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【2024年最新】ウィンターマックス03は滑るという評判は本当?特長や02との比較も徹底解説

「ダンロップのウィンターマックス03は滑りやすいと聞いたけれど本当?」と疑問に思っている方はいらっしゃいますか?

ウィンターマックス03について調べると、「滑る」と出てくると心配になりますよね。

今回は、ウィンターマックス03が滑りやすいのかということや、実際に使用している人の口コミ、ウィンターマックス02との比較などさまざまな情報を解説していきます。

ウィンターマックス03やスタッドレスタイヤを検討中の方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ウィンターマックス03は滑る?製品特長を紹介

ウィンターマックス03は滑る?製品特長を紹介

ダンロップ公式サイトへ

はじめに、インターネットで検索すると出てくる、「ウィンターマックス03は滑るの?」という疑問について解説していきます。

結論から申し上げると、ウィンターマックス03は非常に滑りにくいスタッドレスタイヤです。

製品特長を確認しながらお伝えしていきます。

「ナノ凹凸ゴム」で抜群の氷上性能を発揮

ウィンターマックス03は、氷上性能特化型のスタッドレスタイヤです。

氷上でピタッと止まることができる秘密は「ナノ凹凸ゴム」

道が凍結しているとき、氷の上には水の膜ができています。ただの氷だけだと滑りにくいのですが、水膜ができてしまうことでツルツルと滑りやすい状態になります。

ウィンターマックス03に採用されているナノ凹凸ゴムは、水膜を瞬時に除去して、タイヤと表面を瞬間密着させるのが特長です。

それにより、氷上で滑ることなく、安定した走行を実現してくれます。

ミニバンやセダン、軽自動車など様々な車種に適用

ウィンターマックス03は、ミニバンやセダン、ワゴン、SUV、コンパクトカーから軽自動車まで、幅広い車種に適用するのが魅力です。

ウィンターマックス03のタイヤサイズは、リム径(13〜21インチ)と扁平率(35〜80%)の組み合わせによって多岐にわたります。

さらに、SUV専用やリムプロテクター付きなど、オプションの付いたタイヤもあるため車種や好みに合わせてぴったりなものを選ぶことができます。

ダンロップのスタッドレスタイヤの中で最も寿命が長い

ウィンターマックス03は、長く安心して使える高寿命のスタッドレスタイヤです。

とはいえ、耐摩耗性能については、後述するウィンターマックス02の方が高いとされています。

それでもウィンターマックス03の寿命が長い秘密は、摩耗しても新たに凹凸構造が生まれるつくりになっているからです。

表面が摩耗しても、表に出た「MAXXグリップトリガー」という成分が水に触れることで溶け、その部分が凹になります。それにより、表面に新しい凹凸が生まれる仕組みです。

使用して表面がすり減ってくるのは仕方がないことですが、すり減ってもグリップ性能が衰えないのは安心感がありますね。

ウィンターマックス03の評判や口コミ

ウィンターマックス03の評判や口コミ

氷上性能の高さが魅力のウィンターマックス03ですが、使用している人は実際にどのように感じているのか、評判や口コミを調べました。

悪い口コミ

ウィンターマックス03の悪い口コミを調べてみましたが、性能や使い心地に関しての悪い口コミはほとんど見つかりませんでした。

ウィンターマックス03を装着したけれど、暖冬で積雪や凍結が起こらず判断できなかった人はいましたが、「使用したけれど滑った」というような評価は探した限りでは見つからずだったので、使用している多くの人が満足していることが口コミから判断できます。

1点だけ悪い口コミとして挙げるとするならば、「メーカーものなので、価格が少し高い」というものがありました。

しかし、価格が張ってもこちらを選び、使用して満足している人が多いのが、ウィンターマックス03が高評価であることを示していると言えます。

良い口コミ

ウィンターマックス03の評判をチェックすると、さまざまな良い口コミが寄せられていました。

● スピードの出ていた急カーブでも、グッとグリップがかかり滑ることなく走行できた
● ピカピカと光っているような氷面でも、ブレーキを踏めばしっかりと止まることができる
● 静粛性も高く、氷や雪の上だけでなくいつでもストレスなく走行できるのが嬉しい
● ドライ路面でも走行性能が高いので、冬の間いつでも気持ちよく運転できる

