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    アジアンタイヤはなぜ安い?メリット・デメリットと疑問を徹底解説

    最終更新日 2024年10月8日

    タイヤを安く購入したいけれど、「あまりにも安いタイヤだと心配…」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

    日本製のタイヤよりも安いアジアンタイヤが気になっていても、あまり良い印象がもてず、不安を感じている人もいるはずです。

    本記事では、アジアンタイヤの特徴を解説します。メリットやデメリットを知ることで、自分のカーライフに合っているかを判断できるでしょう。

    オススメのアジアンタイヤもあわせてご紹介します。タイヤの費用を安く抑えたい人や、アジアンタイヤの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

    アジアンタイヤとは

    アジアンタイヤとは

    アジアンタイヤとは、中国、韓国、タイ、インドネシアなどのアジア諸国で製造されているタイヤのことです。日本もアジアの1つですが、日本製のタイヤはアジアンタイヤには入っていません。

    アジアンタイヤといえば「安いが粗悪品が多い」とマイナスなイメージがあるかもしれませんが、近年では品質も向上し、日本の新車に使用される例もでてきました。

    また、世界各国で行われるレースに参戦し、そこで得られた技術や知見を市販のタイヤにも活かしています。

    現在のアジアンタイヤは、国内での人気はもちろん、世界的にも注目されているタイヤです。

    アジアンタイヤはやばい?価格が安い理由

    アジアンタイヤはやばい?価格が安い理由

    アジアンタイヤの価格が安いのは、製造コストが低いからです。日本に比べるとアジア諸国は原材料費や人件費が安く、低価格でタイヤの製造が可能です。

    タイヤを作るときに必要なゴムは、タイやインドネシアなどで手に入ります。工場までの距離が短く、運搬費が抑えられます。日本よりも人件費がかからないことも理由の1つです。

    しかし、安いからといって必ずしも劣っているわけではありません。近年のアジアンタイヤは技術力が向上し、品質も良くなってきています。

    他国の技術者がアジアンタイヤのメーカーに移ったり、モータースポーツでのノウハウを活かしたりと、性能が着実に上がってきています。

    アジアンタイヤは、他のメーカーにも引けを取らないくらい、技術力や性能が増している注目のタイヤです。

    アジアンタイヤのメリット・デメリット

    アジアンタイヤのメリット・デメリット

    以前に比べて格段に良くなったといわれるアジアンタイヤですが、良い面もあれば悪い面もあります。しっかりと理解したうえでタイヤを選ぶようにしましょう。

    この章では、アジアンタイヤのメリットとデメリットを解説します。

    アジアンタイヤのメリット

    アジアンタイヤのメリットは、なんといっても安いことです。日本のメーカーと比べると、半額ほどで手に入る商品もあります。

    ただ安いだけでなく、世界的にも高いシェア率を誇ります。

    2021年世界のタイヤ市場シェア(売上高ベース)では、HANKOOK、中策ゴム(ZC Rubber)、正新ゴム(MAXXIS)など、トップ10に3社のアジアンタイヤメーカーが食い込むほどの人気です。

    2021年世界のアジアンタイヤシェア(売上高ベース)

    ※参考資料 ブリヂストンデータ2022

    世界でも多くシェアされているタイヤが、安価な値段で購入できます。

    アジアンタイヤのデメリット

    デメリットは、国産のタイヤに比べると性能がやや劣ることです。

    技術力や品質は以前に比べて大幅にレベルアップしましたが、乗り心地やグリップ力、ロードノイズなど、繊細な部分は及ばない点もあります。

    また、あまり馴染みがなく、口コミなどの情報が少ないこともデメリットです。実際に使用してみた感想が少ないと、どうしても不安になってしまいます。

    しかし、性能にこだわりがなければ問題はないでしょう。口コミや情報も、世界のシェア率をふまえてもこれから徐々に増えていくはずです。

    現時点では、そこまで大きなデメリットとは考えにくいでしょう。

    オススメ!アジアンタイヤ5選

    オススメ!アジアンタイヤ5選

    魅力的なアジアンタイヤのオススメメーカーを5つご紹介します。

    1. HANKOOK(ハンコック)
    2. NANKANG(ナンカン)
    3. ZEETEX(ジーテックス)
    4. KENDA(ケンダ)
    5. NEXEN(ネクセン)

    1つずつ解説します。

    HANKOOK(ハンコック)/韓国

    HANKOOK(ハンコック)/韓国

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    ハンコックは、1941年に設立された韓国初の自動車タイヤメーカーです。世界でのシェア率が7位にランクインするなど知名度も高く、日本の新車にも供給されています

