カテゴリー
columns スタッドレスタイヤ タイヤ交換 タイヤ知識

スタッドレス交換すべき?プラットフォームとは?サインの見方や判断基準について徹底解説

スタッドレスを探していると必ず耳にするプラットフォームですが、「なんのために存在する?」「見方や判断基準は?」など、専門用語がよく分からずお困りの方も多いはず。

タイヤメーカーであるブリジストンが実施した一般ドライバー1000人に対する調査でも、約8割の方が知らないと答えています。

そこで今回は、スタッドレスに設置されているプラットフォームの内容や見方について詳しく解説していきます。

合わせて、スタッドレスの交換するべきタイミングもプロ目線で紹介していきますので、いつ交換すればいいか分からない方もぜひ参考にしてください。

プラットフォームってなに?

プラットフォームってなに?

プラットフォームとは、スタッドレスの残溝がどれくらいの状態になっているかを示すサインです。

冬タイヤとしての使用限度を表示しているため、プラットフォームの露出度によって「早急に交換しなければ危険」ということが分かるようになっています。

特に、今使用しているスタッドレスを使い始めてから年数が経っているのであれば、プラットフォームを確認し、スタッドレスの買い直しが早急に必要かどうか判断する必要があるでしょう。

冬タイヤの残溝基準を示すサイン

スタッドレスを探す上では、プラットフォームの内容をしっかりと理解しておくことが大切です。

スタッドレスの溝の深さは、各メーカー10mm前後のタイヤが多い傾向です。プラットフォームの露出は溝の深さが5mm程度に近づくと現れはじめ、50%摩耗した時点で表示される設定になっていますので覚えておきましょう。

プラスの情報として、本来タイヤの溝には明確な保安基準が設定され、溝の深さが1.6mm以下のタイヤを使用すると道路交通違反になります。

ということは、プラットフォームが露出したからといってすぐに法令違反になるわけではありません。

よって、「プラットフォームが見えても法令違反じゃないから大丈夫」という方もいますが、冬道の路面を走るのに適していない、冬タイヤとしての使用限度を迎えている危険なタイヤになりますので、早急に交換が必要と認識するようにしてください。

※注意すべきは、雪国など県によってはスタッドレスの残溝が50%以下は条例違反というケースもあります。

使用する地域の条例内容も念のため、チェックが必要です。

夏タイヤにプラットフォームはない

プラットフォームはスタッドレス限定のサインになり、夏タイヤには存在しません。

夏タイヤには、「スリップサイン」と呼ばれるものが搭載されています。このスリップサインが夏タイヤの残溝を示すサインです。

ちなみに、スタッドレスにもスリップサインは搭載されています。
とても紛らわしいのですが、「タイヤの使用限度を示すスリップサイン」「冬タイヤの使用限度を示すプラットフォーム」といった形で意味合いが変わる形です。

「プラットフォーム」と「スリップサイン」の違いはタイヤの知識として覚えておいてください。

詳しくは「プラットフォームとスリップサインの違い」で解説しています。

プラットフォームはどこにある?

プラットフォームはどこにある?

プラットフォームは、スタッドレスのサイドウォール(側面)を見ると設置してある場所が分かるようになっています。
側面に「矢印」が記載され、その延長線上を辿っていくとプラットフォームが溝の間に設定されているでしょう。

形は四角のような突起物になっていて、表面には細かな溝が複数入っているものがプラットフォームです。

基本的に1本のスタッドレスに4カ所のプラットフォームがあります。

チェックする際は、必ず全ての場所を確認し、4カ所共に露出がないか確認が必要です。

1ヶ所だけ摩耗している場合も、冬タイヤの使用限度を超えていることになりますので、注意して確認してください。

メーカーによっては、プラットフォームを示す矢印だけでなくアイコン表示(雪だるまなど)も付いている場合もあります。場所が分からない場合は、購入店に確認するのがベストです。

プラットフォームの見方と判断基準

プラットフォームの見方と判断基準

知識が少ない方は、自分のチェック方法や判断が正しいか不安になるかと思います。ここでは、プラットフォームの見方や簡単なチェック方法、判断基準について詳しく見ていきます。

安全に冬シーズンを過ごすためには定期的にチェックが必要なので、正しい見方は覚えておきましょう。

プラットフォームの露出度をチェック

見方はいたって簡単で、プラットフォームがどれだけ見えているか(露出しているか)をチェックします。

プラットフォームが溝と同じラインまで露出していれば、「溝を50%摩耗している」状態です。

この状態であれば使用限度を超えていますので、早急に交換の判断をしてください。

ただし、なんとなくプラットフォームの見方に自信が持てない方もいると思います。

そんな時は「タイヤ溝測定ゲージ」と呼ばれる専用機を使用すれば、正確な状態が分かるので、もし細かく計測したい方は購入するのがベストでしょう。

タイヤ溝測定ゲージ

参考:Amazon

また、「100円硬貨」を使って簡易的なチェックも可能です。

方法としては、「100」が刻印されている面を手前にし、「1」が書いてある方向から溝に入れていきます。

「1」は硬貨の縁から5mmの位置に刻印されているため、溝に入れた際に「1」がすっぽり隠れてしまえば、使用限度の5mmよりも溝が残っているといえます。

反対に「1」が露出してしまうのであれば、溝の深さが5mm以下になっている形です。

「100円硬貨」を使った簡易的な残溝チェック

簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。

スタッドレスのプラットフォームは何ミリで交換すべき?

プラットフォームが完全に露出していれば交換の判断をしやすいですが、「プラットフォームの露出まで数ミリ残っている時」は判断に困ってしまう方も多いと思います。

「プラットフォームまで○○ミリで交換」とする明確な基準はなく、使用する環境・頻度・商品・車両の種類によって溝の減るスピードに差がでてしまうため、一概には基準を設けられない形です。

ただし、整備工場やタイヤショップによっては「プラットフォームまで残り2mm」で交換を推奨しているケースがあります。

プラットフォームまで残り2mmの状態は、大体30%程度摩耗していることになり、この段階から冬用タイヤとしての性能が低下してくると言われています。

一つの交換目安として覚えておくとよいでしょう。

プラットフォームとスリップサインの違い

プラットフォームとスリップサインの違い

上記写真がスリップサインです。プラットフォームとスリップサインは非常に紛らわしい項目なので、ここで整理しておきます。

項目 プラットフォーム スリップサイン
設置 スタッドレスのみ スタッドレスと夏タイヤの両方
サインの内容 冬用タイヤとしての使用限度 タイヤ自体の使用限度
条例 基本的には5mm以下(50%の摩耗)のタイヤは条例違反にはならない 1.6mm以下のタイヤは条例違反になる
場所を示す表示方法 タイヤの側面に矢印表示(アイコン付きも有) タイヤの側面に印表示(△表示など)
形状 溝の間にある突起物で細かな溝が表面に入っている 溝の奥にある突起物