このように、ウィンターマックス03を使用している人の多くが、非常に高い評価をしていることが口コミをチェックしてわかりました。

ウィンターマックス02との比較

ウィンターマックス02との比較

ここからは、ウィンターマックス03の前に発売されているダンロップのスタッドレスタイヤ、ウィンターマックス02との違いを比較していきます。

● 氷上ブレーキ性能が22%向上
● 氷上コーナリング性能が11%向上
● ナノ凹凸ゴムやパターン技術など新技術搭載

上記のように、ウィンターマックス03は氷上性能特化型のタイヤとして作られたタイヤなので、トータルバランス型のウィンターマックス02よりも氷上性能がアップしています。

とはいえ、ウィンターマックス02は、バランスの取れたとても性能の高いスタッドレスタイヤです。

コストパフォーマンスの優れたスタッドレスタイヤをお探しの方は、ウィンターマックス02を選ぶと良いかもしれません。

2つにどのような違いがあるのか、詳しくチェックしていきましょう。

ウィンターマックス03は氷上ブレーキ性能が22%向上

ウィンターマックス03は、先ほど特長でも紹介したように、ナノ凹凸ゴムを搭載したことで氷上ブレーキ性能が02より22%も向上しています。

柔軟性の高いゴムが氷面にぴったりと密着し、密着面を大きくすることで氷上でも滑らず安心して走行できます。

寒冷地帯にお住まいで、冬の間の多くの日は氷上や積雪の道を走行するという人は、より氷上ブレーキ性能が高いウィンターマックス03がいいでしょう。

ウィンターマックス03は氷上コーナリング性能も11%向上

ウィンターマックス03の氷上での効果は、ブレーキだけでなくコーナリング性能にも発揮されます。

タイヤが氷上にしっかりと密着するので、スリップしやすいコーナリングでもブレずに安定した走りを実現。

口コミでも「急カーブでもグリップがかかり滑らず走行できた」とあったので、実際に氷上コーナリング性能の高さを実感する声があると、その高い効果がうかがえますね。

ウィンターマックス03から新技術搭載

ウィンターマックス02にはなく、ウィンターマックス03から搭載された新技術は以下のものがあります。

● ナノ凹凸ゴム
● パターン技術
● 液状ファルネセンゴム

パターン技術を工夫することで、摩耗しても使い始めから形状が変化しすぎないように設計されています。

また、液状ファルネセンゴムというゴムと軟化剤の2面性を併せ持った素材を使用することで、やわらかく密着力の高いゴムを実現。

何よりも氷上での密着力や滑りにくさを高めたタイヤが、ウィンターマックス03ということです。

耐摩耗性能はウィンターマックス02の方が高い

ウィンターマックス03は氷上性能特化型というだけあり、ウィンターマックス02の方が耐摩耗性能は高くなっています。

スタッドレスタイヤと言えど、常に氷上を走行するわけではないので、温暖地域で常に雪が積もったり地面が凍ったりするわけではないなら、バランスのいいウィンターマックス02に優位性がある人もいるでしょう。

とはいえ、ウィンターマックス03は、先ほども紹介したように摩耗しても新たな凹凸が作り出されたり、偏摩耗しづらかったりするメリットがあります。

ウィンターマックス03を選んだからといって、ライフ性能が低いというわけではなく、むしろ最後まで安定した走行ができることをお伝えしておきます。

その他のウィンターマックスシリーズの特長を紹介

その他のウィンターマックスシリーズの特長を紹介

こちらの記事では、ウィンターマックス03を中心に紹介し、ウィンターマックス02と比較しました。

ウィンターマックスシリーズには、その2つ以外に、以下の製品があります。

● ウィンターマックス SJ8+
● ウィンターマックス SV01
● ウィンターマックス LV01 for VAN

それぞれの特徴を簡単に紹介します。

ウィンターマックス SJ8+

ウィンターマックス SJ8+

SJ8+公式サイトへ

ウィンターマックス SJ8+は、SUV車専用のスタッドレスタイヤです。

SUV車は、その他の車種と違い、山岳路を走行することも多いため、そのような道に多い深雪やシャーベット状の雪に強い作りになっているのが特徴です。

その代わり、舗装路に多いアイスバーンや濡れたアスファルトなどでの滑りにくさは、ウィンターマックス03に及ばないため、どちらを走行するケースが多いのかで選ぶ必要があります。

