最終更新日 2024年8月2日
2001年に登場したトヨタの「ノア」は、タウンエースノアの後継車であり、トヨタ車の中でも人気のミドルクラスミニバンです。
室内空間が広く、収納が多いのが魅力の一つ。2022年にはフルモデルチェンジが行われました。
今回は、ノアの新型に乗り換えられる方や、従来のノアに継続して乗られる方に向けて、おすすめのタイヤ・ホイールをご紹介します。
- ノアの純正タイヤサイズ
- ┗90系(4代目:2022年~)
- ┗80系(3代目:2014年~2021年)
- ┗70系(2代目:2007年~2014年)
- ┗60系(初代:2001年~2007年)
- ノアのタイヤの選び方
- ┗ポイント①ミニバンの特徴を考慮したタイヤを選ぶ
- ┗ポイント②インチダウンで費用を抑える手もある
- ノアにおすすめのタイヤ&ホイール
- ┗お値段控えめ!ノアにおすすめの単品タイヤ
- ┗足回りをイメチェン!タイヤ&ホイールセットのおすすめ
- 【あわせて読みたい】ノアをインチアップするなら…
ノアの純正タイヤサイズ
まずは、ノアの現行モデル・旧モデルそれぞれの純正タイヤサイズをおさらいします。
各モデル・グレードで、純正タイヤサイズは以下の通りとなっています。
90系(4代目:2022年~)
ホイールサイズ | グレード |
205/60R16 | S-G / Z / G / X (4WD) S-Z / S-G / Z / G / X ハイブリッド S-G / Z / G / X ハイブリッド (E-Four) S-Z / S-G / Z / G / X |
80系(3代目:2014年~2021年)
ホイールサイズ | グレード |
205/55R16 | ハイブリッド Si |
215/45R18 | 2.0Si G’s |
195/65R15 | G 4WD
X |
205/60R16 | Si 4WD / Si |
195/65R15 | X Vパッケージ / ハイブリッド X G / ハイブリッド G X 4WD / X 4WD Vパッケージ |
70系(2代目:2007年~2014年)
タイヤサイズ | グレード |
205/60R16 | 2.0S G’s / 2.0Si G’s / 2.0Si 4WD 2.0S / 2.0S 4WD / 2.0Si |
215/45R18 | 2.0Si G’s バージョンエッジ |
195/65R15 | 2.0X / 2.0X Lセレクション / 2.0X 4WD / 2.0YY 2.0X Lセレクション 4WD / 2.0G / 2.0YY 4WD / 2.0G 4WD |
60系(初代:2001年~2007年)
タイヤサイズ | グレード |
195/65R15 | 2.0XEセレクション / 2.0YY / 2.0XEセレクション 4WD 2.0YY 4WD / 2.0YY 4WD / 2.0XVセレクション 2.0SVセレクション / 2.0LGセレクション 2.0XVセレクション 4WD / 2.0SVセレクション 4WD 2.0LGセレクション 4WD / 2.0S 4WD / 2.0S Gセレクション 4WD 2.0X Gセレクション / 2.0S Gセレクション 2.0L / 2.0X Gセレクション 4WD / 2.0X / 2.0L 4WD / 2.0S 2.0X 4WD |
ノアのタイヤの選び方
ノアの交換用タイヤを選ぶときには、気をつけたいポイントが2つあります。
②インチダウンで費用を抑える手もある
それぞれ詳しくご紹介します。
ポイント①ミニバンの特徴を考慮したタイヤを選ぶ
ノアなどのミニバンには、ミニバンならではの特徴があります。
特徴にあわせたタイヤを装着することで、より安全・快適なドライブが可能になります。
摩耗耐性の高いタイヤを選ぶ
ミニバンは車自体が重く、また大人数乗ることができる車体のため、重さでタイヤに大きな負担がかかります。そのため、タイヤのすり減り(摩耗)が早く進みやすいと言われています。
ミニバン向けに開発された、摩耗耐性の高いタイヤを選ぶと良いでしょう。
ふらつきにくいタイヤを選ぶ
ミニバンの車体は箱型で大きいため、セダンなどと比べて重心が高く、カーブなどでふらつきやすくなっています。
こうしたミニバンの走行特性を考慮して作られたタイヤを選びましょう。「直進安定性」や「操縦安定性」が高いと謳われているタイヤなら安心です。
偏摩耗しにくいタイヤを選ぶ
ミニバンでは、車重の重さや重心の高さゆえに、カーブを走行する際やブレーキをかけるときにタイヤに部分的な強い力がかかってしまいます。これがタイヤの偏摩耗(一部分が異常に摩耗する現象)の原因となります。
急ハンドル・急減速を避けるのはもちろんですが、偏摩耗を抑制する造りになっているタイヤを選ぶのもおすすめです。
静粛性能の高いタイヤを選ぶ
