カテゴリー
columns タイヤ知識

タイヤの種類

column0807-01
皆さん、こんにちはタイヤワールド館ベストです。
今回はタイヤの種類と選び方について書いていきたいと思います。

タイヤの種類は乗用車やトラック、建設機械など車の種類によってたくさんありますが、ここでは乗用車のタイヤの種類について書いていきます。
乗用車のタイヤの種類をまず分けると「夏タイヤ」と「冬タイヤ」に分かれます。冬タイヤの種類と選び方は来月ご紹介いたします。

乗用車の夏タイヤの種類ですが車の種類や形で求められる性能が違います。大きく分けると「コンフォートタイヤ」と「スポーツタイヤ」になります。
コンフォートタイヤは、静粛性や乗り心地などを重点的によく作られています。

それに対してスポーツタイヤは、グリップ力に最大の性能を発揮する反面、静粛性や乗り心地などが劣ります。
これら2つの方向性を基本として、スポーツにコンフォート性能を併せ持つ「スポーツコンフォートタイヤ」、ミニバンや1BOX専用モデルの「ミニバン専用タイヤタイヤ」、標準性能の「スタンダードタイヤ」や、コンフォートのよりプレミアムなモデル「プレミアムコンフォートタイヤ」などに分けられます。
更に最近では高性能化が進み、SUV車にもミニバンや1BOX同様に「SUV専用タイヤ」の装着が推奨されています。
オフロード車の為の「4×4専用タイヤ」もラインナップされています。
ハイブリット車用の「エコタイヤ」はCO2削減や環境保護、燃費向上の為に各タイヤメーカーが盛んに作るようになり、
最近ではより進化した「ミニバン専用エコタイヤ」や「コンフォートエコタイヤ」もどんどん増えてきています。
「エコタイヤ」はタイヤの種類というよりも国産タイヤの定番になっており、タイヤ選びでは最も重要な選択肢の一つとなっています。

次回は「エコタイヤ」についてもっと掘り下げてお話をしていこうと思います。

カテゴリー
columns タイヤ知識

タイヤサイズの見方

皆さん、こんにちはタイヤワールド館ベストです。今回はタイヤサイズの見方についてお話します。
ご自分のタイヤサイズを知ることは、タイヤの購入の際に大変重要な事ですので
お客様も一度ご自分のタイヤサイズを確認してみましょう。

column0804-01

タイヤサイズがどこに表記されているかわかりましたでしょうか。
次にタイヤサイズの見方を詳しく説明していきます。
上記のタイヤサイズの205はタイヤの幅になります。単位はミリメートルになります。

205の場合、205mmの幅のタイヤになります。
次の55は偏平率といいまして、タイヤの厚みになります。
単位はパーセントになります。
これは、タイヤの幅の何パーセントの厚みかという表記です。

上記のタイヤの場合55%ですので、205mmの55%、すなわち112.75mmということになります。

ここは結構知らない方が多いので覚えておいて損はないと思います。
これがわかるとタイヤの直径も計算できるようになります。
次のRはタイヤの構造を意味します。Rはラジアルタイヤの事です。
今のタイヤはほとんどラジアル構造ですので
あまり覚えていなくても大丈夫な部分です。

次の15はリム系と言いまして、何インチのホイール用のタイヤなのかという表記です。
単位はインチで
15の場合は15インチのホイール用のタイヤになります。
ここを間違ってタイヤを購入してしまうとご自分の車のホイールにお取り付けができなくなりますので

ここは特にしっかり確認してください。

次に91Vですが、ここはロードインデックスと速度記号になります。
ロードインデックス(LI)は、規定の条件下においてタイヤ1本で支えることができる最大負荷能力を示す指数です。
タイヤの種類やカテゴリーによって、最大負荷能力に対応する空気圧は異なります。

負荷能力が不足するタイヤを装着して走行すると、タイヤの損傷につながって危険です。
速度記号(スピードレンジ)は、規定の条件下でそのタイヤが走行できる最高速度を示しています。※ZRは速度カテゴリーです。
●最高速度とは、タイヤが規定の条件下で走行することが可能な最高の速度を意味しています。

ロードインデックスはタイヤサイズが同じであれば特殊なタイヤを除き、タイヤサイズが同じであれば同じになっています。
この数字が純正タイヤの数字より小さいものを取り付けると車検に通らないことがあるので注意してください。
ロードインデックスと速度記号はメーカーホームページで確認ができますので参考にしてください。

https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/base/size.html#li

以上でタイヤサイズの見方の説明を終わりますが、適性のタイヤサイズを選ばないと、
タイヤの減りが早くなったり、
車がふらついたり、スピードメーターがくるったり、
車検が通らなかったりしますので、ご自分の車のタイヤサイズをしっかり把握し
安全で快適なドライブが
出来る様に心がけましょう。

カテゴリー
columns タイヤ知識

タイヤの役割

column0731-01
皆さん、こんにちはタイヤワールド館ベストです。
車はたくさんの部品から出来ています。タイヤもその1つです。ここではタイヤの重要な役割を説明していきます。 タイヤは車と路面の唯一の接点。車体をしっかりと支えるのはもちろん、走る、曲がる、止まるという基本的な走行パターンをつかさどる重要なパーツです。 タイヤの機能をきちっと把握して、安全で快適なドライブを実践しましょう。 タイヤは加速や減速、停止といったドライバーからの指示を的確に路面に伝える機能に加え、快適な乗り心地を保持する働きがあります。 これらはタイヤの「4大機能」と呼ばれています。

4大機能その1 自動車の重さをしっかり支える!(荷重支持機能)
タイヤの中に適正な空気を充填する事で、自動車の車体重量、ドライバーや同乗者といった乗員、積み荷などの重さをしっかりと支える働きをしています。

4大機能その2 スムーズに走る!ギュっと止まる!(駆動・制動機能)
自動車が走ったり、止まったりするには、エンジンなどからの駆動力やブレーキからの制動力を的確に路面に伝える必要があります。 タイヤは路面との摩擦によって、その重要な役割を果たしています。

4大機能その3 方向を転換、維持する!(進路保持機能)
直進走行での安定感、カーブでのバランスとグリップといった、自動車がドライバーの意思通りに、しかも安全に走るための機能を有しています。

4大機能その4 快適な乗り心地を実現する!(緩衝機能)
走行時における路面の凹凸による衝撃を吸収・緩和し、快適な乗り心地を保持する働きをしています。

以上がタイヤの主な役割になります。
ちょっとは、皆さんの参考になりましたでしょうか? 何度も言いますが、タイヤは車と路面の唯一の接点ですのでしっかりした物を選びたいですね。 今後ともタイヤワールド館ベストをどうぞよろしくお願いいたします。