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columns ホイールの知識

2018年は愛車をドレスアップ!

あけましておめでとうございます!
タイヤワールド館ベストです。

さて、2018年。
今年は愛車を素敵にドレスアップしてみませんか??
ドレスアップ初心者でも挑戦しやすく、大きく見た目を変化させることができるカスタムパーツといえば‥そう、ホイールですね!
今回はそんなホイールについて書きたいと思います。

●ホイールの素材について
ホイールの素材は純正ではスチール、市販ではアルミが多いです。
スチールホイールは鉄からつくられており、安価で丈夫なのでベーシックグレードの車に装着されることが多いホイールです。

一方のアルミホイールは鉄よりも軽く、デザイン性にも優れているので、みなさんまずアルミホイールを検討されるのではないでしょうか。

●ホイールのデザインについて
やはり一番気になるのはデザインですよね!
ホイールのデザインの種類は大きく4つ。
1. スポーク

ホイールの中央部から外側に向かってスポークがある、一般的なシンプルなホイールです。

スポークの太さ、数などによって強度・重量は変化します。

2.フィン

スポークを細く、多くした、高級感のあるホイール。スポークがまっすぐ直線のものを多く見かけます。

3. メッシュ

スポークを多数、網目のように配置したホイールです。

少し複雑な構造のものも多いので、お手入れは大変ですが、高級感があり、愛車をワンランク上に演出してくれます。
4. ディッシュ

見た目通り、強度はありますが、重量が重いホイールです。
その強度感から、バンやワゴンなどの大きい車に似合います。
スポークがあるものは、放熱性にも優れています。

●色について

色はシルバー~グレイ~ブラックを選ばれる方が多いです。
ホイールのディスク面がカットされ、側面だけに塗装がされている「ポリッシュ」は立体感が強調されて、とてもかっこいいです!
代表定期なポリッシュ、「ブラックポリッシュ」
     
ホイールサイズの確認方法ですが、大抵のホイールはホイール自体の目立たない場所に刻印してあるか、シールが張られたりしています。

 

でも、リム幅とかインセットとかPCDとか、自分の車のホイールのサイズがわからない‥

そんな方もご安心を!

当店では車種と型式を記載して頂き、専門のスタッフがそのお車にぴったりのホイールを選択し、お届けしています♪

さらに、購入前に装着時のイメージを図ることができる、当ホームページの『マイカーホイールシミュレータ』
みなさんはもうお試しになりましたか??

このシステムでは、お客様がお乗りの車種、ボディカラーを選択して、気になるホイールをクリックしていくだけ!

今回は例として、トヨタのプリウスでシュミレーションしてみました!

1. 車のメーカーを選ぶ

2・ 車種・型式を選ぶ


3. 車が出てきたら、上部のカラータブでボディカラーを選ぶ

ピックアップされてない色も、こちらのカラーパレットから選択が可能です♪

4. インチアップ、希望価格帯、ホイールメーカーやデザインなどの条件を入れる

特にこだわりがない場合は、『デザイン』で先程の「スポーク」「フィン」「メッシュ」で検索するとイメージが湧きやすいです♪

4. 出てきた中から気になるホイールをクリックすると、装着します

とっても簡単ですよね!

ご自分の愛車だけではなく、次に欲しい車でシュミレーションをしてみたり‥お気に入りの組み合わせを探してみてくださいね!

 

 

 

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columns タイヤ交換 タイヤ知識

帰省の前にタイヤのチェックをお忘れなく!!

こんにちは!タイヤワールド館ベストです。
いよいよ今年も残すところあと一週間ですね‥
年末年始の連休でお車で帰省される方も多いと思いますが、長距離移動の前には、タイヤの最終チェックをお忘れなく!
特に東北方面に帰省される方はスタッドレスタイヤの装着は必須です!!

でも、お使いのスタッドレスタイヤ‥
まだ効果はありますか??