混同しないようにそれぞれのポイントを抑えておき、車の点検時は履いているタイヤの種類に合わせて、プラットフォームとスリップサインを確認してください。

スタッドレスタイヤを交換すべきタイミング

スタッドレスタイヤを交換すべきタイミング

スタッドレスの交換が必要なのか判断するには、プラットフォーム以外にもチェックすべき項目があります。

下記の項目は全て点検すべき箇所になりますので、合わせて覚えておきましょう。

スタッドレスの使用年数と製造年数

スタッドレスタイヤの平均寿命は、3年〜4年の設定になっています。
注意すべきは使用をスタートしてからの年数ではなく、製造してからの年数になる点です。

スタッドレスはゴムで作られた製品になるため、使用していなくても経年劣化が進んでいきます。年数のカウントを間違えてしまえば、本来の性能を発揮せず使用中のトラブルに繋がり、思わぬ事故になる可能性もあるので注意してください。

したがって、購入するときはスタッドレスの製造年月日の確認が大切です。
確認方法は、タイヤの側面に必ず「2412」といった四桁の数字が書かれていますので、チェックしてください。

最初に書かれている2つの数字が製造された週、後ろの2つの数字が製造年になっています。

タイヤの製造年月日の確認方法

参考:ブリヂストン

上記の「2412」を例にすると、2012年の24週目に製造された形です。重要な表示になりますので覚えておきましょう。

スタッドレスの走行距離

スタッドレスの走行距離の限度は、1万〜1.5万kmが目安とされています。当然、走行すればするほどタイヤは摩耗していきますので、使用年数や劣化よりも先に、走行距離次第で交換の判断が必要になるケースもあるでしょう。

使用してからどれくらいの距離を走っているかが分かるように、記録を残しておくのがベストです。

もし中古のスタッドレスを検討している場合、製造年月日や溝の状態は確認できても走行距離までは確認できないケースがほとんどです。

中古はどうしても見た目だけではわからないリスクがあるので、信頼できるお店で購入するようにしてくださいね。

スタッドレスのひび割れや硬さなど劣化具合

スタッドレスの劣化具合のチェックも欠かせません。

劣化が進んでいる場合、タイヤの表面にヒビ割れがある・タイヤが硬化しているなどの現象が発生しています。
それぞれの現象が出てしまうと、以下の危険性が考えられます。

● 走行中にバーストする可能性がある
● 柔軟性がなくなり、冬道で本来の性能を発揮しなくなる

ひび割れは目視で確認しやすいですが、硬化については専門家でなければ判断しにくい項目です。
硬度計を置いている整備工場やショップであれば、スタッドレスの硬さをチェックできます。

よくある質問

よくある質問

最後に、プラットフォームに関するよくある質問にお答えしていきます。

  1. スタッドレスタイヤのプラットフォームがギリギリになっても使える?
  2. スタッドレスのプラットフォーム露出まで残り2mmでも使える?
  3. プラットフォームが露出したスタッドレスは夏タイヤとして使える?

1.スタッドレスタイヤのプラットフォームがギリギリになっても使える?

スタッドレスのプラットフォームが露出するギリギリのラインになっている場合は、早急にタイヤ交換をした方がよいでしょう。

基本的に、プラットフォームが露出する(50%程度摩耗している)状態は早急に交換が必要になります。
また、プラットフォームの露出まで2mm程度の状態も交換を推奨するラインです。

したがって、ギリギリの状態であればスタッドレスが冬道を走行するのに適していないタイヤといえますので、交換をするようにしてください。

2.スタッドレスのプラットフォーム露出まで残り2mmでも使える?

スタッドレスのプラットフォームが露出するまで残り2mm(30%摩耗している)は、交換が推奨される一つの目安になります。

一般的に、スタッドレスの摩耗が30%程度進むと冬道を安全に走る性能が低下すると言われていますので、交換しておくのが最も安全な判断です。

すぐに交換が難しくても、近い時期に交換する予定を決めて、新しいスタッドレス探しをするなど行動しておくようにしてください。

3.プラットフォームが露出したスタッドレスは夏タイヤとして使える?

プラットフォームが露出しているスタッドレスは、「冬タイヤとして使用限度を超えた」タイヤです。
したがって、タイヤ自体の使用限度を超えているわけではないため、原則的には夏タイヤとして使用できることになります。

ただし、ドライ路面やウェット路面の走行に適しているかは別問題です。

本来、スタッドレスは硬くなりにくい、柔軟性のあるゴムで作られています。
雪や氷の上で密着してグリップ力を強化する構造としては最適ですが、通常の路面では柔らかすぎることでグリップ力の低下を引き起こします。

さらに、排水性が弱いスタッドレスでウェット路面を走行した場合、制動性能が落ちて止まれず、事故につながるケースもあります。

プラットフォームが露出したスタッドレスを夏タイヤとして使うのは止めておきましょう。

まとめ:スタッドレスタイヤは冬が来る前に買っておこう

スタッドレスタイヤは冬が来る前に買っておこう

プラットフォームについて、まとめると以下のとおりです。

●プラットフォームはスタッドレスの残溝がどれくらいの状態になっているかを示すサイン
●スタッドレスの溝の深さはだいたい10mm前後で、50%(5mm程度)摩耗した時点で現れる
●プラットフォームが出ても法令違反ではないが(法令違反は溝の深さが1.6mm以下)、スタッドレス機能としては限界
●ノーマルタイヤにはない

スタッドレスは、いざ雪が降ってから交換しようと思っても欲しい商品の在庫がなく、すぐに装着できないケースがあります。
本格的な冬が到来する前に、早めの冬支度をしておきましょう。

タイヤワールド館ベストが運営するオンラインショップであれば、国内から海外メーカーまで幅広いラインナップを揃え、常に在庫も豊富に取り揃えています。
自宅にいながら、簡単にあなたの車に適したスタッドレスを見つけ出せるはずです。

指定車種から適合するスタッドレスを探すこともできるので、タイヤの知識が少ない方でも「見つけやすい」と大好評です。

タイヤの取り付けもネット上から手配可能で、住んでいる地域から近い提携店での予約も合わせてできます。

時間がない方でも手軽に手配ができますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

全国約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

全国どこでも約4,000店の提携店!ベストのタイヤ交換

カテゴリー
columns タイヤ交換 タイヤ知識

タイヤローテーションは長持ちの秘訣!スペアタイヤや4WDについても解説

タイヤは車の中でも重要な部品の一部です。

タイヤを少しでも長持ちさせ、経済的に使いたいのなら、タイヤのローテーション(位置交換)が重要になります。
「ローテーションって何?」「位置交換はどうすればいいの?」
と思うお客様へ向けて、本日はタイヤローテーションについて詳しく解説していきます。

タイヤローテーションとは?

