カテゴリー
columns インチアップ コンパクトカー

タイヤホイールのインチアップについて コンパクトカー編

皆さん、こんにちはタイヤワールド館ベストです。
今回も絶対失敗しないインチアップの方法を紹介します。今回はコンパクトカー編です。
まず世の中のコンパクトカー事情ですが、2014年~2015年の集計で新車販売台数が上位10車種で約90万台。
その内1位のアクアが24万台、2位のフィットが20万台、3位のノートが10万台と、アクアとフィットでコンパクトカーの新車市場の約半分を占めています。今回はこのアクアとフィットを中心に考えてみましょう。
まず絶対失敗しないインチアップの方法をおさらいします。

絶対失敗しないインチアップの方法の定義

その車種の最高グレードまたは特別仕様車、純正オプションで設定のあるサイズを
お手本にインチアップすれば、無理なく車をかっこよくすることが出来る!!

なぜこの様な提案をするかというと、無理なインチアップや無理なタイヤサイズ、ホイールサイズで装着すると、いろいろなところに支障が出てきます。 タイヤがはみ出していたり、フェンダーに当たったりと、もちろん車検も通らない仕様にもなりがちですので、お巡りさんにも捕まってしまいます。適正なサイズでないとタイヤとフェンダーの隙間が開き過ぎすぎて格好悪く見えたり、直径の大きすぎるタイヤだと車高が上がって見えたりもします。せっかくインチアップするのであれば見た目も大事だと私は思います。純正サイズであれば車検も通りますし見た目もそこないません。ですから純正のタイヤサイズ、ホイールサイズをお手本にして頂きたいのです。

【アクアの場合】
それでは、アクアの純正サイズをご紹介していきます。
165/70R14・175/65R15 この2種類は一般的なアクアの純正サイズです。
175/60R16 こちらはXアーバンの純正装着サイズです。
195/45R17 そしてこれがG’sの純正装着サイズです。

column160408-01

上記の写真がアクアG’sです。
純正タイヤサイズが 195/45R17 81W ホイールサイズが 17インチ 6.5J インセット41 です。
RK通信社のマッチングガイド2016によりますと195/45R17で6.5Jの対応インセットが41~39・7Jですとインセット40~38になっていますが、38でフェンダーの折り返しに注意、40でハンドルフルロック時インナーフェンダー干渉に注意と7Jにすると支障が出てきますのでやはり純正ホイールサイズに近いホイールサイズをお選びになる事をお勧めいたします。
現在販売している社外ホイールは17インチであれば6.5Jの設定のある物も増えてきておりますので選びやすいと思います。逆にこれ以上大きいホイールサイズ(18インチ以上)は4穴のホイールも少ないですし6.5Jの設定もありませんので、装着している方もいらっしゃいますが現実的ではありません。17インチでも十分ホイールが大きく見えますしかっこいいと思います。17インチがアクアの1番のおススメサイズですね。
ちなみに16インチの純正サイズデータは純正タイヤサイズが 175/60R16 82H ホイールサイズが 16インチ 6J インセット45 です。 RK通信社のマッチングガイド2016によりますと175/60R16で6Jの対応インセットが45~35・6.5Jの対応インセットが41~39になっています。

【フィットの場合】
次に、フィットの純正サイズをご紹介していきます。
175/70R14・185/60R15 この2種類は一般的なフィットの純正サイズです。
185/55R16 こちらはRSの純正装着サイズです。
205/40R17 そしてこれが無限の純正装着サイズです。

column160408-02

上記の写真が無限フィットです。
純正タイヤサイズが 205/40R17 84W ホイールサイズが 17インチ 7J インセット55 です。
RK通信社のマッチングガイド2016によりますと195/45R17で7Jの対応インセットが55~50になっていますが、50でフェンダーの折り返し・突出に注意になっております。また195/45R17のタイヤサイズでも装着は可能ですが、ロードインデックスが小さいものを装着しますと車検が通らなくなりますのでやはり純正タイヤサイズ・ホイールサイズと同じものをお選びになる事をお勧めいたします。
やはりこちらもこれ以上大きいホイールサイズ(18インチ以上)は4穴のホイールも少ないので、装着している方もいらっしゃいますが現実的ではありません。17インチでも十分ホイールが大きく見えますしかっこいいと思います。
ちなみに16インチの純正サイズデータは純正タイヤサイズが 185/55R16 83V ホイールサイズが 16インチ 6J インセット53 です。
RK通信社のマッチングガイド2016によりますと185/55R16で6Jの対応インセットが53~48・6.5Jの対応インセットが51~45になっています。45でフェンダーの折り返し・突出に注意になっております。また1300ccのフィットは17インチの装着が出来ますがフェンダーからの突出の可能性がある為、フィット全体でいいますとこちらのサイズの方が1番のおススメサイズになります。