    国産車だけでなく、Audi、BMW、Mercedes-Benz など、有名な自動車メーカーにもタイヤを供給する人気メーカーです。

    オススメは「Ventus Prime4」です。ぬれた路面でのブレーキング性能やロードノイズの低減など、安定したパフォーマンスが期待できます。

    NANKANG(ナンカン)/台湾

    NANKANG(ナンカン)/台湾

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    ナンカンは、1959年に設立された台湾ではじめてのタイヤメーカーです。世界180か国以上でタイヤを販売し、さまざまな認証を得るなど国際的にも高く評価されています。

    発展初期には、横浜ゴム株式会社と技術提供契約を結んでいたこともあるそうです。

    オススメは「NS-20」です。タイヤの摩耗を抑え、ぬれた路面での操舵性が優れています。

    ZEETEX(ジーテックス)/ドバイ

    ZEETEX(ジーテックス)/ドバイ

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    ジーテックスは、ドバイに本社をおくZAFCOが2005年に設立しました。タイヤの製造はもちろん、バッテリーや潤滑油など自動車部品も取り扱うブランドです。

    オススメは「HP2000 vfm」です。静粛性に優れたタイヤで、走行中の車内の快適さを重視しています。

    KENDA(ケンダ)/台湾

    KENDA(ケンダ)/台湾

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    ケンダは、1962年に設立された台湾のタイヤメーカーです。もともとは自転車用のタイヤメーカーでしたが、バイクやトレーラーにも進出し、2001年に乗用車のタイヤまで展開しました。

    現在では、世界150か国以上で販売しています。

    オススメは「KR203」です。燃費性能が良いエコタイヤで、街乗りや通勤に適しています。グリップ力や摩耗性能との両立を考え、バランスのとれた設計です。

    NEXEN(ネクセン)/韓国

    NEXEN(ネクセン)/韓国

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    ネクセンは、1942年に創業した韓国のタイヤメーカーです。1987年にミシュランと、1991年には日本のオーツタイヤ(現・ファルケンタイヤ)と技術提携を行い、技術や知見を得ました。

    ポルシェや VOLKSWAGEN など、タイヤの性能を重要視するドイツメーカーで新車のタイヤに選ばれています。

    オススメは「Nblue HD Plus」です。走行に必要な性能をかね備えた低燃費タイヤで、ブレーキ性能や操舵力を向上させています。

    アジアンタイヤはこんな人におすすめ

    アジアンタイヤはこんな人におすすめ

    アジアンタイヤは、以下のような人にオススメです。

    ● とにかく安く購入したい人
    ● 2年で買い替えを考えている人
    ● スポーツ走行をする人

    それぞれ解説します。

    とにかく安く購入したい人

    アジアンタイヤは、価格重視の人に向いています。タイヤの性能にこだわりがなく、必要最低限の品質で、できるだけ安く購入したい人にオススメです。

    アジアンタイヤなら半額以下で購入できるものもあるので、タイヤの費用を抑えられます。

    国産メーカーに比べると性能はやや劣るものの、大手のカー用品店やタイヤ専門店で販売されているものは、普通に走行する分には問題ないでしょう。

    2年で買い替えを考えている人

    2年以内に車の買い替えを考えている人にもおすすめです。

    たとえば、「タイヤの溝が少なく1か月後の車検には通らないけれど、すぐに車を買い替える」のような場合です。

    長く使用する予定がなく、取り急ぎタイヤが必要なときは、アジアンタイヤを選ぶと良いでしょう。

    スポーツ走行をする人

    アジアンタイヤはスポーツ走行をする人にもオススメです。走行会やレースへ頻繁に参加する人は、タイヤの減りも早く交換頻度も高くなります。1〜3か月で交換する人も少なくないでしょう。

    アジアンタイヤを使用することで、さまざまな種類のタイヤを試せたり、タイヤにかかる費用を抑えられたりするメリットがあります。

    乗用車用のタイヤよりは少し値段は高くなりますが、国産のスポーツタイヤよりは安く購入できるので、短期間でタイヤを交換するスポーツ走行に向いています。

    アジアンタイヤ購入時の注意点

    アジアンタイヤ購入時の注意点

    安く手に入り、以前と比べたら品質も良くなったといわれるアジアンタイヤですが、購入するときに気をつけるポイントがあります。

    ● 大手のカー用品店、タイヤ専門店から購入する
    ● 国内に販売代理店がある
    ● 自動車メーカーが新車に選んでいる

    大手のカー用品店やタイヤ専門店は、タイヤを取り扱うときに本国や生産国まで足を運び、工場を視察して交渉するケースがほとんどです。テストも行い、性能や安全性が保たれているかを確認してから輸入しています。