タイヤローテーションとは?

参考:グッドイヤー

タイヤは同じ位置のまま長期間使用していると、前輪と後輪で摩耗の進行具合が違ったり、偏った摩耗(偏摩耗)を起こしてしまいます。

これらを予防するために鍵となるのが、「タイヤの定期的な位置交換(ローテーション)」です。

タイヤローテーションは4本で行う場合と、スペアタイヤを入れた5本で行う場合があります。

タイヤのローテーションすることで均一に摩耗させることができ、タイヤが長持ちしますので、定期的にローテーションを行ないましょう。

タイヤローテーションのタイミング

タイヤのローテーションは、5000km~1万kmに一度が目安です。
お店でタイヤ交換を行う場合、たいていはローテーションを行ってくれますが、心配な場合はタイヤローテーションをしてほしい旨を、念のため伝えましょう。

また、お店でタイヤ交換をする場合、たいていはこのような位置表示シールを貼ってくれます。

ベストの位置表示シールはこちらです。

タイヤローテーション時の位置表示シール

スタッドレスタイヤが必要な地域なら、タイヤ交換は年に2回チャンスがあるはずです。
余計な出費をしないために、お店で交換するタイミングはタイヤのローテーションを行いましょう。

ご自分でタイヤ交換をする際には、外したタイヤにガムテープなどを貼って、「右前」「左後」などと、装着していた位置がわかるようにして保管しておくことがポイントです。

こうすることで次回のタイヤ交換時に、ローテーションを意識した適切な位置にタイヤを脱着することができます。

タイヤローテーションを行うメリット

タイヤローテーションを行うメリット

タイヤローテーションを行うメリットは、タイヤの摩耗を均一化させ、トータルでタイヤを長持ちさせることができることです。

通常、フロントタイヤはショルダー部が減りやすく、後輪駆動車は、リヤタイヤのセンター部分の摩耗が進みます。

偏摩耗例

参考:グッドイヤー

また、FF車は、フロントのタイヤが駆動輪と操舵輪を兼ねているため負担が大きく、リアタイヤの寿命に比べて1/2~1/3ともいわれています。

タイヤローテーションのやり方とポイント

タイヤローテーションのやり方とポイント

タイヤローテーションは、車の駆動によって違います。一覧にすると以下の通りですが、言葉だけだとわかりにくいと思いますので、それぞれグッドイヤーのページを参考に詳しく図で見ていきましょう。

駆動 前輪 後輪
FF車 そのまま後輪へ 左右を入れ替えて前輪に移動
FR車・
4WD車
前輪は左右を入れ替えて後輪に移動 そのまま前輪へ
回転方向指定
のあるタイヤ
そのまま後輪へ そのまま前輪へ

FF車のポイント

FF車のポイント

タイヤローテーションのポイントは以下の通りです。

  1. 非駆動輪(後輪)のタイヤをクロスに入れ替える
  2. 「前輪を後輪」に「後輪を前輪」に入れ替える

FF車のタイヤローテーションの目安

5000km~1万kmが基本です。

FR車の場合

FR車のポイント

  1. 非駆動輪(前輪)のタイヤをクロスに入れ替える
  2. 「前輪を後輪」に「後輪を前輪」に入れ替える

RV車のタイヤローテーションの目安

5000km~1万kmが基本です。

4WDの場合

四輪すべてが駆動輪である四駆では、前輪と後輪で減り方に違いが出にくいためローテーションが必要ないように思えますが、実はそうではありません。

確かに発進や加速時などには、ほぼ均等に前輪・後輪が駆動するため減り方も均等になります。

しかし、切り返しや方向転換する際には、ハンドルの操舵輪である前輪に大きな摩擦が生じるため、前輪の減りが早くなってしまう傾向があります。

そのため、4WD車もタイヤを長く使うためにローテーションをしましょう。

4WD車のタイヤローテーションは一般的にはFR車と同様の手順です。

4WD車のポイント

  1. 非駆動輪(前輪)のタイヤをクロスに入れ替える
  2. 「前輪を後輪」に「後輪を前輪」に入れ替える

4WD車のタイヤローテーションの目安

FF車やFR車と同じように5000km~1万kmが基本です。

RV車などはスペアタイヤも一緒にローテーションしよう

FR車のポイント

RV車などでスペアタイヤも同サイズのクルマは、5本のタイヤでローテーションスケジュールを組みましょう。

RV車のタイヤローテーションの目安

FF車やFR車と同じように5000km~1万kmが基本です。

方向指定があるタイヤの場合

方向指定があるタイヤの場合

  1. 「前輪を後輪」に「後輪を前輪」に入れ替える

方向指定があるタイヤを逆向きに装着すると、タイヤノイズやグリップの低下など、本来のタイヤの性能を発揮できなくなってしまうので、注意が必要です。

また、新品タイヤの装着時は、扁摩耗や摩耗のくせがつく前に、早めにローテーションを行うと、より良好なコンディションをキープすることができます。

まとめ

本日はタイヤの位置交換(ローテーション)についてご説明させて頂きましたが、いかがでしたか?

タイヤは同じ位置のまま長期間使用していると、前輪と後輪で摩耗の進行具合が違ったり、偏った摩耗(変摩耗)を起こしてしまいます。
これらを予防するには「定期的なタイヤローテーション」を行なわなければなりません。

ローテーションをすることで均一に摩耗させることができタイヤが長持ちしますので、定期的にローテーションを行ないましょう!

カテゴリー
columns タイヤ交換 タイヤ知識

【保存版】タイヤ交換時期の目安は?寿命を延ばす6つのコツも紹介

タイヤは定期的に交換する必要がありますが、いつ交換すべきか迷ってしまうものでもあります。
「3万キロ走ったら交換」「4〜5年で交換」と言われることもありますが、必ずしも走行距離や使用年数だけでは判断できません。
では、何を基準に判断したら良いのでしょうか?

