「オフロードタイヤについて詳しく知りたい」「自分の車に合うオフロードタイヤはどれだろう?」
悪路走行やアウトドアに興味のある方にとって、オフロードタイヤは魅力的な選択肢ですよね。
しかし、普通のタイヤとの違いや種類、選び方についてどこから手をつけていいか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、オフロードタイヤの基礎知識から選び方のポイント、そしておすすめのタイヤまで、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたの愛車に最適なオフロードタイヤを見つけて、より充実したカーライフを送るためのヒントが得られるはずです。ぜひ最後までご一読ください。
- オフロードタイヤと普通タイヤの違いとは?
- ┗オフロードタイヤの定義と特徴
- ┗オンロードタイヤとの違い
- ┗グリップ性能、操縦安定性、ハンドリングレスポンスの違い
- オフロードタイヤを選ぶメリット・デメリット
- ┗オフロードタイヤを選ぶメリット
- ┗オフロードタイヤを選ぶデメリット
- おすすめのオフロードタイヤ
- ┗BFグッドリッチ Mud-Terrain T/A KM3 (M/T)
- ┗トーヨータイヤ OPEN COUNTRY R/T (R/T)
- ┗ブリヂストン DUELER A/T 002 (A/T)
- ┗ダンロップ GRANDTREK AT5 (A/T)
- オフロードタイヤの種類と特徴
- ┗1.オールテレーン(A/T)タイヤ
- ┗2.ハイウェイテレーン(H/T)タイヤ
- ┗3.ラギッドテレーン(R/T)タイヤ
- オフロードタイヤ選び方のポイント
- ┗どのシーンで使用するか
- ┗サイズ(外径、幅、扁平率)の確認
- ┗ロードインデックスとスピードレンジ
- オフロードタイヤはタイヤワールド館ベストへおまかせ
オフロードタイヤと普通タイヤの違いとは?

最初にオフロードタイヤの基本的な概念や普通のタイヤとの違いなどについて解説します。
オフロードタイヤの定義と特徴
オフロードタイヤは、舗装されていない道(オフロード)での走行に特化したタイヤです。
泥道、砂利道、岩場、雪道といった過酷な路面状況下でも、車が進むための優れたグリップ力と走破性を発揮できるよう設計されています。
● 粗いブロック状のトレッドパターン
● タイヤの側面が厚く強化されている
大きな特徴はまず深く、粗いブロック状のトレッドパターンです。これにより、泥や砂などを効率的に排出して、路面をしっかりと捉えることができます。
さらに、悪路でのパンクや損傷を防ぐため、タイヤの側面であるサイドウォールが厚くなっており頑丈に強化されているのが特徴です。これにより岩や切り株などによる衝撃にも耐えられるでしょう。
これらの特徴が、オフロードでの圧倒的なパフォーマンスを可能にしています。
オンロードタイヤとの違い
オンロードタイヤとオフロードタイヤは、それぞれ異なる目的のために設計されています。主な違いは以下の点にあります。
| 特徴 | オフロードタイヤ | オンロードタイヤ |
|---|---|---|
| 主な用途 | 悪路(泥、砂利、岩場、雪など)での走行 | 舗装路(アスファルト、コンクリート)での走行 |
| トレッドパターン | 深く、粗いブロック状。泥や砂の排出性を重視。 | 細かく、溝が浅い。排水性や静粛性を重視。 |
| サイドウォール | 厚く強化されている。衝撃やパンクに強い。 | 比較的薄い。乗り心地や燃費に貢献。 |
| コンパウンド | 耐久性と耐カット性に優れる。 | グリップ力と耐摩耗性を重視。 |
| 乗り心地 | ロードノイズが大きく、振動が伝わりやすい。 | 静かで滑らかな乗り心地。 |
| 燃費 | 転がり抵抗が大きく、燃費は劣る傾向がある。 | 転がり抵抗が小さく、燃費に貢献する。 |
※コンパウンド‥トレッド(路面と接触する部分)を構成するゴムの混合物のこと
これらの違いから、走行する路面に合わせて適切なタイヤを選ぶことが、安全性や快適性を確保する上で非常に重要であることがわかります。
グリップ性能、操縦安定性、ハンドリングレスポンスの違い
オフロードタイヤとオンロードタイヤは、グリップ性能、操縦安定性、ハンドリングレスポンスにおいて明確な違いがあります。
| 特徴 | オフロードタイヤ | オンロードタイヤ |
|---|---|---|
| グリップ性能 | 悪路(泥、砂など)でのトラクションを最優先。ブロックが路面に食い込み、確実なグリップを発揮します。 | 舗装路でのグリップ力に優れ、高速走行時やコーナリング時にも安定した性能を発揮します。 |
| 安定性 | 悪路での横方向のふらつきを抑える頑丈な構造です。 | 舗装路での高速安定性や直進安定性、コーナリング性能に優れます。 |
ハンドリングレスポンスはオフロードタイヤがブロックの変形により緩やかになる傾向があるのに対し、オンロードタイヤはドライバーの操作に素早く反応するシャープさが特徴です。
オフロードタイヤの種類と特徴

