2は18インチの薄いスタッドレスタイヤもしっかり生産しています。

    VRX2は「アクティブ発泡ゴム2」のグリップ力を最大限に発揮させるため「非対称パタン」も進化。
    様々な冬道での”しっかり止まる、曲がる”を実現しました。

    従来品のVRXよりも静粛性が1.6dBA低減し、さらに車内を静かで快適に、
    摩耗ライフは22%向上し、ロングライフで経済的になりました!!


    ■ダンロップ WINTER MAXX02(ウィンターマックス02)

    偏平率40%のタイヤはサイドウォール部分が薄いので、ホイールのリムを擦って傷つけないか心配になりますが、
    WINTER MAXX02の「225/40R18」はリムを保護するリムプロテクターがついているので安心感があります。

    混ぜものが少ない「高密度ゴム」採用により、ゴムがすり減りにくく、4年使えるロングライフが特徴。

    タイヤを長く使うとゴムが硬くなり、走行で熱や圧力が加わり消耗が進みますが、
    WINTER MAXX02は、しなやかな成分「液状ファルネセンゴム」採用により、ゴムのしなやかさを持続。
    「液状ファルネセンゴム」は冷えても柔らかいので凍結路面により密着し、ギュッと止まります!!


    「225/40R18」でおすすめのタイヤを紹介する形になりましたが、VRX2も WINTER MAXX02も、
    もちろん両方「205/55R16」「195/65R15」のサイズ設定ちゃんとあります。

     

    そして、一般的に扁平率の高いタイヤの方が、サイドウォールに厚みがありますので
    地面からの衝撃も吸収して乗り心地もいいですし、リムと地面が離れているので
    ホイールも傷つきにくい傾向にあると言われています。

    「225/40R18」と「205/55R16」では扁平率が15%も違いますので、16インチの方が乗り心地がいいと思います。
    値段的にもタイヤサイズが小さい方が安いので、冬はインチダウンをしてみてもいいかもしれませんね。

     

    また、ホイールサイズは これまでのカローラは「4穴 PCD100」のサイズ設定でしたが、
    カローラスポーツは「5穴 PCD100」というサイズとなります。※これはプリウスと同じサイズです。

    プリウス用のスタッドレスタイヤ&ホイールセットですが、手頃な値段でカッコイイデザインのホイールは
    毎年けっこう早めに品切れになったりしますので、カローラスポーツ用のスタッドレスタイヤ&ホイールセットの
    購入を検討されている方はちょっと早めに探してみてくださいね。

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    columns スタッドレスタイヤ タイヤの基礎知識

    スタッドレスタイヤの選び方!性能とチェックすべきポイントを解説

    こんにちは!タイヤワールド館ベストです。寒い日が続き、本格的な冬もすぐそこですね‥
    さて、お客様の中には、スタッドレスタイヤを購入する際に、

    「何に気をつけて比較し、選択すればよいのかわからない‥」

    と口にされる方も多いです。自分に合ったタイヤの選び方として、多くの場合、この3つを中心に検討するのではないでしょうか。

    1. 住んでいる地域は、どの性能が最も重要なのか
    2. 快適性やロングライフ性能に対してどこまで求めるのか
    3. 金額との折り合いがつくかどうか

    そこで今回は、各メーカーがポイントとして押し出している項目をリストアップしましたので、購入の際の参考にして頂ければと思います。

    スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

    スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

    スタッドレスを購入する際に見るぺき性能は以下の7つです。

    1. 氷上性能
    2. 雪上性能
    3. ウェット性能
    4. ドライ性能
    5. 静粛性能
    6. 快適性能
    7. ロングライフ性能
    項目 性能 内容
    走行性能 氷上性能 アイスバーンなどの、凍った路面での性能
    雪上性能 雪の上での性能
    ウェット性能 解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能
    ドライ性能 雪が降っていない乾燥路での性能
    快適/コスト 静粛性能 タイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能
    快適性能 ふらつき防止などの乗り心地に関する性能
    ロングライフ性能 タイヤの寿命に関する性能

