知って得するタイヤ&ホイールの豆知識
タイヤの保管方法について
タイヤは自然な劣化をなるべく抑えることで長持ちさせることができます。
タイヤはゴムでできています。そのため、自動車に装着して使用していない時でも、自然と序所に劣化してしまいます。
劣化のスピードは保管方法に寄って大幅に変わります。下記のタイヤ保管の注意点をご確認ください。
1.雨や水分から守る
雨に打たれる場所や湿度の高い場所では、ゴムの劣化が早まり、タイヤ内部のスチールコードが劣化する原因にもなります。
2.直射日光や高温から守る
タイヤは紫外線にさらしたり、高温の場所に長期間置いておくと、ひび割れなどの劣化が起こります。カバーなどをかけて涼しい場所に保管してください。
カバーをお持ちでない場合、黒いビニール袋などでも代用できます。
ただし、ビニールの数カ所に穴を空けて湿気を逃がしてあげましょう。
ビニールの交換サイクルとして1~2ヶ月( 1シーズンに2~3回程)交換しましょう。
3.オゾンから守る
モーターやバッテリーなど、オゾンが発生する機器の近くでの保管は避けてください。
4.油から守る
ゴムは性質上、油との相性がよくありません。ガソリンなどが付着している場合は洗い落とし、タイヤワックスをかけている場合は、拭き取ってから保管してください。
5.変形から守る
タイヤは自動車を支えるために高い空気圧がかかっています。
タイヤをホイールに装着したまま保管する場合は、空気を抜いて内圧を弱め、ゴムの劣化を防いでください。
ホイールからはずしてタイヤを保管する場合は、変形を防ぐため、できる限り縦置きにして保管してください。
平積みの場合は、時々順番を入れ替えて、下になるタイヤが変形しないようにしてください。
タイヤ保管Q&A
どうして保管の時にタイヤの汚れを落とさなきゃいけないの?
汚れがあると、タイヤの劣化が早まってしまうからです。汚れをきれいに落としましょう。
タイヤを洗ったばかりで保管しちゃダメ?
タイヤに水分が付着しているとタイヤの劣化を促進するため、よく乾かしてから保管してください。
どうして保管の時にタイヤの汚れを落とさなきゃいけないの?
汚れがあると、タイヤの劣化が早まってしまうからです。汚れをきれいに落としましょう。
保管できる場所が日当たりの良いベランダしかないんですが…
風通しの良い日かげに保管する。
直射日光が当たる場合は、黒いビニールなどでカバーしてください。
タイヤの置き方や置く順番なんてあるの?
できる限り縦置きにして保管。
重ねておく場合は、タイヤに負荷がかかると変形の原因となるので定期的に重ねる順番を変える。
保管していたタイヤをそのまま履き替えても大丈夫なの?
保管していたタイヤを使用する際には必ず、外傷・エアのチェックを行う。