オフロードタイヤは、その用途や性能によっていくつかの種類に分けられます。ここでは、主な3つの種類をご紹介します。
- オールテレーン(A/T)タイヤ
- ハイウェイテレーン(H/T)タイヤ
- ラギッドテレーン(R/T)タイヤ
1.オールテレーン(A/T)タイヤ
オールテレーンタイヤ(A/Tタイヤ)は、「あらゆる地形」への対応を目指し、舗装路から未舗装路までバランスの取れた性能を発揮します。オンロードとオフロードの走行性能を両立して、普段使いからキャンプ、軽いオフロード走行まで幅広く活躍するのが特徴です。
トレッドパターンは適度なオフロード走破性を持ちながら、舗装路でのロードノイズや乗り心地も比較的いいでしょう。強化されたサイドウォールはゴツゴツしすぎず、ホワイトレター設定のあるモデルも多く、ドレスアップ効果も期待できます。
街乗りメインで時々アウトドアに出かける方や、オンロードの快適性とオフロードの走破性のバランスを求める方におすすめです。
2.ハイウェイテレーン(H/T)タイヤ
ハイウェイテレーンタイヤ(H/Tタイヤ)は、舗装路での走行性能を最重視して開発されました。SUVやピックアップトラックに多く選ばれており、オフロード走行はほとんどしないで、舗装路での快適性を優先したい方に最適です。
オンロードタイヤに近いトレッドパターンを持ち、小さなブロックと浅い溝が特徴で、ロードノイズを抑えつつ、良好な乗り心地を実現します。高いウェットグリップ性能と低転がり抵抗により、舗装路での安定した走行と燃費性能に貢献してくれるでしょう。
ただし、オフロードでの走破性は期待できません。普段使いのSUVで静粛性、乗り心地、燃費を重視する方におすすめです。
3.ラギッドテレーン(R/T)タイヤ
ラギッドテレーンタイヤ(R/Tタイヤ)は、オールテレーンとマッドテレーンの良いとこ取りをした、近年注目のタイヤです。マッドテレーンに近いアグレッシブな見た目とオフロード性能を持ちながら、舗装路での快適性も考慮されています。
A/Tタイヤより大きくアグレッシブなブロックパターンで、泥や砂、岩場での優れたグリップ力を発揮するのが特徴です。非常に頑丈なサイドウォールはオフロードでの損傷に強く、ホワイトレターの設定も豊富です。
舗装路でのロードノイズや乗り心地はM/Tタイヤより抑えられています。本格的なオフロードも楽しみたいが、普段使いの快適性も求める方、M/Tの見た目は好きだがノイズが気になる方におすすめです。
オフロードタイヤ選び方のポイント