スタッドレスタイヤで重要なのは、ゴムの硬さと溝の深さ。
ゴムの硬さは約2~3年、溝の深さは新品で約10mmで、半分の5mmの深さになると寿命です。

【スタッドレスタイヤの溝について】

~溝の深さの簡単チェック方法~
用意するもの:100円玉
方法:スタッドレスタイヤを準備し、1の方から100円玉を差し込む。
1の数字が見えてしまう場合、そのスタッドレスタイヤは交換時期です!!

また、スタッドレスタイヤには50%のところにプラットホームという交換の目安を知らせるサインがあります。

このプラットホームが露出していると、スタッドレスタイヤの性能が低下してるので、交換のタイミングです!
タイヤの硬さはお近くのガソリンスタンドやカーショップで、溝の深さについてはご自分で、
簡単にチェックできるのでぜひ試してみてください♪

 
また、高速走行前には空気圧の調整をお忘れなく。
空気圧不足のままで高速走行をすると、タイヤがたわんで発熱し、バーストの原因となってしまいます!!

【空気圧について】
空気圧が多すぎると、トレッドの中心が摩耗してしまい、タイヤ寿命が短くなってしまいます。

反対に、空気圧が低すぎるとグリップ力が低下し、トレッドの両端が摩耗してしまいます。

※赤い部分が偏摩耗してしまう※

多すぎても、少なすぎてもダメ。適正な空気圧であることが大切なのです!!
空気圧は一カ月で0.3%ずつ抜けていってしまうと言われています。
0.3%って全然影響ないのでは??と思われるかもしれませんが、そもそもタイヤの空気圧は大半が2.5%前後。

そのうちの0.3%って、結構な量にあたりますよね‥

タイヤの適正空気庄は車種、使用するタイヤ、車の重量などによって異なります。
まずはご自身の車の適正空気圧をチェック。
適正空気圧は、運転席側のドアを開けると表示されています。

*写真・ダンロップホームページより

 
しっかりタイヤをチェックして、楽しい年越しを迎えましょう♪

 

 

 

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タイヤの寿命を長持ちさせるポイント

こんにちは!

タイヤワールド館BESTです。

今年スタッドレスタイヤを新調された方も多いのではないでしょうか??

せっかく新しく買ったタイヤ、なるべく長持ちさせたいですよね!

今回はタイヤの寿命を長持ちさせるポイントについて書いていきたいと思います。

 

1 タイヤのローテーション

タイヤはどうしても力が加わる部分が一定ではありません。

装着位置が同じままだと、この部分だけ摩耗が進んでしまいます‥

特にFF車では前輪が、FR車では後輪の方が早く摩耗してしまい、タイヤローテーションをしないと
2本だけを交換する or 劣化していないのに4本まとめて交換するか、の選択に迫られることになります。

ローテーションの目安は5,000~10,000kmと言われています。

 
2 急停止・急発進をしない

急停止・急発進はタイヤに負担がかかります!

適切な車間距離を保ち、早めにスピードを落とす、ゆったりと発進する、
という安全な運転はタイヤの長持ちにも繋がります。

3 余計な荷物は積まない

車は重量が重くなるほど、燃費は悪くなりタイヤの摩耗にも繋がります。
この機会にトランクの中を整理しましょう!

4 定期的に空気圧をチェックする

タイヤの空気圧は、自然に減っていきます。

空気圧が低下しているということは、タイヤが変形してしまっている、ということです。

変形したままの走行はタイヤの寿命にはもちろん悪影響で、燃費にかかわる転がり抵抗も増えてしまいます。

適正空気圧は、運転席側のドアを開けると表示されているので、月に一度はガソリンスタンドでチェックしてもらいましょう。
また、携帯用空気充填機も数千円で購入することもできます。

*ダンロップホームページより

 

タイヤは安い買い物ではありません。適切な乗り方で、できるだけ長持ちさせましょう♪

 

 

 

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スタッドレスタイヤとサマータイヤはこんなに違う!!