ウィンターマックスSJ8+のサイズは、ウィンターマックス03のサイズと被っているものもあります。どちらが自分にあっているか悩んだ場合は、以下も参考にして検討してみてください。

wm03とSJ8+の選び方

ウィンターマックス SV01

ウィンターマックス SV01

SV01公式サイトへ

ウィンターマックス SV01は、氷上ブレーキ性能が高く、ライフ性能の高さも実現した、商用バン専用のスタッドレスタイヤです。

商用バンは、荷物などを運ぶことを想定して作られた車なので、サスペンションが硬いなど重さに耐えられるような特別な作りになっています。

ウィンターマックス SV01は、そのような特別な作りの車に適用するようになっています。
例えば、トレッドの接地幅を広げることで地面との密着力を高めたり、ナノフィットゴム搭載で地面へのグリップ力を高めたりしている点が挙げられます。

NEW!ウィンターマックス LV01 for VAN

ウィンターマックス LV01 for VAN

ダンロップ公式サイトへ

ウィンターマックス LV01 for VANは、その名のとおりバン・商用車用のスタッドレスタイヤです。です。

新採用技術により、氷雪上性能とライフ性能を向上させたSV01の後継型です。

SV01と比較し、進化した点は以下の通りです。

●新採用技術により氷雪ブレーキ性能14%アップ
●新パターンにより接地形状(高荷重域)16%アップ
●サイプ設計最適化により、摩耗50%時でも引っかき効果が持続

SV01とlv01の比較

バン・商用車にお乗りで最新のスタッドレスを試してみたい方におすすめのタイヤです。

スタッドレスタイヤを選ぶ時のチェックポイント

スタッドレスタイヤを選ぶ時のチェックポイント

ここからは、スタッドレスタイヤを選ぶ時にチェックしたいポイントを5つ紹介します。

自分の車にスタッドレスタイヤを装着する人は、ぜひ1つずつ確認してみてください。

タイヤのサイズをチェック

まず、スタッドレスタイヤを選ぶ時にはきちんと自分の車にあったサイズを選ぶのが大切です。

ウィンターマックス03の特長でも紹介したように、タイヤにはリム径や扁平率などの違いでさまざまなサイズの種類があります。

スタッドレスタイヤを選ぶ際には、自分の車にぴったりのサイズか、もしくは1つ大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。

大きめを選ぶと見栄えがかっこよくなるのにプラスして、スタッドレス性能が高まりますが、揺れやすくなったり静粛性能が下がったりするデメリットもあるので注意しましょう。

タイヤのサイズの見方はについては、以下の記事も参考にしてみてください。

車種タイプにあったものを選ぶ

先ほど紹介したように、商用バン専用やSUV専用のように、車種タイプにあったタイヤを選ぶのもおすすめです。

車種専用のスタッドレスタイヤを選ぶと、その車種ならではの特徴に合わせた設計になっているので、より高い効果を感じられるのがポイントです。

とはいえ、専用でないタイヤを付けられないわけではないので、自分の求める性能に合わせて最適なものを選ぶようにしましょう。

製品特長が好みのものを選ぶ

上記の見出しとつながる内容ですが、スタッドレスタイヤと一口に言っても、特化している性能はそれぞれ異なるので、自分が求める性能のものを選ぶのがおすすめです。

今回紹介したウィンターマックス03と02で言えば、

● 冬場は常に道が凍っている地域で氷上性能を重視するなら、ウィンターマックス03
● コスパが高く、さまざまな路面でバランス良く効果を発揮するものなら、ウィンターマックス02

という風に選び分けることができます。

スタッドレスタイヤに最も求める性能は何なのかを考えて、製品を選ぶのがいいでしょう。

タイヤの寿命をチェックする

どれだけ性能が高いタイヤでも、すぐに摩耗して同じ性能を発揮できないようでは何度も買い替えが必要になって大変なので、どの程度寿命が持つのかもチェックしてみてください。

特に、年に数回の積雪や凍結に備えるためにスタッドレスを装着する地域の方は、寿命の長さを重視してスタッドレスタイヤを選ぶのも1つの手です。

ウィンターマックス03のような、耐摩耗性能はそれほど高くないけれど摩耗してもグリップ力が衰えないように設計されたタイヤも、別の形で寿命が長いと言えますね。

オールシーズンタイヤもある

そこまで豪雪地帯ではなく、冬場でも乾いた道路やウェット面を走る機会も多いというかたには、オールシーズンタイヤもおすすめです。

オールシーズンタイヤはサマータイヤとスタッドレスタイヤの両方の特徴を兼ね備え、-10℃〜30℃の環境下で快適に走行できるタイヤです。

しかしながら、「雪道の走行性能はスタッドレスタイヤの方が高く、一般的な乾いた路面・濡れた路面ではサマータイヤの方が優れた性能を持つ」ということを、検討する際には心に留めておいてください。