    上の4つは、いわゆる「走行性能」走る時の性能です。これらは発進性能、ブレーキ性能、コーナリングの性能をチェックしてください。

    下の3つは快適さやコスト面の性能です。スタッドレスタイヤはタイヤがやわらかいため、ロードノイズが大きいと言われるので、静寂性を重視される方も多い印象です。

    それではそれぞれ詳しくみていきましょう。

    ポイント1.氷上性能

    ポイント1.氷上性能

    氷上性能は、アイスバーンなどの、凍った路面での性能を指します。スタッドレスタイヤで求められる、一番の性能はこれではないでしょうか。

    タイヤが氷上で止まる仕組みは、まずは氷の表面にある水分を取り除き、氷面に密着して止める、というものが一般的です。
    この除水にブリヂストン、ヨコハマタイヤ、トーヨータイヤは「吸水」、ダンロップは「撥水」を取り入れています。
    密着方法としては、サイプ(タイヤ表面にある細かい溝の事)のパターンやゴムに特殊材料を混ぜるなどして、密着性能を向上させています。
    トーヨータイヤでは鬼クルミの殻を混合し氷上を引搔いて止め、ダンロップでは液状ファルネセンゴムでブレーキ性能を上げています。

    ポイント2.雪上性能

    ポイント2.雪上性能

    雪上性能は、雪の上での性能を指します。

    雪上ではタイヤを横切る太くて深いサイプが効きます。豪雪地帯に居住の方はこの性能が特に重要です。

    ポイント3.ウェット性能

    ポイント3.ウェット性能

    ウェット性能は、解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能を指します。

    冬と言っても、雨は降るし、雪が積もってもすぐ溶けて濡れた路面が多い‥という地域にお住みの方は、この性能をチェックしてください。

    雪が降らないからといって、夏タイヤのままでは冬はゴムが硬化して大変危険です。一般的に、7度以下ならスタッドレスの方が良いと言われているので、お住まいの地域の冬場の気温に合わせて準備してください。

    スタッドレスまではいらないかな、という方には「オールシーズンタイヤ」もおすすめです。

    普段は普通のノーマルタイヤのように使えて、路面が凍結さえしていなければ雪道も走れるオールシーズンタイヤは、年に数回しか雪が降らない地域にぴったりのタイヤです。

    詳しくは以下の記事もご覧ください。

    ポイント4.ドライ性能

    ポイント4.ドライ性能

    ドライ性能は、雪が降っていない乾燥路での性能を指します。

    スタッドレスタイヤは、冬でも硬化しにくい、柔らかいゴムを採用しています。
    したがって、どうしても夏タイヤに比べて剛性とグリップ性が劣ります。

    各メーカーはブロックを支える構造や、タイヤのサイド部分に特殊な加工をして剛性を高めたりという工夫をしていますので、どのような方法が採られているのかチェックしてみましょう。

    ここまでが、スタッドレスタイヤに求められる最低限の機能面のポイントでしたです。

    ポイント5.静粛性能

    ポイント5.静粛性能

    静粛性能はタイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能を指します。

    スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べてサイプ深く、ノイズが出やすくなってしまします。
    “静かさ“も重視する方は静寂性もぜひチェックしてください。

    ポイント6.快適性能

    ポイント6.快適性能

    快適性能は、ふらつき防止などの乗り心地に関する性能を指します。

    タイヤのサイド形状を工夫したり、剛性を高めたりと、各メーカー工夫を凝らしています。特にハイト系のミニバンやSUVでは、専用のスタッドレスタイヤが販売されています。