この記事では、タイヤ交換時期のわかりやすい判断方法を3つご紹介。タイヤの寿命を延ばすために普段からできることについても解説します。

タイヤの交換時期を判断する3つの方法

タイヤチェック

まずは、タイヤを交換すべきか判断する際に役立つ3つのチェックポイントについて解説します。

①「スリップサイン」をチェックする

スリップサインとは、タイヤの摩耗の進行具合を示すサインのこと。具体的には、タイヤの溝の底にある盛り上がった部分を指します。タイヤの表面がすり減り、残り溝が1.6mm以下になると目視で確認できるようになります。

タイヤのスリップサイン

スリップサインは一本のタイヤに複数箇所(4~9ヶ所)設けられています。タイヤ側面の「▲」の目印の延長線上にスリップサインがあるので、ご自身の車で確認してみましょう。

どこか一ヶ所でもスリップサインが見えていれば、タイヤがスリップしやすい状態と判断できます。
道路運送車両法の保安基準で、タイヤの溝は「いずれの部分においても1.6mm以上」と定められています。スリップサインが見えていれば「整備不良」となり、車検は通りません。

走行中にスリップする危険性も高まるため、スリップサインが見えていたらすぐに交換する必要があります。

タイヤスリップサイン例

一方で、タイヤの溝が1.6mm以上あっても安全とは言い切れません。制動距離(ブレーキをかけてから完全に停止するまでの距離)が長くなる、残り溝4mm以下での交換をおすすめします。

②スタッドレスタイヤは「プラットホーム」も確認する

スタッドレスタイヤにはスリップサインと同様、スタッドレス性能の限界を示す「プラットホーム」というサインがあります。プラットホームが見える状態になった場合、そのタイヤはスタッドレスタイヤとしての機能を果たさなくなったことを示します。

スタッドレスタイヤのプラットホーム

プラットホームはあくまで「冬用のタイヤ」としては使えないことを示すもの。プラットホームが見えている状態でも、スリップサインが出ていなければ夏用タイヤとして履き続けることはできます。

しかし、これまで冬用タイヤとして利用してきた場合には、プラットホームが出た段階で新しいスタッドレスタイヤへの交換が必要です。

③ゴムの劣化もタイヤの交換時期サイン

製造から年数が経過したタイヤは、ゴムが経年劣化して固くなってしまいます。溝の摩耗に関わらず、見た目ではわからない劣化が進んでいる可能性があるのです。

製造されてから5年以上経っているものはタイヤ販売店で点検し、引き続き使えるかどうか確認してください。もし製造から10年以上経っている場合は、走行距離にかかわらず交換するのが良いでしょう。

製造年を確認したい場合は、タイヤの側面にある4桁の数字を確認してください。最初の2桁が製造週、つぎの2桁が製造年を表しています。

タイヤの製造年月日

上の画像には「3021」という記載があります。このタイヤは、2021年の第30週(7月中旬~下旬ごろ)に製造されたものだとわかります。

製造年以外にも、タイヤを見て以下のような状態が見つかれば交換が必要です。ご自身の車で確かめてみましょう。

偏摩耗(ある部分だけが異常に摩耗している状態) 偏摩耗
側面に目立つひび割れ(クラック)や切り傷がある 側面に目立つひび割れ(クラック)
側面の一部がぷくっと膨れている 側面の一部がぷくっと膨れている
タイヤに針やガラスなどの異物が刺さっている タイヤに針やガラスなどの異物が刺さっている

【注意】タイヤ交換を怠るとこんなに危険!

ここまで、タイヤの交換時期を判断する3つのポイントをご紹介しました。あなたの車のタイヤはどんな状態でしたか?

タイヤ交換は費用も時間もかかるものですが、だからといってタイヤ交換を怠るのは非常に危険です。
タイヤ交換をしないとどんなことになってしまうのか、具体例を2つご紹介します。

走行性能が変わって事故の危険性が高まる

本来交換が必要なタイヤのまま走行していると、事故の危険性が高まります。
例えば、溝がすり減ったままのタイヤをつけて走行すると、タイヤのグリップ力が落ちてスリップしやすくなります。濡れた道路ですべりやすくなったり、ブレーキが効きづらくなったりするため、交通事故が起きる可能性が高まるでしょう。
特に危険なのは、濡れた路面を高速で走っているときに起こりやすい「ハイドロプレーニング現象」です。溝が減っていると、それだけ排水力が落ちてしまいます。結果、路面とタイヤの間に水が入り込みやすくなり、タイヤが浮いてしまってハンドルやブレーキが利かなくなってしまうのです。

また、スタッドレスの性能が落ちたタイヤを交換しないまま走行することも危険です。氷上でブレーキが効かなくなったり、雪道でスリップしたりする危険性が高まってしまいます。

タイヤバーストの可能性も‥

スリップサインが見えていたり、タイヤ側面にひび割れ(クラック)が出ていたりする状態で車の使用を続けていると、走行中にタイヤが破裂する「タイヤバースト」現象を引き起こす可能性があります。

もしタイヤバーストが起きると、ハンドルが取られるなどして、車のコントロールが効かなくなってしまいます。周囲を巻き込んだ大事故につながる可能性もあり、非常に危険です。

こうした痛ましい事故を未然に防ぐために、交換が必要なタイヤはすぐに交換するようにしましょう。

タイヤの寿命を延ばすための6個のポイント

大きな出費となるタイヤ交換は、できるだけ回数を減らしたいもの……。
そこで、タイヤの寿命を延ばすために普段からできる6つのポイントを解説します。

①乗車前の日常点検を怠らない

乗車前の日常点検

普段から、ドライブ前にタイヤを目視で確認し、異常がないかチェックしましょう。
以下の3点が確認のポイントです。

● タイヤに異物が刺さっていないか
● 側面にひび割れはできていないか
● スリップサインやプラットホーム(スタッドレスタイヤのみ)は出ていないか

②タイヤの空気圧を定期的に点検する

タイヤの空気圧を定期的に点検

タイヤの空気は自然に抜けていくものです。何もしていなくても、1カ月でおよそ5%程度が抜けていくとされています。

適正空気圧より低い空気圧で走行していると、ハンドルがとられたり、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなったりします。また、パンクの原因となり、重大な事故につながってしまう可能性もあります。

そのため、タイヤの空気圧を定期的に点検することが大切です。ガソリンスタンドで給油の際に点検をお願いしたり、カー用品店で点検してもらうことができます。
点検する際は、それぞれの車種によって定められた「指定空気圧」の数値と照らし合わせましょう。

指定空気圧は車両のマニュアルや給油口の裏側、運転席のドア付近に貼られたステッカーで確認できます。指定空気圧より低い場合は空気を補充しておきましょう。

常に適正空気圧を保てば、タイヤの偏摩耗を防ぐことにもつながります。少なくとも、月に一度は空気圧の点検を心がけるようにしましょう。

③過剰な洗車やタイヤつや出し剤・ワックスのつけ過ぎは避ける

タイヤワックス

愛車は常にカッコよく、キレイであってほしいものですよね。
しかし、洗車をやり過ぎたり、つや出し剤・ワックスを使い過ぎたりすると、タイヤのゴムが疲労し、劣化が進んでしまいます。ひび割れが起こりやすくなってしまうため、使い過ぎには気をつけましょう。

④装着していないタイヤの保管方法にも注意する

装着していないタイヤの保管

装着していないタイヤをどこに保管するかで、そのタイヤの劣化度合いは大きく変化します。直射日光や雨・水、油類、熱源の近く、電気火花の出る装置の近くにはできるだけ置かないようにしましょう。屋外でタイヤを保管する場合は、市販のタイヤカバーを使っても良いでしょう。