ドライ・ウェット性能も確認

スタッドレスタイヤを装着したからと言って、ずっと氷上や積雪の道路を走るわけではないので、ドライ・ウェット性能も確認しておくのが大切です。

どのような路面でも安心して走行できるタイヤを、選んでおきましょう。

特に、自分がどのような路面を走るケースが多いのかによって、性能をチェックしておくのが1番です。

氷上を走行することが少なそうな地域なら、特にドライ・ウェット性能の高さを重視する方がいいでしょう。

氷上性能を重視するならウィンターマックス03がおすすめ

氷上性能を重視するならウィンターマックス03がおすすめ

こちらの記事では、ダンロップ製スタッドレスタイヤ「ウィンターマックス03」が滑りやすいという評判が本当なのかを解説し、製品の特長や使用している人の口コミなどを紹介しました。

ウィンターマックス03は、氷上で非常に滑りにくい設計になっていて、実際に使用している人の口コミからもそれは明らかです。

ウィンターマックスシリーズには、性能バランスの優れた「ウィンターマックス02」もあるため、自分の求める機能や価格はどちらが近いのか、こちらの記事でチェックしながらぜひご検討くださいね。

凍結路面の走行が多い方は、ナノ凹凸ゴム搭載で氷上でのグリップ力の優れたウィンターマックス03を、ぜひ試してみてくださいね。

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【2024年最新版】ダンロップのスタッドレスはウィンターマックス!シリーズ6種の特徴や購入先についても解説

ダンロップは長年にわたりスタッドレスタイヤの開発に取り組んでいる信頼性が高いタイヤメーカーです。氷上性能や制動性能、耐摩耗性など、機能性と耐久性を両立したスタッドレスタイヤを数多く世に輩出してきました。

そこで今回は、ダンロップのスタッドレスタイヤの種類や特徴、おすすめな人、購入方法などについて詳しく解説します。

ダンロップとは

ダンロップとは

ダンロップ(DUNLOP)はイギリスに創設されたタイヤブランドで、130年以上の歴史を持ちます。1909年に英国ダンロップ社の日本工場が設立され、その後に住友ゴム工業株式会社がダンロップのタイヤ事業を運営するようになりました。

住友ゴム工業株式会社は、本社を兵庫県神戸市中央区に置く住友グループの企業であり、タイヤ製品の製造販売をはじめ、産業品事業やスポーツ事業など多岐に渡る商品を販売しています。

ファルケンとの関係

ファルケンとダンロップって同じなの?という疑問もよく聞かれます。
実は、住友ゴムではダンロップとは別に、「FALKEN(ファルケン)」ブランドのタイヤも販売しています。ファルケンは、1983年に誕生したオーツ(大津)タイヤのブランドでしたが、2003年に住友ゴム工業がオーツタイヤを買収し、現在は住友ゴムのグローバルブランドとして、欧米を中心に販売されています。日本ではダンロップ、欧米ではファルケン、というわけですね。

ダンロップのスタッドレスタイヤの特徴

ダンロップのスタッドレスタイヤの特徴

ダンロップのスタッドレスタイヤは、優れた氷上性能や耐摩耗性、ロングライフ性能が高く評価されています。特徴について詳しくみていきましょう。

氷上での安全性が高い

ダンロップのスタッドレスタイヤは、素早く水を除去する特徴があります。タイヤのトレッドパターンや材質の最適化により、雪や水を効果的に排水して滑りを軽減します。これにより積雪路面でのグリップ力が向上し、安定した走行を実現できます。

また、タイヤの微細な表面処理やゴム材料の特殊な配合により、氷にタイヤが瞬時に密着することも氷上性能に優れている理由の1つです。

積もった雪にも強い

ダンロップのスタッドレスタイヤは、雪道での安定性と制動性能を向上させるために、特別に設計された溝パターンを備えています。中央部の2本の溝と横に走る溝によって雪が効率的に配置されており、雪を効果的にかき出します。

