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    タイヤの窒素補充はどこで入れる?頻度は?金額は?

    タイヤの窒素補充はどこで入れる?頻度は?金額は?

    最近、タイヤを買った時などに、
    「窒素ガスを充填しませんか?」
    「オプションで窒素にしませんか?」

    など、聞かれたことはないでしょうか。

    この窒素ガスというのは、タイヤ屋さんの店員のほぼ皆さんが、
    空気を入れるよりもメリットがあると考えております。

    「でもさぁ、それ入れたところで、何も変わんないんじゃないの?」
    「それって、結局オプション売ったら自分の評価上がるからおすすめしてるんじゃないの?」

    残念ながら、うちの会社では、そういうもので評価が上がる会社ではございません(爆)
    まぁ、それは置いておいて、、(お願いだから偉い人の検閲に引っかかりませんように)

    完全に、僕たちタイヤ屋さんの店員は、「本当におすすめだから」おすすめしております。

    空気よりも窒素ガスをおすすめする4つのメリット

    まず、窒素ガスとは?と思っている方もいらっしゃると思いますので、こちらの説明から。

    1772年に、ダニエル・ラザフォードが noxious air(有毒空気)と名付けた。その中に生物を入れると窒息して死んでしまうことにちなんでいる。
    空気の約78.08 %を占めるほか、アミノ酸をはじめとする多くの生体物質中に含まれており、地球のほぼすべての生物にとって必須の元素である。

    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

    窒素のことを難しくいうと、上記のような説明となります。

    これを[タイヤと空気圧]に関係あるように、分かりやすくいうと、

    「空気よりも気体がゴム(タイヤ)を通り抜けにくく、発火もしずらく、酸化もしずらい気体」

    はい、もう一度言います。

    《空気よりも気体がゴム(タイヤ)を通り抜けにくく、発火もしずらく、酸化もしずらい気体》

    分かりやすく窒素を説明すると、こんな感じになります。

    そんな「空気よりも気体がゴム(タイヤ)を通り抜けにくく、発火もしずらく、酸化もしずらい気体」には、
    一体どんなメリットがあるのか。そして、デメリットはなんなのか。
    詳しく説明させていただきます。

    1. 空気圧の減少を抑える
    2. 発火しにくい
    3. 酸化しにくい
    4. ロードノイズの減少(小)
    5. 操縦の安定性向上と燃費向上

    メリット1【空気圧の減少を抑える】

    上記で、窒素を説明した時に、「空気よりも気体がゴム(タイヤ)を通り抜けにくい」という話をしました。
    タイヤを買っていただいたときには、1ヶ月に一度くらいのペースで空気圧の確認してくださいね。と一応口頭でお伝えはしているのですが、
    自分を含めてそんなに空気圧の点検ってしませんよね?空気圧点検をしないで、もし、空気圧が下がってた場合、偏摩耗や、パンク・バーストの可能性が高くなる、ハイドロプレーニング現象が起きやすくなるといったデメリットがあるんです。

    しかし、この窒素ガスは、空気と比べると、約3倍程度、ゴム分子を透過しないのです。超簡単にいうと空気の3倍空気が抜けないんです。

    点検をしなくていいとは絶対に言えませんが、車のことがよく分からない方・興味がない方にも安心してお車に乗って運転していただけるのではないでしょうか?

    メリット2【発火しにくい】

    もし、事故に遭遇してしまった場合・巻き込まれた場合・起こしてしまった場合にどこかから火が出てしまった。炎上してしまった。
    その時に、普通の空気では、酸素が含まれていますので、火が燃えるのを手助けしてしまいます。
    ですが、窒素ガスは、不燃性のため、被害を小さくする可能性があります。
    余談ではありますが、レース用の車や、飛行機に窒素ガスが使われているのは、この性質が大きいのかもしれません。

    メリット3【酸化しにくい】

    空気というのは、酸素も、もちろん入っています。
    タイヤはゴム製品。もちろん劣化しますし、ホイールも金属製ですので、酸化・腐食します。
    そして、意外と知らない方が多い、ゴムバルブも劣化します。
    (→ゴムバルブについては、改めて記事を書きますのでそちらをご覧くださいませ)
    ですが、窒素ガスは、通常の空気と比べ、酸素量・そして水分量が少なくなります。
    タイヤのゴム劣化を少なくし、ホイールの腐食なども減らせます。よって、長持ちさせる効果もあるんです。

    メリット4【ロードノイズの減少(小)】

    普通の空気と比べ、窒素ガスは、音の伝達率が低いそうです。なので、乗り心地や、ロードノイズが少なくなることがあるようです。

    メリット5【操縦の安定性向上と燃費向上】

    空気の充填と比較するとタイヤのゴムに対して拡散が遅いため、安定した走行ができ、操縦安定性が向上します。
    また、空気圧を保ち走行できるため燃費向上が見込めます。

    以上5つのメリットでした。
    次にデメリットについてです。

    窒素ガスを補充するデメリット

    1. 追加料金がかかる
    2. メリットは限定的

    デメリット1【追加料金がかかる】

    僕、個人的な意見としては、デメリットは、この【追加料金がかかる】以外ないのではないかと思っております。
    ちなみに、弊社の場合、オプションで2,200円(一台分)の追加料金となります。

    窒素は空気中の約8割を占めています。そのため、通常空気でもほとんどが窒素であるとも言えるということです。

    つまり、残り2割の窒素充填に2,200円ほどの費用がかかるということでもあります。
    「2割の違いなら気にならない」という方であれば余計な出費であるとも言えます。

    「なんで通常の空気中に約80%も入ってるのに20%のためにお金を追加で出さなければいけないの?」と思ってしまう方は、普通に空気でいいと思います。

    この記事を見ていて、少しでも、安全面などで、「いいなぁ」と思っていただいた方、ぜひご検討ください。

    デメリット2【メリットは限定的】

    先程挙げた5点のメリットは科学的にも証明されていてることですが、実際の走行で違いを大きく実感はできないかも知れません。

    日頃から空気圧点検をキッチリ行っている場合は空気圧が低い状態にもならないので、燃費の向上もそこまで見込めないとも言えます。

    窒素ガスの補充の頻度・料金は?

    窒素ガス補充は店舗により異なります。

    相場は1本で500円前後、4本で約2,000円前後かかります。

    また、満タン補充後も、4〜5ヵ月に一度は窒素ガスの補充が必要です。

    ランニングコストは掛かってしまいますが、タイヤワールド館では窒素ガスの補充は550円(税込)で行っています。

    メニュー 価格
    窒素ガス充填(新規) 2,200円(税込)
    窒素ガス補充 550円(税込)

    タイヤの窒素ガスはどこで入れる?

    窒素ガスは、取り扱いのあるガソリンスタンドやカー用品店、タイヤショップなどで補充することができます。

    店舗 種別 新規(1本) 補充(1本)
    オートバックス カー用品店 税込550円~ 税込550円~
    イエローハット カー用品店 税込550円*~ 税込550円*~
    ジェームス カー用品店 税込550円~ 税込550円~
    エネオス ガソリンスタンド 税込550円*~ 税込550円*~

    *店舗によって異なります。
    ※ガソリンスタンドは取り扱いのない店舗も多いようです。

    まとめ

    空気と比べて圧の減り具合や安全性を始め、メリットがある窒素ガス。
    デメリットも受け止め効果を実感するにはやはり一度試してみることが重要であると思います。
    タイヤの買い替えやさらなる安全性や耐久性の向上を目指して一度検討してみてはいかかでしょうか。