こんにちは!タイヤワールド館BESTです。
一気に冷え込みましたね!いよいよ冬本番‥
いつ雪が積もっても対応できるよう、スタッドレスタイヤのご準備はお早めにお願いします♪
そんなスタッドレスタイヤとサマータイヤとでは、使用されているゴムの性質や、トレッドのサイプなどが異なっています。
今回はその違いについて、書いていきたいと思います♪
スタッドレスタイヤで一番重要な基本性能は、『氷・雪の上でしっかり止まる』ということです。
それを実現するために、スタッドレスタイヤはサマータイヤに比べ、
・タイヤのブロックに細かい多くの溝(サイプ)がある ・路面に合わせて密着できるようにするため、ゴムが柔らかい
つくりとなっています。

*ブリヂストンホームページより

 
●氷面の水膜と雨天時の水膜は違う!
タイヤの細かいサイプは、凍結路面の水膜を吸い上げたり掻き出したりして除去するためのものです。
濡れている路面で効果があるなら、雨の日も安心だ!と思われるかもしれませんが、これが違うんです!!
氷の上にできる水膜はわずか数ミクロン。一方雨の日の路面は1~2mm。スタッドレスタイヤの吸水力では対応しきれないのです!
したがってスタッドレスタイヤではハイドロプレーニング現象が起こりやすくなってしまします‥
★ハイドロプレーニング現象‥水の溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象!!

スタッドレスタイヤでの雨天時は、サマータイヤより滑りやすい、ということを念頭においての運転をお願いします。

●ゴムが柔らかく、サイプが多い→ふらつきやすい
スタッドレスタイヤのゴムは、低温でも路面に密着できるよう特殊な軟化剤を練りこんで硬化を防いだり、空気を含ませ吸水とゴムの柔らかさを維持したりと、各社が工夫を凝らしています。さらにタイヤのブロックに細かいサイプがあるため、タイヤのブロックが倒れこみやすく、ふらつきやすいです。ハイト系の軽自動車にお乗りの方は特に注意してください!!

これらのスタッドレスタイヤの特徴も意識してもらいながら、安全運転をしていきましょう♪

 

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columns スタッドレスタイヤ タイヤ知識

スタッドレスタイヤの選び方!性能とチェックすべきポイントを解説

こんにちは!タイヤワールド館ベストです。寒い日が続き、本格的な冬もすぐそこですね‥
さて、お客様の中には、スタッドレスタイヤを購入する際に、

「何に気をつけて比較し、選択すればよいのかわからない‥」

と口にされる方も多いです。自分に合ったタイヤの選び方として、多くの場合、この3つを中心に検討するのではないでしょうか。

  1. 住んでいる地域は、どの性能が最も重要なのか
  2. 快適性やロングライフ性能に対してどこまで求めるのか
  3. 金額との折り合いがつくかどうか

そこで今回は、各メーカーがポイントとして押し出している項目をリストアップしましたので、購入の際の参考にして頂ければと思います。

スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

スタッドレスタイヤ購入時の7つのポイント

スタッドレスを購入する際に見るぺき性能は以下の7つです。

  1. 氷上性能
  2. 雪上性能
  3. ウェット性能
  4. ドライ性能
  5. 静粛性能
  6. 快適性能
  7. ロングライフ性能
項目 性能 内容
走行性能 氷上性能 アイスバーンなどの、凍った路面での性能
雪上性能 雪の上での性能
ウェット性能 解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能
ドライ性能 雪が降っていない乾燥路での性能
快適/コスト 静粛性能 タイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能
快適性能 ふらつき防止などの乗り心地に関する性能
ロングライフ性能 タイヤの寿命に関する性能