また、雪が溝に収まり、タイヤと路面の接触面積を確保することでグリップ力が向上し、積もった雪の上でも優れた走行性能を発揮できます。

長く使える

ダンロップのスタッドレスタイヤは、耐久性に優れた材質と特殊な設計によりロングライフを実現しています。混ぜ物が少ない高密度ゴムを採用することで摩耗を抑え、長期にわたり高いパフォーマンスを維持できます。

ダンロップのスタッドレス「ウィンターマックス」シリーズは6種類

ダンロップのスタッドレスタイヤは5種類

ダンロップのスタッドレスタイヤは「ウィンターマックス(WINTER MAXX)」シリーズで、主に以下の6種類です。それぞれの特徴について詳しくみていきましょう。

  1. 【ハイクラス】ウィンターマックス3
  2. 【スタンダード】ウィンターマックス2
  3. 【SUV専用】ウィンターマックスSJ8+
  4. 【商用車用】ウィンターマックスLV01 for VAN
  5. 【商用車用】ウィンターマックスSV01
  6. 【バン・小型トラック】ウィンターマックスLT03M

順に詳しく見ていきましょう。

【ハイクラス】ウィンターマックス3(WINTER MAXX 03)

ウィンターマックス3(WINTER MAXX 03)

ウィンターマックス3公式サイトへ

ウィンターマックス3は、ウィンターマックスシリーズの最新スタッドレスタイヤです。ウィンターマックスシリーズを検討している方は、真っ先に候補に上がるタイヤではないでしょうか。

タイヤと氷の密着力を向上させるために特殊な凹凸構造を採用しています。タイヤが氷によって滑るのは、氷との間に「水膜」が生じるためです。この水膜を素早く除去し、滑る前にタイヤを氷に密着させることで、グリップ力を発揮できるようになります。

【氷・雪上性能】ナノ凸凹ゴム

ウィンターマックス3は、ナノレベルのテクノロジーを応用した新技術「ナノ凸凹ゴム」を採用しており、タイヤ表面の凹凸構造の突起部分が水膜を素早く取り除きます。また、タイヤ表面の凹凸構造が柔軟性に優れたゴムでできていることも、氷上性能に優れている理由の1つです。

【ロングライフ】液状ファルネセンゴムとパターン設計

また、耐摩耗性にも優れており、ゴムと軟化剤の2面性を持つ『液状ファルネセンゴム』により、
低温下での密着力とゴムの柔らかさを実現。トレッドのパターン設計を工夫し、より均一に摩耗させることで、摩耗してもパターン効果を維持できる設計となっています。

ウィンターマックス3がおすすめの人

ウィンターマックス3は、ダンロップスタッドレスの最新型ということもあり、性能は文句なしだと思います。ただ、お値段が少し高めなので、そこをクリアできる方は迷わずこちらを選択されるのがよいかと思います。

ウィンターマックス3の金額相場

ウィンターマックス3の主なサイズの金額相場は以下のとおりです。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認ください。

車種 サイズ 金額(1本)
軽自動車 155/65R14 10,000円~
コンパクトカー 195/65R15 18,000円~
ミニバン 215/65R16 22,500円~

【スタンダード】ウィンターマックス2(WINTER MAXX 02)

ウィンターマックス2(WINTER MAXX 02)

ウィンターマックス2公式サイトへ

ウィンターマックス2は、ウィンターマックス3の前型であり、トータルバランスに優れたスタッドレスタイヤです。
凍結路面から雪上、ウエット路面、ドライ路面まで、あらゆる路面条件でバランスの取れた性能を発揮します。

【氷・雪上性能】超密着ナノフィットゴム

ゴムのコンパウンドは、液状ファルネセンゴムと超密着ナノフィットゴムという特殊なゴム材料です。これらの材料の特性によって安定した氷上性能を実現します。また、通常のスタッドレスタイヤよりも耐久性に優れており、長期にわたり高いパフォーマンスを維持できます。

【ロングライフ】「液状ファルネセンゴム」

ゴムと軟化剤の2面性をもち低温下での密着とゴムの柔らかさ維持に効果を発揮する、株式会社クラレがウィンターマックス2用に専用設計した新素材です。こちらは現行のウィンターマックス3でも使用されていますね。

【ロングライフ】「高密度ゴム」

空洞や混入物が少ない「高密度ゴム」の採用で、4年つかえるロングライフ。

ウィンターマックス2がおすすめの人

ウィンターマックス3には手が届かないけど、ウィンターマックスシリーズを履いてみたい!という方におすすめです。

前型は製造年が古くて心配?