    大手の量販店が取り扱うアジアンタイヤを選べば、まず問題ないでしょう。

    国内に販売店があると、生産体制や管理体制がしっかりしている場合が多いです。アフターフォローが期待できると安心感があります。

    また、自動車メーカーの新車に選ばれるアジアンタイヤは、高い走行基準のテストをクリアした品質と、安定して供給できる体制が整っているメーカーのタイヤだということです。

    新車に装着されているアジアンタイヤなら、不安を感じることも少ないでしょう。

    聞いたことのないメーカーや、個人で作られたもの、日本にホームページがないタイヤメーカーからの購入は、あまりオススメできません。

    アジアンタイヤのよくある質問

    アジアンタイヤのよくある質問

    アジアンタイヤのよくある質問をまとめました。購入を迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    1. 安全性に問題はありませんか?
    2. 性能は劣りますか?
    3. 日本製のタイヤと比べてどのくらい安いのですか?
    4. スタッドレスタイヤもありますか?
    5. アジアンタイヤの空気圧は純正と同じですか?

    順番に解説します。

    1. 安全性に問題はありませんか?

    大手のカー用品店やタイヤ専門店が販売しているものや、新車に装着事例があるものなら、問題ないでしょう。街乗りや通勤などに使用するには十分です。

    現にハンコックは、BMW、Ford、国内ではTOYOTAの新車装着タイヤとして採用されています。

    ハンコックだけでなく、ネクセンはポルシェや VOLKSWAGEN など、タイヤに厳しいドイツメーカーの新車に装着されるほど信頼性があります。

    世界的に見ても、安全性が高く評価されているタイヤです。

    しかし、悪路を走行することが多いなど、負荷がかかる環境で使用するのなら日本製のほうが安心でしょう。

    2. 性能は劣りますか?

    メーカーにもよりますが、日本のタイヤと比較するとやや劣る印象です。細かい性能にこだわりがある人には、あまり向かないでしょう。

    しかし、アジアンタイヤは年々性能が良くなってきています。モータースポーツに参戦して得られた知見を市販のタイヤに活かすなど、格段に技術力は上がっています。

    日本の高級タイヤと比べると若干見劣りする部分もありますが、普通に走行するのには十分な性能です。

    3. 日本製のタイヤと比べてどのくらい安いのですか?

    日本製のタイヤと、アジアンタイヤの価格を比較してみました。

    タイヤのサイズを「155/65R14」 で比べてみると、以下のような金額差があります。

    タイヤメーカー ブランド名 金額(1本分)
    ブリヂストン ECOPIA NH200C 12,700円
    ヨコハマ BLUE EARTH AE-01 7,400円
    ハンコック KINERGY ECO2 4,500円

    ※参照 タイヤワールド館ベスト(2024年5月14日現在)

    アジアンタイヤがかなり安いことがわかります。タイヤの価格を重視する人は、アジアンタイヤを選ぶと費用を抑えられます。

    4. スタッドレスタイヤもありますか?

    アジアンタイヤにはスタッドレスタイヤもあります。国産のスタッドレスタイヤよりも安価な値段で購入できます。

    滅多に雪の降らない地域なら、選択肢の1つとして検討するのもいいかもしれません。

    しかし、豪雪地域に住んでいる人や、悪路走行が多いのなら、日本製のスタッドレスタイヤを選んだ方が安心でしょう。

    5. アジアンタイヤの空気圧は純正と同じですか?

    アジアンタイヤの空気圧は、純正の指定空気圧と同じではありません。
    これは、日本製のタイヤとは規格が異なるためです。

    ● 日本製→JATMA規格
    ● アジアンタイヤ→ETRTO規格

    ※ETRTO規格には、スタンダード(STD)規格とエクストラロード(XL)規格の2種類があります。

    一般的に、アジアンタイヤを使用するときは日本製の純正タイヤの指定空気圧よりも高めに設定する必要があります。

    車とタイヤに合った適正な空気圧で使用するようにしてください。

    ETRTO規格にはスタンダード(STD)規格とエクストラロード(XL)規格の2種類ある

    ※参考:ブリヂストン空気圧別負荷能力対応表

    アジアンタイヤの購入もタイヤワールド館ベストへおまかせ

    アジアンタイヤの購入もタイヤワールド館ベストへおまかせ

    アジアンタイヤは、価格の安さや以前のイメージからあまり良い印象をもつ人は少ないかもしれません。

    しかし、近年は自動車メーカーが新車のタイヤに装着したり、モータースポーツで頭角を現わしたりと、品質もかなり向上してきました。

    タイヤの費用を少しでも安くしたい人にはオススメのタイヤです。

    タイヤワールド館ベストでも、アジアンタイヤを取り扱っております。タイヤの購入を検討している人は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

    ベストライターチーム

    作成者: ベストライターチーム

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