    ミニバン・SUV専用:トーヨータイヤ ウィンタートランパスTX

    SUV専用:ダンロップ ウィンターマックスSJ8+

    乗り心地を求める方は、この項目に言及しているタイヤの購入を検討してみるのがおすすめです。

    ポイント7.ロングライフ性能

    ポイント7.ロングライフ性能

    ロングライフ性能はタイヤの寿命に関する性能を指します。

    各メーカー、この項目についてはしのぎを削っています。1世代前と最新タイヤとでの各社のロングライフ性能に関する表記は以下の通りです。

    ブリヂストン-VRX2
    :従来比22%向上
    ダンロップ-WINTERMAXX02
    :4年つかえるロングライフ
    トーヨータイヤ-OBSERVE GARIT GIZ
    :転がり抵抗係数が夏タイヤTEO plusより優位
    ヨコハマタイヤ-ice GUARD6
    :約4年後でも高レベルを維持

    ブリヂストン-VRX3
    :摩耗ライフ17%向上
    ダンロップ-ウィンターマックス3
    :摩耗後氷上ブレーキ性能36%UP
    トーヨータイヤ-オブザーブ・ギズツー
    :「持続性密着ゲル」がアイス性能低下を抑制し永く効果を発揮
    ヨコハマタイヤ-アイスガード7
    :従来品と同様に約4年後も摩擦力の低下は少ない

    まとめ

    さて、ここまで購入の際のポイントを見てきましたが、購入前には必ずタイヤサイズのチェックが必要です。タイヤのサイズは、タイヤ本体の側面を見るor運転席のドア開けた内側に記載してあります。

    タイヤ本体の側面を見る

    運転席のドア開けた内側

    タイヤサイズの確認方法はこちら

    タイヤの交換ならタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

    これらのポイントを確認しながら、ご自分にぴったりのスタッドレスタイヤを探してみてくださいね。

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    columns スタッドレスタイヤ タイヤの基礎知識

    スタッドレスの早め装着5つのメリット

    豪雪地帯のみなさん、そろそろスタッドレスタイヤについて考え始める時期ではないでしょうか。
    今年は少し早めに装着の準備をはじめませんか??

    スタッドレスの早め装着は良いこと尽くめ♪

    ・予想外の雪でも安心して運転できる。
    ・混雑しない時期にタイヤ交換できるので、待ち時間が少ない

    新品購入の場合は、さらにこんなメリットも!
    ・早めに交換することで、スタッドレスタイヤの慣らし走行が出来き、雪が降る頃にタイヤの性能を充分発揮することができる。
    ・自分の車に合うタイヤが在庫不足という心配がない
    ・早期割引などをしている場合が多いので、お得に購入することができる。

    <<当店の早期割引ページはこちら>>

    いいことばかり!!
    でも、そんなこと言っても、早くタイヤが減ってしまって、寿命が短くなるのでは‥?

    スタッドレスタイヤの減りについて

    スタッドレスタイヤは溝の深さタイヤのゴムの硬さによって寿命が決まり、このゴムの硬さの方の寿命が約2~3年と言われています。

    これに対して、スタッドレスの溝の減りは3000kmで約1mmと言われています。

    ざっくり計算となりますが、一般的に年間走行距離は約8000kmくらいなので、ひと月で650kmくらい。1ヶ月で約0.2mm減る計算となるので、10月中旬~4月中旬の6ヶ月間履くとすると1シーズン約1.2mm4年で約4.8mm。
    (スタッドレスの溝の深さは新品で約10mmで、半分の5mmの深さになると寿命です)*個人差があります
    溝の減りについては、4年間は大丈夫という計算になります♪

    <<*参考 タイヤの交換時期の確認方法はこちら>>

    超重要!雪が降らなくてもスタッドレスは必要!!
    雪も年に数回だから、「その日に車に乗らなきゃ大丈夫」、「費用もかかるしもったいない」という声も時々聞かれますが‥
    低温では夏用タイヤはゴムが硬くなり、本来の性能が発揮されないです!!
    スタッドレスタイヤは、冬の低い気温でも路面に密着する性能を維持するように、柔らかいゴムを使用しています。
    一般的に、7度以下ならスタッドレスの方が良いと言われています。
    主な都市の昨年11月の平均気温がこちら。(黄色が7℃以下、オレンジが±2℃以内)

    東北地方は11月には7℃を下回り始めるので、今年は早めに履きかえ準備に取り掛かりましょう♪

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    columns スタッドレスタイヤ タイヤ交換

    スタッドレスタイヤの選び方を紹介|あまり雪が降らない地域のおすすめは?