よく、前型タイヤは製造年が古くてゴムが固くなっているんじゃないの?というような疑問が聞かれますが、タイヤ公正取引協議会発信で、適正に保管された「新品タイヤ」は製造後3年間は同等の性能を保つことが確認されています。

「新品タイヤ」は製造後3年間は同等の性能を保つことが確認されている

これは、タイヤ性能に関わるゴムの性能低下は、適正保管中はほとんど進まず、タイヤを車両に装着して走行することでタイヤに発生する熱と力により徐々に進行する、という考え方からです。

したがって、「新品タイヤ」を購入する分には問題はないといえるでしょう。

ウィンターマックス2の金額相場

ウィンターマックス2の主なサイズの金額相場は以下のとおりです。ウィンターマックス3と比較すると、おおむね5,000円前後安くなっています。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認くださいね。

車種 サイズ 金額(1本)
軽自動車 155/65R14 6,000円~
コンパクトカー 195/65R15 13,000円~
ミニバン 215/65R16 16,400円~

【SUV専用】ウィンターマックス SJ8+

【SUV専用】ウィンターマックス SJ8+

ウィンターマックスSJ8+公式サイトへ

ウィンターマックスSJ8プラスは、ウィンターマックス3のSUV用のスタッドレスタイヤです。同じ「ナノ凹凸ゴム」の技術を採用しており、優れた氷上性能を発揮します。雪道はもちろん、悪路においても優れた走行性能を発揮するため、オフロードと雪道の両方を走りたい場合に適しています。

ウィンターマックス3との比較

SUV専用といっても、ウィンターマックス3とサイズが被っているタイヤもあります。その場合は以下の比較で購入するタイヤを選択してみてください。

SJ8+とウィンターマックス3との比較

ウィンターマックスSJ8プラスの金額相場

ウィンターマックスSJ8プラスの主なサイズの金額相場は以下のとおりです。ウィンターマックス3と比較すると、若干高めの金額に設定されています。金額は執筆時のものとなりますので、最新版は商品ページからご確認くださいね。

車種 サイズ 金額(1本)
ハリアー等 225/65R17 22,100円~
エクストレイル等 215/65R16 18,700円~

【商用車用】NEW!ウィンターマックスLV01 for VAN

ウィンターマックス LV01 for VAN

ダンロップ公式サイトへ

ウィンターマックス LV01 for VANは、その名のとおりバン・商用車用のスタッドレスタイヤです。です。

新採用技術により、氷雪上性能とライフ性能を向上させたSV01の後継型です。

SV01と比較し、進化した点は以下の通りです。

●新採用技術により氷雪ブレーキ性能14%アップ
●新パターンにより接地形状(高荷重域)16%アップ
●サイプ設計最適化により、摩耗50%時でも引っかき効果が持続

SV01とlv01の比較

バン・商用車にお乗りで最新のスタッドレスを試してみたい方におすすめのタイヤです。

【商用車用】ウィンターマックス SV01

ウィンターマックス SV01

ウィンターマックスSV01公式サイトへ

ウィンターマックスSV01は、商用車向けのスタッドレスタイヤです。氷上でのブレーキ性能は従来品比で14%向上し、ライフ性能も55%向上しています。これは、ウィンターマックスシリーズのコアテクノロジーである「MAXXシャープエッジ」と「ナノフィットゴム」を採用しているためです。

この2つの技術を組み合わせることで氷上性能を最大限に追求すると同時に、長い寿命を実現することに成功しました。

さらに、ウィンターマックスSV01は接地面積が広いため、商用車に求められる操縦安定性能が向上します。

【小型トラック用】ウィンターマックスLT03M

【小型トラック用】ウィンターマックスLT03M

ウィンターマックスLT03M公式サイトへ

ウィンターマックスLT03Mは、小型トラックや小型バス向けのスタッドレスタイヤです。このタイヤにはウィンターマックスシリーズの技術が搭載されており、その中でも注目すべきは「MAXXシャープエッジ」や「ナノフィットゴム」でしょう。

「MAXXシャープエッジ」は、タイヤの表面に配置されたシャープなエッジが氷上でのグリップ力を高める技術です。「ナノフィットゴム」は、マクロ領域での剛性とナノ領域での柔軟性を兼ね備えており、耐久性と氷上性能の両方に優れています。

ダンロップのスタッドレスはどんな人におすすめ?