上の4つは、いわゆる「走行性能」走る時の性能です。これらは発進性能、ブレーキ性能、コーナリングの性能をチェックしてください。

下の3つは快適さやコスト面の性能です。スタッドレスタイヤはタイヤがやわらかいため、ロードノイズが大きいと言われるので、静寂性を重視される方も多い印象です。

それではそれぞれ詳しくみていきましょう。

ポイント1.氷上性能

ポイント1.氷上性能

氷上性能は、アイスバーンなどの、凍った路面での性能を指します。スタッドレスタイヤで求められる、一番の性能はこれではないでしょうか。

タイヤが氷上で止まる仕組みは、まずは氷の表面にある水分を取り除き、氷面に密着して止める、というものが一般的です。
この除水にブリヂストン、ヨコハマタイヤ、トーヨータイヤは「吸水」、ダンロップは「撥水」を取り入れています。
密着方法としては、サイプ(タイヤ表面にある細かい溝の事)のパターンやゴムに特殊材料を混ぜるなどして、密着性能を向上させています。
トーヨータイヤでは鬼クルミの殻を混合し氷上を引搔いて止め、ダンロップでは液状ファルネセンゴムでブレーキ性能を上げています。

ポイント2.雪上性能

ポイント2.雪上性能

雪上性能は、雪の上での性能を指します。

雪上ではタイヤを横切る太くて深いサイプが効きます。豪雪地帯に居住の方はこの性能が特に重要です。

ポイント3.ウェット性能

ポイント3.ウェット性能

ウェット性能は、解けた雪道や雨といった、濡れた路面での性能を指します。

冬と言っても、雨は降るし、雪が積もってもすぐ溶けて濡れた路面が多い‥という地域にお住みの方は、この性能をチェックしてください。

雪が降らないからといって、夏タイヤのままでは冬はゴムが硬化して大変危険です。一般的に、7度以下ならスタッドレスの方が良いと言われているので、お住まいの地域の冬場の気温に合わせて準備してください。

スタッドレスまではいらないかな、という方には「オールシーズンタイヤ」もおすすめです。

普段は普通のノーマルタイヤのように使えて、路面が凍結さえしていなければ雪道も走れるオールシーズンタイヤは、年に数回しか雪が降らない地域にぴったりのタイヤです。

詳しくは以下の記事もご覧ください。

ポイント4.ドライ性能

ポイント4.ドライ性能

ドライ性能は、雪が降っていない乾燥路での性能を指します。

スタッドレスタイヤは、冬でも硬化しにくい、柔らかいゴムを採用しています。
したがって、どうしても夏タイヤに比べて剛性とグリップ性が劣ります。

各メーカーはブロックを支える構造や、タイヤのサイド部分に特殊な加工をして剛性を高めたりという工夫をしていますので、どのような方法が採られているのかチェックしてみましょう。

ここまでが、スタッドレスタイヤに求められる最低限の機能面のポイントでしたです。

ポイント5.静粛性能

ポイント5.静粛性能

静粛性能はタイヤのトレッドパターンに起因するノイズ等、騒音に関する性能を指します。

スタッドレスタイヤは、夏タイヤに比べてサイプ深く、ノイズが出やすくなってしまします。
“静かさ“も重視する方は静寂性もぜひチェックしてください。

ポイント6.快適性能

ポイント6.快適性能

快適性能は、ふらつき防止などの乗り心地に関する性能を指します。

タイヤのサイド形状を工夫したり、剛性を高めたりと、各メーカー工夫を凝らしています。特にハイト系のミニバンやSUVでは、専用のスタッドレスタイヤが販売されています。

ミニバン・SUV専用:トーヨータイヤ ウィンタートランパスTX

SUV専用:ダンロップ ウィンターマックスSJ8+

乗り心地を求める方は、この項目に言及しているタイヤの購入を検討してみるのがおすすめです。

ポイント7.ロングライフ性能

ポイント7.ロングライフ性能

ロングライフ性能はタイヤの寿命に関する性能を指します。

各メーカー、この項目についてはしのぎを削っています。1世代前と最新タイヤとでの各社のロングライフ性能に関する表記は以下の通りです。

ブリヂストン-VRX2
:従来比22%向上
ダンロップ-WINTERMAXX02
:4年つかえるロングライフ
トーヨータイヤ-OBSERVE GARIT GIZ
:転がり抵抗係数が夏タイヤTEO plusより優位
ヨコハマタイヤ-ice GUARD6
:約4年後でも高レベルを維持