    「スタッドレスタイヤは何を基準に選べばいいの?」
    「夏タイヤとの違いは何?」

    はじめてスタッドレスタイヤを購入するときに、何を基準に選べばいいかわからないのではありませんか?雪が降らない地域では、今まで購入したことがない方もいるかもしれません。

    スタッドレスタイヤを選ぶ際は、住んでいる地域の降雪量やタイヤの性能を基準にするのがおすすめです。

    当記事では、スタッドレスタイヤの選び方の基準やスタッドレスタイヤと夏タイヤの違いから、あまり雪が降らない地域のおすすめスタッドレスタイヤまで紹介しています。

    スタッドレスタイヤについての理解を深め、雪道でも安全なドライブを楽しみましょう。

    スタッドレスタイヤの選び方の基準

    スタッドレスタイヤの選び方の基準

    スタッドレスタイヤは以下の基準で選ぶといいでしょう。

    ● 製造年数で選ぶ(できるだけ最新モデル)
    ● 純正のサイズを選ぶ
    ● 住んでいる地域の降雪量で選ぶ
    ● できるだけ国産タイヤを選ぶ
    ● タイヤ・ホイールセットを選ぶ

    スタッドレスタイヤの製造年数が古い場合や、地域の降雪量とタイヤのスペックが一致していないと、本来の性能を発揮できません。そのため、スタッドレスタイヤを購入する際には、上記の基準を参考にしてください。

    製造年数で選ぶ(できるだけ最新モデル)

    スタッドレスタイヤはなるべく製造年数が浅いものを選ぶのがおすすめです。タイヤはゴムでできているため、走行する際の摩耗だけでなく、年数が経つと劣化や硬化していきます。

    ゴムの劣化は走行性能や安全性に影響するため、できるだけ製造年数が浅いタイヤを選びましょう。

    「どうやって製造年数が浅いタイヤを探せばいいの?」という方は、最新モデルを選ぶのがおすすめです。最新モデルなら製造年数が新しい場合がほとんどなので、古いタイヤが届く可能性が低くなります。

    また、店頭でスタッドレスタイヤを購入する場合は、店員に確認してもらうのもひとつの方法です。製造年数はタイヤの側面にも記載してあるので、自分でも確認できます。

    純正のサイズを選ぶ

    スタッドレスタイヤは純正と同じサイズを選びましょう。タイヤサイズは車種ごとに異なり、以下の方法で調べられます。

    ● タイヤの側面
    ● 運転席のドアを開けた内側のシール
    ● 取扱説明書

    現在の車を中古で購入し、純正のタイヤを装着していない場合はドア内側のラベルでタイヤサイズを確認しましょう。運転席のドアを開けた内側に、タイヤサイズと空気圧が記入されたラベルが貼ってあり「175/65/R14」のような表記があります。車種によってはスライドドアを開けたところや、ドアの付け根付近にラベルが貼られているケースもあるでしょう。

    タイヤサイズと空気圧が記入されたラベル

    一方で、タイヤはサイズが大きくなるほど価格が上がっていくので、費用を抑えるためにホイールを小さくする場合があります。しかし、サイズを小さくしすぎるとホイールがブレーキに干渉し、取り付けられない可能性がでてきます。

    費用を抑えるためにホイールサイズを小さくしたい場合は、整備士や専門店で相談してからにしましょう。

    住んでいる地域の降雪量で選ぶ

    スタッドレスタイヤは各々で性能が異なり、氷上性能や雪上性能などさまざまな特徴があります。そのため、地域ごとの積雪の仕方や路面状況に応じてタイヤを選ぶといいでしょう。

