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    おすすめタイヤとタイヤの選び方 カローラ(カローラスポーツ)編

    最終更新日 2022年10月12日

    こんにちは!
    タイヤワールド館ベストです。

    今回はトヨタの超ロングセラーモデル「カローラ」についてお話します。
    一言にカローラといっても、セダンのカローラアクシオ・ワゴンのカローラフィールダー等ありますが、
    その中でも最新モデルのカローラスポーツについてお話したいと思います。

    ■まずはカローラ(カローラスポーツ)の基本情報について。

    新型カローラスポーツは、トヨタのカローラシリーズのハッチバックモデルで、
    2018年6月26日から発売を開始したばかりです。

     

    2017年に日本国内で最も売れた車はホンダ N-BOXでしたが、世界で最も売れた車はご存知ですか?
    そうです、2017年に世界で最も売れた車はトヨタ カローラなんです!!

    2017年のカローラの世界販売台数は116万495台で、2位のホンダ シビック(83万3017台)、
    3位のフォルクスワーゲン ゴルフ(78万8044台)を大きく引き離して世界一となりました。

    初代のカローラ登場から日本国外にも輸出されており、世界150以上の国と地域で愛され、
    累計販売台数は4600万台を越え、トヨタを代表する車となっています。

     

    初代のカローラは1966年に発売が開始され、以降50年以上にわたり進化を続け、
    その12代目へのフルモデルチェンジの先陣を切るのが、このカローラスポーツです。

    これまでのカローラは5ナンバー車のみでしたが、カローラスポーツは3ナンバー車となります。
    日本国内では、カローラスポーツの導入と引き替えに3ナンバー車であるオーリスの販売が終了となるため、
    カローラスポーツはオーリスの後継車と言われており、ボディサイズを受け継いだようです。


    ※ちなみに、3ナンバーとか5ナンバーって何?って方へ簡単に説明します。

    ナンバープレートの地名の右隣の数字を見ればわかります。

    5ナンバーは「小型乗用車」に分類されます。
    小型乗用車とは、基準が「全長4.7メートル以下、かつ全幅1.7メートル以下、かつ全高2.0メートル以下、
    かつガソリン車の場合は総排気量が2000cc以下」の乗用車のことをいいます。

    3ナンバーは普通乗用車に分類され、5ナンバーの基準を一つでも上回ると、3ナンバーとなります。
    つまり3ナンバーは、車格・排気量のいずれか、もしくは両方が5ナンバーより大きいということです。


    カローラスポーツのボディサイズは、全長4375mm、全幅1790mm、全高1460~1490mm。
    1790mmの全幅は日本車のハッチバック車としては最大級であり、左右の間隔に余裕があるのも
    カローラスポーツの特徴。カローラシリーズのモデルとしては、車格がワンランクアップした印象ですね。

     

    純正装備されているタイヤサイズは、グレードに応じて異なります。GXグレードは15インチ「195/65R15」
    Gグレードは16インチ「205/55R16」、GZグレードは18インチ「225/40R18」が装着されています。

    まだ発売してから間もないので納車待ちの方も多いかと思います。納期はだいたい1~2ヶ月先のようですね。
    当店だと、9月くらいからスタッドレスタイヤの注文も少しずつ増えてきます。

    そこで今回は、車を購入してから初めて迎える冬に備えて、おすすめのスタッドレスタイヤをご紹介します。


    ■ブリヂストン ブリザックVRX2

    カローラスポーツのGZグレードは「225/40R18」が装着されています。
    偏平率40%の薄いスタッドレスタイヤはラインナップにのっていることが少ない中、
    ブリヂストンのVRX2は18インチの薄いスタッドレスタイヤもしっかり生産しています。

    VRX2は「アクティブ発泡ゴム2」のグリップ力を最大限に発揮させるため「非対称パタン」も進化。
    様々な冬道での”しっかり止まる、曲がる”を実現しました。

    従来品のVRXよりも静粛性が1.6dBA低減し、さらに車内を静かで快適に、
    摩耗ライフは22%向上し、ロングライフで経済的になりました!!


    ■ダンロップ WINTER MAXX02(ウィンターマックス02)

    偏平率40%のタイヤはサイドウォール部分が薄いので、ホイールのリムを擦って傷つけないか心配になりますが、
    WINTER MAXX02の「225/40R18」はリムを保護するリムプロテクターがついているので安心感があります。

    混ぜものが少ない「高密度ゴム」採用により、ゴムがすり減りにくく、4年使えるロングライフが特徴。

    タイヤを長く使うとゴムが硬くなり、走行で熱や圧力が加わり消耗が進みますが、
    WINTER MAXX02は、しなやかな成分「液状ファルネセンゴム」採用により、ゴムのしなやかさを持続。
    「液状ファルネセンゴム」は冷えても柔らかいので凍結路面により密着し、ギュッと止まります!!


    「225/40R18」でおすすめのタイヤを紹介する形になりましたが、VRX2も WINTER MAXX02も、
    もちろん両方「205/55R16」「195/65R15」のサイズ設定ちゃんとあります。

     

    そして、一般的に扁平率の高いタイヤの方が、サイドウォールに厚みがありますので
    地面からの衝撃も吸収して乗り心地もいいですし、リムと地面が離れているので
    ホイールも傷つきにくい傾向にあると言われています。

    「225/40R18」と「205/55R16」では扁平率が15%も違いますので、16インチの方が乗り心地がいいと思います。
    値段的にもタイヤサイズが小さい方が安いので、冬はインチダウンをしてみてもいいかもしれませんね。

     

    また、ホイールサイズは これまでのカローラは「4穴 PCD100」のサイズ設定でしたが、
    カローラスポーツは「5穴 PCD100」というサイズとなります。※これはプリウスと同じサイズです。

    プリウス用のスタッドレスタイヤ&ホイールセットですが、手頃な値段でカッコイイデザインのホイールは
    毎年けっこう早めに品切れになったりしますので、カローラスポーツ用のスタッドレスタイヤ&ホイールセットの
    購入を検討されている方はちょっと早めに探してみてくださいね。

    ベストライターチーム

    作成者: ベストライターチーム

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