ブリヂストン-VRX3
:摩耗ライフ17%向上
ダンロップ-ウィンターマックス3
:摩耗後氷上ブレーキ性能36%UP
トーヨータイヤ-オブザーブ・ギズツー
:「持続性密着ゲル」がアイス性能低下を抑制し永く効果を発揮
ヨコハマタイヤ-アイスガード7
:従来品と同様に約4年後も摩擦力の低下は少ない

まとめ

さて、ここまで購入の際のポイントを見てきましたが、購入前には必ずタイヤサイズのチェックが必要です。タイヤのサイズは、タイヤ本体の側面を見るor運転席のドア開けた内側に記載してあります。

タイヤ本体の側面を見る

運転席のドア開けた内側

タイヤサイズの確認方法はこちら

タイヤの交換ならタイヤワールド館ベストがオススメです。宮城県に7店舗の他、オンラインショップで購入しても全国に約4,000の提携店舗があり、どのエリアの方でも利用しやすくなっています。

これらのポイントを確認しながら、ご自分にぴったりのスタッドレスタイヤを探してみてくださいね。

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スタッドレスの早め装着5つのメリット

豪雪地帯のみなさん、そろそろスタッドレスタイヤについて考え始める時期ではないでしょうか。
今年は少し早めに装着の準備をはじめませんか??

スタッドレスの早め装着は良いこと尽くめ♪

・予想外の雪でも安心して運転できる。
・混雑しない時期にタイヤ交換できるので、待ち時間が少ない

新品購入の場合は、さらにこんなメリットも!
・早めに交換することで、スタッドレスタイヤの慣らし走行が出来き、雪が降る頃にタイヤの性能を充分発揮することができる。
・自分の車に合うタイヤが在庫不足という心配がない
・早期割引などをしている場合が多いので、お得に購入することができる。

<<当店の早期割引ページはこちら>>

いいことばかり!!
でも、そんなこと言っても、早くタイヤが減ってしまって、寿命が短くなるのでは‥?

スタッドレスタイヤの減りについて

スタッドレスタイヤは溝の深さタイヤのゴムの硬さによって寿命が決まり、このゴムの硬さの方の寿命が約2~3年と言われています。

これに対して、スタッドレスの溝の減りは3000kmで約1mmと言われています。

ざっくり計算となりますが、一般的に年間走行距離は約8000kmくらいなので、ひと月で650kmくらい。1ヶ月で約0.2mm減る計算となるので、10月中旬~4月中旬の6ヶ月間履くとすると1シーズン約1.2mm4年で約4.8mm。
(スタッドレスの溝の深さは新品で約10mmで、半分の5mmの深さになると寿命です)*個人差があります
溝の減りについては、4年間は大丈夫という計算になります♪

<<*参考 タイヤの交換時期の確認方法はこちら>>

超重要!雪が降らなくてもスタッドレスは必要!!
雪も年に数回だから、「その日に車に乗らなきゃ大丈夫」、「費用もかかるしもったいない」という声も時々聞かれますが‥
低温では夏用タイヤはゴムが硬くなり、本来の性能が発揮されないです!!
スタッドレスタイヤは、冬の低い気温でも路面に密着する性能を維持するように、柔らかいゴムを使用しています。
一般的に、7度以下ならスタッドレスの方が良いと言われています。
主な都市の昨年11月の平均気温がこちら。(黄色が7℃以下、オレンジが±2℃以内)

東北地方は11月には7℃を下回り始めるので、今年は早めに履きかえ準備に取り掛かりましょう♪

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スタッドレスタイヤお手軽残溝チェック方法

こんにちはタイヤワールド館BESTです。以前にスタッドレスタイヤの値上げ(不本意ではありますが…)のお話をさせていただきました。今年の冬に向けてスタッドレスの準備を考えているお客様へ「お手軽な残溝チェック方法」をご紹介したと思います。残溝を測るには専用の器具も出ておりますが、今回は身近にある”100円玉”を使用します。