    ● 凍結路が多い地域
    ● 積雪が多い地域
    ● 年に数回降る程度の地域

    地域の特徴に合わせたスタッドレスタイヤを選ぶことで、より安全に車の運転を楽しめます。

    凍結路が多い地域

    凍結路が多い地域は氷上性能を重視しましょう。氷上性能とは、氷の上で滑らないようにするための性能のことです。以下のような場所は路面が凍結しやすい傾向にあるので、丁寧な運転を心がけましょう。

    ● 橋の上
    ● トンネルの出入り口
    ● 山間部などの日陰になっている場所

    あまり雪が降らない地域でも、気温が低いと路面が凍結している恐れがあります。上記のような場所では、スピードを落としつつ車間距離を保ち、万が一に備えましょう。

    積雪が多い地域

    積雪が多い地域は雪上性能を重視するといいでしょう。雪上性能とは、雪道やシャーベット状の道路で走るための性能のことです。

    雪上ではタイヤの空回り(スタック)やスリップしやすいため、雪をしっかり掴んでグリップしてくれる性能が重要です。そのため、雪上性能に優れたタイヤは、ゴムの素材やトレッド面の模様が独特なものが多い傾向にあります。

    雪上性能が高いタイヤは、水はけや雪はけに長けているため、積雪が多い地域では雪上性能を重視しましょう。

    年に数回降る程度の地域

    あまり雪が降らない地域は、ドライ性能やウェット性能が高いタイヤがいいでしょう。降雪量が少ない地域に住んでいる方は、スタッドレスタイヤは必要ないと思いがちです。しかし、気温が低いだけでも路面は凍結し、夏タイヤのままだとスリップする危険性もあります。

    そのため、年に数回しか雪が降らなくてもスタッドレスタイヤは装着したほうがいいでしょう。スタッドレスタイヤを履く場合は乾いた路面の走行が増えるため、ドライ性能やウェット性能、耐摩耗性能を重視するのがおすすめです。

    できるだけ国産タイヤを選ぶ

    昨今、性能が高く価格が安いアジアンタイヤが人気です。しかし、スタッドレスタイヤは国産タイヤを選んでおくと安心です。韓国や台湾のタイヤメーカーのメインターゲットは北米で、日本での走行は考えられていないからです。

    北米はアイスバーン発生前に除雪・融雪をおこなうため、北米向けのスタッドレスタイヤは「耐摩耗性」「乾燥路安定性」を重視しています。日本とは路面状況が違うので、求める性能も異なります。

    国産メーカーは日本がメインターゲットなので、日本の路面状況に特化したタイヤが製造可能です。アジアンタイヤは夏タイヤだけにしておき、スタッドレスタイヤは国産を選びましょう。

    タイヤ・ホイールセットを選ぶ

    タイヤ・ホイールをセットで購入しておけば、タイヤの組み替え工賃が発生しないので、工賃を節約できます。

    ホイールもセットで購入すると価格が高くなると思われますが、実は大きく変わりません。むしろ、割安になるホイールセットもあります。

    タイヤの組み替え工賃と、タイヤ・ホイールを同時に交換する際の工賃は以下の通りです。

    作業項目 工賃(年2回)
    タイヤの組み替え工賃 約8,000円〜12,000円
    タイヤ・ホイールを同時に組み替える際の工賃 約6,000円〜12,000円

    ※タイヤ4本の場合

    タイヤのみを購入し、ひとつのホイールでタイヤを組み替えていると、両方の工賃が発生します。タイヤ・ホイールをセットで購入すれば、ホイールごと組み替える工賃のみなので、節約に繋がります。

    スタッドレスタイヤと夏タイヤの違い

    スタッドレスタイヤと夏タイヤの違い

    スタッドレスタイヤと夏タイヤはゴムの柔らかさや、トレッド面の切り込みが違います。気温が低くてもゴムが硬くならず、雪の上でもしっかりと止まってくれます。あまり雪が降らない地域では、スタッドレスタイヤを装着していない方も多いでしょう。