広い車内空間を持つミニバンは、走行時のノイズが車内にこもってしまいがちです。静粛性能の高いタイヤを選ぶことで、これに対応できます。
ポイント②インチダウンで費用を抑える手もある
インチダウンをすると、タイヤ・ホイールともにサイズが小さくなるため、トータルの費用を抑えることができます。
例えばノアでインチダウンすると、、タイヤ1本につき2,000~2,600円ほどコストダウンできる計算になります。
インチダウン前 205/60R16 |
インチダウン後 195/65R15 |
|
メーカーA | ¥14,430 | ¥12,410 |
メーカーB | ¥16,820 | ¥14,210 |
(2022年7月21日時点。価格は全て税込表記。サマータイヤで、同じメーカーの同じブランド品内で比較)
インチダウンの注意点
インチダウンには注意点もあります。
偏平率が上がり、タイヤのゴム部分の厚みが増すため、ミニバン特有のふらつきがより大きくなる可能性があります。運転の際の感覚が大きく変化しますので、交換直後は特に注意が必要です。
インチダウンのメリット・デメリット、注意点については「正しい知識でインチダウン!コストも下がってお得です! 」の記事で詳しく取り上げていますので、あわせてご確認ください。
ノアにおすすめのタイヤ&ホイール
ここからは、ノアにおすすめのタイヤ&ホイールをご紹介します。
お値段控えめ!ノアにおすすめの単品タイヤ
まずは、お値段を抑えられる単品タイヤについて見ていきましょう。
h4: ノアにおすすめのサマータイヤ①TRANPATH (トランパス) mp7
トーヨータイヤの「TRANPATH (トランパス) mp7」は、2021年に発売されたミニバン用タイヤです。最新技術を搭載しており、燃費性能・走行性能と販売価格のコスパが良いのが特長です。
重心が高いためにふらつきやすいミニバンですが、このタイヤは接地面積を確保する作りになっているため、しっかりとした安定感のある走りを実現しています。
ノアにおすすめのサマータイヤ②LE MANS V (ル・マン ファイブ)
次に、ダンロップの「LE MANS V (ル・マン ファイブ)」です。
こちらは「サイレントコア(特殊吸音スポンジ)」を搭載したコンフォートタイヤ。静粛性能、低燃費性能、耐摩耗性能が高く、幅広いユーザーの期待に応えます。
タイヤワールド館ベストでは、ノアに装着できる単品サマータイヤを上記以外にも取り揃えています。タイヤ検索ページから探してみてくださいね。
ノアにおすすめのスタッドレスタイヤ①ウィンターマックス WM02
ノアにおすすめのスタッドレスタイヤは、ダンロップの「ウィンターマックス WM02」です。
ダンロップ史上No.1の氷上性能を持つスタッドレスタイヤとなります。冷えても柔らかい特殊なゴムを使用しており、凍結した路面により密着しやすい性能を持ちます。
また、混ぜ物が少ない「高密度ゴム」を採用しているためゴムがすり減りにくく、長持ちします。
降雪量が少ない地域~中程度の地域での使用に最適です。乾燥した路面でも摩耗が少なく、長く使用できます。
ノアにおすすめのスタッドレスタイヤ②ブリザック VRX3
次におすすめするのが、ブリヂストンの「ブリザック VRX3」です。2022年時点でブリザックシリーズ史上最高の氷上性能を持つスタッドレスタイヤといえます。
「フレキシブル発泡ゴム」と呼ばれる特殊なゴムを使用しており、吸水力が高く、氷上でのグリップが強くなっています。氷上・雪上性能が最高クラスで、「効き」の持ちも高水準です。
降雪量が多い地域での使用がおすすめです。
タイヤワールド館ベストでは、ノアに装着できる単品スタッドレスタイヤを上記以外にも取り揃えています。タイヤ検索ページから探してみてくださいね。
足回りをイメチェン!タイヤ&ホイールセットのおすすめ
足回りを「イメチェン」したい方は、タイヤだけでなくホイールもセットで選んでみてはいかがでしょうか。
おすすめホイールは「WEDS (ウェッズ) レオニス SK」。AMF製法と呼ばれる独自の製法により、優れた材料強度&薄肉化を実現した、軽くて丈夫なホイールです 。
マルカの「SCHNEIDER (シュナイダー) RX-02」もおすすめできます。
そのほかにも、ホイールとタイヤをセットで購入できる商品を多数取り揃えています。お気に入りのデザインを探してみてはいかがでしょうか。
【あわせて読みたい】ノアをインチアップするなら…
この記事では、ノアのタイヤ選びの方法やインチダウンについて紹介してきました。
通常のノアの純正装着サイズは、ほとんどの場合15〜16インチですが、インチアップも可能です。最大で19インチ、20インチも装着できます。
インチアップで得られるメリット・デメリットや、インチアップする際のおすすめのサイズに関しては以下のページでご紹介しています。あわせてご覧ください。