1、お持ちのスタッドレスタイヤを準備します。

2、溝に”100円玉”の数字の1が下になるように差し込みます。

こんな感じです。

3、1の数字は”100円玉”の淵から5ミリのところにあります。1の数字が見えているようですと、スタッドレスタイヤの交換時期に近付いています。
(スタッドレスタイヤの新品時の残溝は約8~10ミリのため5ミリだと、残溝は半分ということです)

スタッドレスタイヤは残溝が50%のところにプラットフォームという交換の目安をお知らせるサインがあります。
プラットフォーム
※ 溝と溝をつなぐように見えている部分がプラットフォームです。

このプラットフォームが露出していると、スタッドレスタイヤの性能が低下してるので、交換をおすすめします。

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タイヤの交換時期 【寿命】を知らせる危険信号

タイヤを買い替えるタイミングって意外と難しいですよね。

あまり詳しくないと、店員さんに勧められるがまま、まだ使えるタイヤを交換してしまったり、それとは逆にタイヤの危険な状態に気付かずバーストしてしまってから交換したという人も多いのではないでしょうか。

タイヤの適切な交換時期や目安を知り、タイヤの寿命を見極め賢く安全なカーライフを過ごしましょう。

 

▲タイヤが教えてくれる危険信号

①スリップサイン

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新品タイヤの溝は通常約8mmになっています。その残りの溝が1.6mmをきるとスリップサインが現れます。

タイヤはゴムで出来ているので走れば走るほどゴムが摩耗しすり減ります。

スリップサインが出てしまうとブレーキ性能やハンドリング性能の低下、燃費の悪化を招きます。

タイヤの側面に△のマークが付いているので、その△マークの位置から溝を覗き込み確認できます。

スリップサインは1箇所でも出てきたら交換することが必要となっています。

このサインが現れた時を、摩耗によるタイヤの使用限度として法律で規制されており、もちろん車検も通りません。

もしスリップサインが現れた場合は大変危険ですのですぐにタイヤの交換を検討してください。

 

②ひび割れ(クラック)

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タイヤの側面をよく見ると小さいひび割れが発生していることがあります。

手でタイヤを押さえつけないと見えないものや、側面だけではなく溝の底に発生する細かなひび割れもあります。

タイヤは過酷な使用条件のうえ、太陽光や雨風にさらされます。

その為購入からある程度年数が経過するとタイヤの溝が十分に残っていたとしても経年劣化によるひび割れが出てきます。

タイヤの側面はゴムが薄い部分ですので、ひび割れが大きくなる前に交換する必要があります。

このひび割れが原因でバースト(破裂)する危険性があるので溝の残り具合に関係なく交換時期となります。

 

③ピンチカット

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ピンチカットとは、タイヤ横側の一部にできる盛り上がったような変形のことをいいます。

縁石に強く乗り上げた際の衝撃や走行中に強い衝撃を受けたことなどが原因でタイヤ内部のカーカスコードが切れサイドウォールの一部が空気圧により盛り上がってくることです。

走行上はあまり変化もなくタイヤの空気も抜けないので気付かないことが多いのですが、この状態のまま走行を続けるとバースト(破裂)する可能性があり大変危険です。

修理は不可能なので、ピンチカットを見つけたら早急にタイヤ交換を行ってください。

 

④製造年の確認

一般的には3~4年が交換の目安とされています。

タイヤにはひび割れを防ぐための油分が入っています。

走行していない場合でも年数が経つと、それがどんどん抜けていくためタイヤは自然と劣化していきます。

タイヤの側面には各国共通で製造年週が刻印されています。

4桁から6桁の数字で、下2桁が製造年。その前の数字が製造年週です。

例えばタイヤに刻印されている数字が「1915」なら2015年19週目なので2015年の5月頃に製造されたタイヤということがわかります。

劣化したタイヤはひび割れなどが起こりやすくなっているので危険です。

タイヤ側面に刻印されている製造年週(セリアル)の点検を定期的に行ってタイヤからの危険信号を早めに察知しましょう。

 