無理なく安全にかっこよくインチアップして、カーライフを満喫しましょう。

カテゴリー
columns スタッドレスタイヤ プリウス

プリウス用スタッドレスタイヤ(195/65R15)の性能・価格比較

皆さん、こんにちはタイヤワールド館ベストです。
今回は、プリウス用スタッドレスタイヤ(195/65R15)の性能と価格面から見た比較をしてみたいと思います。
プリウス用とはしていますが、他の車種の参考にもなると思います。
まず、当店で販売している売れ筋でオススメのスタッドレスタイヤ4種類をチョイスして、
特徴や性能の評価を見比べていきます。

【ブリヂストン/ブリザック VRX】
ブリザック史上最高性能を誇る。アクティブ発砲ゴムが効く!!
「ブリザック」技術の集大成では、「アクティブ発泡ゴム」「新非対称パターン」「新非対称サイド形状」の
3つの新技術を採用。
「BLIZZAK REVO GZ」と比較して、氷上ブレーキ、ウェットブレーキ、転がり抵抗でいずれも10%の短縮を実現しています。

性能5段階評価
氷上性能    5
雪上性能    5
ドライ性能   5
ウエット性能  4
寿命      4
ネット参考価格 2

【ブリヂストン/ブリザック レボGZ】
伝統の左右非対称パターン採用。アイス性能の飛躍的向上を考えたスタッドレスタイヤ!!
氷上性能が期待できる「レボ発泡ゴムGZ」、様々な冬道での性能向上を果す「非対称パターン」、
「Playz」や「REGNO」にも採用されたふらつきを抑え直進安定性を向上させる「非対称形状」など、
先進技術満載で更なる進化を遂げました。

性能5段階評価
氷上性能    4
雪上性能    5
ドライ性能   4
ウエット性能  4
寿命      4
ネット参考価格 3

【ダンロップ/ウインターマックス WM01】
ダンロップ史上、氷上性能がMAXX。ナノ領域で氷の凹凸に対応するスタッドレスタイヤ!!
独自技術「ミウラ折サイプ」のサイプ幅を従来品より25%細くしサイプ数増加でエッジ部が22%アップ。
路面への引っ掻き効果を高め氷上ブレーキ性能を向上させている。
従来品「DSX-2」と比較して氷上ブレーキ性能は11%向上。
タイヤの寿命は驚異の150%アップを実現しました。

性能5段階評価
氷上性能    5
雪上性能    5
ドライ性能   4
ウエット性能  4
寿命      4
ネット参考価格 3

【ダンロップ/DSX-2】
独自のニューコンパウンドを採用、ベーシックスタッドレスタイヤ!!
コンパウンドが密かに進化していた。新たなコンパウンドは凍結した路面で強力なブレーキング性能を発揮。
ハイスペックの「WINTER MAXX」に対して「DSX-2」はベーシックなスタッドレスタイヤを強調しています。

性能5段階評価
氷上性能    3
雪上性能    4
ドライ性能   3
ウエット性能  3
寿命      3
ネット参考価格 4

【スタッドレスタイヤ性能比較まとめ】

パターン VRX REVO GZ WM01 DSX-2
氷上性能 5 4 5 3
雪上性能 5 5 5 4
ドライ性能 5 4 4 3
ウエット性能 4 4 4 3
寿命 4 4 4 3
ネット参考価格 2 3 3 4
当店販売価格 \73,500~ \63,500~ \61,800~ \45,800~

※当店販売価格のホイールは最安商品を例としています。

【氷上性能・雪上性能】
ブリヂストン・ダンロップ共に現行最新型のVRXとウインターマックスが最高評価の5!!
レボGZとDSX-2がそれに続く形になっています。
氷上性能・雪上性能はスタッドレスタイヤにとって1番大事な性能です。
VRXとウインターマックスですと最高のパフォーマンスを発揮してくれると思います。
レボGZとDSX-2は最高性能にはやや劣るといった感じでしょうか。