最適なオフロードタイヤを選ぶためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。ここでは、その選び方のポイントについて解説していきます。
● サイズ(外径、幅、扁平率)の確認
● ロードインデックスとスピードレンジ
どのシーンで使用するか
オフロードタイヤ選びで最も重要なのは、「どのシーンで使用するか」を明確にすることです。H/T、A/T、R/T、そしてM/Tの中から、あなたの使用目的に合った種類を選びましょう。
例えば、街乗りがメインで時々未舗装路を走るならH/Tタイヤかバランスの取れたA/Tタイヤがおすすめです。未舗装路や林道を頻繁に走るならA/Tタイヤ、さらに悪路を攻めるならR/Tタイヤがいいでしょう。本格的な泥濘地や岩場走行にはM/TタイヤかR/Tタイヤが必須です。
自分の車の使用状況を正直に見極めることが、後悔しないタイヤ選びの第一歩となります。
サイズ(外径、幅、扁平率)の確認
タイヤ選びの基本はサイズ(外径、幅、扁平率)の確認です。これは車の取扱説明書やドア付近のステッカーで確認できます。
外径が大きく変わると、スピードメーターの誤差や車体への干渉といった問題が生じかねません。また、幅が広すぎると、フェンダーやハンドルを切った際に干渉しやすくなります。扁平率はタイヤの幅に対する高さの比率で、オフロードタイヤでは衝撃吸収性や悪路でのグリップ力を考慮し、適切な扁平率を選ぶことが重要です。
カスタマイズを考える際は、純正サイズを基準に専門家へ相談するのが賢明でしょう。
ロードインデックスとスピードレンジ
ロードインデックス(LI)はタイヤの最大負荷能力を示しつつ、車両総重量を考慮しながら、純正と同等以上のものを選びましょう。特にSUVやピックアップトラックでは重要です。
スピードレンジ(SR)走行できる最高速度を示す記号で、車の最高速度に対応する必要があります。オフロードタイヤ、特にM/Tタイヤではスピードレンジが低めに設定されていることがあるため、高速道路をよく利用する場合は注意が必要です。
これらの数値が不足するとタイヤの破損や性能低下を招くので、注意しましょう。
おすすめのオフロードタイヤ

ここからはおすすめのオフロードタイヤを紹介していきます。
のサイトにも、今から紹介するタイヤが紹介されていますので、ぜひご覧ください。
BFグッドリッチ Mud-Terrain T/A KM3 (M/T)


BFグッドリッチのMud-Terrain T/A KM3 (M/T)は、究極のオフロード走破性を追求したマッドテレーンタイヤです。独自開発のマッドフォーストレッドパターンにより、深い泥や岩場でも高いトラクション性能を実現します。
さらに、トレッドクレナーテクノロジーが泥の排出性を高め、常にグリップ力を維持するでしょう。サイドウォールには強化コンパウンドを採用し、岩場や切り立った路面での耐カット・耐パンク性能も抜群です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | BFグッドリッチ |
| 商品名 | Mud-Terrain T/A KM3 (M/T) |
| サイズ | 15インチ〜 |
| ジャンル | M/T |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 30,400円/1本(単品)〜 159,000円〜/4本(ホイール付き) |
| 最新価格へ | タイヤ単品〜 ホイールセット〜 |
トーヨータイヤ OPEN COUNTRY R/T (R/T)


トーヨータイヤのOPEN COUNTRY R/T (R/T)は、マッドテレーンとオールテレーンの長所を融合したラギッドテレーンタイヤです。深いブロックパターンにより泥や砂利道でも優れたトラクションを発揮しつつ、舗装路での快適性や静粛性も両立しています。
両側で異なるサイドデザインを採用し、車両のスタイルに合わせたカスタム性も魅力です。さらに、強化されたトレッド構造と高耐久コンパウンドにより、耐摩耗性やサイドカットへの耐性も高水準となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| 商品名 | OPEN COUNTRY R/T |
| サイズ | 16インチ〜 |
| ジャンル | R/T |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 37,200円/1本(単品)〜 45,500円〜/4本(ホイール付き) |
| 最新価格へ | タイヤ単品〜 ホイールセット〜 |
ブリヂストン DUELER A/T 002 (A/T)


ブリヂストンのDUELER A/T 002 (A/T)は、オンロードとオフロード性能の両立を追求した新世代のオールテレーンタイヤです。新開発のトレッドパターンは未舗装路でのグリップ力を高めながらも、舗装路での静粛性と乗り心地をしっかり確保します。
さらに、接地圧の最適化により摩耗の均一性が向上して、ライフ性能も優秀です。サイドウォールの剛性も高められており、悪路での操縦安定性や耐久性にも貢献します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| 商品名 | DUELER A/T 002 |
| サイズ | 15インチ〜 |
| ジャンル | A/T |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 16,100円/1本(単品)〜 109,700円〜/4本(ホイール付き) |
| 最新価格へ | タイヤ単品〜 ホイールセット〜 |
ダンロップ GRANDTREK AT5 (A/T)