ホイールに組まれた状態の乗用車・小型トラック用タイヤは、空気圧を半分程度にまで下げて平積みしておきましょう。ホイールから外してタイヤを単体で保管する場合は、タイヤが潰れないよう縦にして保管してください。

⑤定期的にタイヤローテーションを行う

普通に運転していても、タイヤは装着位置によって偏った摩耗(偏摩耗)をしてしまいます。偏摩耗を放置してしまうと、タイヤの寿命が縮まるだけでなく、騒音や振動の原因になってしまいます。

偏摩耗をなくすためには、定期的なタイヤローテーションが不可欠です。

タイヤローテーションとは、車のタイヤの位置を入れ替えること。タイヤの位置を入れ替え、表面の摩耗を均一にすることで、タイヤを長持ちさせられます。

タイヤローテーション

車種やタイヤの種類によって異なりますが、タイヤの順列の入れ替えはほとんどの場合、ローテーションがほぼ決まっています。

例えばFF車の場合、前輪はそのまま後輪へ、後輪は左右を入れ替えて前輪に移動させます。FR車の場合は、後輪はそのまま前輪へ、前輪は左右を入れ替えて後輪に移動させます。

タイヤ交換をお店に依頼すれば、ローテーションした状態で交換をしてもらえますが、念のためローテーションの希望も伝えておくと安心です。

タイヤ交換のタイミング以外でも、走行距離5,000キロを目安にして、定期的にタイヤローテーションを行いましょう。

⑥ホイールアライメントを調整する

ホイールのアライメントを調整

車は乗り続けていると、経年劣化によりタイヤ・ホイールの取付角度(ホイールアライメント)にズレが生じます。

ズレを放置しておくと、偏摩耗になってタイヤの寿命が短くなったり、タイヤの低燃費性能が損なわれたりしてしまいます。また、ハンドルが片方に流れてしまう原因にもなります。

数年に一度、タイヤやホイールを交換したタイミングで、タイヤ販売店や整備店に調整を依頼しましょう。

まとめ

この記事では、タイヤの交換時期を見極める3つのポイントと、普段から取り組むこともできるタイヤの寿命を延ばす6つのコツをご紹介しました。
適切なタイミングでタイヤ交換をして、愛車を安全・快適に乗り続けてくださいね。

カテゴリー
columns タイヤ交換 取り扱いサービス

タイヤ・ホイールはネットで安く買う!簡単取付予約!!

皆さんこんにちは!タイヤワールド館ベストです。
今回は、ネットでのタイヤ・ホイール購入に対する皆様のお悩みや不安の声が特に多いものについてお話していこうと思います。

タイヤはネットで市価よりも安く売られている場合が多く、
「売れ残りや海外製品だから安いのでは??」
「取付店を自分で手配しなきゃいけないから面倒!」
このようなお言葉を頂戴する機会がいまだに多いのが現状です。

しかし!そんな時代は終わりました!

今やタイヤは、お得なお値段の海外製タイヤも安心の国産タイヤもネットで簡単に買えるようになり、タイヤ取付店もネットから簡単に探せる時代です!

それでは、弊社のタイヤ・ホイールのネット販売での皆様のお悩みや不安を
一つずつ解決していきましょう!

 

1.タイヤを買っても、どこに交換作業を頼めばいいのかわからない

以前はガソリンスタンドや町の整備工場にタイヤチェンジャーがあるのは知っていても、タイヤ持ち込みは交換作業の手間賃しか取れないため嫌がれるところが多いうえに、一旦タイヤを受け取ってそれを車に積んで持ち込むといった手間も発生していました。

しかし現在では、タイヤ購入店で取付店の手配が可能な店舗が増えています!
最近ではネットで購入して近所の協力店に直送するという流れが定着しつつあり、むしろ「持ち込み歓迎!」なお店が増えてきています。

弊社では全国3,000店以上の取付店から、おススメの店舗をご案内する【gooピット】取付サービスをご案内させていただいていております!
タイヤ購入時に取付作業の有無が選択でき、ご注文いただくとお客様のスケジュールに合わせてお近くの取付店をご手配できるので、取付店探しに迷わず注文可能です!

 

2.交換作業の料金がかかるので、結局店舗で買ったほうが安く済むのではないかと思う

実はこれ、多くの場合はタイヤ購入時にネットで取付予約をした方がお得になる場合が多いです!

「ネットでタイヤを買ったのですが、交換してくれますか?」と購入したタイヤを取付店に持ち込みの相談をすると、店舗によってまちまちの取付料金となり、事前に料金の予測が難しい場合が多いく、残念ながら取付のみの依頼だと一本当たりのお値段が割高になってしまう場合もあります。

その点ネットからの依頼だと事前に料金把握が可能ですし、弊社の【gooピット】取付サービスのように対象の取付店すべてが一律の料金設定となっている場合がほとんどですので、料金にも安心してご注文いただけます。


 

3.タイヤが家に届いても、一時的にも置く場所がない

もしお得に取付をしてくれる店舗をご存知で、取付サービスはいらないという方でも、マンション・アパート住まいの方の場合ファミリカータイプの大きめのタイヤサイズですと玄関を通らなかったり、室内にタイヤを置いておくスペースを確保できなかったりといった事でお困りの場合も多いかと思います。

そんな時にもタイヤ購入と一緒に取付作業の手配をご注文いただくと、タイヤのお届け先は取付店にすることが可能な場合がほとんどです!弊社の【gooピット】では、お客様にご提案したお近くの取付店へご購入いただいたタイヤの配送を行っている為、購入後のスペースに困ることもございません!
 

4.インターネットの取引に不安がある

おそらく、初めてネット通販を考える方のほとんどがそう思うのではないでしょうか。
しかしご安心ください!弊社ではチャット機能での即時回答可能なお問い合わせ、電話での購入サポートやタイヤ取付コミコミ商品のご用意、ネットでのタイヤ選びから交換店舗と入庫日を決め予約時間にそこに行けばいいという最も安心で簡単な方法を採用しています。
もちろん料金はすべてコミコミの設定です。
 

5.最後に

いかがでしたでしょうか?皆様のネットでのタイヤ購入の不安は解消できましたか?

もし、どうしてもネットでの購入が不安が拭えない場合、
タイヤワールド館ベストでは店舗でも皆様の相談にのり、お悩みを解決するサポートができますのでお近くのタイヤワールド館ベストまでご来店ください!

カテゴリー
columns タイヤ交換 タイヤ知識

摩耗してからじゃ遅い?!タイヤは4本まとめて交換へ!