【ドライ性能・ウエット性能】
VRXのみドライ性能5、VRXのウエット性能とレボGZとウインターマックスのドライ性能・ウエット性能は
共に4になります。スタッドレスタイヤにとって1番大事な性能ではありませんが、冬の間ずっと雪の上もしくは
氷の上を走るとは限りません。もちろんそういう地区もありますが、 大抵の方はスタッドレスタイヤを履いている間の、
半分以上、もしくは80%位を通常の道路の上を走行すると思います。
そういった環境面でもスタッドレスタイヤのドライ性能とウエット性能はタイヤメーカーも見直し改善されています。
数字の上には出ていませんが、私が装着して走行した感想は、VRXとウインターマックスではVRXには
スタッドレスタイヤ特有のタイヤのたわみといいますか、クニャッとする様な腰砕け感を感じました。
ウインターマックスにはそれがあまり感じられず、夏タイヤとあまり変わらない操縦性でした。

【寿命】
VRX・レボGZ・ウインターマックス共に4、DSX-2が3という評価ですが、昨年、メーカーの試乗会に行って乗り比べをした際、舗装路の走行を丸2日した VRXとウインターマックスを見ました。
VRXはかなり減っていましたが、ウインターマックスはほとんど減っていませんでした。
私は3年前にVRXを購入し装着していました。もちろん効きは良かったのですが、わずか2年で摩耗してしまい、
昨年ウインターマックスを購入しました。効きも満足ですが、タイヤがあまり摩耗しておらずあと3年は使えそうです。
寿命がDSX-2の1.5倍という売り文句は伊達じゃないと思います。

【まとめ】
ダンロップ「WINTER MAXX」のロングライフに注目してます。
元々主張が高い性能のひとつながら今シーズンはより強調しています。
従来品「DSX-2」との比較では1.5倍だというからもう1シーズン使えることになります。
根拠となるデータは磨耗試験結果として公表しています。
試験距離8,080kmを2台の車両で交換しながら走行。推定ライフ指数は「DSX-2」が100に対して
「WINTER MAXX」は148で約1.5倍。よって磨耗に強い「WINTER MAXX」は早期装着を勧めています。
ダンロップではこんな調査をしています。サンプル数は1,400、スタッドレス装着の早め派(早期装着をしていると思う人)と遅め派(早期装着をしていると思わない人)に聞きました。
毎年交換する時期を決めている 早め派65% vs.遅め派20%
来年は早めに交換したい 早め派98% vs.遅め派44%
更に早め派になぜ早めに交換しているのか→73%が安心して運転できるから
では遅め派になぜ遅めに交換しているのか→74%がタイヤが磨耗してもったいない
「WINTER MAXX」の磨耗に強い性能は、早めに交換しても大丈夫という事です。
この実現は「ナノフィットゴム」と「MAXXシャープエッジ」の2つの技術によるところが大きいと思います。
「ナノフィットゴム」は新材料開発技術「4D NANO DESIGN」により開発されました。
ナノ領域での柔軟性とマクロ領域での剛性を両立することに成功。
ゴムは高密度シリカの強い繋がりによって剛性を実現、ブロックの倒れこみを抑制します。
また「MAXXシャープエッジ」もブロックの倒れ込みを抑え接地面積の拡大に貢献しています。
進化したミウラ折リサイプを採用、これ従来よりもサイプ幅を25%細くし数を拡大、剛性強化が図られました。
双方が目指すブロックの倒れ込み抑制は均等磨耗が期待されます。偏磨耗や片減りなどは寿命減の最大理由となります。
これを抑制することで長く性能維持が図られる、ということではないでしょうか。

結果、私のオススメとしては、予算に余裕のある方はVRXを!!
ブリヂストンにしたいけど予算がな・・・という方にはGZを。
長く使いたいし、効きもいいものが履きたい。でもVRXは高いし…。
そんな方にはウインターマックスがオススメです!!
そして早めに履いてください!!雪が降ってからあわてなくて済みます。
そして価格重視の方はDSX-2をオススメします。
冬が、雪の降る季節がもうそこまで近づいています。皆さんのご検討の材料になれたらと思います。

↓↓↓タイヤワールド館ベストがおすすめするスタッドレスタイヤホイールセット特集↓↓↓

best_official_gz

best_official_gt