最終更新日 2022年10月6日
- インチアップとは?
- インチアップのコツ
- 1.タイヤの外径はほぼ同じものを選択する。
- 2.タイヤ幅は車体との接触やはみ出し装着にならないものを選ぶ。
- 3.ロードインデックス値(荷重指数)を同等以上になるようにする。
- 絶対失敗しないインチアップの方法
こんにちは。タイヤワールド館ベストです。
さて、愛車をカッコよくしたい!と考えたときに取りかかりやすいのが、
ホイールですよね♪
そして、せっかくホイール付のタイヤを買うなら、
インチアップにも挑戦してみませんか?
インチアップとは?
インチアップとは、タイヤの外径を変えずに偏平率を下げ、リム径を大きくすることを言います。
メリットは、まずは、見た目がカッコ良くなること!また、グリップ性能、運動性能の向上も期待できます。
一方デメリットとして、燃費や乗り心地が悪くなる場合もあるので、無理なインチアップは禁物です。
インチアップのコツ
1.タイヤの外径はほぼ同じものを選択する。
タイヤの外径が変わってしまうようなインチアップをすると、 タイヤが車体へ接触する可能性があります。
また、タイヤの円周の長さが変わってしまうため、 スピードメーターの誤差が起こる原因となってしまいます。
2.タイヤ幅は車体との接触やはみ出し装着にならないものを選ぶ。
タイヤ幅は車体との接触やはみ出し装着にならないものを選ぶ。
はみ出し装着は法律上でも違反となり、走行上も大変危険です。
3.ロードインデックス値(荷重指数)を同等以上になるようにする。
タイヤはサイズごとに支えられる重さ(負荷能力)が規格で定められています。この負荷能力はロードインデックス(LI)という指数でタイヤに示されています。インチアップするサイズの負荷能力が、標準タイヤの負荷能力を下回らないようご注意ください。
‥なかなか初心者には難しいですね。
絶対失敗しないインチアップの方法
そこで、当店がオススメする絶対失敗しないインチアップ方法がこちら!
その車種の最高グレードまたは特別仕様車、純正オプションで設定のあるサイズをお手本にインチアップする。
これなら、メーカーのホームページなどに載っているのでカンタンですよね♪
サイズはOKとして、あとは空気圧のチェックです。
インチアップをすると、インチアップ前と比較してロードインデックスが下がってしまうことが多いです。
下がった負荷能力を補うために、次の計算式の分だけ空気圧を高くします。
(交換前サイズの荷重指数−交換後の荷重指数)×10kPa
例えば、195/65R15から205/50R17にインチアップした場合、(91-89=20kPa)を195/65R15の 指定空気圧よりも空気圧を高くします。(最大240kPaとなります)
ロードインデックスを下回ったままの走行は、バースト事故の原因にもなりますので、くれぐれも気をつけてください。
※空気圧は一カ月で0.3%ずつ抜けていってしまいます。タイヤの空気圧は大半が2.5%前後なので、そのうちの0.3%って結構大きいです!
カッコよく安全なインチアップをして、カーライフを楽しみましょう♪