 

▲タイヤが早く減る、早く劣化する主な原因

・急ブレーキ、急発進、急ハンドル

・高速走行

・不適正な空気圧

・直射日光の当たる場所に保管

・街乗り(ブレーキとアクセルの頻度が高くなるため)

・車の荷重が重い

・タイヤのローテーションをしていない

など様々な原因がありますが、上記の点に気をつけることでタイヤの減りや劣化がかなり抑えられると思います。

 

タイヤ交換は3~4年を目安にとよく聞きますが、あくまでもそれは目安です。

様々な要因でタイヤが減るスピードが変わること、タイヤはゴムでできているので劣化することを覚えておくことが重要です。

またタイヤから出る危険信号を見逃さないために定期的にタイヤの点検をすることもとても重要となってきます。

自分で簡単にできる点検方法ですので是非やってみてください。自分で点検が難しいという方はタイヤショップやガソリンスタンドで点検してもらうこともできますので利用してみてください。

 

このように自分のタイヤの状況を気に掛けるというひと手間で、タイヤ交換をする時期を見極め、賢く安全なカーライフを送りましょう。

 

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タイヤトラブルの16.9%と35.1%

 

表題の数字はJAFの出動件数の比率を表したものです。2つの数字が並んでいます。一般道路では出動件数全体の16.9%、高速道路では35.1%がタイヤトラブルによるものです。

一般道路の出動件数、1位バッテリートラブル、2位タイヤトラブル、3位キーの閉じ込めと続きます。一方、高速道路の出動件数、1位タイヤトラブル、2位燃料切れ、3位事故と続きます。タイヤトラブルの順位は異なりますが、どちらにも共通する要因として高い比率を占めており、誰にでも起こりえる状況であると考えられます。高速道路上でのトラブルが多いのは速度によるものです。時速80キロで走る高速道路は一般道路に比べてタイヤにかかる負荷は大きくなります。そのため、トラブルにつながる比率も高くなります。

次にタイヤトラブルの主な原因を確認していきます。バースト、パンク、エアー不足の3点が挙げられます。バーストとは、タイヤが破裂してしまう状況です。走行不能状態です。パンクはタイヤの損傷部から空気が漏れてしまっている状態です。走行を続けるといずれ破裂する可能性が高いです。エアー不足とはタイヤ内の空気圧が下がっている状態です。こちらもそのままの状態で走行を続けると、いずれ破裂する可能性が高いです。どの状態でも、そのまま走行を続けると危険です。この様なトラブルを防ぐため重要なことがタイヤの空気圧チェックを含めた、日常のタイヤ点検です。

日常のタイヤ点検はどのようなことを行うのでしょうか。もっとも簡単な方法は目視によるタイヤの状態確認です。タイヤに損傷はないか、異物が刺さっていないかを確認します。また、車両の重さでタイヤが潰れていないかを確認します。タイヤが潰れている場合には、何かしらの要因で空気が抜けている状態であると考えられます。

タイヤは性質上、先に挙げた要因が無くとも自然に空気は抜けていきます。1ヵ月間に約10~20Kpaというデータがあります。そのため定期的な空気圧の点検が必要になります。適正な空気圧は車の取り扱い説明書や、ドアやピラーの部分に記載がある車両が多いです。適正な空気圧でタイヤを使用することは、性能を最大限に発揮するために重要なことです。タイヤには「荷重を支える」「走る、止まる」「曲がる」「衝撃を吸収する」といった性能があります。どれも当たり前の性能ですが、空気が入っていなければタイヤは力を発揮することができせん。

タイヤは車に最初からついている部品なので、意識することは少ないかもしれません。実際に、買い替えまでの期間も約3年と長く、必要なときに意識する程度です。また、近年はガソリンスタンドのセルフ化に伴い、タイヤについて声をかけてもらう場面や、意識を向ける場面が減ってきたように思われます。空気圧を確認することで、トラブルを防ぐことができる場合もあります。自分で確認するのが難しい方は、給油やメンテナンス等でお店に入庫する際、「空気圧を見てくだい」と声をけることもタイヤ点検につながります。皆様が安全で楽しいカーライフを送れるように今後も情報を発信していきます。