ダンロップのスタッドレスはどんな人におすすめ?

ダロップのスタッドレスタイヤは、氷上性能やグリップ力、耐久性などに優れているため、次のような人におすすめです。

・冬期に雪や凍結した路面を走る機会が多い人
・安定した制動性能とグリップ性能を求める人
・長寿命で経済的コストが低いタイヤを求める人

長い歴史を持つダンロップのスタッドレスタイヤは、信頼できるメーカーのタイヤを選びたい方にもおすすめです。

ダンロップのスタッドレスは長持ちって本当?

ダンロップのスタッドレスは長持ちって本当?

ダンロップのスタッドレスタイヤの寿命は4年以上とされています。
ただし、以下の要因によって変動します。

・使用頻度
・路面の状態
・保管状態
・メンテナンス

どれだけ優れた耐久性を持つスタッドレスタイヤでも、保管状態が悪くメンテナンスもできていなければ寿命が縮まります。また、1年で30日しか使用しない場合と90日使用する場合では、当然ながら後者の方が早く寿命が訪れるでしょう。

ダンロップはタイヤはロングライフに定評がある

ダンロップユーザーは低燃費とロングライフが気に入って使用している、というお客様が多い印象です。
また、評判に違わず、最新のウィンターマックス3では耐摩耗性能が向上されており、40%摩耗時の制動距離では、ウィンターマックス2と比較して氷上ブレーキ性能が36%アップしています。

40%摩耗時の制動距離比較・氷上ブレーキ性能が36%アップ

スタッドレスタイヤはゴムが柔らかく摩耗しやすいですが、コンパウンドの工夫とパターン設計でロングライライフを実現しており、コストパフォーマンスに優れたタイヤを製造している会社であると言えるでしょう。

そもそもスタッドレスタイヤとは

そもそもスタッドレスタイヤとは

スタッドレスタイヤは、「スタッド=鋲(びょう)」がついていないタイヤのことです。雪上用のタイヤとしてはスパイクタイヤが一般的でしたが、道路への影響や粉塵の発生などの問題があったため、日本では使用が制限されています。

スタッドレスタイヤと夏タイヤの大きな違いは、ゴムの質です。スタッドレスタイヤのゴムは、冬の過酷な条件下でも性能を発揮するために設計されており、低温でも柔軟性を維持できます。さらに、氷上の水膜を除去するための様々な工夫により、滑ることがありません。

スタッドレスタイヤを選ぶときに見るべき性能

スタッドレスタイヤを選ぶときに見るべき性能

スタッドレスタイヤは、さまざまな性能をチェックするとともに自身のニーズや使用状況にマッチするものを選ぶことが大切です。また、ダンロップのように信頼性が高いメーカーのスタッドレスタイヤを選びましょう。

  1. 凍結路面での走行性能
  2. 積雪路面での走行性能
  3. スタッドレス性能の持続性
  4. 乾いた路面の走行性能
  5. ウェット性能
  6. タイヤの摩耗を抑える性能
  7. 静粛性能

それでは、スタッドレスタイヤを選ぶときに見るべき性能について詳しく紹介します。

1.凍結路面での走行性能

スタッドレスタイヤと言えども、凍結路面では滑る恐れがあります。そのため、凍結路面での走行性能は、必ずチェックしましょう。タイヤの特殊なゴム組成や溝の形状によって、凍結路面でのグリップ力が向上します。また、凍結路面での制動性能も重要であり、急ブレーキ時に安定した制動力を発揮するタイヤを選ぶことも大切です。

2.積雪路面での走行性能

積雪路面ではタイヤが雪に食い込むため、グリップ力が低下します。そのため、積雪路面でも優れたグリップ力を発揮できるスタッドレスタイヤを選びましょう。ダンロップのスタッドレスタイヤはタイヤ表面の特殊なパターンとデザインによって、雪を素早く排出してグリップ力を高めることができます。

3.スタッドレス性能の持続性

スタッドレスタイヤは低温時にも優れた性能を発揮することが求められます。耐久性と性能の持続性が重要であり、長期にわたって安定した性能を保てるタイヤを選ぶことが重要です。耐摩耗性に優れており、頻繁に使用しても性能がなかなか低下しない長寿命なスタッドレスタイヤを選ぶことが望ましいでしょう。