ダンロップのGRANDTREK AT5 (A/T)は、オンロードの快適性とオフロードでの走破性をバランス良く兼ね備えたオールテレーンタイヤです。ブロック剛性を高めた新設計パターンにより、未舗装路でのトラクション性能が向上すると同時に、舗装路では静粛性とハンドリングの安定性を実現します。
さらに、耐摩耗性の高いコンパウンドを採用しており、ロングライフも実現することが可能です。都市部での走行からアウトドアシーンまで、あらゆる路面に対応できる信頼性の高い一台となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| 商品名 | GRANDTREK AT5 |
| サイズ | 17インチ〜 |
| ジャンル | A/T |
| 価格(タイヤワールド館ベスト) | 14,200円/1本(単品)〜 88,600円〜/4本(ホイール付き) |
| 最新価格へ | タイヤ単品〜 ホイールセット〜 |
オフロードタイヤを選ぶメリット・デメリット


ここからはオフロードタイヤのメリット・デメリットについて解説していきます。
オフロードタイヤを選ぶメリット
オフロードタイヤには、以下のようなメリットがあります。
● 耐久性と耐損傷性
● タフな外観とカスタム性
圧倒的な悪路走破性
なんといってもオフロードタイヤの圧倒的な最大のメリットは、悪路走破性です。泥、砂、岩、雪など、あらゆる悪路で優れたグリップ力とトラクションを発揮して、車を運転することができます。
これにより、一般的なタイヤでは走行が困難な場所へも安心して進入することが可能です。
耐久性と耐損傷性
オフロードタイヤは強化されたサイドウォールや耐久性の高いコンパウンドにより、パンクやサイドカットのリスクを軽減します。鋭利な岩や切り株など、悪路に潜む障害物からタイヤを守ってくれるため、安心してオフロード走行を楽しめるでしょう。
タフな外観とカスタム性
オフロードタイヤ特有のゴツゴツとしたトレッドパターンや、サイドウォールに施されたホワイトレター(白い文字でブランド名やタイヤ名が記されているもの)は、車両全体の雰囲気をワイルドでタフな印象に変えられます。
ドレスアップ効果も高く、オフロード志向のカスタマイズには欠かせないアイテムです。このホワイトレターは、特にSUVや4WD車の足元を際立たせ、オーナーのこだわりを表現する人気のポイントとなっています。
オフロードタイヤを選ぶデメリット
一方で、オフロードタイヤにはデメリットも存在します。
● タイヤ価格の高さ
● 選択肢の少なさ
舗装路での性能低下
オフロードタイヤは悪路性能を追求するあまり、舗装路での快適性や走行性能が犠牲になることが多いです。
例えば、ブロックパターンが粗いため走行中に「ゴーッ」というロードノイズが増大します。特に、高速道路では車内が騒がしく感じられるでしょう。
さらに、サイドウォールが硬くブロックも大きいため路面からの振動が伝わりやすく、乗り心地が硬く感じられる傾向にあります。
タイヤ価格の高さ
オフロードタイヤはオンロードタイヤよりも価格が高い傾向にあります。これは、泥道や岩場といった過酷な条件下でも耐えられるように、特殊な設計や素材が用いられているからです。
深いトレッドパターンや強化されたサイドウォール、耐久性の高いコンパウンドなど、製造コストがかかる要素が多いため、結果として価格が高くなります。
選択肢の少なさ
一般的なオンロードタイヤと比較して、オフロードタイヤは市場に出回っている種類やサイズが限られています。これは、特定の車種やタイヤサイズによっては顕著で、理想の性能やデザイン、予算に合致するモデルを見つけるのが難しいことが多いです。
また、需要がニッチなため各メーカーが提供するラインナップも限定的になることが多く、結果として消費者は希望通りのタイヤを選べない可能性も出てきています。
オフロードタイヤは、タイヤワールド館ベストへ


オフロードタイヤは車種や運転する環境によって適切なモデルが異なります。愛車に合った適切なオフロードタイヤを選びましょう。
タイヤワールド館ベストのオンラインショップでは車種を入力するだけで、あなたの愛車にぴったりのオフロードタイヤを簡単に見つけることができるので非常に便利です。
オフロードタイヤをお探しの際は、タイヤワールド館ベストをぜひチェックしてみてください。