 

タイヤローテーション

こんにちは。タイヤワールド館BESTです。
FF車、FR車にお乗りのみなさん、タイヤローテーションはちゃんと実施してますか?!
FF車では前輪が、FR車では後輪の方が早く摩耗してしまい、タイヤローテーションをしないと2本だけを交換する or 劣化していないのに4本まとめて交換するか、の選択に迫られることになります‥
しかしながら、基本的に、タイヤは4本同じものを使うことが望ましいです。
 

2本購入すればいいのでは??

もちろんそのような乗り方をされている方も多いです。しかしながら、タイヤはゴムでできているので、時間が経つと劣化・硬化して踏ん張りがきかなくなってきます。前輪・後輪でズレが生じてしまうと、路面状況が悪い場合、事故に繋がってしまう可能性も‥‥
また、いざ2本だけ買おうと思っても、新車専用タイヤが装着されている場合もあり、同じ品番のタイヤが無いことも少なくありません。

このようなことを避けるためにも、前後でのタイヤローテーションを意識して、無駄な出費を抑えましょう!
 

ローテーションの期間の目安は??

5,000~10,000kmでのローテーションが推奨されています。
平均的な走行距離で、半年~1年の走行で1度くらいとなります。

大切な命を乗せて走る車。安全性もコストもしっかりチェックしましょう♪

カテゴリー
columns SUV タイヤ交換 ミニバン 取り扱いサービス

19インチ以上の大口径タイヤ・低扁平タイヤもお任せ!タイヤワールド館ベストのタイヤ組み替え

自動車に装着する為には、ホイールを内側の空間に組み込む必要があります。
さらに、実際に使用する前に、各部のバランスを取り、必要ならばアライメント調整(車の車輪の向き、角度、方向などをきちんと揃える事)なども行われます。
タイヤを自動車に装着して、使用できる状態にするにはプロの技術が必要なのです。
ガソリンスタンドや、量販店では19インチ以上の組み替えはお断りされる事も。。。
そんな時は、タイヤ・ホイールのプロショップ【タイヤワールド館ベスト】におまかせください♪
タイヤワールド館ベストでは、19インチ以上の大口径タイヤ、扁平率40以下のうっすーいタイヤもお手の物♪
 

 

【大口径組み替え】大口径21インチタイヤ組み換え動画


 

【大口径組み替え】動画内の商品紹介

〇タイヤ
NT555 G2 245/35R21 96Y

オフィシャルサイト商品ページ
https://tireworldkan.com/tire/item/15601538

〇ホイール
WORK ZEAST ST2(BRU)
構造:2ピース

 

【大口径組み替え】対応店舗はこちら

19インチ以上のタイヤの組み替え希望の場合は、タイヤワールド館各店舗までお問い合わせください。
商品手配含めてご相談いただけます。

※オフィシャルサイトの取付受付は18インチまでとなります。

◆◇対応店舗一覧◇◆
https://tireworldkan.com/shop.html

カテゴリー
columns タイヤ交換 タイヤ知識

摩耗タイヤ交換!タイヤが寿命かなと思ったら、タイヤ組み換えがお得!【動画あり】

自動車に装着する為には、ホイールを内側の空間に組み込む必要があります。
さらに、実際に使用する前に各部のバランスを取り、必要ならばアライメント調整(車の車輪の向き、角度、方向などをきちんと揃える事)なども行われます。タイヤを自動車に装着して、使用できる状態にするにはプロの技術が必要なのです。
今回は当社のタイヤ組み換えについて様子を交えてご紹介します。

【タイヤ組み換え】とは?

タイヤ組み換えとは、すでにタイヤを組み込んであるホイールからタイヤを外し、他のタイヤを装着することです。
主にタイヤが摩耗し、交換する場合に行われます。他にも、燃費、グリップ力、乗り心地、静寂性など、一定の性能に特化したタイヤに変更する場合などが、【タイヤ組み換え】に該当します。
ちなみに、新品ホイールにタイヤを装着するときは、【タイヤ組み込み】と言い、分けて使われる事が多いです。

【タイヤ組み換え】の作業風景

タイヤワールド館ベストでは、熟練技術を兼ね備えたスタッフが丁寧に対応をいたします。

【タイヤ組み換え】のここがお得!

走行距離にもよりますが、ホイールの寿命は約10年。対してタイヤの寿命は乗り出しから3年~5年と言われています。
この場合は、ホイールはまだ全然大丈夫なのに、タイヤの交換時期が先に来ることになります。
なるべくコスパ良く車を維持したいという方は、タイヤ単体の交換がホイール代が掛からないのでおススメです。

当店おすすめタイヤ

○TOYO TIRES:SD-7

当店人気NO.1!おススメ商品!基本性能にロングライフを加えたスタンダード低燃費タイヤ
対応車種:セダン、スポーツ、コンパクト、軽
詳細はこちら

○TOYO TIRES:TRANPATH mpZ

ミニバン・ハイト系の走りに驚きの安定感。ロングライフ&低燃費タイヤ。
対応車種:ミニバン、コンパクト、ハイト系軽
詳細はこちら

○DUNLOP:LE MANS V(ルマン5)

スタンダードよりワンランクアップ!長持ちする低燃費タイヤに、良質の快適性能をプラス。
スタイリッシュなコンフォートタイヤ。
対応車種:セダン、ミニバン、コンパクト、軽
詳細はこちら

その他希望タイヤがある場合は、こちらから検索可能です!
https://tireworldkan.com/tire/search

タイヤ購入時のオプションはこちら

○タイヤパンク保証サービス
2年間のパンク保証。1本のパンクでも最大4本新品交換。
詳細はこちら

○取付作業の手配も可能!
全国の取付店から、お店・日時を選べます!
詳細はこちら

オンラインショップ
https://tireworldkan.com/
店舗一覧
https://tireworldkan.com/shop.html

カテゴリー
columns タイヤ交換 タイヤ知識

スリップサインの見方がわからない!タイヤの交換時期・何キロ走れるのか解説


「スリップサインの見方は?」
「他にタイヤの交換時期を判断する方法は?」

ディーラーや給油時に「スリップサインが出ているからタイヤ交換した方がいい」と言われたことがありませんか?