乾いた路面の走行性能

スタッ4.ドレスタイヤは雪上や氷上での性能を追求したタイヤですが、乾いた路面での走行性能も重要です。乾燥路面でもしっかりとグリップ力を発揮しなければ、乾いた路面と積雪の両方がある道を安全に走ることができません。

5.ウェット性能

冬は雪が溶けた濡れた路面で走行する機会も少なくありません。濡れた路面ではハイドロプレーニング現象が発生しやすく、タイヤと道路の間に水膜が発生してグリップ力が低下します。濡れた路面での排水性能に優れたスタッドレスタイヤを選びましょう。

例えば、効率的な水の排出やウェットグリップを向上させるために凹凸やスリットの配置を工夫したものがあります。

6.タイヤの摩耗を抑える性能

タイヤの摩耗は性能低下や寿命の短縮を招く恐れがあります。耐摩耗性に優れており、過酷な使用環境でも安心して使えるスタッドレスタイヤを選びましょう。ただし、どれだけ耐摩耗性に優れたスタッドレスタイヤでも、均等な摩耗を促すために定期的なタイヤローテーションは欠かせません。

7.静粛性能

静粛性能は快適性を左右する重要な要素です。スタッドレスタイヤは通常、ウィンタータイヤと比較して騒音が少ない傾向がありますが、静粛性の高いタイヤを選ぶことで、より静かで快適な走行が可能になります。特に高速走行時や長時間のドライブ時には静粛性が重要となるため、しっかりとチェックしましょう。

ダンロップのスタッドレスタイヤの購入先

ダンロップのスタッドレスタイヤの購入先

ダンロップのスタッドレスタイヤは、公式通販サイトはもちろん、ガソリンスタンドやそのほかのオンラインショップなどでも購入できます。信頼性が高いタイヤメーカーのため、それだけ多くの販売店で取り扱いがあります。

ダンロップのスタッドレスタイヤの購入先について、詳しくみていきましょう。

ダンロップの公式通販サイト

ダンロップは自社の公式通販サイトを運営しています。販売店に行かずとも、ダンロップから直接スタッドレスタイヤを購入できます。公式サイトでは最新の製品情報や特典、キャンペーン情報を提供しているため、一度チェックするとよいでしょう。

カーディーラー

多くのカーディーラーではダンロップのスタッドレスタイヤを取り扱っています。カーディーラーは車の販売だけでなく、アフターサービスも提供しており、タイヤの取り付けや点検も行っています。

ガソリンスタンド

一部のガソリンスタンドでもダンロップのスタッドレスタイヤを販売しています。ガソリンスタンドが提供する主なサービスは車の燃料補給や洗車などですが、ダンロップのスタッドレスタイヤをはじめ、さまざまなメーカーの多種多様なタイヤを販売している場合もあります。

タイヤ専門店

タイヤ専門店は幅広いタイヤブランドを取り扱っており、ダンロップのスタッドレスタイヤを販売している店も数多く存在します。専門のスタッフからタイヤについてアドバイスを受けたり、手持ちのタイヤと交換してもらえたりもできます。

オンラインショップ

オンラインショップでは、多くのタイヤ販売業者がダンロップのスタッドレスタイヤを取り扱っています。インターネットを通じて簡単に商品を比較し、購入できます。ただし、信頼性のあるショップを選ぶことが重要です。

タイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめ

タイヤの購入はタイヤワールド館ベストがおすすめ

ダンロップのスタッドレスタイヤを購入する方法はいくつもありますが、おすすめの購入先はオンラインショップです。金額がリーズナブルな場合が多く、送料やタイヤ交換、その他のサービスなどが充実している傾向があるため、信頼性さえ注意すればスムーズかつトラブルなくダンロップのスタッドレスタイヤを購入できます。

タイヤワールド館ベストでは、ダンロップのスタッドレスタイヤはもちろん、その他の有名メーカーのタイヤも用意しております。また、全国3,000店舗以上の提携店でのタイヤ交換も可能です。定期的にお得なキャンペーンも開催していますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

まとめ

まとめ

ダンロップのスタッドレスタイヤは氷上性能や積雪路面での性能に優れています。歴史と信頼のあるメーカーが長年かけて生み出したスタッドレスタイヤは、冬の走行をより安全なものとしてくれます。今回、紹介した内容を参考に、自身に合ったスタッドレスタイヤを見つけましょう。