 

 

 

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スタッドレスタイヤ ⑦-交換時期と履き潰し編-

▼スタッドレスタイヤの交換時期

スタッドレスタイヤは冬道を走る車には必需品です。

購入を検討する人の多くは10月頃から検討しているようです。

履き替えるタイミングは天気予報と相談しながら雪が降り始める前に交換しておきましょう。

タイヤがすり減らないようにギリギリに交換するという話をよく耳にします。

すり減っていないタイヤの方がいいと思いがちですが必ずしもそうとは限りません。

なぜなら、スタッドレスタイヤはおろしたての状態よりも少しすり減っていた方が性能がアップするのです。

タイヤは製造過程で成型し金型から抜いた際にタイヤ表面に生じる薄いゴムの皮があり、スタッドレスタイヤの性能の吸水・ひっかき・密着は

この薄皮が剥けることで本来の性能を発揮します。

スタッドレスタイヤ本来の性能をフルで発揮させるために雪道走行に備えて雪が降る前に慣らし運転をしましょう。

慣らし運転に必要な走行距離はドライ路面で約100kmほど。高速道路のような平滑な路面では約200kmが目安となっています。

また、雪が降り始めてからや雪が降る直前の交換はタイヤショップ等が大変混雑し待ち時間も長くなります。

品薄状態で選択肢が少なくなったり、最悪の場合は売り切れや欠品で交換時期を逃してしまうなどのデメリットが生じてくるので、早めに交換し

雪が降った冬道を万全の状態で安全に走行しましょう。

 

▼スタッドレスタイヤの履き潰しについて

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夏にスタッドレスタイヤを履いている車を時々見かけます。

「スタッドレスとしては来シーズン使えないけどまだ溝もあるし履き潰してしまおう!!」という考えの方が多いようです。

ただ、それって本当に大丈夫なのでしょうか?

 

メリット

【直接的なコストが削減される】

【交換の手間が省ける】

デメリット

【制動距離が伸びる】

夏タイヤに比べゴム質が柔らかい素材でできておりブロックの倒れ込みが起こり制動距離が長くなります。

ゴムが柔らかくできているので夏場の高温の路面では柔らかくなりすぎてタイヤ自体が歪みカーブ等でふらつきを感じることもあります。

【ハイドロプレーニング現象が起きやすくなる】

夏タイヤと比較してスタッドレスタイヤの溝は深く、細かな切り込みがたくさん入っています。

これらの溝には吸水性能を持たせており、タイヤが氷を踏んだ時にできる薄い水の膜で滑らないようにする工夫ですが

雨の日など路面が濡れている時はスタッドレスが水を溜めこんでしまい排水性能が低下し、高速道路でハイドロプレーニング現象が起きやすくなるのです。

【燃費が悪くなる】

ノーマルタイヤに比べスタッドレスタイヤは吸水性能を上げるために溝に細かな切り込みが入っています。

そのため転がり抵抗が大きくなるのでノーマルタイヤよりも1~2割程度燃費が落ちると言われています。

【ロードノイズが大きくなる】

スタッドレスタイヤは転がり抵抗が大きいため、必然的にロードノイズも大きくなる傾向にあります。

 

個人的な見解になってしまいますが、履き潰しには直接的な経済メリットもあるので一概に悪いとも言い切れません。

ですが、履き潰しをする際にには上記のような多くのデメリットを伴うことも理解したうえで十分に注意し、いつも以上に安全運転を心掛ける必要があります。

ただし、デメリットの方が多いので安全性・性能・将来的なコストパフォーマンスを含め履き潰しよりも、

冬にはスタッドレスタイヤを、夏にはノーマルタイヤの装着をおすすめします。