タイヤ交換時期の目安のひとつとして、スリップサインがあります。スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、タイヤの摩耗状態を知らせてくれるサインです。

タイヤが摩耗し残りの溝が1,6mmをすぎると、トレッド面とゴムが盛り上がった部分が同じ高さになります。スリップサインが出た状態で走行すると、タイヤが滑ったり道路交通法違反になったりするため、早急に交換しましょう。

本記事では、スリップサイン以外で寿命を判断できる方法や、タイヤを長持ちさせる方法を紹介しています。

正確なタイヤの交換時期を把握し、安全な車で家族との快適なドライブを楽しみましょう。

スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

スリップサインはタイヤの寿命を知らせてくれる

スリップサインはタイヤの摩耗状態を示すサインです。スリップサインが現れたら早急にタイヤを交換しましょう。

スリップサインが現れたタイヤで走行するのは危険です。タイヤの溝が浅くなると、排水能力が低くなるため、路面との間に水の膜が発生しタイヤが浮いてしまいます。これがハイドロプレーニング現象です。

ハイドロプレーニング現象が起こると、ブレーキやハンドルの操作が効かなくなり、車が制御不能になります。

スリップサインが現れたタイヤは、車をしっかり制御できる状態ではありません。そのため、スリップサインが見える前にタイヤを交換するのが理想です。

スリップサインの見方

スリップサインの見方

引用:ブリヂストン

スリップサインはタイヤの溝の底にあるゴムが盛り上がった部分のことで、トレッド全周の4〜9カ所に設置されています。タイヤ側面の三角マークの延長線上にあるため、すぐに見つけられるでしょう。

タイヤが摩耗し溝の深さが1.6mmをすぎると、盛り上がった部分がトレッド面と同じ高さになり、スリップサインが現れます。

スリップサインは1箇所でも見えたらすぐに交換しましょう。

スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

スリップサイン以外でタイヤの寿命を判断する方法

タイヤ交換時期の目安はスリップサインだけではありません。他にも寿命を判断する方法が3つあるので紹介します。

● 約4〜5年使用したか
● 約32,000キロ走行したか
● ひび割れや損傷がないか

上記のうち、ひとつでもあてはまるならタイヤの点検をおすすめします。適切なタイヤ交換時期を把握し、安全なタイヤで走行しましょう。

約4〜5年使用したか

タイヤのゴムは、車に乗っていなくても常に外的要因に晒されているので劣化していきます。そのため、走行距離が少ない場合でも、4〜5年が経過したタイヤは点検を受けましょう。

また、タイヤの側面には製造年が記載されています。ただ、製造番号はタイヤ片側のみに刻印されているため、車に装着した状態では外側から確認できない場合もあるかもしれません。

製造番号は、下4桁の数字で製造年週を表しており、最初の2桁の数字は週(1週)を、最後の2桁の数字は年を意味します。

wm03イメージ

例:製造番号の見方

3021 2021年の第30週

メーカーで販売しているタイヤは製造から3年以内の商品です。適正に保管されたタイヤは、製造から3年経過しても新品同様の性能を発揮できるため、安心して購入できます。

さらに、日本自動車タイヤ協会からは使用開始から約4〜5年を目安に専門店での点検を受けることが推奨されています。

使用開始後 5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかにタイヤ販売店等での点検を受けられることをお奨め致します。


引用:一般社団法人日本自動車タイヤ教会

安全に走行するためにも、使用開始から4〜5年経過したタイヤは専門店で点検してもらいましょう。

約32,000キロ走行したか

一般的なタイヤのゴムは、約5,000キロ走行すると1mm摩耗します。

新品のタイヤの溝は約8mmなので、約32,000キロ走行するとタイヤの溝は1,6mmになる計算です。そのため、新品タイヤを購入後、走行距離が約32,000キロに達するころにはスリップサインが現れるでしょう。

しかし、あくまでも目安に過ぎず、路面や荷物の積載状況によっても摩耗スピードは変わります。タイヤの摩耗状態は走行距離だけでなく、日々の点検もしておきましょう。

ひび割れや損傷がないか

タイヤはゴム製品なので、経年劣化により表面にひび割れや細かい亀裂が入ります。ひび割れはトレッド面やタイヤの側面に現れ、状態によってはパンクする恐れがあるので専門店で点検してもらいましょう。

タイヤのひび割れは、空気圧不足や車をあまり使用しないことが原因です。空気圧が不足しているとタイヤに過度な負担がかかり、異常に発熱してしまうためひび割れが起こります。

タイヤには紫外線から劣化を防ぐため、劣化防止剤という成分が含まれています。車を動かせばタイヤから少しずつ滲み出るようになっているため、劣化を防止するには定期的にドライブするといいでしょう。

車を放置すると劣化防止剤は出ないので、ひび割れが進行しやすくなります。

大きいひび割れや損傷はパンクの恐れがあります。今のタイヤにひび割れがある場合は、タイヤ専門店で点検してもらいましょう。

スリップサインが出たタイヤは危険

スリップサインが出たタイヤは危険

スリップサインが現れたタイヤで走行し続けるのは危険です。違反になるほか、ブレーキが効きにくくなるなど命にかかわる場合もあります。主なリスクは以下の通りです。

● 雨天時に滑りやすくなる
● 保安基準不適合になり車検に通らない
● 道路運送車両法違反になる

スリップサインが現れたタイヤで走り続けるメリットはないので、早急に交換しましょう。

雨天時に滑りやすくなる

スリップサインが出たタイヤは雨天時に滑りやすくなり、性能が発揮できません。

タイヤの溝が浅くなると排水性能が衰えます。そうすると、路面とタイヤの間に水の膜ができてしまい、ハンドル操作やブレーキが効かなくなります。(ハイドロプレーニング現象)

また「タイヤの摩耗のせいでブレーキが効きにくくなった」とは考えないでしょう。しかし、新しいタイヤに替えると「ブレーキがよく効くようになった」と錯覚するほど違いが現れます。

スリップサインが現れたタイヤは雨天時だけでなく、晴天時もブレーキが効きにくくなります。

保安基準不適合になり車検に通らない

グリップ性能が確保できていないタイヤは車検に通りません。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示でも、スリップサインが出たタイヤは保安基準を満たしていないと定義されています。

タイヤの接地部の全幅(中略)にわたり滑り止めのために施されて いる凹部(中略)のいずれの部分においても1.6mm(中略)以上の深さを有すること。


引用:道路運送車両法

ブレーキが効きにくく、しっかり止まれない車が車検に通るはずがありません。スリップサインが出たタイヤは「車検に通らないほど危険なタイヤ」なので早急に交換しましょう。

道路運送車両法違反になる

スリップサインが出たままのタイヤで走っていると違反になります。

道路運送車両法では下記のように定められています。

次の各号のいずれかに該当する場合には、当該違反行為をした者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。(中略)第六十二条(整備不良車両の運転の禁止)の規定に違反して車両等(軽車両を除く。)を運転させ、又は運転したとき。


引用:e-GOV法令検索

もし、タイヤ交換に行く途中、警察に捕まっても違反となり切符を切られてしまうのでタイヤはスリップサインが出る前に交換しましょう。

タイヤを長持ちさせる方法

タイヤを長持ちさせる方法

タイヤを長持ちさせるためには定期的に点検するといいでしょう。主に以下の3つを実践してみてください。

● 日常的に目視する
● 空気圧をこまめに点検する
● タイヤローテーションをする

タイヤを点検する癖がつけば、常にタイヤを適正な状態に保てるので、使用できる期間が長くなります。また、異変にすぐ気づけるため、危険なタイヤを使い続けるリスクも減ります。