    そこで「スタッドレスタイヤは本当に必要なのか」「夏でも使えるのか」を解説します。

    スタッドレスタイヤを夏に使うとさまざまなデメリットがあります。冬が終わり次第できるだけ早く夏タイヤに戻すのがおすすめです。

    スタッドレスタイヤの必要性

    スタッドレスタイヤは夏タイヤと異なるトレッド面で、積雪路や凍結路でもしっかり食いついて走る・止まる・曲がるをサポートしてくれます。

    一方で、各都道府県の公安委員会では道路交通法第71条に基づき、積雪・凍結した路面では「滑り止め措置」を行うようルールを定めています。「滑り止め措置」をせずに走行した場合は反則金が課されますが、交通違反点数の減点はありません。

    スタッドレスタイヤの装着は、冬の道を安全に走行するためにルールで定められているほど重要です。

    スタッドレスタイヤは夏に使うとどうなる?

    スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べてゴムが柔らかいため、夏に使うと溝がすり減りやすく、冬に比べて摩耗が早くなります。乾燥した路面の走行に向いていないため、制動距離が長くなったり雨天時に滑りやすくなったりします。

    スタッドレスタイヤを夏まで装着し続けてもメリットはひとつもないため、雪が降る時期を過ぎたらできるだけ早く交換しましょう。

    スタッドレスタイヤの保管方法

    スタッドレスタイヤの保管方法

    タイヤは紫外線や熱に弱いため、室内で保管するのがいいでしょう。正しい場所で保管されたタイヤはひび割れや劣化が少なく、寿命が伸びる傾向にあります。

    狭い自宅だと、タイヤを保管する場所がないという方も多いのではないでしょうか。保管場所が自宅にない場合は、タイヤの預かりサービスやレンタルスペースを利用すれば、適切な場所で保管できます。

    保管方法以外の長持ちさせる方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    スタッドレスタイヤへ履き替えるタイミング

    スタッドレスタイヤへ履き替えるタイミング

    夏タイヤからスタッドレスタイヤへ履き替えるタイミングは、初雪の1ヶ月前が目安です。

    交換直後に雪道や凍結路で使用した場合、スタッドレスタイヤの本来の性能を発揮できません。初雪の1ヶ月前にスタッドレスタイヤへ交換することで、タイヤが路面の環境に慣れるので本来の性能が発揮できます。

    全国の雪の降り始めと終わりは以下の通りです。あくまでも目安ではありますが、ぜひ参考にしてください。

    都道府県 初日 終日
    札幌 11/1 4/19
    福島県 11/19 4/5
    東京都 1/3 3/9
    新潟県 11/26 4/1
    大阪府 12/26 3/8
    広島県 12/13 3/10
    福岡県 12/18 3/2

    出典:気象庁過去のデータ検索

    雪道を万全な状態で走行するには、雪が降り始める1ヶ月前に交換するのがおすすめです。上記の表を参考に、スタッドレスタイヤへ交換するタイミングを確認しておきましょう。

    万が一に備えてタイヤチェーンも併用しよう

    万が一に備えてタイヤチェーンも併用しよう

    「スタッドレスタイヤに変えたからタイヤチェーンは必要ない」と思われている方もいるかもしれません。しかし、状況によってはスタッドレスタイヤとタイヤチェーンの両方が必要になる場合もあります。

    たとえば、高速道路や急勾配の山道では「チェーン規制」が発令されることがあります。チェーン規制の区間はタイヤチェーンの装着が義務付けられており、スタッドレスタイヤを履いていても通れません。

    冬用タイヤ規制 スタッドレスタイヤまたはチェーンが必要
    チェーン規制 スタッドレスタイヤであってもチェーンが必要

    タイヤチェーンはタイヤに巻きつけて使用します。金属タイプと非金属タイプがあり、性能や価格もさまざまです。スタッドレスタイヤより雪道に強く、凍結路や坂道などで役に立ちます。

    チェーン規制がでていない日でも、万が一に備えて車にタイヤチェーンを積んでおくといいでしょう。

    おすすめのスタッドレスタイヤ

    おすすめのスタッドレスタイヤ

    国産のおすすめのスタッドレスタイヤを紹介します。

    1. ブリヂストン BLIZZAK(ブリザック)VRX3
    2. ダンロップ WINTER MAXX03(ウィンターマックス)WM03
    3. ヨコハマタイヤ iceGUARD(アイスガード)IG70