日常的に目視する

タイヤの外傷をチェックするため、日常的に目視しましょう。車を使う前にタイヤを見ておけば、ひび割れや外傷が増えたときすぐに気づけるからです。

たとえば「出先でパンクしてしまい、タイヤを見ると釘が刺さっていた」としましょう。実は「出発前からタイヤに釘が刺さっていて、目視していれば事前にお店で点検してもらえた」こともありえます。

日常的にタイヤを目視する癖をつければ、未然にトラブルを防止できます。

空気圧をこまめに点検する

空気圧はタイヤの乗り心地や燃費、寿命にも影響します。タイヤのトレッド面が均等に地面に設置するためにも、空気圧は重要です。

たとえば、適正な空気圧を下回った状態で走行していると、タイヤのショルダー部が摩耗しやすくなります。逆に、空気圧が適正より高い状態だとトレッド面のセンター部だけが摩耗してしまいます。

空気圧を適正に保っておかないと、空気圧はガソリンスタンドで見てもらえるので、給油と同時に見てもらうのがおすすめです。

タイヤローテーションをする

前後左右でタイヤを入れ替えて使えば(タイヤローテーション)、タイヤの偏摩耗を防止できます。

タイヤはハンドル操作や駆動輪の違いにより、前後左右で溝の減り方が違います。前後左右のタイヤを入れ替え、すべてのタイヤの溝を均等にするのがタイヤローテーションの目的です。

「リアタイヤの溝はあるのにフロントタイヤの溝は減っている」といったときに、タイヤをローテーションすればまた使用できるようになります。

駆動輪の違いによってローテーションの仕方が変わるため、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

スタッドレスタイヤとサマータイヤは寿命が違う

スタッドレスタイヤとサマータイヤでは寿命が違います。サマータイヤは新品時、タイヤの溝が8mmに対してスタッドレスタイヤは10mmです。

当然スタッドレスタイヤのほうが長く使えると思いがちですが、実はサマータイヤのほうが長持ちします。

どれくらい寿命が違うのか以下の表を参考にしてください。

タイヤ種別 推奨使用期間 走行距離
サマータイヤ 約4年 約32,000キロ
スタッドレスタイヤ 約4年 約10,000キロ

使用期間は同じですが、走行距離が短いのはスタッドレスタイヤです。

スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べてゴムが柔らかく、低い気温でもしなやかさを損なわないのが特徴です。そのため、走行するときに設置面が増え、サマータイヤに比べるとタイヤの摩耗が早くなります。

スタッドレスタイヤは気温が高くなってくるとゴムが柔らかくなり過ぎてしまい、性能が低下します。逆に、サマータイヤは気温が低くなると性能が落ちるので、サマータイヤ・スタッドレスタイヤの交換時期は以下を参考にしてください。

交換するタイヤ 交換時期
サマータイヤ→スタッドレスタイヤ 早い地域:10月中旬〜下旬
遅い地域:12月初旬〜下旬
スタッドレスタイヤ→サマータイヤ 3月〜4月中旬くらいまで

あくまで参考程度の表なので、住んでいる地域や雪の降るタイミングでタイヤを交換しましょう。

スタッドレスタイヤとサマータイヤは用途が違うので、それぞれの特徴を理解し、うまく使い分けてください。

スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

スリップサインが見えたタイヤは即交換しよう

スリップサインが見えたタイヤは危険を伴い、車検にも通りません。また、道路車両法違反になり、整備不良として切符を切られます。

スリップサインが現れたタイヤはメリットがないので早急に交換しましょう。

また、タイヤを長持ちさせるためには以下の方法を試すのがおすすめです。

● 日常的に目視する
● 空気圧をこまめに点検する
● タイヤローテーションをする

タイヤを点検する癖をつければ、異変にもすぐ気づけるようになるので家族の安全にもつながるでしょう。

タイヤワールド館ベストでは全国に4,000店以上の提携店舗があり、当社のオンラインショップで購入したタイヤを作業店舗へ直送できます。さらにWeb限定のクーポンや、タイヤのレビューをしていただいた方にはアマゾンギフトコードをプレゼントしています。

タイヤ交換はオンラインで購入し、専門店で交換してもらうのが1番お得な方法です。ぜひ一度ホームページをチェックしてみてください。

ベストのタイヤ交換

BESTのタイヤ交換について

カテゴリー
columns タイヤ交換 取り扱いサービス

タイヤ取付サービス まとめ

こんにちは!タイヤワールド館ベストです。

数回に渡りお話させていただきましたタイヤ取付サービスについては今回で最後となります。

まずはこれまでの記事を振り返ってみましょう!

 

タイヤ取付サービス 工場予約が可能

10月〜12月のピーク時期だと工場が込み合って予約が難しいことも・・・
でもタイヤ取付サービスだとグーピットが全て行うのでカンタン!

 

タイヤ取付サービス 作業内容

サービスは分かりやすく脱着と組替。
でもその作業内容はいろいろと充実!

 

タイヤ取付サービス 何故人気なのか

タイヤ取付サービスの人気の理由!
かゆいところに手が届くようなメリットの数々!

 

タイヤ取付サービス 全国3,000店舗以上の加盟店

どんな工場があるか注文時に確認可能!
自宅からどれくらいの距離にあるかも一目瞭然!

 

■最後に

様々書かせていただきましたが、やはりサービスのメリットは使ってみないと実感できません。

まずは一度お試しください!

 

グーピット取付コミコミ

カテゴリー
columns タイヤ交換 取り扱いサービス

タイヤ取付サービス 全国3,000店舗以上の加盟店

こんにちは、タイヤワールド館ベストです。

11月に入り、いよいよスタッドレスシーズン到来ですね。

宮城県にある弊社の実店舗でもタイヤ交換のお客様で連日賑わっております。

今回は、グーピット取り付けサービスについてお話したいと思います。

ネットでタイヤを購入すると、

自宅に届く  持ち込む工場、ショップを探す  お店にタイヤを持って取り付けに行く。

と、購入後が意外と面倒になります。

そんな悩みを一発で解決してくれるのがグーピットです。

当店ではグーピット取付チケット、取り付けコミコミ商品が非常に人気です!

タイヤ+取付チケットのセット、または取付コミコミ商品をご購入いただきますと、決済画面にて取付希望店舗と日時の選択が可能です。

グーピット加盟店は全国3000店以上ありますので、最寄りの取付店がきっと見つかります。

ご購入の商品も選定された店舗の方へ直接配達可能ですので、タイヤを運ぶ煩わしさもありません。

便利なグーピットをぜひお試しください!

取付コミコミ商品はこちら