    スタッドレスタイヤをどれにすればいいかわからない場合は、上記の商品にするといいでしょう。国産メーカーの代表的なシリーズなので、どれも高性能な商品ばかりです。

    ブリヂストン BLIZZAK (ブリザック)VRX3

    ブリヂストン BLIZZAK (ブリザック)VRX3

    出典:ブリヂストン公式

    ブリザックは北海道・北関東の主要5都市で装着率No.1を誇るスタッドレスタイヤです。高い氷上性能と雪上性能が特徴で、凍結路や雪道でもしっかりとグリップしてくれます。

    ロングライフ性能、静粛性も兼ね備えたモデルとして人気です。

    ダンロップ WINTER MAXX03 (ウィンターマックス) WM03

    ウィンターマックス03

    ダンロップ公式サイトへ

    ウィンターマックスは低温化での氷上性能とロングライフ性能が特徴です。WM03に採用されているナノ凸凹ゴムは、水膜を瞬時に除去してタイヤと氷の表面を瞬間密着させてくれます。そのため、氷上で滑りにくく、安全に走行できるでしょう。

    前モデルのWM02なら価格も安いので、あまり雪が降らない地域でもおすすめです。

    ヨコハマタイヤ iceGUARD(アイスガード) IG70

    ヨコハマタイヤ iceGUARD(アイスガード) IG70

    出典:ヨコハマ公式

    アイスガードは氷上と雪上の走行性能に優れています。IN側に幅広リブ、センター部には縦長のベルトブロックを配置することで、氷上でしっかり接地し、走行をサポートします。角度が異なる複数の横溝により、雪上でもグリップ力を発揮してくれるでしょう。

    さらにヨコハマタイヤは高品質な素材と製造技術を使用した、長い寿命が強みのひとつ。そのため、高性能のタイヤを長く使いたい方におすすめです。

    タイヤワールド館ベストならWeb注文&交換予約が可能

    タイヤワールド館ベストならWeb注文&交換予約が可能

    タイヤワールド館ベストなら、オンラインでスタッドレスタイヤが注文可能かつ、交換予約もできます。全国に約4,000の提携店舗があり、車整備のプロが作業します。

    タイヤ・ホイールのセット販売もあり、セットで購入しておけば作業が少なくなるので、毎年の工賃を抑えられるでしょう。購入したタイヤは作業予約をしたお店に直送されるので、タイヤの受け取りやお店に持ち込む手間もありません。

    スタッドレスタイヤは、実店舗で購入するよりオンラインで購入したほうが安く買える傾向にあります。自分の車のタイヤサイズで価格はいくらになるのか、一度検索してみてください。車種別検索もできるので、サイズがわからなくても検索できます。

    全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

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    スタッドレスタイヤは性能と地域の降雪量で選ぼう

    スタッドレスタイヤは性能と地域の降雪量で選ぼう

    スタッドレスタイヤは、できるだけ国産かつ住んでいる地域の路面状況と性能の特徴が一致しているタイヤを選びましょう。

    ● 凍結路が多い地域は氷上性能
    ● 積雪が多い地域は雪上性能
    ● あまり雪が降らない地域はウェット・ドライ性能

    地域の路面状況に合わせたタイヤを選べば、悪路でも安定した走行ができるでしょう。

    どのスタッドレスタイヤにすればいいか悩んでいる方は、以下の商品がおすすめです。

    ● ブリヂストン BLIZZAK(ブリザック)VRX3
    ● ダンロップ WINTER MAXX03(ウィンターマックス)WM03
    ● ヨコハマタイヤ iceGUARD(アイスガード)IG70

    どれも国産で高い性能を誇っており、信頼性があるスタッドレスタイヤです。

    雪が降る前の秋ごろからスタッドレスタイヤの準備をしておき、万全の状態で冬の道をドライブしましょう。